洞爺湖町議会 平成27年6月会議 2015年6月17日
防災行政無線、また、wi-radio(ワイラジオ)の運用
2015年6月17日、洞爺湖町議会の一般質問で、立野広志議員が「防災行政無線、また、wi-radio(ワイラジオ)の運用」について質問し、企画防災課長 鈴木清隆、町長 真屋敏春が答えました。
- 聞いた人
- 立野広志 議員
- 答えた人
- 企画防災課長 鈴木清隆、町長 真屋敏春
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 6番 立野広志
次に、3番目の質問に移りたいと思います。3番目には、防災行政無線、また、wi-radio(ワイラジオ)の運用ということについて質問をさせていただきます。一般議案の中にも、これから防災行政無線のデジタル化のための整備費用を計上されるわけですが、私は、この中で、特に防災行政無線のデジタル化というものでこれまでのアナログ通信の問題点がどのように改善されているのかということについて、まず説明をいただきたいというふうに思います。
町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)
洞爺湖長防災行政無線の目的でございます。非常災害時に災害情報の伝達手段の確保を目的に構築しているところでございます。防災行政無線が未整備となっている洞爺地区に、今回、防災行政無線の子局を設置するには、デジタルでなければ電波法により認められないところであるということと、消防救急デジタル化に伴う割り当て周波数の減から、現在、消防無線により吹鳴している消防団員招集サイレンが使用できなくなったところでございます。こうした課題に対応するために、今回、防災行政無線をデジタル化し、未整備地域の解消とあわせて消防用サイレンを防災無線により吹鳴できるように整備するものが今回の改正点になっております。
議員の質問 6番 立野広志
防災行政無線のデジタル化で、これまでのアナログ通信の問題点がどのように改善されますかという質問だったのです。問題点は、いろいろ行政側での認識もあると思います。それらについての問題点についての改善はされるのですか。
町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)
アナログからデジタルに変わることによって、今まで、一つには住民の方々から聞きにくいというお話を聞いているところですけれども、その部分に関しましては、全て改善されるところにはならないかと思っております。ただ、今回、音達調査等を行いまして、結果を見た中で、その場所に合うスピーカー等を選択させていただいておりまして、少しでも聞こえやすいという整備はしているところでございます。
議員の質問 6番 立野広志
私の二つ目の質問に書いてあるように、現在、屋外屋内ともに聞きにくい地域があると。これら問題がまず改善される見込みがあるのかどうかということだったのです。残念ながら、今、課長がお答えになったのですが、これらを改善するということにはなっていないという説明でありました。そうすると、聞こえにくさはデジタルになっても相変わらず続くのか、では、なぜデジタルにするのだと。そういうふうに言えば、先ほど鈴木課長が言われたように、新たに行政無線を設置する場合は、平成19年から、電波行政上、デジタルでなければ開局できない、こういうことなのですね。ところが、デジタルになって何がよくなるのかというと、特に一番問題になっている聞こえにくいという問題はなかなか改善されない。よくなると言えば、例えば、双方向通信が可能だということや、複数のチャンネルで通話ができるということだったり、データ通信もできると。ファクス通信とか、そういったこともできますよと。あるいは、J-ALERTを含めて、今でもそうなのですが、他のシステムとの連動もできますよと。デジタル化になればそういう利便性がありますと国は盛んにこれを推進しようとしているわけです。ところが、実際に莫大な設備投資をしながらも、実は、こういうことよりも、まず聞きにくさがなかなか改善されない。このことは、私は、まだまだ対策として十分ではないのではないかという気がするのです。いずれにしても、デジタル化のための調査、あるいは、現システムについての見直し、これらは一般議案にも出てきますけれども、普通、工事を受注する場合、行政側から発注の条件を盛り込んで入札するではないですか。その中で、例えば、音達です。これまでよりも音達状況を改善するということも一つの条件に入れながら、入札に応募するというふうなことをしながらやるのではないかと思うのです。工事契約、特に、入札条件の中にこれまでの聞きづらさを改善するということも含めて、条件にきちんと含まれていたのかどうか、これについてお聞きしたいのです。
町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)
