白老町議会 令和6年定例会6月会議 2024年6月19日
地域活性化事業
2024年6月19日、白老町議会の一般質問で、前田弘幹議員が「地域活性化事業」について質問し、町長 大塩英男、経済振興課長 三上裕志、副町長 大黒克已、農林水産課長 菊池拓二、政策推進課長 太田誠が答弁しました。
- 質問者
- 前田弘幹 議員
- 答弁者
- 町長 大塩英男、経済振興課長 三上裕志、副町長 大黒克已、農林水産課長 菊池拓二、政策推進課長 太田誠
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 前田弘幹
6番、会派ひかり、前田弘幹です。通告に従いまして、一般質問させていただきます。1.地域活性化事業について。(1)、空き店舗等活用・創業支援事業について。①、これまでの経過と実績について。②、募集要領の見直しや改正の考えについて。③、助成を受けた物件での営業年数や物品の取扱等、助成後の制約について。④、今年度から宿泊業を対象から除外した理由。⑤、助成金交付要綱に「助成金を交付することが社会通念上不適切と判断される事業(法律に定める風俗営業等)を除く」とあるが、助成対象外とする業種とその理由。⑥、空き店舗に限らず、廃業予定の場所をそのまま事業承継し運営していく場合の補助制度の考え。(2)、白老牛肉まつりについて。①、5年ぶりに開催された牛肉まつりの成果と課題。②、行政として次回以降の支援の考え。③、開催前に町民から沢山の待望論があったと思うが、実際に開催した後の町民の声はどうか。④、農畜産業稼ぐ力向上支援事業の地域おこし協力隊は、今回の牛肉まつりにどのように関わったのか。
答弁 町長 大塩英男
「地域活性化事業」についてのご質問であります。1項目めの「空き店舗等活用・創業支援事業」についてであります。1点目の「これまでの経過と実績」についてでありますが、平成27年度の助成事業開始から令和5年度までの9年間における活用実績は累計30件であり、累計の交付実績額は4,947万2,000円であります。30件の内訳につきましては、飲食業12件、宿泊業10件、小売業4件、その他サ-ビス業1件、店舗改修3件であり、飲食業12件のうち2件につきましては、従業員不足等の理由により、現在までに廃業済みであります。2点目の「募集要領の見直しや改正の考え」についてでありますが、助成金交付要綱や募集要領につきましては、本事業の各年度における活用実績だけでなく、経済情勢や需要動向などの要因を勘案し、必要に応じて内容を整理してまいりました。今後につきましても、同様の考えの下で検討してまいります。3点目の「助成を受けた物件での営業年数や物品の取扱等、助成後の制約」についてでありますが、現行の規定におきましては、営業年数の制約はないものの、事業完了後3年間は、集客人数、売上高等の追跡調査に協力をいただくものと定めております。助成対象として取得した物品の取扱いにつきましては、助成金の交付目的に従って、その効率的運用を図らなければならないと規定しているほか、耐用年数を経過するまでは、取得した物品を他の用途に使用し、他の者に貸付け、もしくは譲渡しなどをしようとするときは、あらかじめ町長の承認を受けなければならないなどと定めております。4点目の「今回から宿泊業を対象から除外した理由」についてでありますが、平成28年度から令和5年度までで、宿泊業で計10件の活用実績のうち、6件が簡易宿所であったことに加え、本事業を活用した簡易宿所の創業以外に、2年4月以降に21件もの簡易宿所が創業している状況も考慮し、町内における簡易宿所の数が飽和状態であると判断されることから、6年度より宿泊業を除外したものであります。5点目の「助成対象外とする業種とその理由」についてでありますが、助成対象外とする業種につきましては、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第2条に規定する「風俗営業等」の業種であり、公安委員会の許可が必要となる風俗営業及びナイトクラブなどの特定遊興飲食店営業に加え、公安委員会への届出が義務づけられている、性風俗関連特殊営業及びバーや酒場などの深夜酒類提供飲食店営業としております。