白老町議会 令和3年定例会6月会議 2021年6月15日
新型コロナウイルス感染防止に向けた町の体制と対応策
2021年6月15日、白老町議会の一般質問で、貮又聖規議員が「新型コロナウイルス感染防止に向けた町の体制と対応策」について質問し、町長 戸田安彦、健康福祉課長 下河勇生、総務課長 高尾利弘、副町長 古俣博之、病院事務長 村上弘光、高齢者介護課長 山本康正、子育て支援課長 渡邊博子、政策推進課参事 伊藤信幸が答弁しました。
- 質問者
- 貮又聖規 議員
- 答弁者
- 町長 戸田安彦、健康福祉課長 下河勇生、総務課長 高尾利弘、副町長 古俣博之、病院事務長 村上弘光、高齢者介護課長 山本康正、子育て支援課長 渡邊博子、政策推進課参事 伊藤信幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 貮又聖規
4番、会派みらい、貮又聖規です。通告に従いまして2項目5点順次質問させていただきます。それではまず、大項目の1点目、新型コロナウイルス感染防止に向けた町の体制と対応策についてであります。(1)、白老町新型コロナワクチン接種の進捗状況について。①、65歳以上の高齢者の進捗と接種完了時期について伺います。②、65歳以上の高齢者の接種における課題とその対応策について伺います。③、高齢者以外の接種の進捗状況について伺います。(2)、緊急事態宣言による公共施設の休館の考え方について。①、公共施設を休館とする基準について伺います。②、保育園や小学校が休園、休校となった場合の町の対応策について伺います。(3)、5月16日からの緊急事態宣言の状況にあり「民族共生象徴空間ウポポイ」が開館したことへの町の考えについて伺います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
新型コロナウイルス感染防止に向けた町の体制と対応策についてのご質問であります。1項目めの新型コロナワクチン接種の進捗状況についてであります。1点目の65歳以上の高齢者の進捗と接種完了時期についてでありますが、本町においては国が定める優先順位に基づき、65歳以上の高齢者7,112名に対して接種券を発送し、4月28日よりコールセンターやインターネットでの予約受付を開始したところであり、6月6日現在までの予約率は84.4%となっております。また、5月28日の接種開始から1回目の接種を終えた方は1,482名となり、接種率は20.8%となっております。今後においては6月18日から2回目の接種も始まることから、早期に接種を希望される方への接種完了時期については7月末頃を見込んでおります。2点目の65歳以上の高齢者の接種における課題とその対応策についてでありますが、予約開始当初はコールセンターの回線が混雑し、電話がつながらない状況が一時的に続き、さらには高齢者の方にとってインターネットの予約操作が難しいなど、予約方法に課題はあったと認識しております。しかしながら、そのような課題を解決するため、5月の連休期間中、新型コロナワクチン接種対策室の全職員を動員し、電話対応によるインターネット予約のサポートを行ったところでございます。3点目の高齢者以外の接種の進捗状況についてでありますが、先般接種対象基準が12歳まで引き下げられたことから、新たに287名を追加し、合計7,781名に対して接種券の発送準備を進めております。また、接種券の発送時期につきましては、集団接種会場や町内医療機関における個別接種の体制が整い次第6月下旬頃の発送を目標としており、7月より順次64歳以下の方に対しても1回目の接種を開始したいと考えております。2項目めの緊急事態宣言による公共施設の休館の考え方についてであります。1点目の公共施設を休館とする基準についてでありますが、北海道における緊急事態措置が5月16日に発令され、措置区域において不要不急の外出や移動を控える要請と市町村の公共施設は感染状況や施設の目的を踏まえて順次休館を検討する協力依頼並びに胆振管内における感染状況を考慮し、対策会議で判断したものであります。町民への感染リスクを低減するため、主に町民が利用する貸館等を行う施設の休館を決定したものであります。2点目の保育園や小学校が休園、休校となった場合の町の対応策についてでありますが、保育園や認定こども園は、緊急事態宣言によって休園するという判断は行っておりませんが、子供や職員が感染し、休園せざるを得ない場合については保健所と相談した上で期間などの決定を行うほか、感染の範囲や状況を踏まえ、対応を考えてまいります。小学校は、昨年は国や道の要請に基づき一斉休校としましたが、最終的な決定は自治体の教育委員会が行うこととなっております。休校を決定した場合については、保護者への説明や家庭でできる学習内容を示すなど、児童が自宅においても学習を進めることができるようにすることを基本としております。3項目めの緊急事態宣言下におけるウポポイ開館についての考えについてであります。現下のコロナ禍において北海道を含む緊急事態宣言が発令されたことから、本町においても各公共施設等については速やかに休館措置としたところであります。一方、ウポポイは国の施設であり、北海道の休業要請対象施設の状況等を総合的に勘案し、国として営業継続の判断をされたものと推察いたしますが、宣言の延長に合わせて改めて休館の判断をされたところであります。この間町にも町民からの問合せ等がありましたので、適宜国やウポポイ側にその旨情報提供を行うなど現在の町内の情勢等をお伝えしてきたところであり、今後も引き続き連携を図り、適切な対応に努めてまいります。
再質問 4番 貮又聖規
4番、貮又です。再質問を行います。1点目の①と②に関連して質問いたします。まず、65歳以上の高齢者の接種完了時期が7月末頃ということで順調に進んでいると私は捉えました。そこで、2点質問いたしますが、まず高齢者の接種において接種を求めない方がおられると思われますが、まずその主な理由についてお聞かせ願います。2点目、先ほど職員の対応について5月の連休期間中ということで新型コロナワクチン接種対策室の全職員を動員しということで、その職員の皆さんのご苦労は絶えない状況であると私は感じ取っておりますが、職員の皆さんの勤務状況、こちらはどのようになっておられますでしょうか。その中にあって各課からの応援、協力体制についてもどのようになっているのかお伺いいたします。
答弁 健康福祉課長 下河勇生(健康福祉課長は2023年3月まで)
まず、最初の接種を求められない方の理由ですが、これはなかなか難しい状況でございます。想定で考えられるのは、まず副反応の心配をされているところもあるのかなと思っております。聞くところによりますと全体の様子を見た中で接種を決めたいというお話も聞いている状況ですので、そういうところは考えられるかなと思っております。
答弁 総務課長 高尾利弘(総務課長は2024年3月まで)
ワクチン対策室の、私のほうから時間外の状況も含めてお話をしたいと思うのですけれども、時間外、管理職の部分は入っていないですけれども、これは対策室が1月にできまして、2月以降の時間外について確認したのですけれども、特に5月に入ってからが非常に多くなっておりまして、今カウントしているのが健康福祉課、あと高齢者介護課、あと応援の部分を含めて22名おるのですけれども、その中でも特に健康福祉課の保健師をはじめとする事務の方もそうですけれども、150時間を超えているような時間外の方が4名おります。管理職の方もいると思いますので、それだけ勤務状態は非常に厳しいというような中です。そういった状況を受けまして、国の制度が途中で変わったりだとか、予約受付だとか、またお医者さんの手配だとかいろいろたくさん業務が重なるというのと、そういうものもありまして、どうしても大変な部分ということでは押さえておりますけれども、それを受けまして、今集団接種が始まっていますけれども、集団接種に際しまして各課の、ほかのワクチン対策室以外の課からも応援体制ということで組みまして、実績で、実績というか、5月28日から8月8日まで今全24回を予定しているのですけれども、応援については115名が延べ参加していただいて、実人数でいうと80人が応援体制ということで協力していくというようなことで体制は整っております。
再質問 4番 貮又聖規
まず、高齢者の接種のほうで受けられないという方については、なかなか具体的な理由等の把握は難しい中でも今はメディア等が発信している部分でいくと副反応が気になるというところはあるのかなと私も感じておりますが、こちらは例えば今65歳以上の高齢者の方で今回は受けないと言った方が、では7月以降全国の状況ですとかそういったところを見極める中でその後また受けたいと言った場合には、これは受け入れるという認識でよろしいでしょうか。その部分を1点確認です。それから、職員の皆さんの今の業務関係でいきますと、多い方で150時間以上の時間外が出ているということで、こちらはこれから長期戦になっていくようなことも考えられますし、その中にあって健康福祉課等はこれから町民の皆様のまたその健康のために総合健診ですとか、そういったまた繁忙期を迎える中で、これは保健師の皆さんも専門職の皆さん、一般事務の方もそうなのですが、皆さん強い責任感を持ってずっとこの2月から業務に励まれていると思うのですが、私が心配するのはそういった頑張っている職員は、今口には弱音はなかなか吐かないとは思うのですが、そこで心身ともにかなりの負担がかかっていると。それがこの状況が落ち着いたときに一気に体に支障を来すようなことも考えられるのではないかというところを心配いたします。その部分について、労務管理等する立場としてどのようなお考えを持っているかお伺いいたします。
答弁 健康福祉課長 下河勇生(健康福祉課長は2023年3月まで)
接種の完了、65歳以上の方、一応目安としては7月末を目指しているのですが、実施期間としましては来年の2月28日までが接種できる期間となっております。今後64歳以下の方も始まりますので、65歳以上の方もその時点での予約は可能ですので、今後それで進めていきたいと考えております。
答弁 総務課長 高尾利弘(総務課長は2024年3月まで)
今貮又議員おっしゃるように、私どもも非常に時間外、2月から始まっておりますので、中には2月から続けて100時間以上やっている方もおります。非常に健康状態もそうですし、人事のほうの立場としても時間外的に、お金の件ではなくて、一定の時間数を超えると、これは明らかにレッドゾーンなのです。だから、本来産業医とかに診てもらわなければならないということもございます。その点をしっかり、具体的に事例がないものですから、まだ機能していないところもあるのですけれども、そういった部分をしっかりやりながら、それとあとは対策室の中の業務分担の見直し等も含めてできるものはやっていかなければならないですし、応援体制もまた充実していかなければならないということも含めてしっかり健康の管理をしていかなければならないということで考えてございます。
再質問 4番 貮又聖規
4番、貮又です。もう一つ私は心配、職員の今業務のことを心配するとともに、あととても評価したいことが職員に応援を求めて115名の応援があったというところです。これは常に古俣副町長がおっしゃっていたところだと思うのですが、今までの災害経験の中で職員の心の中に助け合うという気持ちがある中で、このような今実績、現状になっていると私は評価しますが、この部分について副町長、いかがでしょうか。
答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)
コロナが感染含めて始まってから非常に健康福祉課の保健師含めて各職員が非常な緊張感の中で日々を過ごしているというのはひしと感じております。接種が始まって5月の連休、ここにも書いてありますように、なかなかうまくコールセンターとのつながりだとかができない部分が出てきて、改めてあそこのところに直接電話を設置して手助けをする業務も始めました。私も町長も連休中顔を見せて、町長も私も実際的な仕事ができるわけではないのですけれども、何とか励ましも含めて対応をしてきたつもりでございます。ただ、今後時間が限られた中でといいますか、少しでも早く、国のほうは国のほうで初めはワクチンが量が足りない、それから今度は7月まで何とか早くという、そういう対応の異なりも出てきて、本当にそのたびごとにまた体制を組み直す作業なんかも実際的に課の中ではありまして、非常に大変な状況が、今後もこれが始まったから、ここまできたから、少し楽になるのかといったらそうではなくて、やはり常に感染予防を含めながら対応していかなければならない負担感というのは非常に大きなものがあるだろうと思っています。そのほかの職員のほうも本当に呼びかけに応じてくれて集団接種会場のところに出てくださって、それぞれの業務を遂行してくださっています。これは今までいろいろな形で役場の中で培ってきた同僚性ということが発揮されているのではないかなと私は思っております。
再質問 4番 貮又聖規
ありがとうございます。もう一つ、これは総務課長のほうに質問ですが、先ほどの各課からの応援体制、これに基づいて職員の方々、医療従事者的な扱いになるのかなと感じたのですが、職員の皆さんは、要は事前に予防接種等されているのであれば、その実績等お伺いいたします。
答弁 健康福祉課長 下河勇生(健康福祉課長は2023年3月まで)
職員の接種の関係でございます。現在91名の方が接種されています。この91名の考え方ですが、集団接種に従事された、また今後される方は接種している状況でございます。考えとしましては、ご自身、私どものコロナ対策として、まずは罹患していない状況、接種に来られる方の安全性も考えて、先ほど言いました医療従事者に準じた中での91名ということで接種しておる状況でございます。
再質問 4番 貮又聖規
ありがとうございます。それでは、③の高齢者以外の進捗状況についてであります。こちらの答弁によりますと集団接種と個別接種の対応が整い次第進んでいくということで確認させていただきました。その中で今町立病院と民間病院3院の関係者の皆様には本当に接種の受入れを献身的に進めていただき感謝しているものでありますが、ここで私の質問でありますが、特に町立病院につきまして、町内で一番大きな受入れが可能な病院ですから、接種の人数枠を増やすことで町民の皆さんがより早く接種が可能となると考えますが、現時点での受入れ人数の枠と実績、それから現状をもう少し変えていくような方策等があればお伺いいたします。
答弁 病院事務長 村上弘光(病院事務長は2024年3月まで)
町立病院の受入れのご質問だったかと思います。現在個別接種が始まりまして、町立病院としてはスタート時点では定員50名、14時から16時の2時間でスタートしております。ただ、今議員からご質問がありましたとおり、4月中までの65歳以上の接種だとか今後年齢が12歳まで引き下がるだとかいろいろ接種の人数も増えていく中で、現在対応として10名増やして60名で2時間半という、13時半から16時というような形で今10名増やしたという状況でございます。ただ、今後も、先ほどから申しているとおり、一日も早く接種者を増やしてまいりたいということで、それは担当課とも相談しながら今後増やしていきたいと思っております。現状といたしましては、6月12日土曜日の集団接種時点までの数字を担当課からいただいていますけれども、町内全体で4,916名、そのうち町立病院については1,185名ということで、割合にすると24.1%、確かに町立病院の数はこの中では多いほうだというところなのですけれども、先ほどから申し上げているとおり、ここの枠は早く増やしていきたいとは考えております。ただ、一つの視点、これはお伝えしておきたいのが何分先ほどから出ております職員負担の問題がございます。町立病院につきましても、先ほどから2時間半午後から個別接種の時間を取るということになりますと、当然外来だとか、今コロナの検査をやっています。こういった検査の発熱外来の時間等、こちらも削らなければならないだとか、そういったことも対処としては出てくるということでございます。医療従事者、当然人数が変わらない中での接種を増やしていくということでございますので、個別接種をやるということは何かを犠牲にするというところは出てくるというところはご理解いただきたいなと思っております。
再質問 4番 貮又聖規
今事務長のほうから現行の50名を10名増やして60名というお話がありました。また、24.1%の受入れをしているというところでありますが、町民の皆さんの感覚でいくと町立病院、とても大きな、町内の中でも一番大きな病院ですから、そういった意味でこの60名の枠を何とかもっと、100ですとかそれ以上のもので担っていただくような役割が必要なのかなと感じました。こちらについては今後、今事務長からもお話があったように検討を進めて、よりよい方向で改善していくというお話ですので、そちらに期待をいたします。
再質問 4番 貮又聖規
4番、貮又です。2項目めの公共施設の休館の考え方に関連してでありますが、まず初めに新型コロナウイルス対策室が設置された目的、その役割について伺います。
答弁 総務課長 高尾利弘(総務課長は2024年3月まで)
新型コロナウイルス対策室については、令和2年4月に設置しておりますけれども、中身的には、目的ですけれども、新型コロナウイルス対策室なのですけれども、その前に対策本部というのが条文にありまして、その運営の事務と、あとそれと緊急対策に関する総合調整、あと当時ありました特別定額給付金の支給事務を行う目的でつくられております。あと、ほかに国や北海道から各課に入ってくるコロナウイルス関連の情報の集約ですとか、あと各課との連絡調整、あと町民への情報の発出等を行うということで設置してございます。
再質問 4番 貮又聖規
今その目的、役割について説明がありましたが、これについてはまた後ほど関連しながら質問いたします。今回1点目の公共施設を休館とする基準については、答弁では対策会議で判断したものであるということが答弁されました。ということは公共施設を今回休館としたその基準は、現状ではないということでありますでしょうか。
答弁 総務課長 高尾利弘(総務課長は2024年3月まで)
何人が出たらなるとかという、そういう明確な基準はないのですけれども、今の段階では1答目にもありましたように緊急事態宣言、これを受けた形の中で本部で会議をして情報共有しながらいろんな情報を合わせた中で判断していくというような形にしてございます。
再質問 4番 貮又聖規
今私がなぜこの質問をしたかというと、今回公共施設、休館等いたしておりますが、例えばポロトミンタラは数日開館していた実績があったりしているわけであります。町民の皆さんの立場から立つと、その辺の一定のルールというのですか、そういったものが私は必要なのかなと。特にまた今後不測の事態、こういったことが想定をされると思いますから、そういったことを想定しながらそれに合わせた基準を設けるべきと考えますが、いかがでしょうか。今後に向けて。
答弁 総務課長 高尾利弘(総務課長は2024年3月まで)
まず、今後なのですけれども、町内で何名以上の感染者が出たら等の数字上の情報は、今のところ分析できるような情報がはっきり言って入ってきていないという情報があります。口頭でいろいろ確認する部分があるのですけれども、正式に保健所からのそういった情報が入ってきていないという中で、今の考え方ですと原則については緊急事態宣言イコール公共施設の休館という考え方にしていきたいと考えてございます。ただ、今後北海道が市町村単位で、1週間ごとですけれども、感染者数の部分を出すということがございますので、そういうものが把握できるような状態になりますので、そういった場合には一定程度基準もつくれるのかなと思いますけれども、ただ今回、今日の新聞にも報道でも見たかと思うのですけれども、出し方が個人個人ではなくてちょっと変わってくるというような、項目ごとに人数を出すというような形にもなるということで、その辺も様子を見ながらどういった公表の仕方ができるかですとか、あと白老町だけでなくて各管内の状況、当然定住自立圏もございますし、人の流れとかというのは当然施設の中でもありますので、施設というか、例えば体育施設でも苫小牧市から来ていたりだとか、そういうお互いに行き来するという状況もございますので、そういった管内ということも視野に入れながら、そういう状況も踏まえながらということも併せながら基準というか、明確な数値基準になるかどうかは分からないのですけれども、そういったものをつくっていかなければならないということでは認識してございます。
再質問 4番 貮又聖規
まずは施設における基準について私質問させていただいたのですが、もう一つ、今町民の皆さんの、皆さんというか、町民の声として私のほうに届いているものとしては白老町内で感染した情報というのが、それが事実かどうか定かではありませんが、例えば町民の方に誰が感染したですとか、そういったような情報が入る。ただ、では町のほうにそういうことを確認したならば、いやいや、それは保健所からそういう情報が来ていないからと、分かりませんというところでずっとここまできたわけなのです。ただ、今実際にこれだけ期間が経過していくと町民の方々も敏感になってくると。そのような中で、コロナウイルスの対策室の先ほどのミッションとしていろいろ総合調整するですとか、国や道からの情報を発信するですとか、そういったところはあるとは思うのですが、私はこれからは保健所からの情報云々というところも、それは大事なのですけれども、町独自に感染経路を分析、検証したり町民に発信することが必要と考えております。なぜならばお年寄りの方は、情報弱者は自分が外に出て買物するだけでも感染するような事例があるのか、それともお友達と会うだけでも感染してしまうのか、それとも飲食が伴うことで感染してしまうのかですとか、あるいは実際にその経路が不明なものが多いのか、その辺の情報をきちんと周知していくということが私は大事なのかなと考えております。そういった中で、コロナウイルスの対策室としてその辺の分析検証や情報発信に係る今具体的な工夫ですとか改善、何か考えられておられますでしょうか。
答弁 総務課長 高尾利弘(総務課長は2024年3月まで)
なかなか感染経路の特定というか、分析となると専門的な部分が出てくるのかなというところもありますし、今貮又議員おっしゃったように、どういった場合にかかるのかというのも当初言っていた、ただマスクをしていれば大丈夫なのか、食事のときにマスクを外す、黙食すればそれは大丈夫なのかとかいうこともあると思うのですけれども、またここ最近、御存じかと思うのですけれども、イギリス型からさらにインド型ということも考えられるので、あまりここだから大丈夫だよというような安心感、言葉として言うのか分からないですけれども、油断というようなものが慢性してしまっては、またそれはそれでよろしくないのかなというところもありますので、徹底して緊急事態宣言とか専門委員会のいるところで、北海道なんかも医療関係者も含めて入っていますので、そういったものの通知の中の分析結果をしっかり、それを基に判断していって、それを住民にメッセージとして、あるいは協力要請としてしっかり伝えていくということが重要なのかなと思っています。
再質問 4番 貮又聖規
今高尾課長のご説明、行政サイドの立場としてはそれで納得はいたします、行政サイドとしては。ただ、町民生活の部分と現実的にはギャップが起きているのかなと感じております。そこで、高齢者介護課長に質問いたしますが、このコロナ禍により本町の高齢者の暮らしにどのような健康被害、課題があるのか。外に出ない、人に会わないということでいろいろ問題が生じているというところも私は耳にしておりますが、そういった実態についていかがでしょうか。
答弁 高齢者介護課長 山本康正(高齢者介護課長は2024年3月まで)
お答えいたします。やはりコロナ禍におきまして、今議員おっしゃったように外出の自粛とかというようなこともありますし、あと健康体操だとか事業が休止されて、なかなか高齢者の方においては運動する機会、それから人との会話が減っているということで、身体機能、それから認知機能に少なからず影響があると認識しております。
再質問 4番 貮又聖規
私は、コロナに感染する恐ろしさと、やはり見えない敵でありますから、独り暮らしをするお年寄りの方からしてみると不安でならなくて、家から一歩も出ない状況になって痴呆がちょっと進んでしまったり、運動不足からけがが起きてしまうというところが見受けられております。そのような中でもいかに何か、例えば電話でも一本、何かコミュニケーションを取るですとか、そういったこともこのコロナ対策室の中でいろいろと、そういう今ある課題を解決するような、血の通ったような何か取組を望みますが、いかがでしょうか。
答弁 高齢者介護課長 山本康正(高齢者介護課長は2024年3月まで)
私ども高齢者介護課としてなのですが、まず認定を受けられている方についてはケアマネージャー等が当然ケアプランを作成する際にご連絡を取って電話を定期的にさせていただいておりますので、そういった中で状態の確認、状況の確認等をさせていただいて、なるべく出て、感染予防しながら運動できる方は運動するようにアドバイスをしたりだとかということもしております。それから、認定以外の方につきましては、自粛期間中で気をつけていただきたいそのポイントを先ほどお話をしましたが、運動をなるべく感染対策、予防しながらしていただくだとか、人とのつながりが重要だとかというところを広報等で周知させていただいたりとかしておりますので、そういった部分でフレイルという、いわゆる虚弱にならない、虚弱予防を高齢者介護課としては取り組んで進めておりまして、実際認定者の数は高齢者の75歳以上の方が増えていますので、令和2年1月と今年の1月で比べますと認定者の数は71人ほど増えております。ただ、介護度が進んでいるとか、そういった客観的なものはなかなか把握できない、コロナ禍がどういう影響を与えているかというのは、そこまでの分析等はまだできておりませんが、少しでもそういったことがないように高齢者介護課としても今後ともできることをしてまいりたいと考えております。
再質問 4番 貮又聖規
4番、貮又です。続いて、2点目の保育園や小学校の関係でございますが、こちらの休園や休校に係る一定のルール、これは理解できました。その中で特に保育園についてでありますが、今現場の声としてマスクを保育士の先生がすることによって子供が保育士の表情を読み取れないというようなコミュニケーションの難しさに直面されており、それが幼児の脳の発達に影響があるというようなことがメディアや厚生労働省の中でも今問題視されておられます。そういうような状況の中で、本町における保育園現場における声、同じような声が聞かれているかどうか、一問一答なので、まずその部分についてご確認いたします。
答弁 子育て支援課長 渡邊博子(子育て支援課長は2023年3月まで)
ただいまのマスク着用の子供の脳への発達についてということのご質問でございます。議員がご指摘されているとおり、マスク着用というのは感染予防対策としてはとても有効だとは思うのですが、やはり顔が隠れるということで、表情が見えないことでコミュニケーションにも支障が出ると言われております。特に言葉や表情を育てる時期、幼少期については、口元が隠れていて目元だけの表情を読み取るのがなかなか難しくて、それが言葉や表情を育てるにはいろいろと影響が出てくるということを指摘されております。そのことを問題視しているということで、保育園の現場の先生たちにもそのことはお話を聞いております。そのため、まず感染予防としては、マスクよりは飛散がちょっと多くなるかもしれないのですが、例えば読み聞かせのときや歌のとき、お歌の練習のときなどは子供との距離に気をつけながら、あと声の大きさも気をつけながら、フェースシールドだったりマウスシールドだったりという透明なものをつけたりとか、あと外で遊ぶときなどは保育士もマスクを取ったりとかということで、できるだけ表情を見せる機会を増やすということが大切だろうと思います。また、最近透明なマスクも出てきているということで、その利用を考えている園もあるとはお伺いしております。
再質問 4番 貮又聖規
4番、貮又です。同じような声が届いているというところでございます。その中において、まず保育園においてお子さんを預けられている保護者の皆さんは、いつ休園になるのかという日々不安を抱えていると思います。そのような中で、もしも万が一感染者が出て休園となった場合に、町において例えば保育園同士、施設間の一時預かりの体制の構築ですとか、あるいは保育士や小学校の教員、児童クラブにお勤めの皆さんを予防接種を優先的に行うですとか、何かそういったような対策は考えられておりますでしょうか。
答弁 子育て支援課長 渡邊博子(子育て支援課長は2023年3月まで)
保育園が休園となるというときは、感染者が子供なり職員が出た場合になるものですが、まず園では保健所と十分に相談しながら休園の日にちを決めたり濃厚接触者の特定などを行います。休園した場合は、まず濃厚接触者の検査が出るまでの期間であったり、また園内の消毒をする期間であったりと、恐らく二、三日ぐらいの休園にはなるだろうとは思います。その間の子供の預かりについてなのですが、やはりほかの園でそのお子さんをお預かりするということになると、園同士で不安な声も保護者の中にはあるということで、現実的には難しい面もあるかとは思います。できるのであれば家庭での保育というのをお願いしたいところなのですが、どうしてもお仕事とか休めないとか預けるところが必要だということであれば、こちらも町として預け先、園ではなくてほかの場所でというのも考えていかなければいけないかなとは思います。感染状況やその範囲とか、いろんな状況を踏まえて町でも預ける方法については考えてまいります。あと、予防接種についてなのですが……。
答弁 健康福祉課長 下河勇生(健康福祉課長は2023年3月まで)
保育従事者の方のワクチン接種の関係になるかと思います。現状今余剰ワクチンが出た場合にご協力いただいているのが高齢者施設とか障がい者施設、保育園、学校の関係者の方に余剰ワクチンの協力者として接種を先にしているような状況です。今後64歳以下が始まる前に、その段階で打てるような体制は現状取っております。
再質問 4番 貮又聖規
4番、貮又です。状況が分かりました。ぜひコロナウイルスの対策室の機能もそうですけれども、各皆さんが持たれている現場の課題をそういった対策室の中でも見ながら課題を解決することがひとつ必要かなということも感じましたので、それは今後につなげていただきたいなと感じます。以上でありますが、続いて3項目めのウポポイの関係でございます。ウポポイは、アイヌ文化の復興、創造、発展のためのナショナルセンターであります。決して観光施設ではありません。先ほど公共施設のご答弁の中にもありましたが、公共施設は感染状況や施設の目的を踏まえて順次休館をするという協力依頼、これは道から出されている。ただ、それは今回のご答弁でいきますと、国もいろいろと総合的に勘案した結果、営業継続を行ったものというようなご答弁でありました。ただ、私はこれを踏まえても5月16日から31日まで開館したことには町民の皆様の声を酌み取る中ではちょっと首をかしげる者でありますが、町の考えはいかがでしょうか、再度確認いたします。
答弁 政策推進課参事 伊藤信幸
5月16日から31日までの間ウポポイが開業していたというような状況でございます。この間町のほうに開園していることに関しての問合せ、アイヌ政策推進室のほうにも5件ほど問合せをいただいております。このお声につきましては、私どものほうからも国の関係機関、そして道、そしてウポポイのほうにも状況をお伝えしながら町としての町民の皆様の声をお伝えをさせていただいたというようなことでございます。町としての考え方ということでございます。1答目、町長から答弁申し上げたとおり、国の施設ということでもございますが、道の緊急事態措置の中の状況を踏まえた中で国として31日までは継続をしていくと、感染対策を徹底していくというような考えの中で継続をされていたものだと捉えてございます。
再質問 4番 貮又聖規
担当課としてのその動きは理解いたしますが、町民の皆さんの不安の声を受け止めて、理事者は国や北海道に対してどのような働きかけをされたのでしょうか。
答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)
ウポポイの開館については、当初から私どもも町民の皆さんからの声も受け止めながら、町長が自ら各関係機関を含めて町民の声を含めて届けております。ただ、これは町が決定権がないから、仕方がないのだということではないのですけれども、実際的な決定のところは知事からの要請も含めてということではありましたけれども、町としては町の機関、それぞれの公共施設も含めて休館、閉館をしている状況であるがゆえにしっかりとした対応は取ってもらいたいと、そういうことについて内部も含め検討をしまして、町長からさきに述べたように町としての考え方を発信はしております。
再質問 4番 貮又聖規
もう一つ、仮にクラスターがウポポイで起きた場合の国の対応はどのようなものになると町は考えていたのかということもお聞きしたいのですが、実はなぜ私がこのような質問をするのかというと、実際にウポポイのホームページには、令和3年5月8日付ですけれども、ホームページで国立アイヌ民族博物館における新型コロナウイルス感染者の発生として勤務者1名は新型コロナウイルスに感染していると公表されておりました。ですから、国がどんなに万全を期しても100%はないです。まず、その中にあって、この件については町のコロナ対策室、情報提供があったのか、情報把握していたのか、お伺いいたします。
答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)
これは速やかにウポポイのほうから町のほうへは連絡がありました。それに対しまして町からもしっかりとした対策とともに濃厚接触者についての確定をして、その結果についても報告をいただきたいということで連絡をしております。
再質問 4番 貮又聖規
今回の緊急事態宣言下において町は公共施設を休館した。一方ではウポポイは開いていた。開けていたこと、これは100%はないというところで、そこは今後はこのようなことがないようにしていただきたい。していただきたいといっても、これは国が動くことですから、働きかけを強くしていただきたい。そしてまた、今回は職員の方が感染したケースでありますが、ウポポイの職員の皆さん、それから伝承者の方々は、北海道各地から来ていただいた優秀な、またかつ貴重な人材でもありますから、他の自治体から来ていただいた職員は町の責務として、白老町の責務としても守ること、これがアイヌ文化伝承に一役買う本町の使命なのかなと考えます。その中で、これは念を押したいのですが、今後このような事態となった場合に国や北海道に対する働きかけはどのようになるのか。町民の命と安全を守るためにも同じことを繰り返すわけにはいかないと私は考えますが、いかがでしょうか。
答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)
私たちの役割というのは、何度も何度も今までもお話をしているように、町民の皆様方の命、そして安心、安全を保障するというのが、これが町役場の最も大きな責務だと認識しております。ですから、これまでと同様にしっかりと町民の皆さんの声、それから町の状況を踏まえて関係機関のほうに町長を先頭にしながら町の姿勢を示してまいりたいと考えております。
再質問 4番 貮又聖規
この関連最後の質問になります。ナショナルセンターを抱える本町の責務としては、国内の先進地となる、そしてお手本となるような安心、安全な観光地づくり、これに努めなければならない。私前々からいろいろとご質問させていただいて、本町は世界基準の観光地づくり、これを目指さなければならないというようなところも質問させていただいておりますが、改めてもう一度この安心、安全な観光地づくりに対する町長の思いを聞かせてください。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
コロナ禍に関係してということでなくて全体的にということで。観光地づくりであります。現在は、コロナ禍の中で観光全体的にダメージを受けている次第であります。ただ、このコロナのウイルスはずっと続くわけではなくて終息は必ず来るわけでありますから、白老町としても、ウポポイもそうですし、温泉地等々もある、たくさんの食材もありますので、観光地としてはアフターコロナというのですか、ウィズコロナという中で観光地づくりでまた経済を回して白老町を活性化していく、元気にしていくというのは、これは白老町役場にとっても大きな責任だと思っておりますので、この辺は観光協会も含めた観光事業者と一緒に連携をしながらコロナの前以上に観光地としてPRもしていきたいと思いますし、事業者の活性化につなげていきたいと考えております。