洞爺湖町議会 平成28年6月会議 2016年6月13日
地方創生について
2016年6月13日、洞爺湖町議会の一般質問で、越前谷邦夫議員が「地方創生について」質問し、町長 真屋敏春、総務部長 伊藤里志、企画防災課長 鈴木清隆が答えました。
- 聞いた人
- 越前谷邦夫 議員
- 答えた人
- 町長 真屋敏春、総務部長 伊藤里志、企画防災課長 鈴木清隆
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 2番 越前谷邦夫
2番、越前谷でございます。これから通告いたしました順序によって、一般質問をさせていただきます。毎回、申し上げておりますが、一般質問というのは政策論争の機会であるわけでございますから、できるだけ理事者の見解を求めていきたいなと思いますが、若干各課長のほうからの答弁もいただくことがあろうかと思います。その点、ご理解をいただきたいと思うわけであります。今回、通告いたしまして、通告にも不備がございました。自分がわかっているから相手もわかっているだろうなというような内容の通告をさせていただきました。その点については、質問のところで、訂正方、お願い申し上げたいなと思いますが、最初に1点だけ、防災対策の3番の中で、マイスターとなっておりますが、これはマスターでございます。これは、通告はマスターになっておりますから、この辺も訂正方をお願い申し上げたいなと思います。それでは、まず最初に、地方創生について、理事者の見解を求めるわけでございます。地域再生法の一部を改正する法律(平成28年4月20日施行)に伴う洞爺湖町地域再生計画との連動を伺っていきたいなと思います。この法は、言うまでもなく地域再生法というのは、平成17年に制度化されておるわけでありますが、その中で、今回の通告の中で、1点目は地方創生推進交付金の創設と。それから、生涯活躍のまちの制度化、その前に地方創生応援税の創設と。これは今回、改正されたわけでございますから、その点について特に伺っておきたいなと思います。そこで、地方創生推進交付金の創設の後に、洞爺湖有珠山ジオパークを活用した観光づくりの事業を認められた背景というのは、この認められた背景の法律というのは、言うまでもなく地方創生加速化交付金のところで認められているわけでありますから、そういった通告に不備があったことをおわび申し上げながら、理事者の見解を求めるわけでございます。この、今度できた地方創生推進交付金の創設ということでございますが、先ほど申し上げましたが、地域創生加速化交付金というのは補助率が100%でございました。今回、この改正によって、推進交付金ということが創設されたわけでありますが、ここでは補助率は50%ということに相なるわけであります。この加速化交付金の中で、これは当然、広域連携ということで、1市3町でこういった事業を行っていきたいのでぜひ事業を認可してほしいという、そういう取り組みの中で決定されたようであります。私は、このジオパークを活用した観光地づくりということで、洞爺湖町においては7,400万円の補助があったわけでありますけれども、このジオパークで、本当に洞爺湖町のまちづくりの大きな核にこれからなっていくのかなということに対する、まず理事者の見解を求めておきたいなと思うわけであります。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
日本国内でジオパークが創設されたのは、ややもすると浅い、年数からいきましたら、まだまだ浅い年数なのかなというふうにも思っております。そんな中、今、正会員として日本国内にジオパークを、加盟している団体、私どもも1市3町で協議会をつくりまして、洞爺湖有珠山ジオパーク推進協議会、こういう団体が全国で39カ所あります。がしかし、どこの自治体も地域の活性化を目指してということで、ややもすると行政と学者の先生方が選考してできたものがそれぞれのジオパークなのかなと思います。今、そのジオパークをやはり地域に住んでいる方々が、自信と誇りを持って、自分たちはこの大地、このジオパークの地に住んでいるのだということをしっかり自覚し、そして、誇りを持って住んでいるというふうなものを、しっかりこれから確立していかなければならないのかなというふうにも思っております。たまたま、平成26年度補正予算、それで地方創生上乗せ交付金制度タイプ1、タイプ2というのがございましたけれども、タイプ2のほうについては、それぞれの自治体が単独で行う事業。そして、タイプ1のほうにおいては、その地域、地域で一つの目標に向かって、地域おこしをしていく。そういうものに私どもは手を上げさせていただきまして、26年度補正予算で、このジオパークを認めていただいた。今回も、27年度補正予算、これは繰り越しになるわけでございます。これも繰り越しになるわけでございますが、そこでもジオパークに関する予算、国のほうではたしか8億700万円程度、持っていたかなというふうに思います。この39の地域それぞれ、また今、準会員として、ジオパークをそれぞれ普及していこうという団体がまだまだ数多く出てきまして、そちらのほうも手を上げたように聞いておりますが。今回、私どもの地域が8億700万円程度の予算の中で1億9,400万円ほどいただいたということから、今まで継続してきたジオパーク、これを、さらに加速化を進めていかなければならないなというふうにも考えております。そのために昨年度実施させていただきました、いろいろなジオパークを取り巻く各種事業。そのほかに、まずは地域の方々にしっかりご理解をしていただかなければならない。地域の方々のご支援をいただいてこそ、実りあるジオパークになるのかなということから、いろいろな施策を講じてまいりました。その一つの例として、私どものまちは観光地でもございます。そんなことから、これは議会の承認をいただきまして、予算づけもさせていただいたわけでございますが、各ホテル、旅館さんのほうにジオパークコーナーを設けさせていただいて、来ていただいたお客様に各4カ国語の母国語を表示したそれぞれのパンフレットを置かせていただいた。さらには、お部屋のほうに、それぞれジオパークをご案内する、何ていうのでしょうか、一つのチラシみたいなものも、それぞれのお部屋のほうに配付していただいて、来ていただいた観光客の皆様にそのことを十分理解していただこうと。さらには、今、観光情報センターの2階にジオコーナーを設けさせていただきました。サミット記念館の横になりますけれども。今、そこは無料にして、誰でも自由に出入りができるような状況にした中で、来ていただいた観光客の皆様だけではなくて、地域の皆様にもそこに入っていただいて、見学していただき、当町のジオパークについて学ぶ場、こういうものも設置をさせていただいているところでございます。また、先ほど前段でお話しさせていただきました駅の交流センター。至るところにジオパークのご案内板を設置させていただきまして、とにかく町内でも人目につくところに多くのものを設置し、さらには、今、職員がそれぞれの施設に出向いて、洞爺湖有珠山ジオパークはこういう地域なのですよということを説明しに歩かせていただいている状況にございます。また、今、これからバス会社さん、あるいはタクシー会社さん。そちらのほうとも、今、連携をしながら、何とかガイドをできるようなもの、こちらのほうも、今、お願いをして歩かなければならないというふうに考えております。また、中島へ、汽船会社さんで、今、遊覧船を出していただいておりますけれども、こちらのほうにつきましても、訪れた観光客の方に、この洞爺湖有珠山ジオパークの特色、そして特徴、こういうものをぜひご紹介していただけるよう、今、お話し合いを進めているところでございます。以上です。