2000年の有珠山噴火の既存のアナログの防災行政無線を設置して、災害等があるときにその情報を発信しているところであります。そうした中で、現状の部分を十分把握した中で、今回、デジタル化に向けての設計業務を委託しているところであります。設計の中につきましては、整備を行うに当たっては、電波伝搬調査を行っているところでありまして、洞爺湖町役場を基地局として、ザ・ウィンザーホテルの中継局から各屋外拡声子局へ試験電波を送信し、また、受信機入力電圧の測定を行い、構築可能なのかを確認しているところであります。そうした中、電波の弱いところについては、再送信所を今回は設けているところでございます。また、屋外拡声子局の音響到達範囲の設定調査を行ってもおります。この部分につきましては、スピーカーの音圧レベル調査を行いまして、スピーカーから距離を置いて測定いたしまして、スピーカーの選定をしているところでございます。新しく整備される洞爺地区につきましては、住民に整備される内容等を説明し、いろいろなご意見をいただいて、今回、地域に合った整備をさせていただいているところでございます。
議員の質問 6番 立野広志
二つの点で事前の調査をしたということです。一つは、電波伝搬調査です。これは、お互いに通信がきちんとできるかどうかということで、表に出てくる音とは関係なく、通信が正常に行われるかどうかという調査でしょう。二つ目は、実際にその結果が音声としてスピーカーを通して屋外に流されたときに、その音がどの程度聞こえるのか、音圧であったり、よくデシベルで表示されますけれども、ああいうものは測定機械にあらわれる音の音圧と実際に耳に入って聞こえて理解できるものと若干違うのです。音が聞こえているというだけで、中身がわからないというのはよくあることです。実は、この前の15日に行政無線放送がありました。私も、音が聞こえ始めたので、ちょうど車に乗っていて、車をとめて窓をあけたのですが、よく聞こえないのです。何か言っているなと。そこで、どこにスピーカーが置いてあるのかと思って回り込んでみて、ようやくスピーカーがつけてある鉄塔の脇に来まして、中身がよくわかったのです。そうしましたら、非常にノイズが多くて、ザーザーザーと言いながら音声が聞こえるのです。ノイズも大きいし、言っている中身も落ちついてしっかり聞かないとわからない、こういう状況ですよ。だから、これがデジタルになったらどのくらいよくなるのか。試験をやったということですが、アナログのときも試験をやっているのではないですか。スピーカーの向きを変えたり、あるいは、ストレートホーンの向きを変えたり、フラットの周辺しか聞こえないようなスピーカーにかえてみたり、いろいろやったと思うのです。それでも、地形や風向きによって聞こえたり、聞こえなかったりします。自然現象によって多少変わるのはしようがないと思うのですが、ふだん聞いていてもよくわからないというのならだめなのですよ。そのことをしっかりと改善して、せっかく莫大な金かけてやるわけですから、これは住民の音が聞こえて初めて役に立つのです。電波が届く、届かないというよりも、最後に言っていることがちゃんと住民に伝わっているかどうか、このことが大事なわけでしょう。この点をしっかり改善するためにシステムを改善していく必要があるのではないかと私は思うのですが、その点での意気込みといいますか、取り組みはどうだったのでしょうか。
町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)
今お話ししたとおり、電波伝搬調査、また音響到達範囲の調査をしているところでございます。電界強度の測定車をつけて、まずは電波がしっかりと届いているかということで、先ほどのお話にありました雑音が入るということに関しましては、電波の流れが悪い部分もありますので、今回、そうした部分を調査させていただいております。そうした中で、再送信所を設けて、しっかりと子局に電波が通るかどうかの調査をさせていただいております。今回、そうした整備をしております。また、スピーカーの音声が聞きにくいという話もありますけれども、そうした部分については、確かに、人の耳の感触や、機械での測定というのはまちまちな部分があると思います。今回の測定に関しましては、電気通信施設設計要綱の中にある機械測定で、私たちも実際にスピーカーから出ている音を耳で聞かさせていただきましたけれども、この要綱の中では、周辺の雑音よりも10デシベル以上高い音でなければスピーカーの音はしっかりと聞こえないということで、10メートルから300メートル範囲の中での音達の周波数、デシベルを調べさせていただいております。そうした中で、スピーカーにつきましては、一つは30ワット、50ワットというスピーカーの中でレフレックスホーンスピーカー、または、その場所からもう少し遠くに飛ばす場合には、ストレート型のスピーカーとか、そういう選定をさせていただいて、少しでも聞こえるような体制を整えさせていただいております。