洞爺湖町議会 平成26年第1回定例会 2014年3月6日
大きな二つ目について
2014年3月6日、洞爺湖町議会の一般質問で、立野広志議員が「大きな二つ目について」質問し、町長 真屋敏春、社会教育課長 永井宗雄、副町長 八木橋隆が答えました。
- 聞いた人
- 立野広志 議員
- 答えた人
- 町長 真屋敏春、社会教育課長 永井宗雄、副町長 八木橋隆
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 4番 立野広志
それでは、次、2点目の大きな二つ目について質問をさせていただきます。サッカー場建設をめぐる行政の対応ということについて質問をさせていただきます。事前の通告にも書いておりますけれども、町が運動公園整備からサッカー場建設に特化した計画変更の概要であったり、サッカー場建設による地域経済に与える効果、運用の見通しや採算性とか建設候補地の絞り込みやその課題、実は何一つ明らかにしないというふうに書きましたけれども、幾らか部分的には出されていますけれども、ただ、そういう中でも全体像が見えないのですね。そして、平成26年度の整備方針を整理すると言っていたのですが、みずからそれを棚上げしたような状態になってしまします。この事態に対する町長の認識、そういった取り組みを進めてきた行政手法、このことについて、改めて町長の見解を伺うということなわけであります。そこで、実は、町は当初、今、言いましたように、総合運動公園整備を進めるということにしていたわけです。それが昨年の3団体などからの要請などもあって、そして財政的な負担を考慮して、サッカー場建設という形に計画を変更していったわけです。そういった計画変更に至る経過、こういったものについて、常に特別委員会では口頭での説明が多かったので、それをちゃんと文書にして出してくれと、再三、再四、要望して、ようやく出てきた文書が、9月9日になって運動公園整備事業についてという文書でありました。それによると、整備場所が確定していないことから、運動公園整備調査計画上業務はまだ成果品として報告できない状況だというふうにしながらも、整備場所の候補地を示して、附帯施設はさらにクラブハウスや駐車場や夜間照明などの概要が示されたわけです。そうはいっても、先ほど午前中に特別委員会の報告がありましたように、かなり厳しい指摘の内容だったと思います。これまでは副町長が答えておりましたので、町長に直接尋ねて、町長自身はこのことについてどう考えているのかということについて聞いたことがありません。そのこともありますから、まず第一に町長にお聞きします。この特別委員会報告が先ほど行われたわけですが、特に二つの点で行政の姿勢の問題、これを指摘しています。町長は、この指摘をどういうふうに聞いておられたでしょうか。それをまずお答えください。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
先ほどの特別委員会の報告を聞き、また、お見せしていただきまして、議会との信頼関係を損ねられない、いわゆる大変心配を与えてしまったなというふうに思っておりまして、このことに関しましては深くおわびをするところでございます。
議員の質問 4番 立野広志
議会との信頼関係というのは大事ですよね。そのことについては、町長自身はおわびしたいということなのですが、何が問題だったのか、何をどうすべきだったのかというあたりは、ほとんど答えられていないのですが、そのことで、これは特別委員会とはあれですけれども、私なりに、まず今回のサッカー場建設をめぐる行政の対応ということで、私なりにその問題について正していきたいなというふうに思います。特別委員会での質疑に際しては、専ら副町長が答えられてきましたが、どう進めようとしてきたのか、全くその点では町長に伺うことができませんでした。第一に、サッカー場建設に対する行政の姿勢の問題について伺いたいと思います。町が提案する建設候補地に対しては、議員側から幾つか異論が出されたことに対して、実は明解な反論もないまま、あるいは説明がないまま、町は建設候補地を断念したという連絡を私ども聞きました。副町長からも、その説明を受けました。議会に、その後の対応を委ねると、そうしたらサッカー場はどうしたらいいでしょうかと、こんなような話ですね。執行者としての責任も主体性も、そこには非常に感じられない。ましてや、サッカー場建設の構想そのものが、それほど安易な計画だったのかという意味で真意を疑う、私もそういう気持ちでいます。事業の執行者は、あくまで町長であり行政です。そのための予算や執行権も持っています。議会は、町民の立場で、そうした行政行為や予算の執行が適切に行われているのかを監視する立場にあることは言うまでもありません。町民の利益や権利を守るために、時には建設的な提案も行います。行政を前に進め、手助けも行いますけれども、行政の附属機関でもありませんし、ましてや下部組織でもありません。町の提案に対して、議会が問題点を指摘したからといって、行政がこれを簡単に投げ出すような行為を行っていいのでしょうか。そのことが問われているのではないかというふうに思うのですが、そういう対応をどうお考えでしょうか。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
サッカー場建設に至った、建設計画に至った経緯をちょっと述べさせていただきたいというふうに思いますが、当初、私どもの町には都市計画マスタープランがございました。その都市計画マスタープランには、運動公園の計画が載せておりました。運動施設といたしまして、例えば野球場、サッカー場、陸上競技場等の整備に加え、用地問題、さらには附帯施設として駐車場、トイレ、更衣室、取りつけ道路の整備などがあったわけですが、これら全体を実施するには相当多額の費用を要し、今、実施すると当町の財政状況が非常に危機的な状況になることが予測されたことから、今でき得ることから実施してまいりたいと考えてきたところでございます。当町には、幸い野球場におきましては、民間の方ではございますが、泉地区に現在一面整備していただいておりまして、さらに一面整備すると予定を伺っておりました。官民挙げてスポーツが楽しめる環境づくりを目指してまいりたいというふうにも考えておりまして、また、学校開放のグラウンドも一部利用させていただいている今現況がございます。この間、町内各種団体から、スポーツ施設の整備の要望もあり、少ない予算で最大限の効果が出るものを検討してまいった結果、今、一番求められているのはサッカー場ではないかという判断をいたしまして、昨年5月、職員4人を先進地視察に出し、事業効果等について検証してきたところでございます。この間、議会側にその進捗状況を断片的にしか説明していなかった点につきましては、私どもの不手際で議会議員の皆様には大変申しわけないなというふうに考えているところでございます。ただいま、行政内部の中で、そのスポーツ公園、サッカー場建設について調査をしておりますが、それでも思いのほか費用がかさみ、その費用を何とか圧縮できないか、また、用地についても公有地、いわゆる町有地で処理することによって経費の節減を図れないかということなど、財源対策も含めまして、ただいま副町長を先頭に、少ない予算で最大限の効果を発揮できるような事業実施を目指しておりますが、今現在、大変申しわけない話ではございますが、作業がまだ少し時間がかかりそうだということが、もう少しお時間をいただいて慎重に精査をした上で、改めて私どもこの問題についてご提案をさせていただけたらというふうに考えているところでございまして、今回の不始末の件に関しましては、大変私どもの指導不足の弱さから来たものかなということでございます。本当に申しわけない、議会に対して不信を招いたことに対しては、この場で本当におわびをするところでございます。
議員の質問 4番 立野広志
私、町長に、おわびをしてほしくて言っているのではないですよ。これまでの行政として取り組んできた取り組み方、ここに何か不十分さ、そして、これをどう改善していくのかという、その辺の問題意識をきちんと持っているのかどうかということをお尋ねしているわけです。今、昨年の5月に4名で先進地視察をしたというのは委員会の中でも聞いていますからわかりますが、例えば、計画を取りまとめる所管課も、よく私は理解し切れていないのです。特別委員会のときには、社会教育課が説明に来ていただきました。しかし、スポーツ観光、あるいはサッカーを通じて観光振興にというふうに言う以上、社会教育というだけではなくて、例えばこれは観光振興であったり、あるいは財政、建設、こういったところもかかわってくる話なのだろうなと思うのです。ましてや、社会教育課は、そういう社会教育施設を中心とした所管なわけでありまして、それをとりまとめて一つのものにしていくのは、並列、同列の課のどこかの課長ではなくて、むしろ部長であったり副町長ではないのかなというふうに思うわけですよ。そこがしっかりと計画を取りまとめて、そしてどう進めていくのかを考えていかなければならないのだろうなと思うのですが、質問するたびに答えが求められるのは社会教育課の課長なのです。これは、ちょっと申しわけないけれども、これは取り組み方も非常にやる気が本当にあるのかと言わざるを得ないような、そういう印象を受けますし、それから、候補地として上げた場所、これが適地だということで、町は一旦提案したわけでしょう。どういう理由で適地なのか。例えば、町内で何カ所か考えられる候補地があって、そして、その候補地をいろんな角度で分析調査していったら、こういういい面もあるけれども、こういう問題点もある。財政的にも、このくらいかかるというふうにして、削って削って最終的にあの場所しかないのだよというふうに説明していただくのならまだわかるのです。そうではなくて、もう唐突にあの場所ですというふうに示されると、庁内でどんな検討をしてきたのですかと当然聞きますよね。なぜ、あそこが町内の候補地の中で一番ふさわしい場所なのだと、その説明が十分聞けないわけですよ。しっかり答えてもらえないのですね。そういう歯がゆさといいますか、こういうのもあるわけです。ですから、結局、計画そのものがしっかりしていないのではないかと。スポーツ観光ということで、サッカー場に特化した形で施設を建設する、そしてこれを町の活性化、産業振興に結びつけていくのだという言葉は立派だけれども、それが裏づけとなるような調査や、あるいは根拠になるものがほとんどないまま、そして議会から二、三、指摘をされると、この候補地はもうやめましたというふうに言って、あともう建てるとすればこれだけ、7億円、5億円というお金がかかりますと。これについて議会で検討してくださいみたいな話になってしまうと、一体、行政は何を考えているのだと誰でも思うと思うのですよ。そのことに対して、どういう検討をしてきたのか。私が今言ったこと、実はちゃんとやっていたのだということならまだわかるのだけれども、それもいまだに資料も何も出ていないわけですか、本当にやったのかなという疑いの念しか残っていないのですが、その点いかがですか。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
ただいま、場所の問題、かかる費用等々の問題でございますけれども、場所については、実は3カ所ほど一応候補地を上げながら検討してまいりました。一つには入江地区、議員の皆様ご承知のことの入江地区でございます。二つ目には、民地を購入するよりも、やはり公共用地、いわゆる町有地を利用したほうが経費的に安く上がるだろう。一つで考えましたのは、やはり学校グラウンド跡地、これを何とか利用できないだろうか。三つ目には、これがだめだとしたら、またもう一つ、今、学校の空き地となっているグラウンド用地を、これを利用してはどうだろうかと。一つには、場所が非常に遠いかなという問題、それと積雪の問題。もう一つには、場所、用地的には、今ちょっと非常に狭い部分がある。その狭い部分を、用地を広げるためには、ある程度、造成工事をしなければならない。さらには、建物も壊さなければならない。そうすると、結構な費用になってしまうのかなと。もう一つ、もう1カ所、実はあったわけでございますけれども、以前、補助金を導入してグラウンドを整備した。そこの中であれば、一つすっぽり入るかなというふうなこともあったわけですが、それを実施するとなれば国庫返納金の問題が生じてくる等々の問題がございまして、最終的に私ども今思っていたのは、やはり一番便利な、近間で便利なところというのは、入江の当初示した土地ではなかろうかなという思いでございました。しかし、いまだにまだ最終結論が残念ながら出ていない状況でございますが、候補地としては何カ所か候補地を上げながら検討してきた経緯がございます。さらに、役場内でどういうふうな検討をしてきたのだというふうな話でございますが、副町長を先頭にしてプロジェクトを立ち上げております。財政的側面、いわゆる国庫補助金あるいはその他の補助金、どういうふうな補助金を導入したらいいのかな。これは企画課が担当しております。町の財政状況等の考え方については、税務財政課が参加をさせていただいた。建設に当たっては建設課のほうから職員が参加していただいております。そして、観光面の関係は、当初入っておりましてが、情報提供をしていただいていた。総体をまとめる課としては、スポーツ公園、スポーツ運動場等々の関係から社会教育課がその所管に当たってきたということでございまして、これらの問題につきましては、今現在もなお進行中でございまして、先ほども申し述べさせていただきましたが、しっかり中で精査し、財源そして経済効果、町民に対する行政の思いを議会に提案できるよう精査をして提出をしてまいりたいなというふうには思っておりますが、今ちょっと時間をいただきたいなというふうに思っているところでございまして、この次、提案させていただくときには、しっかりした精査をしながら提案をしていきたいなというふうに考えております。
議員の質問 4番 立野広志
ちょっと一つ、どうもお答えいただいている中で気になることがあるのですが、一旦は町が示した候補地、あれは白紙にするというふうに答えられていたのですが、それも含めて、今、場所については最終結論を得ていないというふうに町長おっしゃったのでしょうか。ちょっと、そのことについて。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
入江地区については、岩石がある、それから臭いの問題があった等々のお話を聞いておりますが、町としては最終的にそこを諦めてわけではございません。
議員の質問 4番 立野広志
ちょっと、今、大変なことを聞いちゃったのですけれども、議会の特別委員会では、もうあの場所を白紙に戻して、要は町長の今の言葉をとれば、諦めたというような意味合いで私はとっていたのですが、そうではないと。つまり、あそこは依然として候補地の一つだという受けとめでいいのですか。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
私どもは、一番最善の方法を、今、検討しておりまして、それをまた考え、そしてそれを皆様と協議した中で、それはどうもだめだよということになれば、またこれは話は別でございますけれども、私どもの最善の考え方を提案していきたいなというふうに考えております。
議員の質問 4番 立野広志
それでは、特別委員会で答えたことと全然違うじゃないですか。ちょっと、これは議会軽視も甚だしいのではないですか。町として、例えばそこの場所が、もうほかの場所に譲れないぐらい最優先の場所なのだというぐらいの根拠になるような説明、そのことが十分されているかというと、そういう状況でもないわけですよ。そして、委員会の中で指摘がされて、ここの委員会報告にも書いてありますよ。この場所については、もう町としては白紙に戻すというようなことなわけですよね。それが、今そうではなくて、引き続き候補地の一つなのだというお答えになっているということは、委員会での答弁とは、またこれは違うということではないですか。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
委員会で発言した内容を聞かせていただきましたが、そのときには入江の候補地については多額の費用がかかると。それで、このままの状態では、そこは非常に難しいという報告で聞いておりましたが、先ほど答弁させてもらいましたが、金額をある程度、圧縮できるものは圧縮しながらといったときに、ちょうどその用地の中に、すっぽりサッカー施設が入るというふうなものもありますので、それも一つの候補地に、今、私のほうから検討しれくれというふうに指示をしているところでございます。
議員の質問 4番 立野広志
いずれにしても、これは委員会の答弁と違いますよ。そのことは、ちょっと後でぜひ議長にも取り計らっていただきたいというふうに思います。これでやっていると時間がなくなってしまうので、そのことはしっかりと私も、今、頭に入っていますから、委員会で答弁されたことと、今、町長が答えられたこととは明らかに違うのです。そのことを、ぜひ指摘しておきたいと思いますし、場合によって答えられる中身が違うとなれば、これは明らかに議会軽視だと言わざるを得ません。次、もう一つお聞きします。実は、委員会の中で盛んに出てくるのが、コンサルタントへ設計を委託しているという話です。実は、コンサルタントへの設計委託って、いつごろの話ですか、これを委託したのは。まず、それをお聞きします。
町の答え 社会教育課長 永井宗雄(社会教育課長は2018年12月まで)
運動公園の設計委託につきましては、24年度の補正予算で基本設計の委託料を補正していただきまして、その後、教育委員会から建設課に依頼をいたしまして基本計画の契約に至ってございます。
議員の質問 4番 立野広志
非常に大切なことを聞きたいと思うのですが、委員会の答弁の中ではコンサルタントへの設計を委託している。そして、そのコンサルタントから成果表を、これがまだ出ていないということなので、それを出た段階で、町としてさらに再検討して発表したいというお話だったと思うのですが、今、時期を聞いたのはなぜかというと、平成24年度の補正です。つまり、総合運動公園をつくろうという話になっていたときの、実は構想、考え方がコンサルタントに委託しているのですよね。これは、サッカー場を建設するということに特化したものではないということですね。そこを明らかにしてください。
町の答え 副町長 八木橋隆(副町長は2015年9月まで)
そのとおりでございます。
議員の質問 4番 立野広志
それが非常に、私、気になっていたのです。つまり、サッカー場建設として、コンサルタントへの契約委託ではないということを、今、お答えいただいたと思うのです。町は、2月14日の特別委員会に提出したサッカー場建設に係る概算工事一覧表というのが、私どもいただきました。それを見て、何だこれはと思ったのですが、こういうふうに人工芝と天然芝、それぞれ2種類、サッカー場を建設したら幾らぐらい費用がかかるのか、クラブハウスなんかも全部入っているのです。これが出てきたので、コンサルタントにはサッカー場の建設について依頼をして、こういうものも出てきたのかなという感じがしたのですが、今、副町長、手を振っていますけれども。これは何なのですか、もう1回お答えください。
町の答え 副町長 八木橋隆(副町長は2015年9月まで)
この事業は、24年の補正をいただきまして、繰り越ししまして25年度に発注をいたしました。当初、発注したときの時点では、運動公園、主たる目的としてはサッカー場、それにサブグラウンド、運動できるスペース等々を含めて基本調査の設計をしてほしいということでお願いをしてございます。先ほどの絡みでございますけれども、結局は場所を諸般の事情によって町側が白紙撤回をさせていただきました。委託している業務は進んでいますので、サッカー場としての、仮にするとすれば、場所を確定しなければ調査の設計の具体的な中身までできませんので、成果品として出してもらう月も迫っておりますので、中間的に、当初、委託しましたことについての図面等ができていましたので、それを参考までに特別委員会に配付させていただいたということでございまして、いわゆる標準的な、どこにでもある用地でつくるサッカー場及びサブグラウンドを建設する場合はどうなのかということの委託内容でございますので、それを報告させていただいたということでございます。
議員の質問 4番 立野広志
随分、回りくどい説明をいただいたのですが、私が端的に言えば、2月14日の特別委員会に提出したサッカー場建設に係る概算工事一覧表、実は内容説明もそのとき十分にされていないのですね。そして、コンサルタントとの契約内容や、その成果の内容について後日提出しますというふうにお答えになって、その後、出てきたのが、こういう特記仕様書というのが出てきたのです。この特記仕様書なるものが、私たち議員に配付されました。この書類の意味するものは一体何なのかなと、ちょっといろいろ頭をかしげて考えて、よくよく読んでみると、ここに設計業務の目的というところがあります。当該業務は、洞爺湖町内の運動公園整備事業の基礎となる基本設計を行う業務であると。これを読んでわかったのですよ、これはつまり先ほど言ったように、平成24年度にコンサルタントに運動公園をつくりたいのだと依頼した、その中身に対する、実は回答といいますか、そうでしょう。だから、町がその後、方針を変更して、サッカー場に特化した設備をつくるのだといって盛んに特別委員会で説明をしてきました。そして、候補地としては、あそこがいいって言っていたわけですよ。でも、そういうことにかかわりなく、もうコンサルタントは以前の契約の内容で実は成果品を出そうとしていると。こんな成果品が出て、これからの検討材料になるのだろうかと、実は私、こういう疑問を抱いたのですよね。多分、コンサルタントとの契約というのは、今、お話を聞いてわかったのですが、1回契約を委託して、その後、サッカー場建設に特化したので契約内容を変更しますというような話はしていないのでしょう、コンサルタントには。だから、サッカー場建設なんて、それだけに特化した検討なんかしていないのですよ、はっきり言って。だから、サッカー場に特化した後の検討結果、成果品は期待できないと私は思います。ですから、この特記仕様書の内容も運動公園整備に係る基本設計となっているわけですね。その辺の一連の対応、議会の特別委員会で質問されても、ちゃんとした説明もない。時々言うと、やっと出てくる資料が、一体どういう内容のものなのか。そして、町は、このサッカー場建設にどこまでやる気があるのか、そんなことが全然見えないわけですよ。町長、どう思います。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
本当に時間がかかってしまって申しわけないなというふうな思いで聞いておりました。本当にこれは事務の不手際というか、私どもの指示の不手際がこういう結果を招いてしまったのだなというふうにも思っておりまして、改めて本当に仕切りをきっちり仕切っていきたいなとは思うのですが、先ほど来、私、入江も候補地の一つというふうに繰り返し申し上げて職員にも指示をしてきたという話でございますが、いわゆるそこに町は特化したわけではございませんですし、費用対効果、いわゆる経費等の関係を鑑みながら、今、お話をさせていただいたことでございまして、決して議会を軽視しているだとか、あるいは議会の特別委員会のものを無視しているなんていうことは、毛頭、思っていないということを、まずお話しさせていただきたいなというふうに思っております。
議員の質問 4番 立野広志
いずれにしても、行政が一つの事業をやるというときには、やるための目的、そしてやることによる効果や、あるいは期待というものが当然あるから、それにも優先順位をつけながら事業をやるわけですよね。そのときに、ただ言葉巧みに言うだけではなくて、それを裏づけるしっかりとした計画があって、そして、その根拠になる資料もあって、そして、だからこそ、ここをやるのだ、こういう計画をもってやるのだというぐらいのものがないと、やっぱりことは進んでいかないし、議会が道を説得することは多分できないなと思います。特に、民間団体が盛んに積極的にサッカー誘致に努力しています。非常にそれは敬意を払うところでありますし、民間の努力によって宿泊客もふえ、あるいは弁当などの注文もふえたり、町も活気づいてくる、そういう状況が見えてとれるわけです。行政はどうかというと、そういう取り組みをさらに具体的に前に押し出していく。そのために、もっと綿密な計画なり構想を持って、本当に積極的に取り組んでいく。多少、異論が出ても、それにきちっと答えられるぐらいのしっかりとした説明がなければならないわけですよ。そういう対応が、これまでサッカー場建設をめぐって、私、非常に不十分だなというふうに思いますし、やっぱり、その辺の行政の姿勢というのが問われるのだなと思っています。ぜひ、この点は改めて、町長は今度、町長選挙もありますけれども、新しい町政執行に当たって、そのことをしっかり旨に置いて進めていただきたいなというふうに思います。