みんなの議会

砂川市議会 平成22年第2回定例会 2010年6月15日

(1)新本館開院について/(2)公共建築物の維持保全について

2010年6月15日、砂川市議会の一般質問で、小黒弘議員が「新本館開院について」「公共建築物の維持保全について」について質問し、市立病院事務局長 小俣憲治、総務部長 角丸誠一、副市長 小原幸二が答弁しました。

質問者
小黒弘 議員
答弁者
市立病院事務局長 小俣憲治、総務部長 角丸誠一、副市長 小原幸二

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 小黒弘

それでは、一般質問を行ってまいります。私は、大きく2点についてお伺いをいたします。まずは1点、新本館開院についてであります。いよいよ新本館の開院日、10月28日も公表され、新しい砂川市立病院のスタート間近となりました。新病院が開院するに当たり、市民の期待も高まっていますが、不安な声も聞こえています。そこで、以下について伺います。まず、第1点、4月からの診療報酬の改定により、新病院開院でどのような影響があるのかを伺います。2点目は、新病院開院に向けて、医師、看護師など医療スタッフは十分確保されているのかを伺います。3点目、外来での待ち時間が長いと不満の声が多く聞かれております。新病院では改善されるのかをお伺いします。具体的には、現状での初診、再診外来の受け付けから受診までの平均的待ち時間について。そして、現状での予約外来診療の平均的待ち時間についてを伺います。4点目は、急性期、高度医療を目指す新病院では、患者の紹介、逆紹介の増が重要だと考えています。そのためには、地域連携室の役割が大きく、さらなる充実が図られる必要があると考えておりますが、対策は十分なのかどうか伺います。新本館開院についての最後の質問ですけれども、新病院では個室が多くなります。これまでの室料差益は平成20年度決算で38万3,775円でありました。差額ベッド料金の現状と新病院ではどのようになるのかをお伺いいたします。続いて、大きな2点目です。公共建築物の維持保全についてを伺います。市民の共有財産である公共建築物を適切に維持保全し、末永く活用していくことは持続可能で効率的、効果的な行財政運営を進める上で重要かつ不可欠な取り組みであると考えます。そこで、公共建築物の現状、課題、維持保全に向けた基本的な考え方や整備の方針、具体的な改修等のシミュレーション、推進体制等を明らかにする必要があると考えますが、以下について伺います。まず、1点目、市内にどれぐらいの数の公共建築物があるのか。2点目、建設時より10年単位で経過している公共建築物の数と主な施設名について。3点目は、公共建築物の現状と課題についてを伺います。最後に4点目、これまでも維持保全のための整備は行われてきたと考えていますが、どのような根拠で行われてきたかをお伺いいたします。

答弁 市立病院事務局長 小俣憲治

大きな1の(1)、4月からの診療報酬の改定により新病院開院でどのような影響があるかについてご答弁申し上げます。平成22年度診療報酬改定における当院の影響につきましては、10年ぶりのプラス改定により全体では0.19%でありますが、薬価の引き下げはあるものの、医科部分で1.74%の増、特に画像診断、手術料、入院基本料等加算、感染防止対策加算などが引き上げられたことなどから増収が期待できるものであり、さらに新病院での特定集中治療室、無菌治療室管理料などの新たな施設基準の取得による増収が見込まれるものと考えております。次に、大きな1の(2)、新病院開院に向けて、医師、看護師など医療スタッフは十分確保されているのかについてご答弁申し上げます。医療スタッフの確保につきましては、現在において一定の人員は確保しておりますが、職種によりましては一部不足しておりますので、今後においては開院に向け採用を予定しているところであります。特に看護職員につきましては退職した職員の補充が必要となり、医師についてはがん診療の目玉となりますPET―CT稼働の関係からも放射線診断医などの採用を図る必要があると考えております。新病院に向けましては、いずれも患者数などの動向が重要となり、運営面、経営面などを配慮した中で医療スタッフの確保に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。次に、大きな1の(3)の①、現状での初診、再診外来の受け付けから受診までの平均的待ち時間についてご答弁申し上げます。待ち時間については、受け付け、診察、検査、レントゲン、会計等があり、一般的には大病院は待ち時間が長い傾向にあります。昨年12月に診療待ち時間調査を実施し、その結果として回答申し上げますが、初診の患者さんにつきましては1時間30分前後、予約外の患者さんにつきましては約1時間15分という結果でありました。特に初診の患者さんにつきましては、受け付け時の手続からカルテの作成、検査、レントゲン検査等の流れを経由することが多いことから、再診よりは長くなる傾向にあります。次に、(3)の②、予約外来診療の平均待ち時間についてご答弁申し上げます。これにつきましても、昨年実施した診療待ち時間調査では、予約患者さんの平均待ち時間は約34分という結果でありましたが、特に内科、外科、産婦人科が平均より長くなっております。大きな1の(4)、医療連携室の役割が大きく、さらなる充実が図られる必要があると考えられるが、対策は十分かについてご答弁申し上げます。地域医療連携室につきましては、患者さんの相談、援助と急性期の状況を脱した患者さんの退院支援を主な業務として平成14年4月に道内に先駆けて設置した部門であり、地域医療を結ぶ医療関係間の拠点として現在の医療を担う上では必要な部門として位置づけされているところであります。現在では、退院を支援する後方支援のみならず、他病院などからの紹介患者さんの増加を図るための前方支援も地域連携強化対策として行っており、医師及び地域医療連携室職員で近隣市町の医療機関を訪問し、当院における医療の特徴や体制等について周知を図りながら紹介患者数の増加につなげる支援を推進しているところであります。ほかには、地域ネットワーク化の推進、がん診療連携拠点病院としての相談窓口、がんネットワークの構築、退院調整など多くの業務を行っているところであります。地域医療連携室については、現在1課4係体制で業務を行っており、業務内容も拡充している状況にありますが、事務及び看護師、精神保健福祉士、臨床心理士、医療ソーシャルワーカーなどの職種がそれぞれの専門性を生かし対応しているところであり、また課内はもちろんのこと、他部署との協力体制を含め推進しておりますので、今後必要とされる業務を踏まえ、部門全体としての体制を見直していきたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。次に、大きな1の(5)、差額ベッド料金の現状と新病院ではどのようになるかについてご答弁申し上げます。差額ベッドは、昭和59年の健康保険法の改正によって設けられた特別療養費に含まれ、健康保険の一部負担金とは別に入院の必要差額を患者負担とすることに決められたものですが、現在当院の室料差額ベッドにつきましては特別室が1室で税込み2,100円、1人部屋が11室で1室税込み1,575円、2人部屋が14室で1人税込み1,050円となっており、室料差額ベッドとして26室が対象となっております。ここ数年では、当院施設の老朽化もあり、患者さんが個室を選択することが少なくなっていることなどもあり、利用率や収益が減少となっている状況にもあります。しかし、新病院におきましては、産婦人科で陣痛から出産、回復までを1つの部屋でゆったり過ごせるよう、部屋の構造や設備を工夫した新しいタイプの部屋、LDRが3室、仮称でありますが、特別室Sとしてユニットシャワーつきが8室、特別室Aとして通常の個室でありますが、78室となります。料金設定につきましては現在検討中であり、他市の状況や地域の特性等を考慮した上で決定してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。

