みんなの議会

白老町議会 令和6年定例会9月会議 2024年9月12日

町内主要施設・事業との連携強化によるまちづくり

2024年9月12日、白老町議会の一般質問で、広地紀彰議員が「町内主要施設・事業との連携強化によるまちづくり」について質問し、町長 大塩英男、経済振興課長 三上裕志、企画財政課長 増田宏仁、総務課長 鈴木徳子、政策推進課長 太田誠が答弁しました。

質問者
広地紀彰 議員
答弁者
町長 大塩英男、経済振興課長 三上裕志、企画財政課長 増田宏仁、総務課長 鈴木徳子、政策推進課長 太田誠

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 広地紀彰

議席番号13番、会派しん、広地紀彰でございます。通告に従い、町長に対し1項目3点にわたって質問いたします。1.町内主要施設・事業との連携強化によるまちづくりについて。(1)、町内製紙事業展開の推移と現状・町への寄与などに対する町の押さえと、今後に向けた事業環境整備・投資促進など、事業とまちづくりの連携強化・相互理解の在り方について伺います。(2)、陸上自衛隊白老駐屯地の整備沿革とまちづくりとの関連性、相互協力や危機管理面など、ソフト・ハード両面における連携実績と評価、今後の連携強化の在り方を伺います。(3)、民族共生象徴空間ウポポイと町との連携実績、文化振興やにぎわいなどの町への効果、周辺整備などを踏まえた今後の一層の連携強化の在り方を伺います。

答弁 町長 大塩英男

「町内主要施設・事業との連携強化によるまちづくり」についてのご質問であります。1項目めの「町内製紙事業展開の推移と現状・町への寄与などに対する町の押さえと、事業とまちづくりの連携強化・相互理解の在り方」についてであります。本町の発展は昭和35年の大手製紙工場の進出と共に歩んでまいりました。その時々の世界情勢や経済状況により紆余曲折はあったものの、進出から64年を経過した現在においても、本町の経済を支える屋台骨となっております。先月7日に会社側より、来年9月末をめどに8号抄紙機を停機する旨の報告があったところですが、同時に、残る生産設備において新たに開発した製品の生産を拡大していく旨の報告もあり、町としては前向きなものとして捉えているところであります。今後も、これまで以上に関わりを持ちながら、情報収集に努めてまいりたいと考えております。2項目めの「陸上自衛隊白老駐屯地とまちづくりとの関連性及び今後の連携強化の在り方」についてであります。昭和34年の白老駐屯地新設により、自衛隊員やその家族が本町に定住することとなり、製紙工場の進出と相まった本町の人口急増及び地域経済の活性化に大きく寄与したものと捉えております。また日頃より、防災訓練や地域イベント等においても多大なる協力をいただいているところでありますが、有事の際に地域の安全と安心を守る体制の維持強化に向け、今後もより一層の協力関係を築いてまいりたいと考えております。3項目めの「ウポポイと町との連携実績、文化振興やにぎわいなどの町への効果、周辺整備などを踏まえた今後の一層の連携強化の在り方」についてであります。これまで、白老牛肉まつりやポロトミンタㇻフェスティバルなどのイベント及び道外首都圏での誘客PR事業、さらにはウポポイ町民利用促進事業など、数々の連携事業を行っております。また、ウポポイが開業したことにより、文化や民族間の交流を目的とした海外の先住民族や、アイヌ文化の研究などを目的とした道外の大学生なども多く来訪するようになり、文化振興だけでなく関係人口やにぎわいの創出にも寄与しているものであります。ウポポイ周辺の整備につきましては、令和6年3月に国において策定した「ウポポイ誘客促進戦略」を受け、4月に国・道・町のほか、町内の関係機関で構成する「ウポポイとの連携に関する白老連絡会議」が設置されたことから、今後、本連絡会議での議論を踏まえながら、町として、さらなるにぎわいの創出や周辺整備についても検討していきたいと考えております。

質問 13番 広地紀彰

13番、広地です。まず、端的に伺います。近年における町内製紙事業所並びにグループ本社への訪問件数と協議の内容を伺います。

答弁 経済振興課長 三上裕志

昨年度の実績になりますが、東京本社には町長が上京した際に我々も同行しまして2度ほどお伺いして、その時々の会社の情勢等についてお聞きをしているところでございます。また、白老工場につきましては、我々担当者のレベルですが、その都度訪問させていただいている状況でございます。コロナ前までは工場の中で納涼祭というのを開催していただいておりまして、そちらにも訪問させていただいて意見交換等交流をさせていただいたところもあるのですが、残念ながら新型コロナウイルス感染症からは開催されていないといったところであります。

