洞爺湖町議会 平成26年12月会議 2014年12月17日
中学卒業までの医療費助成拡充について
2014年12月17日、洞爺湖町議会の一般質問で、立野広志議員が「中学卒業までの医療費助成拡充について」質問し、総務部長 遠藤秀男、町長 真屋敏春、管理課長 天野英樹、健康福祉課長 皆見亨、企画防災課長 鈴木清隆が答えました。
- 聞いた人
- 立野広志 議員
- 答えた人
- 総務部長 遠藤秀男、町長 真屋敏春、管理課長 天野英樹、健康福祉課長 皆見亨、企画防災課長 鈴木清隆
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 4番 立野広志
二つ目は、医療の関係の二つ目でいきますと、中学卒業までの医療費助成拡充について、その実施に向けた検討状況についてお伺いしたいのですが、前の説明でも来年の8月から中学卒業までの間、初診の医療費、あるいは入院・通院ともに、町が負担をして助成するということの方向としては示されました。その中で所得について、どうするかというお話があったのですが、私は以前から所得制限なしで取り組む必要があるのではないかということでお話をしていたわけです。特に、この医療助成というのは、単に医療費の負担を軽減するというだけではなくて、当町における子育て支援だと、そして子育て世代の定着をこの町に図っていくための一つの方策だと。豊浦や壮瞥が既に実施しているように、洞爺湖町の場合はまだまだそういう点では、隣同士の町から比べてもおくれた状況になっていると、それだけにこういった取り組みを早期にやるべきだということでお話をさせていただいたわけですが、今どうなっていますか。
町の答え 総務部長 遠藤秀男(総務部長は2016年3月まで)
現在の検討案でございますけれども、受給対象につきましては、中学生までの通院・入院、訪問介護、考えてございます。また、自己負担につきましても自己負担なしという形で考えてございます。所得制限については、以前も申し上げてありましたが、予算審議というか、予算協議の中で、これから予算編成の中で十分協議をさせていただきたいというふうに考えているところでございます。
議員の質問 4番 立野広志
そうすると、町長として、まだはっきりこのことについて言えないということですか。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
この関係につきましては、少子高齢化、あるいは定住対策等々の観点からも商工会の地域活性化特別委員会、さらには洞爺地区の振興策検討委員会のほうからも、何とかしてほしいという強いご要望が出ております。今、担当部長が話ししたとおり、内々、庁舎内ではいろいろな角度から検討を重ね、多額の費用を要する部分がございますので、今、まだ予算始まっておりませんから、はっきりしたことは言えませんけれども、なるべく実施方向に向けて検討を進めているところでございます。
議員の質問 4番 立野広志
所得制限なしの方向で、なるべく進めてきたいというような話だったと思うのですが、そういうことをぜひ最終的に予算が上がるときに、そういう形で提案されることを期待したいと思います。それで、次、福祉対策でこれまでも取り上げてきましたが、要保護世帯、準用保護世帯の就学援助品目の追加支給並びに就学準備金の年度前支給についてということについて伺いますが、事前に伺った中では品目の拡大や、あるいは支給額の2.8%引き上げについては既にやっているということですので、それは聞きません。問題は、就学準備金の支給時期の問題ですね、これは実際に例えば小学校から中学校に上がるのに、相当の金額が実はかかるわけです。中学入 学準備金 の支度金とい うのは、 2万3,550円です けれど も、制服代や 学校ジャージや内外のシューズ、学校指定リュックなどをそろえるだけで10万円近いお金がかかるのですね。とても全て賄える額でありません。少しでも保護者負担の軽減につながり、入学時に子供が安心して学校に通うことができるようにすることが、大事な視点ではないかというふうに思うわけです。そういう点で、中学校新入学学用品についても、3月支給をできるように取り組む必要があるのではないかと、またできないかと、現にやっているところも実はあります。やっているところの話を後でしますけれども、まずそのことを伺いたいと思います。
町の答え 管理課長 天野英樹(管理課長は2022年5月まで)
就学準備金の前年度支給についてでございますが、ご質問の入学準備金につきましては、援助費目の新入学児童生徒学用品費に当たるものでございます。現在、町では小中学生ともに5月に支給しているところでございます。近隣では6月、7月というところが多いのでございますが、就学援助費の支給申請につきましては、以前、世帯全員の収入状況がわかる書類が必要であり、前年の所得に係る申告期限、例年3月15日となっていることから、内部手続的には3月中に決定をし、支給することは困難な状況というのが現状でございます。ただし、議員がおっしゃるとおり、新入学児童生徒学用品費の性格上、確かに早く支給して入学の準備をしていただくということ重要であるということから、現在、5月に支給しているものを新年度から、今まで以上に事務のスピードアップを図って4月に今後支給してまいりたいと、現在、考えているところでございます。
