みんなの議会

白老町議会 令和4年定例会6月会議 2022年6月23日

財政の押さえと町民要望を叶える事業化

2022年6月23日、白老町議会の一般質問で、広地紀彰議員が「財政の押さえと町民要望を叶える事業化」について質問し、町長 戸田安彦、企画財政課長 大塩英男、上下水道課長 舛田紀和、産業経済課長 工藤智寿、生涯学習課長 伊藤信幸、政策推進課長 冨川英孝、建設課長 瀬賀重史、副町長 竹田敏雄、総務課長 高尾利弘、副町長 古俣博之が答弁しました。

質問者
広地紀彰 議員
答弁者
町長 戸田安彦、企画財政課長 大塩英男、上下水道課長 舛田紀和、産業経済課長 工藤智寿、生涯学習課長 伊藤信幸、政策推進課長 冨川英孝、建設課長 瀬賀重史、副町長 竹田敏雄、総務課長 高尾利弘、副町長 古俣博之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 広地紀彰

議席番号2番、会派いぶき、広地紀彰です。町長に対し、通告に基づき1項目、2点。財政の押さえと町民要望を叶える事業化について。(1)、令和3年度の決算状況について。①、歳入歳出の特筆要因と財政指標を伺います。②、余剰金、繰越金、基金積立額などの実質的な財政収支の見解と財政出動への考えを伺います。(2)、令和4年度の予算執行状況について。①、執行方針に基づく「安心・充実・未来への投資」における主な事業執行状況と目指す成果及び今後の課題を伺います。②、遊休施設や生活館などの既存施設の有効活用への考えを伺います。③、防災強化に向けた整備と町民への啓発に向けた取組を伺います。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

「財政の押さえと町民要望を叶える事業化」についてのご質問であります。1項目めの「令和3年度の決算状況」についてであります。1点目の「歳入歳出の特筆要因と財政指標」についてでありますが、歳入における特筆要因としましては、普通交付税が再算定分も含め当初予算比5億8,563万9千円の増、臨時財政対策債が当初予算比9,806万八千円の減、特別交付税が当初予算比1億5,451万6千円の増となったほか、新型コロナウイルスワクチン接種関連として国庫支出金として2億401万2千円、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金として3億4,240万6千円など、コロナウイルス感染症対策関連の国庫支出金が多く交付されております。歳出における特筆要因としましては、新型コロナウイルスワクチン接種関連事業1億7,823万5千円や、子育て世帯・非課税世帯に対する給付事業4億6,553万4千円、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業3億9,613万5千円のほか、予算額を上回る交付税の交付や過去最高額となったふるさと納税を背景に、4億8,812万9千円を基金へ積み増ししたものであります。財政指標につきましては、実質公債費比率は12.5パーセント程度、将来負担比率は10パーセント台後半、実質赤字比率及び連結実質赤字比率については発生しないものと推計しており、いずれも改善する見込みであります。2点目の「実質的な財政収支の見解と財政出動への考え」についてでありますが、実質的な財政収支の見解につきましては、あくまでも決算上の数値としてお答えいたしますが、決算剰余金は3億1,093万7千円、基金の増加額が4億8,812万9千円となっております。財政出動への考えにつきましては、近年、基金への積立金が増加しておりますが、積み立てた基金は翌年度以降の事業財源として活用している状況であり、目の前だけに囚われることなく、将来にわたる安定的かつ継続的な行政サービスの実現に向け、適切な運用に努めていく考えであります。2項目めの「令和4年度の予算執行状況」についてであります。1点目の「執行方針に基づく「安心・充実・未来への投資」における主な事業執行状況と目指す成果及び今後の課題」についてでありますが、町政執行方針における重点として掲げた「安心・充実・未来への投資」に資する、今年度の各分野別の主な事業につきましては、「安心」分野として、新型コロナワクチン接種関連事業、約6,666万円、「充実」分野として、町道等の改修・補修事業、約7億8,247万円、「未来への投資」分野として、公共施設の改修等事業、2億1,189万円を計上しており、予算の重点化を図り、町民生活の維持・向上や、まちの将来を見据えた事業展開を図ることとしております。2点目の「遊休施設や既存施設の有効活用への考え」についてでありますが、白老町公共施設等総合管理計画において、既存施設の有効活用と新規整備の抑制を公共施設の基本方針としており、具体的には、既存施設の用途転用や建物に複数の機能を盛り込む複合化によって、利用ニーズの変化に適切な対応を図ることとしております。また、遊休施設につきましては、基本的に売却を目指すこととしており、その可能性がない施設は、影響を考慮して計画的に除却を進めることとしております。3点目の「防災強化に向けた整備と町民への啓発に向けた取組」についてでありますが、様々な自然災害による被害を最小限に食い止めるため、防災訓練、自主防災組織への支援をはじめ、備蓄品、資機材等の計画的な整備を進めております。同時に本年3月に改訂した「防災マップ」の周知や防災マスター会が実施している防災講座等との連携を通して、防災意識の醸成を図りながら、地域防災力の向上に努めております。また、今年の防災訓練は、北海道総合防災訓練との合同開催を予定していることから、関係機関や団体との連携を図りながら、実践的な防災訓練となるよう取り組みを進めていく考えであります。

質問 2番 広地紀彰

2番、広地です。財政健全化プランが終了し、財政健全化法による財政再建を主眼としたまちづくりではなく、共に築く希望の未来、しあわせ感じる元気まちといったテーマを掲げた第6次白老町総合計画に基づいた行財政改革を進めながら、純粋にこの総合計画を達成していくまちづくりが始まっております。本質問では、共に築く希望の未来をどうやったらできるのか、どうやったら幸せを感じる元気まちになるのかということについて、お金がなくてもみんなの知恵や力でできるまちづくりがあるのではないかという趣旨で質問をしてまいりたいと考えています。まず、1項目め、令和3年度の決算状況の歳入歳出の特筆要因と財政指標については同僚議員の質疑で理解を得たので、財政構造と交付税や起債の関係に絞って取り上げたいと思います。まず、町長からのご答弁にありましたとおり、普通交付税が再算定分も含めて当初予算に比べ5億8,000万余り増となっておりますが、まずこの要因について。

答弁 企画財政課長 大塩英男(企画財政課長は2023年1月まで)

令和3年度の普通交付税の増額要因というご質問でございます。町長の1答目の答弁でございましたとおり、当初予算比5億8,563万円の増になってございます。まず、7月の算定結果に基づいて増額した分といたしましては4億1,431万4,000円の増額となってございます。こちらの増加要因といたしましては、まず基準財政収入額、いわゆる収入の部分が町民税所得割、法人税をはじめとした減額で、すなわちこれは減額ということは交付税は増となってございます。さらには、基準財政需要額の中では3年度から交付税の算定が2年度の国勢調査の人口に基づいていろいろと計算されるというような内容になってございましたが、ここの部分で本町も国勢調査の結果によって人口減が出るというようなことで、予算としては交付税を抑えていったものですけれども、こちらが人口の急減補正というのが掲げられまして、予算の見込みよりもそれほど落ちなかったというような内容、あとは再三再四出ております地域社会のデジタル化の推進ということで3年度から新たに地域デジタル社会推進費というのが算定項目として追加をされまして、これが約7,000万円の増で、合計4億1,000万でございます。さらに、再算定ということで、12月に再算定結果として本町としましては1億7,000万ほど交付税が増額されたというような内容でしたが、このうち臨時財政対策債の償還額、これに充てなさいというようなことで、7,800万で再算定として交付税が交付されたというような状況でございます。