質問 13番 広地紀彰

13番、広地です。白老町ホームページ、また白老ファンクラブサイトにはこのような記載がありました。昭和34年、大昭和製紙白老工場が進出、以来白老工場はまちの発展に絶大な影響を与え、昭和39年に白老町は新産業都市建設促進法に基づく道央地区の一角を担う新産業都市に指定されました。この年代に初めて人口が2万人を突破、まちは活気に満ちあふれていました。さらに、どさんこ祭りや萩野神社祭典など文化、芸術などの分野の活動も活発化し、特にスポーツ分野では1974年、大昭和製紙北海道野球部が都市対抗全国野球大会で全国制覇という歴史的快挙を成し遂げました。私も選挙中、幾人もの方から当事斜陽を迎え始めていた採炭業のまちから次は白老だと言われて移住したと何人もの方から伺いました。現在製紙業に従事されている方、OB、そしてご家族、協力会社関係者がこのまちには相当数居住されていらっしゃいます。固定資産税納税額も膨大な額に及びます。こうした歴史、人口や経済、文化、スポーツに至る貢献を踏まえると、この製紙業の存在は今もなおまちづくりに決定的に重要な役割を果たしていると捉えていますが、まちとしての見解と現状の白老町内事業の状況の押さえを伺いたいと思います。

答弁 経済振興課長 三上裕志

まさに議員のおっしゃられたとおり、創業から六十何年たっていますが、私も萩野出身で大昭和製紙の方々、周りには工場に働いている方がたくさんいて、私が今住んでいるところもそのOBの方がほとんどの町内会でございますが、そういう方々に囲まれながら育ってきましたけれども、旧大昭和製紙、今の日本製紙の方々がいたからこそ発展してきたのだと思っております。関係企業も含めて相当数の方がお住まいになっていますけれども、今までも今後も町としては重要な存在だといったところと捉えております。

質問 13番 広地紀彰

13番、広地です。2021年、町内製紙事業のグループ本社は、社会、環境面での持続可能性と企業成長を両立させるための長期ビジョン、2030年ビジョンとその実現を進める中期経営計画2025を発表しました。まちにとって決定的に重要な事業の今後を見据えるこの計画の把握の状況と白老事業所への影響を現段階においてどのように捉えているのかについて伺います。

答弁 経済振興課長 三上裕志

当時発表の資料を見ますと、当時国内のグラフィック用紙の生産拠点が12工場あったと、それを将来的には2030年までに3つに集約するといったところが大きな内容でございまして、今回の8号抄紙機の停止というのはこの一環かと思っております。そこの部分が白老町にとっては一番大きな部分と捉えております。

質問 13番 広地紀彰

13番、広地です。経済振興課長の答弁をいただいたように、私も私たちの町内事業者の行く末を占うものではないかと捉えておりました。この中期計画の位置づけは事業転換の加速でした。温室効果ガスの削減など環境負荷対応と並行し、社会情勢の転換に鑑み、経済振興課長の今の答弁にもありましたようにグラフィック用紙の需要減衰に対応した生産体制の見直し、合理化にスピード感を持って取り組むとされております。白老町の事業所は、平成8年に当時最新鋭の大型の塗工機の設備の導入以降、コート紙や上質紙の主力工場と位置づけられております。しかし、製紙事業グループのグラフィック用紙の販売見通しは、中期計画に記載がありましたが、2022年の220万トン程度から2025年には180万トンを切る見通しとしており、2割近く販売減少を見込む情勢であることを踏まえると、需給減の影響は白老町の事業所を直撃すると危惧しております。加えてGHG、温室効果ガスの削減を2013年対比45%であった目標をこのたびの見直しによって54%削減へ上方修正しております。白老工場は石炭ボイラーをたくことを考えると、温室効果ガス削減の対策として石炭ボイラーをたく白老工場の合理化は加速されないのかと危惧しております。まちをつくってきた事業体の基数がまちづくりに直結する情勢において、このような計画の影響を真剣に把握し、対応を考えていくべきと考えますが、把握状況と対応、事業支援の在り方について伺います。

答弁 経済振興課長 三上裕志

議員がおっしゃられました温室効果ガスの排出の件につきましては、私が生活環境課長のときにいろいろと日本製紙側とはお話をさせていただきましたが、まだ特効薬は見いだせていない状況と聞いております。企業に対する支援の在り方といったところでございますが、直接的な支援、間接的な支援、あとは情報提供と様々ございますが、そういった部分につきましては当然日本製紙と対話をしながら、必要な部分を対応させていただいているといった部分でございます。あとは日本製紙に限って言うと港を使っていただいていますので、そういった部分の協力といったところも積極的にさせていただいているというところでございます。

質問 13番 広地紀彰

13番、広地です。2024年8月7日、需要減を踏まえ、白老町の製紙事業所にありました3台の抄紙機のうちの1台を来年9月に停機させることを発表されました。これが白老町の事業体縮小、合理化の始まりではないかと危惧する情勢であります。固定資産税に関しては前田議員の答弁によって理解を得ましたので、雇用の面、また白老港活用など様々な観点での影響が懸念されますが、まちとしての影響の把握の度合いについて伺いたいと思います。

答弁 経済振興課長 三上裕志

雇用と港の活用といったところの質問でございますが、会社からの説明の中では雇用に関しましては実は現在でも毎月求人を出している状況と聞いております。ですので、新聞報道にもありましたとおり、部署内での欠員補充ですとか配置転換で日本製紙の本体に関しては基本的には人員は減らないと、影響はないといったところで聞いております。それと、港に関しましては、先ほど町長の答弁にもありましたが、新しい製品を開発して作っていくといった中で、実は私が異動して4月に来ました当初に、船を今は1隻出しているのですが、それを2隻出したいといったことでお話をいただいているところでございます。