それらを助成対象外とする理由につきましては、観光振興に資するものか否かにかかわらず、公的な資金の交付先として、社会通念上、不適切であると判断しているためであります。6点目の「空き店舗に限らず、廃業予定の場所をそのまま事業継承し運営していく場合の補助の考え」についてでありますが、本事業名は、「空き店舗“等”活用・創業支援事業」であり、活用実績のある物件は、単なる空き店舗だけでなく、事業承継の観点を含めた活用実績もございます。事業承継につきましては、地域経済の活性化の観点だけでなく、経営者の高齢化による後継者問題を解決する観点からも重要なものであると捉えていることから、事業承継に該当する相談があった際には、本事業の活用だけでなく、北海道中小企業総合支援センターなどの関係団体とも連携し、適切な支援を実施してまいります。2項目めの「白老牛肉まつり」についてであります。1点目の「5年ぶりに開催された牛肉まつりの成果と課題」についてでありますが、会場を新たにポロトミンタㇻへと移し、5年ぶりの開催にもかかわらず、1万4,988人の方々にお越しいただき、白老牛のさらなる消費拡大や認知度の向上が図られたものと認識しております。また、今後に向けては、来場者に対して実施した、アンケート調査の結果を踏まえ、より魅力ある牛肉まつりを開催できるよう、町としても支援を継続していきたいと考えております。2点目の「行政として次回以降の支援の考え」についてでありますが、まちの中心部において開催された今回は、白老牛を主軸とした交流人口の増加や地域経済の活性化等、産業振興の面において大きな可能性を感じたところであります。 町としましては、引き続き畜産農家の持続可能な経営体制を確立できるよう、生産者を主体に町内事業者との連携を促進し、幅広い可能性を探りながらチャレンジしていきたいと考えております。3点目の「開催した後の町民の声」についてでありますが、会場周辺の町内会の方々からは、当初懸念していた交通渋滞や違法駐車もなく、まちじゅうににぎわいが生まれ、とてもよい祭りだったとのお声を多数いただいているところであります。また、満足度に対する調査項目では、5年ぶりの開催を待ち望んでいたとのお声や、84%の方に満足との回答をいただいたことからも、大変好評であったと認識しております。4点目の「地域おこし協力隊のまつりへの関わり」についてでありますが、今回開催された牛肉まつりに対しては、協力隊の活動として札幌圏のレストランのシェフ等を招聘し、牛肉まつり会場において白老牛を食していただくなど、牛肉まつりを起点とした理解促進活動や、新たな商品開発などを進めたとの報告を受けたところであります。
質問 6番 前田弘幹
それでは、昨日もちょっと同僚議員から出ていましたけれども、空き店舗等活用支援事業についてです。町内外から新規で起業する方々には大変ありがたい支援事業だと考えておりますが、確認の意味も含め質問させていただきます。今の町長の答弁の中でもあった廃業事業者、これが既に2件ということで言っておりましたけれども、このやめる理由について従業員不足などの理由によりと書いてございます。今いろんな業種で当然人がいないということも考えられますが、新規というか、創業支援事業を活用するに当たって、そもそもが少数でスタートする事業のように思っております。その中でもさらに従業員がいないからやめるという理由がこの町の制度に対して妥当なのか伺いたいと思います。
答弁 経済振興課長 三上裕志
町長の答弁の中で2件廃業で1件は従業員等の確保ができなかったと、もう一件はコロナ禍にもあって物の仕入れもなかなか難しくなったといったような内容の理由と伺っております。我々が創業支援の相談を受けて、こういう計画でやりますといったときには当然、しっかりと長年継続してやられるという計画のもとに我々も、補助の決定をするわけですけれども、やっていく中にあってはそういった趣旨の、いろんな事情があってやめられる、当然本意ではないと思いますので、そういった部分については時代の流れといいますか、時代の状況というか、そこによるものも多いのかとは思っております。
質問 6番 前田弘幹
その中で、特にやめた2件などの理由を毎年見直すであろう要領等の変更の際に参考にされているのかどうかを聞きたいと思います。
答弁 経済振興課長 三上裕志