議員の質問 2番 越前谷邦夫
今、理事者のほうから、大体、登録の概略等々含めて、今、実際に町内で実施されておる事業であるとか歩みを答弁いただいたわけでありますが、もう一回ここでですね。自分の質問の中で、私は、非常にジオパークの推進化などは一生懸命努力しているのは十分理解しておりますし、あるいはまた、ガイドを行っている方々についても、汗を流してジオの重要性というものをガイドされていることには心から敬意を表したいなと思うわけでありますが、この洞爺湖周辺のジオパークが認定されたのは平成20年と。今日まで大体7年、8年ぐらいになるわけでありますが、どう、この間、変革をされてきたのか。というのは、私は余り、今、理事者も懸念をなさっているように、危惧をなさっておるように、住民の間でジオパークとは一体どういうことなのよと。これは観光産業を経営されている方々であるとか、あるいは観光産業で働いている方々は、ジオのあり方というのを十分理解されておるだろうけれども。一般の住民の方々に、ジオパークで洞爺湖町全体が大きく飛躍できるような、そういうまちづくりの一つの骨格であると言っても、理解されていないという。私はそういう受けとめ方をしております。ユネスコに認定されたから洞爺湖町は一体どうなるのよ。どのように住民の方々の生活、環境、福祉、医療等々含めて、どう変わっていくのよ。そういう質問をいただいたならば、私は非常に答弁に迷うところであります。これは、私だけかもわかりません。昨今の地方創生、地方創生と言っていながら、政府は、今、いろいろテレビ放映等々の中で、もう参議院選の選挙に向けて議論がされております。その議論は活発になっているわけでありますけれども、地方創生を含めた政策論争ではなくて、政党間の批判論争になっているというのが、私は非常に残念でならないのです。かつては、地方が元気にならなければ、日本の国そのものも沈没してしまうという、そういう命題を明らかにしながら、この地方創生というものに政府が力を入れるかに見えたわけであります。当然、地方を元気にするということは、私も大賛成であります。ところが、先ほど申し上げましたように、政府そのものの地方創生の熱が冷めてきているのではないかという、そんな気がしてならないのであります。したがって、私は何を申し上げたいのかというと、昨年の通常国会の中で、地方創生関連2法が成立いたしました。その中で、一方は地方分権一括法、2本目は改正地域再生法ということで、今、地域再生法のところで質問させていただいておるわけでありますけれども、その地方創生の中で、洞爺湖町はジオパークに力を取り入れていくのだと。そのことによって、洞爺湖町の大きな活性化にしたいのだという。その情熱は、私も買いますけれども。どうも地域の中に入ってみると、ジオパークでのまちづくりというのは、本当に今の状態の中でいいのだろうかなということが、私は考えさせられるのであります。皆さん、蛇という生物は知っているだろうと思います。蛇。これは、蛇は脱皮しないと生きられないのです。脱皮しないと。したがって、地方自治体も一つのやはり古い体質から脱却しながら、脱皮をした中で、やっぱりこれからまちづくりをしていかなければならない。そのためには、私はジオパークというのも非常に夢も希望もありますし、あるいはまた、子供たちの教育の資源になって、あると思いますけれども、どうもこういう法律を使ってジオパークでまちおこしをしていくのだ、そして、予算づけされたから、本当に洞爺湖町は大きく躍動するのだという、そういう状況下に私はないのではないかなと思っているのです。それというのも理事者、大変失礼、苦言を申し上げると思われるかもわかりませんけれども、苦言の一つになるのでしょうね。ツーデーマーチを捉えてみてください。ツーデーマーチ。このツーデーマーチのコースというのは、ほとんどジオパーク関連のコースです。ところが、ツーデーマーチに参加される方々というのは、年々減ってきているのです。本来ならば、ジオパークが認定されたならば、それによって参加者がどんどん、どんどんふえてくるという、そういう環境でなければならないと思うのですけれども、一番、そのジオパークで参加者がふえておったのは1992年です。第5回目ですよ。このときには、道外からも429名、来ておりまして、学校参加者も503名ということになっておるのですが、ここ七、八年の流れを見ると、20回で、2,139名。道外からの参加者は477名、学校数が4学校で381名。ところが、2015年。参加者は2日間で1万1,004名ですよ。道外からの方々は190名。(「1万ではなく1,000では」と発言する者あり)何、1万。あなた方、勉強しなさいって。千単位だよ。千ですよ。道外の参加者は190名。学校参加者も3学校で184名ということになって、本当はジオでまちおこししていくのだという大きな洞爺湖町の情熱があるとするならば、このツーデーマーチの参加者だってふえていかなければならない。そういう取り組みをしていかなければならないと思うのですよ。しかし、先ほど申し上げましたように、担当課は一生懸命努力しておりますよ。したがって、なぜ蛇のことを申し上げたかというと、ジオパークでまちづくりをしていこうとするならば、今の状態からひとつ脱却して、付加価値を高めるような事業展開をしていかなければ、私はジオパークでこの洞爺湖町が大きく飛躍していくということにはならないのではないかなという懸念を持っておりますけれども。もう昼の時間帯になってきていますから、理事者の見解を求めて、昼前の質問を終わらせていただきます。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
