みんなの議会

砂川市議会 令和2年第2回定例会 2020年6月16日

(1)新庁舎におけるお悔やみ窓口の設置について/(2)砂川市ライン公式アカウントの積極的な利活用について/(3)義務教育課程における各世帯に対してのインターネット環境整備について

2020年6月16日、砂川市議会の一般質問で、多比良和伸議員が「新庁舎におけるお悔やみ窓口の設置について」「砂川市ライン公式アカウントの積極的な利活用について」「義務教育課程における各世帯に対してのインターネット環境整備について」について質問し、総務部長 熊崎一弘、教育次長 河原希之、市長 善岡雅文、教育長 髙橋豊が答弁しました。

質問者
多比良和伸 議員
答弁者
総務部長 熊崎一弘、教育次長 河原希之、市長 善岡雅文、教育長 髙橋豊

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 多比良和伸

それでは、通告に基づきまして大きく3点お伺いしたいと思います。1つ目、新庁舎におけるお悔やみ窓口の設置について。いよいよ新庁舎の開庁予定まで1年を切りました。現在は骨組みができてきていますが、今後外装、内装工事と進み、完成する前にぜひ市民サービス窓口の一つとして提案したいのがこのお悔やみ窓口の設置です。皆様にも経験がある方もおられると思いますが、私も10年前のまさにこの時期ですけれども、大切な家族を亡くし、心身ともに憔悴し切った中で各種手続に奔走した経験があります。人一人亡くなると行政への届出や各種保険、クレジットカード会社や銀行など様々な機関への手続をしなくてはなりません。行政一つ取っても、各担当窓口を転々と渡り歩き、その都度必要書類の記入と提出を繰り返します。葬儀の準備と重なるため、非常に厳しい期間となります。そこで、市民の負担を少しでも軽減するための市民サービスとして、ワンストップで手続を行えるようなお悔やみ窓口の設置を考えられないのかお伺いいたします。大きな2点目、砂川市ライン公式アカウントの積極的な利活用について。砂川市ラインは、砂川市唯一のプッシュ型広報ツールとしてこれまで主に防災情報の発信を想定して利活用されてきましたが、最近では月2回、広報すながわの情報を通知するなど、登録している市民には最低でも月2回以上送られてきています。それは決して悪いことではないのですが、今新型コロナウイルス禍の中で市民が不安に過ごしている中、なぜもっと積極的に市民にとって必要な情報を発信しないのかお伺いしたいと思います。大きな3点目、義務教育課程における各世帯に対してのインターネット環境整備についてです。コロナ禍の中で長期間に及ぶ休業措置が取られ、学業期間も大きく削られました。全国的にはその遅れを取り戻すべく、一部でインターネットを使ったリモート学習が行われていました。砂川市が取り組むことができなかった理由の一つとして各家庭の環境が整っていないとされており、先日各家庭に対しアンケート調査が行われました。今後またいつ休業になるかも分からない中で、これ以上の遅れを生じさせるわけにはいきません。リモート学習を視野に入れ、さらにはGIGAスクール構想にも遅れを取らないようにするには、何らかの支援をしてでも環境整備を推し進める必要があろうかと思います。環境整備に対する教育委員会の考えをお伺いいたします。

答弁 総務部長 熊崎一弘(総務部長は2022年3月まで)