ただ、聞きにくいという部分ですが、今、1日と15日に行政情報という形で防災行政無線を活用して周知させていただいております。この間、議員が来られたときのお話の中でも、話し方とか、いろいろとお話をしていただきました。職員につきましては、発声についての勉強等もさせていただいております。最近においては、音がかぶる部分に関しては区切るようにという話しやすい、聞きやすい放送を心がけているところでございます。ただ、防災行政無線のスピーカーにおいて、今、気密性のある住宅が建っている中で、しっかりとクリアな音が聞こえるのかという部分はなかなか難しいところでありまして、今回、平成27年度は、防災体制の強化という中でもしっかりと体制を整えていく中でこの整備をさせていただいているところです。まず一つは、災害が発生したとき、または発生するおそれがあるときには、地域の方々へ危険な状況をお知らせする手段として、まず初めに、消防のサイレン、それと、防災行政無線についているスピーカーによってサイレンを吹鳴して、町内において災害がこれから発生する、また発生しているということをお知らせすることとしております。そうした中で、防災行政無線を使ってではありますけれども、内容を伝えていくと同時に、防災ラジオを使いまして、これは割り込みができる形になっておりますので、町内在住者へお伝えするとともに、携帯電話会社のエリアメールを活用して町内在住者へメールの発信を行っていきます。当然ではありますけれども、広報車によって災害情報を周知していくこと等をしておりまして、やはり、災害が発生する、また、災害発生のおそれがあるときには、いろいろな情報手段を使いまして、また、ツールを使ってお知らせする体制を整えていきたいと考えております。
議員の質問 6番 立野広志
後の質問の回答もいただいたようですが、今、課長が答えられたように、スピーカーの種類や向きや音圧については、きちんとした調査の上でこれからデジタル化整備に向けてやりますというお話です。素人から見たら、実際に運用してみないと、どの程度のものなのかがよくわからないです。だからこそ、多額の費用をかけてつくるのだから、今言ったように、特に大事な住民に対して必要な情報がきちんと伝わっていくような、そういうものになるのかどうかということは事前に調べ、そして、業者にもそういったことを条件にしっかりと整備してもらう、このことが大事だと思うのです。当然、それ以外の情報も今お話になったけれども、携帯電話などを利用した情報メール、こんなこともやりますよというお話もありました。いずれにしても、それはさまざまな形でやらないとできないことですから、よくわかります。私は、あくまでもデジタル化でこれまでの問題がどの程度改善されていくのかということでお答えをいただいたつもりです。ただ、屋外放送だけではなかなか聞き取れないのは、実はどこのまちでも同じ状況なのだと思うのです。そういう点で言うと、個別受信機も非常に有効だと思うのです。今回の計画では、デジタル化で個別受信機は300台用意するとなっているわけですが、300台で本当に大丈夫なのでしょうか。どこにどう配置するかというのは聞いていますけれども、やっぱり、屋外の放送がなかなか聞き取りにくいだけに、当然、避難所となる施設や公共施設はそうなのでしょうけれども、それ以外に、特に音の聞き取りにくい地域を中心としながら、あるいは、将来、災害危険のある地域に集中的に個別受信機なども配置するというような方法がとれないのかどうか、このことについて質問したいと思います。
町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)
個別受信機の部分でございます。今回、議員がおっしゃっているとおり、300台購入する予定となっております。受信機の配置につきましては、洞爺地区高台の住民の方々、また、届かないところとして、岩屋、川東、これは子局の放送が届かないということでございます。住民の方々からいろいろなお話を聞いた中で、この個別受信機を選択させていただいているところであります。また、この部分につきましては、170戸分程度が必要となっているところでありまして、残りにつきましては、公共施設、避難所に整備する考えとなっております。今、議員がお話ししているとおり、危険が厳しいところ、お話の部分では海岸線、また有珠山山麓ということになるかと思いますけれども、そうなると数千個という台数が必要になってくるかと思います。先ほどもお話ししましたけれども、今回は、情報の発信の部分、いろいろなツールを使ってお伝えしていくという中で、個別受信機の部分に関しましては、電波の届かないところについて整備をしていくという中で考えているところでございます。
議員の質問 6番 立野広志
実は、アナログの場合は、市販の受信機でも受信することができるのです。ところが、デジタルは、市販では購入して聞けない。それだけに、自分で聞きづらいから用意しようかなというわけにはなかなかいかない面があります。それだけに、当初は300台ですが、今後、住民の状況、あるいは音の聞き取りやすさ、聞き取りにくさの状況を考えて、今後、台数をふやしていくという考えも持って個別受信機について配備をしていただきたいと思うのですが、その点はいかがですか。
