洞爺湖町議会 令和7年6月会議 2025年6月17日
道の駅の新たな役割について
2025年6月17日、洞爺湖町議会の一般質問で、五十嵐篤雄議員が「道の駅の新たな役割について」質問し、産業振興課長 仙波貴樹、総務課長 末永弘幸、町長 下道英明が答えました。
- 聞いた人
- 五十嵐篤雄 議員
- 答えた人
- 産業振興課長 仙波貴樹、総務課長 末永弘幸、町長 下道英明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
道の駅の新たな役割についてということでございます。町内には2か所の道の駅がございます。販売、飲食、情報発信などを行っておりますが、まず、この2か所の現況についてお伺いいたしますが、ちなみに、道の駅あぷたは、平成17年8月10日に、道内91番目の設置でございます。230にある道のとうや湖は、平成20年4月17日で104番目の設置でございまして、今、全道で131か所あると聞いております。まず、この洞爺湖町に、一つのまちに二つあるというのもなかなか珍しいことかもしれませんが、230号にしても、37号線にしても、道内では屈指の幹線道路ですので、あってしかるべきかなとは思いますけれども、まず、この二つの道の駅の状況について、簡単で結構ですから、現況をお知らせいただきたいと思います。
町の答え 産業振興課長 仙波貴樹
ただいまのご質問でございますが、議員がご指摘のとおり、洞爺湖町内には、現在道の駅あぷた及び道の駅とうや湖の2か所の道の駅が設置されてございます。道の駅の制度につきましては、道路利用者の利便性向上と安全性の向上に加え、地域の活性化や情報発信の拠点整備を目的に1993年、平成5年に国土交通省、当時の建設省になりますが、これにより創設された制度となってございまして、道の駅として登録されるには、三つの機能を満たす必要がございます。一つ目の機能といたしましては、ドライバーが安全に移動できるよう、駐車場やトイレが24時間利用可能な休憩機能、二つ目の機能といたしましては、道路情報をはじめ、地域の観光情報や災害時の緊急情報などの情報発信機能、三つ目の機能といたしましては、地元の特産品の販売、地元食材を使った飲食の提供などによる地域振興機能でございます。洞爺湖町にある両道の駅は、それぞれ漁業、農業を基盤とする地域の特色を生かし、販売、飲食、観光情報の発信を通じて地域経済の活性化に寄与しているとともに、地域産業と観光をつなぐ重要な拠点として、町民をはじめ、観光客に様々な整備、サービスを提供しているところでございます。以上です。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
多分、そんなに大きな課題もなく、それぞれ運営されているということでございます。このまちにとって二つの拠点は大事な拠点でございますので、どちらも多分、企業組合方式で運営されていると思いますが、ぜひ、行政も力添えをしてあげて、困ったときには相談に乗ってあげていただきたいなということを、私のほうからもお願いをして、次の質問に移りたいと思います。道の駅ということで、今、状況を聞きましたけれども、道の駅の今やっている機能の中身の話ではなくて、実は、新しく道の駅とうや湖というのは、失礼、防災の観点から、新しい役割の提案が国交省からあるということで、今回の質問をさせてもらっているのですが、まず、2番目の質問の中で、道の駅、特にとうや湖のほうですが、災害はどこでどのようなことがあるか分かりませんが、私どものまちの災害、大きな考えられる災害からは、比較的安全な場所にあるということを考慮しての質問なのですが、ここは、道の駅のほかに、農業関係の研修施設が一体感を持って設置されている。管轄は国交省と農水省で違いますが、私どもにしてみれば一体感があって、両方とも有効に使える、こんなにこしたことはないという感覚でいるわけでございますけれども、この農業研修施設は、災害時の避難所に、実は設定されております。そこで、防災道の駅と、この3番目に質問していきますけれども、道の駅に防災機能を持たすという意味を含めて、この隣接する研修施設が避難所に指定されているということを、両方うまくできないかなというのが、私の狙いでの質問でございます。まず、この農業研修センターに食料や災害備品などの備蓄がされているのかどうか、まずこの点についてお伺いいたします。
町の答え 総務課長 末永弘幸
ただいまのご質問の件でございますけれども、農業研修センターにつきましては、議員ご承知かと思いますけれども、各種会議ですとか、投票所にも利用されている施設でございまして、ご質問の食料、災害の備品などの備蓄の関係でございますけれども、保管のスペースがなくて、食料や資機材の保管はございません。ただ、農業研修センターに避難所として開設する際、先ほど議員のほうからもございましたけれども、開設する際につきましては、隣接する洞爺のふれ愛センターですとか、香川コミュニティセンターなどに保管してございます段ボールベッド、それからパーテーションなどの防災資機材を使用するということとしてございます。また、食料や飲料水になりますけれども、温度管理の必要もございます。このことから、役場庁舎で一括管理をさせていただいてございまして、適宜そこから配送するというような流れになってございます。以上でございます。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
