洞爺湖町議会 令和7年9月会議 2025年9月10日
課題の解決と大学との連携について
2025年9月10日、洞爺湖町議会の一般質問で、五十嵐篤雄議員が「課題の解決と大学との連携について」質問し、生活環境課長 高橋謙介、企画財政課長 藤岡孝弘、洞爺総合副支所長 片岸昭弘、産業振興課長 仙波貴樹、町長 下道英明が答えました。
- 聞いた人
- 五十嵐篤雄 議員
- 答えた人
- 生活環境課長 高橋謙介、企画財政課長 藤岡孝弘、洞爺総合副支所長 片岸昭弘、産業振興課長 仙波貴樹、町長 下道英明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄雄
4番、五十嵐でございます。9月会議では通告に従い、大項目で1件の質問をさせていただきます。課題の解決と大学との連携についてであります。今回はこの1件ではございますが、中身にしては三つの大学との連携、あるいは協定に関して、順次伺っていくことといたします。当然ですが、各自治体はいろんな課題を抱えておりますし、当町も例外ではないと思います。解決できたもの、また、今取りかかっているもの、そしていつも課題は何というのでしょう、どんどん生まれてくるといいますか、山積しているといっても過言ではないと思います。一つ一つこの課題を解決していくことが、行政の一番の目的になるのだろうなと思っておりますし、その解決することが住民の期待に応えることにつながっていくということであります。そういったことから、大学との協定、このことについての手法は、大学との協定を結び、学術的知見や研究の結果等を通じて当町の課題解決の道筋が図られるということは、私も理解するところでありますけれども。今、連携協定をしているところ、またこれから進めようとしているところの各大学については、その目的が達成できて、もう既に始まっているところは目的が達成されているのか、またこれから進めようとしているところは、どういう目的で提携をして進めようとしているのか、この辺の観点から順次質問をしていくわけでございますが。一方、当然町としては、町のメリットというのを当然追及していくわけでありますが、大学サイドからすれば、教授や学生が机上での学びや研究だけではなく、現実の状況を生で感じ取りながら学問として完成していくということを学校サイドでは期待しているのだろうと、こういうことでありまして、両者にとってメリットがあるというのが一番の目的になっているのだろうと思います。そこで、まず室蘭工業大学との連携についてから伺ってまいります。7月の初旬に空き家の実態調査を室蘭工業大学さんと協力して始められております。空き家は倒壊の危険性があったり、観光地としての景観の問題、または犯罪の温床になったり、あとは固定資産税の未納とか、いろんな問題につながるところであります。そこで、空き家の実態調査を依頼し、調査対象空き家を500戸としております。まず何を根拠にこの500戸と把握されているのかということと、なぜこの室蘭工業大学に依頼されたのかということについて、まず伺うところでございます。ただ、今日の町長の行政報告の中で、この空き家の数を447と言われて、私が今この言った500戸というのは、報道の数字で約500という数字、それから虻田地区を約120とされておりましたのですが、この辺も、もし確実な戸数が分かるのであれば、あと地域ごとに後で示していただければなと、この答弁と同時にその辺も示していただければありがたいなと思いますので、まずこの1件目の質問に対して答弁をお願いいたします。
町の答え 生活環境課長 高橋謙介
本年7月に実施いたしました空き家の現地調査対象数は、正確には447棟でございます。その内訳としましては、虻田地区306棟、洞爺湖温泉地区74棟、洞爺地区67棟です。その把握方法につきましては、町が以前より空き家として台帳に登録されていたものと、あと水道栓が1年以上閉栓されている情報を基に把握してございます。また大学に依頼した理由でございますけれども、水道栓が1年以上閉栓している建物は空き家の可能性があるというだけで、空き家とまだ確定していない状況でございます。そのため、どうしても現地で電気の供給状況や建物の管理状況、庭木の繁茂状況など、空き家かどうかを確認する調査が必要でありました。そこで問題となったのは、誰がどうやって現地調査を行うかということで、調査を行うためには、事前に調査項目の設定、予行練習、調査後の分析、検収など多くの業務がございます。どうしてもマンパワーが必要になってくると。職員は通常業務もありなかなか対応は難しいと、コンサル等に一般的に頼むのですけれども、多額の費用がかかってしまうと、何かよい方法がないかという形で模索をしておりました。そこで、ちょうどよく室蘭工業大学さんからお声がかかったということなのですけれども、その前段には伊達市にNPO法人住まいの相談西いぶり活動プラットフォームという胆振西部の3市3町の不動産業、金融業、弁護士や司法書士、大学、商工業者で構成される組織があり、空き家対策全般の活動をしております。町もそこと情報交換をしておりましたが、そのメンバーに室蘭工業大学さんも入っていたという関係から、空き家対策で困っていることがあれば協力しますというお話があり、調査をお願いしたという経過でございます。また大学側にとっても、空き家対策を研究している学科ですので、行政として連携して調査をすることは、持っている研究ノウハウを検証する実践の機会にもなりますし、大学に求められている科学技術者の育成や社会貢献につながっていくなど、ウィン・ウィンの関係が構築できるということで、連携して行うこととなったということでございます。以上です。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
