当別町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月13日
(1)全国学力・学習状況調査の結果ととうべつ未来学について/(2)町公共施設の適切な維持管理/(3)「さっぽろ連携中枢都市圏」について
2021年12月13日、当別町議会の一般質問で、山﨑公司議員が「全国学力・学習状況調査の結果ととうべつ未来学について」「町公共施設の適切な維持管理」「「さっぽろ連携中枢都市圏」について」について質問し、町長 後藤正洋、教育長 本庄幸賢が答弁しました。
- 質問者
- 山﨑公司 議員
- 答弁者
- 町長 後藤正洋、教育長 本庄幸賢
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 山﨑公司
通告書に基づき、今日は3項目の案件について質問させていただきます。まず、1項目めですが、全国学力・学習状況調査の結果ととうべつ未来学について2点質問いたします。1点目は、今年5月27日に実施されました全国学力テストの町内4校の結果と学習状況調査の中で、全国平均を大きく下回っている項目に今後の対策等についてお伺いします。2点目に、今年度実施されました当別ふるさと教育、国際理解教育、キャリア教育の3つの柱となるとうべつ未来学の今年度実施されました内容と成果、今後の予定について伺います。2項目め、町の公共施設の適切な維持管理について質問いたします。町内公共施設の維持管理費、使用料の実態を知りたく、管理部署であります教育委員会社会教育課所管の総合体育館、両コミセン、建設水道部建設課所管のテニスコート、パークゴルフ場、多目的広場、野球場等について令和元年度及びコロナ禍の令和2年度の維持管理費、年間の使用料金収入、入場者数、それと供用開始年月日の調査を私いたしました。元年度と2年度を比較すると、コロナの影響で入場者は総合体育館が50%、両コミセンは60%減であります。既に40年経過の白樺コミセン、遊遊公園が14年と新しい施設です。この調査内容を見ると、供用開始当初から一部変更があるものの、ほとんど使用料はそのままで推移しております。今後コロナ禍の財政状況が厳しい中で、施設の維持管理方法、また町民が利用しやすい使用料等を見直す時期と判断しております。そこで、3点質問いたします。1点目は、現状の町内公共施設の使用及び使用料について、公共施設を利用する人としない人の受益者負担のバランスという観点から、使用料を見直すべきと思いますが、具体的に児童生徒についてですが、児童生徒の使用料は現在当別町は60円の有料でございます。管内の他の公共施設は、40円、50円というところありますが、ほかは全て無料でございます。2つ目に、65歳以上の高齢者について、現在65歳以上の高齢者はこの当別町は無料でございますが、管内の他の公共施設は全て有料、100円以上になっております。3つ目に、町外の利用者についてですが、御存じのように現在使用者の20%以上が町外の使用者となっております。交流人口の拡大に寄与しておりますが、高齢者の使用料が無料ですけれども、今後他と同様に使用料を町内の倍額に見直す必要がございます。2点目に、施設の利用の申込みが必要なテニスコート、団体で利用するパークゴルフ場、野球場、サッカー場等については、適切な使用料を設定してはどうか伺います。3つ目に、各施設の維持管理方法、内容、金額が妥当なのか、改善の余地がないのか伺います。3項目めです。さっぽろ連携中枢都市圏について質問いたします。連携中枢都市圏は総務省のモデル事業で、札幌を中心とする札幌圏12市町村が連携して行政サービスの向上と圏域内の経済成長の牽引を図る目的で令和元年4月1日からスタートし、2年経過いたしました。この概要を踏まえると、当別町においても人口減少や少子高齢化が進み、財政運営が厳しさを増す中、町単独の取組に加え、医療、福祉、教育、産業、防災、人材育成等の面で近隣市町村と連携を深め、将来に向けて効率的かつ適正な行政サービスを持続的に提供するとともに、移住、定住を促進していく取組が重要と認識しており、私はこの近隣市町村との広域連携とこの制度に大きく期待しております。札幌市と連携中枢都市圏形成に関わる連携協約書は、平成31年3月29日、札幌市の秋元市長と当別町は前宮司町長との間で締結されております。2年経過しましたさっぽろ連携中枢都市圏について5点について質問いたします。まず、連携協約は、当別町と札幌市が連携して、3点ございます。