大樹町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月7日
大樹町のDX化について
2024年3月7日、大樹町議会の一般質問で、寺嶋誠一議員が「大樹町のDX化について」質問し、町長 黒川が答弁しました。
- 質問者
- 寺嶋誠一 議員
- 答弁者
- 町長 黒川
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 寺嶋誠一
それでは、先に通告いたしました大樹町のDX化について質問いたします。町長の執行方針には、光ケーブルによる高速通信網の整備が完了し、今後スマート農業の普及促進、テレワークによる移住促進など、地域のDX(デジタルトランスフォーメーション)の構築につなげるとありました。各地域では、役場の窓口を「書かない窓口」にすることなどの施策が進められています。そこで、大樹町のDX化について、次の点をお伺いいたします。1点目、行政業務のデジタル化の進捗状況について。2点目、マイナンバーカードとSNSを活用した行政サービスの提供について。住民票とか印鑑登録証明書ですね、こういう交付申請ができるサービス等についてです。3点目、二次元コードを活用した情報提供とベーパーレス化について。4点目、SNS等を活用した位置情報や現場状況の把握による業務の効率化について。5点目、DX化による地域活性化に向けた町民の理解醸成の対策について。以上、5点をお聞きいたします。よろしくお願いします。
答弁 町長 黒川
寺嶋議員ご質問の「大樹町のDX化について」お答えをいたします。1点目の「行政業務のデジタル化の進捗状況」と2点目の「マイナンバーカードとSNSを活用した行政サービスの提供」につきまして、合わせて答弁させていただきます。令和5年4月から、マイナンバーカード利用による児童手当の認定請求・現況届の申請など28の手続について、国のマイナポータルのサイトを経由してオンラインで申請ができるようになっております。これ以外にも、住民票の転入・転出の手続、パスポートの更新手続、町税の一部でQRコードを利用した納付などの行政サービスを提供しております。先月下旬からは、町の情報発信ツールとして、新たにLINEを活用し、暮らしに役立つ情報や緊急情報など、希望する方のみが受け取れるサービスを開始したところであります。また、住民票や印鑑証明等が交付できるコンビニ交付につきましては、町民が閉庁時や町外地で窓口サービスを受けられるメリットがあり検討を行っておりますが、ランニングコストが交付手数料を大きく上回る試算となっており、住民基本台帳システムの標準化移行のタイミングも考慮しながら、導入時期などの判断をしたいと考えております。3点目の「二次元バーコードを活用した情報提供とペーパーレス化」につきましては、役場内部の会議資料などにおいて、ペーパーレス化に向けた取組を始めているところであります。また、二次元コードの活用につきましては、観光マップの作製、イベントのアンケート調査などにも活用しており、利用者の利便性も含めて、有効な手段と考えております。次に、4点目の「SNS等を活用した位置情報や現場状況の把握等による業務の効率化」につきましては、現在は、建設水道課において、タブレット端末を活用して現場状況の確認などを行っております。携帯電話などの移動通信システムの高速大容量化が進んでおり、災害発生現場などでの活用など、各種業務において、大きな効果が期待できると考えております。次に、5点目の「DX化による地域活性化に向けた町民の理解醸成の対策」につきましては、人口減少による人手不足なども重なり、地域社会、経済においても急速にデジタル化の波が訪れている印象があり、身近な商店などでの普及に伴い、その利便性の高さについても理解が深まっていると考えております。町では、急速なデジタル化の進展により生じる情報格差のさらなる広がりを少しでも解消すべく、講習会などの開催の取組を進めていきたいと考えております。
質問 寺嶋誠一
それでは、ご答弁ありがとうございました。一口にデジタルトランスフォーメーションといっても大げさな聞き方に聞こえるかもしれませんけれども、要はデジタルを活用して様々な既設業務の効率化や手間を省く、人員不足の解決になる手段だったり、あとはペーパーレス化することによって環境対策であったりという効果があります。さらには最新の情報を簡潔にお知らせしたりする。ひいては全て住民サービスを提供する向上につながると、こういうことかなと思いまして質問させていただきました。1点目の質問は、町長の答弁にあったとおり、窓口業務を書かない業務にするためには課題として、機器の導入や、カードリーダーのことかなと思うのですが、それやあとは交付手数料の決済の件だと思うのですが、そこら辺が非常に課題だということで、導入時期を判断していきたいという、こういう答弁がありました。でも、私はかなり他町村で書かない窓口というのは進んでいますので、簡単に言うとできるところからどんどん進めるべきではないかと考えますので、再度町長にお聞きします。この導入時期も含めて、今後の進め方についてお聞かせください。