空き家、確定させる必要があったということは理解しましたが、空き家であろうという数字を認識していながら、なかなか作業が進まなかったのは、なぜかなと実は思っていましたが、調査にマンパワーといいますか、時間と労力がかかるということで今まで来たということは、ちょっともう少し何かできたのではないかなという気はしていますけれども、それは理由として認めておきましょう、この段階では。それで、そういう大学の真境名教授というのですか、何か読みにくい教授の名前だったのですが、建築計画学の研究室の14名の方に依頼をされているという、いい不動産屋を通して室工大と何かうまくつてができたような答弁でありましたけれども。確かにウィン・ウィンという、学校としてもそういう調査を通して学術の研究の場を取得したかったと。当町としても早く空き家としての確定をさせたいという両方の思いの中でいい形になったのかなと思っておりますけれども。調査用にアプリに何かインプットしていって調査をしていくという報道を聞いたのですが、もし分かっているのであれば、何か20項目を記入、入れることによって空き家と判定するやつなのでしょうか、このアプリというのは、その辺が少し分かれば、簡単に教えていただけますでしょうか。
町の答え 生活環境課長 高橋謙介
今回専用アプリというのを使ってございます。このアプリですけれども、地域おこし協力隊とも今回連携して行っておりまして、その協力隊の方が開発したアプリでございます。このアプリはスマホ上に地図を表示させまして、地図上に調査対象家屋を表示させます。その表示を送ると調査票がスマホ上に現れてきまして、建物の用途だとか構造だとか階数、屋根、外壁の損傷状況、そういった電気の供給状況や郵便受けの状況、いっぱいになっているかとか、あと庭木の廃棄物、そういった20項目適度をそのアプリの中のスマホに入力をして、それはサーバーのほうで保管されて、セキュリティーの整ったサーバーで管理されるというようなアプリを使用させていただいております。これによりまして、土地勘のない学生も迷うことなく調査が行うことができたと考えております。以上です。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
分かりました。それで4日間ということだったので、調査は終了しているのかなと思います。今はまとめといいますか、集計の段階なのかと思いますけれど、2番目の質問に移ってまいります。調査結果はいつ頃どのような形で公表ないしは発表、役場にそういう報告がなされるのかということであります。報道によれば、このデータの集計は年内を目指しているとなっておりますけれども、行政だけの報告にとどまらずに、できたら町民にも広く公表するような場を作っていただければと思いますけども、どういう形でまず公表される、いつ頃されるのか、このことについてお伺いをいたします。
町の答え 生活環境課長 高橋謙介
現地調査の結果につきましては、現在実施しているアンケート調査の結果と併せて年度内にはホームページまたは広報等を活用し、公表したいと考えております。またそのほかに大学側の研究成果をどこかのタイミングで町民に発表できないか、現在大学側と調整しているところでございます。空き家対策には所有者に当事者意識を持ってもらうことが重要だと思っておりますので、いろいろな方法によって調査結果は町民や所有者と共有していきたいと考えております。以上です。4番、五十嵐議員。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
ぜひ、もちろんこの結果を踏まえて次の行政としての施策に反映させていくことになろうかと思いますけれども、学生サイドから言えば、自らが調査研究した部分を発表する場面というのも彼らのためにもとても大切なことだと思いますし、私たちもどういう調査をして、どういう結果になったのか、これも町民として知りたいということもございますので、ぜひ一般にも公開できる形でよろしくお願いしたいと思います。それで、この室蘭工業大学に関しての3番目の質問でありますが、年内にそういうような結果が出るということでございまして、結果が出ました、発表しました、じゃあ、これで終わりではないはずです。このことを踏まえて行政としてどういう形に持っていくのか、これが一番大事なところであります。結果を受けて空家対策計画というのは、実はできていますが、それに対して具体的にどう反映していくのかということの質問でございます。洞爺湖町空家等対策計画が平成29年に5年間で第1期目が策定をされておりまして、その結果等を踏まえた上で、第2期の計画が令和4年になされていまして、来年、8年までの5年間が第2期の計画というところでなっております。そのここまでに至るところでは、空き家対策として空き家バンク登録だとか、有効利用という観点から、チャレンジショップ等の事業なども進められていたことも私も承知をしているところでありますけれども。その進み具合といいますか、そのことの反省も踏まえて、再度この空き家の現実というものをしっかり調べようということに至ったのかなとも思っておりますけれども、また先ほど朝のときに町長の報告では400幾つかのうち、所有者が分かっているのが386名だというところでございますけれども。その386名に対してはアンケートを実施して、所有者が分かっている数が多ければ多いほど対応がいいのかなとは思っておりますけども、不明な60件の対応も含めて今どのように具体的に反映されるのかということについてお伺いをいたします。
町の答え 生活環境課長 高橋謙介