質問 13番 広地紀彰

13番、広地です。同じ製紙事業グループである釧路工場も最初は抄紙機1台が停機し、数年後に紙、パルプ製造事業が全て撤退しました。2023年5月15日に発表された戦略説明資料にありますが、グラフィック用紙国内生産を経済振興課長の答弁のとおり12工場から3工場程度にまで集約すると明記されております。確かに答弁いただいたように白老町の事業所では今後も需要が見込まれる新しい製品の着手が期待される局面でもあります。しかし、停機する8号機の生産能力は年間6万4,000トンあった一方、塗工技術を活用した新しい製品、紙パックだとか、そういった製品と承知しておりますが、そういった生産量はまだ数百トン程度と限定的と言わざるを得ません。この事業体の存続がまちの存続と切り離せないほど大切な存在であることを踏まえ、2点議論したいと思います。まず、何をもっても大切なのが情報収集と分析、そしてその基となる協議や企業訪問の徹底的な強化です。企業本社はもちろん事業所の訪問、OB各位への連携などに努め、マクロ的な情報分析を展開し、まちへの影響を図るべきと考えております。他工場の生産状況なども白老町に大きな影響を与えることも注視しなければいけないと考えております。一例として教科書生産や外食産業用製品の製造に優れるが、老朽化が進んでおります。旭川工場のありようも白老町の事業体に大きな影響を与えます。今後教科書生産がタブレット化などにより需要の大幅減少が見込まれる中で外食産業用製品の製造が白老町でも担える可能性はあると関係者は話しておられました。外食産業用製品を教科書生産を縮小した現在の旭川工場で進めるのか、それとも白老工場まで誘致できる可能性があるのか、こうしたマクロ的な情報収集と対応に努めることこそ大切ではないかと捉えておりますが、情報収集、そして人脈構築やそういった対応、検討についての考えを伺いたいと思います。

答弁 経済振興課長 三上裕志

情報収集についてでございますが、先ほども一番最初の再質問の中でお話をさせていただいたとおり、上京した際には町長と共に本社にお伺いしてお話を聞いたりといったところで情報収集している部分と、常日頃新聞、まずは北海道新聞ですとか地元民報、あとは日本経済新聞等々を当然我々は情報元として活用しておりますし、今の時代なので、ホームページ上で会社の状況については逐次情報公開されている状況でありますので、そういったところから常日頃情報収集はさせていただいているところでございます。あとは東京白老会ですとか、そういったところにOBの方が数多く来られますので、そういったことを機会にOBからの情報収集ですとか意見交換等をさせていただいている状況でございます。

質問 13番 広地紀彰

13番です。1点目最後の質問とさせていただきたいと思います。もう一点は、産官学の連携の徹底した検討です。白老事業所では現在石炭ボイラーに本州工場での遊休木質資材を搬入し、ボイラー燃焼に活用されています。遊休資産、秋田工場で余っているチップを燃やしています。それによって石炭の燃焼をある程度抑えていると伺っています。そういった遊休資産活用と生産コストのダウン、温室効果ガス削減の一石三鳥を進めております。一方で、室蘭工業大学では地方創生研究開発センターが設立され、地域企業と技術協力を通し地方創生に積極的に取り組んでいらっしゃいます。実際に白老の事業体と廃液の有機物処理の研究を進めている教授と昨年お会いしましたが、例えばボイラー燃焼の温度の制御を今までは職人の経験や勘で担っていた部分をAIの活用を進めているという事例を紹介いただきました。私も議長と共に現在の職就任の挨拶に白老町の事業所を訪問した際、そのようなお話をさせていただいたところ、そうした技術の話はぜひ教えてほしいと工場長をはじめ幹部の方々におっしゃっていただきました。企業の維持、発展、合理化は、当然企業の自由意思であります。もしかしたら町が何をやっても合理化は避けられないものなのかもしれません。しかし、企業グループが町にとってなくてはならない会社であるなら産官学連携、そして情報収集に努め、対応を図ることにより事業環境発展へまちができることは全力で取り組むべきではないかと考えております。企業誘致も第6次総合計画の重点であり、プロジェクト化されておりますが、既存企業の存続、振興のために産官学や情報収集に基づいた対応を図ることによって積極的な事業環境の支援、展開を図ることがまちづくりにとって欠かせないと考えますが、これについての見解を伺って終わりにしたいと思います。

答弁 町長 大塩英男

町内製紙事業展開の推移と現状についてということで議員からご質問をいただきました。1答目でご答弁させていただいたとおり、言うまでもなく日本製紙は本町の経済を支える屋台骨ということは揺るがない事実でございます。そういった中で、担当課長からお話をさせていただきましたけれども、私も幾度となく本社を訪問して、その中では今のこの白老町の現状であったりですとか、まちづくりの話であったり、そういったことをお話をさせていただいて、白老町に関する理解を深めていただけるようなお話をさせていただいているところでございます。その中で、今回1答目でご答弁させていただいたとおり、先月7日に工場長がお見えになって今回の抄紙機の停止ということでお話を伺いました。その中で、私からはやはりまちづくりの貢献というような、これまでの長い歴史の中でのこのまちづくりの貢献について改めてお話をさせていただいて、それでまちとしてできること、様々なこと、何かないかということでもお話をさせていただいたところでございます。ですから、議員からご指摘のあったように、情報収集であったり、そして幾度となく会社を訪問する、これは私の仕事だと認識をしておりますし、産官学のお話もいただきました。その中では日本製紙が町内の企業と連携した中でいろいろな事業展開をしているというお話もさせていただきましたので、そういったことでまちが橋渡し役であったりですとか、連携を強化させるための役割というのはあるかと思いますので、様々な形で今後しっかりと支えていきたいと考えているところでございます。