実際直近でやめられたところについては、実は白老町に在住の方ではなくて苫小牧市に在住の方が白老町で起業したいと、お店を出したいということでご相談を受けました。店長を雇ってやるというような内容だったのですが、その方がトラブルでいなくなってしまったといったようなことが大きな撤退の理由となっています。なので、そういったことも踏まえて現在は白老町に在住の方と、しっかりとご本人が経営していただけるといった方を想定するように変更しております。
質問 6番 前田弘幹
それらについて、当然3番目の答えの中で出てありました営業年数の制約はないもののというところではありますけれども、最大150万円の補助が出る事業に対して短期間でやめられた方についてのペナルティーというか、そういったものは何かあるか伺います。
答弁 経済振興課長 三上裕志
直近でやめられた事業者につきましては、実際の営業期間については約半年といったところでございます。この事業者につきましては、店舗の改修費も含めて備品購入費も対象となっていて、閉店後の助成金の取扱いにつきましては、店舗が閉店し、備品を補助事業にのみ活用するといった、まず目的を喪失していると、それと備品の耐用年数についてはまだ残っている状態で、あとは営業期間が3年未満と、約半年ということで短いといったこともありまして、現在備品の部分、店舗改修の部分についてはなかなか返還というのが厳しいので、備品の部分につきましては現在補助金返還に向けた手続を行っているところであります。
質問 6番 前田弘幹
お金の部分なのか物の部分なのかということはありますけれども、今回に限らずですけれども、今後また同様の件がもしかあったとするならば、今後それらのお金はどうしようもないとして、物品等の返品があったときはそれらをどうするのか、その考えを聞きたいと思います。
答弁 経済振興課長 三上裕志
基本的には物を返してもらうというよりも、やはり金額、お金で補助金を返還してもらうというのが基本線になると考えております。この補助事業自体で備品については総事業費の20%以内とうたっているので、事業費が相当大きければ備品代も大きくなると思うのですが、100万円であれば20万円と、それの補助率が3分の2なので、お金で返還できない金額ではないのではないかと考えております。
質問 6番 前田弘幹
続いて、④の宿泊業を除外したというところの質問ですけれども、昨日の答えの中でも全体で85件宿泊業がありますと、今回飽和状態にあるということで宿泊業を除外したとありますけれども、民泊を調べられない人が多いということもあるのでしょうけれども、いろいろな方から白老町はなかなか泊まるところがないよねという話をよく聞くのです。だけれども、業種として宿泊業が長い町内に85件もあって、それが多いというのは分かるのですけれども、実際のところ飽和状態と呼べるのかどうかということがあると思うのです。それをこの85件、本当のというか、リゾートホテル、温泉ホテル、旅館、民宿等々を踏まえて、それでもやっぱり多いと思うのかどうかを再度聞きたいと思います。
答弁 経済振興課長 三上裕志
昨日もお答えしたところでございますけれども、町全体としては飽和状態といいますか、民泊施設が増えているといったような状況にあるかと思います。昨日の西田議員のご質問の中にもあったとおり、この白老地区、特に大町、東町方向を含めた近隣についてはまだまだ不足している状況もあると思いますので、ここら辺につきましては今後要綱等を見直していきたいと考えております。
質問 6番 前田弘幹
それでは、⑤の質問に移りたいと思います。この事業の交付要綱の趣旨、第1条に魅力的な店舗の集積により来町する観光客の増加や回遊性の向上、リピーターの増加による地域経済の活性化を図るためとありますけれども、来町する観光客の中には当然インバウンドも含まれるかをまず確認したいと思います。
答弁 経済振興課長 三上裕志
当然インバウンドも含めた意味であります。
質問 6番 前田弘幹
インバウンドが含まれる、含まれないで結構変わると思うのですけれども、今インバウンドが含まれるということなので、インバウンドというものが含まれる場合、ここでいうところのいわゆる風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律、これの中には照明の暗いライブハウスもしくはディスコ等も風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律の対象になっているのです。これインバウンドの人がよく言うことで、このまちにはそういうものがないのだと。泊まるところも若干ないのですけれども、夜に白老町を回遊したときに遊ぶところがないということをよく聞かれるのです。これについてはどう思いますか。
