大樹町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月6日
大樹高校の永続的存続に向けた具体的取組について
2024年6月6日、大樹町議会の一般質問で、菅敏範議員が「大樹高校の永続的存続に向けた具体的取組について」質問し、町長 黒川、教育長 沼田、学校教育課長兼学校給食センター所長 井上、企画商工課長兼地場産品研究センター所長 伊勢が答弁しました。
- 質問者
- 菅敏範 議員
- 答弁者
- 町長 黒川、教育長 沼田、学校教育課長兼学校給食センター所長 井上、企画商工課長兼地場産品研究センター所長 伊勢
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 菅敏範
それでは、先に通告してありました、大樹高校の永続的存続に向けた具体的取組について質問をいたします。大樹高校は、今年度から「普通科」が「普通科地域探究科」となり、地域の産業と連携した探究活動の充実が期待されていますが、今年度の新入生は、残念ながら25名にとどまりました。そんな中で、大樹高校は、令和7年度から推薦入学制度を活用し、管外からの入学生確保に取り組む考えであり、進路希望者の第1次募集活動時期が迫る中で、町としても、入学生の生活環境の整備や学校説明会における魅力度アップの資料作成を急がなければならないと思います。そこで、町長・教育長に次の点を伺います。1つ目は、大樹高校が令和7年度に予定している管外留学生の募集内容であります。2つ目に、入学生の生活環境整備のための「下宿や寮の確保」の考え方であります。3点目は、地域みらい留学の進捗状況、今後の進め方、受験までのスケジュールであります。4点目は、大樹町部活動等連携推進協議会の進捗状況と今後の事業内容についてであります。5点目は、特別委員会の「要望書」に対する大樹高校活性化推進協議会における協議経過であります。以上、よろしくお願いします。
答弁 町長 黒川
菅議員ご質問の「大樹高校の永続的存続に向けた具体的取組について」お答えをいたします。1点目から4点目は、教育長より答弁をさせていただきます。5点目の「特別委員会の要望書に対する大樹高校活性化推進協議会における協議経過」につきまして、要望事項に関しましては、大樹高校活性化推進協議会をはじめ、大樹高校や関係部署と協議を重ねながら進めているところです。昨年度取り組んだ主な内容としましては、大樹高校の魅力や新学科をPRするパンフレットを作成し、管内の中学校を通じて生徒や保護者に配布したほか、北海道教育委員会に対し、加配教員の継続などについて要請活動を行ってまいりました。今年度は、入学者の確保を図るため、地域みらい留学事業に参画し、道外からの広域募集を行うこととしており、現在、生徒を受け入れるための下宿や寮の確保についても協議をしているところでございます。今後も、大樹高校の永続的な存続に向けて、鋭意取り組んでまいりたいと考えております。
答弁 教育長 沼田
引き続き、菅議員ご質問の「大樹高校の永続的存続に向けた具体的な取組について」お答えをいたします。1点目の「大樹高校が令和7年度に予定している管外入学生の募集内容について」でありますが、令和7年度の道立高等学校推薦入学者選抜の実施要項は、北海道教育委員会で決定されます。現時点では公表されておりませんが、令和6年度の道立高等学校推薦入学者選抜実施要項では、全日制の課程の普通教育を主とする学科においては、募集人員の10%から40%程度の範囲の数において高等学校長が定めるとされております。また、道外からの出願に係わる入学者選抜実施要項では、推薦による入学者の範囲の5%程度の数とする。ただし、道立高等学校一般入学者選抜実施要項における出願変更後の道内からの出願者数が募集人員を満たしておらず、かつ、推薦要項における出願者数が推薦枠に達していない場合は、道内の出願者に影響が出ない範囲で、合格内定者数が推薦枠に達するまで受け入れることができる。なお、再出願後の出願状況において、各学科における道内からの出願者数が募集人員を満たしていない場合は、5%を超えて受けることができるとされております。2点目の「入学生の生活環境整備のための下宿や寮確保の考え方について」でありますが、先ほどの町長の答弁にもあったとおり、受入れ体制について、現在、協議を進めております。3点目の「地域みらい留学の進捗状況、今後の進め方、受験までのスケジュールについて」でありますが、本年4月1日、一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォームと大樹高等学校の3者で、地域みらい留学事業への参画について契約を締結しております。現在、地域みらい留学のサイトには、大樹高校の情報が掲載されており、随時更新されております。また、オンラインによる合同学校説明会には、既に2回参加しており、今後、4回参加するとともに、大樹高校単独のオンライン学校説明会を数回開催する予定です。さらには、6月29日から30日に東京都、7月27日に札幌市で開催される対面式の合同学校説明会に、大樹高校の校長や生徒、コーディネーター等が参加する予定であります。4点目の「大樹町部活動等連携推進協議会の進捗状況と今年度の事業内容について」でありますが、昨年度は会議を2回開催したほか、部活動の地域移行について、小学校5年生から高校生の児童生徒とその保護者のほか、小中高校の教職員にアンケートを実施しております。今年度は、4月24日に会議を開催し、大樹町における部活動等地域移行の在り方に係る方針を決定したところであり、今後は、この方針に沿って、運営体制や人材バンクの整備、広報活動、部活動地域移行モデル事業や教職員の兼職兼業の検討を予定しているところであります。以上でございます。
