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洞爺湖町議会 令和6年3月会議 2024年3月6日

洞爺地区の振興策について

2024年3月6日、洞爺湖町議会の一般質問で、五十嵐篤雄議員が「洞爺地区の振興策について」質問し、地域振興課長 兼村憲三、企画財政課長 藤岡孝弘、町長 下道英明が答えました。

聞いた人
五十嵐篤雄 議員
答えた人
地域振興課長 兼村憲三、企画財政課長 藤岡孝弘、町長 下道英明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 五十嵐篤雄

洞爺地区の振興策についてでございます。ご存じのとおり、洞爺地区は高台に農業地域、そして下台は農業のハウス栽培等、米作とありますけれども、市街地は商店もちょっと少なくなってまいりましたけれども、そういう憩える場所として特色ある地域づくりを進めていっていただいておりますけれども、残念なことに、農協店舗の撤退があったり、商工会の統合で地域での商工会活動がちょっと不活発になっていたり、金融機関の閉鎖等で、非常に阻害するといいますか寂しい状態が続いているのかなというところに力を注いでいただくには行政の力がとても必要なわけでありまして、いろいろな振興策をお考えになっているかと思いますけれども、最初に令和6年度に予定している具体的な振興策はどんなものがあるのかということと、その予算と財源について、まずお伺いをいたします。執行方針に何件か事業の中身が書いてありますけれども、どういう振興策を予定されているのかお伺いいたします。

町の答え 地域振興課長 兼村憲三(地域振興課長は2024年3月まで)

ただいまの令和6年度の具体的な振興策、そしてまた予算と財源についてというご質問でございます。令和6年度につきましては、景観美の向上を図り、今後の有効活用を目的に、廃屋となっている旧ホテル洞爺サンシャインの解体工事を予定しているところでございます。予算と財源につきましては、工事費として1億3,000万円ほどとなり、観光庁の地域一帯となった観光地再生観光サービスの高付加価値化事業補助金として4,780万円の内示を受けているところでございます。このことに伴い、このたびの本会議に補正予算を計上しており、繰越明許として令和6年度解体工事を実施することとしているところでございます。また、中心市街地の拠点施設でございます、とうや水の駅については、洞爺まちづくり観光協会から昨年3月に購入した隣接地について、大型車両の駐車場としての要望も出ていることからも、計画的かつ効率的に事業を進めるため、水の駅のトイレの改修工事を予定しているところでございます。工事費といたしましては、2,713万7,000円ほどとなり、公共施設等整備基金を予定しているところでもございます。とうや水の駅に併せて2階の有効活用も含めて隣接する町有地の活用につきましても、水の駅を核とした地域活性化に向け、洞爺まちづくりの観光協会と意見交換を進めているところでございます。以上でございます。

町の答え 企画財政課長 藤岡孝弘

あともう1点、地域公共交通からお知らせですけれども、本年10月から道南バスの湖畔線が廃止決定されておりまして、洞爺地区の皆さんが温泉、虻田地区との交通手段がなくなるということで、町におきまして予約制の乗合タクシーを10月から運行する予定でおります。これまで運行しておりました買物支援バス、それから通学支援のタクシー等もこれに含んで一体とした形でデマンドの乗合タクシーとして運行を予定しております。これまで毎週火曜日のみだった買物につきましても、自分の好きな曜日、時間にできることや、あとは温泉ホテルの入浴ですとか、病院の通院ですとか、歯科医の通院ですとか、こういった交通手段のない洞爺地区の高齢者の方の活動範囲といいますか、そういったところも拡大していきたいと考えております。それから、今回運行予定のタクシーにつきましては、障がい者や町外の観光客等の利用も可能と考えていることから、例えば洞爺芸術館ですとか水の駅周辺ですとか、今整備している財田の遊歩道といったところも、実際洞爺に足を運んでいただいて洞爺の観光の振興策にもつながるような交通体系にしていければと考えておりますのでよろしくお願いいたします。以上です。