質問 13番 広地紀彰

13番、広地です。それでは、2点目、白老駐屯地との連携強化について伺います。定義は様々ですが、立教大学の研究者の調べによると、戦後79年、国連加盟国193か国のうちで一度も戦争をしなかった国は僅かに8か国しかありません。その中に日本が含まれています。戦争の名の下で一度も人が死なず、一度も人を殺してこなかった事実は我が国の誇りとすべきであり、戦争を体験した貴重な生き証人の方々が亡くなられる中、戦後80年を見据え、いま一度平和憲法と自衛隊の意義を見詰めるべきだと考えます。そうした規定の下で、旧大昭和製紙白老工場開設とほぼ同じ時期に開設され、様々な観点において白老のまちづくりと歩みを重ねている白老駐屯地との連携の在り方を議論してまいります。町長答弁により、白老駐屯地とは人口の面、経済、防災イベントなど有事にとどまらない連携があると理解できました。この具体を伺いたいと思いますが、まず国有提供施設等所在市町村助成交付金、いわゆる基地交付金及び特定防衛施設周辺整備調整交付金が私たち白老にとってどの程度の規模で交付され、町民生活に資してきたのか具体を伺いたいと思います。

答弁 企画財政課長 増田宏仁

まず、国有資産等所在市町村交付金からお話をさせていただきます。令和5年度の決算額をまずお話をさせていただきますと、2,197万3,000円を1年でいただいております。ざっと10年遡りますと、合計額で2億6,400万円弱の国有資産等所在市町村交付金をいただいております。ずっと遡っていくと、約10年遡って平成17年、このときで5,380万円、さらに10年遡りまして平成7年、この年で6,442万6,000円というような多大な金額の交付金をいただいているというような状況です。それから、特定防衛施設周辺整備調整交付金ですけれども、これも令和5年度のまず決算額からお話をさせていただくと3,223万9,000円、これが特定防衛施設周辺整備調整交付金としていただき始めたのが昭和60年からいただいておりまして、これまでの総額としましては約10億2,700万円ほどの交付金をいただいているような状況であります。

質問 13番 広地紀彰

13番、広地です。民生安定の点でも様々にご貢献をいただいておりまして、バンノ沢川や西バンノ沢川支渓における白老弾薬支処土砂流出対策事業はあと何年か残すのみとなっているはずですが、この事業規模と交付額、また非常時の食料供給、給食、防災活動を行うべく、平成27年に設置された小規模食育防災センターの事業費における補助金の活用状況を伺います。

答弁 企画財政課長 増田宏仁

まず、バンノ沢川の関係のお話をさせていただきます。現在バンノ沢川の事業、平成27年からスタートしておりまして、これにつきましては駐屯地の内部を町が受託をするということで事業をやらせていただいております。このようにさせていただいたのは、本来駐屯地の中ですと防衛省なり自衛隊の中で工事を発注されるわけですけれども、町が受託することによって地元の事業者に発注されるということで、地元への経済的な効果もあるということで今のようにやらせていただいております。それで、いただいているバンノ沢川の関係での補助金ですけれども、これは令和6年度の予算額も足させていただくと、約10億7,000万円の補助金をいただいているようなことになります。今のようになる前も障害防止事業ということでバンノ沢川、あるいはフシコベツ川というところの河川整備を補助金をいただいてやっておりましたので、トータルするともっとかなり大きい金額の補助金をいただいているというようなことになるかと思います。それから、民生安定事業の関係です。議員からお話のありました白老の食育防災センターの関係です。これが民生安定事業のまちづくり支援事業というようなメニューがありまして、これは75%のかなり高率な補助になっております。この事業でいただいた補助金ですけれども、約9億1,700万円をいただいております。そのほかにも民生安定事業としていただいている補助金は、主なものをお話をさせていただきますと、防災行政無線、これの整備で約1億7,000万円ほど補助をいただいておりまして、ずっと遡れば昭和52年から54年にかけて白老コミュニティセンターの建設事業、これで約9,700万円ほどの補助をいただいているようなことになりますので、町の主要な公共施設、これにつきましては防衛の補助金、交付金でやったものも多いというような実態でございます。

質問 13番 広地紀彰

13番です。今の答弁をいただきまして、自衛隊との密接なまちづくりにつながっている事実が明らかになったと捉えております。視点を変えまして、危機管理や防災対応における自衛隊との連携を伺います。警報が発令されると自衛隊からも状況の共有や連携が図られていると伺っております。また、鳥インフルエンザが感染拡大した際にもその防止対策や、そして私たち白老の危機に対する連携や協力の状況はどのようになっているのかについて伺います。