今、ご質問の中で、ツーデーマーチの例を挙げていただきました。確かにツーデーマーチは年々、参加者が激減、激減というよりも下がってきていると。それに加え、マラソンのほうは微増ではありますけれども、年々増加傾向にあると。そんな中、この間、つい最近ですけれども、福井県の若狭町で、日本マーチングリーグ協会の総会がございました。私も出席をさせていただきまして、今回、役員改選があったということから、20近くのいわゆる団体が参加しているわけでございますが、そこで、それぞれの団体が3日間、2日間、あるいは、いろいろなイベント、ツーデーマーチをやっております。マーチングリーグをやっております。見ていったら、私どものまちが一番少ない参加人数であったと。これで、大変申しわけないと、もう少し人数をふやす努力をしてまいりたいというお話をさせていただいたところでございます。北海道の地理的な問題、あるいは、マーチングリーグでの取り組む姿勢、これらが私ども、非常に肩身の狭い思いで参加をさせていただいたわけでございますけれども、非常に全国各地の同志からは、力強い言葉をいただいてきたところでございます。参加者は確かに少ないけれども、北海道ツーデーマーチは、それなりに一生懸命、頑張っていると。そして、これからもぜひ続けてほしいと。今回も、役職は元国土交通省の職員の方でおりましたけれども、堀野さんという方が再任をされました。副会長には東松山市、これは3日間でございますけれども、3日間で10万人を集める大会でございます。もう一人の副会長に私が推挙されて、また副会長の職に当たることになりました。いずれにしても、北海道のあの洞爺湖を全国各地から、またファンの方がたくさん来ているということを、私はその会議の中で、ある意味、皆様方に感謝を申し上げ、本当に誇りを持ってきたところでございます。また、今、議員がおっしゃられたジオパークについては、まだまだ一般町民の方に理解、これがなかなか浸透していないのではなかろうか。これはもう、ごもっともな話でございます。そんな中、今回、国のほうの10分の10という補助金をつけていただきました。それで、平成26年度補正予算では、今までやりたくてもできなかった部分、これらから、まず整備をしていこうということで、先ほど申しました内容等々について触れさせていただきました。今年度も、おかげさまで27年度補正予算ではございますけれども、非常に多くのお金をつけていただきました。国の施策等々については、私どもも、まだまだ先行き不透明なところはございますが、せっかくつけていただいた貴重な財源でございます。これを今年度においては、いろいろな意味で、ジオパークをこの洞爺湖周辺からPR、アピールをしていこうという事業に使わせていただきたい。これも、予算を通していただきましたけれども、その一つの例として、洞爺の水。これも一つのPRの材料につながってくるかなと。はたまた、今回、有望な泉源ができたということで、それを利用した大地の恵み・ジオ卵。これらも少し勉強しながら、今までは試行としてやらせていただいておりましたけれども、今年度から本格的にその事業に取り組んでまいりたい。そのためには、まず、その温泉卵をつくっている、そちらのほうで、しっかり、地域の皆さんとともに勉強する。そして、それが今度はどういうふうに販売ルートを持って販売されていくのか。そういうことも含めて検証しながら、私どものまちに合った大地の恵み・ジオ卵の販売、それにつなげていきたい。そういうこともいろいろ、今年度は、またやっていきたいなというふうに考えているところでございます。
議員の質問 2番 越前谷邦夫
質問に入る前に、謝罪と訂正をお願いしたいなと思います。先ほど一般質問の午前中の質問の中で、千単位を1万なんぼと、そういう発言をしたようでありまして、千何名でございますので、その辺の訂正方、お願いしたいのと、昼休みに一番若い議員さんに注意されました。1万なんぼと言ったから、千何名と訂正したほうがいいですよという思いで発言したということで、大変に失礼いたしまして、低姿勢で謝罪をしたところであります。そういうことで、ご理解をいただきたいなと思うわけであります。さて、先ほど午前中にも申し上げましたが、地方創生の加速化交付金は、先ほど理事者も述べておりますように、100%の補助率であるということであります。今度、改正をされまして、地方創生推進交付金。これは50%の補助率でありまして、ハードルも非常に高いということであります。国が地方創生、平成28年度は約1,000億円、用意をしておるということでございますけれども、昨今のマスコミの報道などを見ておると、消費税が延期になるということから、なかなか国も財源不足で、果たして地方創生の1,000億円もどうなのかという懸念を持たざるを得ない状況下にあるようであります。そこで、理事者にお伺いいたします。この地方創生の推進交付金が創設されたわけでありますが、昨年度のように1市3町で、連携の中で、これからも事業を申請しようとしておるのかどうなのか。その辺を伺っておきたいなと思います。時間の関係上、簡潔にお願いいたします。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
地方創生交付金、あるいは、地方創生加速化交付金。これは10分の10でございまして、各市町村とも、ある意味、該当になるかならないかわからないけれども、とりあえず出してみようというところがあったように聞いております。がしかし、2回目で相当の、加速化の交付金の中において、やっぱり応募が出てきたように聞いております。今回、2分の1になるわけですけれども、恐らく相当厳しい審査になるということで聞いております。そんな関係上、本当にその2分の1の交付金をいただいてできるのかどうなのか。そこら辺は、今、1市3町で協議をしております。ただ、やっぱり私どもは1市3町で取り組みをしておりますので、今、お聞きしている話の中では、今後の交付金制度については、なかなか厳しいものがあるなと。とりあえず9月までの提出は見送ろうと。それ以降のものについては、今後の状況等々を踏まえて、それに応募するかどうか考えていこうということで、今のところは、足踏み状態にあるということは確かなのであります。
議員の質問 2番 越前谷邦夫
今、いずれにせよ、この地方創生の推進交付金に対する申請をするのにしても、当然、この洞爺湖町の地域の再生計画もつくり上げていかなければならないだろうと思うわけでありますから、今の理事者の答弁で、ある程度、理解を深めたところであります。それでは、2点目に入らせていただきますが、地方創生応援税の創設という、これもやはり法律の改正によって創設された法律であるわけでありますが、いわゆるこの地方創生を実現するためには、産業界であるとか、あるいはまた行政機関であるとか、あるいはまた教育機関、あるいは金融機関、労働団体、メディア等々の参加、協力をなくして、この地方創生を実現できないという、そういう国の姿勢でもあるわけであります。そこで、国あたりも積極的に考えて、この法改正になったわけでありますけれども、民間企業から積極的に参加できるようにしなければならないというのが、この地方創生応援税の創設になったわけであります。平成28年度の税制改正において、地方創生の応援税制、いわゆる企業版、ふるさと版というものが創設されたわけでありますが、昨今の、洞爺湖町の現在の状況というものをお聞かせ願えませんか。