再質問 菅敏範
回答をいただきましたので、これから再質問させていただきたいと思います。前段に、大樹町にとって大樹高校の存在・存続というのは、単に南十勝唯一の普通科高校であることだけではなくて、地域の基幹産業である農業・漁業・林業の振興と、長年の夢が現実に向けて歩み出している航空宇宙産業の振興に、近く実現予定の日高山脈襟裳十勝国立公園を加えた観光産業の振興をドッキングさせた大樹町の将来のまちづくりにおいても、かけがえのない存在であることは言うまでもないと思います。少子化の影響で生徒数が減少し、募集定員は令和3年度に1間口に削減され、令和4年度には2間口に復活したのですが、生徒数が確保できず、令和5年度以降、再び1間口に削減された経過があり、令和6年度からの普通科地域探究科転換に期待されましたが、先ほど申し上げましたように、残念ながら、新入生は、町内、町外合わせて25人にとどまり、今後、将来に向けて大変厳しい現実を突きつけられたのではないかというふうに思うところであります。最初に、令和6年度の新入生の25名の内訳は、大樹中学校19名、更別中央中学校3名、帯七中、中札内、忠類が各1名であると承知していますが、確認をさせてください。大樹中学校卒業生が何名だったのかということと、それから1年生から3年生まで全体の在校生の人数については何名ですか、現時点で。
答弁 学校教育課長兼学校給食センター所長 井上(学校教育課長兼学校給食センター所長は2025年3月まで)
大樹高校の現時点での在籍者数については83名というところでございまして、今年度、大樹中学校から大樹高校に入学された方については19名ということでございます。以上でございます。
再質問 菅敏範
大樹中学校から大樹高校に進学した生徒数は19名というのは承知しています。ただ、これまでも地元中学校の卒業生の50%以上という一つの大きな目標があったのですが、多分、今年度、令和5年度の卒業生については、大樹中学校の数字が出なかったのですが、19名というのは50%を切っている状況だというふうに思います。それで、これまでも目標が50%以上確保したいということがあったのですが、地元中学校卒業生の50%以上というのは、過去数年間確保できていない状況になります。現状のままで推移すると50%以上、例えば20名以上という確保については、今後については大変厳しい状況にあるのではないかと思いますが、教育長はどのように判断していますか。
答弁 教育長 沼田
今後の地元中学校からの大樹高校への入学希望者の確保というご質問と受け止めさせていただいたところでございます。大樹中学校に限らず、少子化という傾向は、これはどこにもあるところでございまして、大樹中学校の生徒数も激減することはございませんが、ほぼ現状どおりの数で推移すると認識しているところであります。その中で、大樹高校への進学希望者、入学者50%を目標にということは、やはりこれは大きな目標として掲げ続けなければならないと思っているところであります。しかしながら、今年度新学科を設置することによって、菅議員も言われましたが、希望者が増えるかというような期待もございましたが、結果的には、そのようなことにならなかったということでございますが、その一つの総括として、大樹高校に設置されました新学科の内容については、大樹高校の校長先生をはじめ、多くの皆さまが、道教委の方たちも、足を運んでいただき、説明会等を開いたということで、これについてはかなり浸透したというふうに思っているところであります。しかしながら足りなかったのは、新学科を設置することによって、大樹高校がどのような魅力的な学びやになったか。この魅力、それから特色、それを十分に伝え切ることができなかった。それが昨年度の取組の反省だというふうに思っているところであります。よって、今年度、そこを伝えることが50%に近づく一つの手段だと思ってございます。そのために、教育委員会の一つの取組としては、私どもが魅力あるということを伝えることも必要でありますけれども、いわゆる子ども達、大樹高校の現役の生徒が、いかに大樹高校がすばらしい学びやであるということを、中学生や小学生に伝えることということが非常に私は大事だと思ってございまして、そういった場を設定したいということで、今年度、大樹教育の日を、小、中、高の生徒が、全部ではないのですが一堂に会して学校祭等で取り組んできた合唱の発表をしたり、それぞれが取り組んでおります大樹学又は総合的な探究の時間の学習の成果を発表し合うというような子ども同士のつながる場というのを設けていき、そういった取組に力を入れてまいりたいと考えているところであります。以上でございます。