確かにこの施設は、農業研修のためにある施設ですから、被災、災害時には避難所として活用しようというだけで、そういうスペースがないことも実は分かっていました。ただ、2000年の噴火のときに、実はこの農業研修センターがオープンする前だったのですが、ここが実は避難所に最初に使われた経緯がございます。オープンする前に避難所として使われたという。ここは、厨房の設備があったり、広い会議室というか、フロアがあったり、たしかシャワー室もあったと思います。このようなことから避難所に、避難所のためにつくったわけではないのですが、避難所として非常に喜ばれた経緯がございます。そのようなことから、せっかく、隣の道の駅に防災道の駅という仕組みをつくれば、この農業研修センターの避難所機能がより充実できる方法に持っていけないかなという、野心といいますか、国の制度を活用した中で、そういう防災の準備ができないかなという観点で質問させていただいています。これは、幾ら補助金がつくといっても、お金がかかることですから、建物とかということになると、また違った協議も必要かもしれませんが、せっかくのことなので、3番目の質問で聞いてまいりますけれども、国土交通省の道の駅の活用として、防災道の駅というのがございます。補助事業として、申請をしまして、防災基地として新たな役割が担えないのかなと。備蓄する保管、それから、今ある道の駅の飲食スペース、ここもちょっと手狭のような感じがいたしますので、食事の、それは一般的には、通常日は一般のお客さんの利用ですけれども、避難施設として隣に避難があったときには、そこは食料を提供する場所にもなり得るでしょうし、このようなことはないにこしたことはないのですけれども、よりこの町の防災の機能を充実させるために、今後考えることができるのであれば、今すぐということではなくて結構ですが、考え方としてあっていいのかなということと、もし、防災道の駅の選定要件というのが、何か三つほどあるようでございまして、ちょっとこちらのほうから申し上げますけれども、広域的な防災計画がなされているか、それから、広域的な道路交通の整備がなされているかとか、高速に5キロぐらいの範囲で入れるかとか、あと、施設の体制で、建物の耐震化だとか、電気が切れない、要するに無停電化とか、通信が整っているかとか、水はしっかりとかという、そういった選定の要件があるようでございますが、まず、この道の駅とうや湖は、この要件が多分そろっているのではないかなというふうに思います。今すぐやれということではないのですが、要件は満たしているので、やる気さえあればできるかなということでございます。この件について、お考えをお伺いいたします。
町の答え 総務課長 末永弘幸
ただいまのご質問の件でございます。議員のご提案、ありがたく受け止めたいと思いますけれども、まず、今回、議員のほうから提案のございました防災道の駅についてでございますけれども、現在、全国で79か所ほどございます。昨今の能登半島地震を起因にして、全国的にまた再度追加したいというようなことで、全国で約100か所に広げたいという考えで、先日、5月の中旬でしたか、新聞の記事でございました。これらを踏まえてのちょっと答弁になりますけれども、仮に今回、100か所程度に広げる考えているという考えでございますけれども、仮に有珠山噴火のハザードマップエリア外にある、現在ありますけれども、道の駅とうや湖はありますけれども、防災道の駅として整備するという場合がございますが、まず、その敷地が不足することですとか、あと、大規模な施設改修が必要ということで、今現在ですけれども、そういう考え方でこちらのほうは捉えてございます。補助事業を活用して整備を行う場合でございますけれども、町の負担についても、事業費もちょっと大きなものになるのかなということで、今考えているところでございます。防災基地としての活用できる施設が整備できれば、災害時に非常に役立つものと考えてございます。防災道の駅だけではなくて、他の公共施設の利活用も含めまして、今後におきまして、引き続き施設整備等に有利な補助事業がないかなど、情報収集にまずは努めてまいりたいというふうに考えてございますので、その点、ご理解いただければと思います。以上です。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
無理やりお願いしているわけではないのですが、そういう機会があるのであれば、防災に非常にナーバスなまちでありますから、そういう設備の充実というのは、重要な施策になるのかなということで提案させていただきました。この近辺では、ニセコのビュープラザという道の駅が、この防災道の駅に認定されているようでございますけれども、あそこは何の災害を想定しているのかちょっと分からないのですが、ビュープラザができるのですから、私どものまちでも、道の駅とうや湖もできるということで、やる気になればという話です。簡単で結構です、最後に町長に、今すぐやれということではございませんけれども、防災意識を持つまちの町長としてご意見を伺いたいと思います。
町の答え 町長 下道英明
今、道の駅とうやでございますが、やはり交通の要所としては大変立地がいいところでございます。また、物資輸送ですとか、避難経路の拠点としても有効でありますし、今お話の中で特に「とれた」のほうがあって、その後、道の駅ということで、やはりあそこら辺のエリアは、今後も災害については非常に大きな拠点になるのかなと、支援拠点ということになるかなと思います。今、課長の答弁がありましたように、防災道の駅79か所、これは今後100か所、そしてまた、ニセコのほうが既に認定を受けているところで、北海道内におきますと、現状では、道内においては三つの道の駅が防災道の駅が選定されているということでございます。そういう中で、道の駅の施設改修、もう一つ大事なのは、平時は観光、非常時は防災という、やはり多機能拠点としての可能性がもうちょっと考えられますけれども、やはり運営体制の課題ですとか、事前の計画整備と運用ルールの、この明確化というのが大事になろうかと思います。道の駅の施設改修、運用ルールの明確化など、今後、一番そばにニセコ町がありますので、あと、また道内の自治体の事例を情報収集しながら地域防災の強化につなげられるよう、前向きに研究させていただきたいと思います。貴重なアドバイス、ありがとうございます。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
以上で、質問を終わらせていただきます。