答弁 経済振興課長 三上裕志
インバウンドが急激に増加しているニセコの地域ですとか、そういったところではそういった需要もあると伺っておりますが、本町としましては観光客が白老町に来町される目的としては、まずウポポイや豊かな自然環境、食資源や温泉、こういったものだと思っております。こういった資源を生かして白老町を訪れた方が町内を周遊して、またリピーターとなって再度来訪していただけるような取組に対して支援していきたいと考えております。
質問 6番 前田弘幹
お昼の観光だけではなくて、当然先ほども言ったような夜、これはウポポイに限らず、今だと千歳空港に海外からの飛行機が来て、そこの搭乗員というか、CAだとかパイロットだとかが結構苫小牧市にまで泊まるのです。泊まったときに苫小牧市だけで済むときと、やっぱりパイロットの人たちも少し観光のものがあって、せっかくだからちょっと通える範囲のところで行こうということで数年前も結構白老町にも来ていたのです、そういう人たちが。そういう実績もあって、またこのまちには多くの外国人、いろんな国籍の方の外国人が住んでいると思います。この方々に白老町ってどうなのだろう、自分がこのまちに住んでみてどうなのだろう、外国の方の目線からこのまちの観光だとかというものを聞くことによっていろいろな気づきが受けるのだと思うのですけれども、これをまた事業に生かすということは考えられるかを聞きたいと思います。
答弁 経済振興課長 三上裕志
議員のおっしゃられる夜のにぎわいといった部分かと思いますが、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に係る部分につきましては、まず日中の集客があってこその2次的なものと捉えております。先ほどの町長の答弁にもありましたとおり、公的な資金の交付先として社会通念上不適切と判断しているところであります。
質問 6番 前田弘幹
これは飲食を含めた業界、観光に関わる業界でもありますけれども、やはりお昼の観光だけではなかなか、今はバスで来てドア・ツー・ドアで例えばウポポイに降りるだとかということになると缶ジュース1本買ってもらえないという状況があると思います。ぜひとも夜も含めてもうちょっと大きな範囲、ウポポイだけではなく、虎杖浜温泉だけではなくという目線で考えていただければと思います。ここの最後になりますけれども、この事業、起業を目指している人たちにとって本当にありがたい支援事業だとは思っておりますが、しかし現在ある空き店舗、今までの白老町の商売から考えると多くのところがまず水回りがないのです。例えば靴を売るとか何を売るという既製品を売る分には適しているのですけれども、本当に飲食と考えると全く水回りが足りない。路面店であってもガラス窓がついていて棚はついているけれども、水回りがほぼない。下手するとトイレもないということを鑑みると、金額の問題ではないですけれども、水回りのトイレ、水道設備、これを足すと簡単に100万円超えてしまうのです。今のところ空き店舗のところでいけばマックス150万円という金額もないというところから見るとすごくありがたいのですけれども、それだけで終わってしまう部分もちょっとあると思います。今のところ新築か空き店舗かという分けだと思うのですけれども、業種によってまた少しその中身を検討できないか伺いたいと思います。
答弁 副町長 大黒克已
これまでも空き店舗等活用・創業支援事業につきましては様々な対象だったり、また金額もその年、その年でニーズに合わせて見直しをしているという状況があります。議員のおっしゃられたように、水回りにお金もかかるとお聞きしましたけれども、今後皆様こういうような支援事業を受けられる方がどのような希望を持って、またどのような業種でというようなところ、先ほどお話のありました夜のにぎわいというところも今は風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律の関係で規制している状況でございますけれども、その辺につきましても今後支援事業の在り方も含めて何が一番適したものなのかというのは、今後その辺につきましても見直しをしながらよりよい支援事業にしていきたいと考えてございます。