町の答え 総務部長 伊藤里志(総務部長は2017年3月まで)
現状のふるさと納税のお話でございます。6月1日からリニューアルというか、して、今、やっております。その中では、現状としましては、大体、ちょっと落ちてはきたのですけれども、1日平均20件から30件の応募を、今、いただいているという状況でございます。
議員の質問 2番 越前谷邦夫
今、部長が答弁されたのは、新たにこの地方創生応援税の創設によって20件、30件ということなのでしょうかね。そうではないと思います。わかりました。そうではないと思うのです。マスコミ報道等々、見ると、非常に夕張市に大きな企業そのものも寄附支援をするという、そういう流れになっておるようであります。私は常々申し上げておりますが、一生懸命やっている自治体には、企業の誘致にも促進になります。一生懸命、いろいろな面で一生懸命になっている自治体には、我が企業もその地域に行ってあげようではないかという、そういう流れに、環境の流れというものが前進されるわけでありますから。やはり、洞爺湖町は一丸となって、まちづくりを前進させるという、そういう熱意が企業全体に伝わってくると、ふるさと納税にも躍進をされていくだろうと思うわけでありますが。これからの、このふるさと納税の企業版というものを創設されたわけでありますけれども、洞爺湖町は、どういうルールに従って、そういう企業に呼びかけをしていこうとするのか。あるいはまた、働きかけをしていこうとしておるのか含めて、お伺いをしたいと思います。簡潔にお願いいたします。
町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)
今回の地域再生法の一部改正する法律の中で、地方創生応援税制企業版ふるさと納税というのがありますが、この部分に関しましては、洞爺湖町まち・ひと・しごと総合戦略の位置づけに、位置づけられた事業でございまして、この部分に関して企業から寄附を受けて行う事業でございます。これを上げるには、まずどのような事業をやるのかというのを最初に提案して、それに対して企業が賛同していただく形で持っていくものであります。この場でお話ししていきたいと思いますけれども、企業から寄附を受けて行う事業でありますけれども、寄附を受けた企業につきましては、6割の税額控除がございます。また、この部分に関しましては、寄附額の下限は10万円としており、当町に本社が所在するところは、寄附の対象外となるということになっております。寄附の対象として、経済的利益を伴わないものとなっている部分で、いわゆる純粋な寄附という形で町の総合計画にあった案を賛同していただける企業となっております。今のところまだ手を上げていないところですけれども、今後、洞爺湖町にとって総合戦略にとってよいものをしっかりと検討して、それを上げて、再生計画をつくって提示して、企業に見ていただくような形になるかと思います。
議員の質問 2番 越前谷邦夫
創設の、始まったばかりですから、今の企画防災課長の答弁で、おおむね現段階では理解をさせていただきました。それでは、時間の関係もありますので、3番目の生涯活躍のまちの制度化。いわゆる自分にとっては苦手なCCRCということになっておるわけでありますが、言うまでもなく、元気な高齢者の西胆振への移住と定住を促す、「西いぶり生涯活躍のまち構想」の策定と実現に向け、西胆振6市町は同構想推進協議会を設立したが、洞爺湖町の意気込みを伺うということで、通告をさせていただきました。今、政府そのものも地方創生施策の基本方針が閣議決定されたわけであります。その柱の一つは、東京圏の高齢者が、体が動くうちに地方に移住し、将来的には、そこで介護や医療を受ける。いわゆる生涯活躍のまち、CCRCの整備を図っていくという、そういう流れのようでございます。このCCRCというのは、言うまでもなく、皆さん方がご承知のとおり、今、アメリカなどで行われておるわけでありまして、この生涯活躍のまちに、北海道でも道内31市町村が手を上げておるわけであります。全国では、200を超える自治体が、前向きに考えているようであります。この生涯活躍のまち。これを前進させるということは大いに結構なことでありますけれども。確かに一時的に高齢者がふえるかもわかりません。一時的に。しかし、その反面、現在のこの洞爺湖町を取り巻く環境を見てもわかりますように、若い方々が都会へと流出されていく中で、その反動というのは、介護や医療などの負担がどんどん、どんどん重くのし上がってくるのではないかという。そういう懸念を持つ自治体もあるわけでありますけれども、この生涯活躍のまち構想に対して、どういう理念に基づいて洞爺湖町は参加していこうとしておるのか、その姿勢のあり方をご答弁願いたいと思います。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
今現在、CCRCで胆振町村会のほうとしましては、東京23区の一つの区、こちらのほうと折衝をしております。がしかし、今、折衝している区につきましては、日本国内から約二十数カ所、もう既に今までおつき合いがあるように聞いております。私どもの地域にそれがどのように反映できるか。これから学習会、あるいは、交流を深めながら、何とかこの地域をアピールしていきたいという取り組みを、今現在、胆振町村会としては足並みをそろえているところでございます。また、5月の30日、この間、室蘭市において西いぶり定住自立圏、こちらのほうの中で、このCCRC、特に生涯住めるまちということでいろいろ協議がなされました。残念ながら、当日、会議には僕はちょっと前段の会議に出て、もう一つ札幌で会議があったものですから、そちらのほうで出向きまして、副町長に出席していただきましたけれども。今、特に室蘭圏域を中心としたこの西胆振の地域においては、北海道の中でも特に医療圏、こちらのほうが、ややもすると進んでいる地域ということになります。特に大きな病院が室蘭に三つ、そして、伊達市に一つということから、いろいろな面で、医療についてはある程度のものがそろっているか。ただ、もう一つ、環境問題として非常にすぐれた、北海道の中でも地域だ。特に北海道の中でも温暖な地域ということを広く内外にアピールしていく必要性があるだろうというお話が出てまいりました。そのときに問題となるのは、やはり交通のアクセス、特に幹線道路。これらの整備がどうしても必要不可欠になってくる。