大樹町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月7日
町道浜大樹線の補修及び震災への備えについて
2024年3月7日、大樹町議会の一般質問で、播間章浩議員が「町道浜大樹線の補修及び震災への備えについて」質問し、町長 黒川、建設水道課長兼下水終末処理場長 奥、総務課長 吉田が答弁しました。
- 質問者
- 播間章浩 議員
- 答弁者
- 町長 黒川、建設水道課長兼下水終末処理場長 奥、総務課長 吉田
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 播間章浩
先に通告しておりました、町道浜大樹線の補修及び震災への備えについてお伺いいたします。令和6年1月1日、石川県能登半島で発生した能登半島地震において、津波被害や家屋の倒壊など甚大な被害が発生しました。大樹町では千島海溝を震源とする地震が近い将来に発生する可能性があるとされ、政府の地震調査委員会では、既に大津波をもたらす巨大地震の発生が切迫している可能性が高いと警鐘を鳴らしております。大樹町においては、東日本大震災及び能登半島地震の被害は他人事ではないと感じております。そこで、震災への備えについて、以下の点をお伺いいたします。町道浜大樹線の補修、整備について。防災無線の受信状況の確認について。避難所におけるプライバシー保護、仮設住宅について。震災時や復興支援における専門家、ボランティア団体の連携状況について。以上、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 黒川
播間議員ご質問の「町道浜大樹線の補修及び震災への備えについて」お答えをいたします。1点目の「町道浜大樹線の補修整備」につきましては、町道浜大樹線は昭和49年から昭和54年にかけて舗装整備を行ってから約50年を経過し、経年劣化による損傷、車道の陥没が多く見られるため、道路維持による補修等をその都度行っております。また、路肩部においても、昨今の大型車の通行等による段差が生じているため、継続的に補修を行っているところです。今後の補修整備につきましては、浜大樹地区の避難路となっていることや北海道スペースポートの整備でますます交通量が増加することが想定されるため、根本的な対策が必要と思われます。現在、北海道に対して道道への昇格を要望しており、昇格後の整備についても要望していきたいと考えておりますので、それまでの間は引き続き状況を確認しながら補修を行ってまいります。2点目の「防災無線の受信状況の確認」につきましては、防災無線システムのうち、役場無線中継局、試験用受信機までは、定期的に役場から試験電波を発信して通信確認を行っており、通信状況に問題はありません。全戸に配付している個別受信機につきましては、配付後、各世帯において受信状況を確認いただき、電波状況が悪く受信できない場合などは、町で室外アンテナを設置しております。次に、3点目の「避難所におけるプライバシー保護と仮設住宅」につきましては、備蓄品として避難所内で仕切りができるパーティションを210個購入しており、避難所での中長期に及ぶ生活において、少しでもプライバシーが守られるよう準備しているところであります。仮設住宅につきましては、建設可能用地として旧青少年会館跡地、大樹運動公園、旧川南会館跡地、大樹中学校グラウンドの一部を候補地としているところであります。4点目の「震災時や復興支援における物資、専門家、ボランティア団体などとの連携状況」につきましては、震災発生における物資の提供等について、企業や他自治体などの間で19の災害協定を結んでおり、今後も協定数の拡大を目指しているところです。また、町の避難訓練実施の際は、陸上自衛隊、赤十字奉仕団にも協力いただくなど、関係機関との連携の強化や情報の共有を図っているところであります。
質問 播間章浩
今回の質問に触れる理由が、本年の1月1日に起きた能登半島地震の関係もありますけれども、私自身も2011年の東日本大震災ですね、岩手県の沿岸部市町村被災地域、5回ほど訪れていろいろ携わらせていただいたのですが、その当時の状況、被災状況を見ますと、十勝、大樹町、広尾町、豊頃町、海岸部、本当に他人事ではない状況だと思って感じておりました。その中で、今年の能登半島沖地震が発生しまして、多くの被害が発生されましたので、今後万が一十勝で発生した場合に、被害が最小限になるようにふだんからの意識、準備をお願いしたいと思いまして、今回の一般質問に至るわけではありますけれども、昨年の11月広報広聴委員会のほうで、旭浜と浜大樹の漁協女性部の方からお話を聞きまして、住民懇談会ということでお話をお聞きしまして、ここの両浜の女性部の方から、本当に道路状況が悪いということでお話をお伺いしたところです。実際そのお話をお伺いしまして、私もどんな状況かなと、ふだんあまり意識しなかったのでちょっと自分の車で走っていったのですが、やはり結構がたがたなのですね。場合によってはハンドルが取られたりする場所もあったりしたので、ここは避難道になる道なのでやはりそういった対策が必要ではないかなと感じてきたところであります。本当、避難道というところですね。地震はいつ来るか分からないところがありますので、早急な対策が必要というところですし、町長の答弁の中でも根本的な対策が必要というご認識があるというところですので、早急な対策をしてほしいと考えておりますが、国のほうも災害に強い国づくり、国土づくりということで、国土強靱化計画だったり、北海道も北海道強靱化計画というところもありますし、大樹町強靱化計画等もあると思うのですが、このあたり、国の国土強靱化計画、そのあたりの支援等、道路補修、避難道としてそういったところを受けられないのか、若しくはこれまで検討したことがあるのか、そのあたり教えていただければと思います。
答弁 町長 黒川
町道浜大樹線ですね、道道清水大樹線が国道336号線まで道道でありまして、その336号線から海に向かっていくところが町道であるというところで、走っていて歴然と道路の状況が違うというのはお分かりかなと思います。その中で、浜大樹の道路を早急に整備しなければならないというのは私も感じているところでございまして、これまでは防衛省の防衛施設局のほうの補助が受けられないかとか、そういった行動はしております。ただ、どうしても防衛省の関係では浜大樹に土地があるということなのですが、やはり因果関係というのは大事になってくると、自衛隊車両の交通量とかですね。そういったものが必要になってくるので、昨今揚陸演習等々はここ数年行われていない状況では、なかなか因果関係が難しいというようなこともございます。北海道のほうには、もともと歴舟の小学校があり中学校があり会館などもあって、そこが一つの集落となっていて終点になっていたわけなのですが、今集落という形ではないものですから、集落というのはやっぱり浜大樹であり、浜大樹には魚を揚げる市場があって、やはり浜大樹まで延ばしていただきたいというような要請を行っているところでありまして、現在も協議中でありますので、そちらのほうに期待をしているところであります。延長としましては、約5キロ程度あるのですが、そちらの道道昇格をお願いしたいなというふうに町としても要請活動をしているところであります。現時点ではそのようなことで、それまでの間は、危険な箇所がありますので、毎年度危険な箇所、特に急を要するところについてはオーバーレイで補修をしているということでございます。道路の構造上、昔の道路なものですから、50年前に造った道路なのですが、路肩のほうの砂利の入り方が斜めに入っておりまして、車道部分には厚く入っているのですが、路肩のほうは薄く入っているというようなことがあって、昨今交通量も増えているのですが、車両自体がすごく大きくなっておりまして、そういったことでちょっと耐えられずに路肩が傷みやすいと。オーバーレイしましても、数年するとまた割れて下がっていくというようなことがあって、繰り返して緊急避難的には補修しているのですが、道道昇格に向けて強く要望してまいりたいと思っているところでございます。
質問 播間章浩
本当に必要だと思いますので、特に道道昇格というところで動いていただいているというところですが、ちょっとまだはっきりしてないとは思うのですが、どれぐらいの間でそれを実現できるか、実現させたいか、もしそういった現時点での考えがあれば教えていただければと思います。
答弁 建設水道課長兼下水終末処理場長 奥
道道昇格につきまして、一部経緯も含めてご報告させていただきたいと思います。道道昇格の要望につきましては、昨年度から北海道、いわゆる十勝総合振興局のほうと協議をさせていただいております。昨年の夏に、8月下旬だったと思うのですが、ヒアリングを受けまして、その年度の昇格は見送られた状況です。それ以降、10月それと11月と先月も振興局のほうとはお話しする機会ありましたので、追加で要望の資料提出、今後北海道スペースポートも整備される状況も踏まえて、交通量が増えるというような状況を説明して、さらに要望を強化したところです。今年度につきましても、4月若しくは5月にヒアリングの調査があって、6月ぐらいにヒアリングが実施されるのではないかというようなお話を伺っていますので、まずはそのヒアリングに向けて、さらに努力していきたいなと思ってございます。できましたら、相手があることですが、6年度若しくは7年度ぐらいにまず昇格のほうに取りつけたいなと、今原課のほうではそのように動いています。
質問 播間章浩
具体的に道道昇格に向けて動いていただいているということで、引き続き要請、要望のほうをお願いしたいなと思います。それで、道路の関係ですね。今の補修だったり道道昇格の関係もそうだったのですが、住民懇談会の中でお話があったのが、除雪の関係のお話もありました。これも除雪が遅いという話もありましたし、通学時間やスクールバスの来る時間まで除雪されてないこともあるということでお伺いしております。これも地震はやはりいつ来るか分かりませんので、雪で避難できなかったということは避けていただきたいなと思いますので、これは旭浜のほうは道道になるかと思いますので、町のほうの除雪ではないかもしれないのですが、そういったところは優先的に除雪されるなどの対策が必要かなと思っておりますが、このあたりの考えをお聞きできればと思います。
答弁 建設水道課長兼下水終末処理場長 奥
除雪についてです。災害が起こったときに、その避難道路が除雪の時間が遅くて避難できないというような状況は当然避けるべきだと認識しております。今現状の除雪のときにつきましては、概ね7時ぐらいには路線確保目指して動いているような状況です。ですから、大体1回の除雪で5時間から6時間ほどかかるのですが、大体夜の2時頃出動して、朝には開けるというような形で動いてございます。ただ、その雪の降り方ですね。なかなか雪の降りやむ時間をある程度見越して、効率的な除雪にも取り組んでいかなければいけないような状況がございますので、なかなか7時に開かないようなケースもあったのかなというふうに今思っているところです。その辺も踏まえて、除雪の効率化と安全確保の両方で今後も除雪に取り組んでいきたいと思っております。
質問 播間章浩
朝の7時までに開けるというところなのですが、例えば夜中とか、例えば8時から12時の間とか、そのあたりは除雪は基本的に入らないという認識でよろしかったでしょうか。
答弁 建設水道課長兼下水終末処理場長 奥
すみません。ちょっと説明が不足しました。大体雪の上がり時間を見越して出ておりますので、例えば上がり時間と降った量ですね、基本的に10センチ降れば出動するというような状況ですので、それ以外の時間は当然10センチ降り積もったら出るケースもございますので、夜中だけの出動というわけではございません。
質問 播間章浩
分かりました。それで、除雪の件と関連するのですが、住民懇談会の中で、これも町道浜大樹線の関係なのですが、吹きだまりが起こることがあるということをお聞きしました。それで、吹きだまりがあって、それこそ避難できないというところも、これも避けなければいけないかなと思うのですが、実際10日ほど前ですかね、大雪が降って風が吹いたとき、私もちょっと状況を確認しに、また車で行ってきたのですが、1車線は本当一部吹きだまりで走れない状況になっておりましたので、この辺りは除雪の関係もそうなのですが、防雪柵とかそのあたりの対策も必要ではないかなと感じておりますが、このあたりのお考えはいかがでしょうか。
答弁 建設水道課長兼下水終末処理場長 奥
防雪柵若しくは風雪被害についてなのですが、浜大樹に限らずよその地域の町長と語る会、若しくはその地域懇談会に足を運んだ際には、そのような要望をされる地区もございます。町道、道道、至るところでそういうようなお話を伺っているのですが、なかなか防雪柵ですね、いろいろな研究がされていて防雪柵にもいろいろな種類があり、防雪柵をつくることによってまた違うところに吹きだまりができるような、ということもあるというふうに伺っていく中で、まずは大樹の特徴として雪が降り上がった翌日に風がついたり、大体この低気圧が北上していく積雪のときには、大体翌日には風が吹いて吹きだまりが出るというようなケースが多いですので、私達としては設備的に対応する方法もあるかと思うのですが、今のところは風の状況によりパトロールを強化して除雪に努めていきたいなと思っております。今年度も1月で2回ほど風雪による除雪の出動、それと2月と3月もたしか各1回ずつ風雪による出動があったと思いますけれども、パトロールの強化と、あと地域の方々からのご連絡を受けながら、風雪での道路の閉鎖とかならないように、交通の支障にならないように努めていきたいと考えております。
質問 播間章浩
分かりました。次に、防災無線の受信状況の確認についてというところなのですが、通信状況については問題ありませんというところでご答弁いただいているのですが、本当かなとちょっと思うのですが、たまたま先日もちょっと風の強い日だったのですが、旭浜のご自宅をお伺いした際には、やはり途切れているのですよね、放送、実際お聞きするとですね。実際住民懇談会の中でもそういうお話もありましたので、完璧ではないのではないかなというところで感じております。やはり防災無線なので、大切なときに大切な情報が行き届かないというのは本末転倒かなと思っておりますので、このあたり旭浜だったり浜大樹だったり、そういったところ、町全体となるとちょっと大がかりになるかもしれないですが、地域に特化したアンケートだったり、そういったものが必要ではないかなと感じておりますが、そのあたりいかがでしょうか。また、先月両浜との懇談会があったというお話だったのですが、そのあたりの情報がもしありましたら教えていただければと思います。
答弁 総務課長 吉田
防災無線の受信状況に関わるアンケートの実施という部分でございますが、まず防災無線が聞き取りにくいとか、聞き取れないという問合せが来るのが月に1回あるかどうかぐらいと今考えているところでございます。各家庭によってやはり受信の状況というのが大きく変わる場合もございますので、まずは窓側に、南側に面した窓側に受信機を置いてくださいということで、お願いをしているところです。その後で、どうしてもやはり受信が悪いという部分が分かりましたら、業者のほうに言って、先ほど町長の答弁ありましたとおり、室外アンテナを設置しているような形でございます。その中で、聞き取りにくいというのが解消されているとは聞いてございます。ただ、今の部分で言いますと、旭とか浜大樹の部分に関しては、この間懇談会行った中では、そういった防災無線が聞き取りにくいという話は出ていませんでした。ただ、別の行政区の懇談の中では、一部の地域でやはりそういったお話も受けたと聞いてございますので、いま一度町としても町全体の受信状況につきましては、確認をさせていただきたいかなと考えているところでございます。以上でございます。
質問 播間章浩
分かりました。ぜひ皆さん、聞こえないという状況がないように対応をお願いしたいなと思っております。次に、避難所におけるプライバシー保護、仮設住宅についてというところで、パーティション、210個購入して中長期に及ぶ生活にもプライバシーの保護を図っているというご答弁だったのですが、パーティションといっても横だけの仕切りになると思うのですが、やはりそれだけではなかなかプライバシーの保護も難しいのかなと感じている部分もあります。実際、やはり不安を抱えて避難されている方で、さらにそこで不安を感じるということがないように、できれば個室型というか、そういったものも必要ではないかなと感じておりますけれども、そのあたりどうでしょう。あと、ちょっとパーティションの高さ、もし分かれば教えていただきたいのですが。
答弁 総務課長 吉田
パーティションの部分でございますが、どうやって説明したらいいかというのがございますが、播間議員のほうも参加されていたかと思うのですが、昨年の12月に実施した総合訓練の際にパーティション設置させていただいたのですが、そういった部分である程度高さがあります。多分私の身長よりも高さありましたので、1メーター70以上はあるような高さかと思いますので、なかなか上から見下ろすような形ではなくて、ある程度プライベートは守られているかなとは思ってございます。そうした部分が210個あるような形でございます。また、中長期の避難になってきますと、まずはやはり仮設住宅の早期建設がまず考えられるという部分と、あと一部ではホテルとか宿泊施設を活用したとか、空いている公営住宅を活用して避難をさせるという考え方もございますので、そういった部分も含めて避難を考えていきたいと考えているところでございます。以上でございます。
質問 播間章浩
ありがとうございます。個室型というか、そのあたりというのはあまり考えられていないのでしょうかね。私も昨年12月の避難訓練参加させていただいたのですが、そのときはテント型というか、そういったものもあったと記憶しているのですが、そのあたりの配備状況というか、どれぐらいの個数を用意されているのか、もし現時点で分かれば教えていただけますでしょうか。
答弁 総務課長 吉田
テント型のパーティションが210ございます。答弁させていただいたとおりです。それ以外に段ボール式の仕切りだけできるのが50程度ありますけれども、なかなかそちらのほうはプライベートが守れないということで、当初はそちらのほうを購入していたのですが、テント式のパーティションに切り替えてございます。以上でございます。
質問 播間章浩
次に、災害時復興支援における専門家、ボランティア等の連携状況についてですが、企業、自治体など19の災害協定を結んでおりますというところなのですが、これも避難訓練の際たくさんの専門家の方、薬剤師の方だったり看護師の方だったり、たくさんの専門家、団体が参加されていましたので非常に心強いなと思っていたのですが、具体的に19ですね、どんなところがあるか、ちょっと教えていただければと思います。
答弁 総務課長 吉田
19の協定の内容でございますが、一つは通信事業者関係の協定というのがございます。また自治体間の協定、また流通系とか小売販売とか、大規模な販売をしているような事業者との協定とかでございます。それ以外に商工会とか福祉避難所しています光寿会のほうと避難所の設置に関しての協定とか、そういった部分で19してございます。それ以外で、最近は個別の協定ではなくて包括連携協定というのがございまして、そういった中で地元にありますサッポロドラッグストアーとかですね、コープさんとも包括連携協定の中で災害のほうも含めて行っているような状況でございます。以上でございます。
質問 播間章浩
全体の流れだったり、対応、対策について把握できました。いつ発生するか分からない地震が近く切迫しているという状況ですので、被害が最小限になるように、今後も対応をお願いしたいなと思います。これで一般質問を終わります。