白老町議会 令和4年定例会3月会議 2022年3月9日
町政執行方針
2022年3月9日、白老町議会の一般質問で、森哲也議員が「町政執行方針」について質問し、町長 戸田安彦、副町長 竹田敏雄、副町長 古俣博之が答弁しました。
- 質問者
- 森哲也 議員
- 答弁者
- 町長 戸田安彦、副町長 竹田敏雄、副町長 古俣博之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 森哲也
7番、会派日本共産党、森哲也です。本日は、日本共産党を代表いたしまして代表質問いたします。1、町政執行方針について。(1)、町政に臨む基本姿勢について。①、「コロナに負けない安心して暮らせるまちづくり」について、町民生活の安定化と地域経済の立て直しを図る具体的な取り組みを伺います。②、「地域生活を支えるインフラが充実するまちづくり」について、課題点の捉えを伺います。③、「未来を見据えた施設の長寿命化や適正配置を計画的に推進するまちづくり」について、公共施設の再配置推進の具体的な取り組み及び考え方を伺います。(2)、主な施策について。①、「人と自然が共生した、住みよい生活環境のまち」を目指すうえでの課題点の捉えを伺います。②、「思いやり、支え合い、みんなが元気で暮らせる健幸のまち」について、障がいのある方の総合的な支援の充実の具体的な取り組み方策を伺います。③、「豊かな心を育み、生きがい感じる学びのまち」において、ウポポイとの連携の取り組み及び進め方を伺います。④、「魅力と活力にあふれ、賑わいが生まれる産業のまち」は現在までの人口減少を抑制する取り組み・関係人口の創出の成果をどのように捉え、進めるか伺います。⑤、「共に生き共に創る、町民主役のまち」について、白老町行財政改革推進計画が3年度よりスタートしたが、初年度としての評価をどのように捉えているか伺います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
森議員の代表質問にお答えいたします。「町政執行方針」についてのご質問であります。1項目めの「町政に臨む基本姿勢」についてであります。1点目の「町民生活の安定化と地域経済の立て直しを図る具体的な取り組み」についてでありますが、町民生活の安定化を図るため、これまで新型コロナのワクチン接種を計画的に進めてきたとともに、衛生対策といたしまして、公共施設における感染防止策に努めてきたところであります。また、地域経済の立て直しを図るため、コロナの感染拡大により大きな影響を受けた町内事業者の経営を持続させることを最優先に考え、様々な給付事業により支援を行ってきたほか、消費を促す取り組みとして、プレミアム付商品券発行事業やウエルカムしらおいキャンペーンなどを実施し、本町の経済活性化に資する取り組みを進めてきたものであります。2点目の「地域生活を支えるインフラが充実するまちづくりの課題点の捉え」についてでありますが、4年度のまちづくりの重点取組事業のひとつとして、町民の皆様から要望が多い町民生活に密接した町道や道路排水などのインフラの整備を実施していく考えであります。しかし、本町における道路施設は建設から数十年が経過し、経年劣化による路面の平坦性や排水機能の低下に加え、橋梁においても塩害による損傷が極めて著しく、計画的な改修、改築が必要であると捉えております。3点目の「公共施設の再配置推進の具体的な取り組み及び考え方」についてでありますが、白老町公共施設等総合管理計画で示す目標は、公共建築物の総量を20年間で30パーセント削減することであり、これを受けて令和2年に策定した公共施設建築物個別施設計画の実態調査結果における長期修繕計画を踏まえ、現在、新たな公共施設適正配置計画の策定に向けて検討を進めております。その策定方針につきましては、将来を見据えて老朽施設の建替えや統合等による複合化をしていく施設の特定及び施設の利用状況、経費負担、地域バランス等を勘案して、本町を取り巻く現状などを踏まえて、公共施設の最適化を図る考えであります。2項目めの「主な施策」についてであります。1点目の「人と自然が共生した、住みよい生活環境のまちを目指すうえで課題点の捉え」についてでありますが、今後地球温暖化対策を進めるにあたり、町内から排出される二酸化炭素等の温室効果ガス排出量や、森林や再生可能エネルギーによる吸収量など本町の基礎情報が不足していることが課題と捉えていることから、今後、国の補助事業を活用し基礎情報の収集や現状分析を進めたいと考えております。2点目の「障がいのある方の総合的な支援の充実の取り組み方策」についてでありますが、令和4年度においては、障がい者に対する生活支援体制の強化を進める考えでおり、福祉介護人材の育成や確保をはじめ、日常生活における生活圏の拡大と社会参加の促進を図るため、福祉有償運送と連携した移動支援の強化を行ってまいります。