私から大きな1及び大きな2についてご答弁を申し上げます。初めに、大きな1、新庁舎におけるお悔やみ窓口の設置についてでありますが、新庁舎における窓口体制につきましては、具体的な整備方針を示す基本計画の策定に当たり、砂川市に適した市民が利用しやすい窓口とするため、窓口担当部署による検討会において窓口サービスの形態について検討を行い、各担当窓口において手続を行うことが一つの窓口での対応時間が短く、混雑時でも比較的にスムーズな手続が可能となると考え、ワンフロアに集約し、手続に際しての移動距離を短くした窓口体制としたところであります。また、転入、転出、婚姻、出生、死亡などのライフイベントの手続について一連の手続を記載した受付案内カードを導入し、スムーズに利用できる窓口配置とし、一部高齢者などの移動が困難な方への対応として複数の部署にまたがる手続や相談ができるフリーの窓口を設置することとしております。現在亡くなられた場合の手続といたしましては、市民生活課において死亡届を届け出た際に手続に必要なもの、担当窓口を記載した一覧票を手渡し、後日それぞれの担当窓口において必要な手続を行っていただいておりますが、個々の状況により違いはありますが、市役所で行う手続のほか、年金事務所や金融機関などでの手続など数多くの手続が必要になるところでございます。手続に当たっては、高齢となっている場合や遠方から来られる場合など、慣れない手続を限られた期間の中で行わなければならないことや複数の課で手続を行わなければならないケースもあり、ご遺族にとっては大きな負担になっていると思われます。ご質問のお悔やみ窓口の設置につきましては、今後の高齢化や核家族化などの社会状況が変化していく中、必要な手続をワンストップでサポートすることでご遺族の手続に関する不安や負担の解消が図られるものと考え、近年導入を進めている自治体も見受けられ、当市においても内部で検討を進めてきたところであります。設置に当たっては、人員やスペース、業務分担等の課題のほか、各種保険や金融機関など様々な機関への手続が必要となり、市役所窓口では全てを完結できないことなどもありますが、来庁された方の負担が少しでも軽減され、安心して手続が行える窓口になるよう、お悔やみ窓口の設置に向けて検討してまいりたいと存じます。次に、大きな2つ目、砂川市ライン公式アカウントの積極的な利活用についてご答弁申し上げます。平成30年9月6日に発生した胆振東部地震後のブラックアウトを経験し、停電時には避難所開設情報や充電場所の情報など防災情報、緊急情報などを発信する手段がなかったことが明らかになったため、その手段について検討を行ってまいりましたが、昨年10月にプッシュ型の情報伝達手段の多重化を進め、スマートフォンアプリ、ラインの公式アカウントの運用を開始したところであり、砂川市ライン公式アカウント運用ポリシーでは、防災情報に関するもの、緊急情報に関するもの、広報発行情報に関するもの、その他必要と認められる情報などを掲載内容として定めているところでございます。昨年11月13日に初めて暴風雪に注意といった注意喚起をライン公式アカウントで発信を行ってから、現在まで10回の情報発信を行っており、新型コロナウイルスに関する情報としては、2月21日に新型コロナウイルス感染症を防ぐには、4月20日にコロナ対策市長メッセージ、5月19日にコロナを踏まえた災害時の避難、5つのポイントなどを情報発信し、全市民の関心が非常に高いと思われた特別定額給付金に関しては4月28日にいち早く情報発信を行ったところであります。しかしながら、本来防災情報や緊急情報を中心とした発信が目的であったため、1月と3月にはこれらに関する情報がなかったことから、1か月の間に一度もライン公式アカウントでの情報発信がなかった月もあったところでございます。プッシュ型広報ツールは、確実に伝えたい情報を迅速にお知らせするメリットもありますが、一方で発信頻度を多くすれば、何回も情報が来てうるさいという理由で発信をブロックされたり登録自体を削除され、せっかく登録してくれた方たちを失う恐れもあります。市民にとって必要な情報とは一人一人違うなど、発信する情報の定義は非常に難しいものでありますが、情報発信頻度やライン公式アカウント登録者数の増加を含め幅広く検討し、対応していきたいと考えているところでございます。

答弁 教育次長 河原希之(教育次長は2021年3月まで)

私から大きな3、義務教育課程における各世帯に対してのインターネット環境整備についてご答弁申し上げます。文部科学省から、昨年12月に学校内でのICT教育の導入を目指したGIGAスクール構想が示されたところでありますが、その中で本年4月に新型コロナウイルス感染症拡大防止を図るための学校休業が実施されたことに伴い、これらの関連施策に家庭学習を進める体制整備の構築が新たに加えられたところであります。このことにより、本市においてはリモート学習、いわゆるオンライン教育の検討に向け、家庭内におけるインターネット通信の環境について調査する必要があるとし、Wi―Fi通信環境や通信用の端末機器の有無などの項目について、市内小中学校の全保護者を対象にアンケートを実施したところであります。調査結果ではリモート学習ができる環境にない家庭もあったことから、今後につきましてはアンケート結果を踏まえ、必要な機器の整備を進めるとともに、授業の実施方法や有効なコンテンツの活用、さらにオンラインを活用した授業を校内で行うことも含め、学びを保障するための手段として効果的な実施となるよう、学校との協議を進めながら検討してまいりたいと考えております。