計画の具体的な反映の前に386名、調査対象数が447で、アンケートを送付した人数が386人と、差は、一人で何棟も持っている方がいられるというような形でやっていますので、送る段階では所有者は全て把握して、固定資産税の台帳のほうからデータをいただいておりますので、把握した上で現在送っているところでございます。あと具体的な計画への反映方法でございますけれども。現地調査とアンケート調査の結果は、令和9年度に改定される第3期洞爺湖町空家等対策計画に反映させる予定でおります。具体的な内容は各調査結果を分析、検証した後となりますので、大学とも連携しながら計画に反映する予定でおります。ただ基本的な枠組みといたしましては、空き家の発生予防の取組、発生後の早期の利活用や保全、そして除却といったような内容が柱になるかと考えております。また、そのほかに現在、空き家所有者に対するアンケート調査を行っておりますが、その中で空き家を売りたいのか、空き家を貸したいのか、それとも解体したいのかなどの今後の管理方針や空き家を管理する上で困っていること、さらには町に求める支援内容などを聞いてございますので、空き家所有者のニーズを把握した上で、それらも可能な限り計画に反映させていきたいと考えてございます。また一方で、空き家は個人財産ですので、行政としての対応には一定の限界がございます。民間と連携しなければ最終的な解決は難しい問題ございますので、大学含め産官学民が連携し一体となったトータル的な対策が取れる計画にしていきたいと考えているところでございます。以上です。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
確かに今答弁のとおりだと思いますが、空家対策計画というのが、やはり実態に即して、調査結果に基づいて、ある一定の成果を上げなければ意味がないという観点からいいますと、やはり今どのぐらいの数の方がこの386の回答をどういうふうに頂けるのか分かりませんが、やはり個人で所有ですから、しっかり管理をしますということであれば、それはそれで完結したことになろうかと思いますが。ぜひ有効に使ってほしいとかを含めて、有効に使ってほしい、売却したいとか、ただそのときには行政が入り込める範囲と入り込めない範囲があるので、その辺のすみ分けも必要になろうかと思いますし、全く音沙汰のない物件については、特定空き家というような認定までいくということも考えられますし。どうしてもこれは危ないし、持ち主も分からないし、認定もされるということの条件付きですが、強制執行じゃないですが、行政の費用で取り壊すというところまで分類されるのかどうか、この辺もだけ簡単にお答えいただけますか、どこまで進めるのかという。
町の答え 生活環境課長 高橋謙介
計画の中には、行政、民間それぞれの役割分担というのは、ある程度は明記していきたいなとは考えております。あと、どこまでという部分につきましては、計画上には管理されている空き家、あとは管理不全の空き家、特定空家と国のルールでは三つのパターンに分けて分類することになってございますので、それぞれの状態になったときには、こういうような対応を取るというようなことは、計画上には明記されていくことにはなろうかと思っています。どこまでやるかといったような最終的に議員の質問ですけれども、例えば所有者が分からないとかそういった家で特定空家になるようなものに対して、どこまでやれるかというようなことの質問かと思いますけれども、相続放棄だとか居所不明により建物所有者と連絡が取れない家に対する取組については、国の制度上は町が利害関係人となって裁判所に申立てを行い、裁判所が選任した清算人が建物の解体や土地の売却処分など清算事務を行う仕組みがございます。ただ、その清算事務に係る経費は、あらかじめ町が裁判所に支払う必要がございます。そのため、最初から買手がいて売却益で経費が賄えるとか、その土地や建物の影響で住民の生命や財産が著しく脅かされるなど緊急性が高い以外は現実的には難しいと考えてございます。今回の調査結果で、そのような建物がございましたら、個別に検討し、議会にも相談しながら対策を講じてまいりたいと考えているところでございます。以上です。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
いずれにいたしましても、この調査結果がいい形でまとめられ、空き家対策にいろんな形で町の対策が進んでいくということをお願いしたいと思っています。次に2番目になりますが、北海道科学大学との地域包括連携協定についてご質問をさせていただきます。今年6月30日役場にて、科学大学の川上学長さんと協定書を交わされております。科学大では2027年、1年半後ぐらいですか、仮称ですが、地域創造学科というのを新設する予定だということで、では、この学科をつくって当町との協定の中で、いつ頃からどんな内容で進めていくのかというのは、まだこれからだというようなことも報道されておりましたけれども。まずこの協定について、いろんなきっかけがあって科学大学と協定することになったのかと思いますけども、その辺も含めて1番目の質問として、地域社会の発展と人材育成及び学術の振興に寄与することを目的に始められておりますけれども、当町のどういった課題の解決に向けてどういう提言をこの科学大学に求めているのか。地域社会の発展というのは、これは当町が抱える課題を解決するために、各種振興策だとかいろんなアイデアを学術的見地から学生側のほうから大学側のほうから提示していただきたいということの当町の期待があろうかと思いますが。大学側の件については、先ほど工業大学のときにもお話ししましたように、現実な社会を見た中で机の上だけの勉強ではなくて、社会の中で経験することによって、その学術の実をつけていくということを言いましたので、学生側のこの件については、学生側のメリットは問いませんが、まずこの当町にとってどういう課題の解決のために提携協定を結んでいるのか、このことについて、まずお伺いをいたします。
町の答え 企画財政課長 藤岡孝弘