3点目の「ウポポイとの連携の取り組み及び進め方」についてでありますが、ウポポイを核とした本町アイヌ文化及び観光資源等の魅力発信や、白老アイヌ協会による文化保存伝承に関するウポポイ職員との協力連携などを通して「豊かな心を育み、生きがい感じる学びのまち」を目指してまいります。4点目の「人口減少を抑制する取り組み・関係人口の創出の成果をどのように捉え、進めるか」についてでありますが、関係人口の創出につきましては、白老町との関係の創出につながる「きっかけ」を作り出す仕組み、さらには「きっかけ」から生まれた関係を維持・向上させる仕組みづくりが重要であると考えているところであります。具体的には、白老町にゆかりがある方による東京白老会の活動や観光大使によるPRの取り組み、おためし暮らし事業や地域おこし協力隊による活動などが挙げられます。その中で、産業部門においては企業誘致活動を「きっかけ」とした関係人口の創出が、最大の効果を発揮するものと捉えております。しかし、生産年齢人口の減少から、企業誘致活動により町に進出いただいた事業者のみならず、町内の多くの事業者における労働力不足が浮き彫りになっている点につきましては、喫緊の課題として承知しているところであります。町内事業者の労働力不足の現状を的確に捉え、引き続き経済対策を適宜実施するとともに、ポストコロナを見据えた経済対策につきましても検討してまいります。5点目の「行財政改革推進計画の初年度の評価」についてでありますが、計画に定める27の実施項目について、それぞれ年度計画、中間報告、年度報告による進行管理を行うとともに、白老町行政改革推進本部が中心となって全庁的に取組を推進し、概ね計画どおり進捗している状況にあります。主な実施項目の取組としては、窓口サービスの利便性向上、民間事業者等への業務委託と完全移譲の推進、業務可視化の推進、ICT利活用による業務効率化、公共施設等の再編・統合・廃止などの実施や検討を行い、計画のめざす姿である「効率的、効果的で信頼される行財政運営により、時代に即応した行政サービスが提供できるまち」の実現に向けて着実に取組を進めてまいります。
再質問 7番 森哲也
森です。順次再質問をしてまいります。まず初めに、コロナに負けないまちづくりについて再質問していきます。コロナ感染症についてですが、2020年から猛威を振るいまして生活の様式が一変しました。感染流行の兆しが見えた初期から白老町での対策本部を立ち上げ、コロナ感染拡大を防ぐため、また終わりがなかなか見えてこない度重なる流行が繰り返される中で最前線に立ち、3回目のコロナワクチン接種においては白老町は早い段階で実施されてきていると認識をしておりますので、長期にわたりコロナ感染症対策に取り組まれていることに敬意を表する思いであります。こちらのコロナに負けないまちづくりにおきまして、執行方針においては町民生活と経済支援を掲げられておりますが、国や北海道の施策を見据えながら様々な支援を現在に至るまで実施されてきましたが、現在も北海道はまん延防止等重点措置の期間中であり、経済にも町民生活にも影響が出ている状況だと捉えております。町でどのような影響が出ているかは町民の声を広く集めていくことが重要であると考えております。町といたしましても様々な声を集め、現在に至るまで支援に反映させてきていると思っておりましたが、スピーディーに対応していく上では町独自の支援策も重要であると考えております。今後コロナに負けないまちづくりを目指していく上では、コロナの影響が出ていると捉えられる分野には積極的に町民の声を集め、町の支援策を取り込んでいくことが重要だと考えますが、町の考えを伺います。2点目に、インフラが充実するまちづくりについてであります。執行方針や予算書を見ますと、道路や橋梁長寿命化と、生活に欠かせないインフラの部分だけではなく、公園遊具の更新に取り組むということもあり、インフラの充実の姿勢というのは感じております。私自身議員もしており、町民から要望で多く聞かれるのは生活道路の改修の部分であり、恐らく町のほうにも多くの要望が届いていると思います。生活道路の改修は、長らく町民も我慢も強いられた部分でもあり、積極的に補修事業を進めていくことは評価をしております。執行方針において優先順位をつけながらという記載もありますが、今後どのように優先順位をつけて計画的に進めていくのか考え方を伺います。3点目に、施設の適正配置を計画的に推進するまちづくりについて伺います。こちらは遊休施設について伺いますが、遊休施設として解体をされずにおる建物については防犯や景観への影響を気にされる声や今後の方向性を気に留められている声をよく聞くところであります。町民に今後の公共施設の方向性を明確に示していくことは重要であると考えておりますので、この点について具体的に質問をしていきます。白老町では平成29年に公共施設等総合管理計画が策定されまして、令和3年におかれましては改定もされております。計画に基づき適正配置が推進されており、今年度の予算においては旧森野福祉館の解体工事、旧東町福祉館の解体工事設計、子ども発達支援センターの大規模改修事業が実施され、計画的に進められている状況だと認識はしておりますが、あくまでこれは計画書に案として記載されていますが、統合、縮小、廃止及び除却等検討施設一覧の5年後、10年後の予定の欄のところの現在5年目のところが主に推進されていると思います。今後10年間で除却が検討されている部分には旧白老小学校、旧竹浦小学校、緑ケ丘団地などを含む複数の団地が組み込まれております。小学校や団地の除却に利活用を期待される声も大きく聞かれるところであります。しかし、白老町公営住宅等長寿命化計画で組み込まれていた新たな団地の計画については遅れている部分もあると認識をしております。旧小学校の解体費用など恐らく多くの予算もかかる部分があるのかと思う部分もありますので、計画的に推進をされていくのか危惧される部分もありますので、計画的に今後進めていくには強い姿勢で臨んでいくべきだと思います。この点に関しまして町の決意をお伺いいたします。次に、主な施策についてであります。主な施策について、こちらはカーボンニュートラルについて質問をしていきます。今後白老町といたしましてもゼロカーボンシティー宣言をしていく考えはあると認識はしておりますが、ゼロカーボンシティー宣言につきましては対策が先か宣言が先かというまず考え方があると思います。それで、ゼロカーボンシティー宣言から少し話はそれますが、環境計画、平成28年から3期の期間中であり、10年の長期計画であります。こちらは社会情勢の変動など環境に対する様々な問題に対応できるように5年で計画を見直すこととしておりますが、こちらの計画の見直しは遅れている状況だと認識をしております。この環境計画は、地球温暖化の目標も含まれており、ゼロカーボンを目指していく上でも重要であると思っておりますので、早期の計画見直しをしていくべきだと思いますが、ボリュームが多く、遅れている状況なのかとも思っております。この点を踏まえて何を言いたかったかといいますと、地球温暖化対策、ゼロカーボンを実施していく上で、対策室やグループなどを設けて加速的に取組をしていくことが白老町のゼロカーボンを目指していく上で重要な点だと考えますが、町の考えをお伺いします。続きまして、健幸のまちについてであります。健康で幸せなまちを目指していく上で地域医療、子育て環境、福祉の充実というのは欠かせないことであると思っております。今回の執行方針、予算書を拝見しますと、介護、福祉分野における人材不足の解消と雇用の促進の充実を図る人材対策などソフト面の対策が盛り込まれていると認識をしております。この点において障がいのある方が住み慣れた地域において生活を続けていく上で日常生活及び社会生活の総合的な支援の充実を図っていくとありますが、障がいを抱える方にとって支援の充実というのは地域で暮らしていく上でも大きな役割を果たしていると思っております。このことは障がいを抱える方だけではなく福祉全般に当てはまることでありますが、困難を抱えて地域で暮らしている方の掘り起こしと行政と結びつくことが健幸なまちを目指していく上で重要な視点であると私は考えております。健幸なまちを目指していく上でどのような視点が重要だと町は考えているかお伺いいたします。続きまして、学びのまちについてであります。ウポポイは、間もなく開業して2年を経過しますが、コロナ感染流行の影響で緊急事態宣言、まん延防止等重点措置などもありまして、当初の目標の100万人という目標には達しておりませんが、コロナ後にさらなるにぎわいに期待するところであります。ウポポイとの連携についてでありますが、先般政策研究会にて文化団体との懇談会でこのような声がありました。それは、ウポポイのホールで町民が吹奏楽のコンサートに利用できないのかという声でありました。ウポポイのホールというのは、私も何度か入館しましたが、背景には美しい自然があり、すばらしい設備もあり、文化や芸術に携われる方にとってはとても魅力的な舞台だと感じておられるのだと認識をしました。ウポポイとの連携を推進していく上で、このように舞台の町民活用を求めていくことはできないのか。恐らく町内の他団体にもこのような声があるのではないのかと考えるところもあります。町としてウポポイに実態を調査してこのような声がないか、またあったとしたらウポポイに声を上げていくべきではないのかと考えますが、町の考えをお伺いいたします。続いて、にぎわいが生まれる産業のまちについてであります。産業を維持していく上でも雇用が重要であります。町の答弁のほうでも労働力不足のことが今後の課題点として挙げられておりますので、この点について質問します。