質問 多比良和伸

ありがとうございます。順次質問していきます。まず、お悔やみ窓口ですけれども、経験ある方は分かると思うのですが、1週間、2週間、本当に追われるというか、まず何をやらなければいけないのだろうという、何か変なアドレナリンが出ているような状態の中で必死になっていろいろ調べたり、さらには窓口へ行って、必要と思われるものを持っていってもなかなか書類がそろっていなくて、家と役所を往復したりですとか、一つの窓口が終わったら次の窓口へ行って、また1から名前を書いてということを繰り返して、そういうものだろうと思って、一生に何回もあることではないので、腹をくくって臨むという感覚でやっておりました。ただ、最近全国で、そういう心身ともにきつい状況の中、少しでも市民サービスになればということで、2016年あたりから九州のほうで若い職員たちがこういったことを窓口でサービスしてみてはどうかという試みが始まって、今そこからいろいろと伝播して、取り組む自治体が増えてきているという実態かと思いますし、そういったところの評価というか、そういうものに対する関心の度合い、それからメディアの取り上げている内容なんかを見ますと、非常に好評であるということが載っておりました。そういうことをできるのは行政しかないのかという気もしますし、せっかくですから取り組んでいただければと思って今回質問してるわけなのですが、今ご答弁いただきましたけれども、実際内部でももう既に検討していたというお話ですし、今後設置に向けてさらに検討するというお話でしたので、ぜひやってもらえればと思うわけなのですが、先ほど言いましたけれども、やっていただく方向で考えていただけるのであれば、今全国的にやっているケースを見ると大きく2種類あって、1つは窓口に一つの書類を提出するとある程度の情報を関係課の精査をしてくれて、そこに必要な書類の印字をある程度してくれて、そして次の課に担当者が引き継いでいく、いわゆるリレー方式というか、次はこちらですよと、ではここでやってくださいといって、ある程度の書類ができた状態でその方がついてくれて必要なところをまたさらに記入し、次の部署へという形でやっていただけるお悔やみコーナー、お悔やみ窓口というものがあるのと、それからもう一つ、システム導入をしっかりして、窓口のほうに行って必要な受付表に記入をするとそれが関連する15から20の課、そして必要な書類、70から100に及ぶ必要書類の全てのデータを作成していただけるというシステム導入をしてやっておられるところもあるようです。今現在どこまでの検討状況かというのはよく分かりませんが、方向性としてはできればどうせやるなら、そういう簡素化したようなシステム導入をするかしないかは別としても、1か所の受付を済ませればある程度全ての書類ができ上がって、そこの窓口からあまり動くことなくある程度のことがそこで可能になるようなものをイメージしていただければと思うのですが、現段階の検討状況はどのような感じで考えているのか教えてください。

答弁 総務部長 熊崎一弘(総務部長は2022年3月まで)

現段階での検討状況ということでございます。今も申しましたけれども、当初は市民の方がそれぞれ関係する窓口に行けるようなカードを出してという検討をしてまいりました。今回お悔やみ窓口という部分につきましては、お客様がそれぞれ窓口を回るのではなくて、1か所の窓口の中でできないかという検討を今改めてさせていただいているところでございます。亡くなったという一つのライフサイクルの中での届出なので、前提として亡くなったことに関する部分を集めればいいということなので、確かに件数は多いですし、件数が多いということは亡くなっただけで答えが出るのではなくて、亡くなった後どうしましょうということもあるので、それぞれの部署で受付をしているということなのですけれども、それらがどの程度集約できるかはこれからの検討の中になりますけれども、先進地の事例、それからシステム化されている部分もあるようでございます。その部分も含めて検討しながら、実際にどういう運用ができるのか今まさに検討中であります。いろいろな方法を勉強しながら導入に向けて検討しているということで、ご理解をちょうだいしたいと思っております。

質問 多比良和伸

ありがとうございます。先進地ではいろいろなことを試行錯誤しながら、今も常にグレードアップしながら、よりよいものをということで進めている部分があるのだとは思いますが、市役所内でできること以外には、年金関係であったり、貯金口座、生命保険、不動産関係、遺言、車の関係、住宅の関係、NHKの受信料からクレジットカード、携帯電話、インターネット、多岐にわたって解約手続や名義変更の手続等、たくさんの手続が市役所以外にも待っているというのが今の現状ですので、先ほど金融機関ともみたいなお話ありましたけれども、もしも本当にそんなふうに金融機関も砂川版の場合は協力していただけたりとかすれば、そんないいことはないと思いますので、いろいろな可能性を模索しながらぜひ進めていただければと思います。市長、お悔やみ窓口、できればいい形で、市民に負担の少ない形でぜひ導入していただければと思うのですけれども、その考え方について市長はどのように感じられるのか教えていただければと思います。