町長行政報告においてもさせていただきましたけれども、本年6月30日に、洞爺湖町と北海道科学大学と地域包括連携協定を締結させていただきました。地域社会の持続的な発展、人材の育成及び学術の振興を目的として、この協定は締結されたものでございまして、大学との協定締結、今後の町の地域課題に向けて重要な取組の一つと位置づけて考えております。その中で現在本町が科学大学に対して提言を求めている、または今後提言を期待している洞爺湖町の地域課題についてというところですけれども、一応次のとおりと考えております。まず1点目が医療や福祉分野における人材確保とサービス向上についてというところでございます。ちなみに、北海道科学大学をご存じない方もいらっしゃるかもしれないのですが、この大学は工学部、それから薬学部、保健医療学部、未来デザイン学部と現在四つの学部を設置しております。そして、今、議員からご紹介いただきましたけれども、2027年4月に新たに地域創造学部という学部が設置される予定となっております。その中でまず町が求める課題についてですけれども、まず1点目が今申しました医療や福祉分野における人材確保とサービスの向上についてというところです。高齢化が本町は進行しております。とりわけ医療や介護、医療、看護介護分野の人材不足が喫緊の課題となっております。同大学の医療系学部との連携によりまして、地域医療体制の強化ですとか、福祉人材の育成確保に関する知見、それから提言をお願いしてまいりたいと考えております。次に2点目が地域防災や減災への対応力強化についてでございます。自然災害に対する備えとして、防災教育の推進ですとか避難所運営の改善ですとか防災インフラに関する技術的な部分に関する助言、指導などお願いしたいと考えております。今回、津波被害で、私も避難所担当で設置から夕方6時ぐらいまで、母と子の館にいたのですけれども、やはり暑さ対策というか、高齢者が暑さのため具合悪くなる方が何人かいらっしゃってというところで、暑さ対策というのが今回の避難所における大きな課題の一つであったかなと思っていますけれども。大学の中では、例えば防災の観点から、雪を夏場の空調として活用する研究を行っている先生もいらっしゃったりだとかして、その辺りの大学の持つ工学的な知見を生かした助言ですとか指導、このような部分でも提案を求めてまいりたいと思っております。それから三つ目ですけれども、観光振興と地域振興の活用についてという分野においてでございます。本町の主要産業である各産業、特に観光業の活性化に向けてICT技術ですとか地域ブランディングの手法ですとか、持続可能な観光の在り方に関する研究的な提案というのもいただければと考えております。それから、四つ目が若者の定住促進とキャリア教育という部分についてでございます。洞爺湖町での職業体験ですとかインターンシップの機会の創出、町内事業所とのマッチングの支援など若年層の定住促進に向けた提言、提案をお願いしてまいりたいと考えております。それから最後になりますけども、地域教育の充実と学びの場の提供についてという分野においてでございますけれども、子供から高齢者まで幅広い層への学びの機会を創出するために、生涯学習や地域課題をテーマとした教育プログラム、これらの部分の共同開発などに関する大学の持つ知見、提案を講演会の開催などを通じて、大学にはお願いしたいと考えております。今、申し上げたような分野におきまして、北海道科学大学が有する専門的な知見ですとか研究成果を地域に還元いただくことで、町の地域課題の解決につなげてまいりたいと考えております。本協定に基づきまして相互に連携協力する課題に共に取り組んで、町民の皆様の福祉の向上と地域の活性化に資する町の課題解決に向けて取組を推進してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
多岐にわたる課題解決に向けて、やはり課題を見つけてくださいではなくて、この町にはこういう課題があるので、ぜひ学生の視点といいますか、そういう研究のレベルでも結構ですので、その視点で提言をいただきたいという、要するに町としても課題研究して提言してほしい中身をしっかり提示した中で提携をしなければ、的を射た回答にはならないと思いますので。今、課長が言ったことはとてもこれからの課題として確かに重要なことだと思いますので、しっかりとそれを伝えて提言をしていただけるように努めていただきたいと思います。また、先ほど大学のほうのことについては言いませんでしたが、やはりフィールドをこちらでも研究しやすい環境を用意してあげる必要も当町としてあるわけでありますから、この人材育成、それから教育学術に関しての範囲だとか期間も含めて、大学に研究するための何か、今、課題をお話しされていましたので。それを研究するために学校からの要望があるのかもしれませんが、町として何か提案、提供する拠点だとか材料だとか、何か提供するものがあるのかどうか、考えているのかどうか、このことについてもお伺いをいたします。
町の答え 企画財政課長 藤岡孝弘
協定は結ばせてもらいましたけれども、あくまでもスタートラインに立っただけであります。これから、では具体的に大学と何を洞爺湖町との間で実施していくのかというところにつきましては、来月10月、もしくは今月の末か10月の頭に大学と協議の場を設けて、より具体的な内容について詰めさせていただきたいと思っております。その中で北海道科学大学との包括連携協定につきましては、期間、まず今、言われたその期間につきましては、本協定につきましては、特定の事業単位での契約とは異なりまして、あくまで包括的、継続的な連携を可能とする枠組みであると位置づけておりまして、期間については、特に定めのある協定とはなってございませんが、その中で個別の連携事業については、必要に応じて年度ごとにですとか、または事業単位ですとか、それは内容、希望を大学と協議の上、より具体的にしていく形にしたいと考えております。それから人材育成教育学術の取組におきましては、大学側の教育課程ですとか研究内容との調整というのも図りながら取組を進めさせていただきたいと考えておりますけれども、特にやはり学生のインターンシップですとか、あとはフィールドワークとしての受入れという部分におきまして、この部分において大学とも協議をしてまいりたいと思っております。特にフィールドワークとして受け入れる場合については、その学生や教授ですとか1週間から1か月ぐらい地域に滞在して実際課題の洗い出しですとか課題解決に向けたテーマの選定ですとか、そういったところを行うように聞いておりますので、それらの受入れに当たっても、どのような町側の整備体制協力が必要なのかというところも、10月に大学とは話をしたいと思っております。以上でございます。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