質問 2番 広地紀彰

2番、広地です。確認の上で伺っておきたいのですが、地方の一般財源の総額について2018年度の地方財政計画の水準を下回らないように実質的に同水準を確保するという、いわゆる地方一般財源総額実質同水準ルールが令和3年度まで実施され、また令和4年度についても国が令和3年6月に閣議決定をした経済財政運営と改革の基本方針、いわゆる骨太2021にも2021年は下回らないようにというルールが示されていますが、これからの骨太の2022がつい先日示される中で、今後の交付税の見通しはどのように捉えていますか。

答弁 企画財政課長 大塩英男(企画財政課長は2023年1月まで)

今後の地方交付税の捉えというようなご質問でございます。広地議員のほうでご紹介をいただきました一般財源総額実質同水準ルールという、こちらは政府の骨太の方針2021で一般財源の総額を2021年の地方財政計画の水準を下回らないように今後展開していきますというような方針が示されているところでございます。この背景といたしましては、国のほうも消費税の増税分というようなことも含めて税収が回復されているというような状況から、地方交付税のルールであります国と地方の折半というような形で、これまではどちらかといいますと臨時財政対策債のほうが当初よりも比重が大きくなっていたというような流れではあったのですけれども、令和4年度につきましてはこれが現金支給といいますか、交付税として入ってくる状況で、本町におきましてもまだ算定結果は出ておりませんが、昨年度の臨時財政対策債でありますと2億8,500万円、そして今年度4年度の予算としましては1億9,000万円というような読みをしておりますので、かなり臨時財政対策債の部分が落ちてきているというような裏返しとして地方交付税の部分が多くなってきているというような状況になっておりますので、もちろん先ほど申しましたとおり人口減少の補正がこれは緩やかに解かれていく状況ではありますが、そこも含めて国の方針に基づいて考えていきますと、今後急激に交付税が今よりもどんと落ちるというような状況ではなかろうかなと押さえているところでございます。

質問 2番 広地紀彰

2番、広地です。課長からの答弁をいただきましたが、臨時財政対策債は令和3年度で大分落ちましたよね。臨時財政対策債が落ちたことによって、起債発行可能額が私どものまちは8年で80億円といった、そういったルールを設けているわけですけれども、そこに対して好影響があると考えられるのですが、どのように捉えていますか。

答弁 企画財政課長 大塩英男(企画財政課長は2023年1月まで)

起債の枠のお話でございます。こちらは、町の行財政推進計画の中で臨時財政対策債を含めた中で8年間で80億円以内になってございますので、臨時財政対策債の額が落ちるとなると、こういった言い方はちょっと語弊があるかもしれないのですけれども、町としての自由に使える起債の枠が増えていくというような形になるというのは間違いございませんので、もちろんこの起債の枠というのはこれまでも再三再四申し上げてますとおり、ここはきちんと守っていかなければならないというようなことでございますが、臨時財政対策債が落ちてくることによって町の独自の起債の発行枠というのは増えていくと考えております。

質問 2番 広地紀彰

2番、広地です。ちょっと2点目にも関連してくるのですけれども、交付税はまた後で触れますが、余剰金や基金積立ての関係といった自主的な財政収支の議論をしたいと思うのですけれども、まず確認なのですが、今町長からの答弁があったとおり、決算剰余金は3億1,000万円余りと、さらに基金の取崩し分を差し引いた純増額と言ったらいいでしょうか、これは約4億9,000万円弱といったことで、これを加えるとちょうど8億円ほどになると思うのですが、これは実質的な黒字額というような捉えでよろしいでしょうか。

答弁 企画財政課長 大塩英男(企画財政課長は2023年1月まで)

実質的な黒字額というようなご質問でございます。町長の1答目の答弁でもありましたとおり、実質的な財政収支という見解というようなご質問だったのですけれども、これをどう捉えるかというようなところがちょっと難しい部分ではあったのですけれども、広地議員のご指摘のとおり、決算剰余金として3億円、そして基金の繰入れ、積立て、これを差引きしますと積立額として4億8,000万円というような状況になってございますので、広地議員からご指摘のあった約8億円近くというのが実質的な黒字というような捉え方はできるかなと捉えております。

質問 2番 広地紀彰

2番、広地です。確かに黒字とか、そういう文言のあやは当然あるとは思うのですが、ただこれをどう見て整理をしていくかということを議論させていただきたいと思うのですが、全道平均が同僚議員との質疑の中で今40億円といったことで、ただ事業規模も相当違うので、一概に40億円を目指していくというのは目標ではないと。それは同僚議員との質疑で理解を得ています。この中で、目を疑うような大きな金額にはなったのですけれども、この構造的な部分をちょっと見ていきたいと思うのですけれども、まず歳入に関わってふるさと納税についても理解できたので、1点だけ確認しますが、今回いろいろと担当者を含め、担当課、理事者も含めた庁舎内の議論の中で生まれた事業によって6億円余りふるさと納税が集まっていますが、このうち指定寄付等もいろいろあると思いますけれども、簡単に言うと返戻品や事務手続等の経費を除いて、町が使えるお金というのは大体半分ぐらいではないかと押さえているのですが、そういった押さえでよろしいでしょうか。

答弁 企画財政課長 大塩英男(企画財政課長は2023年1月まで)

ふるさと納税の内訳というようなことでございます。広地議員のご指摘のとおり、令和3年度、約6億3,000万円のご寄付をいただいたところでございます。それで、ご指摘のとおり約半数、56.1%が経費で、3億5,000万円ほど経費ということで充当しておりますので、残りの43%、約2億7,400万円が、これは基金の積立分も合わせてなのですけれども、そういう額でございます。

質問 2番 広地紀彰

若干起債の関係に触れますが、交付税が大分増えたと、要因については課長の答弁をいただきました。あとほかにも結構有利な起債の関係だとかもあるのではないかなと感じているのですが、過疎債などの利活用状況や、そういったより有利な起債によって交付税の確保も図られているのではないかと捉えていますが、現状はいかがかということです。あとまた、今後の老朽施設の建て替えや集約化などに関わって集約化や複合化の事業や立地適正がうたわれている公共施設等適正管理推進事業債や緊急防災・減災債など、有利なと言ったらよろしいのでしょうか、そういったような起債の本町における利活用の可能性や事業の対象をどのように押さえているかについて。

答弁 企画財政課長 大塩英男(企画財政課長は2023年1月まで)

