みんなの議会

大樹町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月6日

文化団体の育成強化

2025年3月6日、大樹町議会の一般質問で、志民和義議員が「文化団体の育成強化」について質問し、教育長 沼田が答弁しました。

質問者
志民和義 議員
答弁者
教育長 沼田

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 志民和義

先に通告してありました1点について、教育長にお伺いをいたします。文化団体の育成強化についてでございます。町内の文化団体は、長年にわたって活発な活動を行ってまいりました。しかし、近年の高齢化社会におきまして、文化活動に参加する住民が少なくなっているという声をお聞きしております。また、指導者についても、町内の指導者が減少し、町外からの指導者が多くなっていると聞いております。そこで、次の点についてお伺いをいたします。文化団体の指導者養成についての考えでございます。通告した質問の点について、広くでなくて、私の思いとして、特にことぶき大学とか自主学級だとか、そういう面について、指導者の手当の引上げの考えについて、ぜひ教育長の考えをお伺いいたします。また、文化芸術推進基本法の策定の進捗状況、以前にもお聞きいたしましたが、教育長の考えをお伺いいたします。

答弁 教育長 沼田

志民議員ご質問の文化団体の育成強化についてお答えをいたします。1点目の「文化団体の指導者養成の考え方」につきましては、高齢化などにより、文化・各種サークル等の指導者の不足が予想される中、様々な学習活動に参加された方が、学習者から指導者になられるケースもあって、若い世代に対し自主的な学習活動を促すよう、社会教育主事による助言等を行っております。また、部活動地域移行の取組で「人材バンク」の整備を進めており、将来にわたって、文化活動における指導者等を発掘し、育成の強化につなげてまいります。2点目の「指導者の手当の引上げの考え」につきましては、現在、自主学級などへの講師謝礼として、町内在住者5,000円、南十勝管内在住者1万円、十勝管内在住者1万6,000円としております。今後、管内各自治体の状況も踏まえ、講師謝礼の引上げについて検討してまいりたいと思います。3点目の「文化芸術推進基本計画策定の進捗状況」につきましては、令和5年に国から地方公共団体に対し、文化芸術推進基本計画の策定に努めるよう通知があったところであります。本町においては、令和6年度に第7期生涯学習推進中期計画を策定し、文化芸術の継承と参加機会の提供、誰もが文化芸術を享受し、創造できる環境の整備など、国が定める文化芸術推進基本計画に沿った内容を盛り込み本町の文化芸術の推進に努めておりますので、文化芸術推進基本計画は策定しておりません。以上でございます。

質問 志民和義

1点目の各種サークルの指導者の不足ということは、これは教育長も同じ認識だというふうに理解しております。原因につきましては、私なりに長年関わってきていまして、定年の延長、年金支給の開始年齢が遅くなっていると。かつては60歳から、それが厚生年金でしたら60歳から65歳というようなことになって、さらにまた延長もできると。繰上げ支給ですか、繰下げですか、そういうことになって、ちょうど活躍できるときに仕事をしていなければならないという事態になっているわけですね。高齢化ばかりでなくて、そういう社会的背景にあるということで、私も関係者の一人で、仕事があるからということで、せっかく先生の資格を取ったのですが、とてもやっていかれないと。先生になると、そこだけでやるわけではなくて、先生同士の研さんがありまして、札幌へ研修に行かなければならないとか、そういうことが、いろいろなお付き合いというか、そういうところが出てくるのですね。だから私は、そう簡単なものでないと考えているのですね。社会教育の基本法につきましても、教育長はいろいろ何度もおっしゃいますが、学校教育と社会教育は密接な関係があるというふうに定めておりまして、そういう関係者との間の連携強化ということもうたっておりますので、そういうことも非常に重要だと考えております。先日、私どもの地域のところで文化祭をやりましたら、学校の先生が、本当に頼んだ以外のところでも出てくれたということで、すごく大変嬉しかったのですが、そういう傾向も学校教育の現場の先生方の応援も社会教育のほうにお願いしたいなというふうに助言も行っているということなので、ぜひお願いしたいと思います。また、2点目の指導者の手当につきましては、これも何となく、長い間ボランティアという考え方ですね、仲間同士でやってきたという。これもすごく崇高なことだと私も理解しております。ただ、なかなかこういうふうにレベルも実は上がってまいりまして、そうすると一定のレベルの先生でないとなかなかついてこないということもまた一方で言われているのですね。そういうことから考えて、私は指導者の手当、つまるところ、何か人材が不足してくると、やっぱり待遇をよくしてやらないということがいろいろな面で出てまいりますので、ぜひ今回、自主学級なり、ことぶき大学の講師の先生方というのは、町内5,000円、線一本引いて、隣町だったら1万円と。前にも私聞いたのですが、その差がちょっとありすぎるな……。