分かりました。当町以外にも近辺では倶知安町と京極町、それからお隣の伊達市ともこの科学大は協定を結んでいるようでございますので、生徒が多いので、生徒を振り分けるのに自治体をたくさん協定したのかどうか分かりませんけれども。いずれにしても、私たちの町としてはいい答えを、提案をもらうためにも、きちっと要望があればそれに応えて、環境を整えてあげることをぜひ努めていっていただきたい。このことをお願いして次の質問に移らせていただきます。最後の三つ目の大学は、酪農学園大学との地域総合交流協定でございます。自然環境保全を目指して、これは早くから提携されている大学でございます。これまでにも様々な活動を見聞きしてまいりましたけれども、実は期間が長いために、2009年にたしか協定されているということで、もう15年近くずっと継続中ということなので、提携しているのかしてないのかが分からないぐらいの年数になっていますので。ここで一度整理をしてみたほうが、提携をやめるとかそういう意味ではなくて、今までやってきたことの総括をやはりここで一度したほうがいいのではないかという意味で質問をさせていただきたいということでございます。2009年に協定を締結して15年程度が経過するわけですけれども、継続中なのだと思いますが、継続中なのかどうかということをまず伺いながら、実は先ほども科学大との協定の中で期間を定めてないというお話がありました。そういう提携の仕方もあるのかと思いますけれども、このやはり15年という長いことになりますと、何かめり張りがつかない、何か分からないうちにずっと継続されている。そういったことから、これは総括でまた町長に伺いますけれども、期間というのは場合によったらやはりきちっと設けることによって、また継続すればいいわけですから、続けるのであれば。一定の期間をつけないと評価がしづらいということもありますので、その期間は研究や提言するのに必要な期間ということでありますから、1年のものもあれば2年のもの、3年のものもあるかもしれませんが、期間をつける必要があるのではないかということで質問なのですが、多分最初から期間の設定をしていなかったのだと思いますけれども、できたら、ではなぜ期間を入れなかったのか、このことについて、まず初めにお伺いをいたします。
町の答え 企画財政課長 藤岡孝弘
酪農学園大学との地域総合交流協定についての問合せでございます。洞爺湖町と酪農学園大学につきましては、今、ご紹介いただきましたけれども、2009年に酪農学園大学並びに酪農学園の短期大学部と洞爺湖町との地域総合交流に関する協定というのを締結しております。目的につきましては、本町の自然環境の保全並びに産業、文化、生活、観光、教育等の振興と発展、酪農学園大学の教育研究の振興と発展を目的とするものです。その後、短期大学部の廃止に伴いまして協定内容はそのままに、2017年に短期大学部の名称を除いて酪農学園大学と洞爺湖町との地域総合交流に関する協定として、再度締結をしているところでございます。協定の再締結から8年経過しておりますけれども、協定書の中で有効期限としては、特に定めのないものとしておりますけれども、一応有効期間はございまして3年間としているところですけれども、協定内容の変更がなければ自動的に3年延長することとなっておりまして、それが双方理解の下、現在も続いているような状況でございます。期限を設けるべきというご質問もありましたけれども、協定には明確な何年という期限は設けておりませんが、事業の進捗の状況ですとか、事業の評価ですとか、必要に応じた見直しの期間を設けることによってそれらの機会になるというご意見だと思いますので、一定のやはり妥当性というのはあるかなと思っているところです。一方で本協定は、単発的な事業実施というのを目的とするものではなく、長期的でかつ継続的なお互いの信頼関係の構築を基盤とした連携体制を重視しているものでございまして、現時点におきましては、協定自体に明確な終了期限を設けることは、現段階においては想定しておりません。ただし、協定書の中で必要に応じて大学側との協定内容の見直し、それから改定ですとかを行う旨の条項などは盛り込んでおりますので、連携内容ですとか社会情勢や地域のニーズの変化に応じて柔軟に対応できるように、大学側とも協議を行ってまいりたいと思っております。以上です。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
