洞爺湖町議会 令和7年6月会議 2025年6月17日
観光の振興と課題について
2025年6月17日、洞爺湖町議会の一般質問で、五十嵐篤雄議員が「観光の振興と課題について」質問し、観光振興課長 田仁孝志、総務部長 高橋秀明、財政企画課長 藤岡孝弘、町長 下道英明が答えました。
- 聞いた人
- 五十嵐篤雄 議員
- 答えた人
- 観光振興課長 田仁孝志、総務部長 高橋秀明、財政企画課長 藤岡孝弘、町長 下道英明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
はい、4番、五十嵐でございます。6月の会議では通告に従って大項目で2件の質問をいたします。1件目でございますが、観光の振興と課題についてでございます。当町にとっては、観光は、大きな産業の柱の一つというふうに私も理解をしているところでございますし、いろいろな意味で貴重な財源を確保したりする観点からもとても観光の振興というのは重要だと。また、これらのことからも事業者にとっても行政にとってもいろんな観光の施策を推進する上でも財源の確保というのは、大事だということから進行については、しっかりと取り組んでいかなきゃ駄目なんだろうなというふうに思っている、そのような観点から、順次6項目について質問をさせていただきます。まず、1番目でございますが、北海道登別洞爺広域観光圏協議会について構成する市、町の負担金及びその事業概要とその予算についてということを第1番目の質問といたしますが、先日、5月20日に総会が開かれて事業とその予算が承認されたと聞いております。3市3町それに白老を入れた7つの自治体で構成する観光圏協議会ということでございますが、まず、その最初にこのことについてお伺いをいたします。
町の答え 観光振興課長 田仁孝志(観光振興課長は2025年9月まで)
北海道登別洞爺広域観光圏協議会の構成市、町及び負担金と事業概要とその予算という質問でございます。当協議会は観光地相互間の連携によって観光圏を形成し、その観光の魅力の増進により国際競争力を高め、内外からの観光旅客の来訪及び滞在を促進することを目的として白老町、登別市、室蘭市、伊達市、豊浦町、壮瞥町、洞爺湖町の3市4町と各観光協会、観光関連団体等の組織で構成されている協議会でございます。令和7年度の総予算額は3,186万1,000円であり、そのうち、構成市町の負担金は7市町合計750万円を基準額としてございます。負担金の算出方法は基本割が10%、人口割が20%、入り込み客数割が30%、宿泊延べ数割が40%で計算されており、当町の令和7年度の負担金額は121万円で負担金総額の16.1%となってございます。令和7年度の広域観光圏協議会の事業概要と予算でございますが、一つ目に情報発信事業としまして400万円、こちらはプロモーションツールの作成、メディアを用いた情報発信、SNSのキャンペーンでございます。二つ目にプロモーション事業で400万円、一つ目が国内外のプロモーション、そして、二つ目に教育旅行のプロモーションでございます。三つ目でございますが、受入れ環境整備事業としまして、2,297万7,000円で、うち今年度は国庫補助金1,777万7,000円の採択を受けてございます。こちらの事業におきましては、エリア周遊促進とオーバーツーリズム解消実証事業ということで、こちらのオーバーツーリズム事業に関しましては、2,027万7,000円の予算でございます。以上です。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
負担割合等の答弁もしていただきました。まず、この協議会の概要を知らないと次に進んでいけないと思いましたので、まず、この概要をお聞きしたところでございます。受入れの予算の中で国交省の1,770万円の補助ということでございますが、これは次の質問の中でも関連すると思いますので、インバウンド向けの実証実験ということで、次の質問の中でもう一回確認をさせていただきたいと思います。2番目の質問ですが、この事業の中で、インバウンド向けの実証実験を当町で行うということになっておりますけれども、その内容についてあまり詳しくなくてもいいのですが、概要で結構ですが、内容とそのことによってどういうことが期待されるのか、この点についてオーバーツーリズムの対策の一つなんだろうというふうに思います。先ほども補助事業をもらって2,020万の総予算でこの実証実験をやるということの説明でございますが、中身についてご説明をお願いいたします。