再質問 菅敏範
今、教育長が言われました、特色について十分伝えられなかった、その結果だというふうに総括していると言われました。現役の生徒の方々に、後輩というか小学生、中学生に、いろいろな場でもって伝えてもらうことも大切だと言われましたが、そのことは否定しませんし、そのことが大切だと思います。ただ、やはり将来の大樹のまちづくりに大樹高校が必要だとなれば、町全体がそのことを強く認識して、あらゆる手段を持って、将来、入学者を確保していけるような形にどうすればいいのか議論し、行動に移すことも一方で大切だと思いますので、人数確保につきましては、後でまた伺いたいと思います。令和4年度に議会が結成した特別委員会の中では、大樹高校生が学校生活を有意義に送る、そして学校行事を楽しく過ごせる目安としては、1間口になっても、最低でも3桁、1・2・3年生合わせて3桁の在校生がいることが、やはり最低目標としていかなければいけないのではないかということを議論されまして、そのことも伝えたつもりであります。そのことをまた改めてお聞きしたいと思いますので、次に、1番目の道外からの令和7年度に予定している管外入学生の募集の内容についてお聞きしたいと思います。推薦入学制度にあたっては、あくまでも地元入学生を優先することが基本だということでありますので、道内希望者枠に余裕があれば、道外入学者を増やすことが可能であるということなのですが、これからいくと、道外入学者の募集、確保できる範囲というのは、まず最低2名がベースで、40人の5%で、余裕があれば増やせると。ちょっとその上限は微妙なのですが、3という数字もありますので、それが道教委の考え方であるというふうに理解しているが、そのことは間違いありませんね。
答弁 学校教育課長兼学校給食センター所長 井上(学校教育課長兼学校給食センター所長は2025年3月まで)
議員ご質問の道外募集の関係でございます。令和6年度でいきますと、大樹高校の推薦枠は40%ということでなってございまして、定員が40名でございますので、16名枠が推薦枠ということになります。また、令和7年度に予定しております道外枠については、その推薦枠の40%の5%ということですので、16人のうちの5%が道外枠ということになりますので、1名ということになります。ただ、条件によっては、先ほど答弁でもさせていただいた中では、推薦枠に達していない場合は増やしていけるということの条件もついてございますので、基本的には道外からは1名ということになってございます。以上でございます。
再質問 菅敏範
若干認識の違いがあったのですが、私達の認識としては40%で16名であって、40%の5%で2名というような考えがあったのですが、これが1名なのか2名なのかということは、それは今ここで議論しても仕方がないので、そういうことだということで理解をしたいと思います。今、課長が言われました、令和6年度は40%入学生の推薦枠がありましたということで令和7年度もあるのですが、大樹高校が判断した十勝管外、道内、道外の推薦入学募集については、令和7年度に向けて、道外の今言われました40人の40%、16人の5%という数字、人数で1名だけで、今回の推薦入学枠というのは1名ということになってしまうのですが、そのことを置いておいて、道内の推薦枠の活用というのは、この間、1年間の中で議論されなかったのですか。
答弁 教育長 沼田
今、菅議員ご質問の、いわゆる道内における推薦入学の状況、その内容についてということでございましたが、道内における推薦入学については、令和6年度の入試から実施してございまして、管内も含め9名のお子さんが推薦入学で入られたというふうに聞いているところであります。したがいまして、昨年度から、道外は令和7年度からでございますが、管外を含めた道内については、令和6年度から推薦入学の募集をかけているというように聞いているところでございます。以上でございます。
再質問 菅敏範
ということは、令和6年度、25人の新入生のうち、先ほど申し上げましたように大樹町があるのですが、その中には、募集のときには、十勝管内以外、道内の学校にも募集はしたという、それは教育委員会と学校の中では意見の一致をしたところであったと思うのですが、残念ながら、十勝管外からの募集については、応募がなかったという理解でよろしいですか。
答弁 教育長 沼田
大樹高校のほうから推薦入学を実施したいというのは聞いてございますが、最終的な判断は、それを認めるかどうかということは、北海道教育委員会の仕事でございまして、私どもがそれにいい、悪いということはもちろんないのですが、話は伺っていたところでございます。北海道教育委員会が推薦入学制度を認めるということでございますので、北海道教育委員会を通して、全道のほうに広くそれは周知されたというように認識をしているところでございます。以上でございます。