起債に関するご質問でございます。広地議員のほうから、起債の種別といいますか、そういったご質問かと思いますが、令和3年度の起債の種別ということでお話をさせていただきますと、令和3年度で29事業、起債の事業がございまして、合計で、大渕議員の答弁書にあったとおり8億円で3年度は起債、町債を発行させていただいております。そのうち過疎債ということで、これは議員ご承知のとおり有利な起債でございますが、これがハード、ソフト分を合わせて29事業中10事業で、これが額にしまして1億3,630万円で、これは交付税の理論上の元利償還額の70%が交付税措置されるというような状況になっているところでございます。あと、その他でいきますと公共施設等適正管理推進事業債というのがございまして、これが3事業、約3,600万円の起債発行というような形で、こちらは元利償還額の50%が措置されるというような内容になっているところでございます。というようなことを考えていきますと、本町の場合は過疎計画に基づく過疎の事業債を発行できるというようなことになってございますので、重点としましては過疎債を中心とした起債の発行というのを今後も中心に考えていかなければならないかなと考えているところでございます。そして、もう一点、老朽施設に対する起債というようなお話がございました。それで、老朽施設につきましては、例えば今ご紹介しました公共施設適正管理推進事業債ですとか、こういった形で老朽化施設に対する起債を発行できるというようなことと、あとさらには今後庁舎の建設というようなことを考えたときには、これは時限的な起債ではあるのですけれども、緊急防災・減災事業債で、こちらも充当率100%の交付税の措置が70%というような形で、ただこれは令和7年度までという時限的な起債ではあるのですけれども、こういった有利な起債をきちんと捉えた中で事業を進めていくというような考え方にあるというところでございます。

質問 2番 広地紀彰

過日の同僚議員の質疑の中でも、特別交付税を取っていくべきだと。私もそこは理解を得たので、そこは割愛しますが、立地適正の評価も含めた質疑が交わされております。政策からの視点なのです。ゼロカーボンだとか国土強靱化など、国が目指している政策も見据えながら、やっぱりそこもしっかりと勉強していくべきではないかといった議論を交わされていますけれども、私も1点だけ訴えたいと思いますが、こういった政策的なものをしっかりと取っていくと。こういった政策を組み上げていく前提として、職員の研修や人脈、職員それぞれがお持ちになっている人脈の構築だとかの理解や支援、例えば担当課でそういったような動きに対して評価をしたりだとか、そういった姿勢が大切だと思うのです。あとは、自前で計画を策定することへの評価や協力など、みんなで政策をつくる視点が欠かせないのではないかと捉えています。事実、新生活館、今高砂町で進められている事業ですが、これは労をいとわず、自分たちでもできるのではないかということで、設計を自前でやることによって事業費の抑制に成功しましたよね。こういったようなみんなで政策をつくり上げていくという姿勢が今後のいろんな有利な起債を見つけたり、例えば政策的な計画づくりを通していろんな交付金を獲得していくためのそういった前提になるではないかと考えますが、見解を伺いたいと思います。

答弁 企画財政課長 大塩英男(企画財政課長は2023年1月まで)

広地議員から人脈ですとかそういった部分のご質問かと思います。それで、私もこの立場になっていろいろと企画課長の管内の会議ですとか、そういった会議に出席する機会があったときには、ほかのまちでの状況ですとか、あくまでもうちのまちはうちのまちという考え方を前提にしてお話をさせていただきますけれども、例えばコロナの交付金の活用状況がどうなっているですとか、そういった情報収集というか、情報の共有というか、ほかのまちでやっている事例というのを参考にするということも一つの重要なことかなと。それによってヒントとして得た中で、そうしたらうちのまちでこんなことができるのではないかとか、そういったことの発展的な考えが生まれてくるのではなかろうかなと思いますので、これは私に限らず、職員が全体としてそういったものに向けて進めていく姿勢というのは、これは忘れてはならないものかなと考えております。

質問 2番 広地紀彰

以上の議論をまとめると、起債償還額が減っていく、これは構造的に公債負担が徐々に落ちていくと、まだちょっと下水道とかは残っていますけれども。そこも財政構造の改善といった捉えができるかと思います。ただ、約8億円弱の黒字と言わせていただきますけれども、といっても交付税の算定のルール的な部分が5億円ほどあったり、ふるさと納税によっても3億円弱はあるといった歳入の要因も見てと取れます。ですから、こうした事実から考えると、財政構造として経常的に収支均衡が図られたとまでは言いにくいのではないのかなといったような捉えをしていますが、当局としてはどのような見解をお持ちになっているか伺いたいと思います。

答弁 企画財政課長 大塩英男(企画財政課長は2023年1月まで)

過日の大渕議員で答弁させていただいた内容とちょっと重複するかと思うのですけれども、財政の担当としては行財政推進計画の中で定める起債の枠、これは8年間で80億円ということをきっちり守っていきますというようなお話をさせていただいているのですけれども、この枠をしっかりと守っていけば起債の償還額、先日の足し算、引き算の話ではないのですけれども、11億円を起債の償還をしています。そして、借入れは3年度であれば8億円でしたというような形になると、実質引き算しますと3億円が減っていくというような状況になっておりますので、これまでの本町の財政をちょっと揺るがした部分というのは起債の額の大きさというようなことで、この固定費を毎年毎年払っていかなければならなかったということで財政運営がちょっと揺らいだという部分がありますので、この起債の枠さえしっかり守っていけば、今後過去のようなそういった財政運営にはならないのかなと担当としては押さえているところでございます。

質問 2番 広地紀彰

限られた起債発行額の中でどのようなまちづくりを進めていけるかについては後ほど一度触れたいと思いますが、こういった事実から考えると、より一層の行財政改革に取り組んでいかなければいけない側面を見てとれますが、経営改善の一視点として水道会計を取り上げたいと思います。白老町の水道事業の実績を見ると、白老町は3つの浄水場を経営しており、合計1日配水能力は1万300立米となっております。また、この中でも薬剤注入や浸透膜処理など水質の関係で最も取水の原価が高い虎杖浜第2浄水場は、3,050立米です。仮にこの第2浄水場を休止したと仮定すると、配水能力は7,250立米になります。一方、白老町の平均給水量は令和に入ってからは1日当たり6,000立米台であり、最大の給水量を見ても令和元年度以降はこの7,250立米を下回って6,000立米台です、最大でも。端的に申し上げれば、一番お金がかかる第2浄水場を止めても理論上は水道は供給できるということになります。無論安定供給のための余裕だとか、あと万一の際の手当てを万全にしなくてはならないのは当然ですし、私も今すぐに止められるわけではないというのは十分に理解しています。しかし、訴えたいのは、このような検討と実行こそ行財政改革として取り組まなければならないという姿勢なのです。今後の人口減を見据えながら、また老朽管対策だとかに一層の経費増が見込まれる中で、どうしたらより効率的な事業運営ができるのかをお金がなくてもみんなの発想や知恵で解決する視点が行財政改革に必要と考えますが、いかがですか。

答弁 上下水道課長 舛田紀和(上下水道課長は2024年3月まで)