町の答え 観光振興課長 田仁孝志(観光振興課長は2025年9月まで)
インバウンド向けの実証実験の内容ということでございます。先ほど答弁しましたとおりですが、今年度は北海道登別洞爺広域観光圏協議会の受入れ環境整備事業におきまして国庫補助金の満額の採択、1,777万7,000円を受け、JR洞爺駅周辺及び洞爺湖温泉バスターミナルにおけるオーバーツーリズムの解消実証事業を実施することとなってございます。具体的な事業内容でございますが、一つ目といたしまして、既存バス路線の効率的利用に向けた取組の実施、こちらは、実証運航車両、バスを2台購入し、このバスの2台を車両改造いたしまして、大きな荷物を持ちながらより多くの人が乗車できる仕組の体制づくりでございます。二つ目といたしまして、手荷物預かり等、観光客受入れ環境の改善でございます。こちらは、手荷物預かりの実証実験やJRグループが管理しております駅内のコインロッカーの更新とこのロッカーのキャッシュレス化を図っていくことでございます。三つ目でございますけれども、JRの洞爺駅周辺の民間商店ですとか、公共施設を活用した手荷物預かりの実証実験を行っていきます。さらに洞爺温泉バスターミナルにおける手荷物預かりの実証方法の整理を行いたいと考えてございます。三つ目でございます。円滑な誘導に向けた案内機能の高度化ということで、インバウンド向けの翻訳ボードの実証実験でございます。もう一つが駅前広場の整理に向けた協議ということで、路線バスとレンタカーの動線の整理を図っていきたいというふうに考えてございます。これらの事業におきまして期待できる効果でございますけれども、大型の手荷物を複数個持ち運んでバス車内への持込みにより、バス車両の乗車可能人数が大きく減らされており、JR洞爺駅等において、乗客が乗車しきれないというような状況となってございます。加えて満車で運行することにより、地域住民等の既往利用者が乗車できず、地域交通の満足度低下につながっているところでございます。これらの要因としましてJR洞爺駅等におけるコインロッカー不足など手荷物預かり機能の不足も挙げられており、これらの状況を改善することで、地域住民及び観光客の満足度向上につながるものと期待しているところでございます。以上です。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
全体的に実証実験の内容を理解したところでございます。実験ですから結果を見ないと次の対策といいますか、本当にこれでいいのかということ、反省も踏まえて次のステップに進むことになろうかと思いますが、誰もが駅前また、洞爺湖温泉の町の中でも大きなバッグをころころ転がして歩く姿も多く見られますし、逆に私たちも旅に出るときには、そういうころころ転がす荷物を持って出かけるわけですから、特にインバウンドの方々が日本に旅行に来られるときには、割と長期の滞在になろうかと思いますので、どうしても荷物の関係で、ああいった大きなかばんになるのかなというふうなことから、かばんの制限はできないとすれば、その持ち運びの方法や預かる仕組等々がやっぱり有効な手段なんだろうというふうに思いますが、これは結果を見ないと何とも言えませんけれども、やはりすぐ使うから荷物で運んでいるんであって、預けたりしてしまったら必要なものだけ持っていけばいいのかもしれませんが、これは私の考え方なんで、何とも言えませんけれども、実証実験の結果を待つしかないのかというふうに思いますが、私の思いの中にはそういったものがなかなか解消するのは、コインロッカーや何かや預かり場では解消できるかどうかなという、預ける人が出てくれるのかなというのがちょっと不安かなというふうに個人的にちょっと思っているところでもございます。それとあと国交省からの補助をいただいて予算組みをしているわけですが、これは協議会で一括して補助を得られるのか、それとも個々の自治体で補助を通告していませんけれども、どういう形で補助を受ける形になるのかだけちょっと確認をさせてください。
町の答え 観光振興課長 田仁孝志(観光振興課長は2025年9月まで)
今回の補助金ですが、これは協議会として全て受けるものでございます。以上です。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
それでは、次の質問に移らせていただきます。オーバーツーリズムが先ほども関連しますが、話題となっておりますけれども、観光客の数がコロナ前に戻りつつある現在にあっては、この言葉じりなのかもしれませんけれども、オーバーツーリズムというちょっとイメージがお客さんに来てほしくないような意味に聞こえてしまってあまりいい言葉ではないなと、これは個人的に思っているのですが、課題の本質をしっかり見極めないと、ただただオーバーツーリズムという言葉が独り歩きしますと拒否してるのかみたいに思われるので、これはちょっと考え直した中で、本質を見たほうがいいという意味でこういう質問をさせていただいたところでございます。基本的に観光客は徐々に増えているということですし、絶対増えてくれたほうが観光地にとっていいわけですから、極端な場合は別にして観光客増えてほしいということで、いろんな施策を打っているわけですし、観光業者もそれなりに対応しているわけです。ただ、残念なことにコロナの期間が長かったことから、その中身についていろんなことが発生して今までになかった事態に陥ったのかなと、宿泊施設の人手不足を起こしてしまったとか、また、ホテルそのものの部屋数が減少してしまった。それから先ほど人手と言いましたけれども、対応する従業員が職場から離れていってしまったみたいなこと、それから、それに基づいて逆にというか地域の飲食店の数も減ってしまったのではとかと、そんな中で逆にオーバーツーリズム、人が来るときの対応ができていなかったためにオーバーツーリズムとして課題に挙げられているのかなと、こんなふうに思っているわけでございますけれども、そのことについてどういうふうに対処をしようと考えているのかについてお伺いをいたします。
町の答え 観光振興課長 田仁孝志(観光振興課長は2025年9月まで)
オーバーツーリズムの課題とまたその対処ということでございます。昨日の7番議員の答弁と重複するところもございますが、令和6年度の外国人観光客宿泊者数は33万4,694人でコロナの影響を全く受けていない平成30年度の32万8,829人を超える数字となってございます。また、初めて全宿泊客延べ数の50%を超えるなど、まちの観光産業における経済活性化に大きな力を与えていただいているところであり、また、大変うれしく、ありがたいと思うところでございます。一方で、今、議員おっしゃられましたとおり、高級志向への変化に応じ、部屋の改修などにより、ホテルの客室数の減少に伴い収容可能人数も減少しており、国内観光客が予約を取れないといった事例や、客室が空いているのに人手不足により受入れができないケース、交通手段の確保が難しいなど、受入れ側としての課題も多くございます。また、来訪者側のマナー問題も地域における課題となっているところでございます。これらの課題についてしっかりと検証しながら、国の補助や北海道との連携をしっかり図りながら、また、広域観光圏での取組により、課題解消、改善に向けて取り組んでいきたいと考えております。以上です。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
ホテルと客室の減、お客さんが、数が戻ってきていると。そうしますと、需要と供給の関係で、どうしても受け入れるキャパがなくなれば、逆にビジネスチャンスとして民泊という要素というか、ビジネスチャンスが出てきて、温泉街に限らず、洞爺湖町一帯で民泊が結構増えているというのも、そういう状況かなというふうに思っております。ホテルのお客様がマナーがよくて、民泊のお客さんのマナーが悪いということではございませんが、民泊がきちっと認可というか、手続を取ってやられているとは思いますが、そういうことを経ずに民泊をやっていたり、特に民泊の場合は、オーナーが不在の部分がありますので、お客様任せというようなところがございます。また、後で少し関係するところでお話ししたいと思いますが、ごみの出し方であったり、大声での騒ぎだとかという、地域の住民の方々にご迷惑をかけるところ、マナーの悪さというのでしょうか、この辺もあるのかなというふうに思って、それがもうオーバーツーリズムのほうに全部のしかかってきて、悪印象みたいに与えてしまっているのかなという気がいたします。これは現状をしっかりと理解すればいいことだと思いますので、まず、感覚で結構ですが、民泊を悪者にしている意味ではありませんが、そういった需要があることによって、そこに宿泊をされる方のマナーについて、若干問題があるのではないかということを、ちょっと私は思っていますけれども、感覚で結構ですが、課長のほうとして、そのような捉え方はありますか。
町の答え 観光振興課長 田仁孝志(観光振興課長は2025年9月まで)
実際に、民泊の周辺の住民からも電話があり、どこどこの施設では非常に外国人の方が大声で騒いでいる、何とかしてくれというような電話もいただいて、苦情もいただいているところで、私たちとしましても、オーナーですとか、あとは北海道を通じて、そのような注意喚起は行っているところでございます。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
温泉地、観光地の環境を改善していくために、次の宿泊税の関係や防犯カメラの設置等も、いい意味で観光地の環境整備という観点から重要なことだろうということで、次の質問に移ってまいりますが、宿泊税の導入が検討されております。試算によりますと、入湯税を減額し、町の宿泊税を道の宿泊税のほぼ倍に設定するという予定になっているようでございます。1年前でしたか、2年前でしたでしょうか、入湯税を100円から300円に改定した経緯がございます。コロナにちょっとかかったものですから、倍にしたから、150円から300円、失礼しました、150円から300円にした経緯がございますけれども、収入がどうだったということよりも、その宿泊税が今度導入されることによって、300円にした入湯税を100円に下げて、宿泊税を200円にして、トータルでは300円ですけれども、あと、ホテルの宿泊の金額に応じて、段階的にいただく税を高くしていくという、そういう3段構えのような設定になっているようでございます。宿泊者にしてみたら、プラス道の宿泊税も当然入ってまいりますので、ご理解していただくしかないかと思うのですが、まず、設定を2倍に、このような設定にした理由はどうだったのかということと、これは、税をどのように使うかということから、多分こういうふうに分けて考えたのかなというふうに思われますけれども、まず、このことについてお伺いいたします。
町の答え 観光振興課長 田仁孝志(観光振興課長は2025年9月まで)
まず、入湯税を引き下げ、宿泊税を導入すると、それと、使途についてという質問かと思います。当町では、北海道に合わせ、令和8年4月の導入に向け、洞爺湖町宿泊税導入検討委員会を設置いたしまして、議論を進めてきたところです。以前から徴収してございます入湯税につきましては、令和2年4月より標準税率の150円から300円にかさ上げし、まちの観光振興策の財源確保に努めてきたところでございますが、当初より宿泊税の導入時期に合わせて入湯税の見直しを行うとしてきたところでございます。近年では、鉱泉浴場を有していない旅館、ホテルのほか、簡易宿所や民泊も急激に増えてきておりまして、このたびの宿泊税導入を検討するに当たり議論を行ってきた中で、入湯税を引き下げて、宿泊税の額を多くすることで税収の増が見込まれ、入湯税を課していない施設にとっても有益な整備に充てることができるとのことから、北海道宿泊税の税額のほぼ倍の税額で設定したところでございます。ただし、入湯税を課す施設におきましては、宿泊者の約90%に当たります2万円未満の宿泊者の税額では、これまでの入湯税が300円が100円となり、町の宿泊税が新たに200円となることから、道の宿泊税を除いた町の入湯税と宿泊税の合算額は300円のまま維持する額となってございます。また、使途の在り方でございますが、入湯税と宿泊税の使途を、しっかり明確化を図っていくこととしてございます。入湯税の使途はこれまでどおり環境衛生施設整備や消防施設整備のほか、経営地番の浚渫工事に充てていくこととしてございます。宿泊税の使途につきましては、観光インフラの整備、観光振興事業及び観光施設整備、洞爺湖温泉観光協会の事業、そして、次期有珠山噴火災害に備えた基金積立てに充てることとしてございます。具体的な使途につきましては、協議会等を設置することとしており、関係者等の意見を参考に、観光の高付加価値化と観光サービス、観光インフラの充実、強化を図ってまいりたいと考えております。以上です。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