町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)
まず、個別の受信機につきましては、今回の工事の中で整備していく300台という部分で考えております。そういうところが出て、聞きづらい、または聞きにくい部分ですね。という家の中というのは別かと思いますけれども、まず、今、高台のところ、また、洞爺地区で声の届かないところに整備をしていく中で進めていくことで、今後、ふやしていくかどうかを決めているところではありませんので、この整備の中でどのように体制を整えていけるのか、この部分ははっきりと結論を出してから考えていきたいと思っています。
議員の質問 6番 立野広志
個別受信機で、もう一つ聞き漏らしたのですが、今のアナログの個別受信機もそうですが、実は、屋内にいると聞こえないところもあるのです。デジタルの電波は、アナログに比べて到達距離がだんだん短くなってきます。そういった点では、屋外での聞き取りにくさも出てくるだろうと思います。ですから、個別受信機を設置する場所、公共施設もそうですが、高台地区のそれぞれ戸建ての住宅などについても、屋外でのアンテナ設置は当然必要ではないかと思うのですが、それはどういうふうに考えているのですか。
町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)
今回の個別受信機の整備に関してですけれども、既存のアンテナだけではなく、T型の受信できるアンテナを整備した形での建設というか、整備を考えております。
議員の質問 6番 立野広志
個別受信機については300台、本当はもっとふやしてほしいところですが、これは、今後、引き続き、状況を見ながら私も取り上げていきたいと思っています。それから、防災行政無線の放送内容について、今の状況でも何を言ったのかよくわからないという方もいるのですが、例えば、防災行政無線の放送内容を電話などで確認することができないのか。これはデジタル化になってもそうなのですが、災害情報などをいち早く町民の皆さんにお伝えするために町内全域に設置している防災無線ですが、あるまちでは、24時間前までの放送内容を電話による自動音声で確認することができるようにしているところもあります。回線数としてはそんなに多くないですが、例えば、隣の豊浦町でも2回線用意しています。洞爺湖町でもそういった内容の確認ができるような方法、そしてまた、エリアメールなどを活用した情報の再送ができないのかどうか、この点についてもう一つお聞きしたいと思います。
町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)
ほかの市町村では、有料ではございますが、放送内容を電話で聞ける装置をつけているところもございます。先ほど議員が話したとおり、隣のまちでは、2回線を使って、聞き逃した放送を電話で聞き取ることができるようになっております。ただ、2回線がつながって誰かが聞いていると、3回線目は話し中という中でどれだけ情報の発信ができるのかという部分もございまして、洞爺湖町においてはこの措置をつける考えは持っておりません。また、エリアメールの部分ですけれども、今、大手三者がアンテナ等を洞爺湖町内に建てているところから、洞爺湖町の役場からメールで発信をすることによって、皆さんの洞爺湖町内に在住して持っていらっしゃる方々全てに情報が発信されることになりますけれども、この部分に関しましては、災害があったときに、必要なときに発信するということで、行政情報などはお伝えすることができておりません。ただ、今までエリアメールというものがありながら、試験的にも出していないのが現状でありまして、本年度において、何度かエリアメールの試験電波を発信して、逆に、住んでいらっしゃる方も携帯で町内の災害情報が聞けるのだということをなかなか理解されていない方も多くいらっしゃいますので、そういう部分も発信して、災害があったときにこういう情報を受けられるという部分は伝えていきたいと考えております。
議員の質問 6番 立野広志
電話などによる確認ということは考えていないということですけれども、実際に放送された中身、よく最後には広報の何月号をごらんくださいということで、広報の内容をほとんど説明されている場合もあります。だから、広報を見返せばわかるというものもあるのかもしれませんが、それ以外の情報についても確認したい、とにかく、今、何を言ったのかなというのがわからないというのがやっぱり困るわけですから、私はぜひ、それを確認できるような、いわゆる電話回線でもいいのですが、自動音声で確認する方法を考えていただきたいと思います。このことについては、改めて検討していただきたいと思っています。時間がだんだんなくなってきましたので、3項目めの二つ目の点について……。