ただいまのご質問であります。第2浄水場の施設名が出ておりまして、まず現在の浄水場の配水能力の部分を数値を基にご説明をさせていただきます。私のほうからご説明をさせていただくのは年間の配水量でご答弁をさせていただきますが、今現在例えば第2浄水場を閉めた場合、その場合は白老浄水場と、それから虎杖浜の第1浄水場、これの年間の可能配水量といたしましては218万4,000トンになります。それで、令和3年度の決算期における年間の配水量、これが213万8,000円と若干の余裕がある程度の水量になってございます。ただ、議員のおっしゃられる趣旨の部分で考えますと、我々施設を管理する立場といたしましても、人口減少でこれから使用量が必ず減っていきます。そういったときに今の規模感が将来的には必要なのかどうなのかという部分の中で、町内の浄水場の在り方について今後将来に向けた部分での施設規模ですとか、それから処理能力、そういった部分の縮小というのはこれからまさに進めていかなければいけない部分だというのは認識しております。維持費も3つの浄水場のうち第2浄水場が電気料ですとか薬品費、そういったものをトータルしても一番高い状況になっています。そういった部分も含めまして、今社会保障・人口問題研究所で示されております10年、20年を見据えた際のそういった施設運営の在り方というのは今現在検証している真っ最中でもございますし、今後そういった方向性に向けて進めていく必要性はあると感じておりますが、今現在の水量でいきますとまだ第2浄水場を閉めるという、そういった部分の数字にはちょっと水量が足りないという結果であります。

質問 2番 広地紀彰

当然最重要なインフラの一つですから、安定供給だとか非常時のことをしっかりと踏まえた計画づくりが欠かせないというのは十分に理解できました。ただ、行財政改革進めながら、身の丈に合った歳入からの予算編成といったこと、これを進めてきていることは私は評価しておりますし、議会としてもそういったことが大切ではないかという指摘を再三にわたって議論されてきたと承知しています。なので、単年度で8億円が出たとか、去年も6億円ぐらい出ているだとかあります。ただ、現実としては、基調として例えばしっかりとした安定税収が増えているだとか、そういったことではなくて、今はまだ堅調な町民税やさらに努力によって獲得しているふるさと納税だとか、これだけの余裕を生んでいるような事実でして、なので当初予算に比べて余剰金が出ただとか、そういった部分については要因分析をしっかりしなければいけないと思うのです。ただ、結果的に余剰が出るといったことが近年続いております。この余剰をどうまちの活性化に向けていくかが問われていると感じております。様々な要因で生じた余裕を基金造成を行いつつ行政課題解決と住民サービスや事業者支援へと振り向けていく仕組みづくりに今町も取り組んでいるのは理解しておりますが、こういった基金造成をもっと政策的な観点で、より重要な政策的視点で考えなければいけない局面になっていると考えています。今同僚議員等の質問で、今回は経済基金に積み立てると、他自治体と比べても若干薄い部分もあるといったような状況は理解できました。それは一つの考え方として結構だと思うのですが、これから役場庁舎や図書館の再編、また公共施設の再編、こういったような大きな費用を伴う大型事業を控えていることを考えても、こういったような政策課題を念頭に組み入れた基金造成をより積極的に行って、当年度で消化していくのは大変だと思いますし、現実的には難しいと思いますけれども、後年度でしっかりと事業化していくという姿勢が大切ではないかと考えますが。

答弁 企画財政課長 大塩英男(企画財政課長は2023年1月まで)

基金造成のご質問でございます。それで、3年度におきまして当初予算を含めまして9億円を基金に積立てをしたというような状況でご説明をしましたが、その内訳というか、その辺についてちょっとご説明をさせていただきたいと思います。この3年度内に積み立てた額というのが約8億円だったのですけれども、まず2年度の決算剰余金として2億9,500万円が出まして、この半分の1億5,000万円を財政調整基金で積立てをさせていただきました。交付税の追加ということで先ほどご説明しましたが、12月の再算定として臨時財政対策債の償還費として7,800万円、これは町債管理基金のほうに積ませていただきました。そして、これもご説明しましたふるさと納税の基金1億3,000万円というような形で、合計で3億5,800万円、これがいわゆるルール分と言ったらおかしいのですけれども、ある程度基金に積み立てなければならないというような金額になろうかなと思います。それで、残りを町の意図的と言ったらおかしいのですけれども、町がいろいろ事業化に向けて積んだ部分で、先ほどご説明しました2億9,500万円の財政調整基金の1億5,000丸を抜いた残りの約1億5,000万円を公共施設の基金のほうに積ませていただきました。3月の不用額で7,000万円の部分については、社会福祉、文化振興基金に1,000万円ずつ、そしてさらに公共施設の基金に5,000万円、積立てをさせていただきました。そして、先日5月会議の中で専決補正をさせていただきました特別交付税の3月が予算を上回ったというような部分と、あと税収が増えたということで2億円ほど基金に積立てさせていただきましたが、こちらは病院への追加繰り出しということで財調から9,400万ほど繰り出ししておりますので、これを繰戻しした9,400万円、それと公共施設、庁舎管理、5,000万円ずつで、すみません、長い説明になってしまったのですけれども、これまでもご説明したとおり、公共施設の老朽化というのが本町における重要課題の一つであるというようなことと、あとは庁舎の建設というのがありますので、庁舎の基金に積ませていただいたというようなことで、今後の将来的な事業展開に向けた中で基金を積立てさせていただいているというような状況が1つと、あとは差引き額4億8,000万円というような形で積立てはしたのですけれども、実は4年度の当初で3億5,000万円ほどの基金を繰り入れさせていただいております。これは公共施設の整備基金で1億7,000万円、ふるさと基金で1億円というような形で、これは事業化というような形で、要するに今回令和4年度の一般会計の予算規模としては107億円ということで、過去3番目の大きな財政出動だったのですけれども、その裏づけとしては、こういった基金があるからこそそういった事業展開をしていけるというのは一つの形なのかなと財政当局としては押さえているところでございます。

質問 2番 広地紀彰

2番、広地です。最後に質問しようということもあったのですけれども、課長の答弁で十分理解を得ました。起債発行制限が8年で80億円と、これは自らに課している一つの物差しです。こういった物差しの中でどれだけ大きな仕事ができるかと、これは基金造成とその積極的活用にかかっていると思うのです。そういった観点から、例えば公共施設は実際執行していますよね、当然庁舎は建設するときまで貯金しておかなければいけないものなのかもしれませんけれども、例えば庁舎を本気で建てるのだと、建てるのであればそこに対してしっかりと頭金を積んでいかなければいけないのだだとか、そういった政策的な部分がしっかりと基金造成の中の観点として踏まえられていなければいけないと思ったことを言おうと思ったのですけれども、答弁いただきましたので、十分に理解できました。それで、令和4年度予算執行状況に移ります。前段で質問の前提として話をさせていただくのですけれども、白老町の債権管理条例の制定だとか、また普通財産の処分の事務取扱要綱がこの間制定されましたが、お金だとか町の活性化に誘導する仕組みづくりが最近随分目につくなと好感を持って見ておりました。金をかけなくても仕組みづくりでできるまちづくりってあるのだなと率直に思います。こういったことをどのように具体的にしていくかということについて質問していきたいと思うのですけれども、まず執行状況に基づく主な執行状況については町長からの答弁で理解できました。若干個別事業について触れたいと思うのですが、先日の産業経済課の取組でありますが、空き店舗の情報提供依頼です。町内の不動産会社にまちから、空き店舗、要は空いてる店舗の情報がないかといった情報提供の依頼が白老町内の不動産事業者に要請されております。これでたまたまこの通知が来る前に担当者にお話を伺う機会があったのですけれども、空き店舗利活用の助成を見据えて結構な数の事業者が白老町に進出したいという問合せを役場にしているといった状況があるそうです。役場が企業進出の窓口になっている状況を捉えた事業なのかなと評価していますけれども、うれしかったのは、担当者がせっかく町内に進出の問合せがあるのに庁舎内には情報がなくて、問合せに対応できないと。なので、町内に不動産会社がありますのでと紹介している状況で、せっかく進出の問合せがあるのにもったないと言っていたのです。自分事なのだなと思って、何とか自分たちで紹介して町内進出につなげたいという思いを感じたのです。こういった発想は、もちろん担当者も頑張っていると思いますけれども、それは担当課の中で当然話し合われて事業化されていると思いますし、事業規模によって理事者も含めて庁舎内で議論をされて事業化されていると思うのです。これは、お金はほとんどかかっていないと思うのです。もちろん事務手続は大変だったと思いますけれども、こういったお金がなくても仕組みづくりなどでできるまちづくりを進める姿勢を今回官民挙げて取組をしているわけですが、そういったような取組に対しての見解と、そして直近の空き店舗利活用の事業の実態はどのようになっているかについて。

答弁 企画財政課長 大塩英男(企画財政課長は2023年1月まで)

まず、私のほうから広地議員がご指摘のあった仕組みづくりのお話を若干させていただければと思います。広地議員のほうから、財産処分の新たなルール化という部分と、あと債権管理条例のお話をいただきました。その中では、実はその2項目につきましては行財政推進計画の中の財源の確保というようなことで実施方策として定められております。財産処分のルール化につきましては、遊休地の売却を図っていきます。さらには債権管理条例につきましては債権管理対策の強化というような実施項目の中に基づいて取組を進めているところでございます。こちらの行財政推進計画につきましては、全庁的に町長を本部長として行政改革推進本部というのを昨年、令和3年度でありましたら3回実施をしておりまして、まず1回目にはどんな形でやっていこうか、そして2回目にはその進捗管理、そして3回目にはその評価というか、実際にできたかどうかという振り返りを実施しているというようなことで、これは全庁的な取組としてこの計画を進めていっているというのが重要なことかなと考えておりますので、今後も計画はまだ8年間続きますので、この取組というのはきちんとPDCAを含めた中で進めていきたいと考えているところでございます。

答弁 産業経済課長 工藤智寿

空き店舗活用創業支援事業についてのご質問がありましたので、私のほうからご答弁させていただきます。最近の実績としましては、令和3年度におきましては3件の実績がございました。それで、今現在2件、実はもう決定してございます。それから、問合せが今年は異常なくらい早いといいますか、たくさん来ているといいますか、相談が来ておりまして、今年度に入りまして4月8日から先週6月17日までの間に、白老町内全域にかかってくるのですけれども、14件ほどお問合せをいただいております。皆様は、どういった活用ができるのかとか、こういう業種はできるのかとか、様々なお話をいただいていまして、先ほど議員のほうからも評価いただきました担当者が事業の部分での不動産情報みたいのも、こういう問合せがたくさんある中ですぐに対応できるようにということで、当然詳しい内容については不動産事業者のほうで押さえてはいるのですけれども、町としてもこういう物件がありますよということもその中でお話できたらという思いの中でそういう取組も今させていただいているということでございますので、これでまだ全てが終わったというわけではないので、これから問合せもたくさん来る中で、実際に申請等もありましたら、きちんと要件に合うですとか、どういう事業効果があるですとか、そういうことも検証しながら事業を進めてまいりたいと考えてございます。

質問 2番 広地紀彰

空き店舗利活用の事業、財政健全化中にも取り組まれて、たしか20件以上の実績が既にあったかと承知しています。そのうちのほとんどが今も張りついて、ただコロナ禍の中で、さらに燃料危機に対してたくさんの、特に創業したての資金力も潤沢とは言えない事業者にとっては苛酷な中で何とか頑張っているような事業者もいるのかなと承知していますが、一つの事業の押さえとしてはこれは企業進出につながっていると捉えていいのかなと感じます。直近の危機について1点のみ伺いたいと思うのですけれども、コロナ禍における原油価格・物価高騰等総合緊急事業、これは令和4年の4月26日に原油価格・物価高騰等に関する関係閣僚会議において、業種別対策として、原油価格高騰が直撃している業種といった農林水産や運輸、生活衛生などに対しての国の支援方針が打ち出されておりますが、関連して補助金も交付されたと承知しております。これは今後になると思いますが、町としての対策の考え方を伺いたいと思います。

答弁 企画財政課長 大塩英男(企画財政課長は2023年1月まで)

原油価格、物価高騰分のコロナの交付金の関係でございます。こちらにつきましては、追加交付というような形で約1億円で、そのうち原油価格高騰分として8,000万が国のほうから交付されたというような現状でございます。この交付金をどのような形で使っていくか、こちらは7月中を目途に事業化を進めていきたいというような考え方ということでございますが、国のほうからの通知によりますと、この交付金というのは要するに生活者や事業者に直接及ぶ事業を交付対象にしているというようなことから、そういった観点で、これは重複の答弁になってしまいますが、物価高騰、原油価格というのは本当に幅広いというような、一般家庭にも及ぶ、そして事業者の皆さんにも及ぶというような形ですので、これは幅広い視野を持って、どういう本町における対策が必要なのかというのを検討して、きちんと事業展開を進めていきたいと考えているところでございます。

質問 2番 広地紀彰

2番、広地です。それでは、2点目に移ります。遊休施設や生活館などの既存施設、急にここのところ暑くなって雑草が気になる季節を迎えていますが、公民館、生活館などの集会施設の除草などはどのように取り組まれているのか伺いたいと思います。

答弁 生涯学習課長 伊藤信幸(生涯学習課長は2025年3月まで)

私のほうは公民館の除草の関係についてお答えしたいと思います。こちらにつきましては、町内業者に委託をした形で定期的な草刈りをさせていただいております。もう既に各地区公民館につきまして、巡回をしながら1度目の草刈りだとかを対応しているというような状況でございます。

答弁 政策推進課長 冨川英孝(政策推進課長は2024年3月まで)