道も同じように、宿泊税を令和8年からやりたいということで、もう既に発表されておりますが、試算によると、道は全道から取りますので、45億円を見込んでいるというふうな報道もございます。ただ、道の宿泊税の活用については、全道的なことや広域的なことで、オーバーツーリズムの対応は個々の自治体で対応しなければならないような、道の宿泊税の使い方としては、地方というか、我々の自治体にとってあまり当てにならない財源ということのようでございますので、やはり町として宿泊税をしっかりいただくということが、財源確保の上でも大事なのだろうなということと、入湯税ですと、入湯に、お風呂の施設のあるところしかいただけないという、さっき説明がございました。宿泊だけの施設でも、宿泊税であればいただけるわけでございますので、財源確保といった意味からも、その財源が観光やいろいろな形で使われるわけですから、受益者負担というような考え方、もちろん観光客の方々に負担してもらうわけでございますけれども、そういった形でいろいろなインフラ整備等に使われるのだということで理解をしてもらって、徴収することを理解してもらえればいいのかなというふうに思うところでございますが、先ほどもちょっと民泊の話をさせていただきました。当然、入湯税はいただかないにしても、民泊からも宿泊税をいただくことになると思いますが、まず、対象になるかどうかという確認と、なかなかオーナーが一緒にいないという、どこか違うところに住まわれているようなことがあって、ちゃんと調べれば分かるのかもしれませんが、徴収するのに支障はないのかどうかちょっと懸念がされますので、その辺の心配はないかどうか、この点についてお伺いいたします。
町の答え 観光振興課長 田仁孝志(観光振興課長は2025年9月まで)
宿泊税ですが、民泊等からの徴収に心配はないかというご質問かと思います。確かに入湯税を課しているところは、今までどおりそれに宿泊税を乗せていくものですから、心配はしていないのですけれども、今ざっと民泊、今民泊でも、いわゆる旅館業法による簡易宿所というものと住宅宿泊事業法による、いわゆる民泊、こういった施設がございます。当町におきましては、一般の旅館、ホテルが23施設、それから、簡易宿所が75施設、民泊が12施設、これが5月末現在なのですけれども、全部で110施設ございます。このうちの大半が入湯税を課していない施設になりますので、そこからの徴収というのが果たして本当にうまくできるかというのは、非常に危惧しているところでございますが、こちらにつきましては、北海道も同じ宿泊税を課しているところでございますので、そこは一体となりながらしっかりと徴収していけるよう努めてまいりたいと考えています。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
貴重な財源ですし、有効に使われるためにも必ず、公平感ということからもいって、徴収にしっかり努めていただきたいということをお願いしておきたいと思います。次の質問でございます。先ほどインバウンド、オーバーツーリズム、インバウンドの方々のマナーの問題がちょっと指摘されましたけれども、温泉地区の関係団体から、防犯カメラや注意喚起の看板の設置をしてほしいという要望が、たしか議会にも町にも寄せられていたというふうに思いますが、どのように対応されるのかどうかということと、どうしても防犯カメラといいますと、何か誰でも映されてしまうので、プライバシーの問題はないのかどうかというところのおそれはないのかということをちょっと心配するわけでございますが、その辺も含めてお伺いしたいと思います。
町の答え 観光振興課長 田仁孝志(観光振興課長は2025年9月まで)
関係団体から出ております防犯カメラ、注意喚起看板の設置についてというところでございます。12月会議におきまして、11番議員の一般質問でも答弁させていただいてございますが、防犯カメラにつきましては、犯罪の防止のために設置されるものであり、犯罪行為自体の抑止効化もあるものと認識してございますが、一方で、今議員がおっしゃられましたとおり、プライバシーの侵害について懸念されるところであり、町として、設置することに対しては慎重に検討して進めるべきと考えているところでございました。そのような中で、本年3月28日付、洞爺湖温泉観光協会及び洞爺湖温泉旅館組合の連名で、防犯カメラ及び注意喚起看板の設置の要望を受けたところでございます。町といたしましては、この冬の外国人観光客の急増に伴い、道路のまん中に立ち止まって行う写真撮影や集団で車道を歩くなど、マナーの悪さが目立ち、大変危険な状況であることから、地域住民が安心・安全に生活することが難しくなっているということを認識したところでございます。要望を受けております防犯カメラ及び注意喚起看板の設置につきましては、防犯という観点に捕らわれず、オーバーツーリズム対策事業として、町から観光協会に補助金を交付して設置するなどの方法も含め、プライバシーの配慮を踏まえた設置の在り方について、洞爺湖温泉観光協会と協議を進めさせていただいており、要望を受けてから設置まで時間はかかっておりますが、外国人が増加する冬までに設置できるようにしたいというふうに考えているところでございます。以上です。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
要望にお応えできるという答弁だったというふうに理解をします。先ほど言いましたように、プライバシー等のことについては、十分配慮した中での設置ということでございますけれども、観光協会や旅館組合とも協議されるのかも分かりませんけれども、設置の場所であるとか、喚起の看板等の内容については、まだはっきり決まっていないと思いますが、おおよそ、カメラの設置箇所まではいいですが、台数ぐらいは検討されて、予定されているかどうか、それだけ確認させてください。
町の答え 観光振興課長 田仁孝志(観光振興課長は2025年9月まで)
観光協会と協議はしながら、3台程度、今設置したいというふうには考えてございます。以上です。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
通告していないのですが、実は、このプライバシーといいますか、カメラの設置の件に関しては、私も別な会議で、ある方から温泉街の防犯のために設置してほしいという声がありまして、実は総務部長に相談した覚えがございますが、総務部長、覚えていますよね。はい。それで、そのときに、やはりプライバシーの関係が心配なのだということをお話しされていた経緯がありますけれども、もしお答えできるのであれば、プライバシーの関係で、総務部長のお考えがあれば、ちょっとお伺いしたいのですけれども。通告していませんので、無理でしたらいいですけれども。
町の答え 総務部長 高橋秀明
以前にちょっと聞かれたことがあったと思います。なかなかやはり防犯カメラというのは、どういう角度で設置するかということによって、いろいろな方が映ってしまうと。そうなると、その記録をどういうふうに保有して、開示していいのか悪いのかという部分も含めてなかなか難しい部分がございますので、そういった意味で今回、何といいますか、防犯上の目的なのか、それとも観光のオーバーツーリズムの目的なのかというところを明確にして設置するようなことで考えていくというようなことは、必要なことかなというふうに思います。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
突然で申し訳なかった、ありがとうございました。あと、看板の件ですが、ただ注意喚起だけの、これは要望ですから答弁は結構なのですが、イラストを使ったり、もう少しいろいろなキャラクターを使ったりでもいいかもしれませんが、頭ごなしに押しつけるようなことではなくて、協力をしていただきたいというような形で、いいアイデアは浮かびませんが、いろいろな協議をしていただく中で、何というのでしょうか、受け入れやすい、マナーを守っていただきやすい看板を作っていただきたいなと、これは要望しておきたいと思います。観光関係では最後の質問になります。予算のときでしたでしょうか、予算審査のときだったかもしれません、温泉地区で駐車場の有料化を考えているということを、伺ったことを記憶しておりますけれども、まず、その進み具合といいますか、それに向かって進んでいるのかどうか、まずお伺いいたします。
町の答え 財政企画課長 藤岡孝弘
洞爺湖温泉の公共駐車場の有料化は進むのかということでございますけれども、こちらの予算につきましては、今年度、地域公共交通の対策事業の中で、洞爺湖温泉の公共駐車場の有料化に向けた交通調査業務448万5,000円を予算計上しまして、交通調査業務を実施したいと考えております。現在、洞爺湖温泉における駐車場の有料化については、明確な方針というのはまだ示されておりませんけれども、しかし、北海道内の他の観光地を見ますと、例えば美瑛町、こちらのほうでは、来訪者による財政需要の増加に対応するため、公共駐車場の有料化の検討を、駐車場利用税、こちら美瑛町では、駐車場の利用税を宿泊税とセットで今検討しているようでございまして、パブリックコメントを通じて、今現在意見を募集しているところです。それから、ほかの自治体も見ますと、例えば小樽市でも、市営駐車場の有料化を24時間2,000円で徴収するとか、近隣で言えば登別市の登別温泉、それから室蘭市の地球岬、こちらのほうでも公共駐車場の有料化の導入が検討されております。このことから、観光地であります洞爺湖温泉地区でも、今後は公共駐車場の有料化を検討すべきということで、新たな観光振興対策、それから、地域公共交通の新たな財源として、ぜひこの有料化に向けて、今年度調査業務を実施し、データの集積・分析を行いたいと考えております。具体的には、今年度は、では何をするのかというところですけれども、まずその調査業務の具体的な内容でございますけれども、洞爺湖温泉の町内3か所の道路、札幌側からと壮瞥側、端と端、それから、中間地点で大平堂商店のところの泉公園線とちょうど十字路に当たる部分の3か所の交通量の調査、これを4日間、朝7時から夜の7時まで12時間で調査業務を行います。それで、種別、普通車ですとか、大型車、バイク、これらの種別の特定を図って、どれぐらいの車両が洞爺湖温泉に出入りしているかというところの交通量調査を実施します。合わせて公共駐車場内、洞爺湖温泉には、現在9か所、公園の駐車場も含めて全部で9か所、公共駐車場があるのですけれども、そちらの方の駐車場にどれぐらいの台数が駐車しているのかというところも合わせて調査業務、この駐車台数も、1時間ごとにカウントして調査業務を実施したいと思っております。これを来月7月、8月にかけてこの交通量の調査の業務を行います。それから、9月から10月にかけて、この結果を踏まえた中間の取りまとめをしまして、結果を分析します。その後、観光振興課ですとか、関係課、それからホテル等の関係団体との協議を開始したいと思っております。いずれにしましても、有料化の導入に当たっては、地域住民ですとか、観光事業者の方との意見交換をまずしなければいけないと考えております。それから、料金設定だとか、駐車場の運営方法につきましても、他の自治体の事例を参考にしながら、洞爺湖温泉の実情に則した有料化の検討を行ってまいりたいと考えております。具体的なスケジュールですけれども、今年度は、その調査業務を実施し、有料化に向けた検討を行い、方向性をまず決定します。それから、来年度、その方向性に基づいて具体的な工事、整備関係を実施して、令和9年度から本格稼働、有料化の本格稼働に向けて、できればスタートしたいなと考えているところです。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
まず、有料化に向けて一歩こぎ出したというふうに理解させていただきます。昨日も町長がおっしゃっていましたけれども、よその自治体でできたのに、うちの自治体でできないことはないということでございましたので、ぜひしっかり取り組んでいただきたいと思います。ただ、財源確保というだけではなくて、そのことによって交通ルールが守られたり、好き勝手な路上駐車をなくしたりとか、逆にそういうケースが出てくるかもしれませんけれども、いろいろな面での課題をしっかり協議していただいて進めていっていただきたい。