まず、役割として、圏域全体の経済成長の牽引、この主な連携事業というのは企業の誘致、創業の促進、新産業の育成、地域資源の活用、観光資源の活用など11事業がございます。2つ目に、高次の都市機能の集積、強化につきましては、三次救急医療等の提供、札幌市都市部の再開発、ニーズに対応できる人材の育成、公共施設の相互利用や配置に関わる検討など5事業がございます。3つ目に、圏域全体の生活関連機能サービスの向上ということで、女性活躍の推進、災害時の対応、再エネルギーの導入拡大に関わる検討、地元定着等の促進、企業によるまちづくりの活動の促進など、これは30事業ございます。これらを行うことにより、地域の活性化及び持続可能な経済並びに住民の安心で快適な暮らしを実現することを目的とされております。当別町の役割を着実に進行するため、現状の進捗状況を伺います。2点目に、主な連携事業、それと現時点の主な取組の状況、今後の予定について伺います。3点目に、連携事業の中で町としてどの事業に期待しているのでしょうか。前回、令和元年9月の定例会において同様な質問をいたしましたが、前町長は町として圏域内の公共交通の充実と医療分野での連携に注力していくという答弁をそのときいただいております。後藤町長は、現時点のこのような考えに変化はあるのか伺います。4点目に、新型コロナウイルスの出現は、感染症に対する大都市の弱さを浮き彫りにいたしました。人、物、活動が集まる大都市固有の廉潔性が対ウイルスではマイナスの方向に働いたと言えます。一方、コロナ禍はオンラインを利用した職、住、学の経験値を高めました。住む場所と働く場所の在り方や身近な生活環境を問い直す機会になり、社会趨勢の変容に伴う新たなニーズが発生したのか伺います。5点目に、さっぽろ連携中枢都市圏の今後の方向性の中で、住みたくなる、投資したくなる、選ばれるという札幌圏域とされております。一般町民の暮らしに焦点を当てた連携中枢都市圏との将来像について、今後未来技術を活用した連携中枢都市圏の形成が特に重要と私は思いますが、当別町として具体的にどのような取組を目指すのか伺います。以上、1回目の質問とさせていただきます。
答弁 町長 後藤正洋
それでは、山﨑議員の一般質問にお答えをいたします。初めに、さっぽろ連携中枢都市圏についてのご質問でありますが、まず現状の進捗状況についてでありますが、取組実績が示されている令和2年度のさっぽろ連携中枢都市圏ビジョンには、経済、観光、医療、教育文化、災害対策、移住定住など、多岐にわたる分野で47の連携事業が掲載されており、これらの進捗は計71の指標を設定し、管理いたしております。この71指標のうち昨年度末時点で評価可能なものは、新型コロナウイルス感染症の影響を受けたものも含め59指標ありますが、このうち56%の33指標が達成済みとなっております。次に、主な連携事業とその取組状況及び今後の予定についてでありますが、初めに当別町に関係する主な連携事業6点の昨年度の取組状況を申し上げますと、まず共同プロモーションの実施や観光資源の活用事業では、計画していた対面でのプロモーションは行えませんでしたが、圏域観光ウェブサイトの多言語化や台湾、香港向けPR動画を作成し、当該サイトで公開しております。2点目の小学校6年生を対象としたキタラでの文化鑑賞では、コロナにより公演は中止となりましたが、その代替として鑑賞用DVDを作成し、各戸へ配付いたしております。3点目の移住促進イベントの実施では、令和3年2月13日土曜日にオンラインでトークイベントを開催し、延べ136名の方にライブ視聴をいただき、さらにアーカイブでは2,300回を超える再生回数となっております。4点目の救急安心センターさっぽろによる救急医療相談では、昨年度町民からの相談件数は390件と一昨年度の285件を上回る相談が寄せられております。5点目の消防指令システムの共同整備に向けた取組では、各消防単位となっている消防指令業務システムの共同運用に向けた基本設計の策定が終了し、令和7年度に更新整備が実施される予定となっております。6点目のし尿及び浄化槽汚泥の共同処理では、昨年度3,129キロリットルの汚泥を札幌市クリーンセンターに運搬し、処理が行われたところです。次に、今後の予定についてでありますが、令和4年度からの新たな事業としては、広域的な公共交通計画の策定と公共交通のシームレス化への取組や公立夜間中学校の開校などが予定されております。