答弁 総務部長 角丸誠一(総務部長は2011年3月まで)

私のほうから大きな2の公共建築物の維持保全についてのご質問についてご答弁申し上げます。(1)の市内にどのくらいの数の公共建築物があるのかについてでありますが、砂川市では時代の進展に伴い、総合計画に基づき地域の住民ニーズや公共の福祉のために各種公共建築物を整備してまいりました。砂川市の公共建築物は、主な設置目的別に分類いたしますと、事務所施設が市役所、分庁舎の2カ所、福祉施設が保育所、老人憩の家、自立支援センターなど11カ所、コミュニティー施設がコミュニティーセンター、集会所の6カ所、公営住宅が128カ所、128棟になります。文化、教育施設が小中学校、地域交流センター、公民館、図書館、総合体育館、海洋センターなどの15カ所、その他施設がふるさと活性化プラザ、ヘリポートなど61カ所で、公共建築物の総数は財産台帳上で223カ所となっております。次に、(2)の建設時より10年単位で経過している公共建築物の数と主な施設名についてでありますが、公共建築物の建築経過年数ごとで分類すると、建築時から10年経過までの建築物は11カ所で、主なものは地域交流センター、ひまわり保育園、さくら保育園など、11年から20年経過までの建築物は19カ所で、主なものはふれあいセンター、給食センター、三砂団地、豊沼小学校、砂川中学校など、21年から30年経過までの建築物は71カ所で、主なものは公民館、図書館、中央小学校、北光小学校、空知太小学校など、31年から40年経過までの建築物は99カ所で、主なものは市役所、総合体育館、海洋センター、石山中学校など、41年以上経過の建築物は23カ所で、主なものは砂川小学校、北光老人憩の家などであり、砂川市の建築物は昭和40年代から50年代にかけて建築されているものが多い状況となっております。次に、(3)の公共建築物の現状と課題についてでありますが、公営住宅については砂川市公営住宅等長寿命化計画の中で計画的な修繕、改善を行うことを定め、適切な維持管理を実施することにより既存公営住宅の長寿命化を図っておりますが、他の公共建築物は建築後長期間経過した建物が多く、これまでも維持、保全対策として改修等を実施してきましたが、施設や付随する設備などは経年による劣化が進んでおり、劣化状況に応じた老朽化対策を講じる必要があります。また、耐震化やアスベストの問題、バリアフリーやユニバーサルデザインなど、社会情勢の変化により利便性や安全性も求められているなどの課題があるところであります。次に、(4)の維持保全のため実施してきた整備の根拠についてでありますが、砂川市における維持保全業務は、各施設の管理担当部署が日常の目視管理、点検などを通して劣化や設備のふぐあいが発生した段階で修繕、改修等の措置を講じており、計画的に進める改修等については総合計画の実施計画の中で実施しておりますが、その改修にしても厳しい財政状況のもとで緊急性を考慮して行ってきているのが現状であります。今後とも公共建築物が市民へのサービスの提供という重要な役割を担っていることから、引き続き適正な維持保全に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

質問 小黒弘

それでは、順次行っていきたいと思います。私は、一問一答を選択しております。まず、新本館の開院についての件なのですけれども、1点目でお伺いしたのは、新政権になってから診療報酬が改定されたということがあります。ただ、全体的な診療報酬以外にもやっぱり施設基準がこの新病院になってアップされてよくなっていったりとか、あるいは医療スタッフが充実することによって、ほかの病院とはまた違うような、この診療報酬改定によってのプラスの影響があるのではないかというふうに思っているので、その辺をまずお伺いをしたいのですけれども、例えば新聞報道によりますと、新生児集中治療室などを備えた施設の報酬は増額するとか、あるいは難しい手術をした場合には報酬を30から50%引き上げとか、いろいろな意味での今局長がお答えされたのは全体的な診療報酬という意味でのお答えだったと思うのですけれども、もう少し新病院との関係での優位な点というかよくなる点あたりをお伺いしたいと思います。

答弁 市立病院事務局長 小俣憲治

今回の診療報酬の改定につきましては、全般的に救急、それから産科、小児、外科、これらといったものが重点課題ということで、基本的には急性期医療を担う病院にとっては点数が高くなっているというような背景でございます。特に手術に関して難度、いわゆる難度の高い手術については当然高くなるということも今回の改定で見直しが図られたところであります。先ほど全体の、医科の1.74%の改定ということで申し上げましたけれども、今回は特にその中で医科分については入院が3.0%、外来が0.31%増ということで、入院については先ほども申し上げましたけれども、当然手術の関係ありますから、その部分については当然高くなったと。ご質問の、いわゆる新たなこの診療報酬の改定によって今回診療報酬が見直される部分につきましては、実は今回4月の段階ではある程度改正と、それから新基準に基づいて約20項目ほど届け出を行いまして算定しております。ただ、10月以降、新病院になりますと当然集中救命治療室だとかそういう部分がふえますから、これらについては改めて施設基準をクリアできるものについては当然届け出をして収入の算定をしたいというふうに思いますけれども、特に大きく問題になるのは特定治療室だとか、いわゆるICUだとかそういう部分については当然申請の対象になりますし、ただもう一つその中で、先ほどNICUだとか新生児の特定治療室だとか、そういうお話ありましたけれども、これらについては当然施設基準に該当すれば申請する、該当しなければ申請できないという状況で、現在はそれらについては施設基準が看護婦要件だとか、それから医師の要件、そういうのがございますので、それに見合えば申請するということで考えております。

質問 小黒弘

今のお話の中で、もう10月が新病院開院という間近になっていますので、ある程度の数字的なものはお話がいただけるのではないかと期待しているのですけれども、せっかく新病院建って、いろんな施設も充実して、たまたま今回も診療報酬の関係がこういうふうにあるわけですから、本当に概算でいいです。患者の数がどれだけどうなっていくかなんていうのはこれからでないとわからないわけですから、ただ何%かでもいいし、もうちょっと具体的な数字というのは今の段階で出せないのかどうかお伺いしたいと思います。

答弁 市立病院事務局長 小俣憲治

今回の改定に合わせまして概算で算定しておりますのは、全体では10月分も含めて約3.7%の増というふうに試算しております。ただ、特に10月以降についてはそれぞれの施設基準を取得したとして、例えば入院管理料だとか療養担当加算だとか、そういうものを算定しますと、約10月以降、新病院以降で算定できるものについては金額にしては約1億2,000万程度というふうには一応試算しております。先ほどそれを含めて、全体では約3.7%の増収ということでございます。

質問 小黒弘

今の観点は大体わかりました。次にいきたいと思います。新病院に向けての医師、看護師のスタッフの充実ということなのですけれども、先ほどのご答弁でいくと、まだ看護師さん、医師に若干の足りなさというのがあるような感じなのですけれども、これ具体的に何人ぐらいあと必要なのか。開院までに間に合うのかどうかわかりませんけれども、実質的なそれぞれの数わかれば教えてください。

答弁 市立病院事務局長 小俣憲治

改築時の基本計画と、それから4月1日の現在の状況、それから10月1日に向けて、特に集中救命センターという一つのポジションをつくりますから、そこに対して当然看護婦が必要となります。ただ、その中で全体的には看護婦、看護師につきましては、今の計画の中では14名程度不足しているのかなという考えではありますけれども、ただ実はこれについては育児休業取得者がやっぱり復帰するだとか、そういう問題もありますから、数字的に押さえているのは以上ですけれども、あとは全体の中で効率的な運営を図る意味では、この辺は調整していかなくてはいけないという考えではあります。

質問 小黒弘

お医者さんはどうなのですか。

答弁 市立病院事務局長 小俣憲治

医師につきましては、計画では一応80名を予定しておりましたけれども、実際救急医の問題とかありまして、現在81名でございますので、ある程度予定をクリアしているというような状況でございます。

質問 小黒弘

先ほどの答弁では、お医者さんも若干診療内容でもうちょっと必要だというお話があったと思うので、ただ人数的には今はクリアしているというような、クリアというか、まあまあ不足ではないというお話だったようには思うのです。その辺ちょっと確認したいのですが。

答弁 市立病院事務局長 小俣憲治

医師につきまして、救急医の問題、それから放射線科の問題がございまして、それらに対応すべき人材を確保したという経過でございます。ただ、臨時的なドクターも当然内科だとかそういうところにおりますので、それらの部分については当初予定したよりはふえている部分だというふうには認識しております。

質問 小黒弘

局長、局長の答弁のほうは時間制限ありませんから、もう少しゆっくりしゃべってもらえますか。僕のほうには時間制限あるのですけれども、そちらは十分あれですから、ゆっくりちょっとしゃべってください。それで、普通は看護師さんというのは大体600万から700万、1人正職員で雇うのに必要だと、お医者さんは2,000万というお話をよく聞くのですけれども、お医者さんは今のところは大丈夫というふうに私は確認しましたけれども、看護師さんがまだあと14名ほど足りないのではないかというお話でした。私のほうは3月、この前の3月議会のときの補正のときは、平成21年度はどうも5,000万ぐらい赤字になるのではないかという提案があって、その後委員会で報告された最終的な収益の勘定というのが3月末で4,500万ほどの黒字になったといういい結果になったのです。私は、いつも給与費、人件費の比率というのを気にしてきていたわけなのですけれども、あと新病院になって十分なスタッフというには、もうちょっと看護師さんをふやさなければならない。仮に20名として600万であと1億2,000万ぐらい必要なのかなという状況なのかなというふうに思うのです。その3月の最終的な21年度の決算で人件費比率はどのぐらいあったかというと、これ58.9%。相当高い数字だったのですけれども、運よく4,500万の、運よくと言ったら失礼だな、努力の結果4,500万ほどの黒字になったという状況があるので、これ事務局長、これもう少し看護師さんを充足していったとしても、何とか新病院やっていけるという感覚をお持ちなのでしょうか。

答弁 市立病院事務局長 小俣憲治

経営的には、一般的に人件費、材料費、それぞれのほかの経費含めて、一般的には5割、3割、2割、いわゆる人件費は50%に抑えれたとか、そういう背景で言われております。ただ、これについては医療の中身によっては、当然急性期医療については人件費、いわゆる人を多くそろえて医療展開するという立場でございますから、多少50を超えているのがほとんどの病院だというふうには認識しております。ただ、経営的にはやはり60以上の数字は、全体経費見れば非常にこれは困難だと。経営的にはやっぱり支障があるというふうには考えている。ただ、それを解消するためには、やはり全体的な収益を上げていかないといけないというふうな認識ではおります。

質問 小黒弘

市民の皆さんの心配の中にも新しい病院はできてうれしいと。でも、よその町でも病院が1つこけ始めていったら大変なことになっているということが本当に最近は心配の種になっています。でき上がってくれば、姿が、形が見えてくれば見えてくるほどそういう声が大きくなってきているので、この辺のところは十分意識をして、今後とも人件費の関係。だけれども、必要なスタッフを削ってしまえば、本来の意味での診療というのが十分できないということにもつながっていきますので、その辺のところはしっかりと今後経営の数字も見ながらも、市民にいい医療が提供できるような、難しいことになるとは思いますけれども、十分やっていっていただきたいというふうに思います。次になのですが、これもまた市民の皆様からとてもよく言われる話なのです。今の現状の病院で、いや、本当に待たされるのだという話です。今ちょっと数字を聞いて実は驚いたのですが、初診で1時間半待ち状態、再診でも1時間15分待ち、これ平均なのですよね。平均でこれだけ待つということは、もっと待っている人がいるし、もう少し待たないでいる人がいるから平均なのでしょうけれども、ちょっと聞きたいのは、一番待つ人で一体どのくらい待っている人がいたのかどうかって今わかりますか。

答弁 市立病院事務局長 小俣憲治

先ほど申し上げましたのは全体の平均ということで、最大では、内科でも検査いろいろ入ったと思うのですけれども、データでとった部分では……失礼しました。内科のほうで5時間45分というのがおりました。あと、婦人科でも、いわゆる5時間という方がいた結果が出ております。

質問 小黒弘

私は、5時間45分、検査がいろいろ長い時間かかってとかと、いろんな事情があるから、これでどうのこうの言うつもりはないのですけれども、ただ平均待ち時間が初診で1時間半、再診で1時間15分ということになると、これよく物の本でいうのですけれども、普通の病院でいくと、私もそう思うと思うのですが、30分待って、ああ、ちょっと待ったなという感覚になりますよね。1時間待ったら、何やっているのだろうというふうになるのです。特に仕事中なんかだったら、確実にそういうふうに思いますよね。そこで、この現状を一体どうすれば新病院になったときに、まさにこれが解消されないと、やっぱり1時間以上超えていくと、もう病院としては普通でいけばクレームの処理をということを考えなければいけないというふうな状況だと私は思うのですけれども、だけれども砂川の今の現状の市立病院でいけば経常的にクレームが出ているような状況でもある待ち時間だというふうに思っていますので、何とかこれを解決しなければならないだろうというふうに思うのですけれども、今の現状の外来で待っている状況の中で、受け付けしてはいいのですけれども、外来の待合のところに行ったときに番号が出る小さな機械があるのです。僕もしばらくそこで、周りの雰囲気も感じるために一緒に待たせていただいていたのですけれども、この番号が全然変わらないのです。つまり今何番の人が診察していますというまんまでずっと変わらないのです。周りの人たちも、私何番持っているのだけれども、全然変わらないのだよね。でも、呼ばれてはいるのです、患者さんは。これは、またいらいらの原因の一つになっているのではないかと思っているのですけれども、たしかあれは待ち時間を何とかするための機械を導入したと思うのですけれども、今現状としてはあれは生かされているのですか、生かされていないのですか。

答弁 市立病院事務局長 小俣憲治

現状の各外来にありますディスプレーのお話だと思うのですけれども、あれについては中のほうで一応操作することによって次の順番変わるということなのです。ある程度それが今3名なり5名ということで表示されておりますけれども、これについては基本的には操作することで変わっていくはずなのですけれども、ちょっとその部分が落ち度というよりは、そこに問題があったのかなというちょっと気はしております。ただ、改善については当然、実は昨年の12月、この統計をとった段階で一応待ち時間が長いというようなお話も当然ありまして、これを検討しなくてはいけないと。それから、皆さんに待ち時間をきちっと周知しなくてはいけないということの議論を重ねておりました。それで、今回その辺の使い方の問題もありましたし、今後新しい病院についてもこういうことでは問題があるということで今協議を図っておりますけれども、先ほどの問題については一応操作の問題が多少あるということでは認識しております。そこについては、当然改善していかなくてはいけない。この時期、新病院までにも改善していくという考えではございます。

質問 小黒弘

大分前の段階からあのナンバーディスプレーというのですか、それはつけられていたと思うのです。本来あれを操作する人はだれですか。

答弁 市立病院事務局長 小俣憲治

今の操作のやり方としては、看護婦もしくは医師ということでございます。

質問 小黒弘

多分それでいくから、なかなか番号まで手が回っていないのではないかなというふうに思います。ただ、システムによっては、例えばお医者さんが、患者さんが何番持ってきた人がお医者さんのところに行った。5番の人が例えば行ったとしますよね。一番わかるのはお医者さんですね。5番の患者さん終わった。6番、次押せばいいわけですよね。これは、看護師さんでも同じことだと思うのですけれども、せっかくお金かけてやったあれ、やっぱりもう少し、今の現状でも少し、新病院になってどうなるかわかりませんけれども、より改善しながら待ち時間を減らしていかなければ絶対ならないと思うので、その辺のところというのは今後話し合いをしてもらえるかどうかという点なのですけれども、1ついい例としては、会計というのは非常にスムーズです。あの番号というのは、あそこに今の待ち時間のポイントはあると思うのですけれども、ちゃんと番号が変わっていって、それに近づけばお金が払えるシステムになっているので、何ら難しい問題ではなくて、だれかがちゃんとやるかやらないかだけの話だと思うのですけれども、そうではないでしょうか。

答弁 市立病院事務局長 小俣憲治

これについては、議員さん言われるとおり、体制が不備な部分も多少あると。それで、この待ち時間につきましては、カードでスキャンをすることによって次のほうへ展開される、次の方がそこに表示されるということになっておりますので、あえてこれについては改めて早急な改善と、それから新病院に向けての対策は十分にやっていきたいというふうには考えます。

質問 小黒弘

それでは、新病院に向けてこの待ち時間というのは一体どういうふうに改善されていくのかというところを聞いていきたいのですけれども、新病院では電子カルテが導入されるという話を聞いています。この電子カルテというのが導入されることによって、待ち時間の解消に幾らかでもつながっていくのかどうかという点をお伺いしたいと思います。

答弁 市立病院事務局長 小俣憲治

基本的に電子カルテそのものは、いわゆる今でいうペーパーでやっているカルテがすべて電子化されるという理論でございます。それに合わせて診療体制を整備するということで、これについては待ち時間についても、先ほど申し上げました内部における機器の操作に基づいてそういう体制を整備していきたいというふうに一応考えております。ですから、電子カルテ、あわせて今の運用を整理するという形で一応考えております。それで、もう一つ、いわゆる表示の今のお話もありましたけれども、各外来にディスプレーを確保しながら、それからブロックでもそういうディスプレーを設置することによって、皆さんにその待ち時間を正確に伝えていくと、順番待ちを伝えていくというようなスタンスで、一応今それについて今協議を図って、運用に対して今協議を図っているという段階でございます。

質問 小黒弘

今のちょっとわかりづらいのは、電子カルテがなっていったときに、患者さんの流れなのですけれども、そこのところを説明していただきたいのですけれども。

答弁 市立病院事務局長 小俣憲治

患者さんの流れにつきましては、今とちょっと一部変更がございます。今予約の方につきましては、直接外来のほうへ診察を受けに行くということでございますけれども、新たな病院につきますと、再診、それから予約の患者につきましては、一たん受付機で受け付けしていただいて、そこである程度の、今でいう基本票なるもの、かわるものにペーパーで吐き出されますので、それらを持って最終的に診察、それから検査、そして最終的な会計に行ってもらうということで、多少流れは、予約の患者さんに対しては流れ変わりますけれども、再診の方については今の番号の札でなく、機械の中でもとになる基本票みたいのを吐き出ししますので、それに基づいて移動してもらうというふうには考えております。

質問 小黒弘

新病院になって電子カルテが導入されて、ただ、今もナンバーディスプレーの話が出ていましたので、これはもう使い方によっては十分活用されるでしょうけれども、使い方が悪ければ今の病院と同じような状況になるとすれば非常にもったいない話になると思いますので、ここのところは十分院内でも話し合っていただいて、待ち時間をなるべく少なくできるようにしていただきたいなというふうに思うのです。そことあわせて、今までお医者さんや看護師さんがそのナンバーディスプレーの操作をしていたと。でも、新しい病院、私よく行きますと外来に事務の方がいらっしゃるのです。当然今回もそういう形ができるのではないかと思うのですけれども、そういう方にきちっとした操作をしてもらえれば、よりよい改善になると思うのですけれども、そういうシステムというのはできるのかどうかお伺いします。

答弁 市立病院事務局長 小俣憲治

これについては、外来に医療事務、医師の事務補助者、それからクラークということで配置しております。当然こうなりますと、これらの方についてはある程度各外来で配置をしていかなくてはいけないというふうにも考えておりますし、それぞれのブロック受け付けというのが7カ所設置されます。そこの業務とあわせて、それから今回新しい病院の目玉としては問診室ですか、そういうものを新たに設けますから、それと一体化になれるようなことで、今の運用面でどうするかということで一応協議している最中です。ただ、今回の運用の中で協議している中でやっぱり大きな問題については待ち時間解消対策についても触れて協議しておりますので、何とか迷惑かからないような体制で進めていきたいというふうには考えております。

質問 小黒弘

続いて地域連携室の話にいきたいと思うのですけれども、患者の紹介、逆紹介というのはセンター病院、地域の中心的な高度医療を目指すうちの病院としては今後とても大事なことだと私は思っているのですけれども、今現在での患者の紹介、逆紹介の数というのはおわかりでしょうか。

答弁 市立病院事務局長 小俣憲治

これは、全外来患者数とのちょっと比較になりますけれども、今の段階で、紹介患者数ですけれども、外来患者数が25万7,341人、これ21年度です。そのうち紹介患者数については4,912人、率にいたしまして1.9%でございます。それから、逆紹介率、逆紹介数については、平成21年度外来患者数が25万7,341に対しまして、そのうち2,237人、率にして0.87%というような状況です。

質問 小黒弘

これは、もう全然と言ったらいいか、全く驚くべき数字だと私は思います。これからは、これではだめだと思います。そこは事務局長もわかっていらっしゃるのではないかと思うのですけれども、私たち会派が視察に行った長崎医療センター、状況は全く違うかもしれませんけれども、たしか60か70%の紹介率というのがあったのです。つまりそこで高度医療というものの、風邪引きさん程度は例えばかかりつけ医にちゃんと行ってもらって、それから紹介状を持ってうちの病院に来るというのが紹介患者ということになるわけですけれども、逆に今度は地域連携室がうちで高度医療終わった後に、例えば奈井江の病院だとか滝川の病院だとかに移ってもらうことを逆紹介になるわけですけれども、この状況がスムーズに、もっと率が高くなっていかない限りは、患者さんはどこかに、どう行っているのかという流れがよくわかってこないことになるわけですけれども、これこんなに少ない今原因というのは一体どういうふうに分析されるのでしょうか。

答弁 市立病院事務局長 小俣憲治

今申し上げたのは、全患者に対してのちょっと比率を申し上げて、全体的な、いわゆる紹介患者数、初診患者数を対象にしますと、21年度では初診患者数のうち約4,900人ほどいますから、率にして約17%の方は紹介患者ということでございます。逆紹介はちょっと、統計的にちょっと今現段階では押さえてはおりませんけれども、約17%前後が紹介率ということでございます。

質問 小黒弘

今実は地域連携室というのは、私はとても感謝されている声を何点かを聞いています。とても親切に次の病院を紹介してもらったり、いろんな相談を受けているのだ、してもらっているのだというお話を聞いています。この地域連携室というのは、とても大事だというふうに思うのですけれども、今の病院では話もできない状況です、正直申し上げて。パーティションがただ並んでいるだけで、隣の人の声も聞こえるぐらいな施設の状況です。新病院になったらどうにかなるのでしょうか。

答弁 市立病院事務局長 小俣憲治

新病院では、1階の維持課の横にそれぞれ何室か設けて、それぞれの業務が相談ができるように個室化して設置しておりますので、今の場所よりはかなり広く確保されて対応をとれるようにしております。ですから、スタッフが1室で業務をする部屋と、それから相談できる部屋、また別に設置しておりますので、十分そういう面では対応できるというふうには一応考えております。

質問 小黒弘

地域連携室の大事さというのは、どうしても、例えば入院された患者さん、家族が看護師さんやお医者さんと相談する、退院の相談とかそういうときがあるわけです。ところが、なかなかそこでは十分な話し合いができないようです。どうしてもお医者さんに対しては弱いといって、これは患者さんはもっと強くなってもいいのだけれども、そういう立場があって、私は相談受けたときは市立病院の地域連携室に行って相談してくださいということにしてしまっているのですけれども、そういうふうにやっぱりなっていってほしいのです、この地域連携室というのは。今はそういうふうにもなってきてもいるだろうと思っていますけれども、今の地域連携室の新しい病院になっていったときに、より紹介、逆紹介あるいはいろんな相談業務ということになっていく可能性もあるのですけれども、人員スタッフとしてはこれで十分なのでしょうか、新しい病院に向けてですけれども。

答弁 市立病院事務局長 小俣憲治

現在の事務含めて9名体制でやっております。看護師3名、それから心理療法士それぞれ含めて9名体制です。それで、新病院になりますと当然業務内容を改めて、がんだとかいろんな業務内容がちょうどふえているということもありますけれども、これらについては整備していきたいという考えもありますし、精神科病棟がその後に設置されて認知症の問題だとか、それから指定を受ける関係もございますので、それに合わせて整備を図っていきたいという、現在はそういう考えでございます。

質問 小黒弘

地域連携室、重要な役割、そして苦情もいいこともそこに集中するような状況がこれからもより起こってくると思いますので、十分な充実と、それから十分な対応をしていただきたいというふうに思います。病院の最後の5点目の個室の関係なのですけれども、今までは26室あったのですけれども、私先ほど言いましたように約40万ぐらいしか差額ベッドがないのです、差額ベッド料が。今後は、さっきもお話ありましたシャワーつきの特別室が8室と、それから1人部屋の個室が78室になるということになりますよね。これは大変な数でして、やり方によってはえらく収入源になる可能性があるのです。今みたいな状況ではこれまずいなとは思っているのですけれども、具体的に新しい病院になったときに、この特別室、シャワーつきの特別室、差額ベッドの1人部屋の、これ料金というのは考えていらっしゃるのですか。

答弁 市立病院事務局長 小俣憲治

料金につきましては、ただいま検討中でございます。ただ、これについては民間含めて、自治体病院含めて、それぞれ個室については料金設定して徴収しているところが数多くありますので、状況的には近隣の病院だとか、それから新しくなった病院、それから民間の病院含めて、一応これについてはそれらの金額をちょっと見ながら、今現在は検討しているということでございます。

質問 小黒弘

もうそろそろ検討も早くしないとだめだろうなという時間だと思うのですけれども、ちょっとのんびりされていませんか。私は、勝手に実は試算をしました。北大病院あたりですと、特別室は大体1万5,000円ぐらい、だんだんランクが下がって5,000円ぐらいの差、それから深川の市立病院は特別室が1万円、それから普通の部屋は3,000円ぐらいでしたか、そのぐらいの差額ベッド料というのを取るものなのです、普通は。しかも新しい病院ですから。仮に今シャワーつきの特別室、これは僕は……もうこれ具体的な数字を言う時間がなくなってきたので、とにかく例えば個室Aを、特別室を1万円として、あるいは個室、普通のベッドを5,000円ぐらいにすると、1億5,000万ぐらいにはなるのです、差額ベッド料だけで。これは、全部満室だと計算していません、私は。ベッドの利用率72%程度でやって、これだけの金額になります。今までは40万ですから、とんでもない数字が違ってくる話なのです。仮にこれを、例えば特別室を5,000円にしましょう、普通の部屋を2,000円にしましょうといっても、72%で8,000万ぐらい収益が上がるわけです。こんなことは、早くやっぱり考えるべきだと思うのですけれども、いつごろになったらこの差額ベッドの料金というのは確定するようになるのでしょうか。

答弁 市立病院事務局長 小俣憲治

今委員さんのほうからお話ありました。そういういろんなデータをもって今試算中でございます。ただ、時期的にはいつというふうにはお答えできませんけれども、これについてはできるだけ早い時期に決めていきたいというふうには一応考えております。

質問 小黒弘

病院では最後の質問にしたいと思います。とにかく今お伺い、何回かしてきた中で新病院に向けて今のいろいろな補えない点が新病院になったらすばらしくなる、あるいは施設的にもとってもよくなる、個室もふえる、こんなような状況があるわけですけれども、市民の皆さんにはなかなか伝わっていないのです、今このこと。私は、ずっとこの議会、本議会、一般質問でも言ってきています。何とか市民の皆さんに知らせてほしいということなのです。こういう新しい病院、新本館ができるということをですね。ついこの前も、これからミニ公募債も発行するというお話もあるわけではないですか。ですからぜひとも、もう一回だけ最後に言います。この前まで検討するとか十分検討するというお話になっていますから、今後新病棟の、この新本館の見学会や説明会というのはされるのかされないのか。私は、ぜひともしてほしいと思います。これ最後にお伺いします。

答弁 市立病院事務局長 小俣憲治

現在の建物が、いわゆる8月いっぱいで竣工されますけれども、その後に建築法だとか消防法、医療法、それらもろもろの検査がございます。それと、医療機器移設、運転、そういうこともありまして、今の段階で日程的には明確ではありませんけれども、ある程度終了した段階で市民の方々にやっぱり病院の見学をしていただくという日程を設けてやりたいというふうに考えておりますし、その中でやるとしたら、その中でも十分な説明できる説明会もあわせてやるようなことで一応計画しております。

質問 小黒弘

わかりました。お願いします。続いて、公共建築物の調査ということで入っていきたいと思うのですけれども……

質問 小黒弘

それでは、質問をさせていただきます。公共建築物の維持保全についてなのですけれども、1点目は数はわかりました。結構な数があるのだなということがわかりました。2点目の関係なのですけれども、先ほど総務部長の答弁でも昭和40年から50年の間に建った建物が多いというお話でして、つまり今からすると40年は超えてしまっているような建物、確実に30年から超えてしまっている建物が多いということがわかるわけです。それで、総務部長はこういうことをご存じでしょうかということなのですけれども、普通建物についていうと、年数ごとにある程度計画的に保全するには、こういう検査や調査をしたほうがいいという年数というのがあるわけですけれども、例えば外壁ですと、もう15年たったらばある程度計画的に保全をする、つまり塗りかえなんかをするということになると思います。それから、屋上の防水は20年になったら、もうこれは確実に保全の措置をするというようなことが建物を長く維持できるのだというようなことがあるのですけれども、この辺の数字というのは総務部長はご存じでしたでしょうか。

答弁 総務部長 角丸誠一(総務部長は2011年3月まで)

建築等の資料からは知ってはおります。

質問 小黒弘

そういう意味でいって、そのご存じの内容と、これまでの、つまり今2点目で聞いていることは、大分その年数が経過した建物が多くなってきているということがあるわけですよね。それで、これまで、きょう現在までなのですけれども、定期的な調査や検査ということは、例えば何年ごとになったからこれをするというようなことはされてきたことはあるのですか。

答弁 総務部長 角丸誠一(総務部長は2011年3月まで)

これまでの各公共建築物については、それぞれの管理している部署が日常の管理の中で、あるいは指定管理者の通報等によりましてふぐあいを発見して、建築部署と相談して対応してきているというのが実態でございまして、定期的に検査というか、日常管理の中で情報を把握して対応してきているというのが状況でございます。

質問 小黒弘

10年単位で経過してきている公共建築物の数を私は、あと年数と数をお伺いしたのですけれども、これ総務部長として今気になっている、ここはちょっと早目に何とか対応しなければいけないのでないかなと思われているような施設というのは、今現在お持ちなのでしょうか。

答弁 総務部長 角丸誠一(総務部長は2011年3月まで)

やはり具体的には公共施設は、いろんな公民館にしても、あるいは総合体育館等にしても耐震性とかという、市役所もそうですけれども、そういった部分では危惧されているものはあります。

質問 小黒弘

なかなか端的過ぎるお答えなので、次は続けていくのが難しいは難しいです。でも、頑張らなければいけないのですけれども、例えば3番のほうで現状と課題ということをお伺いして、今の現状というのは私もわかったつもりです。それで、4番でどのような根拠で行われてきたのかというお話をお伺いすると、今まではやっぱり雨が漏ってきた、ちょっと見場がよくなくなってきたという場面になってくると、やっぱり修理をしなければいけないのかというふうにやってきたのではないかというふうに思うのですけれども、私は今回これを質問しなければいけないと思ったのは、砂川市の公営住宅の長寿命化計画を見てからなのです。この中にはどういうふうになっているかというと今までは、今までの砂川のやり方というのは予防保全的、つまり対症療法的なやり方をしてきた。ところが、公営住宅を長もちさせるためにはどうしたらいいか、ちょっと計画的な修繕や改善をこれからやっていかなければならないということを含めて、この計画書ができたのです。私は、これを公営住宅ばかりではなくて、砂川市内の建築物そのものにもやっていかなければならないのではないかなというふうに思っているのですけれども、今後こういう計画を砂川市の建築物について計画等をつくられるような予定を考えていらっしゃるのかどうかお伺いしたいのですけれども。