そして、通う病院、それから福祉関係は、ややもすると都市部にありますけれども、この西胆振の圏域においては、通勤可能圏域ということで、住まいについては、それぞれのまちで特性を生かして、特に環境を重視した住みやすい環境のまちですよということをアピールしながらというお話で、当日は設立総会、そして、今まで経験のある、持ち寄った話をさせていただいたところというふうに話を聞いております。がしかし、なかなかこれから先、それでは、どうまちをアピールしていくのだ。そして、来ていただいた方々の住宅問題等々の問題については、なかなか難しい問題があるということで、今現在は、これからどう進めるか。あるいは、どこでどういうふうな方に、こちらに来ていただけるような対策を打つか。今、そこら辺の状況整理をしている段階でございます。私どものまちの考え方でございますけれども、私どものまちは、何回も申すようですが、世界ジオパークの地域でもある。そして、風光明媚な洞爺湖を抱え、さらには肥沃な大地、クリーン農業を提唱している農村地域、そしてホタテ養殖に才たけた内浦湾、これに面した漁業、等々、産業形態としてはバラエティーに富んでおりますと。そういうことをアピールしていくわけでございますが、私ども、これは私、町長として何回かお話しさせていただいている話かなというふうには思っておりますが、まずは、このまちに長年住んでいただいて、このまちを支えていただいた、礎を築いていただいた先輩諸氏、特にお年寄りの方々。この方々をしっかり守れるまちにしていかなければならないな、最後、このまちに住んで本当によかったと思われるようなまちづくりにしていかなければならないなと。これがやはり、私は最優先だなというふうに考えております。その中で、例えば、アクティビティー、あるいは、いろいろなことをやりながら、首都圏で、これから第2、第3の人生を歩もうとする方々が、このまちを選んでこのまちに来てくれる方については、それは歓迎をしながら、このまちで受け入れをしていきたい。そういうふうに考えているところでございます。
議員の質問 2番 越前谷邦夫
今、理事者のほうから、特に後半の部分の答弁に同意を、共感を得たわけであります。やはりこれから、洞爺湖町の大きな躍進というのは、何といってもですね。新しいこういう広域連携でやるのも大いに結構ですけれども、やはり、自分たちのまちの高齢者が何を考えているのか、何を求めているのか。これからの子供たち、飛躍していこうとする子供たちにどういう教育現場であるべきなのか。あるいはまた、生活環境であるのか、地域環境であるのかというものを、しっかりとした、やはり充実した基本計画を持って実施していくのが、私は重要であると思っております。しかしながら、この西胆振の6市町によって、やはりこの生涯活躍を推進するのだということも一つの広域連携として考えられることでしょうから、洞爺湖町は洞爺湖町として果たす役割をしっかりと、理念に基づいてやっていただきたいなと思うのです。そこで町長。前段で町長のほうから答弁があったわけでありますけれども、先日、この5月30日に実施された協議会の設置の新聞を見て、住民の方々は、いや、町長は幸せだなと思ったのは、「真屋町長、まさか体調が悪いわけではないでしょうね。」と。副町長で不満足だということではなくて、あとの6首長のうちで5首長が顔をそろえて写真に写っているけれども、うちの真屋町長の写真だけ載っていないということは一体どういうことなのだと。決して副町長だからだめだということではなくて、そういう懸念をされる人もおるわけでありますから、できるだけですね。できるだけ隣接の首長が出席をして、こういうマスコミ報道される場合は、できるだけ町長も一緒に写真に載るという、そういうやっぱり考え方というのは強く持ったほうがよろしいのではないかなと思いますので、よろしくお願い申し上げたいなと思います。これは、当然、年度内に策定をするということでございますけれども、年度内に策定するということは、最後にお伺いしますけれども、間違いないでしょうか。伊達市長のコメントなども随分載っておりますけれども、今から10年ぐらい前だと五十七、八歳で会社をやめて、伊達市あたりに移住するという、そういう方々もいたけれども、昨今は経済環境も変わってきたのでしょう。いわゆる賃貸住宅を求める、そういう高齢者がふえてきているということでございます。そういったことも踏まえながら、どういう、今、現段階ではいろいろな自治体の思いというものが集結されるでしょうけれども、一つには、どういう推進構想になるのか、最後にお聞かせ願えませんか。
町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)
議員がおっしゃるとおり、5月30日に「生涯活躍のまち」構想推進協議会、設立しました。3市3町の部分でとり行っていくところですけれども、これから今、団体へ呼びかけをしております。経済団体、金融機関、医療・介護団体、福祉・市民活動団体、また教育機関、オブザーバーという形で室蘭の運輸局等が入っているのですけれども、今年度中にまとめていきたいという形を考えています。現在、活躍のまちに関しての構想の策定業務委託をしておりまして、この中身に関しては、交付金をいただくという形の中での目的ではなく、3市3町の特色を生かした、地域としての生涯活躍のまちがどのようにあるべきかという部分を、今回、1年間の中で考えていきたいと思っています。あくまでも、国の交付金をいただくためという部分ではなく、地域の特性に合ったという部分で、今、検査または研修、委託等をやっているところでありまして、この部分につきましては、来年3月末までにまとめてご報告をしていきたいと考えております。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
先ほど身に余るお言葉をいただいて。各市町村長の集まる会議にはできるだけ参加していかなければというふうには思っておるのですが、一つだけ、ちょっと言いわけをさせていただきたいと思います。5月30日、ちょうどその時間帯に北海道公立文教施設整備期成会がありまして、役員会、総会がありました。私もちょうどそのときに、その会の理事をやらせていただいておるのですが、実は、全国町村会で公立学校給食振興に係る期成会があったのですけれども、全国のほうでは、もう学校給食についてはある程度、一段落したので、その期成会をなくしてもいいのではないかという声が上がっているように聞いております。そんな関係から、北海道としては、北海道の実情を訴えて、この公立学校給食振興に係るものについては、ぜひともまた継続していきたい。それの決議文をみんなでつくろうということで、やむなく、こちらのほうに参加させていただいて、当日は副長に代理で行っていただいたということです。
議員の質問 2番 越前谷邦夫