再質問 菅敏範
ちょっと認識が、すとんと来ないのですが、令和6年度も道外からの入学生を募集したとなれば、道教委の判断としては、管外の入学生を受け入れる場合には寮や下宿の整備が前提条件になりますよという生活環境の整備ではありませんでしたから、そうすると高校が令和6年度に募集するときに、例えば道内で札幌とか函館のほうから生徒が来る場合、全道ですからね、そういうときに生活環境の整備については、あれは、道外以外は関係ないという判断なのですか。
答弁 教育長 沼田
先ほどの菅議員からのご質問でございますが、昨年度募集したのは、管外を含めた道内への推薦募集ということで、道外の推薦募集の認可要件として、いわゆる道外から募集するときと同様の下宿等の宿泊、子ども達の生活環境の整備ということは、その要件に入っていないというふうに聞いてございます。したがいまして、昨年度は道内だけの募集ということで、大樹高校は募集をかけたというふうに聞いているところでございます。以上でございます。
再質問 菅敏範
それは、ちょっと解釈の違いはありますけれども、私が間違ったということで。では、下宿や寮の整備については、道外からだけとなれば、ただ、実態として、十勝管内からの、例えば入学生については通学に要する、例えば定期の購入とかの支援体制がありますが、例えば十勝管外の道内からの場合には、全くそのことは予算化もされていませんし、議論もされていないのですよ。だから、例えば旭川の子が来るといった場合には、どうぞ来てください、勝手に何かを見つけて生活をしてくださいということであれば、これは不十分さがあると思いますが、これは高校の議論として、今ここでどうするかというふうになりませんので、置いておきたいと思いますが、それも今後の課題として、以前議論としてあったのは、大樹高校で部活動などをするために、十勝管内でも遠くから来る入学生に対しては、例えば地域で下宿や寮があったほうがいいのではないかという議論があったのですが、十勝管外からから来る入学生に対して全く手立てがないというのは、若干今後の課題ではないかと思いますので、改めて議論をさせていただきたいと思います。そうしますと、次に2点目に移りますが、管外入学生の生活環境整備のための下宿や寮の確保についての考えなのですが、前提条件として、自治体が下宿や寮の整備をしなければならないということになることは、先ほど議論で一致しているのですが、若干人数に1名、場合によっては増えても2名という形ですので、僕は3名かと思っていたのですが、違いがありますけれども、現在その生活環境の整備については、検討中、協議を進めていますということなのですが、どこまで進んでいるのか教えていただきたいと思います。
答弁 町長 黒川
道外募集ということでございまして、生活環境ということでございます。まず、1名から2名というところですが、これはもう少し幅があるというふうに思っておりまして、希望があれば、40名以上超えては無理なのですが、地元の入学生の数に応じて、もう少し幅が広がるというふうに思っております。ただ、いきなり5名も10名も来られるということは、あまり可能性が低いのかなと思っておりまして、1名から数名の方が来られる可能性があるかなというふうに思っているところでございます。その中で、下宿、寮等については、現時点ではそういった建物がございませんので、今後の対応ということになりますけれども、最初は1学年ですので、仮に2人来られるとすれば2部屋、あるいは合同であれば、1部屋に2人入っていただくというようなこともあろうかと思いますけれども、そういった規模だと思います。それが2年、3年続いてくると、その3倍ということになりますし、段々入学生が増えてくると、某管内の町では20人から来ているところもありますので、そうなると3年間で60人というようなことを受け入れなければならない場面もあるやに伺っております。通常はそんなに多くはないとは思いますけれども、そういった部分で、まずはスモールスタートということになろうかなと思いますけれども、私どもとしては、空いている職員住宅の活用も考えておりますが、高校生を対象とした下宿をやりたいという方の声もありますので、そちらのほうとも調整をさせていただいている。あるいは新たに居室を造って貸すことも可能だというお話もいただいておりますので、そういった民間の方々のご協力もいただきながら、最悪はですね、最悪といいますか、その辺が間に合わない、あるいはうまく整わない場合でも職員住宅の改良等で当面は対応していこうというふうに考えているところでございます。
再質問 菅敏範
今、町長からは、当面は、例えば職員住宅、若しくは下宿の部屋という話があったのですが、先ほどの答弁にあった学校説明会をオンラインで既に進めているということなのですが、その中に、相手方は生徒と保護者の方がいますよね。学校関係者もいます。そこに、大樹高校を希望してくださいというふうにPRする魅力度を説明するのですが、その中で遠くから来る子ども達に、親も子ども達に不安ないように、生活環境はこうなりますよということは入っていないのですか。例えば、寮の整備だと、寮の冷房管理でこういう生活環境はこういい部屋ですと。例えば当面は、町長に言われたように、職員住宅の改修ですが、1年後、2年後にはこうしますとか、写真入れて例えばこういう部屋ですと、広さやそれから料金とか、設備の関係について、学校説明会の資料の中に入れるということにはなっていないのですか。
答弁 教育長 沼田
ただいまPRの具体的な内容記述ということでございますが、先ほど答弁させていただきましたとおり、既に大樹高校の情報等についてはホームページ等で掲載しているところでありますが、菅議員からご指摘あった住居環境、あるいはハウスマスター的な子ども達の身の回りのことの気配りをしてくれる人の手配とか、そういった部分については、残念ながら今のところ具体的に説明できるものがないので、今後整備をしてまいります、分かり次第、掲載をしてまいります、ご説明をしますということで、今お答えをしていただいているところであります。よって、町全体での準備の状況でございますが、そういった質問というのは常にこれから具体化していくときに、最も気になるところだと思いますので、そういったところに遅れないように情報を提供していける準備を進めてまいりたいと考えているところであります。以上でございます。
再質問 菅敏範
進んでいないものは、仕方がないとは言いませんが、例えば、今、自分達が親となったとおいて考えた場合に、子どもを遠くに、夢を叶えるというか、遠くに手放すときに、どういう町で、どういう環境なのか、町全体が産業とか、それから、うちの宣伝として航空宇宙があるでしょうし、そういうときに、子どもの生活環境はどうなのかということは、それは、親としては、子どもを出すときに一つの大きな課題ではないかと思うのですよ。それが説明会をするときに、これから進めていきますからという資料でやるというのは、ちょっと不十分で理不尽ではないかと思うのですが、やっていないのですから仕方がないかもしれませんが、それで子どもに魅力を伝えようなんて、ちょっとあまりにも傲慢な態度でないかと思うのですよ。ただ、ないといっても、仕方がありませんけれども、これからまだ6月末とか7月、8月に向けて、オンラインではなくて対面式の説明会もあるので、そのときまでも、まだそれはできないということで、入学生が決まった後に整備するから、今のところは何とも申し上げれませんというふうに向こうの学校側にも、生徒にも、保護者にも、そういう話をするということなのですか。
答弁 教育長 沼田
今後の具体的なスケジュールということでございますが、大樹高校では、8月の下旬にオープン・ハイスクールを予定しております。そのときに希望者には来ていただけるような、参加いただけるような、今計画を持っているところであります。したがいまして、そのときには実際に大樹に来ていただきますので、町の様子を見ていただくとともに、具体的なこちらの計画、あるいは住宅環境について、こういったものを用意していますというものを具体的にお話したり、説明ができる段取りにしていきたいと思っているところであります。いつまでも、後出しじゃんけんのように用意します、用意しますと言って、来られるまでは分からないということがないように、精力的に準備していきたいと思っているところであります。ただ、それがいついつまでに整う、いついつまでに説明というのは、まだそこまで計画が進んでございませんが、一つはオープン・ハイスクールのときには、具体的な説明、具体的なところを見ていただくというような取組は必要かと思っておりますので、そこを一つのポイントとして準備等を進めていければなと思っているところであります。以上でございます。
再質問 菅敏範
気になるのは、ずっと話の中で、大樹高校では、大樹高校ではと言われるのですよね。でも、このことは、大樹高校をずっと存続させたいというのは、町の願いであって、大樹高校の校長、校長でもないと言ったら校長に怒られますけれども、大樹高校の学校の教職員ではなくて、私たち大樹の町民、大樹の町が、ずっと大樹高校には生徒達が過ごしやすい環境で勉強して、将来ここから巣立っていっていただきたいという希望を込めているのですから、大樹高校がやっているのではなくて、大樹高校と本当はどうやって関わってきたのか、関わっていくのかということが一番大切だと思うのですよ。オープンスクールの問題ではなくて。だから、何もそこは連携がないから、大樹高校では、まだこれからですという話をしたら、向こうの親は、僕は不安だと思うのですが。もう1点は、いい部屋でなくてもいいから、こちらに来たら、例えば子ども達の生活をちゃんと管理する人たちはこういう人がやりますとか、そういうことも、やはり合同説明会の中に入っていないと、行ってみたいけれども駄目だと、せっかくのチャンスを逸するような形になると思うので、そこは今後、青写真がないのではなくて、十分議論をして、大樹高校も説明ができやすいように。そして、この合同説明会には、高校の校長以下、生徒もということがあるのですが、町の関係者は誰も参加しないのですか。
答弁 学校教育課長兼学校給食センター所長 井上(学校教育課長兼学校給食センター所長は2025年3月まで)
今回、東京とか札幌に対面式の学校説明会に行くのは、議員をおっしゃるように、一応、高校の校長先生、それと生徒、若しくは道内でいけば、札幌でやる場合は、卒業生というふうに聞いてございます。また、両方には、高校に配置されているコーディネーターの方が行かれるということで、その方が主に町のPRも含めて、高校のPRも当然そうですがそのような形で周知していくというふうに聞いてございます。以上でございます。
再質問 菅敏範
分かりましたと言いたくないのですが。説明会、先ほど言いましたように、町にとって大事なことなのですよ。ただ、それを答弁の中で、高校ではそういうふうにやると聞いてます。高校は、議論に参加してくると、協議をしてそういう形になりましたという答弁でないといけないと思っているのですよ。相手がこう言っています。それをお任せしていますということではなくて、どうあったら大樹の魅力を伝えられるか協議をした結果、こういうふうに決めて対応する考えですというふうにするのが当たり前でないかと思うのですが、これ以上言ってもしようがないので、そこは何となく残念と言わざるを得ないと。時間の関係もありますから、大樹町部活動等連携推進基本委員会の進捗状況と今後の事業内容について伺いたいと思います。最初に申し上げますけれども、これまで大樹高校が行ってきたアンケート調査や議会の特別委員会が行ってきたアンケート調査において、中学生や保護者が高校を選ぶ場合に、どういうことを基準にするかという中において、やっぱり将来、大学進学や専門学校進学、そして就職活動を、自分の夢を叶えるために課外学習や塾などの充実があればいいと。それともう一方で、小学校から中学校まで培ってきた部活動を継続してやれるということが、一つの高校を選ぶ大きな基準だということは一致しているわけであります。ただ、残念ながら、大樹高校では、ここ数年前から部活動が低迷しているというふうにお聞きしていますし、この1年間の中で大きく変わった状況がないというふうに判断しています。そんな中で、中学校の部活動の地域移行という取組が今始まっているのですが、それは令和5年2月に推進協営会の準備をして、令和5年度に入ってから結成総会をやって、そして何回か協議をしているのですが、その中心的な目玉が、中学校の部活動の地域移行だけでなくて、小学校、高校も取り込んで、小中高一貫でやりたいというふうに推進協議会の中で一致したというふうに聞いていますし、今後もそこに軸足を置いて協議しながら、体制づくりと指導者確保、財政的な確保の協議を進めるということで聞いているのですが、そういう理解でよろしいですか。
答弁 教育長 沼田
菅議員からご質問の部活動の地域移行の基本的な基本方針、まさにその柱の部分でございますが、ただ今おっしゃられましたとおり、国が求めているのは、中学校の部活動の地域移行でございますが、本町の実態を踏まえたときに、そこだけではなく、小学校の少年団から高校の部活動まで含めて、大樹で生まれ育つ子ども達の運動環境を整えていきたいということを柱として取り組みたいということでございますので、議員の認識のとおりでございます。以上でございます。
再質問 菅敏範
ただ、時間もありますし、中学校の部活動につきましては、令和5年、6年、7年が準備期間で、令和8年度から移行という国からの方針があるのですが、大樹高校の部活動については、もう既に、それはいろいろな形で議論されて動いているのですよね。令和8年度を待ってということではなくて、もう既にこれは手がつけられていて、どういう部活動をやっていくか、そこに小中高一貫であれば、小学生から中学生までのものを継続するのか、高校だけできるものをやるのか、それと、特に欲張ったとは言いませんが、小中高の部活動の一貫になると、小学校は少年団活動で、父兄が中心になって、お金も出して、やりたい人が集まって、時間外活動でやっていると。ところが、中学校は今までずっと学校行事として取り組まれてきたと。高校は道教委が所管でもって高校独自のものをやってきたと。今は、若干統一が取れていない中を統一するというのは、非常に困難な状況があるやに思います。そのことを含めて、今、中学校は令和8年からスタートできればいいのですが、高校はそれまでそのまま黙って据え置くというか、できるものから高校と活性化推進協議会、教育委員会、地域の生徒、保護者との議論の中で、どこか、これは令和8年度前に手をかけていこうという状況はないのですか。
答弁 教育長 沼田
部活動の地域移行につきましては、議員がおっしゃるとおり、本町では令和5年度、6年度、7年度を準備期間として、8年度からできるものについてからスタートしたいという計画で進んでいるところであります。高校についてでございますが、今現在、ある部活動について、町の体育連盟にあります所属団体と合同で練習するソフトテニスでございますとか、あるいは有志のほうで申出いただいております野球等でも、もし希望者があればやりたいというようなことの申出をいただいているということは、高校に情報として提供しているところでありますし、そういった動きがあれば、教育委員会としても支援をしていきたいと考えているところであります。それから、今後なのですが、モデル事業として今年度検討しまして、来年度一つか二つモデル事業として起こしたいと思っております。その事業には、小学生、中学生、そして高校生の希望するお子さんには参加いただける体制でやっていきたいなと考えるところでございまして、それを一つの、まさにモデルでございますので、実践検証をしながら、令和8年度の本格実施に向けて準備をしてまいりたいと、そんな計画でただいま考えているところでございます。以上でございます。
再質問 菅敏範
難しさはあると思うのですが、どうも話が推進協議会をつくったと。骨組みは小中高一貫だということで、基本方針を決めて、その中で議論をされていると思うのですが、教育長の答弁でいうと、何かやっているものがあれば、それに対して支援をしていきたいと。そんな話ではないと僕は思うのですね。推進協議会の中で、町ではこういうことがやられているから、それを取り入れていこうではないかというようなことを議論して、人的財政的支援をどうするかということが大事ではないですか。つい最近マスコミで、白糠町では、バトミントンを町の競技にして、それで全国から来る生徒を受け入れているということもありますし、だから町の誰かがやっていることのそれを手助けしようではなくて、この推進会議で、この部活動の地域移行に向けて、小中高一貫に対して本腰を入れてどうやってやっていくのだという議論をして、当面ではこれとこれを何とか定着させようとか、そういう議論をするべきではないかと思うのですよ。何かがあれば支援したいというのは、それをお粗末過ぎませんか、教育長。
答弁 教育長 沼田
ただいまの進捗に関わる部分だと思うのですが、先ほど申し上げましたとおり、高校の今現在やっている部活動に対する支援は、今ある町の競技団体等の中でできることということでお申出もいただいておりますし、現に、一緒に練習に取り組んでいるものもありますし、あるいは中学校の部活動に高校生が一緒に参加してやっているという活動もございます。そういったことで、今、本町の状況としてできることについては、さらに拡充してまいりたいと思っているところであります。それから、今後のことについてでございますが、昨年取りましたアンケート等を見た中に、中学生、高校生、また小学生もそうなのですが、それぞれに少年団や部活動がない中で、こんな活動をやってみたいというような希望もございますし、あるいは小学校、中学校、高校でそれぞれある活動を継続してやっていきたいという希望も子ども達にあるようでございます。そういった子ども達のニーズも踏まえながら、さらには、本町におられる人材、競技経験がある、あるいは指導の意欲がある、指導経験がある、そういった方達の情報を掘り起こしながら、具体的にモデル事業では、そういったことでまず一つの種目、競技に取り組んでいきながら、令和8年度にはさらに種目数を増やしてまいりたいと思っているところでございます。計画の遅さはあるかもしれませんが、令和8年度に向けて計画を一つずつ具体化していきたいなと考えているところでございます。以上でございます。
再質問 菅敏範
今していきたいという願望的なものは伝わるのですが、実際にここはやりますというところの意欲が見えないのであります。そういう数年間の停滞期間中に、例えば小学校、中学校で部活動を頑張ってきた子ども達が、例えば管内のいろいろな高校を管外に流出して頑張っているのですが、そのことをできればこうしたいということがあるので、そのことについてもっと真剣に取り組んでいくことが入学生確保に大きな力になると思うので、そこは今、全部結論を出せませんが、例えばそこを精力的にお願いしたいと思いますし、つい最近の事例では、新聞でご存じだと思うのですが、大樹高校の女子バレー部が高体連の十勝支部大会で多分何年かぶりに1勝を上げましたね。芽室高校に勝ったのですよ。そういう小中高がつながった競技もありますので、そういうことをぜひ参考にして、今後もっと熱の入ったというか、真剣な議論をお願いしたいというふうに思います。それと最後に、特別委員会の要望書に対する活性化推進協議会の議論なのですが、一つは、パンフレットの作成に向けて、高校にお任せだったのか、活性化推進議論議会がどのように関わったのか、お聞きをしたいと思います。
答弁 企画商工課長兼地場産品研究センター所長 伊勢(企画商工課長兼地場産品研究センター所長は2025年3月まで)
パンフレットの作成につきましてでございますけれども、高校のほうで地域コーディネーターと内容を相談しながら作成したというところでございます。
再質問 菅敏範