質問 志民和義

それで、手当の引上げということを今回考えて検討してまいりますと。引上げについて検討してまいりますという答弁なので、ぜひこの点はやっていただきたいと考えています。それから、3点目の文化芸術基本法の策定についてですが、国から通知が来ているということは、都道府県については義務化なのですよね。ところが市町村に関しては、そのように策定するように努めるということで、努力義務になっているわけですね。私は、一般的に努力義務という、こういうものはやってもやらなくてもいいということに、どうも解釈しているふうに理解しているのですが、それは、私は、努力するように努めるということなので、ぜひいろいろな、第7期計画の中に含んでいるよと、含むのもいいのですが、はっきり分けて、計画を策定するように努力義務ですから、努力して前に進めていただきたいと考えていますがいかがでしょうか。

答弁 教育長 沼田

1点目、2点目はご意見としてお聞かせいただきました。検討してまいります。3点目でございますが、努力義務ということで、自治体のほうに来ているということは、今議員が述べられたとおりでございます。先ほども申し上げたところでございますが、計画をつくることに価値を見出すのではなく、その計画の中で求めていることをいかに具体化していくか、そこのところに今教育委員会の芸術文化に関わる推進の活動の重点を置いて進めているところでございます。ただ、制度として、努力義務が義務化に変わるでありますだとか、あるいはほかの制度と結びついてこの計画を早急につくるというような情勢になったときには、また管内各町村の状況等も踏まえながら策定に向けて検討してまいりたいと思っているところでございますが、当面は、今申し上げましたとおり、第7期の生涯学習推進計画の中で、議員が先ほどから言われております、芸術文化推進基本計画の中でうたっている、狙っている目的を決して外すことなく、この取組を具体化していく中で、しっかりとその部分についても推進してまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。

質問 志民和義

目的を外さないで推進していきたいということなのですが、芸術文化の推進に関しては、学校教育以外の社会教育、生涯学習、これは学校教育以外の青少年、また成人、こういう人たちを対象にしているということなので、そういう意味でいえば、相当幅広いことなのですね。やっていくとしたら、大きな事業でないかなというふうに思うので、ぜひ私は第7期計画の中に含んでいくということもすごく大事だなというふうに思うのですが、教育長が言うように、はっきり目的意識を持ってやっていただきたいと。併せて、いろいろな状況も調査しながら、国はやっぱり文化芸術推進計画を立てるように努めるということを求めているものですから、これは決して悪いことではなくて推進すべきものと私は考えておりますので、計画をぜひ検討していっていただきたいと思います。引き続きお願いします。

答弁 教育長 沼田

前のご質問で議員が言われた努力義務というのは、やってもやらなくてもいいものだという捉え方ではないのかという発言がございましたが、決してそうではなく、努力義務の持つ意味として、そういった趣旨をしっかりと自治体として捉えて、芸術文化を後押ししていくということは、これはもう当然やっていかなければならないことだと考えているところでございます。計画自体につきましては、先ほども答弁させていただきましたが、まずは、私どもが持っている中期計画を具体化していくということを主にしながら、文化芸術推進基本計画、これがほかの町村でどういった取組をしているのか、そしてまた、私どもの中期計画が5年後に中間期の評価検証をいたしますので、その部分で足りない部分を補うために必要かどうかということも、その時点で検証しながら、ちょっと長期的展望にも立ちながら検討してまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。

出典:大樹町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月6日 議事録 PDF(116ページ) 間違いを知らせる