答弁 市長 善岡雅文(市長は2023年3月まで)

お悔やみ窓口の市長の考え方ということでございますけれども、今年の春ですか、テレビのニュースで、札幌市議会である議員が秋元市長にお悔やみ窓口を設置する考えはないかという論議の中で、秋元市長は即答に近い形でやると、提案している内容がすごく合理的で行政側から見れば理にかなっていると。お悔やみ窓口というのは、我々行政にとっては永遠のテーマというか、ずっと何十年も前からその問題は内在していて、個別に対応するのでも時間がかかってしまうとか、例えば家の登記のところまでいくと専門的な知識もある程度持っていないとできないとか、いろいろな課題があるわけなのですが、システムがだんだんできてくるとそれを簡素化して、それは市民の方のサービスが向上する、待ち時間が短くなる、心配、不安が消えるメリットとともに、行政側にもそのデータを基に各手続を、年金にしても国保にしてもいろいろな形、例えば今砂川市では空き家対策、2年ほど前からやり始めて成果が出ているのですけれども、あれもシステムがないためにとっ始めは職員が全戸を回ったと。ところが、このシステムができると、その中で家を持っている人の情報が担当のほうに行くことによって、すぐは動けませんけれども、落ち着いたときにその財産の関係についてお話しする機会ができるということで行政側にもすごく大きなメリットがあるというものでございますから、何とかそのシステム、私はシステムの細かいところは市長ですから分かりません。いいやつはいろいろなのがあるのでしょうけれども、聞いていると都城とか松阪市のほうが進んでるような話は担当のほうから聞いていますけれども、来年の5月、連休明けからは新しい市役所の窓口がスタートします。役所は立派になったけれども、窓口はねなんて言われないようなことをしっかりやっていきたいということを申し上げまして答弁に代えさせていただきます。

質問 多比良和伸

次に、大きな2点目、砂川市公式ラインのお話なのですが、5月に入って外出自粛がある程度明けてから、市内の状況ということで50件ぐらいですかね、そんなに多くないのですけれども、いろいろ聞いて回った中でいろいろとお話しする中で、商業の方たちは給付金関係だったり、商売上の話というのがもちろんメインだったのですけれども、それ以外の方が口をそろえて言ったのは、砂川市は今どうなっているのというシンプルな、一番不安な身近にコロナがあるのかないのか、そういったところで非常に不安がっているというのを歩いて回ったときに印象として受けました。その中で、砂川市の公式のラインというのは唯一のプッシュ型で、広報は月に2回、あとホームページは見る人と見ない人といるという中で、登録さえしていただければ必要な情報というか、不安に思っていることを解消できる一つのツールとして有用なのではないかと考えたわけなのです。これができる、できないというのは別としても、市民が一番知りたかったのは今砂川にコロナがいるのかということなのです。それは、いろいろな自治体を見ても、保健所管轄を持っているところであったりとか、政令指定都市であったりとか、大きなまちで、しかも既に患者が出て、しかも公式発表されているところというのはその後継続的に市としての感染者状況の推移というのを発表していたりするのですが、砂川のまちで現在砂川にコロナの患者さんがいるのかいないのかというのを情報発信するというのはいろいろなハードルはあるのだろうと、それからまた発表することによっていろいろな影響、いい影響というよりは悪い影響のほうが多いのかというところもありますので、ただその辺の仕組みというか、難しさについて何かあるのかどうか、その辺をお聞かせ願えればと思います。

答弁 総務部長 熊崎一弘(総務部長は2022年3月まで)

私どもの公式ラインについては、緊急情報、防災情報というのをメインにしておりますし、コロナ関連情報が防災担当の手元に何が来るかというのは基本的にはないということでございますし、また公表されている情報をそれぞれ今まで見ますと、公表しないでほしいという情報が非常に多くて、公表しない情報を公表するわけにいかないというのも当然ありますし、逆に言うとない情報も同じ形かと思います。ラインに出す情報については、それぞれ1つずつの情報が出せるのか出せないかも精査しながら出さなければなりませんし、その辺についてはラインの欲しい人、欲しくない人、それから出せる、出せない部分も精査しながら情報として扱いながら、ラインの情報発信に努めてまいるところでございます。

質問 多比良和伸

今回何でプッシュ型のラインの積極的な活用という話をしたかというと、もちろん防災でスタートしているのは分かっているのですけれども、コロナの情報に関しては世界的な100年に1度の危機というぐらい、言ってみれば防災よりも重い重大事項というか、そういう考え方でいいと思うのです。ですので、コロナ対策であったり、コロナに関する情報であったり、各課から寄せられた情報というのは、このタイミングに使わなくして何のためにこのラインを使うのだというぐらいな、それぐらいな今のご時世なのかという気がするのです。市民が一番求めている、例えば砂川市の現在のコロナ感染者数はゼロですというのがずっと毎日続いたとしても、それは市民の安全、安心感につながるのだろうということは思うのですが、そういう情報を出すのは、いざ出たときにどうやって出すのかというところまで考えないとなかなか難しいのでしょうから、難しいのは分かるのですけれども、もう少し100年に1度、人生に1回起きるかどうか分からないコロナ禍の中での様々な情報というのは惜しみなく発信しても私はいいと思っています。これ以上の大変なことなんていうのはないにこしたことはないのですけれども、それぐらいなことなので、ぜひとももっと情報発信をしてもらいたいと思うわけなのです。ただ、登録されている方がそもそも何人いてという話になってしまうのですけれども、今現在の登録者数というのは実際何人で、市としてはどれぐらいの人数というか、目標としてこれを立ち上げておられるのかというのを教えていただければと思います。

答弁 総務部長 熊崎一弘(総務部長は2022年3月まで)

まず、現在の登録者数でございますけれども、約750名の登録になっているところでございます。目標とするところというのは、まずは1,000人の目標というのは取らなければならないと思いますけれども、最終的には多くの方に見てもらいたいというのが大前提でありますので、数限りなく多くしたいと思います。ただ、現実問題としては全住民の1割の部分は近い段階での目標にしなければならないかと思っているところでございます。

質問 多比良和伸

実際この国のスマホの普及率というのは85%を超えているのです。その中でラインユーザーというのは80%を超えているということになるのです。もちろんそれぞれの都市、まちによって人口構成とか年齢構成が違うので、一概にその数字が砂川に当てはまるとは思っていませんけれども、砂川にも相当数のスマホユーザーがいて、さらにはそのほとんどがラインを何らかの形で使っているということはある程度想定されるわけです。そうすると、もっと情報をいいものを出していく、市民にとって有用なものをしっかりニーズに応えていく、そんなことの一つ一つの積み重ねがライン登録者数を増加していくのかという気がしますし、広報といえば砂川市の広報と、それの話が、ここで周知しますという話が、ホームページと広報で周知しますという形になるのですけれども、ラインユーザーの方たちというのはまさに活字離れが進んでいる人たちが多いのかという印象も受けますし、逆に言うと市の情報の受け取ってほしい、そのすき間を埋めるために非常に有用なツールなのかとは考えるわけなのです。以前永関議員からも質問の中で、もっとプッシュ型の広報に力を入れるべきだという話がありましたけれども、まさにそういう世代の方たちはそういったことに生活の中での一部として慣れていると。そういう人たちに幅広く普及してもらいたいという思いもあるわけで、それをラインの周知というか、ラインがありますよ、ラインに登録してくださいというものを知らせる手段というのがまだ乏しいのかと。今カードをつくったりとか、それから砂川市の広報ですとか、ホームページですとかというところで周知していると思うのですけれども、もともとそういうものから離れた世代の人たちなので、それを目にしてもらう機会がなかなかないと。そういう人たちはどこで情報を共有するのかというと、お互いに知り合いから知り合いへ拡散していくというような、いわゆるバズるとか、そういうことになろうかと思うのです。みんなが使っている、それから誰かから紹介されたというのは非常に開拓していくにはその世代にとっては有用なのかという気がしますので、シェア、拡散のお願いですとか、そういったものをしていきながら、そういう世代の人たちに砂川市の公式ラインを普及させていくということは考えられないのか、そのあたりをお聞かせ願いたいと思います。

答弁 総務部長 熊崎一弘(総務部長は2022年3月まで)