それでは、時間の関係上、防災対策について質問させていただきます。昨今の、未曽有の災害が発生しておる昨今、災害に備える日ごろの取り組みが重要であると。災害に強いまちづくりに向けた取り組みについて、とりわけ3点ほど、質問をさせていただきました。10日の質問の中でも、防災対策について、それから、午前中も防災対策について質問されておるわけでありますが、何といっても、我々自治体に参画をする、行政に参画する者として、やっぱり住民の生命と財産を守るというのが争点であるわけであります。そのことをしっかりと認識をした中で、熟知をした中で、やはりそういう生命を守る、財産を守るためには、どういう手法でいくべきなのかということを、災害を風化させないためにも、議論が必要であるということから、通告をさせていただきました。振り返ってみると、1995年、平成7年の1月17日、約20年たったわけでありますが、阪神・淡路大震災、犠牲者は約6,400名、超える犠牲者であったわけであります。平成23年の3月の11日、これは午後2時46分でありますが、東日本の大震災が発生いたしました。そのときには、2万名、不明者も入れて2万名を超える犠牲者が出たわけであります。28年の、きょうで2カ月でしょうか。きのうでしょうか。28年の4月14日には、午後9時26分には熊本大震災。これまた、50名を超える犠牲者になったわけであります。熊本の亡くなられた方々に心からお悔やみ申し上げながら、被災された方々に心からお見舞いを申し上げたいと思うわけでありますが、こういう予想もつかない未曽有の災害が発生するわけであります。発生を望んでいないわけであります。発生はしてもらいたくない、あるいはまた、避けてもらいたいという思いは強いのでありますけれども、しっかりと防災対策をしておかなければならないという観点から、何点かにわたって質問させていただきます。一つには、災害に備えた発電装置であります。私は、なぜこういう質問をしたのかというと、実は、最近のマスコミ報道によって、室蘭市の一時避難所、これは平成15年の5月に指定されたようでありますが、某お寺が自家発電用の太陽光パネルを出力14キロワット、設置をしたということであります。この蓄電池を備えて、あるいはまた、災害時においても電気の使用が可能であるという。こういう大きな災害が発生してみると、やはり電気、水道、それからトイレ等々、あるわけでありますが、発電というのは、この熊本の大震災においても非常に問題化された課題であるわけであります。現洞爺湖町において、避難指定をされておる、発電に関する実態を簡単に簡潔にお聞かせ願いたいと思います。
町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)
避難所は42カ所ございますけれども、まず一つ、自家発電装置を持っているところは、洞爺湖町庁舎の役場庁舎になります。また、移動式の発電機につきましては、うちのほうで2台、投光器等を備えています。また別に、福祉避難所にも発電機等、整備をしているところでございます。
議員の質問 2番 越前谷邦夫
わかりました。私がなぜ、この室蘭市の一時避難所に指定された某お寺の件を申し上げたかというと、実は、この費用は約1,000万円かかったようであります。1,000万円。この経済産業省の独立型再生可能エネルギー発電システム等対策費補助金というのを、いわゆる活用したわけですよね。その制度というのは3分の1、3分の1が補助されるということでございまして、このお寺で太陽光パネル等々、蓄電等々の施設を設置した中で、1,000万円のところを700万円程度で終わっているということでございますから。私は、何といってもこの災害というのはあってほしくないし、しかしながら、あった場合に、万が一の場合に、速やかにやはり対応できるような体制づくりというものは、やはりとっておかなければならないだろうと思いますので。そういった民間に対する、何といいましょうか、こういう法律がある、制度があるという。そういう提供などをするというのも、行政としての防災強化という中でのスタイルでなければならないのではないかなと思うのですが、そういった民間施設の発電装置の現段階の状況というのは、どういうことになっているのでしょうか。その辺、簡潔にお願いしたいなと思います。
町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)
民間の部分ですけれども、医療機関に関しましては、発電装置を持っているところであります。医療機関の部分ですね。それとホテル、旅館の中でも一部、発電装置を持っている業者さんもいらっしゃるというのを聞いております。
議員の質問 2番 越前谷邦夫
したがって、先ほど冒頭、冒頭というよりも申し上げたように、こういう独立型再生可能エネルギー発電システムなどの対策費補助金というものが国の制度の中にあるのですよという、そういう啓蒙といいましょうか。そういう行政指導というのもやっていくべきではないのか、やるべきではないのかなということで質問させていただきました。いかがでしょうか。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
その問題に関しては、これから、いろいろな意味で広報等を通じながらも住民周知をしてまいりたいというふうに思っております。また、先ほど課長が言いました48カ所の避難所が私どものまちにあります。今、私どものまちとしては、いろいろな関係者と災害時における提携をさせていただいております。特に、どこどこの体育館に避難をするというときに、万が一、電源が切れた場合の予備発電といいましょうか。これについては持ち運びの、今、できるものがあるように聞いております。そちらのほうをリースで貸していただく、そういう契約をさせていただいております。
議員の質問 2番 越前谷邦夫
わかりました。それでは、2点目の防災士の資格取得を奨励し、助成金を交付する自治体が増加傾向にあると。洞爺湖町も助成制度を創設してはどうかということで質問させていただきました。そこで、まず最初に、防災士とはどういうことか、どういう認識を持っておるのか、簡潔に伺っておきたいなと思います。
町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)
防災士でございますけれども、予測不可能な被害に対し、正しい知識と適切な判断を兼ね備えた人材を育てようと、日本防災士機構で行っている認定制度でございます。
議員の質問 2番 越前谷邦夫