議員の質問 6番 立野広志
それでは、最後の項目について質問させていただきます。コミュニティFM、wi-radio(ワイラジオ)という愛称で呼ばれるようになりましたが、wi-radio(ワイラジオ)放送の運用と受信状況について質問させていただきたいと思います。ご存じのように、wi-radio(ワイラジオ)の運営管理について、豊浦町、壮瞥町、洞爺湖町の3町が伊達市に事務の管理及び執行を委託しております。伊達市は、NPO法人だて観光協会にその運営や管理を委託しております。NPO法人だて観光協会は、さらに、室蘭まちづくり放送株式会社に番組制作や事務の一部を委託するという形で、4月30日にwi-radio(ワイラジオ)の放送が始まりました。実際に始まってみますと、FMびゅーとwi-radio(ワイラジオ)の2局ネットワーク方式と言われるそうですが、この方式による放送形態は、室蘭や登別、そして伊達の話題が中心で、FMびゅーの番組がwi-radio(ワイラジオ)を通じて流されている状況だということで、町民の中からも、さっぱり地元のことが聞かれない、こういう不満の声が出ています。そういうことも幾つかお聞きになっているのではないかと思いますけれども、そういった点で、現在の運用の内容というのは、当初からこういう内容でということで決まっていたものなのかどうか。それから、独自の放送番組づくりがこれから行われていくのかどうか、幾つかあることは知っていますけれども、それ以外に独自の放送番組を持って放送枠をふやしていくという考えがあるのかどうか。この二つについて、まずお答えをいただきたいと思います。
町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)
平成25年度に、有珠山防災会議協議会において、コミュニティFM放送局の概要説明がございました。仮称、有珠山麓コミュニティFMネットワークとして整備することとし、伊達市に放送スタジオを設置し、運営は室蘭まちづくり放送局株式会社に委託する形態をとって、1市3町の公設民営方式により、特定非営利法人だて観光協会が放送局を開設することとし、この部分につきましては、当初の計画と変わらないものでございます。今、議員がお話ししております独自放送の部分でありますけれども、昨年9月29日、伊達市、豊浦町、壮瞥町、そして、洞爺湖町とだて観光協会とFMコミュニティの放送局の管理運営に関しての協議、決定はされているところであります。ただ、その中で、独自番組をどのようにしていくのかという部分の放送枠につきましては、今後の課題となっているところではございます。以上です。
議員の質問 6番 立野広志
実際に、私は、この放送にかかわっている方にお話を伺いました。そうしますと、まず、放送局と言いながらも、特にwi-radio(ワイラジオ)については、専属のスタッフがいないのです。確かに、運営そのものはNPO法人だて観光協会に委託されていますけれども、実際にそこで誰か人が配置されて運営されているのではなくて、100%ボランティアによる運営だということなのです。ボランティアスタッフが大体15名ほどいるそうですが、全員が無報酬です。ですから、それなりにそれぞれ仕事を持って、働きながら実はかかわっていると。その中でも、番組づくりにかかわっているメンバーは7名から8名なのだそうですが、これも全員ボランティアです。そういう中で、今、ボランティアの人が、とにかくこれではだめだ、独自の番組をつくろうということで動き出して、今、独自の放送をつくるために頑張っています。火曜日と金曜日の一定時間、ボランティアの人たちが番組づくりをして、それをFMびゅーが流す、こういう格好に実はなっております。あのスタジオを利用してというのは、公開放送と言いながら、公開放送のときもFMびゅーから担当者が来て放送するということですから、wi-radio(ワイラジオ)のスタッフがその放送に直接かかわっているわけではないです。このような状況なのです。ですから、独自の番組をこれでふやせるのだろうかと話をしましたら、今の状況で、今のボランティアだけで独自番組をふやそうと思ったら大変だと。それぞれ仕事を持っているので、独自の番組をつくるために、一定時間、仕事を休んで、取材活動をしたり、録音をしたりというのはなかなか大変だということが実際に言われています。その点では、このような状況では、wi-radio(ワイラジオ)が、この地域の住民の人たちに親しまれ、日ごろからよく聞かれる番組として、なじみのある放送というふうにはなかなかならないのだろうなというふうな気がするのですけれども、これらについて、どういうふうに行政は受けとめていますか。
町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)
現在、独自の放送時間帯は持っていないところでございます。FMびゅーの番組の中で地域の情報をお伝えしているところでございまして、火曜日、14時30分からは、「ジオパーク火山のめぐみ」という形で、30分、wi-radio(ワイラジオ)のボランティアの方が番組を持って放送しております。また、同じく、ボランティアの方が金曜日16時30分から「ワイラジオン」という形で、同じく30分間、放送をしているところでございます。また、行政の情報といたしましては、火曜日の朝と夕方、7時57分と17時47分にお知らせが流されているところであります。ボランティアの方々は、この番組をつくるに当たって、私も勉強会に行かせてもらったのですけれども、キューシートという中で分単位の時間割をつくりながらつくっていく中では、30分の番組をつくるだけでもかなりの時間を費やします。特に、取材とかそういう部分では、やはり、自分が出向いて録音をして、それを編集するという部分で大変な作業をしているところでありますけれども、そうした中で、本日の夜に、ボランティアのワイラジオクラブの発足説明会がありまして、今後のwi-radio(ワイラジオ)の運営に関して、独自放送に関して、どうやってかかわっていけばいいかというところでの検討会というか、会議を開くことになっています。そうした協議の中で、これからいろいろと進んでくると思っています。ただ、今の部分ではボランティアの方々は無報酬の中での活動になっているのが現状でございます。
議員の質問 6番 立野広志
今、説明がありましたように、独自の番組は火曜日、金曜日で、それぞれボランティアの方がつくられています。これは、最初からそういう契約がされていたわけではなく、ボランティアの方々がかかわってみて、これでは地元の放送が何もない、地元の人たちに親しまれる番組をつくらなくてはいけないということから、率先して番組づくりにかかわっておられているようです。ですから、そのほかに行政放送というのはどういうものをやっているかというと、今、放送がありましたけれども、火曜日の7時57分、5時47分の2回、洞爺湖町からのお便りということで放送されるようですし、そのほかにも短い時間入るのですが、例えば、室蘭や登別や伊達などは、もともとFMびゅーの番組の中で、その番組を一部買い取って、それぞれ行政が15分、20分単位の長い時間帯を利用して行政のまちの中での取り組みや市民への呼びかけについて放送しています。また、伊達市の場合は、1カ月のうち第2と第3の水曜日、昼の12時半から「だてコミュ」ということで、行政からのお知らせを市役所の職員が伝えるというようなことをやっています。そして、第4の水曜日、これも12時30分には、「だてラジ宅配便」ということで、伊達市の元気を皆さんにお届けする住民参加型の番組ということでやられているわけです。これは、もともとFMびゅーの番組の中でやられているものをwi-radio(ワイラジオ)で流しているような状況です。ですから、洞爺湖町としても、行政としても、行政の内容、町の話題、こういったものをしっかり放送する時間帯を設けて、もっと町民に聞かれる中身にしていく必要があると思うのですが、まず、その点で町長はどんなふうにお考えですか。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
本来、そういうふうになれればいいなというふうにも思うわけでございますが、いずれにしても、お金のかかることでございまして、どの程度の金額で、どのような情報が流されるのか、これは十分検討していかなければならないなというふうに思っております。私も、実は、伊達市さんが最近割り込んで入ってきている―割り込んでという言い方はよくないですが、お金を出して番組を持っているというお話を聞きました。これは、伊達市だけではなくて、1市3町で立ち上げた放送設備ですから、その辺は私どもの町にも何か相談があってよかったのではないかなという思いはするわけでございますけれども、1市3町の中でまた協議をしてまいりたいというふうに思っております。
議員の質問 6番 立野広志
伊達が番組を持っているというのは、聞くところによれば、時間帯を買い取るという形で実施しているようですから、それは、伊達は伊達という考え方でやっているのだと思うのです。いずれにしても、豊浦とか壮瞥とか、あるいは洞爺湖町としても、同じように負担金を払って運営しているわけですから、そういった点では、足並みをそろえながらも、時間帯もそれぞれ分けて利用されるようにしたらいいと思うのです。そういう意味での番組づくりをこれから積極的に進めていく上で、私は何といってもwi-radio(ワイラジオ)の専属スタッフが必要だというふうに思うわけです。確かに、雇用するとなれば一定の費用もかかります。けれども、災害時に有効な情報手段として過去のFMレイクトピアが大きな役割を果たしたように、wi-radio(ワイラジオ)が災害時にどこにいても行政の情報、あるいは災害情報を聞くことができる大変すばらしいメディアだと思うのです。それを体験したからこそ、今回のようなコミュニティFMの立ち上げにも入っていったわけです。そういった点では、やはり、それをしっかりと住民に聞いてもらえるような番組をつくっていくと。日ごろから聞きなれていないと、災害があるときだけこれを聞いてくださいといっても、どこのチャンネルに合わせるのだ、あるいは、聞きづらいとか聞きにくいという話も出てくるわけですから、ぜひその辺は、スタッフをふやしてきちんとした番組づくりができるように努力していただきたいと思うのです。その点は、参加しているほかの自治体ともぜひ協議していただきたいと思うのですが、町長、いかがですか。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
そのようなことで協議をしてまいりたいというふうに考えております。
議員の質問 6番 立野広志
時間がありませんから、もう一つだけ伺っておきたいと思います。スタッフの確立については、ぜひ、そういう形で、専属のスタッフが配置できるように町としても積極的に取り組んでいただきたいと思います。さて、実際に放送を聞いてみますと、車の中あるいは屋外であれば聞き取れるのですが、残念ながら、屋内では聞き取りにくいところが結構あります。実は、私の家もそうです。テレビのアンテナのケーブルにつないだらどうですかというアドバイスもありました。実際にやってみたのですが、アンテナ装置が短いのもあるのかもしれませんけれども、いずれにしても変わりません。やっぱり、災害時において自宅で災害情報を聞くということも大事だと思うのです。そういうときに、これが聞きにくいということになると、活用としては不十分だと思うのです。今後は、屋内でも聞き取れるような状況への改善が必要ではないのか、そのために、中継アンテナとかさまざまなことがあるかもしれませんが、そういう対策ですね。それから、災害時に割り込んでという話ですけれども、現状のように専属のスタッフがいない中で割り込みをどうするかということも含めて、実際に災害時はどういう運用をされるのか、その辺の運用のプロセスがきちんとあるのかどうか、この点も確認したいと思います。
町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)
議員がおっしゃる聞きにくい地域があるというお話ですけれども、平成25年度に電波受電予測地域の電界調査を行ったところであります。当町内ではほとんどの地域が強電界で、まず届くという判断をいただいております。ただ、1カ所というか、ちょうど青葉地域の部分がザ・ウィンザーホテルに隠れておりまして、なかなか聞きにくいところがあります。そうした部分でも聞きやすい対応をしていかないといけないということで、今、議員がお話ししたとおり、導線を延ばすとか、そういうことで受電できるようにしていかないといけないということで、当町においても、3月号の広報でも聞きにくい場合のお話を出させていただいているところでございます。ただ、まだまだしっかり届いていないところがあるのですけれども、実は、強電界の中で弱電界に再送信するというのは技術的に難しいという回答もいただいておりまして、現状の中で電波を受けることになっている状況であります。災害発生時の割り込みの部分でありますけれども、洞爺湖町の3階にありますところで割り込んで、洞爺湖町で何か災害があったときには、スイッチを押せばこちらから強制的に電波を使って全地域に災害の状況をお知らせすることになっております。MCの部分に関しましては、役場企画防災課の職員が災害の情報をお伝えするようになっておりまして、その中で詳しい避難場所または災害の危険箇所をその中でお伝えするような形で住民の方々に周知していく考えでおります。
議員の質問 6番 立野広志
今、聞きにくいところは一部という話でしたけれども、一部ではないのではないかと私は思うのです。私の地域もそうですけれども、実際に室内でアンテナを伸ばしても聞きにくい、線をつないでもなかなか聞けない、そういう場所も結構あります。どういう調査をされたかよくわかりませんが、いずれにしても、災害時、これを活用することが大事なわけで、それができないとあれば宝の持ち腐れになってしまうわけですから、その点の現状をよく把握していただいて、必要な改善をしていただきたいと思います。それから、先ほどお話の中にありましたけれども、wi-radio(ワイラジオ)はwi-radio(ワイラジオ)独自の放送としてやっていくべきだと私は思っているのです。FMびゅーと併用した形の放送ではなくてです。というのは、例えば、今、災害があったときに役場の3階から割り込んでいくということですが、割り込んで放送された内容は、実は、FMびゅーにも流れていくので、登別や室蘭にも聞こえていくわけです。そういうことがあるわけでしょう。それがいいかどうか……
議員の質問 6番 立野広志
そういうようなことも含めて、さらに検討が必要だと思いますので、ひとつよろしくお願いをしたいと思います。以上で質問を終わります。