質問 6番 前田弘幹
それでは、2番目の牛肉まつりについて質問させていただきます。まず、牛肉まつりは今月初めの事業なので、全ての結果が出ていないということは理解しておりますけれども、分かっている範囲でのお答えをお願いしたいと思います。まず、5年前、約5万人の来場者があって、今回は規模縮小を含めても約1万5,000人というこの人数は予想の範囲の中だったのか、来ているほうなのかをお聞きしたいと思います。
答弁 農林水産課長 菊池拓二
ただいまの今回の5年ぶりの牛肉まつりの来場者数でございまして、過去には5万人ということで、当時は5万人のときには14頭ほど白老牛を使わさせていただきまして事業を行っておりました。今回どの辺にこの規模を、アッパーを設けるかということで、今回は約半分、7頭にしまして、来場者数は2万人で見込んで当時レンタル品だとかテーブルだとか椅子、この辺を用意して設定しました。結果としまして、ちょっと初日が天候に恵まれなかったのですけれども、1万5,000人ということでございますので、肉も完売したところを見れば大体想定内でいったと思っております。
質問 6番 前田弘幹
この牛肉まつり、当日会場にとどまらず、結構いろんなところに駐車場も点在して、そのほかの商業施設等の波及効果が見えたとは思うのですけれども、今聞こえている中で結構ですので、どのくらいの波及効果があったのか伺います。
答弁 農林水産課長 菊池拓二
波及効果ということでございまして、当初は牛肉まつりを町場でやるということで白老町内のいろんな事業者だとか皆さんもこの牛肉まつりに乗っかっていただきまして、おのおのの立場で町の活性化につなげていただきたいとは思っていたのですけれども、今回あそこで初めてやったものですから、皆さんどこまで関わっていいのか、どこまでできるかというところでまず半信半疑な部分もありまして、なかなか今回の開催に当たってはそれに付随する、連携する事業が展開されたとは言えないと思っております。ただ、しかし今回1回目をやったことによってある程度の物差しというものは示せたかと思うのです。このぐらい、牛肉まつりがここでやることによってどれだけの人が来てにぎわいが出るか、この辺を示せたと思っておりますので、今回はあっちにもこっちにも経済波及効果が出たとは言い切れませんけれども、来年度以降、またはあそこを活用してほかのイベントをやるときもある程度その辺は、そしたらこういう部分で絡んでいけるということは、きっかけづくりはできたと思っております。
質問 6番 前田弘幹
あと、場所がポロトミンタㇻのところになって、ウポポイと目と鼻の先という会場の効果として、多分皆さんが一番気になっているウポポイとの相乗効果はどうだったのか伺いたいと思います。
答弁 農林水産課長 菊池拓二
ウポポイとの相乗効果ということでございまして、今回ウポポイとの連携ということも当然テーマに掲げて動かさせていただきまして、ウポポイも白老牛肉まつりといろいろと連携を図っていただきまして、ツアーのバスはウポポイのロータリーを使わせていただいたりとか、皆さんご存じのとおり駐車場を開放していただきまして活用させていただいたということでは連携は大いに図れたかと思っております。ただ、やはり牛肉を食べてから、お酒も入るでしょうし、それから博物館に行くかというところになると、来場者の声もなかなかこのにおいがついた中で行けないよねとか、そういうところがあって、ウポポイに来た人がお祭りに来た、お祭りに来た人がウポポイに行ったという、そこの交流はそう多くはなかったと思っております。ただ、来場者の方の声が、私のところにも届いている声を聞きますと、ウポポイってここにあって、こういう施設なのだということを皆さんやはり初めて見られた方が多くおりまして、今度ゆっくり白老町にウポポイを見に来たいというような声があったものですから、それらを考えると今後また白老町に来ていただいてウポポイを見ていただけるというきっかけづくりにはなったと思っております。
質問 6番 前田弘幹
ぜひとも担当課としてもウポポイと意見交換しながら、また来年に向けた活動をしていただきたいと思います。続いて②です。今回各地、各駐車場、各道路にたくさんの警備員の方がついていたと見受けられました。その人たちのおかげかどうかはまた別として、駐車場問題、また路上駐車等々、交通整理がすごくスムーズで渋滞もなかったように感じました。あの規模のイベントにしては大変すばらしいことだったと思っておりますが、今後またこれ以上の人が増えるだとか、今回結構駐車場も空いていたので、もっと車で来る人が増えるだとかというときに、やはり今回以上に渋滞等の問題が出るのかなと感じます。そこで、公共交通である地域交通バス、これとの連携は今後どのように考えていくかお伺いします。
答弁 政策推進課長 太田誠
今も経済振興課でやっているぐるぽんが市街地循環ということでウポポイを起点に30分置きに運行しておりますので、今回担当課長からも答弁があったとおり、ある程度来場者がどういうような交通手段で来るかというのは参考になりましたので、そこの部分も農林水産課、経済振興課と連携を図りながら、バスの利用促進も含めて考えていきたいと思っております。
質問 6番 前田弘幹
今回駐車場間の連携バスが多分出ていなかったように思うのですけれども、これは最初からそういう考えの下でやっているとは思うのですけれども、地域交通のバスのダイヤ、大変厳しいというか、様々な条件で難しいとは聞いていますけれども、いろんな事業、牛肉まつりも当然そうなのですけれども、地域のこういう事業に対してやはり公共バスが出て、そこの遠くの場所から会場まで行くということがやっぱり地域の人たちの助けにもなると思うのですけれども、それについてはどう思いますか。
答弁 町長 大塩英男
祭りと公共交通の関係のお話でございます。まず、町外からいらっしゃった方々、今回初めてポロトミンタㇻの場所でアンケートを実行委員会で取ったのですけれども、JRの白老駅から降りてすぐの会場ですごく利便性がよかったということで、そして車でお越しになった方々もこんなに駅と近いのだったら来年はJRを使って来たいとかというようなご意見もいただきました。ですから、一定限町外から来る方々についてはまず公共交通機関を使って歩いて会場に行っていただくということかなと。さらに、公共交通を使ったということであれば、せっかく牛肉まつりにお越しいただいて白老町にお越しいただいたのであれば、ぐるぽんなりを使ってまちを周遊していただく、こういうことに利用できないかということですとか、あとは町民の皆さんのことを考えると、私のほうにもお酒を飲むという関係もあって、元気号を使ってその会場に向かわれるというようなことのお話も私のところに直接聞きました。公共交通を利用して会場に行きましたという声も聞きましたので、今回初めて牛肉まつりという町でいう大きなお祭りを市街地で開催をさせていただいて、それで様々に公共交通の活用というか、そういったことも一つ視野に入れた中で公共交通については取り組んでいきたいと思っております。
質問 6番 前田弘幹
まだまだ問題、課題、たくさんあると思いますけれども、白老町にこれだけの集客ができたことは、今までもそうだったのですけれども、今回またまざまざと確認できたことだと思います。次回からイベントを育てるという意味でもいろいろな、観光協会、商工会等の今まで実行委員会に入っていた面々が、今回は白老牛銘柄推進協議会青年部が中心となってやっていると思いますけれども、いろいろな協力体制が必要ではないかと思いますが、それについてはどう思いますか。
答弁 農林水産課長 菊池拓二
私も8年ぶりに担当させてもらいましたけれども、これまでの牛肉まつりは農家の方々を中心に商工会青年部、観光協会、白老JC、いろんな方が入っていただいて組織して牛肉まつりを開催させていただきました。実際そういう形態にあります組織をつくってやっていましたけれども、皆さんが集まって実際おのおのの立ち位置で牛肉まつり実行委員会として役割を果たすというのはなかなか難しかったのかなと思っております。今回5年ぶりということで、私も戻ってきたときに白老牛銘柄推進協議会の青年部が人も増えて、顔も新しい方々、生産者も増えたりとか、人数も実は増えてきていると。今回から自らやろうと、自分たちの力で牛肉まつりを成し遂げようということの思いと、あとは観光協会とか商工会とかの皆さん方にはおのおのの立ち位置でこの牛肉まつりと一緒に連携していただければという思いから、今回白老牛銘柄推進協議会青年部を中心に実行委員会をつくっております。そういう考えの中で進めておりますので、決して排除したわけではなく、これからも皆さんおのおのの立場で、立ち位置で、この牛肉まつりというものを皆さんと連携しながら進めていきたいという気持ちは当初からも今も変わらず持っておりますので、その辺はまた連携を取りながら、来年度以降またよりよいお祭りにしていきたいと思っております。