今、課長はすごくいい答弁をしているのだけれども、ちょっと濁って聞こえないのです。それで、防災士とは特定非営利活動法人、いわゆる日本防災士機構という民間資格なのですね。民間資格。それで、最近、いろいろとうちの議会事務局の職員も非常に勉強しておりまして、私も勉強させられるのですが、いろいろインターネットというものがあって、とってみると、この防災士の認証者の推移などを皆様方にお伝え申し上げたいなと思うのですが。この2003年。2003年に、平成15年に第1号というものが誕生したわけであります。現在の2016年で、この防災士は約11万人。全国で11万人おります。目標は、30万人ということでございます。私は、こういういろいろな制度とか、いろいろな全国的な取り組みなども、しっかりといい面も悪い面も含めて、やっぱり洞爺湖町としても取り上げるべきところは積極的に取り上げるべきだと思っています。私自身もこの防災士というのを学んだときに、洞爺湖町も、旧虻田町時代ですが、大きな災害が、有珠山噴火という災害、あるいはまた土砂崩壊という災害、あるいはまた、津波という、そういう災害も発生しているのにもかかわらず、防災士が一人もいないというところに、私も行政に参画しておる一人として、反省をしながらですね。何とかやはり、こういう防災士なども配属できるような、そういう環境というものを邁進させていかなければならないのではないかなという気がしてならないのです。洞爺湖町そのものも、避難訓練なども一生懸命努力をされておりますが、10日の一般質問にありましたように、非常に偏った、参加できる人はできるけれども、それ以外の人はできないとか。あるいは、この間の答弁の中で、今度の10月24日ですか。10月何日に避難訓練をやるには子供も参加していただくと。子供も参加して、参画した中で防災訓練というものを実施するべきだと言ったのはもう、何年も、数年前から言ってきていますよ。避難訓練のあり方で。そういうことも考えながら、やはりこの防災士の役割。いわゆる自主避難体制の確立をするとか。こういった方々が先頭になって、やはり全国で取り組んでいるわけでございます。全国で、やはり防災士を配属するために、いわゆる資格を取らせるために、防災士資格取得への助成制度がある自治体、これは全国で203自治体あるのですよ。203自治体。この中に大きな災害があったにもかかわらず、洞爺湖町は含まれておりません。あわせて、北海道でも、こういう助成制度を持っている自治体が10自治体あるのですよ。10自治体。言いましょう。浦河町、上富良野町、黒松内、新十津川町、月形町、函館市、美幌町、北斗市、和寒町、栗山町。この10自治体が、この災害・公害対策を強化しなければならないということから、こういう助成制度を設けて取り組んでいる自治体があるわけです。私も昨年、上富良野町に議員の研修視察で行ってまいりました。上富良野町の実態というのは住民会、いわゆるこの洞爺湖町でいうと自治会です。27の住民会があるのですね。その中で、必ず住民会に1人や2人をこの防災士を配属、配置しているのです。これはやはり、私は非常に大きな勉強になったなと思っております。言うまでもなく、この上富良野町あたりは、1962年、あるいはまた、1988年、いわゆる昭和63年の12月でありますけれども、十勝岳の噴火を経験しているということから、やはり防災対策を強化する、あるいはまた、行政主導型の避難訓練とかいうことではなくて、住民みずからが避難訓練などを実施するという。そういう体制の確立しているところに私は感動、感銘をしたわけであります。ぜひ、洞爺湖町におきましても、そういうこの防災士の配置というものをできるように取り組んでみるべきではないのかなと思っております。この防災士の資格を得るのに、いわゆるいろいろな通信教育などで受けなければならない、そういう教材等々も含めて、7万円かからないのですよ。正確に言ったら、幾らだったかな。6万円かからないのですね。ところが、上富良野町では7万円と見て5万円まで、5万円までは上富良野町の自治体で持つということであります。そういう取り組みをしておるわけであります。それと町長。もう一つ、注目すべき防災士の取得に向けて取り組んでいるところがあるのです。それはどこかというと、栃木県栃木市ですよ。ここは5年間で職員全員に防災士を取得してもらうという、そういう取り組みをしているのです。そういう制度化を図っているのですよ。そして、第1回目の防災士の試験で、市長を先頭に56名の方々が合格なさっているのです。でも、防災士になるためには、いろいろな試験だって、落ちるのもいるんだべや、たくさん落ちるのいるんだべやという、そういう懸念をされるかもわかりませんが、通信教育等々、受けても、約98%の合格になるようであります。98%。そういうことを考えれば、私は洞爺湖町としても災害があったまちと同時に、これから30年間の間には、必ずという学者の方もいますけれども、噴火災害というのはあり得るだろう。それから、きのう新聞で明らかになっておりますけれども、この30年間で、大きな6弱以上の地震が発生する。そのことが明らかになっておりました。85%は千葉県であります。北海道の根室、約54%、浦河、63%であったかな。そういう、将来的には大きな地震があり得るだろうと。そういうことを考えれば、行政も積極的に避難体制の確立のためにも避難訓練等々、行っておりますけれども、何といっても民の力が私は不可欠だと思っています。民の力を積極的に出せるような、そういう体制の確立が必要であるという思いを持って、ぜひ真屋町長にお願いしたいのですよ。真屋町長になって、洞爺湖町に防災士が何十名、あるいはまた何百名、配置したぞ。真屋町政は、しっかりと町民の生命と財産を守るために積極的な対策を講じておるという、そういうやっぱり歴史を私はつくっていただきたいなと思うのですが、その熱意の一端をお聞かせ願えませんか。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
その防災士の関係ですけれども、今、私どものまちの中で、防災の情報伝達手段、これを構築させていただきました。今、自主防災組織が2自治会、立ち上がっております。間もなく、あと二つの自治会が自主防災組織を立ち上げていただけるということで、今、話を伺っております。また、消防団員についても、町の職員として、今、たしか2名。2名の職員が消防団員に加入をさせていただいております。特にこれから若い職員で入ってくる職員については、できるだけ消防団員の話もさせてもらうつもりでございます。そんな中、やはり地域挙げての防災力の強化ということは、これはもう、私どものまちは特に避けて通れない部分でありまして、今、自治会長さん方々のご協力をいただいております。今、その防災士に対する手当あるいは支援、これらを含めまして、ちょっと検討してまいりたいというふうに思っております。ただ、今、やっていることは、非常に実のあることを私どもはやっているなという感がします。特に自治会長さん方との連携、そして、自主防災組織を立ち上げていただける。これをどんどん、どんどん、やはり私どもはふやしていかなければならないな、それと、やはり地域住民のことをよく知っている自治会とは、今後とも、やはり行政と、議会議員の皆様もそうですけれども、しっかり連携した関係をつくっていかなければならないなというふうにも思っております。そんな中、その防災士について、今後、どういうふうにしたら、そういう方々を育てられるか。その辺を十分検討した上で、その支援も含めながら検討してまいりたいというふうに考えております。