そういう話ではなかったのではないですか。専門部を作るとか、いろいろなことを含めて、高校と連携を取って、大樹の魅力を伝えるのだから、例えば、航空宇宙についても、地域の産業についても、それから観光についても、それは、印刷や何かの最後の製本を別にして、これで売り出そうというようなことに、町が関わってこなかったというのをちょっと納得できません、私はね。今後の課題にあるのですが、それは置きます。そして、これを配布したのは、どこまで配布したのか。議会の行政報告では、学校訪問は、令和6年度に向けて令和5年度は、大樹中学校、忠類中学校、糠内中学校、更別中学校、中札内中学校だけというふうに承知しているのですが、そのパンフレットはどこまで配布したのか。それは、令和6年度に向けて、推薦入学制度を取り組んだという道内にも行ったのか、管内の全学校に行ったのか、学校訪問はなぜやらなかったかということをお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 沼田
今ご質問の、まず学校訪問等してのパンフレットの配布についてでございますが、昨年度も、そして今年度も既に終わってございますが、地元大樹中学校はもとより、隣の忠類中学校、更別中央中学校、中札内中学校、それから昨年入学実績がございます帯広第七中学校、そこのところにはパンフレットを持参し、大樹高校の説明と、町の支援の状況について説明をしてきているところでございます。あと、チラシ等につきましては、新聞に折り込んで十勝管内に配布しているというようなこと、あと、パンフレット自体の送付につきましては、今申し上げました訪問したところについては、全生徒分と全教職員分は持参をして配布をお願いしているところであります。以上でございます。
答弁 企画商工課長兼地場産品研究センター所長 伊勢(企画商工課長兼地場産品研究センター所長は2025年3月まで)
今、教育長が訪問された学校にはパンフレットを持参したというところ以外に、全道校長会にパンフレットを200部送付したほか、高校でのオープンキャンパスにおいても、パンフレットを設置しまして配布しているところでございます。以上でございます。
再質問 菅敏範
最後に、要望書にあった活性化推進協議会、高校の決定や今まで事後報告の議論が多かったので、協議会の下部組織として専門チームを設置して活発な議論を進めていただきたいというお願いをしたと思っています。それから、推進協議会の所管を小中高一貫にするという方向性がありましたので、教育行政とするために、学校教育課に所管替えを検討してはどうかということがあったのですが、これについてはどういうふうな扱いになったのか、お聞きしたいと思います。
答弁 町長 黒川
活性化推進協議会の専門部会でございますけれども、専門部会については、特に部会を設けてはございません。実際に担当職員が集まって協議を重ねているという状況でございまして、具体的な話を今いろいろ進めているというところでございます。もう1点が、所管替えについても、現時点では、そのご意見もあろうかなとは思いますが、活性化推進協議会をつくったときの経緯というのがございまして、教育委員会の所管部分でということではなくて、まちづくりの一環としてということでの町全体で存続を図るということで、たしか平成13年に設立したかと思いますけれども、そういった思いがありますので、そういった部分というのも大事にしたいなというふうに考えているところでございます。
再質問 菅敏範
そういうことで、要望書については全く、何点かあった下宿、寮の青写真とか、それから募集対応とか含めて、かなり無駄にされたとは言いませんが、あまり深い議論がされていないような感じがしますが、時間ですから。これから、令和7年度に向けて、そして8年度に向けて、やはり地域での議論を、やっぱり汗をかいた議論をして、大樹高校のこれからの存続、今日生徒達もいますけれども、やはり学校生活の中で少人数というのは殺風景といいますか、何をやるにしても、例えば学校祭にしても、もっと一定の人数が欲しいということがあると思います、和やかに過ごすためには。そういうことを含めて、入学生の確保や学校行事の充実に向けた部活動だとか、それから招致を一貫してやっている吹奏楽だとかなんかの、今後、地域に根差した活動ができるような形をぜひもう少し真剣に議論していただきたいということをお願いしたいと思います。最後に、これについて町長からあれば、それで終わりにしたいと思います。
答弁 町長 黒川
真剣にやれということでございますので、真剣にやっているつもりではございますが、下宿等々については、議論はしているのです。先ほど言いましたように、最悪といいますか、民間の方がやるのを今調整しているところですので、そこもちょっと当てにしているところではございますが、それが駄目だった場合は町職員住宅の提供をして、とにかく確保をするのだということで進めているところでありまして、相手があるので少し時間がかかっているところでございます。議員、いろいろ心配されている部分もあります。議論が遅いとか、議論が浅いという部分が指摘されておりますので、まだまだ、いろいろ議論はしているところもあるのですが、今後ますます深めていきながら、タイミングを逃さないように対応していきたいなと考えているところでございます。
再質問 菅敏範
ぜひ、中身のある議論を深めていただきたいということをお願いして、終わりたいと思います。ありがとうございました。