大樹町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月10日
腎臓病の人工透析
2022年3月10日、大樹町議会の一般質問で、志民和義議員が「腎臓病の人工透析」について質問し、町長 酒森、保健福祉課参事 瀬尾が答弁しました。
- 質問者
- 志民和義 議員
- 答弁者
- 町長 酒森、保健福祉課参事 瀬尾
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 志民和義
先に通告してありました1点について町長にお伺いいたします。腎臓病の人工透析に関連してでございます。健康で文化的な日常生活を送ることは個人のみならず、社会活動にも重要なことであると考えております。中でも町においては、腎臓病患者の人工透析をできるだけ遅らせる取組を行っていると聞いております。そこで、下記の点についてお伺いをいたします。現在、町では人工透析にできるだけ移行しない取組をどうしているかお伺いします。2点目が、腎臓病の進行を把握するクレアチニンの検査を全ての健康保険で行っているのかどうかお伺いいたします。3番目に、腎臓病の悪化を防ぐリン吸着剤は、重症化しないと保険適用にならないと聞いております。国に対して初期、重症化前の初期、中期からの症状にも保険適用を求めてはどうか伺います。また、町単独で少なくとも中期の患者にも助成できないかお伺いをいたします。
答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)
志民議員ご質問の腎臓病の人工透析についてお答えをいたします。1点目の人工透析にできるだけ移行しない取組についてでありますが、町では、新規透析患者を減らすため、若年から健診が受けられる体制を整備し、糖尿病や高血圧等の生活習慣病の発症・重症化予防のための保健指導を実施し、健診で慢性腎臓病が見つかった方には、定期的に栄養士が訪問し栄養相談をしております。また、糖尿病等の治療中断をした方には、受診勧奨を行い、重症化予防に努めております。2点目のクレアチニン検査を全ての健康保険で行っているかについてでありますが、平成30年度から血清クレアチニン検査は、特定健診の詳細な健診項目に追加され、医師の判断に基づき選択的に実施することとなっております。大樹町が実施する健診は、30年前から血清クレアチニン検査を必須項目にしております。3点目のリン吸着薬についてでありますが、現在、6種類のリン吸着薬が保険適用となっており、そのうちの2種類が人工透析中の方に対象が限定されております。他の4種類の薬は、人工透析をしていない慢性腎臓病の方も保険適用となっており、医師の診断で処方されるものであります。そのため、国に対して保険適用の拡大を求めたりですとか、町単独の助成をすることは考えておりません。
質問 志民和義
1点目の重症化予防に努めているということですが、今コロナ禍ということもありまして、その前、食事指導、調理も含めて保健福祉課でやっていただいたということですが、もしコロナ禍、コロナが収まれば再開する考えでいるのか、その点について、まずお伺いします。
答弁 保健福祉課参事 瀬尾
以前行っていた腎臓病の方の腎臓の食事の勉強会だと思うのですけれども、それにつきましては対象者によっていろいろ知識ですとか病気の重症度も違うということで、コロナの影響ではなく、個人、個別の相談のほうがよりその方に適切に相談ができるということで、形態を集団で行う調理実習というような形ではなく、個別相談に切り替えておりますので、コロナの影響がなくなったとしても、集団でのそういう食事を一緒に味わってみるとかというのではなく、個別で行っていく予定です。
質問 志民和義
分かりました。個別指導でやっていくという、これは何よりそちらのほうが効果があるのではないかと感じております。ぜひ、これ重症化すると、本当に個人の透析に移行すると、生活も制約されますし、また医療費の関係にも、お金のことではないけれども、やはりそっちのほうにも影響を与えるということになります。ぜひ、引き続き努めていただきたいというふうに思います。2点目ですが、これ全ての健康保険で行っているかどうかということなのですが、これ、前に組合健保なんかでは任意にしたと聞いているのですが、それは今もそうですか。
答弁 保健福祉課参事 瀬尾
特定健診におけるクレアチニンの検査につきましては、平成30年から詳細な健診項目ということで、健診結果で血圧が高い方、血糖値が高めの方ということの基準に該当した方が医師の判断により実施するという形になっておりまして、以前は平成29年までは一切行ってない健診を平成30年からは医師の判断で行うとに、どの保険者についてもそのように変更されております。
質問 志民和義
平成30年からは改善されたというふうに理解していいですね。これ非常に重要なことで、腎臓病は症状が悪化するまで出てこないという、この非常に気がつきにくい病気で、非常に大事な検査だと考えています。それから3点目に、このリン吸着薬についてでありますけれども、先ほど現在6種類で2種類が透析中の患者で、透析は最終段階ですけれども、ほかの4種類ですけれども、やはりこれについては、医者、専門員の方の文献によりますと、やはりリンの吸収を減らす薬を使った薬物療法の追加をぜひ検討するべきと考えていると。そして、現状ではその吸着薬の処方ができないので、それは保険適用外になってしまうと。ぜひ、これ重症になってからは保険適用になるのですけれども、その前段でならないということに大変残念がっていると。ぜひ適用したほうがいいという、こういう考え方を持っている専門医なのです。これに向けてはぜひ、適用外ですから、これはもう当然そう言われると町でできるとか、医師の判断ということになるけれども、医師の判断自体がもうそういう制度になってますので、ぜひその制度を中期、初期に該当、保険適用に該当するように働きかけてほしいのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)
リンの吸着薬の関係については、先ほど私から答弁をさせていただきました。医師の診断で処方されるものということもあり、答弁の繰り返しになりますが、私どもとしましては、この件に対して国の保険適用の拡大を求めたりするという考え方については、今現在は持ってございません。
質問 志民和義
この問題では、大樹町は非常にその前段、食事とか個別指導という、ここのところ、段階がまず一番重要かな思って、吸着薬とかそういう薬になってくると、何だかんだいってもやはり危険信号の状態になっておりますので、そういう早い段階からこういう患者の発見、そして治療、指導、強めていくように私もぜひお願いしたいと思います。それと、やはりこれ、保険適用に求めていく、どこか町村会なんかを通じて、こういう問題があるという、私は認識を持っていただいて国にも働きかけてほしいと考えてますが、その点はいかがでしょうか。繰り返しになりますけれども。
答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)
ご質問の1点目でも申し上げましたが、やはり人工透析に行かない、行かせない、そういう取組が大事だと思っており、私どもも保険活動の中で糖尿病または生活習慣病の抑制については力を入れて取り組んでまいりますので、今後も1人でも多くの町民の方が腎臓病を重症化しないような取組については取り組んでいきたいと思っております。町村会でも、この、今議員がご質疑の中でご発言されている内容については、議題としても各町村からの課題としても出てきていないという状況はお伝えをしたいと思います。