議員の質問 2番 越前谷邦夫
大変、理事者は前向きな答弁をなさっているのでしょうね。しかし、行政の検討というのはほとんど、答弁の中で検討させてもらうというのはほとんど、質問したのに検討した結果、このようになってこうしますという行政の流れになったのは、あり得ないような気がしてならないのですね。検討と言ったら、やらないという聞こえがするのですよ。そうではなくて、やっぱり、町長。住民の生命と財産を守る。そのためにはどうあるべきか。他のまちでは、民間の方々が避難訓練をした場合、するようになっているのですね。なっているところもあるのですよ。その費用は行政が負担するという。そのぐらい、行政主導ではなくて、民間主導で避難訓練等々もやるというのが、やっているという実態が、全国で非常にふえてきている。先ほど申し上げましたように、全国で防災士を配置したり配属させている団体は203カ所もあると。北海道でも10カ所ある。洞爺湖町は大きな災害があったにもかかわらず、一人もいない。これは、本当に理事者が、行政が防災力を強化する、していく。そういう強い、熱い思いは感じ取られますけれども、実際に結果を見ると、防災士一人もいない。やっているところは、こうやって栃木県の栃木市あたりでは、全職員に防災士になってももらう。700万円かけて取ってもらう。今、この中にいる私以外の方々は、非常に長生きする方々ばかりでしょうけれども、一生懸命、10日の日の質問も私は聞いていて、そうですよ、そうだなあと思ったのは、一生懸命やっている、担当課は一生懸命やっているけれども、担当を外れるとどういう状況下にあるのかなというのが不安でならないし、不満足な場合もあるのですよ。私自身もきょう、避難訓練だなといっても該当地区でないと、もう街角に行ってみると冷やかし程度に見られているかもわかりませんけれども。そんな避難訓練よりも、むしろ住民主導型で、住民総参加の中で防災訓練を行うという、そういう環境づくりをしていくためには、その地区ごとに防災に対するリーダーを配置、配属しておくことが、私は極めて重要ではないのかなという思いを持っています。それだけに、ぜひ真屋町長時代のうちに、真屋行政は何といっても、住民の生命と財産を守るために、こういう、この防災力を強化するために防災士も配置しているぞ。他の北海道のどこにも負けないぞ。全国でもどこにも負けないぞというような、そういう体制づくりの構築を図っていただきたいという、そういう強い思いで真屋町長にエールを送っているのですが、もう一度、お聞かせ願えませんか。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
今、議員がおっしゃられたこと、強く熱い気持ちで聞かせていただきました。そのことをしっかり受けとめて検討してまいりたいというふうに考えております。
議員の質問 2番 越前谷邦夫
それでは、3番目の北海道地域防災マスターの認定に洞爺湖町も積極的に取り組むべきと思うが、ということで質問、通告をさせていただきました。通告書にはマイスターということになっているようですけれども、マスターですから、これをお間違えにならないようにお願いしたいなと思うわけであります。この北海道の地域防災マスターということの活動の一覧表も手に入りましたし、そういうマスターを認定されておるわけであります。認定をされた中で、町長、胆振11市町村で、この地域防災マスターというのは194名いるのです。洞爺湖町も1名、Mさんという方でございますが、これを見ると年齢は非常に間違っているようでありますけれども、1人おるのですね。そこで、ちょっと時間の関係がありますから割愛してご披露させていただきますが、この胆振の11市町の中で194名。苫小牧、73名。安平町、12名。厚真町、24名。むかわ町、42名。白老町、28名。登別市、2名。室蘭市、7名。伊達市、3名。豊浦町、1名。壮瞥町、1名。洞爺湖町、1名ということになっているのですね。私は何を言いたいのかといいますと、やはり何度も申し上げますが、過去に大きな災害があったまちにもかかわらずですよ。自分も30年間、行政に参画しておる者として反省をしながら、先ほどから質問させていただいておるわけありますけれども。やはり、白老町あたりの例をとっても、こういう28名の方々によって協議会をつくって、地域の中にどんどん、どんどんと地域防災マスターの方々が、例えば、町内会の集まりなどに行きまして、防災訓練のあり方、あるいはまた、避難所はこうあるべきだ。こういうことを心がけておかなければならないとかということを積極的にやっているのですよ。先ほど理事者も防災士のところで、洞爺湖町の自治会の中にも2団体、自主防災組織が誕生している。もうあと2カ所ぐらいできるとかということも。これは大いに結構なことでございますが、やはりこういう防災士にせよ、防災マスターにせよ、災害があったまちにしては1名とか。こういうことではどうなのだろうな。やはり、何度も言いますけれども、行政官の中では、災害に対する意識は向上していると思いますけれども、実際に地域の中に入ると、そういう防災意識というものが、どうなのだろうなという懸念を持たざるを得ないのであります。したがって、町長、どうでしょう。この防災士の認定等々については、さほど大きな、クリアしなければならないということはないですよ。とりあえず、先ほど理事者も述べておりますように、消防署員での退職者などにもお力をいただいて、このマスターの一員になっていただいて、地域の中で防災力を強化するような、そういう体制の構築、環境のあり方の追求とかそういったことに努力をしてもらってはどうかなと思うのですが。もう一度、理事者の、防災士もそうですけれども、地域防災マスター、これはもう北海道でも制度化を図って今日に至っているわけでありますから、その辺のこれからの町長の見解を伺って、私の質問を終わらせていただきます。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
何度も言うようですが、いわゆるその災害の多いまち、我がまちだからこそ、やはりできることをしっかり検証していかなければならないな、今、おっしゃっていただいた防災マスター、あるいは防災士。こちらのほうは、本当に真剣に取り組んでいきたいというふうに考えております。