伊藤課長からもございましたけれども、生活館についても同様に業者に委託して草刈りを行っているというような状況になってございます。

質問 2番 広地紀彰

2番、広地です。先日、竹浦のコミュニティセンターを利用させていただいたのです。知人の葬儀がありまして、雑草が気になったので、玄関前を私と何人かで除草したのですが、それは草刈りがひどいとかという問題というより、もっと地域や町民を巻き込んだ協働の取組ができないのかなと感じました。先日、この間の日曜日なのですけれども、虎杖浜地域の取組として虎杖浜駅の裏側の歩道の除草を実施したのです。数百メートルにも及びましたので、正直大変ではありましたが、思いがけず油などが提供されて、すごく充実感のある取組になりました。日曜日ではあったのですけれども、子供たちが通う通学路を私たちがおじさんたちできれいにしたのだと。おまけに混合油まで新品で頂きまして、大変うれしかったのです。率直に感じたのは、油代でできるまちづくりがあるなと感じたのですよ、小さいですけれども。公園には里親制度がありますし、企画財政課のほうともいろいろと協議をさせていただく中で、町内会に対しても草刈りの事業に町内会が取り組む際には混合油を例年より倍増の2リットルを1台当たりに提供するということで、若干ではありますが、町民にも協働の後押しをする取組を進められていることは承知しています。今すぐに公民館やそういった集会施設に対して里親制度的なものをやれといったことは、業者もいることから、制度設計をしっかりとやっていかなければいけないと思うのです。ただ、私が言いたいのは、こういったそれぞれの地域の集いの場、自分たちの施設だという思いもあるのです。こういったものの維持管理に当たって元気な方々の力を借りることが逆に地域の人たちにとっても生きがいを生んだり、まちの活力につながるのではないかなと。冗談抜きで、虎杖浜のが終わったときに、これをもらえるのだったらまた来週もやるかという冗談が飛び交うぐらいだったのです。ささいなことかもしれません。だけれども、やれることを開いていく、それに対して若干ではあっても例えば油代、お茶代、そういう類いのような報いしかできないかもしれませんけれども、何らかのそういった報いを提供すると、そういったことから始まるまちづくりがあるのではないかと考えますが、見解を伺いたいと思います。

答弁 政策推進課長 冨川英孝(政策推進課長は2024年3月まで)

施設の管理だけではなく、コミュニティの関係でというようなことの観点から私のほうで答えさせていただきたいなと思います。最近ですと地域でのコミュニティの維持、そういったものもなかなか難しくなってございますので、あらゆるものでそういった共感を得るような取組、仕掛け、そういったものについては、地域の皆さんとお話ししながら、どのような方法がいいのか、あくまで施設管理だけではなくて地域全体の取組の考え方については引き続き検討させていただきたいなと思います。

質問 2番 広地紀彰

がんばる地域コミュニティ応援事業だとか、様々な協働の仕掛けづくりが進んでいることは承知をしています。これのミニ版というか、そういったような形ですけれども、こういった事業が生きがいや活躍の場を逆につくり出すのではないかなと卒直に感じました。お金がなくても、みんなでできるまちづくりがあると私は一貫して訴えてまいりました。こういった観点で見て竹浦コミュニティセンターでもう一つの気づきがありましたが、あそこに閉校した竹浦中学校の卒業生の写真が、多分全員分だと思うのですけれども、ずらっと展示してあったのです。私が竹浦の方に息子さんの写真見つけましたよと言ったら、私の写真もあると言われて、見たら私の知り合いの息子さんのお父さんの写真もありました。盛り上がりました。虎杖や萩野中の思い出の資料もどこかに保管されているのではないかなと思うのですけれども、集会施設の役割、いろんな事業に取り組んだり、様々な活用をされていると思いますが、そういった中において竹浦コミュニティセンターのような取組、あれもお金はそんなにかかるような事業ではなかったと思うのです。だけれども、ほかにも写真を撮った人がいたりとか、誰々さんが写っていたよとか、中学生のときの写真で恥ずかしいとか言っていましたけれども、あの一件で盛り上がりました。虎杖中の写真を持ってきてあそこに貼れとか、そういうことではなくて、集会施設の価値というのは地域のよすがとして地域の人が集まったときに、そこでにぎわいが生まれたり、そういったような取組というのはお金をかけなくてもできるのではないかなと感じましたが、そう考えるとそういったものを利活用していく中で集会施設の価値も地域の集いの場としてさらに輝くと考えられますが、見解を伺いたいと思います。

答弁 生涯学習課長 伊藤信幸(生涯学習課長は2025年3月まで)

ただいま議員のお話にありました竹浦中学校の卒業写真でございますけれども、これは当時中学校が閉校するということで、今まで学校の中に掲示していた歴代の卒業写真をどこか地域の方々の目に触れる場所に掲示できないだろうかと当時地元の町内会の方から教育委員会のほうにご相談がありまして、何とか人の目に触れる場所にということで、竹浦コミュニティセンターに併設する生活館側のロビーに設置をさせていただいたところでございます。これまで地元町内会ですとか青少年の育成団体は地域に根差した学校に対する深い愛着がありまして、教育委員会としてもその思いやりに沿った対応したということでございます。コミュニティセンター、そして公民館の在り方というのが地域住民の方の社交の場である。レクリエーション、そしてコミュニティの場というところになりますので、そういった役割を担っていくための地域との関わりを持てるような対応に心がけていきながら、これからも進めてまいりたいと考えてございます。

質問 2番 広地紀彰

2番、広地です。ちょっと視点を変えます。充実分野として道路や施設の補修関係に対しての事業化として、第6次総合計画の実施計画の中に公園施設の改修関係に令和4年、そして令和5年度にも3,000万円見込まれております。公園施設の充実、これは、人口減少抑制は重点ですよね、その一つにもつながり得ることであり、私の認識ではかなり大きく措置されているのではないかなと感じて好意的に見ていたのですけれども、まずこの事業の狙いは何ですか。

答弁 建設課長 瀬賀重史

現在公園の長寿命化計画というのを策定しまして、町内に対象公園が約30か所ありますけれども、そちらの老朽化した遊具の更新をしていくということで事業のほうを進める内容となっております。狙いとしては、今まで遊具の維持管理がちょっと滞っております部分もありましたので、そういった老朽化した遊具を公園遊具の集約化も含めた中で整備を進めていきたいという考えの下に事業のほうを実施していく予定となっております。

質問 2番 広地紀彰

大きく予算措置をされたことは喜ばしいのですが、答弁のとおり30はある都市公園全てにかけていくのにはかなりの年月がかかるといった中で、拠点公園という位置づけがいいかどうかは別として、せめて自転車で子供たちが通えるそれぞれの地域、白老町は社台から虎杖浜まで地域は分かれておりますけれども、自転車で地域の子供たちが通い、集いたくなる公園を整備するという考え方が必要なのではないかと考えています。実際竹浦のある方に言われたのですけれども、親戚の子供がゴールデンウイークのときに遊びに来て、そのお父さんからどこかに子供を連れて行く場所はないかと言われて、ぴんとこなくて、駅北とかを紹介したのですけれども。財政が好転しつつある果実を人口減少抑制や子育てしやすい白老町に一歩進める事業化の象徴として公園整備を推し進めるべきではないかと考えています。また、その際に子供たちの声を聞くことができないかと感じています。総合計画の扉にしあわせ感じるとありました。私は考えました。どうしたら幸せを感じるまちになるのか。答えは1つではないと思います。私が考えたのは、それは願いがかなうことなのかなと思いました。実際何年前か、私が議員なりたてなので、ちょっと承知していないのですけれども、竹浦小学校の遊具整備の際だったと思うのですが、間違ってたら訂正してください。子ども夢基金を使って、その当時の子供たちの希望を集めて、たしかターザンロープを整備したはずなのです。大変喜ばれたと覚えています。子供たちの夢が町長を含めて町議会で審議されてかなう。子供たちは政治ということをこうやって感じるのではないかなと、本当に胸が熱くなったことを今でも覚えています。このように思いを受け止めて一つでも願いをかなえていくことが幸せを生み出して、またここに未来の希望を生み出し得るのではないかと考えますが。

答弁 副町長 竹田敏雄(副町長は2023年9月まで)

公園の関係ということで、私のほうから答弁をさせてください。公園の整備の計画、そういった中で子供たちの声を聞くというのは、令和2年の計画のときに小学校の協力を得て、それぞれ声は聞かせていただいています。ただ、今回整備を進めていくに当たって今年度再びアンケートをしたいなとは考えています。それで、電子アンケートだとか、そういったものを活用しながら町民の声、それから子供の声を何とか聞かせていただきたいという思いで今回やらせていただきたいと考えています。

質問 2番 広地紀彰

子供のイメージというのは一般的な公園のイメージでやっぱり考えてしまうので、なかなか発想は広がらないかもしれないので、聞き方も具体例を通しながら丁寧に聞き取っていただければと感じました。もう一つ子供に関わってですが、道路整備の予算措置が重点的に図られていると承知しております。虎杖浜の旧室蘭信用金庫の虎杖浜支店前の歩道脇のガードレールが、私も地域のごみ拾いのときに指摘を受けまして見に行ったら、確かにちょっと落ちていたり、一部が歩道を塞ぐような形になって、足をひっかけて転ばないかなと懸念されるような状況でした。私のほうから建設課にもお声がけさせていただいて、迅速な対応もいただいていました。道路維持補修や整備に関しては、当然整備計画も持たれていることや、あと町内会等を中心とした住民要望など様々な観点から維持、整備が図られている。これは十分に承知をしています。ただ、子供たちが通うといった視点も重要な整備、補修の視点と考えますが、いかがですか。

答弁 建設課長 瀬賀重史

ただいまのご質問にありました通学路の整備についてなのですけれども、こちらは町道の整備ですとか維持補修につきまして、維持補修につきましては通学路のみならず全体的な維持補修は今必要なものと考えております。特にその中でも通学路に関しては、やはり子供たちの安全性は重要な部分でありますので、優先順位を上げて道路の整備ですとか維持管理、そちらのほうに努めていく考えを持っております。

質問 2番 広地紀彰

2番、広地です。最後に、この点に関わって旧竹浦小学校の体育館の利活用なのですけれども、これは総合計画にもスポーツ施設の整備充実ということで掲げられていて、そこに具体的な事業としては取り上げられてはおりません。ただ、竹浦地域はかねてから、かなり昔になりますけれども、当時の清水エスパルスの下部組織の合宿が行われたりだとか、結構スポーツ観光の中でも活用されていたりする中で、先日も地域住民の方から、もったいないというお話だったのです。正直校舎は相当に老朽化が進んでいますので、利活用はなかなか見出しにくいと思うのですけれども、旧竹浦小学校の現状としての利活用の状況や考え方をお尋ねしたいと思います。

答弁 企画財政課長 大塩英男(企画財政課長は2023年1月まで)

旧竹浦小学校の利活用のご質問でございます。竹浦小学校に限らず、町内に白老小学校、竹浦小学校というような形で、社台小学校につきましては今利活用を図っているというような状況でございますが、町内には遊休施設というような学校施設が存在しているところでございます。それで、これは全国的な流れというようなこともあるのですけれども、全道の小中学校の廃校数が令和2年度では23校、そして令和3年度では30校というような形で、これは各まちにおける課題というような形で、これは本町もしかりかなと捉えているところでございます。それで、文部科学省による廃校活用マッチングイベントというようなことも実際今開催されておりましたり、あとは廃校を活用したスポーツ合宿施設というようなことで、例えば千葉県の銚子市であったり、佐賀県の佐賀市であったりというような事例があるところでございます。それで、こういった事例を参考に何とか取組を進められないかなということで担当課としては取組を進めているところではあるのですけれども、広地議員ご指摘のとおり、老朽化が著しくてなかなか利活用が難しい状況にあるという現実は否めないところではあるのですけれども、いろいろと事例を参考にした中で、何とか活用できないかというのは今後も担当としては推し進めていきたいという考え方でございます。

質問 2番 広地紀彰

2番、広地です。最後に移ります。防災の関係なのですけれども、それこそ旧竹浦小学校は防災の備蓄品で一部活用されているというお話もちょうどありましたが、先般津波浸水予測図が改定されて、白老町も避難対象人数が大幅に増えることになりました。それで、防災資機材が充足できるのかどうかという懸念もあったものですから、確認を込めて伺いますが、備蓄の状況はどうなっているか。あと、関連して、共助等に関わって啓発活動は非常に重要だと捉えています。防災マスターの講話や防災協定の関係、これはコロナ禍の影響もあって思うようには進んでいないのではないかと思いますが、総合計画でもしっかりと数値目標を掲げて取り組む姿勢を見せていますが、この辺りの達成状況はどうなっているか。

答弁 総務課長 高尾利弘(総務課長は2024年3月まで)

まず、1点目の備蓄品の状況でございますけれども、以前もありましたけれども、今お話がありましたけれども、備蓄品が今回浸水想定が出たというところで、まず想定人数が1万1,000人から1万4,500人程度になったというところと、新たに、今までは例えば食料品でいうと1日2食という計算で出していたのですけれども、それを3食に改めたというところがございまして、食料品でいうと1日アルファ米6,600食から1万3,000食というのが必要になるというような試算をしておりまして、1万近くは今アルファ米でいうとあるのですけれども、残りまだ6,000ぐらいは足りないという状況で、こちらを順次整備を進めていかなければならないというところで、今備蓄品を計画的にまた目標値に向かって進めていくというような状況でございます。それとあと、防災マスター会等の活動も含めた協働というか、共助の在り方というか、そういった形なのですけれども、こちらについては防災マスター会のコロナ禍の中でということのお話でしたけれども、防災マスター会については確かに多くの人を集めての防災出前講座だとかというのは減っているのですけれども、自分たちで勉強会という形で積極的にコロナ禍の中でも自分たちで開催するだとかという取組を一生懸命していただいているというところがございます