協定を、期限をつけてやめたらいいとかという意味ではありませんので、期間をつくることのよさというのが、やはりだらだらとは言いませんが、一つ一つ成果というか、それを確認しながら進めていけるということで、期間というのは意味があるのだろうという提案でしたので。そういう方向性の中で進めていくのであれば、特段期限を設けることなく、3年ぐらいをめどに自動更新というような形でもよろしいのかと思いますが、意識としては、その区切り区切りで成果を確認していくという形を取らないといけないのかなと感じているところでございます。次の質問に移ってまいりますが、酪農学園さんというと、どうしてもウチダザリガニとかエゾシカとかということにちょっと目が行くわけでございますが、外来種のウチダザリガニ、それと中島のエゾシカの対応に多くの役割を果たしていただいているということは、私も理解というか認識しているところでありますが。しばらくちょっとそういう話題がなかったものですから、現況はどうなっているのかということをまずお知らせしていきたいということと、今後酪農学園さんにだけに頼るのではなくて、町としてこのウチダザリガニ、エゾシカに対してどう対応というか進めていくのか、このことについての質問であります。ウチダザリガニについては、自然環境保全に関する活動報告ということで、随分前に報告を受けていまして、2005年ですから20年前に、実はこの生息が確認されているのだそうであります。2007年に駆除が始まりまして、8,761匹、2008年に1万660匹、それからその後、緊急雇用対策、要するに環境省の補助金がついたということなのだと思いますが、2009年に4万3,705匹、それから2010年に10万114匹が捕獲されていますし、11年にやっと減少になりまして、8万7073匹、12年に5万2597、私が調べた資料はこれしかなかったので、直近はどれぐらい捕獲されているのかちょっと分かりません。それで現況ということを伺ったわけでありますが。それから、そのウチダザリガニについては酪農学園だけではなくて、洞爺湖生物多様性保全協議会の絶大なるご協力の下でウチダザリガニの捕獲をされているというのも理解しているところであります。エゾシカは、1960年前後に皆さんご承知のことと思いますが、人為的に持ち込まれて繁殖して、個体がどんどん増加していったということで、2006年には434頭が確認されているのだそうです。毎年捕獲をしたり、それこそいろんな政策といいますか酪農学園さんのご協力やご指摘等があって、50頭前後に現在はなっているのではないかということでございますけれども、たしか、この中島のエゾシカについては、個体数を減らすということではなくて根絶するのだということに決定して取り組んでいると理解しているところでありますので、その辺も含めて今後どう進めていくのか、このことについてお伺いをいたします。
町の答え 洞爺総合副支所長 片岸昭弘
私のほうからまず、大学との交流事業の全般についてご紹介をさせていただきたいなと思ってございます。酪農学園大学との委託業務であります洞爺湖中島自然環境再生事業という形で交流活動が行われている現状でございます。令和6年度のご紹介をさせていただきますが、洞爺湖中島におけるエゾシカの頭数調査、それから環境共生学類の学生実習の実施の状況でございますが、水質調査ですとかGIS分析、それから中島の植生調査、土壌分析、エゾシカの捕獲などを実施してございます。また、虻田小学校5年生の出張環境教育事業、洞爺湖生物多様性フォーラムを町民との交流事業として開催をされてございます。さらに、洞爺湖マラソンでは、ボランティアスタッフとして協力活動などを実施している状況でございます。洞爺湖中島のエゾシカの状況でございますが、エゾシカの捕獲作業では、現状、国立公園内で環境省が直轄事業として整備する事業でございます生態系維持回復事業を実施することとなり、洞爺湖中島の植生が健全に更新できるよう生態系への回復をさせ、その生態系を維持することを目標として決定をされている現状でございます。エゾシカの生息頭数をゼロにするために、捕獲作業を、本年令和7年度をめどに事業費の規模を拡大しまして、5年後を目標として実施する計画となってございます。捕獲作業の目標が達成後は、植生の回復調査などを進める予定になってございまして、本事業での酪農学園大学の活動が一層重要となっている現状でございます。また今後の取り進めの関係でございますけど、新たな取組といたしまして、食と健康学類の教授にも加わっていただきまして、新規に栽培が地域で広がっておりますサツマイモの品質の統一を図るための食味分析の数値化をする取組を実施してございます。JAとうや湖との交流など地域の課題を探り、解決する交流が始まっているという現状です。今後につきましても、大学との交流を促進するために、大学と地域の関係者とともに、地域の課題を探りまして、ともに解決策を探っていくというようなことにできるよう進めてまいりたいと考えてございます。以上です。
町の答え 産業振興課長 仙波貴樹
私のほうからは、ウチダザリガニの防除活動について答弁させていただきます。議員のご質問の中にもありましたが、2005年に洞爺湖で初めてウチダザリガニが発見されて以来、2009年には洞爺湖生物多様性保全協議会を設立いたしまして、地元自治体をはじめ、関係機関NPOに加え、酪農学園大学などの学術機関と連携してウチダザリガニの防除活動を進めてまいりました。ウチダザリガニ捕獲実績につきましては、議員からもありましたが、 2010年の10万匹をピークに直近の昨年、2024年度の実績では6万4,000匹まで減少しました。この減少したことは、協議会設立後16年間継続した防除活動による効果であるとともに、酪農学園大学と連携して調査研究を進めてきた成果であると認識しております。またウチダザリガニ防除に係る財源確保のため国に支援を求める際にも、学術的な根拠の提供という形で大きな役割を果たしていただいていることから、今後も大学との連携が欠かせないものと考えております。また今後につきましては、ウチダザリガニは洞爺湖の在来種や希少な水草を捕食し、生態系に大きな影響を与えております。完全な根絶は極めて難しいとされておりまして、化学的な調査、モニタリングに基づいた継続的な防除活動が不可欠と考えております。数値的な目標は、設定はしておりませんが、ウチダザリガニは非常に繁殖力が強く、その生息範囲も確実に広がってきているため根絶ではなく、捕獲圧を高めることにより個体数の抑制を目標に大学と連携して継続的に取り組むことが重要であると考えております。また、酪農学園大学との連携は、洞爺湖の生態系保全を科学的に支える必要不可欠な基盤であるとともに、外来種対策は町単独では対応が難しい課題であるため、今後も引き続き大学と協力して取り組む必要があると考えてございます。以上です。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
