白老町議会 令和6年定例会3月会議 2024年3月12日
白老町の未来を創る『ひと・もの・しごと』
2024年3月12日、白老町議会の一般質問で、森山秀晃議員が「白老町の未来を創る『ひと・もの・しごと』」について質問し、町長 大塩英男、企画財政課長 増田宏仁、経済振興課長 工藤智寿、副町長 大黒克已が答弁しました。
- 質問者
- 森山秀晃 議員
- 答弁者
- 町長 大塩英男、企画財政課長 増田宏仁、経済振興課長 工藤智寿、副町長 大黒克已
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 森山秀晃
7番、会派ひかり、森山秀晃です。通告に従い、一般質問いたします。初めに、人口の減少が本町のみならず、全国的に課題となっているのは、皆さんもご存じのとおりかと思います。このことについて、本町に関しても人口減少対策を施しているのは存じておりますが、人口減少を食い止めるという考え方を変える必要があると私は考えております。本町には、豊富な資源と多くの環境のよい町有地を含めた土地があります。人口減少を食い止めるためではなく、人口増加のための施策を行うことが大切と考えますので、町有地と町有施設、人口対策に関する1項目6点の一般質問をいたします。1、白老町の未来を創る『ひと・もの・しごと』について。(1)、町有地並びに町有施設について。①、管理に要する費用と管理体制について伺います。②、未利用地及び未利用施設の利活用の予定について伺います。③、町有施設の老朽化対策について伺います。(2)、人口対策について。①、令和6年度で重点とする人口増加を図る施策について伺います。②、令和6年度で重点とする町外からの移住促進事業について伺います。③、現在検討されている定住を促す補助金等の支援策について伺います。
答弁 町長 大塩英男
「白老町の未来を創る『ひと・もの・しごと』」についてのご質問であります。1項目めの「町有地並びに町有施設」についてであります。1点目の「管理に要する費用と管理体制」についてでありますが、各公共施設の管理経費としましては、総体で約5億4,500万円となっており、このうち、白老町体育施設、北吉原体育施設、町民温水プール、白老駅北観光商業ゾーン、白老2000年ポロトの森、白老経済センター、北吉原ふれあいプラザの7施設が指定管理による管理を行っております。2点目の「未利用地及び未利用施設の利活用の予定」についてでありますが、現時点では、旧社台小学校を除き、未利用地、未利用施設の利活用の予定はありません。3点目の「町有施設の老朽化対策」についてでありますが、まちの成長に合わせて整備した町有施設につきましては、一斉に更新時期を迎えていることから、長寿命化計画などに基づき、国、北海道等の補助金や有利な起債、基金を活用しながら計画的な整備を進めていく考えであります。2項目めの「人口対策」についてであります。1点目の「令和6年度で重点とする人口増加を図る施策」についてでありますが、人口減少対策として子育て世帯への支援を最優先事項の一つとしており、子ども医療費助成事業の高校生までの拡大のほか、産婦健診・産後ケア事業の拡充、保護者負担補助事業の主食費への拡大、子どもの遊び場充実支援事業、学校給食費無償化事業、大学生等通学費助成事業などに取り組む予定としております。2点目の「令和6年度で重点とする町外からの移住促進事業」についてでありますが、子育て世帯への支援と同様に移住促進も最優先事項の一つとしており、奨学金返還支援事業のほか、移住定住促進家賃サポート事業、UIターン新規就業者移住支援事業、移住定住促進事業などに取り組む予定としております。3点目の「現在検討されている定住を促す補助金等の支援策」についてでありますが、子育て世帯への支援のほか、移住定住促進家賃サポート事業などに取り組んでおりますが、短期間では効果が現れにくいものと捉えており、今後におきましても、費用対効果を見極めながら、定住促進に向けた継続的な取組を進めていく考えであります。
質問 7番 森山秀晃
7番、森山です。まず、町有施設の部分について質問させていただきたいと思います。指定管理で数団体に町有施設の管理をお任せしているということですが、町としてはどういった目的で指定管理としているのかお伺いします。
答弁 企画財政課長 増田宏仁
指定管理者制度自体行政改革の関係で所管しておりますので、私からお答えさせていただきます。白老町公の施設の指定管理者制度に関する指針というものがありまして、その中で指定管理の目的ということも記載されておりますので、それを読み上げる形でお話をさせていただきます。目的としましては、多様化する町民ニーズに効果的、効率的に対応するため公の施設の管理に民間の能力を活用し、町民サービスの向上と経費の削減等を図ることを目的とするという規定になっております。
質問 7番 森山秀晃