ホテルの従業員の方だって利用されていると思いますし、観光バスはどうするのとか、ちょっと細かい話ですけれども、あと、公園があちこちに点在しています、噴水公園、あと、彫刻の置いてある公園もございますが、全部対象にしていいのかどうかとか、あと、必ず、管理するためには、ああいう機械で時間を自動的に出入りができて、自動的にカードで払うなり現金で払うなりという、ああいう設備も多分必要になろうかと思いますので、私が心配しなくてもそのことぐらいは考えていると思いますが、その辺もしっかり協議を重ねた中で決めていっていただきたいと、こういうふうに思っております。最後ですが、この6項目について伺ってまいりました。基本的には、洞爺湖温泉の課題をしっかり解決して、観光客に喜んでいただく地域を提供しようというのが趣旨でございます。その後に、財源として確保して、それをまた観光のために戻すのだという考え方でございますので、いい循環になれば観光地の発展、設備の充実につながっていくと思いますけれども、簡単で結構ですが、町長の、この6項目を通してのコメントをいただきたいと思います。
町の答え 町長 下道英明
6項目ですので、簡単というか、ちょっとあれですけれども、まずは、今回、今年度からの洞爺湖町の施策についてですが、北海道の温泉地に特化した宿泊観光客数というのは、コロナ禍の規制緩和された2023年のちょっとデータですけれども、これで登別温泉が大体105万人、それと湯の川温泉、函館の、ここで81万人、3番目が洞爺湖温泉で62万人、そしてまた、釧路の阿寒湖温泉で38万、上川町の層雲峡で37万、そして、十勝川の音更で30万ということで、大体道内の札幌だとか、函館だとか、そういった大きなところは別として、温泉地だけに集中しますと、大体宿泊総数が353万人ぐらいいると。そして、その中の、足し算でいきますと、167万人ですから、登別洞爺広域観光圏の中でいくと、登別と洞爺で大体47%の方が泊まっていると。3市4町のこの広域観光圏の中では、もうちょっといっていると思いますが、それにしても、今回2024年の中でいくと、先ほど課長から答弁がありましたように、外国人の割合が半分以上超えていったということでいくと、もうちょっと上がってきているのかなと思っております。そういった中で、インバウンドのお客様が訪れた中で大事なことというのは、このインバウンドの増加を一時的なブームで終わらせないように、やはり持続可能な地域活性化の起爆剤にするというのが大事だと思いますし、地域一帯での観光振興、あと、生活環境のバランスが今後の鍵になるかなと思っております。その中で、特に広域観光圏と一緒にやっていく中では、多言語化の対応と観光案内機能の強化としての広域観光圏の活用、また、地元生活環境のバランスを考えて、先ほどありました、防犯だけではなくて、やはり観光マナーの啓発という点での定点カメラ設置、3か所ということで今観光協会と調整しておりますけれども、そしてまた、経済効果の偏在を防ぐという点では、大手のところばかりではなくて、やはり今民泊に非常に多くと、先ほど直近のデータで110件ぐらい洞爺湖町民泊がおります。民泊ということは、これ、食を出していないわけですから、もう外食文化ということで、それはコンビニへ行ったり、あるいは、夕食を外で食べるとか、ですから、民泊、今回、洞爺湖温泉、あるいは、洞爺駅周辺に食べるところがないというのは、やはりこの民泊がかなり予想以上に多いと、そういったところへの対応ということで、しっかり対応していかなくてはいけない、その面では、宿泊税の導入及び将来的な駐車場有料化、これについて考えていきたいと思っているところです。自然景観、温泉、サミット開催地としての国際的認知度は、私たちが思っている以上にインバウンドの皆様にとっては好感度だと思っております。登別洞爺観光圏を胆振観光の面として捉えて、洞爺湖町、そしてまた、登別、白老ですとか、点になって、この面と点の中で観光客、インバウンドを受け入れていきたいと思っております。以上でございます。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
ちょっと古い言葉ですが、郷に入らずんば郷に従えという言葉があります。これが今の時代に合っているかどうかは別にいたしましても、ホスピタリティというのは、単に上げ膳すえ膳ではいけないだろうというふうに思っています。ただ、笑顔でにこやかに受入れをするけれども、き然とした対応も必要だということで、洞爺湖温泉地域の観光振興にぜひ努めていっていただきたいというふうに思って、次の質問に移らせていただきます。