質問 2番 広地紀彰

2番、広地です。行政が一人で公助として背負い込むのではなく、みんなで取り組む姿勢、お金をかけなくてもやれることをやるという態度。2011年の3月11日午後2時46分、仙台市の荒浜地区にある荒浜小学校の当時の校長、川村さんはかつていない揺れに襲われ、机上のパソコンやら歴代校長の写真が床に散乱したそうです。グラウンドにいた子供たちに学校に入れとメガホンでどなった後、2階に移動し、東側の窓から家が右から左に流れていくのを見た瞬間、自分の足元がべちゃべちゃぬれていて、どうしてだろうと思った瞬間に黒い大量の水の塊が窓を突き破って襲いかかってきたそうです。急いで階段を駆け上がって、そういった瞬間の子供たちは、当時4階に避難していた子供の話でしたが、当時6年生だった会社員の阿部翔也さんは自宅や友達の家が、一部始終それが壊れて流されていく様子をずっと屋上から見ていたそうです。その中の一つには小さい兄弟が住んでいたおじいちゃんの家も含まれていました。兄弟はどうなったのかと思いながら、ずっと一夜を明かしたそうです。暗幕やカーテンで真っ暗の停電校舎で夜を明かし、結局自衛隊の救援ヘリコプターが、さらに地域の避難者の方も合わせたら320名をここの校舎は命を救ったことになりました。当時、私も学校職員なので、よく分かるのですけれども、地震の際の避難場所ってグラウンドになることが多いのです。校舎が壊れるかもしれないからです。だから、グラウンドのなるべく真ん中に避難するようにと私も指導したことがあります。しかし、その2日前に、今耐震化も図られているから、津波のほうが怖いからと、当時のチリ地震の関係で川の底が見えたらやばいという話を2日前に聞いていたそうです。それで、2日前に、避難場所をグラウンドや学校ではなくて校舎の屋上、それ一本に決めたそうです。だから、グラウンドにいた子供たちも屋上に引き上げたそうです。2日前なのですよ、僅か。これをやってなかったら320名もの命が守れなかったかもしれないのです。川村校長が語っていました。命を助けることになった。ただ、この校長先生は、結局親が来て引き渡した1人が唯一の犠牲者となったことも悔やみながら、このように語っていました。みんなでやれることをやる、それしかない。仙台市で最も甚大な被害を受けた地域の一つである荒浜地区は、住宅も代替地への移転を余儀なくされ、小学校ももう閉校しました。しかし、今旧荒浜小学校の校舎になお残る碑には校歌が書かれていて、そこには松原の美しさがうたわれていたのです。私は知らないで、ボランティアガイドをしてくださった方に校歌には松原がうたわれているのですねと何気なく声をかけたのです。そうしたら、そのボランガイドの方はちょうど荒半間地区の出身の方で、目を真っ赤にしながらこう言いました、松原が復活しないと荒浜は始まりませんと。地域が根こそぎ失われた悲劇の中で、やれることをやる。この重さを目の当たりにしました。これこそ防災に当たっての信念にすべき言葉と感じますが、町民の生命と財産を守る理事者のご答弁を賜りたいと思います。

答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)

今実際的に議員がボランティアというか、その方から聞いた言葉を、引き合いにされながら、命をどう守っていかなければならないか、そういう問いかけをされたように思います。私たち役場の職員として町民の安全、安心を守る、そのことは最大の役割といいますか、公務員の全体の奉仕者だという服務にあるにあるようなことからいっても、しっかりと肝に銘じていかなければならないことだと思っています。そのために日常からどういうような対応、対策をしていかなければならないか。それらが今回の議会の一般質問も通しながら、議論も通しながら、様々な観点から問いかけられているのだろうと思うのです。いろんな財源の使い方も含めて、町民の皆様方が日常の生活の中で安全で安心感を持ちながらいかに自らの生活を豊かに営まれていくか。そこにどういうような財源を投資したり、それからどういうような対策をもって進めていかなければならないか。今の議員が耳にしてきたみんなでやれることをみんなが一緒になってやる。そこの共助の力、それが今本町が掲げている共生の理念だと捉えながら、今後においてもしっかり町民の皆様方の、最初にありました希望、そして幸せを感じられるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。

質問 2番 広地紀彰

2番、広地です。最後の質問とさせていただきます。まず、副町長の答弁に、私も違った立場で町民の生命と財産を預かる政策に関与する一人として今の答弁も重たく受け止めながら伺っておりました。希望の未来、幸せを感じるといったことを訴えてまいりましたが、共に築くとは何かと考えました。私はこれを買ったのですけれども、1,100円で売っているのです。ニセコ町の予算説明書なのです。表紙を見ただけでもちょっと感動したのですけれども、共に築くって何かと。これは予算説明書なのですけれども、この予算説明書はいろいろ事業を書いていまして、例えば子供たちがまちづくり委員会をつくって、ラジオコマーシャルをつくったりとか、いろんな予算化をしているのです。ここを見て気づいたのですけれども、ニセコスタイルの教育の推進とあります。町の豊富な教育資源や地域人材を積極的に活用し、ニセコ町で学び、愛する子供たちを育むニセコスタイルの教育を進めます。家庭や地域の皆さんと連携、協力し、ニセコ町で誇りを持ち、たくましく生きる人を目指した教育を進めまますと。ここで子供を育てたいなと率直に思ったのですけれども、考えてみたら白老町もやっているのです。白老町スタンダードやアウトメディアの取組を通してやっているのです。アウトメディアの取組は、書いていませんでした。何を言いたいかというと、住民と予算だとかを通しながら、どうやって一つ一つ町民の要望も聞きながら、かなえていくこと、理解を広げていくことができるのかということなのです。ここに片山町長の言葉として書いてありました。本町では、前の年から実施している予算編成方針説明会が町民向けに開催されています。どういう予算づくりをするかを町民に言っています。そして、各担当からの予算要求も全部公開です。そして、予算査定、要は予算を切り捨てたりするわけです。そういったことまで全部透明化しているのです。公開の中で作成している。将来は、主権者である町民の皆様が主体的に財政に関わる財政民主主義を目指したいと考えていますと結ばれていました。こんなのを作れとか、そういうことではないのです。実際町もまちの財政を家計簿に例えるとということで、6月号を頂きました。分かりやすく書いています。こういった取組を通して、金がないと思って希望を見失っている町民に対して、財政はこうなっていて、余剰はこれだけあるから、将来は何を直したいと考えているか。こういったことを住民の理解や意見を聞いたりする協働の取組の中で政策化していくことが共に築く希望の未来、しあわせ感じる元気まちになるのではないかと考えますが、最後にその見解を伺いたいと思います。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

まちづくり全般と子供の育成、教育等々のお話でございました。共に築くというのは、公助、共助で行政と町民が一緒になってまちをつくっていく住民自治の基本中の基本の言葉だと思っております。そのために、今ニセコ町のいい事例をお話しいただきました。住民とどういう形で説明会、説明会は手段でありますので、どういう意思疎通で一緒にこのまちをつくっていくという気持ちの醸成、どう一緒につくっていくかということが非常に大事だなと私も思っております。白老町のテーマも多文化共生という、共生ということはそれぞれお互いを認め合いながら進んでいくということでありますので、まさにこの理念だと思っております。なかなかニセコ町みたいに細かい説明、公開は難しいかなとは現実には思うのですが、ニセコ町は古くからその手法を取り入れて、私も若いときからニセコ町の予算づけのそういうような説明書を勉強したこともあるのですけれども、なかなか分かりやすいなと思っております。参考にするところは参考にしていきたいと思いますし、白老町はいつも言っている社台から虎杖浜までそれぞれの地域の特徴がありますので、気づき、そして町民が生活しやすいようなところに、私たちもそれに気づくために町民と距離を近くして町民のためにまちをつくっていきたいと感じております。

出典:白老町議会 令和4年定例会6月会議 2022年6月23日 議事録 PDF(33ページ) 間違いを知らせる