答弁していただいた中で利用者のためというところが入っていたと思うのですけれども、町有施設を管理している団体には一般企業だけではなくて、一般法人等の団体もあると承知しております。このような団体は、事業で得た収入を利益として分配することはできませんが、施設利用の利益に帰属する費用として利用することは可能となっております。各団体の法人の種類によっても違うとは思うのですけれども、先ほどおっしゃっていた町民、利用者が利用しやすくする取組、例えば施設の維持や管理も含めてだとは思うのですけれども、町有施設の管理を各団体にお願いしている目的はどの程度達成できているのでしょうか。
答弁 企画財政課長 増田宏仁
まず、指定管理制度の中で、指定管理と、また自主事業という部分をやっていただく部分あるのですけれども、まずそこの経理については完全に分けて区分しなさいということになっておりますので、例えば自主事業で何らかの利益が出た場合に指定管理料が減るということは基本的にはないということでまずご理解いただきたいと思います。それで、自主事業は基本的には利用の促進ですとか、住民サービスの向上のためにやるというのが大前提ではありますけれども、その中で利益が発生する場合も中にはあるかと思いますので、そうした利益をどうするかというところですけれども、基本的には住民サービスの向上、そこの施設の使いやすさだとか、利用者の利便性の向上に使っていただくというのが基本的な考え方です。それで、どの程度その目的を達成されているかということですけれども、施設を管理していただくという部分に関しては、どの施設もしっかりと施設は管理していただいていると思います。あとは、利用向上ですとか、町民サービスの向上という部分に関しては、実際のところ自主事業に向く、向かない施設というのもいろいろあるかと思いますけれども、施設によってそこのばらつきは若干あるのかなと捉えております。
質問 7番 森山秀晃
管理費の縮小等にはなかなかつながらないというお話ではあったのですけれども、ただこれ各団体で利用者の利益に帰属するようにするという中では、やっぱり施設をある程度使いやすく整備していくというのはできると思うのです。これ整備していけば、必然的に町のほうで負担している管理費というところももともとやらないといけないところがやらなくてよくなったとかともなるのかなと考えるのですが、この辺りはいかがでしょうか。
答弁 企画財政課長 増田宏仁
この利益の還元の仕方の部分かなと思いますけれども、町のほうからここの施設のこの部分を直してくださいみたいな話は基本的にはできないかと思うのですけれども、管理者のほうの考えでそこを直すことによって利用者のサービスが向上するという部分がもし管理者のほうで考えている部分があるとすれば、施設のほうがよくなっていくという可能性はあるかなと思っております。
質問 7番 森山秀晃
答弁いただいた中で各団体の管理者の考え方次第というところはあるということではあったのですけれども、やっぱり今老朽化がかなり町有施設に関しては深刻な状況にあると存じております。この老朽化の部分、どうやって対策していくかってなかなかやっぱり予算をつけていくというのも、ほかにもやらないといけないこともたくさんあると思いますので、難しい部分もあるかと存じております。なので、ちょっとこの辺りはそれぞれの指定管理者と町でしっかり話を、どこを直してくれというのはもちろん言えない部分だとは思うのですけれども、どう町民が使いやすくしていくかというところの相談はできるのかなと思いますので、そういったところをお話ししていっていただいて、町としては老朽化の対策を早急に行っていただければと思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 企画財政課長 増田宏仁
指定管理料の中に基本的に修繕料という部分を見ている部分はあるのですけれども、大きな修繕になるとそれは町側と管理者の中で協議をして、基本的には大きい修繕になると町が責任を持ってやるということにはなるかなと思います。ただ、利用者のサービス向上という部分も含めていえば、そこはしっかりと指定管理者と協議をしながら、どういったことが町民サービスの向上につながるのか、利用の向上につながるのかというところは町側と指定管理者の間でしっかりと連携を取りながら進めていこうという考えでおります。
答弁 町長 大塩英男
この指定管理者制度については、議会の中でもいろいろご意見、ご提言を賜りまして、指定管理者制度の実行の部分はちょっと見直しをいたしました。例えば利用者のモニタリング制度ですとか、そういった部分の導入、あとはご指摘のあった、指定管理者と町との協議というかこの距離を近くするということで、いろいろと今指定管理者と協議をさせていただく機会を設けておりますので、そういった場面の中でしっかりとお互いの意思統一を図るような協議をしている状況でございます。
質問 7番 森山秀晃
7番、森山です。観光庁では、観光地域づくり法人という政策を行っております。これ観光庁のホームページを見ると、この法人の機能としては地域全体として利益を生み、地域を活性化させることと記録があります。また、そのためには自立的な運営、継続的な取組のために安定的な財源を確保することが必要とされております。白老観光協会に関しても、この法人の認可を受けたと聞いております。この政策の考え方がとても私はいいと思っていまして、人口の減少と施設の老朽化が問題となっている本町として、観光協会に限らず、ほかの団体についても同じ思いを持って活動していくことが大切と考えますが、町としてはいかがでしょうか。