答弁 総務課長 鈴木徳子

防災関連での関わりについてお答えしたいと思います。原則自衛隊の方たちに協力を要請する場合は災害対策本部が設置され、その中で町長が要請して行うことができるという流れになっておりますが、それ以外でも本町において様々町民生活に支障が出るような災害がある場合については、こちらの防災のほうに自衛隊からもご連絡をいただきながら、何か支援できること、支援してほしいことはないですかというお互いの情報共有、情報連絡をする中で要請している場合もありますので、自衛隊の方たちからも何かあったらいつでもご連絡をいただければといつも言っていただいております。

質問 13番 広地紀彰

13番、広地です。総括的に伺いますが、こういった経済、防災、危機管理の面のみならず、白老港の今後の利活用、またイベント企画、協力をいただくなどハード、ソフト両面にわたって駐屯地とまちが欠かせない連携を深めていると捉えておりますが、白老町として考える自衛隊との連携の価値はどのようになっているか伺いたいと思います。

答弁 町長 大塩英男

白老駐屯地が設立されて66年ということで、担当課長からもお話をしましたとおり、財政面であったりですとか、あとは有事の際の支援であったりですとか、そして今は特に駐屯地の皆さんから声があるのは地域との連携というお話をいただいております。その中では本当に地域に根づいて、昨年から始まった記念行事内における地元の高校生との音楽のイベントということで、本当に町民の皆さんがその音楽を聴いて笑顔を絶やさないで、この表情を見ていると私は本当にやっていただいてよかったと思っております。ですから、様々に、本町に駐屯地があるということで自衛隊との協力関係というのはこの白老町の歴史も踏まえても協力関係、いい関係にあると私は捉えているところでございます。

質問 13番 広地紀彰

13番、広地です。2023年9月、共同通信社により4道県9か所で弾薬施設のある駐屯地の設備整備へと報道がなされております。防衛省は2024年度、北海道、宮崎県、鹿児島県、沖縄県の4道県の陸上自衛隊施設9か所で施設拡充に着手する方針を固めたと複数の関係者が9月18日に明らかにしたとの報道がありました。弾薬施設は現在全国に約1,400棟ありまして、2032年度までに130棟を増設する方針となっており、昨年12月に決定した国家安全保障戦略など安全保障関連三文書に整備が明記されておりますし、2023年度は青森県、大分県、両県に2棟ずつもう整備が始まっております。2024年度は、北海道の白老町をはじめ近文台、多田、足寄町、沼田町、日高町の各分屯地で整備のための調査が実施されるとあり、宮崎県えびの市のえびの駐屯地では2棟、沖縄市の沖縄訓練場で5棟の設計を始めております。今年度も調査費が計上されると伺っておりますが、こういった整備の状況を町としてどのように捉え、対応していく考えなのか伺いたいと思います。

答弁 企画財政課長 増田宏仁

議員からお話がありましたとおり、昨年度の9月、概算要求の関連の報道だったかと思いますけれども、道内各弾薬庫のあるようなところも含めて施設の拡大をというような報道があったかと思っております。現在町に対して正式に何かそういった関連でお話をいただいているわけではございませんので、今町としてどう対応するというようなことはなかなか言えない部分があるのですけれども、自衛隊の方々とお話をしていく中ですとか、あるいは防衛白書なんかを見ても、対外的な驚異として中国あるいはロシアが今後の大きな脅威となっていくというようなことも書かれておりますので、やはり南西諸島ですとか北海道、ここら辺りが今後防衛の拠点として力を入れていくべきなのだろうと理解をしておりますので、まだまだ町としてこうします、ああしますということは言えませんけれども、今後防衛省あるいは駐屯地から様々な依頼があった場合には町としてできることがあればしっかりとご協力をさせていただきたいと思っております。

質問 13番 広地紀彰

13番、広地です。2点目の最後にさせていただきます。自衛隊の存在に対し様々な議論があることは承知しており、また尊重もしていきたいと考えております。しかし、白老駐屯地が白老町に所在することによる長年にわたる補助金、交付金の支援、企画等に対する協力、そして何より災害などにいざというときの危機管理対応を踏まえると、まちづくりとして自衛隊の活動を支援しつつ、連携を深めていくことは町民生活にとっても有益であることは能登半島地震での自衛隊の光景を見ても明らかであります。防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律の一部改正があり、特定防衛施設周辺整備調整交付金活用に公共交通などソフト事業にも活用できるようになったことも考えると、今後国、整備局との協働を深め、期成会など白老駐屯地の拡充、一層の連携強化を図る枠組みをつくり、もって町民生活の安心、安全を生み出すべきと考えますが、再度その見解を賜りたいと思います。

答弁 町長 大塩英男

白老駐屯地のご質問でございます。議員ご指摘のとおり、本当に白老町の安全、安心なまちづくりということで白老駐屯地の皆さんにご貢献をいただいているというような状況でございます。様々な形で協力関係というか、もちろん有事の際の支援であったりですとか、本当にまちに根づいた活動ということで様々に今後も連携を密にして進めていきたいと思っているのですけれども、1つ私から駐屯地へのお願いは、やはり隊員の方々の白老町の居住ということもお願いしているところなのです。今一定限町外に出られているということもあるものですから、その辺はまた隊員の方々に白老町に居住していただくことによって様々に地域住民の方々との連携というのも深まってくると思っております。そういった中では、北海道179市町村あるのですけれども、全市町村が加入をしております駐屯地連絡協議会という組織がございます。私もその一員として様々に体制強化も含めて要望活動もさせていただいておりますので、さらには町内にいるそのOB会の方々であったりですとか、そういった関係機関と連携を取ってしっかりと協力関係を築いていきたいと考えているところでございます。

質問 13番 広地紀彰

13番です。それでは、3点目、ウポポイとの連携強化の在り方を伺いたいと思います。まず、実態を伺いたいと思いますが、現状のウポポイ来訪者数とまちへの効果、ウポポイとの連携に関する白老町の連絡協議会が町長のご答弁にもあるとおり設置されましたが、この具体的な目標、論点など、現状としてどのような成果、取組を進められようとしているのかについて伺いたいと思います。また、関連してオール北海道によるアイヌ文化の創造、発展と北海道内経済の活性化を図ることを目的として平成28年11月9日に設立されたウポポイ官民応援ネットワークとの連携状況について伺いたいと思います。

答弁 政策推進課長 太田誠

8月までのウポポイの入場者数ということで、令和5年と比較すると、令和6年が今16万862人で令和5年は17万8,000人ということで1万7,000人、約10%ぐらい減している状況であります。昨年の観光入り込み客数でもウポポイの入場客数というのは3万人減っているということで、今年に入っても減少傾向になっていると捉えていて、そんな中、令和6年3月に国でウポポイの誘客促進戦略というのが策定されて、6つの視点、誘客施策の方向性と主要施策を定めたということで、1つはコンテンツ、2つが受入れ環境、3つがアクセス、旅行動線、4つ目として情報の質、量、5つ目として意識と人材、6つ目として関係者との共創、ネットワークというのがございまして、この中に白老町との連携強化という部分が誘客戦略の中でも非常に重要であると捉えておりまして、そんな中、4月にウポポイ、白老町、商工会ですとか観光協会、胆振総合振興局、また国土交通省などが構成員となって、ご答弁でも申し上げましたけれども、白老連絡会議というのが立ち上がって、お互い情報共有を図りながら、ウポポイ、白老町で実施するイベントの連携によって相乗効果を高めて誘客促進に努めていきましょうというような設置目的でございます。取組内容としては、頻度はその月によって違いますけれども、おおむね月1回程度は開催している状況でございます。まちへの効果ということでいえば、やはりウポポイに訪れたお客様が白老町の食ですとか、そういう体験だとか、温泉に立ち寄ってもらってという部分では経済波及効果につながっていると考えております。あと、官民応援ネットワークの部分でございますが、道内233の企業、団体で構成されていて、白老町もその中に名を連ねていて、白老町役場以外では6企業と団体がその構成員となっているところでございます。残念ながらやはりコロナ禍でそういう動きというのは止まったのですけれども、こういう誘客戦略を受けて、こういう動き出し、官民というか、民間も含めて改めてウポポイを周知、認知、民間の力を利用して誘客を取り組もうというようなことで動きがあって、そんな中、令和6年7月12日、札幌駅前通地下歩行空間、チカホで、そこでアイヌ文化の魅力を発信するため、体験だとか、そういうVRを使った体感だとかというのをイベントをやって、来場者数は600名と認識していて、今後は本町とも連携しながら動いていくのかと思っております。

質問 13番 広地紀彰

13番、広地です。年間100万人を目標としている中では現状の来訪者数に課題はありますが、白老アイヌ文化の魅力発信という観点で捉えてみると、また違った意味もあるのかなと感じております。それは、道外への発信の価値です。令和3年度、道外客の割合は25.2%であったのに対し、令和4年度では45.5%と倍近く道外客が増えているという状況です。また、インバウンドの来訪も相当数増加していることを踏まえると、アイヌ文化、そして白老の魅力発信が道外、海外と広がりを見せたことはまちにとっても有益ではないかと考えますが、まちとしての考え方を伺いたいと思います。

答弁 政策推進課長 太田誠

令和5年度の海外客の入り込み客数が白老町は約5万1,000人で、前年比約3万6,000人増えています。これはもちろんコロナが明けたということもあるのでしょうけれども、海外プロモーションは北海道観光機構ですとか北海道、あとは西胆振の登別洞爺広域観光圏協議会などが主に海外プロモーションしていて、令和5年度で特に韓国と台湾が観光客の入り込みとして伸びているというところで、実は海外プロモーションとして台北ですとか韓国の誘客営業だとかをしていますので、実際にやはり海外に行ったことによって来たというのが、100%そうではないのかもしれないですけれども、一定程度の効果はあると認識しております。

質問 13番 広地紀彰

13番、広地です。文化理解という点では、首相官邸のホームページにあるデータによりますと、教育旅行における来訪者のうち87%がアイヌ文化に対しての理解が深まったと回答されているというデータがありました。こうした価値から見ても、多文化共生を標榜する白老町にとっても有益なことだと思います。これまでの論点をまとめると、魅力発信という観点では年間100万人という目標達成には及ばないものの、道外、海外などへの広がりや子供たちへの文化への触れ合い、教育の場としての効果があることが見てとれますが、このウポポイが白老町にある価値について総括的に見解を伺いたいと思います。