答弁 総務部長 角丸誠一(総務部長は2011年3月まで)

計画策定の考えはということでございましたけれども、前段に、先ほど公共建築物については日常の管理の中で小さな修繕等については経常予算、修繕の予算がありますから、その中で措置していますし、例えば大きく、先ほど言った15年、20年とたって、外壁だとか屋根だとか、あるいは防水だとかという、そういった大きな事業を要するものについては、総合計画の実施計画にかかる費用を位置づけしまして、その後予算要求段階で査定をしながら、緊急性等を見ながら予算をつけてきていると。それらについては、やはり物事が発生して状況が見られてからというようなことになっているかと思いますが、それはやはり財政的な部分も当然考慮していかなければならないのでしょうし、計画をつくって、あらかじめ予防的に15年たったら修繕していく、20年たったらここをやるというのは確かに理想ではありますけれども、そのときの財政的な部分がどうなのかというのが一番やはり懸念されるのかなと思います。公営住宅の整備の仕方というのは確かに理想なのですけれども、先ほどの公共建築物については223ほどございますが、そのうち128が公営住宅でありまして、残りの100ちょっと、その中にはバスの待合所からいろいろな人の入らない管理施設まで多数含まれている状況にあります。計画をつくる以前に、それらの施設は当然建築年次も違いますし、規模だとか、あるいは構造も鉄筋だったり木造だったり鉄骨だったりという部分もございますので、私どもとしては一たんどういう状況にあるのかということを整理をして、その整理した中で過去的にももう修繕を手がけてきている施設もあるという状況もありますので、それらを一たん情報を整理して一元化して、そうした場合に今どういう施設が何年たっていてという、用途別でもいいのですけれども、そのときに、ではどういう時期にこれが集中するのだろうと。そのときできるのかできないのかというのはまた別問題ですけれども、そういった現状を一回整理して、基礎的な部分の資料を一回整理してみなければならないのだということで、計画についてはそれで変わるものなのかどうかもありますけれども、計画については当然その年次が来たから必ずできるかというと、やはり先ほど言ったように時の財政状況というものもありますので、まずは一たん現状を把握というか整理をして、ちょっと方向性を考えていきたいなというふうに思っております。

質問 小黒弘

実は、今のお答えで私は今回のこの質問の趣旨はほとんど伝わったというふうに思っているのです。何でそうやって言うかというと、この市役所を考えたのです、私は。この市役所というのは、いざ防災が、災害が起これば災害の拠点の本部になるはずなのです。ところが、ここの耐震は非常にいい状況ではないです。それから、1階の身障者用のトイレ、あれカーテンだけなのです。こんなプライバシー守られない状況はない。階段でエレベーターはない、しかも各階のトイレはみんな和式。1つぐらいずつ洋式つけたって、これから高齢者のためには、役所にもっと人が来てもらわなければいけないのに、この役所自体がそういう状況。この現状というのは、まず把握しなければいけないはずなのです。今現状を把握したい、市役所ばかりではなくて、いろいろなところを把握したい。この把握することによって、何が抜けているのか、何が改善していかなければいけないのかということがよくわかってくるのだろうというふうに思うわけですけれども、市長、やっぱりここのところは大いにやって現状を把握しながら、計画までもいかないまでも、ある程度先の状況をつかんでいくということは大事だと思うのですけれども、いかがお考えでしょうか。

答弁 副市長 小原幸二(副市長は2011年3月まで)

基本的に公共施設の長もちさせるための維持管理というような趣旨のご質問で、大部分総務部長のほうからご答弁申し上げていると思います。この計画という部分については、これは非常に大事なことでございますけれども、その施設、施設によって実態としては、例えば陸屋根の屋上防水モルタル、これについては一般的には20年というような話でございますけれども、実態としては総合体育館なんかについては30年もたせているというような状況も実はあります。ですから、計画をつくるのはいいのですけれども、計画をつくって、その計画どおりにいくのかどうなのかという部分については、その実際の建物の耐震度合いですとか、その状況ですとかという部分もありますし、その時代、時代の財政状況という部分もあります。ですから、今具体的に申し上げますと、庁舎を例にとりますと、この庁舎も昭和45年に建築したもので、ことしで丸40年になります。その間に外壁等々については分割して、何年かに分けて外壁修繕をかけているというような状況がありますし、また公民館等々についても前面と裏面と、外壁等々については塗りかえているというような部分もあります。つい最近、役所の庁舎の裏側については結局何か、これは何の部分なのかわからないのですけれども、ドレンの囲いなのか、ちょっと何だかちょっとわからないのですけれども、上からコンクリートのかけらが落ちてきて、今足場を組んで今補修かけるような状況に実はなっております。ですから、そんなような状況の中で逐次今やってきているという部分がありますけれども、できるだけ緊急避難的にやれるものについてはやる。ただ、計画をつくって、計画どおりにすべて進めるよという部分についてはちょっと無理があるのかな。計画は、あくまでも計画であって確定ではないよというような認識をしていただければ、これは今先ほど総務部長が答弁したように現状をまず把握して、これは計画をつくるという部分についてはやぶさかではありませんけれども、計画が確定ではないという部分についてはご理解をいただければというように考えます。

出典:砂川市議会 平成22年第2回定例会 2010年6月15日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる