砂川市議会 令和4年第3回定例会 2022年9月13日
公営住宅における冬の除雪対策について
2022年9月13日、砂川市議会の一般質問で、辻勲議員が「公営住宅における冬の除雪対策について」質問し、建設部長 近藤恭史が答弁しました。
- 質問者
- 辻勲 議員
- 答弁者
- 建設部長 近藤恭史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 辻勲
おはようございます。それでは、私は1点について一般質問をさせていただきます。公営住宅における冬の除雪対策について。これから冬が訪れるに当たり、公営住宅では雪庇や屋根からの落雪により、ベランダの柵が壊れる被害が予想されます。こういった被害は、毎年少なからず起きています。私は、3月に東町団地の1階に住む住民の方から、落雪によりベランダ柵が壊れたことによる相談を受けました。このことについては、既に建築住宅課住宅係で対応していただいており、私が相談を受けるときにも一緒に相談を受けてもらいました。ベランダの柵は修理するということですが、それだけで済む問題ではありませんでした。落雪に加えて降ってくる雪が積もるためベランダより高くなり、柵が壊れやすくなるのです。それに、この住民の方は棟の端に住んでいるため、除雪時に交差点の角に押してきた雪が積み上がり、雪の山になるのです。柵のことだけでなく、ストーブの排気口を雪で塞いでしまうこともあったそうです。実は、この柵の修理を住宅係の職員と話をしているときには、屋根に大きな雪の塊が今にも落ちそうになっていました。いつ落ちるか分からなく、二次災害になりかねない危険な状態ということで、話が終わったら上の階に行き、雪の塊を落としました。その塊を落としたところ、柵が壊れてしまいました。ベランダ下の雪が柵よりも下になるよう除雪されていれば、壊れなかったのです。これらのことから、今後の対策として住宅係の対策を聞いたところ、既に宮川中央団地において試験的にベランダにコンパネを冬になったら設置しており、これが意外とよいということなので、東町団地にも設置しようかと考えているとのことです。しかし、この東町団地の住民の方は、冬にコンパネを設置して、春雪が解けてから外すのは大変であるし、コンパネが窓を塞ぎ、日当たりがよくないとも言っておりました。昨年の冬は、例年より雪の多い年でもありました。それから、1階は高齢者の方が多く住んでいます。住み替えをするにしても、そんな簡単なことではないということもあります。住民の方が安心して住めるようにしてあげなくてはならないと思います。以上のことから、宮川中央団地のベランダのコンパネ設置の現状と、冬になってベランダの前の雪が積もり高くなったところには、小さな除雪車を入れて排雪をすることができないのか。また、冬に向けての東町団地における対策について検討されているのか伺います。以上で1回目の質問を終わります。
答弁 建設部長 近藤恭史(建設部長は2023年3月まで)
それでは、私から公営住宅における冬の除雪対策についてご答弁申し上げます。冬期間における本市の公営住宅におきましては、特に片流れ屋根となっている中高層の団地において、各住戸の屋根の経年変化状況や近年大雪が集中的に発生するシーズンがあるなど、気象状況の変動にも影響し、雪庇の落下や大量の落雪により1階住戸のベランダ柵や窓ガラスの破損が発生しやすくなってきております。自然現象に起因するベランダ柵や窓ガラスの破損につきましては、市で修繕を実施しておりますが、これらの発生を防ぐため、昨年度より試験的に1階のベランダ柵や窓の部分にコンパネを加工して設置し、雪害対策を講じたところであります。ご質問のありました宮川中央団地のベランダのコンパネ設置の現状についてでありますが、令和3年度に宮川中央団地の一部、3棟22戸の1階にコンパネを加工したフェンスを入居者の意向を確認し、採光にも配慮して設置したところであります。設置した住戸においては、破損が発生せず、入居者への聞き取りにおいても室内も意外と暗くなく、雪で窓ガラスが割れる心配もなく安心して暮らせたと、おおむね好評をいただいたところであります。次に、東町団地ベランダ前の除雪についてでありますが、各団地のベランダ前の除雪につきましては、物置等の構造物や入居者のための畑もあり、重機による作業が困難な場所であることから排雪作業は実施しておりませんが、特に堆積が多く、雪山になった箇所につきましては職員等により手作業で削るなどの作業を実施しており、引き続き堆積状況を見ながら対応してまいりたいと考えております。次に、冬に向けての東町団地における対策についてでありますが、雪害対策が必要となる宮川中央団地、東町団地、北光団地の1階に今後順次フェンスの設置を進めていく予定であり、東町団地につきましては本年度全ての1階住戸、4棟30戸に設置する予定としております。設置につきましては、10月下旬から11月中旬をめどに予定しており、入居者の皆様のご理解とご協力をお願いしながら進めてまいりたいと考えております。当団地につきましては、砂川市公営住宅等長寿命化計画に基づき、既に4階、5階を入居募集停止しており、最上階の階につきましては屋根の堆積状況の点検及び雪庇の発生に対する早期対応を一層重点的に実施し、冬期間における入居者の安全確保に努めてまいりたいと考えております。
質問 辻勲
今1回目の答弁がありました。宮川中央団地のベランダのコンパネ設置状況についてですが、今答弁もありましたように、その中で採光にも配慮して設置したということでありますけれども、相談のありました東町住民の方は宮川中央団地の方にも聞いたところ、窓が塞がれて暗いと言っておりましたとのことですし、私も宮川中央団地の状況を全部見て回りました。夏である現在でも設置したままのところが何件かありましたけれども、結構高さも高いですし、窓が塞がれている状況にあると見えて、ここは入居者の方がいないのでないかなと思ったぐらいでした。この点について、フェンスの設置より、日光が入りづらくなる、暗くなるという声も聞いているのですけれども、この点についてどう考えているのかお伺いしたいと思います。
答弁 建設部長 近藤恭史(建設部長は2023年3月まで)
ただいまベランダの柵にフェンスを設置することによりまして、日光が入りづらくなり、部屋が暗くなるのではないかというご質問でございましたが、ベランダの柵にコンパネによるフェンスを設置することで、室内に入り込む日光の遮りについては一定程度発生するものと考えられるところでございますが、フェンスの設置に当たりましては、屋根からの落雪によるベランダの柵や窓ガラスの破損を防ぎ、またご質問にありましたようにストーブ排気口を確保する効果もあります。このように入居者の安全を確保することを第一に考えた対策でございまして、ある程度の影響につきましては入居者の皆様にご理解とご協力をお願いしてまいりたいと考えているところでございます。なお、フェンスを設置するに当たりましては、日当たりを確保するためにフェンスの強度を損なわない程度に隙間を開けるほか、降雪シーズン終了後にはできる限り早い時期に取り外しを行ってまいりたいと考えているところでございまして、入居者の皆様には事前にこれらの対策についてお知らせをさせていただきまして、ご理解とご協力をお願いしながら行ってまいりたいと考えているところでございます。
質問 辻勲
今答弁いただきまして、分かりました。板と板の間に隙間を開けるということで、私が見た部分では隙間を開けているという部分がなかったものですから、今そういう状況であるということで、今対応策もお話をいただきましたので、分かりました。1階以外でも、2階以上の階でもベランダの柵が壊れたというケースがあると聞いているのですけれども、そのような状況があるのか。また、その対応についてお伺いします。
答弁 建設部長 近藤恭史(建設部長は2023年3月まで)
ベランダ柵の破損につきまして、1階以外の部分でもそのような壊れたケースがあるのかということでございますが、先シーズン、令和3年度のシーズンにおきまして、軒先の雪庇が大きくなり過ぎて、内側に巻き込む形となり、最上階の3階のベランダ柵にくっついてしまい、落雪時に柵が破損したというケースが宮川中央団地で1件発生したケースがございます。このようなケースにつきましては、過去の状況を見る限り、ごくまれなケースでございまして、軒先の雪庇をできるだけ早い段階で落とすことにより回避できるものと考えているところであります。今後につきましては、屋根雪の堆積状況について随時点検を行いながら、このようなことがないように対応に努めてまいりたいと考えているところでございます。
質問 辻勲
ただいまの答弁で、設置に関する内容についてありましたので、分かりましたけれども、先ほど言ったようにコンパネの間も開けるということでした。1回目の答弁でもありましたけれども、意外と室内も明るく、雪で覆われる心配もないという宮川中央団地の方の状況もありましたので、安心したかなとも思っています。それで、コンパネのことについてなのですけれども、夏保管することについてとか、雨、風に当たることもあると思うのですけれども、また物置に入れるのは住民の方の入れるものがあるので、大変ではないかと考えたりもするのですが、また風にさらされると傷みも早いのでないかということもあるのですが、この冬に設置、また春に外すという作業は、住民の方がするのか、市でやっていただけるものなのかを含めて答弁をお願いします。
答弁 建設部長 近藤恭史(建設部長は2023年3月まで)
ただいまフェンスの設置に関わる取り外しの作業は、市でやっていただけるのかということのご質問でございました。本年度フェンス設置予定をしておりますのは、昨年実施しました宮川中央団地の一部と東町団地の1階部全戸を予定しているところでございまして、これらにつきましては担当職員と営繕業務を担当しております直営の大工によりまして設置を行うこととしております。また、シーズン終了後の取り外し作業につきましても市で行いますので、入居者の方のお手を煩わすことはございません。また、そのフェンスの材料等の保管、確保につきましても、市で責任を持って対処してまいりたいと考えているところでございます。なお、今回市で職員等がそういう取り外し作業を行いますが、今後につきましてはこのような設置箇所を増やしていく予定としておりますので、その際は業者への委託など、他の方法を検討する必要も出てくるものと考えているところでございます。
質問 辻勲
今の件についても理解いたしました。今後順次フェンスの設置を進めていく予定ということで、東町が本年度の設置ということですけれども、次年度というか、今後のことについて、北光団地のことも今答弁いただきましたので、そのことについてもお伺いしたいと思います。東町団地、宮川中央団地、北光団地、それぞれ状況が違うと思うのです。その設置、そういう違う状況もあると思うので、同じ砂川市内ですけれども、雪の降り方も積もり方も若干違うのではないかと考えるのですけれども、このことを含めて答弁をお願いしたいと思います。
答弁 建設部長 近藤恭史(建設部長は2023年3月まで)
今後の雪害対策として、このような団地の1階部分にベランダの柵や窓ガラスが破損しないようにコンパネを加工したフェンスを設置していく計画でございますが、最初の答弁でも申しましたように、昨年実施しました宮川中央団地、またそれに加えまして、今年東町団地を実施する予定としております。そのほかにも北光団地の対策も考えているところでございますが、今後増やしていくに当たりましては、団地によりまして、その団地の建物の形状によって屋根のひさしの長さが長かったり、また1階部のベランダから下の地面までの高さの距離が違うところもございますので、そのような中でベランダ柵の破損がしやすいのかどうかという現状も確認しながら、今後計画的にそのような対策を取ってまいりたいと考えているところでございます。
質問 辻勲
それでは、除雪について、重機が入るのはそれぞれの畑もあるし、物置もあるということで困難ということなのですけれども、職員等で手作業実施していると先ほど言っていましたが、職員も忙しい中だと思いますけれども、この体制についていま一度お聞きしたいと思います。
答弁 建設部長 近藤恭史(建設部長は2023年3月まで)
各団地のベランダ前に堆積した雪の処理の関係でございます。今状況を見ながら、職員が手作業で雪を取り除いたりという作業を行っているところでございますが、団地によっては、議員おっしゃるように小さな除雪車が入り込めるようなところもあると思いますので、雪の堆積状況を見ながら、その辺は臨機応変に対応をしていきたいと思っております。全てが手作業で、そのような作業をやるとなると、なかなか労力も要りますので、なるべくやりやすい方法を検討しながら今後は対応してまいりたいと思います。ただ、団地によりましては、それぞれ構造物、物置や灯油タンクの構造物があって入り込みづらくなったり、団地の入居者のための畑もございます。いろいろ耕作しているものもあり、それらを壊すわけにはいきませんので、入居者の方のご理解も得ながら、その辺はうまく対応してまいりたいと考えているところでございます。