質問 6番 前田弘幹
それでは次、③番、開催前にたくさんの牛肉まつり待望論があったと思っています。実際に開催し、約84%の方が大満足との回答をいただいていますけれども、残りの約15%、これをさらに上げるためには何が必要か伺いたいと思います。
答弁 農林水産課長 菊池拓二
今回のお祭りの開催に当たりましてグーグルホームを活用し、アンケートを取らさせていただきました。278名の方にアンケートの回答をいただきまして、かなりの参考になる、お褒めの言葉もありましたけれども、ここをこうしてほしいだとか、いろんな声をいただいておりますので、この声を実行委員会内部にとどめず、やはりいろんなところに広めていって、こういう声があるので、次回以降観光協会にお願いできないでしょうかだとか、自分たちでできるものは自分たちで改善していくだとか、そういうことをやっていきたいと思っておりますので、この生の声を生かしながらやっていきたいと思っております。中には、今回久しぶりにやったものですから、一番多かったのが初日のコンロの火力が弱くて肉が焼けないという声がアンケートをずっと見ていくとかなり多かったです。こういう声も、やはり寒い中で肉が焼けず、なかなか食べられなかったという生の声をいただきましたので、これは炭を乗せるときに台に乗せないと駄目だったのですけれども、ここをそのまま焼き台に入れてしまって網との差があって焼けなかったというところで、こういう一つ一つ貴重なお声をいただいておりますので、改善しながらやっていきたいと思っております。
質問 6番 前田弘幹
では次、④の地域おこし協力隊について質問いたします。今年度の重点事業というか、にも載っていた農畜産業稼ぐ力向上支援事業、農地の地域おこし協力隊でありますけれども、事業費約440万円プラスいただいてやっていることですけれども、町長答弁の中で札幌市からシェフを招くとか、なかなか見えない、どちらかというと見えない活動なので、できればこれもせっかくの事業ですから、もっと町民に見える形というか、したほうがいいと思うのですけれども、やっていることはすばらしいとは思うのですけれども、町民の見える化というか、これにはちょっとどうなのかなという部分があるのですけれども、こちらについても伺いたいと思います。
答弁 農林水産課長 菊池拓二
このたび今年度の新規事業として地域おこし協力隊の方1名にお越しいただきまして活動していただいております。この地域おこし協力隊については農林水産課ということで、1次産業従事者の所得向上を図るのだということを掲げて地域おこし協力隊の方にお越しいただいております。簡単に言いますと、生産者の方々が自ら肉を売っていこうと、売って所得を上げていこう、それを農家経営の安定化につなげていこうという思いで今回地域おこし協力隊の方に活動していただいておりますので、一町民の方にどのような活動をしているか見ていただく、知っていただくのは、なかなかそういう機会がないと思っておりますので、その点は定期的に行われる地域おこし協力隊の発表会だとか、そういうところでどのような活動をしていたかというところを知っていただく機会の場で発表していきたいと思っております。また、今回の牛肉まつりの関わり方につきましては、シェフの方を呼んで云々ってありましたけれども、農家とも話をしているのですが、牛肉まつりでこの2日間で肉を何頭売ったぞ、それで終わるのではなくて、そこが出発点としてどうこの白老牛を1年間、次の牛肉まつりまでいろいろな販売をしていくかというところが一番重要だよねという話になっています。ということで、今回シェフをお呼びして白老牛肉まつりの底力みたいな、こんなに人が来てくれるのだよというところをシェフの方々にまず直接見ていただいたというのが1つの目的です。