議員の質問 4番 五十嵐篤雄

大体説明は理解できたのですが、今、公共交通関係の話は、目的がはっきりしていますのでとても分かりいいのですが、今後のことで活性化ということでくくってしまえばそれまでなのですが、例えばサンシャインの解体にしても、もちろん景観の問題もありますし、いつまでも放っておけないということもありますけれども、その後どうするかというのが大事なことであって、解体する目的をもう少しはっきりと明示するという、それから水の駅のトイレも、確かに不便な部分があったし、駐車スペースの問題もありましたので、解決策にはなっている事業なのですが、それをすることによって活性化というのは分かるのですが、具体的にどういうことに結びついていくのかというビジョンをもう少し細かく示していただくと、とても分かりよくなるのかなと思っております。今回の質問の中ではそこまで言及しませんけれども、ぜひこうすることによって何を地域にもたらすのか、これをしっかりまとめた上で、何かの機会に地域の人にお知らせしてほしいなということのお願いをしておきます。それで、次の質問に移りますが、1月20日に洞爺地区で専門家を招いて地域づくりフォーラムが開催されました。地域づくりの理念とか進め方のポイント、この辺のことが主な内容だったのかなと思っておりますけれども、フォーラムを開くことが目的ではないというのは当然でありまして、フォーラムを開くことによって、もちろん住民の聞きに行った人たちもいろいろ考えることが必要ではありますが、開催した行政としても、そのフォーラムから何を学んで、そのことをどう洞爺地区の地域づくりに生かしていくかということが一番大事なことだと思うわけであります。そういうことから、私もフォーラムに行きましたけれども、講師の方からは地域づくりを進めるに当たっては、アート思考とデザイン思考と言われました。ちょっと難しいかなと思いつつ、私の解釈では、アート思考というのは感覚になるのかな、デザイン思考というのは計画とか設計になるのかなと理解したのですが、でもそれはあくまでも観念的なことで、実際結果を出していかなければ何も地域づくりにならない、意識づけにはなっても、現実はならないのだろう思います。当日、町長もパネリストとして参加していただいて、洞爺地域に寄せる思いを話していただきましたけれども、やはり大事なことはどういう結果をもたらしていくのかということが大事だと思っておりますので、この辺についてお伺いをいたします。

町の答え 地域振興課長 兼村憲三(地域振興課長は2024年3月まで)

1月20日に開催いたしました洞爺地域づくりフォーラムの狙いといたしましては、まず一つ目といたしまして、人口減少に対する危機感を地域の皆様にも共有してもらうことがまず一つ、それから地域の現状として維持管理経費が増大している公共施設の統合や有効活用、それから未利用や利用の少ない町有地の活用を図っていくことということを狙いといたしました。このような課題や方向性を地域とともに考える、地域とともに進めるまちづくりを目的に今回開催したところでございます。このような地域振興に向け、専門家による客観的視点から、洞爺地区の持つ今後の可能性や地元関係団体から見た魅力や課題など、貴重なご意見をいただいたところでございます。町としては、未利用地や利用の少ない町有地の活用、それから公共施設の有効活用も含めて、民間との連携も視野に入れ、とうや水の駅を核とする地域の賑わいの創出、それから洞爺地域全体の活性化に向けた土地活用など、地域の活用、地域の活性化、地域振興につなげていきたいと考えているところでございます。以上です。

議員の質問 4番 五十嵐篤雄

考え方としては理解をさせていただきます。ただ、やはり現状を見ますと、なかなか皆さんに努力をしていただいておりますけれども、もちろん住んでいる人たち、そこに暮らしている人たち力も大事ですけれども、行政の力もやはり大きいということでございます。最後になりますが、町長もあの地域については特別な思い入れもあると思いますし、エリアがいい地域だという認識もされていると思います。何とか地域づくりのために、もう一肌も二肌も脱いでいただきたいと思っておりますので、パネリストとして出ていただいたことも含めてもう一度洞爺地域づくりの思いについて、最後にまとめてお話をしていただければと思います。

町の答え 町長 下道英明

先般1月のフォーラム、五十嵐議員もご出席いただきましてありがとうございます。今回、1月に地域とともにつくり上げていくとか、若い方にまちづくりについて関わってもらうということで、フォーラムが終わった後に、コメンテーターと地域おこし協力隊の人たち、あるいは地元の若い人たちが時間をかなり取ってコミュニケーションしました。今回その中でまちづくりの視点とか、担当課長からもありましたけれども、地域経済レベルの循環構造が大事だと思いました。あのとき話は出ませんでしたけれども、例えば百貨店であったら催事場が一番上にあって、そしてそこに人が集まって、その次は例えば8階、7階、6階、5階という形で、いわゆる専門用語でいうとシャワー効果という形がございますけれども、そうやって百貨店の売上を上げていくと。そういった観点から行くと、洞爺地区においては水の駅はやはり中心、コアになるのかなと思っております。旧洞爺村時代に作成した洞爺村中心市街地活性化基本計画がございますけれども、これは何度も洞爺地区の振興について言及させて一つのバイブルみたいな形だと思うのですけれども、その中でとうや水の駅に人が集まってくるという、動線が集まってきて、そこから芸術館に行ったり、あるいは烏帽子岩のほうに行ったり、いろいろ湖畔のアクティビティもありますけれども、そこで出てきて湖畔の、議員のところもそうですが、前の通りのところですね、今若い人たちがかなりいろいろな形でお店を、本屋さんを出していたり、パン屋さんもあったり、エスニックの料理もございますし、広げていくとか、そういった思いを考えているところでございます。そういった観点から、今回水の駅はトイレの改修もさせていただいていて、いかんせん2階の稼働率が非常に悪いという形があります。ですから2階に行く動線も、ただ売店を通るだけではなくて、あそこはそもそも階段からL字型になっているということがありますので、動線も含めて2階の利活用も考えていかなければいけない。また、あそこは商工会も入っておりますけれども、週数回ということであれば、いろいろな面でご検討させていただきながら、また別な形の施設も入れていただけるようなことも含めて、まずは水の駅の稼働率を上げることによって、先般以来お話があります、水の駅の横の跡地にしてもそうですけれども、活用に踏み込んでいければなと思っております。また、公共施設は集客施設として大事なことは、箱物だけではなくて、コンテンツということでいけば、香川の獅子舞ですとか、あるいは私もちょうさの会に入っておりますけれども、例えば水の駅に行ったときに、ちょうさは小さいのはありますけれども、夏まつりの映像を常に流していくとか、いろいろな面で、青森の津軽のねぷたがありますけれども、ああいった形の郷土的なものを水の駅でもイメージで1階のフロアーはもっていくとか、そういう仕掛けをしながら、まずは人が集まってくるという、そういう動きをしていったほうがよろしいのかなと思って、そういった面では洞爺地域の地域振興の方向性と民間連携に向けて町がハード整備とその運営を行って、集客を図るといった方法だけではなく、連携していくということを考えていければなと思っております。今回、既に常任委員会にもお話しして、農協との関係、洞青寮もいろいろな面で、またこれから議会にもお諮りする形もありますけれども、常任委員会のほうでご説明させていただいたように、いろいろな形で連携していくという、公共施設管理計画の一つの最たるものかなと思いますけれども、そことつながっていくと。洞爺湖町役場だけでなくて民間とつながっていくということで考えて、先ほど交通体系のお話もありました。またサンシャインの跡地も今後いろいろな形の利活用の中でお話が出てくると思いますし、そういった点では地域に合った民間との連携という中で議会にご報告させていただき、ご協議をさせていただきながら進めていきたいと思っているところでございます。以上でございます。

議員の質問 4番 五十嵐篤雄

いろいろと細かいところまでご説明をいただきました。地域に住む人たちといろいろな協議を深めて、民間の人たちも巻き込んで、特にあの地域は新しく住みついた方もいらっしゃいますので、その人たちとの輪づくりといいますか、話し合いの場をいっぱいつくっていただいて、いろいろな人の力をうまく引き出しながら地域振興、地域づくりにつくしていただきたいと思いますし、私もそこに住む一人として協力できるものがあれば協力させていただきたいなと思っています。これで質問を終わります。

出典:洞爺湖町議会 令和6年3月会議 2024年3月6日 議事録 PDF(31ページ) 間違いを知らせる