洞爺湖町議会 平成27年9月会議 2015年9月24日
広域観光圏について
2015年9月24日、洞爺湖町議会の一般質問で、下道英明議員が「広域観光圏について」質問し、企画防災課長 鈴木清隆、町長 真屋敏春が答えました。
- 聞いた人
- 下道英明 議員
- 答えた人
- 企画防災課長 鈴木清隆、町長 真屋敏春
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 13番 下道英明
それでは、先に進ませていただきます。次に、広域観光圏についてお伺いしてまいります。先週の町長の行政報告にもありましたが、羊蹄山山麓地域と胆振地域、札幌市南区、白老町を加えた15市町村が振興局の枠を超えて地域活性化で連携する方針を決めました。高速道路の整備や北海道新幹線の札幌延伸など、さまざまな変化に対応するとのことでございます。今回の連携会議の発足を私はとても期待しております。どうしてかといいますと、ちょうど6年前、私は最初に議会で一般質問をさせていただいたときの議事録を持ってきたのですけれども、その中で、従来の胆振地方の観光圏だけでなく、後志のニセコ羊蹄エリアを含めた広域観光圏、いわゆる北海道洞爺、登別、ニセコ観光圏を胆振、後志の行政の垣根を越えた形で構築ができないかと提案したことを思い出し、議事録を読み返したのですけれども、今回、さらにそれをスケールアップした形で、真屋町長も含め、首長が一生懸命取り組んでいただいたということでこれからに非常に期待しているところでございますが、今回の地域連携会議の概略を、事務方でも結構ですから、お示しいただきたいと思います。
町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)
行政報告においてもお伝えしているところでございますが、先日8月26日、洞爺湖文化センターにおいて、羊蹄山麓地域と西胆振地域に札幌南区、白老町を加えた15市町村の首長及び室蘭、小樽、札幌の開発建設部、そして、胆振、後志、石狩振興局が集まり、仮称でありますが、羊蹄山麓西胆振地域広域連携会議が開催されました。観光体系の変動や広域的な防災対策、交通、道路の変化及び情報通信網の進展など、近年、大きく変化しているところでございまして、大きな流れにおくれをとらないよう、新たな圏域での連携をとることを目的に発足したところでございます。ニセコ地域においては、1年を通して外国人観光客が長期滞在しているところでございますし、滞在中に洞爺湖方面へも訪れている状況でございます。来年3月には北海道新幹線が新函館北斗駅まで開通することとされており、今以上に観光客が地域へ訪れる機会が多くなると予想されています。2030年には札幌まで延伸することとなっている中、羊蹄山麓と連携することにより地域への集客が今以上に見込められると予想されています。道路においては、北海道高規格幹線道路として、黒松内、倶知安、共和、余市、小樽を結ぶ道路計画がありますが、後志、胆振にまたがる国道230号は、人の移動や物流において重要路線であり、安全な道路維持をしていかなければならない路線でございます。連携をして道路維持に今後も努めていかなければならないところであります。また、防災においてですけれども、泊原子力発電所が災害に遭ったとき、当町は共和町の住民を受け入れる防災協定を結んでいるところでありますが、羊蹄山麓周辺から安全にスムーズに避難できるよう連携をとっていくことも重要でありますし、西胆振は海岸に面しており、津波被害があった場合には羊蹄周辺への支援をお願いできるところでございます。羊蹄山麓と西胆振が連携することにより、人の交流もふえ、さらなる振興につながることと望んでいるところでございまして、これからも国や道、関係機関の支援を仰ぎながら、観光、食、自然、人など、さまざまな地域資源を生かし、広域な連携を図ることと進めておりまして、今回、この協議会が発足したところでございます。
議員の質問 13番 下道英明
わかりました。行政の枠を超えて交通道路整備、また、観光、防災対策、人口減少などにおいて広域連携をする目的であるということは理解いたしました。ちょうど私は6年前の一般質問の中で、主に観光面を中心にした広域の枠組みをご提案したことを思い出して、議事録でも再確認したところなのですが、特に、支笏洞爺国立公園、そして、ニセコ積丹小樽海岸国定公園の枠組みで、着地型観光による2泊3日以上の滞在を目指せという形で、これらの枠組みを今ありますシーニックバイウェイ北海道の中でドライブ観光として既にあるニセコ羊蹄エリアと洞爺湖エリアを結びつけて観光圏の構築ができないかといった提案をさせていただきました。今回の提携におきまして、さらに連携のボリュームを厚くしたものであり、また、コンセプトであるということで大変歓迎しているところでございます。