もう一つは、やっぱり牛肉というと高級なものですから、なかなか若い方はそう簡単に食べられないというところで、やっぱり若年層の層を広げていくということが和牛肉の消費拡大につながっていきますので、この辺を手軽に、白老牛を使った加工品だとか、簡単にというかリーズナブルに食べられる商品開発ということで今回お呼びしました。その成果を踏まえまして、今回6月から札幌市でビアガーデンが開催されておりますけれども、その2会場で白老産の和牛を活用して3か月間販売することにつながったということで、生産者のところから直接自ら肉を販売することにつながったということになっておりますので、こういうところで地域おこし協力隊の方がその方の持っているネットワークで広げていっておりますので、この辺は成果とか課題とかも含めて発表会で皆さんに知っていただくような機会はつくっていきたいと思っております。
質問 6番 前田弘幹
では、この質問の最後にさせていただきます。今回町制施行や和牛導入70周年という冠の下、200万円という大きな助成がついたと考えております。助成金の費用対効果を考えても大変多くの相乗効果を産んだものだったと考えます。ポロトミンタㇻとか近隣の商業施設も私が聞いている中では歴代最高の売上げがあったというところも多々聞こえております。町長の言う魅力と活力にあふれ、にぎわいが生まれる産業のまちというのにも合致していると思っております。祭りの効果が地域経済に分かりやすく波及していくことは行政としても願ったりのことと思います。それを踏まえて、次回もしっかりとした行政としての補助及び助成をどのように考えているのか町長にお伺いしたいと思います。
答弁 町長 大塩英男
牛肉まつりについてのご質問でございました。まずは牛肉まつり復活ということで2024牛肉まつりということで、白老牛銘柄推進協議会の皆様をはじめとして本当に関係者の皆さんのお力によってこの祭り、一言で言えば大成功だったのではないかと私は捉えております。この祭りの当初、スタートする前は場所、会場を変えてということで、やはり一番地域の住民の方々にご迷惑がかからないようにということで細心の注意を払って祭りを始めようということでスタートしたのですけれども、議員からもお話があったように大きな渋滞ですとか、路上駐車ですとか、細かい部分はあったにせよ、大きなトラブルはなく終了したということは本当に重ねてよかったと思っております。それで、先ほど来からお話をしていますとおり、アンケートを今回実行委員会で取っていただいた中で1つ印象的だったのは、お祭りに来ていただいた方で初めて白老牛肉まつりに来たという方が半分いらっしゃいました。これは、やはり白老牛のPRという意味では本当に有意義だったお祭りだったと思っております。さらに、ウポポイとの連携ということで議員からご指摘もありました。実は、これはアンケートの生の声としてお話をしますけれども、ウポポイの割引券をつけるなりしてもうちょっと付加価値をつけてほしいというようなお話がありました。ですから、こういったこと、担当課長からもお話があったように今回初めてということで、ご来場された方は初めてウポポイを見て、あれは何だというようなことを私も実際聞かれたりしたのですけれども、そういったことでウポポイとの連携ということで、この辺についてもしっかりまちとして取組を進めていきたいと考えております。最終的に行政の支援というようなことでお話でございました。もちろん経費的な部分ももちろんなのですけれども、今回行政として、議員からご指摘のあった警備体制、これも職員が一生懸命警備に当たったりですとか、駐車場の誘導をしたりですとか、もちろん行政としての下支えということで、これは畜産農家の主導的なお祭りではあるのですけれども、やはり位置づけとしては町の大きなお祭りというようなことでのお祭りですので、その辺は行政としてもしっかり下支えをする、そしてまだ実際に決算ということでは出ていないのですけれども、議員がご指摘のとおり、やはり町のにぎやかしというような状況の中では町を代表するお祭りというのは間違いありませんので、しっかりと来年度以降もこの支援については町としてさせていただきたいと考えております。
質問 6番 前田弘幹
それでは、次に移りたいと思います。