みんなの議会

洞爺湖町議会 平成27年12月会議 2015年12月15日

洞爺地区の振興のその後について

2015年12月15日、洞爺湖町議会の一般質問で、五十嵐篤雄議員が「洞爺地区の振興のその後について」質問し、洞爺総合支所長 大西康典、社会教育課長 永井宗雄、観光振興課長 佐々木清志が答弁しました。

質問者
五十嵐篤雄 議員
答弁者
洞爺総合支所長 大西康典、社会教育課長 永井宗雄、観光振興課長 佐々木清志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 五十嵐篤雄

最後に、洞爺地区の振興のその後についてということで、せっかく通告をしておりますので、読み上げませんが、1番、2番と順次答弁をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

答弁 洞爺総合支所長 大西康典(洞爺総合支所長は2016年3月まで)

それでは、1番目のご質問にお答えさせていただきます。洞爺地区の将来につながる地域振興の洞爺高校跡地の活用につきましては、財政的な課題を踏まえ、洞爺地区地域振興策の提言を最大限尊重することを基本に、実現に向けて進めているところでございまして、平成30年度をめどに洞爺保育所の新築、公園整備が完了できるよう進めているところでございます。今ご質問の洞青寮の活用の検討ということだと思いますが、これにつきましては、前回もお答えしているところでございますけれども、その方向性としましては、宿泊施設としての活用を基本に、これまで、そして現在も寄宿舎施設として利用している施設の形態、機能を生かすことが今後の維持管理の面からも有意であると考えておりまして、早期の活用を図るため、検討を進めているところでございます。その活用の方向性におきましては、洞爺地区の地域振興の柱である農業、観光、芸術文化などの分野における研修施設の活用についての総体的な観点からの検討が必要となっておりますが、まずは、農業振興の視点からの研修・宿泊施設として、道内先進事例の調査、これにつきましては新得町でございますけれども、新得町での就農を目指す独身女性のための研修施設として、平成8年に開校している施設でございます。酪農、畑作、肉用牛農家での農業実習を主体に、農業関係機関による研修、加工実習などを行っているレディーススクールについて調査したところでございます。これにつきましては、毎年、研修生が10名程度入校しておりまして、修了生も町内に相当残っていまして、農業の担い手などとして活躍しているという取り組みの事例でございます。そういう調査を行っておりますけれども、施設の規模的な相違等がございます。また、取り組みの特色、維持経費面、地域に与えた効果などについては、参考になる一つの手法として検討しているところでございます。まだ具体策はない現状にありますが、将来的には農業担い手を柱に、観光や芸術文化振興等を担う総合的な人材育成の場として活用できる宿泊施設としての定着を目指していきたいと考えているところでございます。しかし、宿泊施設の運営の方法もいろいろとあると思いますが、将来的な町の負担が大きな課題としてございます。今の施設の運営、維持管理のコスト面で、現在ある施設の規模からも年間で1,000万円ぐらいの維持費を要するのかというふうに考えておりまして、活用に当たっては、施設の改修費や運営、維持費等を最小限にとどめる工夫が必要であろうというふうにも考えているところでございます。また、効率的な運営を図るための基本としましては、施設利用者への食事の提供、管理人等の住み込み、使用料の徴収、料金設定等々の課題もあるというふうに考えているところでございます。また、民間施設への貸与……。(「質問していないものに対する答弁をそのまま続けさせるのですか」と言う人あり)

答弁 洞爺総合支所長 大西康典(洞爺総合支所長は2016年3月まで)

また、民間等への貸与の選択肢もございますけれども、町の主体的な運営における利活用を優先したいと考えておりまして、検討に時間を要している状況にありますが、ご指摘のとおり、未使用の期間が長期化しますと、施設の老朽化を早める要因ともなりますので、洞爺地区の地域振興につながるよう、課題もございますけれども、具体的な宿泊施設としての利活用計画案をお示しできるよう、また、地域の皆様のご意見もいただきながら進めてまいりたいというふうに考えてございます。

質問 3番 五十嵐篤雄

質問の仕方が悪くてご迷惑をかけました。1番につきましては、ここに書いたように、高校寮の活用の検討について計画づくりが必要ということで質問をさせていただきました。2番目についても、項目しか言わなかったのですが、えぼし岩公園として整備ができましたが、利用方法、それから、設置してある彫刻2基の移設の検討について簡単にご説明をお願いしたいと思います。質問を申し述べなくてご迷惑をおかけしました。申しわけございませんでした。

答弁 社会教育課長 永井宗雄(社会教育課長は2018年12月まで)

えぼし岩公園の利用についてでございます。北海道立洞爺少年自然の家が施設の老朽化等で廃止されたことに伴いまして、廃止後の跡地活用に関する住民懇談会が設置されまして、洞爺湖のフィールドを活用した屋外スポーツ、野外活動交流の場として活用するという検討結果がなされました。その利用例として、登山、ハイキング、スノーシュー、歩くスキーなどの周辺環境を生かした野外体験の場としての利用、あるいは、自然観察や環境学習など多彩な自然体験活動の場としての利用など、協議いただきました内容に沿って社会教育事業の実施を図ってまいります。具体の事業といたしましては、えぼし岩のハイキングを、児童を対象とした事業として検討してまいります。えぼし岩につきましては、火山活動に伴い形成された岩帯につきましては、洞爺湖有珠山ジオパークにおける火山の貴重な産物となっておりまして、学習の場として活用することでジオパークとの連携と推進を図る効果も期待できると思われます。また、冬季には、スノーシュー体験などの事業として検討していくなど、えぼし岩やフィールド、さらには、さくら園を含めて洞爺湖のすばらしい景観が広がる自然を満喫できる、このえぼし岩公園での事業が展開できますよう取り進めてまいります。

答弁 観光振興課長 佐々木清志(観光振興課長は2017年3月まで)

彫刻の移設についてですけれども、観光振興課、総合支所、社会教育課の関係部署で協議をしておりまして、2基は、平成4年の小田先生の作品、平成8年設置の加治進先生の作品でございます。1基を町の芸術文化の拠点であります洞爺芸術館の敷地に移転できないかということで、今、役場の内部で検討しておりまして、芸術館に打診しているところでございます。ただ、洞爺湖彫刻公園の設置作品につきましては、当時のテーマ、共通の理念がございまして、作家みずからが現地を下見して、そこに合った作品を設置するというのが決まりごとでございます。加治先生の作品につきましては、メッセージとして洞爺の自然の家に集う子どもたちと洞爺の自然の生命力を最大限に引き出した作品ということでメッセージが寄せられております。また、小田先生につきましては、ビエンナーレの審査員も務められておりまして、作品がステンレス製でございまして、あれが洞爺湖畔に合うか合わないかといいますか、当時の環境省の許可条件もございますので、現在調整中でございます。オープンに際しまして、できるだけ早い時期に移設したいというふうに考えております。

質問 3番 五十嵐篤雄

今、おっしゃったとおり、作家の意向もあって設置されているのですが、自然の家がなくなったという状況を踏まえて、今、芸術館が頑張っているということもあって、移設をお願いしているところでございます。加治先生については、芸術館のほうに確認したところ、移転してもよろしいような意見を聞いているということも伺っておりますので、よろしく対応のほどお願いいたします。以上で終わります。

出典:洞爺湖町議会 平成27年12月会議 2015年12月15日 議事録 PDF(57ページ) 間違いを知らせる