議員の質問 4番 立野広志
私は4月ではなくて3月というふうに言っているわけです。例えばこれはできると、中学校における入学準備金として、小学校6年生時の3月下旬、小学校6年生の3月下旬に受給資格があり、翌年度も居住し、公立中学校へ入学する者に対して支給しているということで、実はそういう町もあるわけですね。ですから、要は手続の問題なのですよね、収入認定。例えば、小学校の段階で就学援助を受けていて、中学校では要らなくなるという家庭も確かにあるかもしれない。だけれども、多くの場合は、小学校で支給されていれば、ほとんど中学校でも支給が必要だという準・要保護の世帯が多いわけですよね、それもその町に継続して住んでいれば。ですから、そういうふうにして、なるべく子供たちにとって同じ服装で、そして入学式に臨み、学校で学ぶことができる環境をつくってあげる。これはお金がなければ、確かに後でお金が入りますから、もらったときに買えばいいではないかという話、昔していたことあったのですが、そんなこと言えば子供の中でのいじめになってしまったり、子供自身がやっぱり何か負担を感じるわけです。ですから、入学のときぐらいはみんな同じ格好で入学させてやりたい、そのためにはそれに必要な資金を町が就学支援としてきちんと出せるようにする。どうしたら年度前に支給することができるのか、必要なときに出せるのかということを考えて、対策を講じていただきたいと、やればできるのだというところをぜひ私は検討していたきたいなと思うのですが、いかがですか。
町の答え 管理課長 天野英樹(管理課長は2022年5月まで)
議員言われるとおり、収入の認定の実際問題でございます。どうしても申告が3月15日までということで、実際には早く申告をいただくというようなことでお願いをするなり、それから仮にしたとしてスピードアップを図る、それから仮にそういう収入の認定ができない、決定ができないうちに仮払いというのですか、3月に仮にしたとして、言われたとおり、そんなに収入は変わらないだろうという見方もございますが、仮に収入が確定して対象外となった場合のことも考えると、そうなった場合、返還求めるとか、お互いに気分、支給した、返せというようなことも想定もされるということで、なかなかちょっと難しいのかなとは思うのですが、ただ、ほかの町でもやっていると、今、議員言われましたので、そこまでちょっと私ども承知してございませんので、新聞でちょっと見た限りでは近隣の7月とか6月、そこを4月まで早めるということは新聞報道で私も承知してございますので、そこまで努力してやりたいなということでございますが、3月につきましては、これから今後調査しながら、その辺は検討してまいりたいというふうに考えてございます。
議員の質問 4番 立野広志
これは、例えば受給資格があるかどうかの判定で、事務的な時期の問題があるということなわけですから、その点は行政側の対応によって十分できる話だと思います。実際にやっている町もありますし、やりつつある町も今、出てきていますから、ぜひ町としてもできれば来年の新入学時期までに、そうした対策がとれれば一番いいわけですけれども、いずれにしても例えば、これはちょっと青森市なども始めるということになっていますし、青森市はどこを見て始めることになったかというと、東京の板橋区だそうです。いずれにしても今、言われたように難しいけれども、やっぱり一番は子供のことを考えたときに、やっぱり子供や親御さんのことを考えたときに、入学までに全ての物をきちんとそろえてあげたいというその思いですよね。これに基づいてもやっているのだということ、その点をただ事務的に手間がかかるとか、大変だということではなくて、もっと重きを置くところは子供のことではないかということで、ぜひ考えていただきたいというふうに思います。それでもう一つ、地デジラジオなのですが、これも2013年の3月に地デジラジオは日常生活用具の情報意思疎通支給用具として適用が可能であり、支給してまいりますというふうに答えられたわけですが、実際に支給されているのでしょうか。そしてまた、その周知は行われているのかどうか、今後、どうするつもりなのかということを伺いたいと思います。もう時間も余りありませんので、端的にお願いします。
町の答え 健康福祉課長 皆見亨(健康福祉課長は2018年3月まで)