ラインの拡散についてでございます。半年以上たった中での700という数字なものですから、私どもも多くの方に活用してもらいたいと思いまして、今ほど議員さんおっしゃった名刺型のラインにどうぞというところを配っているというのが今の状況、それから広報紙の最終面につけているというのが今現在の広報手段としてはあるのですけれども、今町内会長さんがコミュニティ助成の関係で八十数名の方が窓口に来て今年の事業をお話ししながら、そういうときにも町内会長さんに向けて、こういうのがあるので、話し合う機会があれば、ぜひ広げてくださいというお話をしている。今年に関していうと、各町内会さんも総会等の実施が延期されたり、書面であったりということで集まる機会がなくて、私ども登録数が少し頭打ちになっているかというイメージもあります。今ほどおっしゃっていただいた拡散の手法については、ラインですぐ拡散できるかという、方法を私存じ上げていないというのがあるので、確たることは言えないのですけれども、拡散の方法については、多くの人に目をつけてもらえる方法ということで有効であると思っておりますので、どういう方法がいいか、ぜひ検討させていただきたいと思っているところでございます。

質問 多比良和伸

使っていただいてるユーザーの数が増えないと広報、発信する側も力が入らないでしょうから、できれば早いうちに1,000人超えていただいて、2,000人、3,000人を目指してこのユーザーを増やしていただきたいと思いますし、その中で、例えば市民アンケートを取ったりだとか、いろいろな若い人たちに向けた情報を広聴する場として非常にいいツールかとも思っておりますので、推し進めていただきたいと思います。それでは、3点目の義務教育課程におけるインターネットの関係なのですけれども、学校が長らく休業になった中で、回っている中でいろいろな子育て世帯の皆様から、何で砂川はリモート学習できないのというお話を何回かお受けしました。その中で、どうしても各家庭のインターネットの環境にばらつきがあるから、そのあたり調査をして今後につなげていくのだろうということで私もお話を返していたわけなのですが、実際アンケートをしていただいて、まず先ほどアンケートについては何となく答えていただきましたけれども、もう少しアンケートの結果について詳しく数字的なもので教えていただけるとありがたいのですけれども。

答弁 教育次長 河原希之(教育次長は2021年3月まで)

調査対象者につきましては、市内小中学校の全児童生徒でございまして、小学生604人、中学生370人の保護者を対象にアンケートを行いました。6月10日時点の数字で申し上げますけれども、回答率につきましては小学校で574件の約95%、それから中学校では365件の約99%、合計で939件の約96%となっております。その中で、今ご質問の中にありましたインターネット環境にあるかないかという部分で数字を申し上げたいと思いますけれども、Wi―Fi環境の有無について、あると回答したものについては小学校で約92%、中学校で約93%、合計しますと約92%ほどでございます。ただ、アンケートの中で未回答、回答いただけなかった家もありまして、もしこれが仮にないと最大限考えた場合ですけれども、これについては小学校で約14%がない、それから中学校では約8%がない、合計で約12%ということでございますので、仮にそれを入れた場合ということで考えますと約10%程度がインターネット環境にないという状況になってございます。

質問 多比良和伸

何とかその1割、恐らく1割であろうという方たちに、どういう理由で接続していないのかはそれぞれなのでしょうけれども、何とか導入していただくような形、もしくは例えばポケットWi―Fiを貸し出すとか、そういうような形でも取れれば環境的には100%近く整うのかという気はするのですが、その辺今後というか、ない、もしくは今ないであろうとしているところの確認であったりとか、今後導入していくのか、先ほどの話だと前向きなお話でしたけれども、どのように導入していくのか、今考えていることがあれば教えていただきたい思います。

答弁 教育次長 河原希之(教育次長は2021年3月まで)

まず、未回答の方々、これはこれから追跡調査をして、本当にどうなのかという実態を把握したいとは考えております。それと、今度導入のほうですけれども、今回本日議決いただきました改修のネットワーク、こちらのほうの環境整備が整いますので、次の段階としては今度ハード整備ということでタブレットになります。その際に、どうしてもオンライン教育と、このような事態に備えての1人1台のタブレットが児童生徒に当たるものですから、それらを活用して、ポケットWi―Fiなどのレンタルの方向も含めてタブレット導入の際には検討してまいりたいと考えております。

質問 多比良和伸

分かりました。そうすると、タブレットの話はさきの補正予算の総括の中で、7月の補正予算でタブレットのほうはみたいな話もありましたけれども、そういった関係の環境整備についても7月の段階で検討してもらえるということでよろしいでしょうか。

答弁 教育次長 河原希之(教育次長は2021年3月まで)

次の議会が7月かどうかという、次期議会、次期補正予算と申し上げましたけれども、タブレット端末導入の際に併せてそちらのポケットWi―Fiも含めた中の総合的な検討はしてみたいと思っております。

質問 多比良和伸

分かりました。北九州ですとか、ああいうところの例を見ても、どこでまたいついろいろな大きな拡散が起きるか分からないという状況下の中で、できるだけ急いで整備のほうをお願いしたいと思います。もう一つ、リモート学習が行われづらい理由の一つとして、教職員がこういうものに対してまだ不慣れな部分があって、早急にそういうのがなかなかできないのだという話もちらちら聞いてはいたのですが、そのあたりの状況というか、研修状況というか、実際もう数か月先にひょっとしたらそういうことができる環境が整うわけで、そうなると必然的に求められる能力となっていくのだろうと思うのですが、現段階で先生たちの反応というのはどんな感じなのでしょうか。

答弁 教育次長 河原希之(教育次長は2021年3月まで)

まず、教員のICTに対する授業というのは、砂川市についてはあまり進んでいないというのが現実にあろうかと思います。この点につきましては、もう既にGIGAスクール構想ということで全国的な流れですので、どうしても慣れ、不慣れに関係なく授業には必ず使っていかなければならないという状況でございますから、北海道立教育研究所及び空知教育センターという研修施設がありますが、そちらのほうでもGIGAスクール構想に入ってからICTの活用やタブレット、そして教科ごとの活用の仕方などの研修もこれからどんどん増えていきます。そちらのほうの研修には積極的に参加するよう、学校のほうに教育委員会としても指導しているところでございます。それと、先生たちの反応というご質問ですけれども、校長会のほうにもこのようなGIGAスクールのお話をさせていただきました。校長会というか、校長として、それは学校側としてということになりますけれども、当然やっていかなければならない授業のスタイルになりますから、これについては学校の授業をやっていく方針の下の中で校長がそう示していますので、教員も必然とそれに沿った授業が展開されていくものと認識しております。

質問 多比良和伸

もしこういうのが、GIGAスクール構想の中でもそうなのですけれども、地域によっての教育格差をなくしていこうというのも一つの方向で、今移住するなり、どこに定住しようかという中で、教育環境であったり教育問題というのは実際そこに住むかどうしようか考えるときの大きな、そこで子育てをしていいものだろうかどうか、そういう大きな選択の一つに教育というものが置かれています。こういったことで、少しでもいろいろな地域との教育格差をなくしていく、またはこの機会に砂川独自のすばらしい授業が展開されるような仕組みになってくれればいいとは感じるわけなのですが、先日PTAの会議がありまして、その中で1年生がまだ参観日できていないのだよねという話だったりだとか、家庭訪問ができていないのだよねという話なんかも出たのです。それで、その中で、こういう環境が整えばリモートで授業参観日ってできないのだろうかとか、取りあえず落ち着くまでリモートで個人面談とか個別面談できないのだろうかとか、あとは例えば不登校だったりだとか、そういった子のケアというものも電話とかではなく、今までだと訪問して顔色をうかがってということはできたかもしれないけれども、今なかなか難しい状況がある中で、こういったツールを使いながら精神的なケアを図るですとか、そういったいろいろなアイデアが出されたのです。ものは何でも使いようというか、実際問題今教科書の中にQRコードなどがついて、話によると理科の実験とかもQRコードを読み込めばその実験の映像が出たりだとか、よほど安全で、しかも難しい実験まで生徒に見てもらうことができたりとか、これからの授業の在り方、教育の在り方というのは本当に変わっていくのだなという気はするのです。その中で独自性をいかに出していくか、そういったものをただ全国の流れの中でついていくというのは最低限なのですけれども、その中でそういったことを、さきほど言いましたアイデア等々も含めていろいろな形で利活用を図りながら、砂川市独自の教育環境というものをぜひつくっていただきたいと思うのですが、避けては通れないICT教育なのですけれども、今後のICT教育の在り方、または多額の予算を今回も使ってハード整備、ソフト整備をやっていくわけなのですけれども、そのあたりの決意というか、そういったものを教育長から教えていただければと思います。

答弁 教育長 髙橋豊(教育長は2025年3月まで)