人口減少、少子高齢化が大きく白老町の産業だけではなく全体で影響を及ぼしているのは担い手不足、雇用について人手不足の状況であると思っております。実際に産業などを営む方に話を伺うと、近年ハローワークに求人を出しても来なくなった。人づてで何とか働いてくれている人を集めているなどの声も聞かれております。恐らく町でも同趣旨の声は届いていると思います。これにおかれまして、町におかれましては合同企業説明会などを実施されている状況でありますが、このような対策の頻度を増やすことや役場庁舎にハローワークの検索ができるパソコンなどが設置されておりますが、そちらも庁舎ではなく至るところで増やすこと、また国の事業でUIJターン新規就業支援事業などが実施されておりますが、こちらは東京圏からの移住を視野にしているので、なかなか移住に結びつくのが難しい状況が起きているとも私は思っております。それで、町独自で東京圏などからでもなく、札幌市などからでも道内からのUIJターン新規支援事業など様々な雇用に対する事業を積極的に強化していくべきだと考えますが、今後の雇用促進事業についての町の考えを伺います。最後に、町民主役のまちについてであります。白老町行財政推進計画でありますが、こちらのほう計画がスタートしておおむね計画どおりに進捗しているということでありますが、実際にコロナ禍の状況も相まってICT化というのが加速度的に推進をされており、行政手続の利便性が向上していることや公共サービスの再構築は次々と進んでいることなどが見てとれます。しかし、私が思うに計画で掲げられている部分の多様な人材活躍推進については進捗状況がなかなか見えてこないと思っています。若干この計画と話はそれますが、SDGsなのですが、全体の理念として誰一人取り残されないという考え方があります。これはダイバーシティーとインクルージョンの思想と同様であり、多様な人材がお互いに認め合い、受け入れ合う機会と風土をつくり出すことはSDGsの目標達成において必須であると考えられております。このダイバーシティーを直訳すると、多様性ということになります。行財政改革推進計画においても白老町ダイバーシティー基本方針というのが今年度中に出る予定になっておりますが、まずこの進捗状況はどのようになっているのか、またダイバーシティーといったことは世界的に取り組まれていることでもあります。白老町は、多文化共生のまちを打ち出しているまちでもあります。このような多様性を重視する方針というのは即刻出されたほうがまちの姿勢が町民に伝わると思いますが、町の考えをお伺いします。
答弁 副町長 竹田敏雄(副町長は2023年9月まで)
それでは、私のほうからお答えしていきたいと思います。まず最初に、インフラの関係です。優先順位、それから要望の反映の仕方についてお答えしたいと思います。地域からの要望につきましては、やはり生活に直結する道路関係、これが多いです。こういう要望につきましては、町内会からの困り事や意見交換の要望事項だとか、直接町民の方からも要望が来るといったような状況です。来た要望につきましてはどういう優先順位でつけていくのかということですけれども、まず1つは要望があったところの調査、点検をしていきます。老朽化やその程度を判定した中で調査をしていきます。それから、2つ目としては改修方針を、延命化するのか、それとも抜本的に直していくのかといったことを検討していきます。そして、費用対効果も検証する。それから、地域要望における重要度、そういうものも加味していきます。実際改修をしていくというところにつきましては、一定の地域に偏らないように地域全体の平準化を図った中で修理だとか改修だとか、そういったことをやっていくということでございます。それで、各施設の老朽化に応じた施設の改修をしていくということは当然大事なことですし、利用率を踏まえた費用対効果、それからコストだとか利用者の声だとか個別の計画なんかを判断しながら適切な改修というのですか、そういうことを進めていきたいと考えております。それから、カーボンニュートラルの関係です。カーボンニュートラルを進めていくための体制だと思います。人事なことなので、具体的なことはお話はできませんけれども、室を設けたりグループ化して取り組んでいったらどうかということだと思うのですけれども、なかなかそういう形では難しいところもありますので、とはいえ推進はきちんとしていかないと駄目なので、何らかの体制は検討しながらきちんと取り組んでいきたいと考えております。それから、ウポポイの関係です。町民演奏会で体験交流ホールをという話だと思うのですけれども、直接話は聞いておりませんけれども、ウポポイに対して町民の方が利用してみたいだとか、いろいろ要望が出てくると思うのです。このことについては、町としてもウポポイと連携しながら町民の声をきちんとウポポイ側に届けたいという考え方は持っていますので、実際に使えるかどうかはまた別の問題にしても、きちんと町民の方が考えていることをウポポイのほうに伝えていきたいということは考えております。大分前なのですけれども、一度町と関係するところが集まって話合いというか、情報交換していますので、そういったことが継続してできるように、それは努めていきたいと思っています。それから、雇用の関係ですけれども、町もいろいろと取り組んだりはして、ハローワークの関係だとか、そういう団体と連携しながら取り組んでいる部分もあります。議員のほうから提案というか、お話がありましたことについても、これはできる、できないというのは別問題にしても、そういったいろんな方法があると思いますので、そういったことをきちんと考えながら雇用対策というものは進めていきたいと思っています。
答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)
私のほうからは、まず1点目、公共施設の関係についてご答弁させていただきます。先ほど来公共施設のありようについてはご質問もありました。今は公共施設等の総合計画にのっとりまして、まずは5年間の在り方について進めていきたいということになっております。これまで老朽化が激しい部分は認識し、そして今後まちづくりの中で公共施設の在り方についてしっかりと進めていかなければならないという認識は強く持っておりましたけれども、なかなか財政面の負担も大きいことから、進んでいないところも正直なところありますけれども、実際的に今後総合計画に挙げられた計画に基づき、そして今は公共施設の適正化の計画づくりが進んでおりますので、そこのところも踏まえ、町民の皆様方にもご説明をして、地域の中における適正な配置を考えながら除却だとか再利用だとか長寿命化も含めて進めていきたいと思っています。これは町の大きな課題でございますので、順次進めていくところです。それから、障がいを抱えている方々の声をどう拾いながら町としてその政策をしていくかということでございますけれども、多文化共生という理念を挙げている町としては障がいのある、なしにかかわらず、みんなが共に支えながら心豊かに生きていく、そういう地域社会を目指しております。そういう中で、実際的には様々な横断的な相談体制というか、包括的な相談体制というか、そういうことの必要性もありますので、4年度においては福祉的な部分の掘り起こしを含めて横断的、重層的な体制づくりを進めてまいりたいと考えております。そういう中で掘り起こしを、声を拾い上げていきたいと考えております。それから、行財政改革推進計画における進み方なのですけれども、27項目推進項目がある中で、ほぼ進められているところであります。何度も進捗状況の確認も内部会議を重ねてしっかりとめどを持ちながら進めているところでございます。ご指摘があったダイバーシティーの関係のところでございますけれども、先ほども申し上げましたように、様々なというか、いろいろな、女性も男性も、それから外国の人たちも老人も子供も、そういう多様性のある人材をどうまちの中で活躍の場をつくっていくか、そのことについて、内部の中でのありようについてはいろいろと議論はしているところでございますけれども、今後内部の中の在り方を十分踏まえまして、合意形成を図りながら計画としてまとめていくという段階まで来ております。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
コロナの中の経済支援のまちの考え方の質問でございます。コロナの陽性者が全国的に出て、白老町にもこの影響が出ております。最初のうちはコロナの影響で売上げが落ちたのはもちろんですが、コロナの対策として手指消毒のアルコールやマスク等々の物品、それと併せて事業者への支援という声が多く上がっておりました。今は3か月に1回事業者にアンケート調査を取っておりまして、その中で全ての要望があった支援を行うことはできませんが、大きく影響のあるところを中心に、白老町は1次産業から3次産業までたくさんの事業者がありますので、その辺の大きな影響があったところに順次支援を行っておりまして、その支援の在り方等々もアンケートの中にありますので、そちらのほうを優先して支援をしているような状況でございます。その中でも既存の事業者がコロナに負けないできちんとコロナ終息後も営業できるような支援策を考えております。
再々質問 7番 森哲也
森です。再々質問に入ります。再々質問については2点質問をいたします。まず初めに、町政に臨む基本姿勢について、こちらは全般で1点質問いたします。今回の執行方針におかれまして、みんなの心つながる笑顔と安心のまち、共に築く希望の未来、しあわせ感じる元気まちを基本姿勢として多くの課題解決に全力で取り組まれてきたとありますが、今年度の執行方針や予算を読み込み、一例ですが福祉人材に対する取組や生活道路の改修など、その姿勢を感じるところがあります。現在までの取組としても、戸田町長は財政を好転させていることや、一例ですが地域公共交通の充実や子育て環境の充実がしていることは白老町にとって明確に見てとれる部分もあります。しかし、まちづくりにおいて課題が全くなくなるということはないと思っております。また、新型コロナウイルス感染流行など予想だにしていなかったことも起こり得ます。現状においてもウクライナ侵攻の影響は、食料品、燃料高騰など町民生活に今後どのように影響を及ぼすか、どこまで続くのか見通しがつかない状況であると思っております。社会情勢も不安定な中、まちのことを考えていく上で、私は過去を総括して未来を見いだしていくことも重要だと思っております。令和4年度においては安心、充実、未来への投資をテーマとしておりますが、戸田町長は平成23年11月から就任されておりますが、今までのまちづくりをどのように総括し、令和4年度のテーマを見いだしたのか考え方をお伺いいたします。2点目に、主な施策からについて1点、健幸のまちについて再質問をいたします。私は、福祉の分野を充実していく上でもソフト面の取組だけではなく、公共施設におけるユニバーサルデザインの推進を実施していくことが重要であると考えております。その点を踏まえまして、この推進については地域の公共施設だけではなく、公共交通においては白老町のユニバーサル化は進んできている部分もありますが、既存の施設こそ推進していかないと住み慣れた地域に住み続けることは難しいと考えております。ユニバーサルデザインの推進が必要のほかに私はもう一点重要だと考えたことは、障害者差別解消法の取組が広まることで障がいを抱えても暮らしやすいまちづくりになると考えております。この法律の概要といたしましては、障がいを抱えている方から社会的障壁の除去を必要とされている旨の意思の表明があった場合は、その実地に伴う過度な負担がない限り必要かつ合理的な配慮を行政機関が行うのは義務とされている法律であります。全ての公共施設のユニバーサル化は、予算面での課題はとても大きくあります。しかし、この法律を風化させず、積極的に取り組んでいくことが共生社会につながることだと私は考えております。町としては共生社会に必要なことはどのようなことかを考えているかをお伺いいたしまして私の代表質問を終わります。
答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)
障害者差別解消法を含めて合理的な配慮のありよう、まちとしてどのように取り組んでいくか、そのことについては様々な形の中でこれまでもバリアフリー化も含めて実際的にやってきたところでございます。既存施設の中で全てにわたってバリアフリー化をしていくというところは正直なところ難しいところはありますけれども、そこの障壁をいかに少なくしていくかという配慮のところは職員含めて実際的に進めていると考えております。今後共生社会の実現を目指すためには環境のバリアフリー、それと同時に心のバリアフリーが非常に大事だと考えております。ですから、障がいをお持ちで困り感を持っている方々に対してただ単に手を貸すということではなくて、そこに熱い思いも、優しい思いも添えながら、どうお互いにこの地域の中で、この世の中で生きていくのか、その配慮の心を十分、職員もそうですし、町民の皆様とともに育ち合いながら、障がい者の差別法にただ単に解消ということではなくて、実際的に生きる社会をつくっていくような施策も含めて考えていきたいと今後も思っております。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
令和4年度の考え方でございます。私が就任してから約1年と半年ぐらいたったわけではございますが、その分もということでありましたので、約10年の中では財政健全化の中で議員の皆様、そして町民の皆様とも様々な課題を解決して現状があると認識しております。その中にあって令和4年度の考え方なのですけれども、いろんなことがあるのは重々承知ではありますが、ウポポイも含めて財政が大変な中で、まちづくり全般的の中で町民の生活の基盤であるところになかなか予算計上ができなかったのがございます。その中でも令和4年度はウポポイの関連事業も終わりを迎え、今まで町民のための生活基盤であるインフラ整備等々が少し後回しになっていた部分を令和4年度では大きく予算を盛り込んだところでございます。まだまだ予算配分が十分でないのは重々承知ではありますが、きちんと計画にのっとって優先順位をつけてインフラ整備も進めていきたいと考えておりますし、教育や福祉や経済等々まだまだ大きな課題が残っている中でもありますので、令和4年度は1つでもその課題を解決することと、将来に向けた財政投資も行っていきたいと考えております。