また、今回、洞爺湖町におきまして、まち・ひと・しごと創生総合戦略におきまして私が所属する議会会派の町民連合として、先週、町長と議長に提言書を提出させていただきました。この中で、暮らす、癒やすをテーマにした提言において、西胆振定住自立圏による連携事業を中心に、周辺市町村を含めた自治体と連携した地方創生を考えるべきであるということを述べさせていただきました。各自治体が、点ではなく、面として、この時代に合った地域をつくっていくということを述べさせていただいたところでございます。最後の質問になりますけれども、今回、羊蹄山山麓と連携するということで、連携会議発足がされたわけですが、新聞によりますと町長も大事な役職についているところでございまして、これからの将来のビジョン、私どもに夢を抱かせていただきたいと思いますので、ぜひ、真屋町長のほうから答弁をいただきたいと思います。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
まだ仮称ではございますけれども、羊蹄山麓・西胆振地域広域連携会議、ようやくここまでたどり着いたなという感がいたします。もともと私どもの行政区は胆振管内にありまして、その中でも、西胆振地域ということで、基本的には室蘭定住自立圏、さらには、登別洞爺広域観光圏、そして、日胆戦略会議という枠組み、これをしっかり基本として捉えながら、さらには羊蹄山麓、古くから、いわゆる虻田郡ニセコ町、あるいは、虻田郡真狩村、そんな関係があり、最近、ニセコ比羅夫、倶知安周辺は非常に多くの外国人の方々がお見えになっており、その一部の方々が私どもの町にも来ていただいております。そんな中、虻田郡の羊蹄山麓とは何かしら連携ができないかということで、地域の首長方といろいろと協議をしてまいりました。特に一生懸命動いていただいたのが、喜茂別町、留寿都、真狩村、さらには、ニセコ町、京極、倶知安、これらのほうとうまく連携ができないかという中で、今、私どもが抱えている防災対策、あるいは、災害対策に関する連携、さらには、これは目玉になってこようかと思いますけれども、観光産業に関する連携、さらには、国道230号線、そして、京極のほうから来る道路も、先ほど議員からもお話がございましたシーニックバイウェイ等の関連で交通道路整備に関する連携、特にこれは、いわゆる高速道路の道路が、今、小樽、札幌、千歳、苫小牧、室蘭、当町、黒松内まで行って、それからさらに小樽のほうを回ります。ちょうど円で回るような形になるわけですが、先ほど担当課長からも申し述べておりました札幌南区と私どものまちを結ぶ230号線、ここにはすばらしい農作物もあるほか、観光地の定山渓あるいは洞爺湖温泉を抱えております。札幌都市部からの観光客誘致等々も踏まえて、230号線はしっかり整備していかなければならない。そして、今回、その協議会の中に札幌南区も入っていただきました。ご承知のとおり、現在の札幌市長は秋元氏でございますが、この方はもともと札幌南区長を務めておられた方ということで、230号線につきましては非常に思いを持っていただいている方でもございまして、この道路を結んだ中で、今、問題となっております人口減少対策に関する連携を何とかとれないか。この間のお話の中でも、札幌市には、今、若い女性が結構いらっしゃるそうです。男性の方よりも若い女性の数の方のほうが多いのだということで、何とかこの地域と婚活をできないだろうかというお話もいただいているところでございます。一時期は、札幌市から女性が地方に出て人口が減るかもしれないが、そこの子供が将来にわたって札幌の学校にまた戻ってきてくれるかもしれない、そういうことを鑑みると、いわゆる都市と地方がうまく連携できるような体制ができないだろうかと、今、連携会議の中でいろいろなことを模索していきたいなというふうにも思っております。特に、西胆振と羊蹄山麓のほうにおきましては、観光面では古くから、グランフォンドは自転車で洞爺湖を出発してニセコ町のほうに入っていく、あるいは、アイアンマン・ジャパンは洞爺湖を起点として羊蹄山麓180キロメートルを自転車で踏破するということで、いろいろな意味でつながりを持たせているところでございます。今、やっていることをさらに拡大できないかということで、近隣町村と連携をとりながら、何とかそういうものを進めていきたいと思っております。特に、新幹線問題もございます。本州のほうからお見えになる観光客のお客様を、羊蹄山麓だけではなく、西胆振のほうにも何とか誘客できないかという問題も抱えておりますので、いろいろな角度から連携をさらに深めていく努力をさらに積み重ねていきたいと考えています。
議員の質問 13番 下道英明
町長、期待しております。特に、札幌市南区との婚活については、年齢制限がなければ手を挙げさせていただきたいと思います。以上で私の一般質問を終わります。ありがとうございました。