答弁 町長 黒川
先ほどの答弁では、1点目と2点目を合わせてお答えしているので、コンビニでの住民票の交付、コンビニ交付ですか、についてもちょっとお答えしているところもあって、少し交じっているかなと思うのですが、書かない窓口につきましては、導入の検討に向けて内部の業務の確認から始めていこうかなとは思っております。導入経費等々についても、他町村の例を見ながら調べていきたいなと思っておりまして、当面はまずは調査をする、情報収集をするということから始めたいなと思っております。コンビニ交付のほうは、先ほどいろいろ交付手数料が非常に高額でちょっとタイミングを見ているというようなことを申し上げましたが、たまたま国の業務の統一というのが今盛んになされて、デジタル庁において、基幹業務28業務でしたか、の統一化を今しようとしておりまして、それが住民票の様式から何から全部国の統一になるというようなこともありまして、そちらをにらんで、二重投資にならないようなタイミングでやりたいなというふうな答弁であります。よろしいですか。
質問 寺嶋誠一
ぜひそういう形で、恐らく役場、行政窓口の業務だけではなくて、実は医療関係にも非常に関連しているかと思いますね。先ほど町長の答弁にあった28の項目の中には多分あると思うのですが、今政府はこの前例えば母子手帳の関係などもデータ化するということを進めておりますよね。ですから、やはり病院業務のほうで、例えば一般的な健診、問診とか、そこら辺もコロナでいろいろな教訓があったと思うのですね。接触しない形でできる限り安全な医療体制、若しくはそういうことを外来の方は受けるような環境の体制を整えることは、やはりデジタルの活用を徹底して進めるべきではないかと私は考えていますので、やはり病院であっても書かない大樹町版の窓口を進めるべきではないかと考えます。この医療関係についても、町長、その辺はどのようにお考えですか。ちょっと重複するかもしれませんがお願いします。
答弁 町長 黒川
病院におきましては、今マイナンバーカードによる保険証の代わりにという受付は既に行っておりまして、なおかつ決済も電子決済が一部使える、あるいはクレジットカードも使えるように今なっております。今後においては、今電カルが入っておりますので、その辺を有効に活用しながら、精算機の導入等々についてもちょっと検討していきたいなというふうに思っております。窓口の迅速化、簡素化、省力化ということも考えていきたいなと思っております。
質問 寺嶋誠一
ありがとうございます。ぜひもっともっとスピード感をもって進めるべきではないかと私は考えていますので、よろしくお願いしたいなと思います。3点目についてなのですが、この二次元コード、QRコードとも言いますけれども、素早く取れるというクイックレスポンスの略なのですが、早く読み取って反応するということで、非常に活用に値する方法だと思います。ペーパーレス化なのですが、先ほど役場業務内のことを、会議資料などでペーパーレス化を図っていると言われますが、例えばよくあるパブリックコメント、パブコメですよね、これなども原本はそこに置いておいてもいいのですが、なかなかその場所に行って意見を書いたり何なりは非常に面倒かなと私は思っていますので、できる限りそのデータ資料をこのQRコード、現に使っているかどうかというのは私確認してないので、それを進めていく必要があるのではないかなというふうに考えますけれども、これ自体がやはりQRコードを活用する一つの環境対策にもなるわけであって、ぜひ進めていただきたいと思いますけれども、確認の意味で、町長、これについてはどのような進捗になっているか、お願いできますか。
答弁 町長 黒川
QRコードの活用につきましては、できるところからとり進めているという状況であります。今言われましたパブリックコメントは、町内の主要な施設に資料を置きまして、アンケート用紙に書いていただくというのが原則なのですが、当然にホームページでも公開しておりますし、ホームページ上でも回答できるようにはなっております。そこでQRコードを使っているかというと、その場面では使っていないかもしれません。ホームページから入っていけますので。ただ、QRコードにつきましては、あらゆる部分でもう活用しておりまして、例えば観光パンフレットで詳しい情報を見るのに、ページにはQRコードをつけて、その店のホームページに飛ぶだとか、そういったものはもう使っておりますし、先の高校生議会でも、QRコード使って高校生に、QRコードを使ってもっとPRするべきだというように意見もありましたので、早速私の名刺も町のホームページとか観光協会のホームページ等々、QRコード四つ今載せております。そういったことでの活用というのは既にやっておりまして、先月からLINEによる町のLINEというのを開始しまして、その友達登録もQRコードを使ってすぐできるようにしておりますし、今後ますますこういった活用がありとあらゆる場面で使っていくことになろうかなと思っております。今そういう状況であります。
質問 寺嶋誠一
非常にそこら辺のレスポンスも早くして進めていく必要が、私はあるのではないかなと思っております。次、4点目に関してなのですが、ここも先ほどのQRコードとすごく重なっている部分もありますけれども、午前中の同僚議員の質問にもあったとおり、やはりSNSをうまく活用することによって、災害発生時ですとか、あといろいろな現場の情報発信若しくは受信というのをうまく活用すれば、もっともっとタイムリーな、今の時期でいうと除雪などもそうだと思いますね。タブレットだけに限らず、モバイル、俗に言う携帯、スマホですね。役場専用のそういうスマートフォンを持って対応する。皆さんの個人的なものを使うというのはいろいろ抵抗があるかと思いますので、そこら辺も私はどんどん進めていく必要があるのではないかなというふうに考えるのですよね。そうすると、本当にいろいろな現場情報を知らせたり、例えばですよ、昨年も晩成温泉の近くで熊の出没情報がありましたね。これなども実際もう士幌町では目撃情報を周知させているのですよね、瞬時に。ですから、こういう活用をすることが町民の安全・安心につながると私は考えますし、利便性の向上になるということになりますので、やはりそういう携帯で、さっき言ったように、町長の答弁にあったタブレットだけではなくて、役場専用の端末をうまく使ってやっていく必要があるのではないか。それには大きな経費はかからないかなと考えますが、これについては町長、どうですか。
答弁 町長 黒川
議員言われるように、やはり現場の情報を即座に伝えるという部分で、先ほどのLINEですとか、ほかのツールでもいいでしょうけれども、その場で写してすぐ送るということが可能な社会になっていますので、それはぜひ活用していきたいなと思います。そういう面では、ちょっと遅きに失するかもしれませんけれども、公式LINEを始めたというところでは、あるまちで、テレビで見たのですが、例えばマンホールとか公共施設の傷み具合、傷んでいるところは市民の方が写真を撮ってすぐ送ってもらうような情報で、それで点検の費用が大分浮いたとか早くなったとか、そういったこともありますので、住民の方から、今こここんな状況だよというのを送ってもらうのにも非常にいいのかなと思っております。先ほどの熊の情報も監視カメラをつけておりまして、熊が寄ってきた写真などは情報は得ておりますので、それを即座に、その写真を公表するのが必要かどうか分かりませんが、出ましたよ、注意してくださいというのは、LINE等々で出せると思いますし、無線放送はかけているのですが、畑にいたら分からないということもありますので、そういった部分ではSNSを有効に活用していくべきかなと思っております。災害現場の状況の送っていただくのには非常に有効だなと思っておりますし、今現在SORAという宇宙交流館ですね、交流施設には携帯で見れる防犯カメラがついております。そういったことでも常時監視できますし、浜大樹には海面監視のカメラがついていて、今役場の中で見れるようになっておりますので、そういったことを今回の予算でももう少し拡充するように予算を要求しておりますので、そういった仕組みですね、市民も参加したそういう情報共有というのは有効であるかなと思っております。
質問 寺嶋誠一
全く町長の答弁どおりだと思います。やはり行政側だけから一方通行的な形の情報発信というのはちょっとやはりいろいろな問題になりやすいかなと。なりやすいというよりもやっぱり不十分かなという感じがしますので、地域住民の方からいろいろ情報を逆に送ってもらうことによって、タイムリーな対応ができるということもすごく大事なことだと思いますので、その辺の活用はもうどんどん進めていただきたいと私は考えております。続いて、5点目になりますが、やはりまだ実際我が大樹町においても、どこの地域においても、やはり情報格差といいますか、デジタル化にやはりちょっとアレルギーを示すというか、やっぱり温度差が常にありますね。ちょっと分からない部分をなかなか着手できないというか、使えないという方も当然いますので、やはりそういう情報格差をなくしていくためには利便性をまず体感していただく。そのためには行政として今やる段階というのは、簡単に言うと端末の使い方ですとか、本当にこれ町長の答弁書にもありましたけれども、講習会とか若しくは窓口業務においてはそういうレクチャーといいますか、操作方法を教えるですとか、やはりそういうことが最も大事かなと私思うのですよね。そこが不足しているとやはり使える人だけ使ってみたいなものになってしまう。これはやはり行政の立場としては、私は間違っているかなと思いますので、その点についても町長のお考えを再度お聞きしたいと思いますが、これについてどうでしょうか。
