洞爺湖町議会 平成27年12月会議 2015年12月15日
あるいはその事業の位置図などを示した行政の内容について
2015年12月15日、洞爺湖町議会の一般質問で、立野広志議員が「あるいはその事業の位置図などを示した行政の内容について」質問し、総務部長 遠藤秀男、町長 真屋敏春が答弁しました。
- 質問者
- 立野広志 議員
- 答弁者
- 総務部長 遠藤秀男、町長 真屋敏春
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 立野広志
3番目の質問ですが、町民に向けた、やさしく、わかりやすい予算説明書を発行する考えはないかという質問でございます。これは、至って簡単な質問ですので、明快にお答えいただきたいと思います。町民に、町の財政状況や年度内の予算内容、具体的な事業内容、あるいはその事業の位置図などを示した行政の内容について、小難しい行政用語を使わないでわかりやすく知らせるため、実は、虻田町の時代に、平成11年度ですが、「予算説明書、知ってほしいまちの仕事」というものを発行しました。これがそうです。カラーではないけれども、懐かしいと思っている方もいるかもしれません。これは、平成11年度の予算説明書ということで、ページ数がかなりありしまて、60ページぐらいあります。それを11年度に発行したのですが、翌年に23年ぶり有珠山噴火がありまして、実はそれで途絶えてしまったのですね。そんなこともありまして、やはり町民に開かれた町政、町民参加の町政を実現する、このことをずっと標榜されているわけですから、行政にとってではなく、町民にとっての必要な行政情報をしっかり提供するということが必要なのだと思うのです。多少、事務の手数や予算がかかったとしても、住民への情報開示をおろそかにしてはならないと思いますし、防災対策でも地域、福祉などの支え合いでも、まちづくりでも、今後ますます町民の理解と協働、参加が欠かせなくなってきています。それだけに、まず、行政の状況や事業への理解、協力を得る上からも、以前発行していた町民向けの予算説明書を発行する考えはないかということを単刀直入にお聞きしたいと思います。
答弁 総務部長 遠藤秀男(総務部長は2016年3月まで)
予算決算の関係でございますけれども、町予算等につきましては、住民の皆様へ毎年度、町広報誌等を通じて周知させていただいております。その内容としましては、予算、それから上半期の執行状況、決算、財政健全化の判断比率等につきまして、広報誌の2ページから4ページぐらいを割いて毎回掲載しているところでございます。また、この内容につきましては、概要版としまて、町のホームページのほうにもアップしている状況でございます。今、議員がおっしゃった平成11年度の予算説明書の発行でございますが、旧虻田町におきまして、平成11年度の予算につきまして知ってほしいまちの仕事という題名をつけまして、A4判で全体で80ページほどになろうかと思ってございます。住民向けに説明冊子を発行させていただいたところでございます。当時は、たしかニセコ町の事例を参考にさせていただいて試行的に発行したものでございますが、先ほどのお話にありましたように、翌年の有珠山噴火災害により、その後、発行がなくなってものでございます。現在、予算書、事項別明細書につきましては、220ページぐらいから成ってございます。この内容につきましては、目区分ごとの節区分及び説明から成っており、事業が複数ある目等では一見して具体的な予算措置がわからない状況になっているところでございます。そのため、町としましては、附属説明資料や概要版を作成して補完的な説明をしているところでございます。この事項別明細書につきましては、議会または監査委員から意見もございますので、現在、見直しの作業等を進めているところでございます。ただ、予算決算システムの改修が必要になるということもございまして、費用等も考慮しながらできる範囲の中で進めていこうということでございます。議員がおっしゃった住民向けの予算説明書の作成でございますけれども、町の財政状況への理解、まちづくり意識への高まりが期待できるものとは思ってございます。ただ、どれだけの方々が関心を持っていただけるかというのが、これから重要になってくると思ってございます。平成11年度の資料のような80ページ、100ページが本当にいいのか、概要版でもう少し簡易なわかりやすいものがいいのか、現在作成している資料等の変更ではだめなのか、さらには、発行対象や費用などの問題もございます。他自治体の事例等も参考にしながら内部で検討を重ねて、できるだけ平成28年度の予算から作業を進めていきたいと考えているところでございます。
質問 6番 立野広志
結論としては、予算説明書がいいのか、もっとシンプルなものがいいのか、いずれにしても検討するという話ですね。今、ニセコ町の話が出ました。私は、平成11年度の予算説明書の発行に至ったのも、当時、議会でニセコ町での取り組みを紹介させていただいて、それを参考にということで発行することになったというふうに覚えていますが、ニセコ町は今でもやっているのです。ニセコ町の取り組みでは、町民の皆さんにまちの仕事や事業を知り、関心を持っていただけるように、工事の時期や行事、健診の日時などのスケジュール、申し込み方法や対象者などの詳しい内容の情報を記載するなど生活便利帳としての機能も取り入れましたということで、単に1年間の事業内容を書くだけではなくて、これを持っていれば、町に対してどういう手続ができるのか、どこに行ったらできるのかということも含めて活用できるようなものにしたということなのです。大きなまちでいくと、旭川もやっています。旭川は、「旭川市の予算はどうなっているの?」という表題でつくっているのですが、ここも予算の内容や主な事業についてグラフや図表を用いてできるだけわかりやすくお知らせするためにこれを発行したのです。この冊子を通して市の予算についてご理解いただければ幸いですということで、発行に当たっての挨拶の中にあります。確かに手間がかかるしお金もかかるのです。けれども、この手間とお金というのは、住民が行政の取り組みを理解し、そこに自分は何ができるのか、どんな協力が自分ならできるのかというところを見出していく、あるいは、一緒になって行政の取り組みに参加していく、そういうきっかけをつくる上でも非常に大切な内容だと思うのです。今まで、行政の取り組みは、行政はこうですと上から指し示すようなことが多いわけですけれども、逆に言うと住民の目線から行政というものを理解する。そのためには、グラフを入れたり写真を入れたりなどわかりやすく表現していくということです。実は、職員がそういう編集努力をすることで、職員自身も自分たちの1年間の仕事の内容をよく理解することになっていくのだというふうに私は思うのです。ですから、本来なら町民に示すためにやっているのかもしれませんけれども、職員自身が町民にわかりやすく説明するためにどう説明したらいいのかという研修の場にもなっていると思います。ですから、ページ数は何ページがいいのかということもありますけれども、検討するということで終わってしまわず、こういう予算の内容、町の仕組みについてわかってもらえるような内容のものにするため、新年度に向けて本当に努力していただきたいと思います。その辺はどの程度までやる気があるのか、改めて伺っておきたいと思います。
答弁 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
予算書、決算書、特に予算書の関係でございます。やはり町民の皆様にわかりやすくよく知っていただく、これは行政としての責務、努力かなというふうに思っております。ただ、平成28年度は、今すぐということですので、どの程度できるか、やれる範囲の中でしっかり取り組んでいきたいと思っております。また、29年、30年、いわゆる次年度以降につきましては、それがさらにバージョンアップできるように努力してまいりたいと考えております。
質問 6番 立野広志
努力していただきたいと思います。これが発行されたのも3月予算議会が終わった5月なのです。ですから、予算の議会の対応や予算づくりで職員の方も当然忙しいでしょうから、その時期からこれをつくるわけにいかないのですけれども、決まった段階でこういった冊子をつくるために取り組んでおられるようです。財政部門では人が足りないのだろうなと思います。ですから、そのための編集委員なりを考えなければいけないのでしょうけれども、それを惜しむことなくぜひ取り組んでいただきたいということを最後にお願いして、私の質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。