今、片岸副支所長、それから仙波課長からそれぞれウチダザリガニ、エゾシカの現況について答弁をいただきました。エゾシカに関しては、根絶を、5年をめどにするということで、その後は要するに植生、植物のほうの、これもかなり傷んでいる状況になっている部分を回復させる作業が今後始まっていくのだということ。それとウチダザリガニについても、減少傾向になってはいるけれども、まだまだ駆除にはまだまだお付き合いが必要だという答弁でございましたので、そういう意味でもお力を借りる意味でも、酪農学園さんとの今後の継続というものは十分理解をするところであります。期間というのはあまり、強調しているようで、やめたほうがいいみたいに聞こえるかもしれませんが、大事なことは、そういうお互いに問題意識を持って、継続するならまたこのことについてもまた改めてやっていこうというようなことの、一つ一つの区切りをつけていく意味で、期間というのがあったらどうかということでありましたけれども。今、お話を聞いた中では、引き続き酪農学園さんと提携を継続する中で、ご協力をいただいて課題の解決に向けていったらいいなということを強く感じたところでございます。それで3番目の質問でございますが、いろんな協力をしていただいているという酪農学園さんに当町として、サテライトキャンパスとして旧成香小学校の建物等を提供しているのが現状かと思いますけれども、当初、地域の方々との盆踊りだとか、いろんな子供たちとの交流だとか、いろいろやられていたようでございますけれども、今、どのように利用されているのか、簡単にご説明をいただきたいと思います。
町の答え 企画財政課長 藤岡孝弘
旧成香小学校の酪農学園大学のサテライトキャンパスとしての活用状況についてでございます。酪農学園大学のサテライトキャンパスとなっております旧成香小学校の利用状況についてですが、コロナ禍のコロナになる前は、新入生のオリエンテーションだとか利用があったものの、コロナ禍を機に大学全体で学外事業が実施できなくなったとのことで、2020年頃よりこの旧成香小学校の利用が現在なくなっている状況でございます、コロナが明けました2024年度以降につきましては、学外事業が可能になったものの、バス移動ですとか、交通費など費用がかかるということと、あとはその学生の入学者数の減などが重なり、大学予算が少なくなっているということでございまして、それでなかなか洞爺湖町までの足が運べずに現在旧成香小学校の利用は思うようにできていない状況であると、大学からは伺いました。それから旧成香小学校の建物の中には現在、酪農学園大学が所有している物品も多く保管しておりまして、鹿の解体ですとか、水質、それから土壌の分析の作業があれば、これからも旧成香小学校の施設を利用することもあるかもしれないというような、ちょっと曖昧な回答でございました。現在も酪農学園大学では、鹿ですとかウチダザリガニですとか洞爺湖をフィールドとした研究は続いておりますが、洞爺湖から旧成香小学校までの移動距離ですとか、それから交通の便が悪い関係で、そのような作業で洞爺湖町に入った場合については、現在、洞爺湖温泉の宿泊施設に学生さんたちが宿泊していることが多いということでございました。これから旧成香小学校のサテライトキャンパスとしての大学側の位置づけについては、大学側としては今後の活用見込みも含めてどのように考えているのかについては、これから大学ともちょっと話をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
有効に活用していただきたいなという気持ちで質問させていただきました。使ってないなら返せという意味合いで質問したわけではありませんので、もう一度大学と話をしていただいて、必要であればそのまま使っていただく、それもそれでよろしいかと思いますが。やはりこれもやはり長くやっていると知らないうちに訳の分からないじゃないですけれども、当たり前みたいになっている、使っているのか使っていないのか分からなくなってくるということもございますので、その辺は適宜確認をしながら進めていっていただければと思います。今、こうやって三つの大学について質問をさせていただきました。最後に町長から総括でお答えといいますか、考えをお聞きしたいのでありますけれども、大学に限らず、一般企業であったり団体等の連携協定というのは、割と最近いろいろ行われてきているところでありますけれども。やはり共通して言えることは、その大学とこの一般企業、団体とはまた別かもしれませんけれども、当然目的があって提携するわけですから、目的がしっかり明記されている協定であることと、期間、また期間を出して恐縮ですけれども、一定の期間というのは、やはり提携のときに示しておく、特に企業との部分には成果というのが求められると思いますので、期限というのは必ず要るのかなと思っておりますので、この辺の認識というか考え。それから、やはりこういう提携されていたものの結果、効果がやはり年に1回、最低でも、ないしは決算の中で事業としてあるのであれば決算報告の中でも構いませんけれども、やはり進捗の状況について報告することが必要かなと思います。それと本当に細かいことですが、この協定の名称ですが、地域包括連携というのが科学大です。地域総合交流という名称が酪農学園です。工業大学はただの提携ということで協定という形を取ってないようですけれども、言葉尻に捉えるわけじゃありませんが、中身でこういう名称をつけた、どういう協定をするか中身でこういう名前についたのかもと思いますけれども、この辺についてもお考えがあればお願いをしたいと思います。
町の答え 町長 下道英明
今、五十嵐議員から3点だと思います。まず冒頭、最後のご質問でございました協定の名称がというお話があったと思いますけど、2009年に酪農学園大学、これちょうど長崎町長のとき提携結んでいると思いますが、地域総合交流協定の名称ということで、また本年6月には北海道科学大学との地域包括連携協定の名称ということでございます。包括連携協定とか総合交流協定の名称の違いというのは、法的な違いがあるわけではなくて、協定の範囲に応じた呼称の差異だと、区別だと思っているところでございます。総合交流協定は広範囲かつ長期的な交流の枠組みを示して、その中で、個別の事業ごとに連携協定やあるいは覚書を締結するものと伺っているところでございます。今回の行政文書の命名という点でございますけれども、相手側の大学のほうが、例えば地域総合交流協定だよと、あと地域包括連携協定だよと大学のほうからもオファーといいますか、そういった形で使っておりますので、正直なところ、行政としてはそこまで深く考えていなかったというところなのですが、ここのところはやはり相手方と合わせているとご承知をいただきたいと思います。2点目でございますが、要約しますと、やはり町へのメリットがあるから連携すると思うが、恐らく学生が洞爺湖町に興味を持ってもらうためというか、その副次的な効果はどのようなことだと捉えてよろしいでしょうか。そういった中でいくと、洞爺湖町ではやはり大学との連携協定を通じて、地域課題の調査、研究において自治体、先ほどいろいろ答弁ありましたけれども、例えば仙波課長からありましたが、環境省から補助金をもらうときに、やはりそのアカデミアのエビデンスというか、そのデータないとなかなか交付金を出してくれないという形でございますので、補助金を出していただけないということがありますので。やはり町としては単独では難しい高度な分析でありますので、これは教育官公防災など幅広い形での、やはり役所のほうはこの計画のデータがこれだけあるのかと、では、それで出してあげようといったところが、道内の179自治体連携しているのは、大体そこに軸足を置いているところもございますので、それは本町といたしましても踏襲しているところでございます。また、学生の地域実習ですとか地域理解により、若者の定着のきっかけになればと思っております。今、旧成香小学校のお話ありましたけれども、やはり交通の問題があって交通費とかということで、今、洞爺湖温泉街のほうで何とかないかという話で今動いているところでございますが。やはりそういったところも含めて、生徒が、学生がこの定着する本当に一つのいいきっかけになるし、やはり学生が虻田地区あるいは温泉地区、洞爺地区で動いていると、やはり何か明るさが出てくると思いますので、そこは引き続き進めていきたいと思っております。今回、室工大については、今年4月からのお付き合いでございます。また、北海道科学大学とは6月に提携を結んだのですが、ちょうど私ども洞爺湖町と連携したときに、京極町と午前中連携して、午後うちのほうに来たという状況がございますので。やはり今、大学側の視点からいくとやはり、大学側にもやはりいわゆる社会的なものというか、社会学ということで、やはりアカデミアの机上だけではなくて、実務を考えなければいけないということで、積極的にアプローチが出てきているというところでございます。酪農学園につきましては、2009年からの長い付き合いでございます。そして、また大学の卒業生、例えば室田議員もОBでございますし、またJAとうや湖はかなり多く人数いらっしゃいます。また、環境省の出先も多いですし、そして特に何ていうのでしょう、洞爺湖マラソンですとかボランティア活動でも本当に多くの学生たちが来ていらっしゃる。そういった面で、また毎年ですけれど、学生による卒論発表を本町で行っておりますので、今年、去年もやっておりましたので、ぜひ議員にも、数人の議員は参加していただいているのですが、ご案内の周知がちょっと私のほうが下手だったと思いますので、今後はそういった点で毎年やっておりますので、そこの中で生物多様性と酪農学園と洞爺湖町ということで、三位一体となった動きの中で進んでいるというところをご理解いただきたいと思っているところでございます。あと、期限のほうでございました協定のほう、先ほど担当課長の答弁にありましたように、協定を結んだ双方の理解の下、変更や廃止の必要性はないということで、自動的に3年間というエクスパイアがありますけれども、そこから自動的に更新していくという形になろうかと思います。あと、他の大学、自治体に聞くと、やはり期限を設けているところはないものですから、洞爺湖町だけ今後期限を設ける、ただ、ご趣旨としては、ある程度の期間を見て振り返っていかなきゃいけないよという、その趣旨については私も賛同いたしますので。例えば今、お話ししたように酪農学園の場合は毎年やっておりますので、そういった報告会の中でも、これはやはり広報ですとか議員各位もやはりお呼びしながら進めていければなと思っているところでございます。あと今回酪農学園は今、自治体との協定というのは大体21団体、そしてまた北海道科学大学は22団体ということで非常にこれから多くの自治体が、やはり人がいないというところで、学生の力、教授の力を使いたいと考えているところでございます。大学側からの視点で見ますと先ほどお話ししましたように、研究成果を社会に還元する社会連携、地域貢献が重要視されて、これは、大学自体も今、独立法人になっていますので、文科省からの連携の中で、やはり予算の絡みが出てきて、そういった面で積極的に自治体との関係を体系化する動きが加速化していると。そこの中で私どももしっかりと連携をして進めてまいりたい、そのような形で思っております。ちょっと答弁、長々となりましたけれども、そのような趣旨でございますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
これで終わります。