答弁 町長 黒川
光ファイバー網の整備というのは全町に敷設が終わっておりまして、電話の通じるところはいつでも光通信が設置可能という状況になっておりまして、非常にたくさんの方々に300件を超す申込みをいただいたということでは、非常によかったなと思っているところであります。かなり光については普及もしたかなと思いますし、4Gと言われるデジタル通信、携帯のほうですね、につきましても使われているかなと思います。ただ、スマホを持っていないという高齢者の方が結構おられて、使わないと使わないで何とか済んでしまうというところがありますし、いざ実際使ってみるとやめられないというか、非常に便利だということはあるのでしょうけれども、まず使ってみないと分からないというところが、議員言われるように確かにあると思いますので、先ほどの答弁にもありましたけれども、講習会などを開催して、そういった裾野を広げていくという努力はしていきたいなと思っております。6年度にですね、国の総務省の北海道総合通信局において、大樹町内でそういった通信機器の講習会を開催していただけるという運びになっておりますので、そういった機会を使いながら裾野を広げていきたいなと思っております。
質問 寺嶋誠一
本当にそのとおりかなと私は思いますので、できる限り情報格差をなくすためには、もちろん本人のご意思もそこは尊重しなければいけないと思うのですね。でもやはりどんどん情報提供する側としては、やはりそういうアプローチが大事であったり、先ほど専門的な町長の言われた講習会などもどんどん活用して、それ以外に町独自でもやっていただきたいなと逆に思います。最後、まとめになりますけれども、実はこの前の新聞報道にもあったのですが、足寄の銀河の湯は顔認証だけで入れる、こんな報道がありました。まだまだ個人情報の取扱いについては非常に難しい部分があろうかと思うのですが、例えば過去のコロナ感染時期にあった体温を計るようなカメラなどもあったわけですから、私は一つ再利用的に、再利用するというか、試験的にそういうこともやったほうが、回数券をいちいち出して受け取るですとか、そういうことも本当に毎度毎度行っている人はどうなのかなと逆にそんな気もするのですね。だから、これなどちょっと可能性はあるのではないかなと私は考えるのですが、あくまでもこれは今後についてのことなのですが、町長のお考えはどうですか。こういうようなこともちょっとやってみようとかみたいなという考えはありますか。どうですか。
答弁 町長 黒川
現在、大樹町の役場においても、今カード式でカード認証で入退ができるようになっております。なので、私もカード入っているので、これをピッとやると休日でも電子ロックが外れて入れるようになっています。その部分は顔認証という部分は十分あり得ると思いますので、それは機械の種類の問題ですので、顔認証が必要なようなセキュリティーの部分が必要であれば、そういったことも考えることもあろうかなと思います。それはちょっと施設によって、セキュリティーの度合いにもよるとは思うのですが、技術はいろいろあります。今、町の住民票というか戸籍というか、そういったデータにアクセスするのも、今指紋認証、誰の指紋で何時何分に何を見たというのは履歴が残るようになっています。前は血管だったのですね、血管認証だったのですが。それが顔認証であっても、私のパソコンは自分のものは顔認証にしておりますけれども。ありとあらゆる手段があるのかなと思いますが、顔認証のような、カード忘れたということがあっても顔認証なら入れるわけですので、そういったことも必要な場面においては導入も検討したいと、考えてみたいと思います。
質問 寺嶋誠一
ぜひ利便性重視だけではなくて、やはりいろいろな安全性とかそこら辺のことも考慮しながら進めるべきかなと私は思っています。今回、DX、デジタル化についての質問をさせていただきましたが、もう時代はDXから今GXに移行しようとしていますね。グリーントランスフォーメーションというのですが、やはりエネルギーに対しての非常に環境対策だったり経済活性をどのようにしようかということまで進んでいますので、この辺は町長の公約のテーマである共創という部分でどんどん進めていく必要があるというふうに私は感じておりますので、その辺のことをお願いして、今回の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。