お答えいたします。当町における視覚の障害のある方で、身体障害者の手帳をお持ちの方につきましては、1級から6級まで合わせまして37名の方がいらっしゃいます。これまで地デジラジオの給付を受けられた実績はございません。ただし、積極的な周知を図ってきたかにつきましては、反省しなければならないというふうに感じてございます。情報、意思疎通支援を必要とする障がいをお持ちの方は、特に万一の災害時には情報は、命をみずから守るための大切なものであるというふうに考えていることから、今後、対象者の方々へ早急に制度の周知を図ってまいりたいというふうに考えております。
議員の質問 4番 立野広志
周知が十分できてなかったという点は、反省点だと思います。この支給については、国が2分の1を補助し、道、町のほうも含めて4分の1ずつ補助するというような制度になっておりますし、事前に聞きました対象が30件ぐらいあるというお話ですから、周知されずにいるということは非常に残念だと思います。ぜひ新年度へ向かって、積極的に取り組んでいただきたいと思います。次、ちょっと飛ばして、福祉避難所の関係についてと地域防災組織の立ち上げの関係についてだけ質問させていただきたいと思うのですが、福祉避難所についても2011年6月には、災害時の福祉避難所としての指定を進めてまいりますというふうに言われているのですが、実際には福祉避難所として既に指定されているところがあるのかと聞くと、ちょっとそれが今のところないような話を聞いておりました。町の交流センターを含めて、今後、そういった対応にしていくという話ですが、いずれにしても災害時の要援護者対策も含めてですが、病院関係や福祉施設関係、こういったところとの連携も強めて、福祉避難所の設置を急いでほしいというふうに思います。この点についてまず一つ。それからもう一つは、地域防災組織の立ち上げなのですが、実はこれ防災訓練ともあわせてお話ししたいのですが、実践的な訓練を通じて地域防災組織の必要性の認識や組織の確立を促していかない限り、自治会などに、ただ地域防災組織をつくってくださいと働きかけるだけでは、地域防災組織はできないと私は思います。自治会には自治会の事情もあります。ですから、実際にその地域で津波訓練であるとか、あるいは噴火避難訓練であるとか、そういったものを通じて、ここにはこの自治会、この町内にはこういうまだ弱いところがあると、それをカバーするためにどうしたらいいのかということをみずからの問題として認識し、考えていくような状況をつくっていくということがない限り、自主防災組織はつくれないのだと思うのですね。そのことを新年度に向かって、特に実践的な避難訓練と合わせて自治会ごとに自主防災組織の立ち上げのために、行政としてももっと声かけだけではなくて働きかけ、具体的な対策も含めてとるべきではないかのと思いますが、この2点について質問をしますので、お答えをいただきたいと思います。
町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)
福祉避難所につきましては、平成26年3月の防災計画の見直しの中で、虻田地区においては洞爺湖町地域交流センター、旧さわやか別館、また洞爺湖地区においては、洞爺ふれ愛センターをしているところであります。本年度、補正予算をいただきまして、福祉避難所の機能確保推進事業として、高齢者・障害者施設の福祉避難所施設の整備として折りたたみベッド40台、またポータブルトイレ、紙おむつ、飲料水などを本年度用意することとしております。また、新生児・乳幼児用として敷き布団、フロアーマット、紙おむつの整備を本年度中に用意する準備をしております。また、避難所の部分におきましては、町内でも自宅の中で医療行為がないと生活ができない方、20名程度いらっしゃいます。また、福祉施設、社会福祉施設に関しても今後、避難所の部分での協定を結んで、しっかりとした要支援者の避難体制を整えているところでございます。今、お話の中で病院との災害発生時に、医療処置等が必要な要援護者を受け入れる協定、もう一つは、社会福祉施設として要援護者受け入れに関する協定、また、洞爺湖温泉の旅館組合として、これは地滑り、また津波等のときに活用されるかと思いますけれども、災害時における宿泊施設等の提供に関する協定、これを今、結ぶ準備をしておりまして、年明けにはこの協定の締結ができる準備を進めております。また、今、お話ししておりました自主防災組織の部分であります。こちらにつきましては、これまで消防の関係では婦人消防団とかそういう部分で10団体、470名の方々が活動しているところでありますけれども、自治会組織の災害に対する自主防災組織が今までないところでありました。今年度においては町内会だけではなく、自治会の連合会のほうにお邪魔して、いろいろな場において説明をさせていただいているところであります。10月8日には、自治会長の研修会がございまして、新ひだか町の自主防災組織との意見交換がございました。そのときにも私どもも参加して、車中では自主防災組織についての説明をしているところであります。またこの間、自治会連合会の集会がございまして、こちらのときにも防災に関しての心得、また自主防災組織のことに関してお話をしているところでありますけれども、議員がおっしゃるとおり、やはり自治会単位の中でしっかりとした避難訓練をしながら、自主防災組織をつくり上げていかないといけないとは、十分承知しているところでございます。そうした中、やはり平常時の避難訓練や防災に関する活動の中では、地域担当職員の皆さんの協力をいただきながら、その自治会の組織を支えていくような支援を今後行っていこうと考えておりますし、そういう中ではまずは自治間単位で、防災体制の確立に向けて班長会議など、機会があるごとに防災組織の立ち上げについて、今後とも説明をし、また町としても協力をしていきたいと考えております。
議員の質問 4番 立野広志
実際にそのとおりだと思うのです。福祉避難所については、実際にそこにでは何か災害が起こる危険性があったときに、自宅からその施設にどう行くのかという問題、当然ありますよね。その際にもやはり自主防災組織というのは、非常に大きな役割を果たしていく、全て職員にお願いするわけにはいかないわけですし、そういうことで言うと、これまでの避難訓練というのはどちらかというと限定的で、そして人数、地域としても限定していますけれども、それだけではなくて災害の中身も限定している、そして参加する人も限定する、そういうやり方をすると、実践的ではないと思うのですよ。例えば、この前の津波訓練ありました。はっきり言えば非常に参加者が少なかった、。用あって出られませんという自治会の役員もいました。本当なら、もう1回言いますけれども、自治会ごとにきちんと事前の避難訓練であれば打ち合わせ、合意、準備、そして周知、こういったものをしっかりやってから避難訓練やるのです。そうしないと、行政からただプリント回して、避難訓練に参加しますかしませんかと名前まで書かせて、やるようなやり方したら、では行かなくてもいいのだとなってしまうわけですよ。それだったら、実際の災害に対応できない、そのときに逃げられない人たち、逃げることのできない人たちが出てくれば、それをどう地域で支えていったらいいのだと。例えば、リヤカーを買っておくか、どこにそれを置くのだと、誰が引っ張るのだというようなことも含めて、実際に訓練すると、そういう要援護者の状況もわかってくる。そしてみずからもどこに避難したらいいかもわかる、経路も、もう1回確認することができる、そういう事前の準備ですよ。避難訓練は、だからやればいいのではなくて、その準備が大事だと私は思うのです。そのことをしっかりやりながら、訓練をやった結果として、何が不足しているのか、何ができて何ができないのか、これは自助だ、これは共助だ、これは公助だというふうに分けることもいいでしょうけれども、そうやって一つ一つきちんと分析することが必要だと思う。この前の津波訓練も、講演は確かに立派だった、私も感動しました。だけれども、避難訓練に参加した人たちは、ごくわずかだよというのは残念だった。その点をもう1回反省をして、改めて言いますけれども、避難訓練は実践的にやること、そしてその地域、例えばどこかの自治会単位でやるなら、自治会の全住民が対象なのだということでやること。その上でどういう問題点があるかということをきちんと分析して、その中で地域できることは何なのかということを考えるための自主防災組織、これを立ち上げる。やっぱりつくらないとできないなと、つくる必要あるよねと、こういうふうになっていくのではないでしょうか。そのためにも自治会長だけに負担かけないで、自治会役員会があればそこに出向いていって、ぜひ説明させてください。班長会議あれば、班長会議にぜひ行って説明させてくださいと、いついつ避難訓練やるので、ぜひ皆さん参加してくださいということを行政が積極的に出向いていって、訴えるという姿勢が必要なのではないでしょうか。そのことでちょっと、2分しかありませんけれども、町長、どうですか。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
残念ながら今までやったのは机上訓練、あるいは職員訓練、そして消防団員を含めた訓練、あるいは避難をするときには健常者の訓練等々がございました。常日ごろ言っていることでございますが、体、災害弱者と言われる方々、あるいは要支援者、こういう方々を対象とした避難訓練、これは絶対必要だと私も認識しております。担当課のほうでは、来年からそういうふうに向けてやるということで、今頑張ってもらっておりますので、来年以降ぜひそういうふうにしてまいりたいというふうに考えております。
議員の質問 4番 立野広志
ぜひそういう立場で取り組んでいただきたいというふうに思うわけです。ちょっと時間が、1分しかもうないのですね。繰り返し議論できないので、ではこれでやめます。どうもありがとうございました。