それでは、私からICT教育の教育長の考え方ということでお話をさせていただきたいと思いますが、私が教育長になったのが平成28年ということで、ちょうど学校のネットワークの構築をしていた。ですから、今現在は校内でインターネット環境があると、ただ当時はパソコン教室と、それから数台教室に持ち込んで、そしてこれを行うというような状況でしたので、今回のGIGAスクール構想においては、昨年12月に文部科学省からそれが出されたときには三、四年かけて全ての子供が使えるようなネットワークと1人1台のパソコン、タブレットを用意しましょうということだったのですが、ただこの2月、3月からコロナウイルスの関係で一気に加速しました。つまり前倒しとして、ネットワークはもちろんですが、1人1台も2年度中に行うと、リモート教育、オンライン教育でしょうか、これについては横つけといいますか、昨年12月には一切その話はなかったですけれども、それも含めて国の1次、2次補正の中ではリモート授業についても予算をつけますと一気に進んできています。ですから、今の状況からいくと、ICT教育が私の中では毎年改革されてきたと、しかし今この期に及んでは新たな変革の時代に入ったと思います。ですから、各学校において、例えば教員、不慣れという部分もありますが、新たな時代に入ってしまったので、ここのところは一斉にやらなければならないのです。ですから、例えば今までですと各学校1学年1クラスあるものを調整をしながら1学年ずつ使いました。ただ、環境が整備されると全ての学年が全ての子供たちの教育に使っても、それは1人1台ですからでき得ますので、この学年はできるけれども、この学年はできないということにはならないわけです。ですから、今のICT教育というのは、学校の中でどうしようかというのがまず第1番目です。そこにリモート授業、オンライン授業というのが入ってきましたので、たまたま今回の臨時休業のときに砂川中学校では、科目数は1科目でしたけれども、授業風景を撮ってDVDにして生徒に配ったと。つまりオフラインとしてやっています。今回の臨時休業の中で空知管内の中で、これも市町が全てとは言わなくて、その中の1つ、2つの学校がホームページ上で、ですから一方通行です。ホームページ上あるいはユーチューブで授業を公開したと、それを子供たちが自宅で見ると。ただ、これもインターネット環境がなければならないです。ですから、実際に授業で教員がそれを行って、行ったものを子供に発信できるかどうかいう部分はどんどんレベルが高くなっていくということになると思いますから、もちろん今次長のほうで答弁させていただきました各研修センター、ここでいろいろな物事に対して教員がそこに行って研修いただくというのはもちろんなのですが、砂川市独自である砂教研と言われる研修項目がありますけれども、この砂教研自体が3月、4月からのICT教育にはなかなか対応し切れていませんので、ここの部分も変革をしていかなければならない。その中で各学校教員の意識改革を促しながら進めてまいりたいと思いますので、実際にICT教育は進めていくのですが、まずは校内で1人1台に対応していくと、それからオンライン授業についてはステップを踏んでいって、対面式でオンライン授業をするというのは、これはもう少し時間がかかると思います。ですから、オフラインで続けるとか、あるいは一方通行でする、あるいは一方通行で間に合わない場合はオンデマンドで行うとか、そういうものを踏まえて、オンライン教育、授業というのはぜひ進めたいと思いますが、今私のほうでいろいろと思いをお話しさせていただきましたが、これはできるところから着実にやらなければならないのですが、先ほど教育の地域的格差というのもございました。ということは、市内の学校で格差をつけてもいけないです。この学校はできるけれども、この学校はねということにはなりませんので、これはある程度そろえた中で進めていきたいと思いますので、これは今後におきましてもぜひ私としては努力を続けてまいりたいと思います。

質問 多比良和伸

ありがとうございます。今ほど教育長が言われたように、すごく変革の時期に入るという感じがしますし、ただ、そうはいっても、世界的に見て教育のみならず、ICT環境というのは日本自体が遅れている分野とよく言われます。各課それぞれ、どうしたってそういうものを進めようとする人たちと、ついていけないからそれに対して抵抗する人たちというのが必ず出る。そういったことが世界的に見て、今ICT教育、もしくは仕事に関しても、全てにおいて日本は遅れていると言われる原因の一つかと思っております。教育長、これから推し進めていく中で、コロナがもし終息していたとしても、まだ焦らなくていいのではないのとか、そういう抵抗する部分もあろうかと思いますけれども、こんな世界的に見て日本の国内でICTを進められるチャンスというのはなかなかないと思います。ぜひやり切る、そういう決意で臨んでいただきたい、そんなふうにお願い申し上げまして一般質問を終わります。ありがとうございました。◎延会宣告

出典:砂川市議会 令和2年第2回定例会 2020年6月16日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる