白老町議会 令和3年定例会12月会議 2021年12月14日
まちづくり
2021年12月14日、白老町議会の一般質問で、西田祐子議員が「まちづくり」について質問し、町長 戸田安彦、産業経済課長 工藤智寿、副町長 竹田敏雄、企画財政課長 大塩英男が答弁しました。
- 質問者
- 西田祐子 議員
- 答弁者
- 町長 戸田安彦、産業経済課長 工藤智寿、副町長 竹田敏雄、企画財政課長 大塩英男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 西田祐子
おはようございます。本日は私2件、まちづくりについてと高齢者大学について質問させていただきます。まず初めに、まちづくりについてであります。(1)、白老滑空場について。平成6年10月、日本航空学園と白老町が交わした白老滑空場設置に関する覚書以来、滑空場に9億3,300万円を投入し、整備してまいりました。また、白老校開設に当たり5,000万円を寄付しておりましたが、白老校は平成30年より休校になり、昨年7月末に校舎等宿泊施設は売却されました。昨年6月と9月議会でこのことについて私は質問しております。また、12月議会で前田議員の質問に対して町は、覚書を見直しし、使用料や管理運営等について日本航空学園側と協議すると答弁されております。過去の総括、精査をすべき時期と思いますので、質問いたします。①、日本航空学園との協議の進捗状況を伺います。②、滑空場の使用と維持管理の状況を伺います。(2)、町政懇談会について。数年前まで町連合主体の町政懇談会が行われていましたが、ここ数年は町民と行政がともにまちづくりのための話合いが行われておりません。①、町政懇談会についての考え方を伺います。②、現在行われていないが理由について伺います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
「まちづくり」についてのご質問であります。1項目めの「白老滑空場」についてであります。1点目の「日本航空学園との協議の進捗状況」についてでありますが、平成6年に日本航空学園と覚書を締結後、町からの提案により、旧漁組の跡地を校舎として学園の運営が行われてきたところであります。その間、年々、生徒数の増大により寮の狭隘化が限界となったことから、数年にわたり条件を満たす物件を探しており、町も相談を受けておりましたが、結果的に物件が見つからなかったことから、白老キャンパスにおいて運営していた学科を、30年3月末をもって、やむなく千歳市へ移転したものであります。また、学科移転後の校舎と寮につきましては、有効活用を含め学園側と協議していたところ、令和2年12月に他の学校法人へ売却することで売買契約が行われたものであります。このことを受け、同学園と締結した覚書を見直すこととし、これまで無償で貸付していた滑空場の用地を、有償で貸し付ける内容を盛り込んだ新たな契約の締結に向けて、現在、協議を行っているところであります。2点目の「滑空場の使用と維持管理の状況」についてでありますが、日本航空学園の滑空場の利用実績は、令和元年度65回、2年度67回で、今年度については、利用実績はございません。また、白老フライングクラブが週末を中心に、週14回程度利用されている状況にあります。なお、イベント等の利用としては、元年度までは6年連続でBikeJIN祭りが開催されておりましたが、2年度以降は、新型コロナウイルス感染症の影響により中止となっている状況であります。滑空場の維持管理については、現在、日本航空学園が行うこととなっているため、維持管理に要する町からの支出はない状況であります。2項目めの「町政懇談会」についてであります。1点目の「町政懇談会の考え方」についてでありますが、平成12年度まで「町政懇談会」という名称で町の主催により開催しておりましたが、協働のまちづくりの視点から13年度以降はまちづくり懇談会として町内会連合会の主催により実施されてきたところであります。主旨としましては、地域が抱える課題や町政に対する町民の皆さんの意見をお聞きして、これからのまちづくりの参考とさせていただきたく広聴事業として捉えております。2点目の「現在行われていない理由」についてでありますが、町政に対する町民の皆さんのご意見については、隔年で実施しておりますまちづくりに関する町民意識調査やパブリックコメントの実施のほか、各種事業についての町民説明会を開催していることから、現在町主催による懇談会は実施しておりません。
再質問 5番 西田祐子
まちづくりについてであります。再質問いたします。(1)、白老滑空場についてであります。平成6年10月に日本航空学園と白老町が交わした白老滑空場設置に関する覚書の内容を公表していただきたいと思います。よろしいでしょうか。お願いします。
答弁 産業経済課長 工藤智寿
それでは、白老滑空場に関する覚書の内容でございます。全7条から成っております覚書となっております。ここで朗読させていただきたいと思います。よろしいでしょうか。それでは、白老滑空場設置に関する覚書。白老町、以下甲というと学校法人日本航空学園、以下乙というとの間においては、乙が計画する学科または学校の設置を前提とする白老滑空場、以下滑空場というの設置について次のとおり覚書を締結する。施設の整備、第1条、甲及び乙は、滑空場設置の目的を達成するため、開設に先立ち別表の施設を整備するものとする。負担区分、第2条、甲乙がそれぞれに負担する施設は、別表を基本とする。ただし、甲乙の負担区分がこれにより難い事由が発生したときは適宜協議するものとする。使用許可、第3条、甲は、別表の基本施設の整備が完了したときは速やかに乙の使用を許可するものとする。第2項、前項の使用許可に当たっては無償で乙に使用させるものとする。第3項、使用許可の範囲は、別添図面のとおりとする。管理、第4条、使用許可を受けた乙は、その日から使用許可の範囲にある施設全てを管理するものとする。敷地の譲渡、第5条、甲は、乙に対して甲乙双方の譲渡条件が完了した時期に滑空場敷地を無償譲渡するものとする。騒音対策、第6条、乙は、滑空場を使用するに当たり、住民からの騒音被害の苦情が発生した場合は誠意をもってこれに対応し、飛行経路の変更をするなど騒音対策に十分配慮するものとする。協議、第7条、この覚書に定められた事項に関して疑義が生じたときまたはこの覚書の定めのない事項については、その都度甲乙協議の上、定めるものとする。上記覚書締結のあかしとして本覚書2通を作成し、甲乙記名押印の上、おのおの1通を保有する。平成6年10月31日、甲、北海道白老郡白老町大町1丁目1番1号、見野全、乙、山梨県北巨摩郡双葉町字土谷445番地、学校法人日本航空学園、梅沢重雄。別表の中身になりますが、項目、それから負担区分、整備計画となっておりまして、基本施設、負担区分の甲ですが、滑走路600メートル掛ける30メートル、着陸帯720メートル掛ける30メートル、エプロン7,000平方メートル。附帯施設、乙が負担区分となっております。トレーニングセンター施設、管理棟、格納庫、油脂庫、風向指示器。備考としまして平成6年度滑空場開設時の施設とするというような内容になってございます。
再質問 5番 西田祐子
今覚書について内容を読んでいただきまして、これにつきましては平成6年に当時の町長、そして町民の方々みんなで日本航空学園を歓迎し、そして白老のまちの活性化になるだろうということで期待を持って行ってきたということがよく分かると思います。ところが、そこの文書の中で最初に覚書で約束されていたものが履行されない場合には適宜協議するとなっております。先ほども町長の答弁でありましたけれども、昨年の12月にきっちりと日本航空学園は売却されていると、売買契約が行われたと答弁されています。あれから1年たっております。適時するという契約になっておりますので、今まで日本航空学園との話合いはいつ、どこで、何回協議されましたか。また、協議された相手側はどのような立場の方なのか、町からは誰が出席されたのか、この内容について合意できる見込みはあるのか、その時期はいつになるのか伺います。そして最後に、新しく契約する内容についてお伺いいたします。
答弁 産業経済課長 工藤智寿
それでは、私のほうからご答弁させていただきたいと思います。昨年12月会議においても協議していくと、議員のおっしゃられたとおり町側は答弁させていただいております。その間、それ以降の部分になりますけれども、今年、令和3年に入りましておおむね6回から7回程度訪問等してご相談、協議といいますか、させていただいております。誰がという部分では、そのときの担当課長であったり4月以降私であったり、それから担当者、副町長等も含めてお邪魔させてもらいながらお話もさせていただいております。その間コロナの緊急事態宣言等もありましてお互いに行き来できないというときもありましたので、電話やメール等で協議をさせていただいたという経過もございます。相手方につきましては、当然学長様であったりとか事務部長様であったりとかという方と協議させていただいている状況でございます。それで、先ほども町長の答弁があったとおり、新たな契約に向けて今協議させていただいておりますけれども、まずは合意はほぼほぼできる見込みのところまできてございます。契約の時期は、年明け以降できるだけ早期にさせていただきたいと考えてございますが、日本航空学園側様のお話も聞くと理事会に諮るということもありますので、そういった手続ですとか、こちら側の契約書の内容もこれから詳細に詰めていかなければならないというところで年明け以降に進めていきたいと考えております。大きな契約書の内容でございますけれども、ここは無償から有償で貸し付けるという内容になっておりますので、有償でやるという部分、それから大きくは維持管理の部分は借り受けたところはきちんと管理していただくといったような部分、そういったところを中心に今精査しているところでございます。
再質問 5番 西田祐子
有償で借り受けたところが管理すると、そういうふうに答弁いただきましたけれども、滑空場の土地は白老町の所有ですけれども、日本航空学園側が管理棟と格納庫など、そのほか先ほども説明ありましたけれども、いろいろな附帯設備が建設されていますけれども、土地の貸付金、建物の固定資産税はどのようになっているのでしょうか。また、これを貸し付けるに当たって管理棟とか格納庫は解体するのか、それとも白老町に譲渡されるのか、町はその施設が必要なものと判断しているのかどうなのか、その辺これらの対応をどうされているのかお伺いします。
答弁 産業経済課長 工藤智寿
固定資産税の件でございます。現在は学校法人が借り受けるということになりますので、それから建物、管理棟、格納庫を含めてです。あくまでもこれは日本航空学園の持ち物です。底地は白老町になっていますけれども、建物は日本航空学園のものでございますので、まずはそういった状況になっているということで、固定資産税につきましては学校法人ということで、今非課税というのですか、そういった形になっているというところでございます。
答弁 副町長 竹田敏雄(副町長は2023年9月まで)
格納庫と、それから管理棟、それとあと油の関係の施設があるのですけれども、それらの部分については、課長のほうからお話がありましたけれども、学園のものということで、町が引き受けたりとか、そういうことはしない考えであります。
再質問 5番 西田祐子
そうしますと、現状のままで置いておくということになりますよね。そうなってきましたら、この建物が老朽化したりどうにかしたりとか、例えば日本航空学園が撤退するといったときにはこの建物自体をどうされるのか、そこまできちんと決められていますか。そこをお伺いしているのですけれども。
答弁 産業経済課長 工藤智寿
考え方でございます。先ほどもご答弁させていただいたとおり、日本航空学園のほうと今協議させていただいておりまして、借り受けたいということでございますので、それで協議を進めておりますけれども、これが逆に日本航空学園が使わないということになった場合には速やかに撤去してくださいということで町は求めていくことになろうかと思っております。
再質問 5番 西田祐子
このことはきちんと新しい契約のときに明記しておくべきだと思うのです。白老町は、こういう条件でお貸ししますと、そういうものがきちんとなければ、撤退するとか古くなったときに改めてどうしましょうかという協議になってくると面倒になってくるのではないかと思いますので、その辺も答弁をお願いします。それから、先ほどの答弁で年間経費は向こうのほうが持つからということでしたけれども、昨年9月の議会で町長は、当初の覚書のとおりでいっておらず、町費、税金を使って施設を整備したことに対して費用対効果はどうだったのかきちんと評価しなければならないと答弁されております。そこの中で私の質問に対して起債を借りていると、そのときの残高、昨年の9月ですけれども、3,507万5,774円の残高があると。そして、令和2年度の支払いが742万9,256円。今年度は、昨年度は払いましたから、今残高が2,764万6,518円あると思います。これから令和9年までにこの金額を支払っていくわけです。令和3年度の支払いは615万8,152円払うことになっております。年間の維持管理費のほかに大事なのは、この起債償還金と利息を支払う収入をどのように捉えておられるかということなのです。これらの費用を町民に丸投げして負担させるのは町民の理解を得られるかどうかということが大事だと思います。使用料は大きな財源であり、全額使用者が負担すべきと思いますが、お考えを伺います。
答弁 副町長 竹田敏雄(副町長は2023年9月まで)
それでは、私のほうから起債の関係と、それから使用料の関係をご答弁させてください。去年西田議員のほうからも質問がありまして、起債の部分についてどうするのだというお話がありました。そのときもお答えはさせていただいたのですけれども、この起債につきましては町道を整備する起債ということで、町のほうで借りて町道整備をしております。そういった部分も含めること、それから起債とはまた別なのですけれども、寄付金でも町のほうでお金を出しているという部分があります。町道整備という部分で起債を使いましたということなので、ここの部分については町のほうで負担をしていくという考え方です。それと、もう一つの寄付金につきましては、当時の約束とかそういった部分で、投資という言い方がいいのか悪いのかあるのですけれども、そういった形の中でお金を支出したということであります。こういった部分がありますので、そのことはその当時の約束事で行ったという部分になります。それで、使用料につきましては、今まで覚書に基づいて無償でしたけれども、移転されていることから、その覚書は効力がないということで、今度は新しい契約ということになります。それで、その契約書の中で敷地の使用料としていただきます。それから、先ほど議員のほうからお話がありましたけれども、今後の滑空場の課題というのですか、例えば撤退した場合については建物は撤去してくださいとか、そういった細かなことも今回は協議をさせてもらって決めていきたいと思っています。
答弁 産業経済課長 工藤智寿
まず、起債のところでございますけれども、こちらにつきましては昨年の議会の中でもお話をさせていただいていたかもしれませんけれども、現在も償還しています部分につきましては、あくまでも町道白老滑空場線改良舗装事業に伴うものだということでございますので、今まで日本航空学園ばかりではなくて防災の拠点であったり、それから室蘭工業大学の実験施設等にも使う町道という認識でいるところでございます。
再質問 5番 西田祐子
滑空場に行くための道路を造ったのだから、これは当然町で負担すべきだというお考えかもしれませんけれども、もともと滑空場を造らなければ必要ではない道路なわけです。その辺をどう捉えるかという問題だと思います。また、室蘭工業大学が滑走路横の敷地を使用するに当たりまして、昨年600万円で土地を購入しておりました。そのとき10年間で償還できるようにとして、使用料として年間60万円を決めております。これは、その当時担当だった、どなたか忘れましたけれども、その方々はきっちり10年間で、これは室蘭工業大学が使うものであるから、やりましょうという、そういう答弁でございました。今回の契約内容は何をもって、何を根拠にして敷地使用料を決めるのかということだと思います。町民に理解を得られるように政策目的を明確化した上で、合理的根拠、エビデンスです、基づくものになっているのかどうなのかということが非常に重要な問題だと思います。その辺についての責任者のお考えを伺います。
答弁 副町長 竹田敏雄(副町長は2023年9月まで)
使用料の算定の仕方です。使用料につきましては、普通財産として敷地使用料でいただくということを考えております。評価額に対して求めていく形になりますので、行政財産の使用料徴収条例、それに基づいた形で使用料はいただこうという考えでございます。〔何事か呼ぶ者あり〕
答弁 副町長 竹田敏雄(副町長は2023年9月まで)
普通財産と今言いましたけれども、まず普通財産と行政財産がありまして、行政財産につきましては例えば庁舎だとか町民の方が使う施設だとか、そういった形になりますので、普通財産ということで、行政財政以外の財産の中で普通財産というくくりの中でそれは取り扱っていきたいと思っています。
再質問 5番 西田祐子
一般道路だから、ただで使ってもいいのではないかという考え方にしか聞こえないのですよね、私にしてみたら。私たち町民も道路を使うときや橋を渡るときにお金を払って渡っているわけではないし、実際には税金で、全額ただで私たちは利用させていただいています。それと同じ考え方だと私は聞こえるのですけれども、それで果たして町民の理解をいただけるのかと、使用料はそれにふさわしい額なのかということなのです。そのことを今回は指摘させていただきます。これからどういう形で契約されるのか分かりませんけれども、まずそういう課題があるということだけをしっかり理解していただきたいと思います。次に行きます。日本航空学園は、白老滑空場を利用する団体から昨年も今年も約42万円以上の使用料を受け取っていると聞いています。撤退した日本航空学園が第三者に貸付けし、収入を得てもよいものでしょうか。なぜ使用料をもらう権利があるのか。滑空場の使用権は、白老町が持たなければ無償譲渡と同じだと思いますけれども、これで白老町の権利を守れるのかどうなのか、その辺の考え方をお伺いいたします。
答弁 産業経済課長 工藤智寿
議員の言われた金額につきましては、私どもも押さえている数字でございます。あくまでも日本航空学園様側の格納庫に飛行機を格納するための使用料という認識だということでお聞きしてございます。
再質問 5番 西田祐子
そうしましたら、団体が白老町の滑空場をただで使っているということになりますけれども、それでよろしいのでしょうか。格納庫の使用料を払っているのですよね。そうしましたら、そこの団体はただで滑空場を使っているとなりますけれども、それでよろしいのですか。
答弁 副町長 竹田敏雄(副町長は2023年9月まで)
その団体の関係ですけれども、そこの団体につきましては日本航空学園と関連団体ということになるのです。それで、今までは覚書で日本航空学園が維持管理をしていく中で、そこの団体についてはそういう使い方をしてきています。ただ、この覚書ということがなくなりますので、今後についてはそこの団体からも同じように使用料をいただくことで進めたいと思っています。
答弁 産業経済課長 工藤智寿
その団体の経緯といいますか、の部分について私のほうからお話をさせていただければと思います。もともと日本航空学園の関連団体としましてジャネットというところがございまして、そこが今の団体の前身となってございます。日本航空学園の社員の方がジャネットから新しく立ち上げて会長になりましてクラブをつくりまして、その後に今は新しい会長に替わられているという状況になっているということでございます。
再質問 5番 西田祐子
今まで日本航空学園に対して白老町は少し甘かったのではないかと思います。そういうところをきちんと今回改めて整理して、そして町民に納得してもらえるような、そういうような新しい契約にしていただければと思います。次に、滑走路の大規模補修についてであります。平成7年度に完成した600メートルの滑走路は26年たっております。15年完成の200メートルも18年たちました。大変老朽化しております。昨年9月の私の質問に対して当時の担当課長は、オーバーレイには約2億5,000万円と想定されると答弁されております。日本航空学園側は、今のまま使っていったら近い将来、10年後くらいにはこのぐらいの金額が必要だと、そう言われておりますけれども、この全額負担を視野に入れて交渉すべきと思いますけれども、どのようにお考えでしょうか。なぜならこの約 2億5,000万円のオーバーレイをしてまで白老町が負担すべきものなのかどうなのか。町民が今まで、先ほど議長も話していましたけれども、財政再建に当たってひどく町民、また役場職員も苦労してきました。ここでまたこういうお金を使って町民の理解が得られるとは思えません。やはり白老町の条件はこうしますと相手に伝えてきっちりと話合いをしなければ駄目だと思いますし、それで駄目ならやめていくというのも一つの方法だと思います。無理してやる必要はないと思うのですけれども、その辺についての理事者の考えを伺います。
再質問 5番 西田祐子
大変失礼いたしました。私は、全部工事しましたら、先ほどの答弁の内容によりましてオーバーレイをした場合は2億5,000万円かかると単純に答弁の言葉を聞いて理解しましたけれども、そうではなくて新たに造るとしたら2億5,000万円かかると、800メートル。オーバーレイした場合はその金額ではないということは理解しました。すみませんでした。ただ、これらのオーバーレイをするというのに当たってはどのくらいかかるのかという答弁をいただいておりません。ただ、日本航空学園側のほうが今後10年間滑走路を使うのに当たっては滑空場の整備とかそういうのに約2,000万円かかるだろうと言われています。白老町として一体幾ら考えておられるのか、その辺をもう一回お願いしたいと思います。すみません。改めて質問させていただきます。
答弁 副町長 竹田敏雄(副町長は2023年9月まで)
大規模改修というのかは別にしても、改修の部分についてですけれども、まず飛行機を運航させるのに必要な当然管理だとか、それから滑走路の維持管理、こういったものについては日本航空学園側のほうで全てしてもらおうと考えています。日本航空学園側のほうの負担でやってもらうと考えています。それで、日本航空学園側のほうが話をしていた2,000万円ぐらいのかかるであろう修理費というのですか、そういった部分については中身がどういうものなのかということを現在は把握していませんので、その中身を再確認した中で10年間で必要な、飛ぶことに対して必要なことであれば、それは基本的には日本航空学園に負担していただきたいと思っています。それと、それ以上の大規模改修になってくると相当額になってくると思いますので、そのことは町が負担をしていくことが適切なのか、あるいは高額な金額であればそのことをもってあそこの施設をどうするかということは当然考えていかないと駄目だと思っています。そのことも今回の新しい契約をつくっていく中で学校側とは議論させてもらって、どういった方向性でいくかということはきちんとしておきたいと思っています。いずれにしましても、そういったような今までの覚書とは別に新たな契約を結ぶ、その中で必要なことは決めて日本航空学園のほうとはやっていきたいと思っています。
再質問 5番 西田祐子
副町長の答弁をいただきましたけれども、これから先大規模改修ということになったときの試算は、それでは今はできていないということなのでしょうか。大規模改修をもしするとしたらどの程度かかるという試算は全くまだしていないと。私は、その部分もきっちりと試算をして話合いをしておくべきだと申し上げたかったわけなのです、一番の理由は。なぜかといいますと、先ほども言いましたように、白老町の税金を使ってまで大規模改修しなければいけない施設なのかどうかということなのです。そこのところで大規模改修をするに当たって、今白老町では3団体使っていることになりますね、滑空場。アマチュア団体と日本航空学園と、それと横のところの室蘭工業大学が使っているのですけれども、先ほども答弁にありましたけれども、大規模災害のときにあそこを使う予定があると。たしか有珠山噴火のときもあそこを使っていますし、苫小牧市の樽前山噴火のときには当然あそこも重要な拠点になると思います。そういうようなことから考えると、あそこの滑空場をきちんと町として必要な条例を制定して維持していくという考え方を持っていただきたいと思うのですけれども、私の質問と前田議員の質問には何度もそのことについては条例をつくって考えていきたいと言っているのですけれども、一体どのようにお考えなのか、その辺をお伺いいたします。
答弁 産業経済課長 工藤智寿
まず、財産的な考え方です。確かに過去の答弁の中では行政財産ということで答弁させていただいた部分はあろうかと思います。ただ、地方自治法からいきますと、この部分は普通財産、いわゆる学校や公民館、図書館等に広く使われる、または役場庁舎のように公用財産として使われる財産ではないと担当としては捉えております。よって、行政財産ではないことから、こちらの財産につきましては普通財産という考え方で我々担当は押さえてございます。そういった中で、普通財産でございますので、行政財産であれば公の施設として条例化するということも当然あり得ますけれども、必ずしなければならないというものではないのですが、そういう捉え方もできるものではございますけれども、あくまでも普通財産でございますので、今の段階では条例化する考えはございません。ただし、今後、将来になりますけれども、航空需要が増えてくるとか、科学技術の進歩に伴って広く一般的に飛ぶ乗り物ができて需要が高まった場合には行政財産として、または公の施設として条例化するということも十分将来的には考えられるのではないのかと押さえているところでございます。
再質問 5番 西田祐子
私は、その辺の整備もきちんとしていただきたいと思います。これは最後の質問になりますけれども、町長、今の答弁でよろしいのでしょうか。行政財産ではない、普通財産であるから、条例は要らないと、それはそれで結構なのですけれども、実際にでは白老町が責任を持ってここの財産を白老町の財産であると、そうきちんと考え、そして適正に利用される、町長も何回もおっしゃっていますけれども、一人でも多くの方に、町民にもいろいろな団体にも使っていただきたい、そこをきちんとするべきだと思うのです。条例がないならないなりに何らかの利用できる条件みたいなものをきちんと整理しておく必要はあると思うのです。また、実際にもし使うときに一々日本航空学園側の許可を取らなければならない事態になってはおかしいと思うのです。日本航空学園が使うとき、そしてジャネットですか、そこの団体が使うとき、そういうとき以外のときはやっぱり白老町が主体性を持ってきちんと利用できるという、使わせる、使わせないは白老町が責任を持っているのだとしておかなければならないと思うのですけれども、その辺の考え方をきっちり新しい契約の中でも盛り込んでいただいて、そうしなければ白老町民がここをどうするのだと、誰のものなのだ、一体と。知らない間に日本航空学園のものになってしまったのと、一々許可を取らなかったら使えないのと、そんなふうになったらおかしいと思うのです。最後にいたしますので、町長のご見解をお伺いし、この質問を終わりたいと思います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
白老滑空場でありますが、平成6年の覚書が日本航空学園と交わされて、内容は今るるやり取りをしたところでありまして、全くそのときの状況が変わってきていますので、新しい契約というか、そういうのを結ぼうと思っております。ただ、日本航空学園が利用する、室蘭工業大学が利用するとしても持ち物は町なので、西田議員がおっしゃったとおりきちんと町が管理した中でルールを決めて、きちんと貸出しをしなければならないと私も思っております。今条例は必要ないというお言葉があったのですが、担当課長もお話をしたとおり、現在は普通財産の位置づけで、今すぐ必要かというと必要ではないので、これが利用度が増すとか、いろんな要望があるとか、そういうときにまた条例も含めて考えていきたいと思いますが、今は私たちも民間も含めて滑空場を利用してもらうというアプローチはしておりますが、今の日本航空学園とのやり取りの中でもBikeJIN祭りにあるように、日本航空学園が決して一つの企業体というか、団体としてそこを独占している状況ではないので、それはきちんと話合いの中で町民にも利用できるような、連携できるような施設に持っていきたいと思いますし、そのルールはきちんとつくっていきたいと思います。これから、先ほど担当課長もお話をしたとおり、滑空場の利用度が今よりもいろんな意味で多様性も含めて利用できる状況になれば条例も含めて考えていきたいと思いますが、今は実際に使っていただいていけるだろう団体ときちんと協議をした中でルールを決めていきたいと考えております。
再質問 5番 西田祐子
それでは、(2)、町政懇談会についてお伺いいたします。白老町には白老町自治基本条例が制定されております。そこの中に議会の役割、町民の役割、行政の役割が述べられております。また、そこの中で情報公開、そして町民とともにまちづくりをつくるという考え方が述べられております。自治基本条例の第2章第1節第4条、5条、第2節6条、3条、9条、10条にどのように書かれているのか伺います。町政懇談会と白老町自治基本条例との整合性をどのように捉えられているのかお伺いいたします。
答弁 企画財政課長 大塩英男(企画財政課長は2023年1月まで)
町政懇談会と自治基本条例との関係とのご質問でございます。広聴広報という観点から、自治基本条例の中には西田議員がおっしゃられたとおり、まず4条の中に情報共有ということで、互いに情報を伝え、情報共有のまちづくりを推進しますと規定されているところでございます。また、6条には説明責任ということで、町民に積極的に分かりやすく説明しますという規定がございます。さらに、10条の中に参加機会の保障ということで、広く町民が参加する機会を保障し、町民参加を積極的に行います。また、町は多様な方法を用いて広く町民の意見を求めますということで、こちらは広聴広報の分野で自治基本条例の中に規定されているところでございます。具体的に情報共有、説明責任、参加機会の保障ということで、町としてこの条例上規定されているものについて実際に何をやっているかというところでございますが、情報共有につきましては事業別の説明会、例えば総合計画の住民説明会であったりですとか、そういう形で説明会を実施しているところでございます。説明責任につきましては、こちらは出前トーク、出前講座というのを実施しまして、これは町民の皆さんに分かりやすく説明している形を取っているところでございます。参加機会の保障といたしましては、24年からスタートしておりますパブリックコメントであったり審議会委員の公募委員であったり隔年で実施をしておりますまちづくり意識調査、こちらを参加機会の保障ということで広く町民の皆さんに意見を頂戴しているというところでございます。
再質問 5番 西田祐子
自治基本条例の中には町としての説明責任もあるし、行政と町民との情報共有、また町民の行政の参加、そういうものが盛り込まれていると説明を受けました。まず、白老町は1988年頃、白老町CI運動として元気まち運動が始まっております。その後元気まち100人会議などの町民を巻き込んでまちづくり、地域づくりが進められてきました。町長も若かりし頃、このような役場職員と一緒に活動されたこともあると思います。それから今日まで白老町は町民とともにまちづくり、地域づくりを一緒にやっていこうという機運がありました。そこの中で白老町自治基本条例がつくられてきました。町長は、今回3期目当選のとき共生共創、共に生き、共に幸せをつくるまちへを掲げ、共に幸せを実感できるまちを目指してまいります。町民皆様の声をしっかりと聞きながら必要な施策への判断を行い、最善を尽くして町政運営を行っていく所存でありますと、このように述べられておりますけれども、それでは先ほどの滑空場の問題、これを町民に説明してきたのでしょうか。寿幸園の民営化、町民に説明してきたのでしょうか。町立病院の問題、町民に説明してきたのでしょうか。最近よく聞かれますよ、町立病院どうなったのですかと。建てると決めたみたいですけれども、間違いなく開設されるのでしょうか、どうなのでしょうか。どんな病院になるのでしょうか。町民は分からないから、こういう重要案件を説明する責任があると思うのです。それについて町長はどのようなお考えをお持ちなのかお伺いいたします。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
自治基本条例は、私は1期目から町民が主役のまちづくりという大きな白老町の目標を掲げておりますので、そのとおりだと思いまして、自治基本条例もきちんと大切にしてきたつもりであります。3期目の共生共創のまちづくりというのは、1期、2期やった中で町民とこのまちをつくってきたという自負もありましたので、ウポポイもできて白老町の中だけではなく対外的な方たちも一緒にまちづくりをしていこうという意思を言葉にしたということであります。今るるお話がありました町立病院の問題とか、町民から私も今どうなっているのとか、どうなっていくのという声はたくさん私のほうにも声が入ってきているのは事実であります。一つ一つのその事業というか、テーマに合わせて町民にできるだけいろんな形で発信はしていっているつもりなのですが、それまでのプロセスであったり結果であったりというのが広く全ての人に伝わっていないというのも認識しておりますので、それをいかに一人でも多くの方にきちんと情報発信できるかというのは大きな課題だと捉えておりますので、その辺は試行錯誤しながら続けている最中でございます。大きなテーマについては、今までも住民説明等々も行ってきました。ただ、今あったように寿幸園の問題も先方の協議の中でるる進めてきた中では確かに住民説明会という場を取って説明はしておりませんが、新聞にも載っていますので、天寿会とのやり取りの中では15年という経過の中で、いろんな形で町民が、また施設の方が安心してこれからも過ごしていけるような形で取っていますので、その辺はきちんと議会も通した中で町民に情報発信はしていきたいと思いますし、一つ一つは決して密室で行って物事を取り進めるのではなくて、できるだけ多くの声は聞こうという考えは持っております。
再質問 5番 西田祐子
町長、そういう広い心で町民と懇談したい、説明したいというお気持ちがあるのでしたら、やはり町政懇談会を開催していくべきではないかと思うのです。先ほどの課長の答弁でしたら確かに説明はやっています。でも、テーマごとに決められているから、そこに参加する人も限定されます。また、いろいろな形で町民意見を取っていますと言っていますけれども、実際にインターネット上でやりますとか、また公募で声を聞きますと、全く限られた人間だと思うのです。そうではなくて、広くいろんな人たちに説明を町長直接、町長の声を聞きたいのです。選挙で選んだ町長ですから。最近は2回とも町長の対抗馬がいらっしゃらないから、選挙していませんけれども、町長に1票を投じた町民としては町長がどうお考えを持っているのか、それを直接聞きたいのだと思います。ですから、町政懇談会にしても以前は町内会連合会が主催でやっていました。そうではないと思うのです。やっぱり役場が主体になって、そして町長が説明するということが一番大事だと思うのです。私の知っている限り高齢者大学で町長が講演してくれるというと、高齢者の皆さんすごく喜んで行きます、講演会場に。町内会連合会の婦人会の皆さん方もそうです。町長の話が聞けるからと喜んで行きます。役場の職員が説明したって、それはそのとおりだというのは分かっているのです。町長も同じことを言うのは分かっているのです。そうではないのです。町民は、町長の直接の声を聞きたいのです。そこは町長、もっと自信を持って私はこうしたいのですと、皆さんの幸せのためにみんなの声を聞いてこういうふうにまちづくりしたいのですと、そういう懇談会をぜひつくっていただきたいと思うのですけれども、どうなのですか、担当課としては。今はコロナだから、無理だと思いますけれども、やっていくお考えはあるのか。また、町長も町民に対してそういう広い心を持って懇談会を開催するお考えがあるのか質問させていただいて、ここの質問を終わりたいと思います。
答弁 企画財政課長 大塩英男(企画財政課長は2023年1月まで)
まず、担当者のというご質問でございましたので、担当としての見解といいますか、考え方を述べさせていただきたいと思います。現在政府としても岸田総理が聞く力という、そういった形で重視している形で町民の皆さんの声を聞くということは、よりよいまちづくりのためには重要なことだということで担当としても捉えております。西田議員のご指摘とちょっとずれてしまうのですけれども、いろいろと幅広いご意見ということであれば具体的に各種委員会の中で町民の皆さんにも参加していただいて、例えば私が担当であれば行政改革委員会の中でいろいろご意見を頂戴したりですとか、あとまち・ひと・しごと創生の会議の中でいろいろと町に対するご意見というのを頂戴しているところでございます。それで、ぜひ町政懇談会をというお話がございました。それで、懇談会というのは広聴の事業ということで取り進めているところでございます。それで、いろいろと過去の経緯、私も過去の部分を改めて見たのですけれども、そのやり方というのが課題がいろいろあって、どういうやり方がいいのかということでいろいろと課題がある中で町としてもいろいろ考えて進んできたところでございます。その中で懇談会で大きくなってきたところは困り事、町内会の困り事であったり、そういった要望事項というのが大きいということから、現在は町民の皆様からそういった要望事項を提出していただいて町のほうでご回答していただいているという状況もあります。さらには西田議員からコロナというお話もございましたので、町民の皆さんの意見を聞く、町で発信していくという手法はいろいろあるかと思います。それで、今国でやっているオープンハウス形式というような、要するに広い会場の中でいろいろと町のほうで事業説明をするという、こういった形で説明していくという方法もございますので、いろいろな手法を取り入れた中できちんと進めていきたいと考えているところでございます。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
町民の声を聞くということでは本当に否定するものでもないですし、一人でも多くの声を私も聞いてまちづくりを進めたいと思っております。西田議員がおっしゃるとおり、高齢者大学の講話とか町内会連合会の女性部とかに毎年定例でお話をさせていただくと、出席率もいいので、ぜひというお話も言っていただきます。そういう意味ではテーマを決めてきちんと、町政懇談会という名称がいいのかどうか今は言葉は控えますけれども、いろんな方に行政としての情報発信というのは大切だと思っておりますので、今までも目に見えないというか、いろんな団体とか集まりの中で、私も町政についてその団体からお話があったときにほとんど否定はしなく、きちんと役場の中でお話も聞いていることもありますので、もっともっとうまく情報発信ができればいいと思っておりますので、私の立場からは町政懇談会というよりは、財政健全化プランで説明したように、一つの大きな町の課題のときには情報共有はしていきたいと思うのですが、不特定多数の、テーマがないと、なかなか出席率も少なくなってきて町内会連合会にお願いしたという経緯も聞いておりますので、この辺は大きなテーマのときには必ず町民の声を聞くような大きな機会もできると思うのですが、少人数とかの声もきちんと聞けるような体制もこれからもつくっていきたいと思いますし、協働のまちづくりで町内会連合会と一緒にやっているというのは私はいいことだと思っておりますので、どういう形で双方にとって、私の声がきちんと届けていけるのかというのはまた協議をしながら進めていきたいと思います。