答弁 企画財政課長 増田宏仁
観光協会を例に挙げていただきましたけれども、全ての団体が観光協会と同じようなことで事業ができるということには限りませんけれども、考え方としましてはそれぞれの団体が活動していただくことによって地域全体が潤うという、地域内でうまく利益というか、循環できるような仕組みがあるということは非常に町としても理想的かなと思いますので、観光協会に限らず、それぞれの団体が活動していただく中で、うまく町内で循環できるような仕組みをつくっていければいいなとは思っております。
質問 7番 森山秀晃
7番、森山です。町有施設の老朽化というのは、全体的に深刻なものとなっておりますので、先ほど答弁いただいた指定管理の目的も含めて、町長からもいただきましたが、管理団体と町でしっかり対策のほうを行っていただいて、町民が安心して利用できる施設の維持に努めていただきたいと思います。次に、未利用の町有施設に関してなのですが、一般企業から利用したいという問合せはあるのでしょうか。お答えできる範囲で構いませんので、いただきたいと思います。
答弁 経済振興課長 工藤智寿(経済振興課長は2024年3月まで)
企業誘致の観点でちょっと私からご答弁させていただければと思います。過去も含めて我々企業誘致活動していく中において、当然工業団地、それから港の部分も含めてお話、協議を企業側とさせていただいておりますけれども、企業のニーズによってはやはり空き物件ですとか、そういったものを活用したいというご意見、例えばほかに町有地はないのですかとか、そういう施設がないでしょうかということで問合せもいただくこともありますので、使えるものは使わせていただきたいというのが考え方にありますので、そういった形の中でご紹介をさせていただいているというような状況でございます。
質問 7番 森山秀晃
7番、森山です。現在、未利用となっている町有施設に関しては、状態が悪いものも多くあると存じております。解体を検討している施設もあると存じてはいるのですが、現在の未利用施設の状況を町としてはどう捉えていますでしょうか。
答弁 企画財政課長 増田宏仁
未利用施設ということですので、比較的状態はあまりよろしくないというものが多いかなと思っておりますので、基本的には未利用施設については利用する方向性がないのであれば、除却をしていくという考え方になるかなと思います。
質問 7番 森山秀晃
7番、森山です。やっぱり未利用の状態が続くと、施設の老朽化というのは進行が早まっていくと思っております。なので、先ほど工藤課長からも答弁いただきましたけれども、積極的に企業誘致のほうは進めていっていただいて、先週代表質問でも長谷川議員のほうからありましたけれども、公園のほうも整備を進めていっているという状況で、やっぱり未利用施設に関してもそのままの状態にしておく期間が長くなるというのは誰も得しないと思うのです。なので、企業誘致の部分、企業へのあっせん、町からどういうアクションを起こしているのかというところをお伺いしたいと思います。
答弁 経済振興課長 工藤智寿(経済振興課長は2024年3月まで)
過去の事例も含めてお話しさせていただきますと、古くなって老朽化している施設でも自分たちで改修してでも使いたいという企業側のニーズがあったということもありますし、例えば町の公営住宅の一部を除却するところを一時期ですけれども、ちょっと社員寮みたいなことで自ら企業側が改修して、ちょっとの間使わせてほしいですとか、そういった問合せがあって、対応させていただいたことも実際にございます。先ほどの答弁と重複しますが、やはり企業側のニーズに合った形の中で企業誘致活動を積極的に進めておりますので、あくまでも企業側がこういうことで使用したい、こういうところを使いたい、こういう場所で営業していきたいというニーズに合わせた形の中で、ニーズに沿ったことで対応させていただければと考えているところでございます。
質問 7番 森山秀晃
7番、森山です。未利用の施設だとか、未利用地、これを活用して、今企業側ともいろいろとお話はあるということではありましたけれども、こういったことで企業誘致が実際にできれば、これ人口増加策にもつながってくるものと考えております。この辺り町として企業誘致、人口増加策を絡めた中で、どういった施策のほうを行っていこうと考えているかというのをお伺いいたします。
答弁 経済振興課長 工藤智寿(経済振興課長は2024年3月まで)
人口増加策でお話ししますと、先ほど町長の答弁にもありましたとおり、例えば家賃補助ですとか、それから今新年度予算で上げさせていただいています奨学金の返還支援事業等も含めて、やはり企業側にも使っていただきたいというか、我々の周知不足のところはありますけれども、そういう制度を活用して我がまちに来ていただくとこれだけ有利ですよということも含めて、我々はセールスポイントとしてお話をしていきたいなと思っていますし、企業側についても雇用の部分もそうですけれども、こういうまちの制度があるからぜひ活用してくださいということで人材を募集するですとか、そういった形の中で多く、我々もそうですし、企業側の皆さんにも使っていただければと思っています。先ほどと同じような答弁になってしまう部分はありますけれども、やはり白老町、議員お話ししていただいていたとおり、地理的な要件等も含めて非常に有利な地域でもございますので、積極的にまずPR、それから関係する機関、企業の皆さん、そういったところともご相談しながら、企業誘致活動をこれからも進めていきたいと考えてございます。
質問 7番 森山秀晃
7番、森山です。企業誘致を絡めた人口増加策についての答弁をいただきました。人口対策の話をしたときにやっぱりよく聞こえてくるのが働く場所が少ないという話です。確かに本町に関しては、近隣の市町村に比べると働き口、働く場所というのは少ないのかもしれません。本町は、高齢化率が高い上に人口の減少がかなり深刻な状況になっていると存じております。やっぱり人が少ないので、働き口も減少していくという負のスパイラルが続いております。国立社会保障・人口問題研究所の推計では、2045年までに本町の人口は7,770人まで減るとされております。このことを踏まえて、先ほど企業誘致を絡めての人口増加策について伺ったのですけれども、こういった部分を踏まえて、今後の人口増加策についてお伺いします。
答弁 企画財政課長 増田宏仁
今後の人口増加策ということですけれども、町長の1答目でお答えしていただいた部分で様々な施策を打っていますよというお話はさせていただきました。ただ、これだけということにはなかなかいかなくて、議員からお話があったように、仕事の部分、あるいは住宅に対する需要の部分、仕事と様々な行政側のサポートと、それから暮らす部分、ここの部分がうまく合致してこないと、結果としてはなかなか結びついてこないかなと思っておりますので、そこら辺をうまく組み合わせたことで今後考えていく必要があるのかなと思っております。
質問 7番 森山秀晃
やはり現状は人口減少を食い止めるということがメインになっていて、先ほど答弁いただいた中で子育て支援、町外から転入してきた方への支援というのはしているということでお伺いしたのですけれども、今やっぱり多くなっているのが、転入してきてもらって、町内で働いてもらうという施策がメインになっているように思います。移住促進の面において働き口が少ない状況の今町内に転入して、町内で働くというのはなかなか厳しいものと考えております。近隣には苫小牧市や登別市、もう少し行くと千歳市など働く場所が多くある市があります。そこで、この立地を利用して、白老町に住んでもらって、近隣のまちに働きに出てもらう、いわゆるベッドタウンとしての施策を行っていくことで、人口増加にもつながるのかなと考えますが、町としてベッドタウン化についてはどう捉えておりますでしょうか。
答弁 副町長 大黒克已
人口を今後も増やしていくという施策の中で、先ほど来企業誘致ということで、やはり仕事と住宅と暮らし、これをセットにしながらやらないと、なかなか人口増につながらないというお話をさせていただいておりますけれども、おっしゃられたベッドタウン化ということについても、これも一つの住宅政策というところもありますし、そこに新たに、仕事は白老町でなかなか難しいということがあったとしても、近隣の自治体のほうに就職しながら住むところは白老町というような考えというのは当然考えられることだと思っておりますし、ただここで問題になるのが、それでは仕事場が白老町にないのになぜ白老に住むのかというようなところを考えると、白老町に住むことの優位性というのがやはりどうしても必要になってくると思います。近隣に住むよりも白老町に住んでよかったですとか、白老町のほうが有利だよねというようなところがなければなかなか難しいと思いますので、そこにつきましては独自の政策、白老町が他の自治体よりもやっぱり住みやすいだとか、そういうまちづくりにしなければ駄目だと思っておりますので、その辺の今後の施策の展開については十分考えていかなければならないと考えております。
質問 7番 森山秀晃
7番、森山です。今ベッドタウンとしてのお話を答弁いただきましたけれども、ベッドタウンとして人口を増加させることができれば、町内の企業誘致というのも進めていきやすくなるものかなと考えております。白老町に住むことの有利性ということを答弁いただいたのですけれども、以前住宅用地の実質無料の支援策をやっていたと思います。現在未利用となっている町有地だとか今後解体が予定されている町営住宅の跡地を利用して、再度こういった施策を行っていくのも効果的と考えますが、いかがでしょうか。
答弁 企画財政課長 増田宏仁
今議員からお話のありました町有地の無償分譲というような住宅建設に対する助成、こちらにつきましては平成25年から平成29年度にかけて実施をしておりました。その後しばらく事業自体はやっていないということですけれども、今現状の中で分譲に適した用地が正直あまりなかったという部分で、あまりこういったことをやってこれなかったのですけれども、今公共施設をいろいろ除却していく中で大きめの町有地ですとか、そういった部分が出てくる可能性も非常に多くなってきておりますので、そういった町有地を活用しながらやっていくということは考え得るかなと思っております。
質問 7番 森山秀晃
7番、森山です。答弁もいただいたのですけれども、先ほどの副町長からの答弁も踏まえて、やっぱり白老町に住むことに対する特典というものがなければなかなか移住者は増えないのかなと存じております。先ほどの質問の施策もそうなのですけれども、現在大学生向けに行っているようなことでベッドタウン化というところを考えたときに、近隣のまちで働いていて、町内に移住してきた方には期限を決めて交通費の補助を行うようなことも効果があるのかなと考えております。もちろんその場合には町内の企業を利用して、ガソリンを入れてもらう等の制限は必要かと思いますが、こういった若年世代の移住者向けの施策というのは検討されていますでしょうか。
答弁 企画財政課長 増田宏仁
現状において議員からご提案のあったような事業を検討しているかと言われれば、検討の俎上には上がっておりませんけれども、なかなか人口減で非常に苦しい状況が続いているということで、今までと同じことをやっていては横ばいか、それか落ちていくかということになりますので、国のほうでも異次元のとか3年間で集中的にやりますよというようなことを言っていますので、そういった趣旨も捉えれば、今までなかったような事業についてもそこは検討していかなければ、なかなか現状を打開するということは難しいのかなと捉えております。
質問 7番 森山秀晃
7番、森山です。過日説明がありました町政執行方針の中にも、人口の減少を食い止めるための挑戦と前進とあります。先ほど質問させていただきましたベッドタウン化というのも検討をもちろんしていただくべきと捉えておりますが、それに加えて町内の高校だとか企業と連携をした施策も必要と考えております。町内の高校や企業と連携をした人口増加のための施策の現在の検討状況をお伺いいたします。
答弁 経済振興課長 工藤智寿(経済振興課長は2024年3月まで)
ちょっと人口増加対策とはならないかもしれませんけれども、今、今週の金曜日行われるのですけれども、毎年白老町でやっています合同企業学習会ということで、白老東高校を会場に高校生の1年生、2年生を対象に地元企業をまず知っていただく、それから職業観を養っていただくということで、毎年開催しておりまして、できれば将来は町内で勤めていただきたいという思いも持って、進めさせていただいているところでございます。また、企業におきましてはしらおい就職・転職フェアということで、これはあくまでも就職もしくは転職ということで町内に勤めていただくことを目的に白老町内のみならず、近隣のまちからも来ていただけるようにPRもさせてもらって、毎年実施させていただいているというような状況でございます。
質問 7番 森山秀晃
7番、森山です。高校生向けの企業からの説明会というようなことで開催しているというお話をいただきました。人口増加を図る上で必要なのは、やはり若年世代の流入だと考えております。現在町内の高校2校には、近隣のまちから通学している生徒が多くいると存じております。私もそうでした。やはりそういった近隣のまちから通学している生徒に関しても何とか、先ほど工藤課長からの答弁にもありましたけれども、町内の高校を卒業して、白老町を好きになっていただいて、白老町の企業に勤めていただくというのがやっぱり我々としては理想的なのかなと考えております。そこの部分で、町内の高校を卒業して、町内の企業へ就職して、また町内に移住した場合に、例えば先ほど家賃サポート等があるとはお話はいただいたのですけれども、こういった条件を満たした方に住宅補助等の就職支援として行うことで若年世代の人口増加につながると考えておりますが、町としてはいかがでしょうか。
答弁 企画財政課長 増田宏仁
地元の高校と連携してという中で、町外から通われている生徒がそのまま町内へ残った場合への支援ということかなと思います。現状でいきますと、移住、定住の家賃サポートとか、そういったものが支援の一つになるのかなとは思っておりますけれども、では今現時点でこういう助成をしますとかというのは、正直なかなかはっきりとは申し上げられない部分がありますけれども、先ほどからの議員からの提案を踏まえて、やはり今までと同じことをやっていては難しいという部分がありますので、議員からのご提案も踏まえて、新たな取組も考えていきたいなと思っております。
質問 7番 森山秀晃
7番、森山です。町内の高校に通っている高校生の就職支援の質問をさせていただきました。今現時点では今後前向きに考えていっていただけるということではあるのですけれども、働き手の話を聞くとやっぱり働く場所がないと耳にするのですけれども、今度逆に企業の方の話を聞くと、人手不足が深刻だという話をよく聞きます。現在高校へ、先ほど工藤課長からの答弁にもあったのですけれども、企業が出向いて説明会をするといったことも行っているということではあるのですけれども、その先の説明だけではなくて、就職支援とか補助も含めて、行政から綿密に高校だとか企業と連携することで若年世代の流入に加えて、また町内の企業の人手不足解消にもつなげていけるのかなと考えているのですが、町としては、そこの企業の人手不足の部分についていかがお考えでしょうか。
答弁 経済振興課長 工藤智寿(経済振興課長は2024年3月まで)
企業の人手不足の状況についてまず私から、答弁させていただければと思います。4か月に1度町内事業者に対して様々なアンケートをさせていただいておりまして、このたび2月にも2月末までのアンケート調査を実施した内容がちょっとまとまっておりまして、商工会並びに観光協会に入って会員になられている事業者、重複しますけれども、約500程度の事業者の方から回答数として61件の回答をいただいたところでございますが、現在の経営における問題点の中で設問を設けさせていただいておりまして、資材、原材料、光熱費の高騰、それから受注、それから売上げの減少、人件費の増加、求人難という項目を設けた中で、やはり求人難が12.34%というような数字で上がってございます。我々も各企業とお話しする際に最初に言われるのが、何とか人を探してほしいという切実な声をたくさん聞いておりますし、そういったものが改めてここのアンケート調査でも浮き彫りになったといいますか、数字として現れたのかなと捉えております。そういった中では、我々としてできることとしましては町のホームページで求人コーナーみたいなのを設けまして、そちらに各企業の求人情報なんかも載せさせていただいておりまして、おかげさまでこの間1件決まったところもあるのですけれども、そういう随時募集をさせていただき、役場も含め公共施設でハローワークの情報なんかも出させていただいております。それから、先ほど言いましたしらおい就職・転職フェアということで、より多くの方に来ていただきたい環境を整える中で今進めさせていただいている状況でございますので、我々としてはたくさんの声をいただく中でやること、なかなか全てはできるところではないのですけれども、まずやれるところから1つずつやっているというような状況でございます。
質問 7番 森山秀晃
7番、森山です。今やはり町内企業の人手不足というところは、かなり言っているところが多いということではあるのですけれども、ここ、働く側と働いてもらう側としてはちょっと矛盾が生じているような状況になっていると思います。ここはそれぞれの企業のPRとか、あとは働く方って外から入ってくるって言ったらちょっと語弊もありますけれども、やっぱり白老町に来てもらって、白老町の企業で働いてもらうというようなことになりますので、そこのアピールというところに関して、企業ももちろん努力していただかないといけないところかとは思いますが、町としても企業に寄り添って、しっかりアピールのお手伝いをしていかないといけない。また、そういった方に対する補助だとか支援というのも手厚くしてあげることで、どんどん町内企業に転職していただけるという方が増えるのかなと思います。その中で、先ほど町長の答弁からもありましたけれども、白老町のUIJターン新規就業者移住支援事業とありますが、これ条件のところ、東京圏、そこから移住してきた方という条件が1つ含まれております。これこの条件をつけるとなかなか厳しいのかなと私自身は思ってしまったのですけれども、やっぱり白老町のことを知って、では白老町に引っ越そうという方って、もちろん旅行で来た方もそうなのですけれども、近隣の方、例えば苫小牧市、安平町、反対側に行ったら室蘭市だとか登別市だとか、そういったところから移住してくる方が多いのかなと思います。このUIJターンの条件、ここは町としてはもっと緩和させていくことはできないのでしょうか。
答弁 企画財政課長 増田宏仁
UIJターンの支援の関係です。これは、北海道あるいは国と連携した中で条件設定というものをされておりますので、ここを町独自で条件を変えるということは現実的にはできないと。そうなると、補助金が入らないということになりますので、違うことでやるとすれば町の自主事業でやらざるを得ないのかなと考えております。
質問 7番 森山秀晃
7番、森山です。今地方創生のホームページのほうを見たら、やっぱり同じ条件が書いてあるのです。国だとか北海道と連携して、そちら側からも町として補助をもらってってやるのであれば、やっぱり難しいところなのかなとは思っております。なので、白老町に来てもらうためには、白老町独自のやっぱりそういった施策もしていかなければならないところとは思いますので、ぜひ今後とも検討していただければと思います。先ほど来若年世代の流入が必要とお話をさせていただいております。若年世代の流入が増えれば、将来的にはやっぱり出生率の向上も見込むことができるのかなと考えております。現在町として子育て支援とか、あとは定住を促進する施策というのは多く施されているというのは存じておりますが、対象となる子育て世帯が増えなければ、こういった施策もあまり意味がないと考えております。そういった施策を最大限活用するためには、若年世代の町内の流入というのはまず必要不可欠と考えておりますので、若年世代の人口増加策に注力をしていただきたいと考えますが、いかがでしょうか。
答弁 企画財政課長 増田宏仁
先ほど来議員のほうから様々なご提案をいただいているところですけれども、子供を産む可能性が大きい世代というのは働き盛りの世代、若年世代がメインになってくるのかなと思っておりますので、現状今子育て支援など一生懸命経済負担の軽減ですとかやっておりますけれども、それと並行する形で、先ほどちょっとお話しさせていただきましたけれども、そういった行政としてのサポートと仕事の部分と住宅の部分と、そこら辺をうまくミックスさせていかなければ難しい部分があるかなと思いますので、外から人を呼んでくるという部分もやはり力を入れる必要があるかなと考えております。
質問 7番 森山秀晃
7番、森山です。人口減少を食い止める対策ではなく、将来を見据えた形で人口増加策を今後ぜひ行政としても推進していただきたいと考えております。人口の増加が実現できれば、将来的には財源の増収というところも想定可能かと考えております。財源が増収になれば、今多く問題になっている介護とか、あと福祉に関する町民負担、あとは同僚議員もずっと言っていますが、税金に関する負担についても軽減していくことも可能かと捉えますが、いかがでしょうか。
答弁 企画財政課長 増田宏仁
人口が増えると増収につながるのではないかというような議員からのお話です。まさにそのとおりだと思います。なかなか人口が減っていく、お亡くなりになられる方と生まれる方との差でいけば、圧倒的に自然減のほうが多いような状況ですので、そこを社会減で全てカバーするとなるとなかなか難しい部分があって、人口増までいけるかどうかというのは分かりませんけれども、少なくともそういった若い世代が多く、働き盛りの世代が多く白老町に来ていただくことで、やはり納めていただく税金も増えていくことになりますので、様々な施策を通してそういった世代に多く白老町に来ていただいて、税収を多くいただければ、様々なサービスも低下させずに展開していくことができるのかなと思いますので、そういった部分は重要な施策になっていくのかなと思っております。
質問 7番 森山秀晃
7番、森山です。今やはり自然減が本町として多いということで、これを社会増で何とかカバーするというのも難しいというところではあるかと思います。白老町、本町に関しては、同僚議員もおっしゃっていますが、固定資産税の税率を上げているほか、町民の方からよくこれまた聞くのですけれども、水道代が高いという声をよく耳にします。実際苫小牧市に比べて本町の水道代は倍以上の金額になっております。ほかにも高齢世代の方からは介護や福祉に関する負担が大きいこと、また子育て世代に関しては給食費の無償化とかを進めているところではあるのですけれども、これはありがたいというお話はよく聞くのですけれども、ただやっぱり子供をでは3人目、4人目をまた産んでいきたい、子育てしていくと考えたときには収入的に厳しいという声があります。人口増加をさせるというのはなかなか難しいということは先ほど答弁でいただいたのですけれども、今後こういったところの町民の負担の軽減というのはやっぱり実現していかなければならないところかなとも私自身は考えております。これらの町民負担が多いことについては、町としてはどのように今後軽減策を講じていくお考えでしょうか。
答弁 町長 大塩英男
固定資産税の超過課税、そして水道料金のお話もいただきました。現実的なお話として、固定資産税の超過課税というようなことで今課税をさせていただいております。水道料金が高いというのは、いろいろな観点がありますので、一概には言えない部分はあろうかなと思っているところなのですけれども、やはり物価高騰等も含めて町民生活が非常に厳しい状況だというのは、私も認識しているところであります。ただ、この町民負担の軽減がいろいろな部分で波及していったときに人口減少につながっていくかどうかというのは、しっかりと見極めた中で施策は展開していかなければならないかなと思っております。それはなぜかといいますと、ほかに町としてやるべきことがある、経済的な負担の軽減ということだけではなくて、町としてやるべきことがほかにあるのではないかなと私自身は考えているところでありますので、その辺はしっかりと今後人口増に向けて考えをまとめていきたいなと思っております。
質問 7番 森山秀晃
7番、森山です。なぜ町民負担が多いことをお話しさせてもらったかというと、一様にこれやっぱり町民側からしたら、負担を軽減してほしいというのは当然の話なのです。私自身もそういう思いもあります。ただ、これ先ほど町長から答弁いただきましたけれども、町として今優先的にやらないといけないことというのももちろんあるとは存じております。これ町民負担を軽減するためには、やっぱりお金がなければできないと思っております。このお金というものに関しても、人がいなければお金は集まらないと私自身は考えております。資金を潤沢にして町民負担を軽減するためには、やっぱり、話が戻るのですけれども、人口の増加というのは不可欠であります。さらに、人口を増やすためには、先ほど町内企業は働き手が不足しているというお話もあったのですけれども、人口を増やして、ほかの企業も入ってきていただく、企業誘致、これも不可欠と考えております。今回の質問は、白老町の未来を創るひと・まち・しごとについてということで質問させていただいております。このひと・もの・しごとのものの部分、この中でいろんな意味はあるのですけれども、私の中ではしきんという意味合いを強く思っております。これら3点、白老町の未来を活力あるものにしていくためにはやっぱり必要不可欠なものと考えております。町としてこのひと・もの・しきんと考えていただければと思います。しごとについて、この3点の関連性、これについて町としてはどのように考えておられますでしょうか。
答弁 副町長 大黒克已
今の質問、ひと・もの・しごと、ものというところがしきんという考えということで、これは全てこの3つのファクターが合わさっているといいますか、競合しているといいますか、この辺3つが全てそろうというのは、それぞれに絡み合いながら一つのものになっていくと。これが例えば人が増えるためには仕事が必要で、仕事を増やすためには資金も必要、逆に人が増えれば資金も増えるというのがいろいろ絡み合ってきていると思うのですけれども、これまでの人口減少対策の外から呼び込むということでのご質問でございますけれども、やはりここは本町のみならず、どこの自治体も同様の考えで仕事しております。皆さん様々な知恵を出し合いながら競争しているというような状況でございますので、この3つの全てのものをこれから増加させるということでは、本町におきましても他自治体に負けないように様々な努力をしながら、新たな施策の展開というものを進めていかなければならないと考えております。
質問 7番 森山秀晃
7番、森山です。副町長からいただいた答弁なのですけれども、私も全く同じことを考えております。やっぱりこのひと・もの・しごとというのは3点のどれか1つがよくなればほかも付随してよくなってくるものと考えております。逆を言えば、1つが悪い方向に進んでいれば、ほかの2点に関しても悪い方向へ進んでいくものです。この3点はトライアングルのようなものになっておりまして、これがうまく回っているまちというのは、やっぱり衰退していないと思うのです。どれか一つだけでもよい方向にしていくためには、やっぱりは相当の挑戦と覚悟、これが必要と考えております。この挑戦と覚悟に関しては、行政にだけ任せるということではなくて、やっぱり我々、町民の代表である議員を含む町民全体が挑戦と覚悟をして、今後白老町が今悪い方向に回っているところを好転させていかなければならないと考えております。その点を踏まえて、最後の質問ではあるのですが、白老町全体としてこの3点の中でまずはどこに重点を置いて挑戦と前進、ほかのまちには負けないという施策を行っていくのか、そこをお伺いして終わりたいと思います。
答弁 町長 大塩英男
森山議員から白老町の未来を創るひと・もの・しごとについてということで、人口対策というような大きな観点からの質問だったかなと思っております。それで、いろいろとご提言をいただきました。ありがとうございました。一つ未利用施設の関係でのご提言もあったのですけれども、この未利用施設について今後の考え方なのですけれども、今ご承知のとおり物価高騰、建築資材の高騰で、そういった部分も含めて未利用の施設、既存施設が再注目されているといいますか、企業も新しく建てるということではなくて、既存のある建物を利用したいという声も届いているところでありますので、この辺はまちとしてしっかりとこういった施設がありますよというPRをしていかなければならないなと考えております。さらには、今後ということなのですけれども、古くなったらもう使えなくなるよねというようなお話もいただいたのですけれども、やはりまちとして施設を使わなくなった時点で今後の利活用についてしっかりと方針を定めておくというか、そういったことは必要なのかなとして思っております。過去のことをちょっと振り返りますと、建物は閉鎖するけれども、その後どうしていこうというところまでちょっと考えられていなかったのかなと。そういうような状況の中で、町内の中で使われなくなった施設というのがちょっと散見される部分ありますので、今後については使わない施設についてはしっかりと今後の方針を定めた中で進めていかなければならないかなと思っているところでございます。それで、人口減少対策については、いろいろと複層的にやっていかなければならないと思います。ご指摘のありました働く場の確保ですとか、あと若年層の移住を促す政策ですとか、あとは今地元の高校に通われている方々の白老町にそのままの定住というような部分で、いろいろな複層的なことで考えていかなければならないと思っているのですけれども、私が思うには今回の重点事項に定めさせていただきました魅力あるまちづくり、そして活力あるまちづくり、そしてしあわせ感じるまちづくりということで、この魅力あるいうのは何かというと、ほかのまちにない、白老町にしかない魅力、そして活力って何かといいますと、やはり企業が生き生きとというか、活動していける活力、そして最終的には町民の皆さんが幸せを感じてもらえるというようなことで魅力、活力、幸感力というのをしっかりと捉えた中で、人口減少対策についてもほかにない、白老町にしかない施策をしっかりと進めていきたいと考えております。