次に、町としてどの事業に期待しているのかとのご質問ですが、私も生活に欠かせないインフラである公共交通や地域医療での連携は非常に重要であると認識しており、前町長の考えと何ら変わりございません。次に、コロナによる社会情勢の変容に伴う新たなニーズの発生についてでありますが、先ほど実績として申し上げました救急安心センターさっぽろへの町民からの相談件数で見ますと、コロナ前の令和元年度は285件であったのに対し、コロナ禍の令和2年度では390件と105件も増加しており、コロナによる新たな問合せが生じたものと考えております。このほか現在は緊急事態宣言が解除されているものの、いまだ感染リスクへの不安がある中、今後の社会経済活動の活性化と感染防止対策の両立に向けた取組として、圏域内の住民及び企業を対象に電子交付型ワクチン接種証明書となるウェブアプリ、さっぽろパスコード事業を12月6日より試験的に開始いたしたところでございます。次に、未来技術の活用について具体的にどのような取組を目指すのかとの質問でございますが、議員ご指摘の住みたくなる、投資したくなる、選ばれる札幌圏域の形成に向け、先ほど申し上げたGTFSデータを活用した公共交通のシームレス化の実現やさっぽろパスコードの運用をはじめとしたウィズコロナ時代への対応、さらには広域連携というメリットを生かすべく、デジタル図書、デジタル図書館の共有化や観光、交通、医療などビッグデータの収集と分析活用の研究などに力点を置き、この札幌圏域の将来に向けた磨き上げとなる議論を通じ、本町のデジタル田園都市の実現に向けた提案をしてまいりたいと考えております。以上、山﨑議員の一般質問に対する私からの答弁といたします。
答弁 教育長 本庄幸賢(教育長は2022年9月まで)
山﨑議員の一般質問にお答えいたします。初めに、今年度の全国学力・学習状況調査についてのご質問でありますが、学力調査につきましては、9月議会の総務文教常任委員会で報告させていただきましたとおり、小中学生いずれの教科も全国平均を上回る結果となりました。今後も教科担任制や1人1台端末の活用、習熟度別学習、少人数学習、学力向上推進講師の活用により授業改善を進めるとともに、放課後学習会や土曜学習会も充実させ、全国平均をはるかに上回る成果を目指したいと考えております。続いて、学習状況調査で全国の平均値を大きく下回っているというものについてでございますが、まず小学生では自分によいところがある、また話合いを通じて生活をよりよくすることができているの回答が全国より20ポイント以上低い結果となっておりまして、このことから自己有用感の低さや話合い活動の成果を実際の生活に結びつけることが苦手だという一面が見てとれるというふうに分析をしております。改善策につきましては、まず自己有用感につきましては、それを高める上で有効な集団活動や行事が昨年来軒並み中止や縮小された影響が数字に表れているというふうに分析しています。各校では工夫を凝らして行事等を実施しているところでありますが、引き続き自己有用感を高めるということを重点に進めていくことを確認しているところであります。続いて、中学生です。中学生は、ほとんどが全国平均以上という結果でありました。その中にあって各教科の学びが実生活とつながり、将来社会に出たときに役立つと考えている生徒の割合が低いという結果になりました。改善策につきましては、多様な学びが将来社会のいろんな場面での対応力に結びつくということを全教育活動を通じて生徒に理解させる指導を強化し、継続していくこととしております。これらにつきましては、それぞれの学校でとどめるのではなく、小中一貫教育の強みを生かして、中学校区、さらには町内4校で共有し、取組を進めているところであります。この全国学力・学習状況調査の結果を今後の指導に生かす上で大切なことは、結果に一喜一憂するのではなく、全教職員が一つになって改善に取り組むということにあります。教育委員会といたしましては、今後も指導方法改善や予算、環境整備など、先生方への支援を続けていきたいというふうに考えております。次に、とうべつ未来学についてのご質問でありますが、昨年までに教育課程の作成を終えて、今年度から実践に入っております。感染症の影響を受けながらも実践を重ね、4校で検証する場も設定し、今年の成果、課題を次年度につなげていくということにしております。3つの柱に基づく今年度の主な実践と成果について申し上げます。まず、ふるさと教育では、小学生は当別町の主要産業である米作りや大豆の生産体験、その他の産業や町の誇れることについてまとめる当別町についての学び、中学生ではSDGsの視点からふるさと当別を考える学習を小学校で165時間、中学校で45時間行う計画となっております。国際理解教育では、姉妹都市レクサンド市を通してスウェーデンの日常生活や食文化について学ぶ学習、JICAを訪問し、SDGsや各国が抱える問題などについて学ぶ学習、ALTの出身地を調べる学習など異文化理解に関する学習を小学校で71時間、中学校で20時間行う計画となっております。最後の柱ですが、キャリア教育、これは全学年で在学中に使用する当別町立小中学校キャリアノートを導入いたしました。節目節目で自分自身の成長を振り返り、次の目標を明確にする学習を行っております。このほか中学生では進路学習として、当別高校をはじめ多数の高校によるガイダンスを行い、進学についての知識や意欲を高めました。また、職業の匠による講演会を実施し、働くことの意義や職業選択について学習しています。こうした自分自身の将来について考える学習を小学校で120時間、中学校で33時間行う計画となっております。今実施時間について申し上げましたが、実施時間につきましては全学年の合計時間となっておりますので、ご理解ください。とうべつ未来学の成果について申し上げます。まだ半年間の実践でしかありません。期待を込めまして申し上げます。当別町の農業についての理解、スウェーデンへの理解、関心、進路についての興味、関心、そういったものにつながっているというふうに評価をしているところであります。とうべつ未来学は、独自教科として教科や総合的な学習を横断して行う学習であります。明確な目標の下、実践、検証、改善のサイクルを大切にしながら、今後も内容の充実に努めてまいります。次に、教育委員会所管施設の維持管理についてのご質問でありますが、児童生徒の施設使用料につきましては、無料も含め負担軽減を考えていきたいと思っております。予算等の調整が必要となりますので、引き続き町長部局と協議を進めていくこととしております。次に、高齢者、町外利用者、屋外スポーツ施設の使用料につきましてですが、これにつきましては現時点で見直す考えはございません。高齢者につきましては、生涯学習や健康増進のため利用促進を図っていること、町外の方につきましては交流人口の増に影響が出ないよう配慮すること、屋外スポーツ施設については交流人口への影響及び他自治体との差別化を図ることなどの理由からであります。教育委員会所管施設の維持管理方法、内容、金額については、いずれも妥当であると認識しておりますが、最初に申し上げましたとおり、児童生徒からの料金徴収につきましては検討してまいりたいと考えております。以上、山﨑議員の一般質問に対する答弁といたします。
質問 7番 山﨑公司
全部答弁いただいていませんよね、まだ。公共施設の2番目のところがたしかなかったと思いますが。1番は全部分かりました。2番目はなかった。
質問 7番 山﨑公司
答弁ありがとうございます。そういたしましたら、町長のほうからの最初の札幌連携について幾つか質問させていただきます。まず、1点目の当別町がいろんな形の報告をいただきました。そういう中で、さっぽろ連携都市圏の中でこの役割3つを私申し上げましたけれども、そういう中での、ちょっとダブるかもしれませんが、達成済みの事業と、それとこの3つの役割における重要業績評価指標というのがございます。KPIです。これが先ほど中とはちょっとダブりますが、これについての質問をさせていただきます。
答弁 町長 後藤正洋
山﨑議員の再質問にお答えをさせていただきます。ただいまの各役割ごとの達成済みの主な事業及び達成不可能な事業、そしてKPIの実績値ということでよろしいでしょうか。まず、達成済みの主な事業について申し上げますと、圏域全体の経済成長の牽引では、創業の促進や新製品、新技術開発支援などが達成済みとなっており、高次の都市機能の業績・強化では都心アクセス強化に関する情報共有など、圏域全体の生活関連機能サービスの向上では保育サービスの向上に向けた取組の推進、文化的な教育活動の充実に向けた取組の推進などが達成済みとなっております。次に、達成不可能であった事業についてでありますけれども、圏域全体の経済成長の牽引ではMICE誘致の推進など、圏域全体の生活関連機能サービスの向上ではにぎわいの創出や職員研修等の合同実施などであります。次に、各役割ごとのKPI実績値についてでありますけれども、まず圏域全体の経済成長の牽引の指標、観光入り込み客数の実績値は3,662万人となっております。なお、もう一つの指標であります圏域内民営事業所売上げの実績値は、今後経済センサスの結果を受けて公表することとなっております。次に、高次の都市機能の業績・強化の指標、札幌駅の1日平均乗車人員数の実績値は12万2,400人となっております。最後に、圏域全体の生活関連機能サービスの向上の指標、20歳から29歳人口における道外の社会増減数の実績値は3,252人の減少となっております。以上、山﨑議員の再質問に対する答弁といたします。
質問 7番 山﨑公司
私の3点目の質問の中で、今の連携の中で前回の宮司町長のときの内容と同じかということを質問いたしましたが、変わらないということで、公共交通の充実と医療分野で引き続き連携をしていくということをいただきました。それについては、今以上にこれを実現して、進化していただくことをお願いします。続けていたしますが、4点目の質問で、新型コロナの出現でいろんな形のことが変わってきていると思います。この中で、先ほど町長のずっといろいろとお話ありましたが、現実的に新しい生活様式がこれからやってくるわけですけれども、時代に即した重点施策の推進が私は必要ではなかろうかと思いますが、具体的にどういった課題、あるいは重点政策がこのさっぽろ連携の中であるのか、これを質問させていただきます。
答弁 町長 後藤正洋
山﨑議員の再質問にお答えをさせていただきます。新しい生活様式を踏まえた推進、あるいは時代に即した施策の推進についてどのように考えているかというご質問かというふうに思いますが、これは広域連携の中でも特に重要というふうに考えていますのは、いわゆるアフターコロナをどう札幌と連携をしていくか、あるいは新しい時代に即した新たな施策をどう打っていくかという点で大変重要な視点だというふうに思っております。特にICTなど未来技術の活用というのはもちろんのこと、圏域の観光経済や交通、医療、教育などの充実に向け、連携強化を図る必要があると認識しております。これからの新たな事業連携についてでありますけれども、今後各市町村との協議検討ということになりますけれども、先ほど答弁をいたしましたとおり、まずは公共交通のシームレス化の実現ですとか、あるいはさっぽろパスコードの運用、そしてまた広域的なデジタル図書、図書館の共有化、あるいはビッグデータの活用などICTの活用による感染症対策と並行しつつ、圏域内の周遊活性化などによる経済対策の推進が必要であるというふうに考えております。今札幌市も行政を挙げてデジタル化、DXに取り組んでいますし、市民を巻き込んでデジタル化にも取り組んでおりますが、今後の10年というのはこれまでのデジタル化されてきた30年、40年とは比べ物にならないぐらい新たなデジタルがデジタルを生んでいく。今機械的に人が作ったAIよりもAIが作ったAIのほうが優れているというようなことも言われておりまして、そういった点でデジタルの進化が融合する時代というふうにも言われています。そういった中で、恐らくこの10年はこれまでの30年以上にスピード化されて、デジタル化をされていくのではないかというふうにも言われていますので、そういった点を見据えながら当別町としてどう行っていくのか、あるいは札幌の近郊都市として札幌とどう連携をしていくのかということを念頭に置きながら、当別町のデジタル化を進めていきたいというふうに思っております。以上でございます。
質問 7番 山﨑公司
分かりました。先ほど私も質問の中で、当別町として具体的に田園都市のいろいろとあるのですが、私はこういうふうに思っているのがありますので、町長の意見もお伺いしたいと思っていますが、未来技術を活用して活力あふれる当別を目指すに当たって、1つとして例えば農業、スマート農業の推進、ロボットトラクターとかドローンだとか、いろんなことの画像分析だとか農薬散布など、それと同時に様々な行政手続をオンライン化して、窓口支援システムの導入によって来庁者が申請書を書かずにいろんな手続をするような思い切った当別町としての未来技術、こういったふうに私も考えておりますが、町長はこの農業あるいは行政のところについてはどのようなお考えをお持ちですか。
答弁 町長 後藤正洋
今山﨑議員からご質問をいただきました当別町のデジタル化に向けて、具体的に町長はどう考えているのだということかというふうに思いますので、今私が思っていますこと、そして指示を出しておりますことも含めて、こうする、はっきりこうだというお話はできないかもしれませんけれども、お話をさせていただければと思います。そういった点では、私いわゆる今はコロナ禍にありまして、人と人とがどうしても接触することができない、あるいは人と人との絆が疎遠になっていく、そういった地域社会をどうやって埋めていけるかという点でデジタル田園都市ということを選挙の公約に掲げさせていただきました。今山﨑議員からもお話がありました例えば農業ですとか、あるいは行政について具体的に申し上げますと、特に農業につきましては一部若い農業者の中でデジタル技術、あるいはIoT、ICTを使ったいろいろな取組がもう既にされております。ただ、それを組織化をしていくということは当然必要かなというふうに思っていますので、スマート農業化については人手不足を解消するということ、あるいは農家の生産コストを下げていくという点でも有益だというふうに思っておりますし、特にドローンの技術ですとか、あるいは以前は衛星の技術を活用して、食味ですとかたんぱく質の含有量ですとかいろいろと調査をするということがありましたが、今は画像処理の技術が大変進んできましたので、そういった点では身近な機材を使ってスマート化をしていくということは必要になってくるのかなというふうに思っております。それとまた、行政につきましては、今内部ではDXを進めておりまして、それぞれの基幹業務をデータ化していくという作業をしていますし、今後は民間のいろいろなデータと融合させていくことができればそういうふうにしていくですとか、データが新たな価値を生んでいくという社会を、いわゆるデータ駆動型の社会をつくっていくということが町が持続可能化していくということにつながっていくのではないかと思いますし、住民の皆さんの福祉が向上することにもつながるというふうに思っております。ただ、行政手続というのは、今までボールペンで紙に書いてということで、それを写し取ってという作業が通常行われておりましたけれども、今OCRですとか、あるいはAIを使ってそれを読み取る技術というのができていますので、1つの手続で複数の手続が終えるというような、そういった取組ですとか、あるいは役所に来なくてもスマホですとか、いつでもどこからでも手続ができるような仕組みをつくっていくですとか、そういったことをさせていただければよろしいかなというふうに思っております。今もう既に金融の面でもデジタル化というのは進んでいまして、先般もいろいろとありましたけれども、今銀行と自治体など団体74団体がいわゆるデジタル通貨を発行をして、地域のシステムを変えていこうという取組がもう既に始まっていまして、来年の恐らく今頃には試験運用が始まるのではないかなというふうに思っています。そういった点では、北海道ではその機運があるのですが、まだそこまで達していませんけれども、当別町としてもそういった可能性、あるいは町にとって有益であるということがあれば、積極的に職員と共に取り組んでまいりたいというふうに思います。いずれにいたしましても、先ほど申し上げましたように、これからの10年というのは本当にデジタル化の波は大きな波が多分来ると思います。そういったことに対応し得るような体制になる自治体づくりを進めていかなければならないと思いますし、そのためには札幌とやっぱり連携をしていくということが大事だと思いますので、そういったことを念頭に置きながら進めていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
質問 7番 山﨑公司
今町長が言われたこと、ぜひ多くの案件について実現していただきたいなと思います。札幌との連携というのは、今最後にも町長言われましたが、本当に最も札幌に近い町として、この町のいろんな課題がございます。これを一つでも解決する方向になってほしいと私は思っております。人口の件ですけれども、町内の転入、転出も、それと事業所の転入等の分析もすると、札幌の東区、北区が多いのです。ですから、この当別のよさというのを積極的にPRしていただいて、今後のこのような連携を、活動を非常に私期待しておりますので、よろしくお願いいたします。引き続き教育長にしたいですが、よろしいですか。再質問させていただきます。先ほど全国学力テスト、学習状況調査の結果を答弁いただきました。半月前ぐらいの新聞報道によりますと、石狩管内で小学校6年生は260校、参加者が1万7,285名、国語、算数は石狩管内は全国平均を下回っていると。中学3年生は、134校で1万5,317名、国語と数学のテストの結果は全国平均を上回っているという新聞報道がありました。先ほど教育長の答弁は、両方いずれも小学校も中学校も全国平均を上回ったと。非常に私はすばらしい結果だと思っております。教育指導、父兄との協力、熱意、この結果は大きく評価して、私自身も大変うれしく思います。子育て世代を逆に呼び込むというためにも学力向上が非常に重要だと思っておりますので、これについて引き続き期待したいと思いますが、そこでちょっと1点質問ですが、先ほどの学力テストの町内4校の結果と申し上げましたが、今は平均して答弁されていると思うのですが、来年4月、小中一貫校、町民が注目している一貫校教育がスタートします。その中で、小中一貫教育を目指す方向性の中で目指す学校像はというくだりがありますが、学力向上を図る学校としていくということがうたわれております。したがいまして、来年度から学校ごとに当別地区の一貫校はこうですよ、西当別地区はこうですよという形で公表していただきたいと思いますが、いかがですか。
答弁 教育長 本庄幸賢(教育長は2022年9月まで)
山﨑議員の再質問にお答えいたします。学力・学習状況調査の結果の公表方法についてでありますが、結論から申し上げますと学校ごとの公表については考えておりません。先ほども申し上げましたが、この全国学力・学習状況調査は、児童生徒の学力と学習状況を分析して、それぞれの学校が指導の充実、改善に生かすということを目的としておりますので、公表が目的ではありませんし、公表することで学力が向上するとも思えませんので、考えはありません。また、学校の具体的な数値を公表することで学校が特定されて比較されることやランクづけされるようなことでは調査本来の目的は損なわれますので、そういったことは考えておりません。以上です。
質問 7番 山﨑公司
教育長の答弁は分かりました。ただ、町民はそのようにしてほしいという声が私どものほうにたくさん来ております。やはり一貫校のよさというのによって学力が向上したという結果を期待しているわけですから、ぜひ来年度以降はそういう方向で検討していただきたいなと思います。続いて、先ほどとうべつ未来学について昨年の実績の多々報告ありました。このとうべつ未来学というのは、ふるさと当別を知って、当別の未来について考え、国際感覚を身につけて、自分の人生をデザインする力や様々な方向で発信する力を育てると。これは、ほかには本当にない自慢できる教育だと私思っております。そこで、先ほど国際理解教育の中の実施状況を言われましたが、姉妹都市であるレクサンドの子どもたちと各自が持っているコンピューター、タブレット、先週私西当別中学校の授業参観に午前中時間がありましたので、行きました。ちょうどタブレットを使って、本当に私の範疇では想像できないぐらい皆さん早くそのテーマに沿ってインプットして、いろんなそういう情報を引き出すと。ちょっと机は狭かったです、タブレットをぱっと置きますと。という状況は別にしておいて、そういったコンピューターを利用してオンラインで交流事業をやったらどうかということと、またそういう感覚を持っている人を早くから育てるという意味で、クラブ活動として興味を持った子どもたちがそういう交流を始める方法ができないのか、実現できないのか、その辺は教育長どのようにお考えですか。
答弁 教育長 本庄幸賢(教育長は2022年9月まで)
山﨑議員の再質問にお答えいたします。国際理解教育においてレクサンドという大変大きな教材がありますので、その教材とオンラインをつないで交流するということにつきましては、大変国際理解教育を進める上で有効だなというふうに考えます。実際にやろうとしたときにスウェーデンとの時差ですとか、あるいは学年段階における交流内容ですとか、いろいろと多くの課題を解決しなければいけませんので、国際理解教育を進める上で有効な手段であるということは学校とも認識は共通しておりますので、できるように検討して重ねていきたいなというふうに思っております。国内の話ですけれども、姉妹都市の宇和島ですとか大崎ですとかというところとはもう既に結んで交流をしておりますので、機械的といいますか、機器的には難しくないのだろうなというふうに思っておりますので、積極的に進めていきたいと思います。以上です。
質問 7番 山﨑公司
分かりました。同じ姉妹都市で宇和島もありますし、いろいろとありますけれども、時差の件は十分分かりましたが、やっぱり興味、関心を持っている子どもたちを1つのクラブ活動といいますか、そういったことを若いときから、高校ぐらいでやるのではなくて、小学校、中学校ぐらいからそういう感じでやっていくのが私よろしいのではないかと思っていますので、またそういったことも前向きに検討していただければと思います。最近私も子どもたちを持っている子育て世代の方と会う機会がいろいろとあるのですが、このコロナ禍の中で今まで以上に学校の教育環境や学力向上を大変重視しているというのは分かりました。先ほどの全国学力テスト等の中で、やっぱり教育の当別と言われるように私は期待しておりますので、引き続きよろしくお願いしたいと思います。次の質問もさせていただきます。公共施設の適切な維持管理ということで質問させていただきました。私もこれだけいろいろな角度で教育委員会や建設水道部との話合いの中でいろいろと調べさせていただきました。もちろんこのコロナ禍の中で使用は極端に落ちているわけですが、先ほどの要は使用料の件、これについては現状の児童生徒については検討、それから高齢者は見直しの考えがないと。町外のものについても現状見直しはすることはないという答弁だったと思いますが、小学生、中学生が今まで60円取られていて、65歳以上の人がそれなりの金額を取るべきところをゼロということで、ですからそれによって町外の方も多く来ているということは私は分かりますけれども、これについてはやっぱり引き続きほかの地域の状況とか、そういったことを見てやっていただきたいと思うのですけれども、ここで質問ですけれども、一部見直しもされているところがあったというふうに私は思うのですけれども、一部見直しをされておったのはどの施設でございますか。
答弁 教育長 本庄幸賢(教育長は2022年9月まで)
施設使用料の見直しということのご質問だと思いますが、これまでも適宜見直しを行ってきておりまして、改定もしております。内容につきましては、料金の引上げ、据置き、それから減免率の引下げとか、それから60歳以上の方たちが無料ということでしたけれども、それを65歳以上に引き上げるですか、そういった年齢の見直しもしております。どこの施設ということではないのですけれども、体育館ですとか全部適用になりますので。それから、今申し述べませんでしたけれども、町外、町内利用者、前は一律でしたけれども、現在町外利用者は2倍ということになっておりますので、そういった面で料金改定を各施設対象に行っているということでございます。
質問 7番 山﨑公司
分かりました。先ほど現状の維持管理方法とか内容、これについては妥当なのだという答弁いただきました。現在コロナ禍でステイホームとか3密の回避が求められております。自然や外気に触れられる空間や健康のために体を動かせる身近な公園とか、公共施設の重要性が再認識されております。今後町民の声を反映した運動を望みますけれども、この公共施設が町民あるいは外部の人から見ますと、財政状況とその町の状況がよく分かると言われています。要は古いのがそのままになっているとか、古いのがそのままになって使用されていないとかそういうことですが、そこで私は公共施設の適切な維持管理という観点から、公共施設も活用すれば稼ぐ施設になるという認識が私はあります。今現在使用されていない施設が何か所ぐらいあるか、私は詳しくこの点については分かりませんけれども、場合によっては来年ぐらいは路線価格もこの当別町は上がっていくでしょう、いろんな要因で。そういう中で、町有地を売却するという検討も考える時期に来ているのではないかと私は思いますが、これは私町長の考えをちょっと伺いたいです。
質問 7番 山﨑公司
ですから、私はそういう考えも必要だろうと思います。ですから、お答えできなければなしで結構ですけれども、そういったことも行政として有効利用して少しでも稼ぐという考え方を、これから近々庁内としては100億以上の予算を組もうということがじきじき起こってくるわけです。ですから、現状のものが全てよしではなくて、やはり一つ一つ見直すことも必要だろうと。事公共施設についてもただそのままにずっとしておくのではなくて、手を加えることによってお金になりますよという考えを披露しただけで、今答弁は結構でございますけれども、そういう考えであるということも提案という形で差し上げます。以上です。