答弁 町長 大塩英男

ウポポイの関連のご質問でございます。議員ご指摘のとおり、やはり唯一無二のあの施設が白老町にできたということは、これは本当に大きいものと私も捉えております。そういった中で、道外のPRというようなお話もありましたけれども、私も昨年の秋頃、東京、そして仙台というようなことでPR活動させていただきました。もちろんウポポイのPR等も含めてなのですけれども、やはり白老町の魅力発信というのも大事なことかと思っておりまして、その中ではウポポイと白老町ということがまだつながっていない状況もあるものですから、その辺はしっかりとPRをさせていただいて、そして白老町にお越しいただいて、そしてウポポイのアイヌ文化に触れていただくということが大事なことかと私は捉えております。それと、もう一点、教育旅行の話がありました。もちろん様々な方々に来ていただいてアイヌ文化に触れていただいて理解を促進していただくというのは重要なことなのですけれども、特にということで、やはり私は子供たちにアイヌ文化に触れていただきたいと思っております。いろいろと事前学習が必要ですとか様々な課題があるのですけれども、やはり来ていただいて、触れていただいてというようなことがまず第一歩としては大事なことかと思っておりますので、今年の秋に東北地方の教育関係機関に私も出向いて教育旅行の誘致についてもしっかりと取り組んでまいりたいと思っております。

質問 13番 広地紀彰

13番、広地です。今般の町長の答弁にもありましたとおり、まちとの一層の連携を図らなくてはいけないという観点の下、その議論に移していきたいと思いますが、9月5日、船橋利実参議院議員が来町されまして貴重な意見交換の場を持つことができましたが、ウポポイ開設時の来訪者数年間100万人を達成するためには地元の利活用が欠かせないとお話をいただきました。子供たちがレクリエーションや行事で活用する、もしくは町内の方があのすばらしい景観の中で楽しんだり、気軽に歴史や文化に触れていただくなど、町民の利活用を図ることが必要であるというような見解でした。さきの課長の答弁にもありましたが、国土交通省は、3月26日にウポポイの誘客促進に向けた戦略を決定されました。ここには現在30万人台にとどまっている年間来場者数を100万人に増やす目標の達成を再度明記しており、ウポポイを学びの場とするだけでなく、娯楽の要素を加えたコンテンツの充実を図るとも明記しております。漫画などと連携した企画の推進や仮想現実、VRを活用した体験イベントなども検討し、さらに国内外の効果的な情報発信に向けて香港の見本市への出展、ホームページの多言語化など様々な展開を計画しております。こうした動きとも連動し、まちもウポポイの新たな魅力を再発信し、町民の利活用促進を活性化させる必要があるのではないかと捉えておりますが、見解を伺いたいと思います。

答弁 政策推進課長 太田誠

町民の利活用という部分で、6月の質問の中でもお答えしたかと思うのですけれども、やはり国立になってちょっと敷居が高くなったということで行きづらくなったという町民のお声も聞いています。そんな中、国と職員と共にまず保育園に訪問させてもらって、日常の散歩感覚でウポポイを訪れていただいてというようなことで、実際すぐみんな興味を示していただいて散歩がてら小鳩保育園だとかさくら幼稚園が行ったという実績で、その後もはまなす保育園だとか、そういうようなことで続いていると。また、小学校だとか子育て支援施設だとかにも訪問しています。今後は町内の高齢者施設だとかに赴いて日常の利用促進を図ろうというようなことで、今お互い連携してやっているところでございます。広地議員言うとおり、誘客戦略に沿って町民利用のほかにもやはり質というか、子供たちが来るにはどうしたらいいのかだとか、海外の人が来るのならどういうコンテンツがいいのかというようなことで、あとウポポイでも様々な体験プログラムを構成していて、令和6年6月には教育旅行のニーズを反映した児童生徒向けのウポポイワークシートを配布を開始したということで、これは引率教員からのリクエストで実現したというところでございますし、令和6年7月には、新聞報道等でもあったかと思いますけれども、体験学習館で屋内型の弓矢体験を開始したですとか、そういうバーチャル、VRを活用したカムイアイズですとか、そういう体験だとかを随時更新していると。また、おばけのマールとすてきなことば展ですとか、子供向けです、あとは木彫りグマということで生誕90年記念、藤戸竹喜の世界展だとか、そういう特別展的なものも多く開催しながら、町民の利用促進であったり、道内、道外、海外のお客を、いかに白老町、またはウポポイに来てもらうかという取組を進めているところでございます。

答弁 町長 大塩英男

若干補足させていただきます。議員ご指摘のとおり、誘客促進戦略ということで、この戦略がつくられる前に有識者会議というのが開かれて、その有識者の皆さんから町との連携が少ないよね、そして町民の皆さんの利用促進をもうちょっと図らないと駄目だよねということで、そして一定限小さなお子様たちの今年度の取組については担当課長からお話をさせていただいたのですけれども、やはり町民の皆さん広く、大人世代と言ったら言い方はおかしいのですけれども、やはり大きいのは今年度交付金を活用して年間パスポートを発行させていただきました。これは、やはり町民の皆さんに日常利用していただきたいという思いから交付金を活用して事業展開をさせていただいて、現状としてはまだちょっと発行数は伸び悩んでいる部分ではあるのですけれども、1年間有効だというようなことなものですから、まだまだちょっと先を延ばしたいという思いもあるのかなというところもあるのですけれども、やはり町民の皆さんに気軽に行っていただくというようなことでは今後も町としてしっかりと事業展開を図ってまいりたいと思います。

質問 13番 広地紀彰

13番、広地です。ウポポイへの来訪者とまちとの一層緊密な連携を図り、まちのにぎわい創出を図るという観点で鍵となるのは駅北地域の民間活力並びに道の駅であると6月会議で訴えてまいりました。このたび道の駅の議論に主軸を置きたいと思うのですが、この道の駅開設の目的と期待する効果についてであります。道の駅は、平成5年に初めて設置され、休憩、情報提供、地域連携と様々な機能が想定されており、最近では防災機能としての整備や魅力の醸成が進んでおり、群馬県川場村の川場田園プラザは人口 3,700人の村に120万人もの来訪者を集める目的地となるほどでした。白老町の道の駅にある地域連携としては、町内交流人口の2大拠点であるウポポイを核とする白老地域と虎杖浜、竹浦地域の連携が必要ではないかと考えておりますが、白老町として考える道の駅展開で狙う地域連携とは何ですか。

答弁 経済振興課長 三上裕志

道の駅の開設による効果といったところと地域の連携といったところでございますが、道の駅を造る場所によって当然違うと思いますし、また目的によって場所等も決まってくるのかと思いますが、さきの6月会議でもちょっと議論をさせていただきましたが、ウポポイを核としたといったところでウポポイの誘客をまず優先的に考えると、近隣で来客の多い登別地域からのお客をどう取り込んでいくかといったところが大きな視点かと捉えております。

質問 13番 広地紀彰

13番、広地です。今のご答弁にあったとおり、様々な支援と連携が図られるといった、そういった大きな構成、考え方の下に立った整備が必要ではないかと私も感じておりました。最後の質問にさせていただきます。2022年10月20日、当時の町長は日本経済新聞のウポポイをまちづくりにどう生かすかというテーマでの取材に対し、二、三年後をめどにウポポイ周辺に道の駅を整備したいと回答されております。この記事は今でも閲覧することが可能です。白老町内も通る国道36号線は、苫小牧市から室蘭市の間に道の駅は一つもない。休憩場所や特産品販売、飲食などの需要が見込めると回答しています。町長は、続けて白老町の特色であるアイヌ民族文化を前面に出し、北海道産の木材を使ったぬくもりのある施設にしたい。町内には観光情報を発信するインフォメーションセンターが2020年に開業し、年間10万人以上が訪れている。こうした既存施設も活用すれば比較的安く整備できるのではないかまで踏み込んでおります。今後の観光客を呼び込む戦略を教えてくださいという新聞記者からの質問に対し、町長はウポポイを訪れた観光客にどうやって町内を周遊してもらうかが重要だとありました。大塩町長も当時は企画を預かる課長であったと承知しております。白老町とウポポイとの連携、さらにそのにぎわいを町内のにぎやかしに向かわせていく鍵は道の駅にあると私は再三にわたって訴えてまいりましたが、町長も昨年11月29日、白老町商工会で道の駅設置の要望が出されたときにしっかりとタッグを組んで進めていくと回答されております。大塩町長、ウポポイとの連携やまちの活性化のために道の駅が鍵となると私は考えておりますが、前町長は二、三年後をめどにということは2024年か2025年というようなことでした。こうした道の駅がもし地域の活性化、ウポポイとの連携にとって鍵であるのであれば、もうどこにいつまでに造るかというのを示すときではないかと捉えておりますが、ご見解を賜りたいと思います。

答弁 町長 大塩英男

道の駅に関するご質問でございます。1答目でご答弁させていただきました、4月に設置した白老連絡会議というのが発足されましたということでお話をさせていただいたのですけれども、実はこの連絡会議の主題はウポポイの周辺のにぎやかし、にぎわい創出が主題になっているところでございます。そういった中では、やはり先ほどご指摘のあった民活ゾーンであったりですとか、あと今のインフォメーションセンターであったり、ここの部分をどうしていくかというのが一つのまちの課題ではないかと私は捉えているところでございます。議員からご指摘のあった道の駅の関連で川場村のお話がございました。実は私、縁あって川場村の村長とお話をする機会があって、それで全国1位というような状況の中で、この集客するポイントって何でしょうかというお話をちょっと尋ねてみたところ、やはり運営する地元の方々との連携、これがなければ上手な運営はできていかないのですと、それが上手に集客するポイントだよということをお話をさせていただきました。そういったことであれば、道の駅を設置するということは行政でやっていくということはもちろんなのですけれども、今後運営していくためにはやはり地域の方々と連携してやっていかなければならないということであれば、これは商工会なり、観光協会なり、ほかの関係する皆さんとやっぱりタッグを組んで進めていかなければならないということなものですから、ここは民活ゾーンも含めた中でどういった方向性が取れるかということをしっかりと地域の方々と連携した中で、お話をした中で、方向性はしっかり定めていきたいと考えております。

出典:白老町議会 令和6年定例会9月会議 2024年9月12日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる