白老町議会 令和2年定例会9月会議 2020年9月11日
日本航空学園
2020年9月11日、白老町議会の一般質問で、西田祐子議員が「日本航空学園」について質問し、町長 戸田安彦、経済振興課長 冨川英孝、副町長 竹田敏雄が答弁しました。
- 質問者
- 西田祐子 議員
- 答弁者
- 町長 戸田安彦、経済振興課長 冨川英孝、副町長 竹田敏雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 西田祐子
きずな会派、西田祐子でございます。本日は、2点質問させていただきます。1項目め、日本航空学園について。(1)、平成6年、白老滑空場に関する覚書について。①、覚書の内容、要点は。②、学科又は学校の設置の変更についての経過は。③、覚書に疑義が生じた場合の変更に基づく協議は。(2)、校舎及び宿舎の状況について。①、校舎等の売却報道による売買契約の経緯は。②、校舎等に対する今後の町の考えと対応は。(3)、日本航空学園の白老滑空場の使用について。①、今後の町の考えと対応をお伺いいたします。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
日本航空学園についてのご質問であります。1項目めの滑空場に関する覚書についてであります。1点目の覚書の内容・要点についてでありますが、基本的には、滑空場を町、トレーニングセンター施設を航空学園が整備すること、整備完了後は、航空学園が無償で使用し、施設全ての管理を行うこととなっております。また、町と航空学園との間において、譲渡条件が完了した時期には、滑空場敷地を無償譲渡することとしているものであります。2点目の学科等設置の変更についての経過についてでありますが、平成15年に航空産業科、空港技術科パッセンジャーコースの2学科で開校し、18年度にはパッセンジャーコースを航空観光ビジネスコース、24年度にはエアラインコースへと変更、25年度は3年制の留学コースを設置するなど、29年度まで運営されたところであります。なお、航空観光ビジネス科の移転に合わせて、設置が予定されていたドローンコースについては、応募が少なく開設が延期された経緯があります。3点目の覚書に疑義が生じた場合の協議についてでありますが、覚書に関しては、無償譲渡に関して、24年度と債務補償の終了した28年度に条件の確認等を行っております。しかしながら、双方ともに無償譲渡の条件整理に至らず、継続協議することとして現在に至っております。2項目めの校舎及び宿舎の状況についてであります。1点目の校舎等の売買契約の経過についてでありますが、去る7月31日の地元紙既報のとおり、日本航空学園白老キャンパスについては、現在、北海道栄高校を運営する京都育英館と譲渡の協議が進められている状況にあります。この間、6月末に私を含め、理事者が北海道栄高校にて状況確認を行ったほか、7月中旬には、日本航空専門学校梅沢学長が来庁され、直接、譲渡予定である旨、報告をいただいたところであります。なお、現在まで正式契約には至っていないとのことであります。2点目の校舎等に対する今後の町の考えと対応についてでありますが、日本航空学園の撤退は、大変残念でありますが、地元の北海道栄高校が取得し、活用いただける点については、好意的に捉えております。現在のところ、校舎はアフタースクールとして、また宿舎は学生寮として活用が想定されており、今後においても教育施設として有効に活用されることを期待しているところであります。3項目めの白老滑空場の使用についてであります。1点目の今後の町の考えと対応についてでありますが、日本航空学園側からは、滑空場の継続的な使用意向が示されております。今後においては、室蘭工業大学をはじめ、様々な団体やイベントなど、定期的な使用に向けて検討、協議を進めてまいりたいと考えております。
再質問 11番 西田祐子
再質問させていただきます。平成6年10月、日本航空学園と白老町は、1学年80人、2学年で160人の学校を建設する約束の上で滑空場の無料貸与を行いました。まちは、滑空場や道路、橋など約9億7,700万円の設備投資を行い、日本航空学園は翌年の平成7年9月に白老滑空場を開設しております。平成14年に東町の現校舎購入に当たり、2億5,000万円の債務負担行為と5,000万円の寄付、今年の3月予算等審査特別委員会で滑空場隣接用地を約600万円で購入、合計約9億8,300万円の投資、債務負担行為まで入れると12億3,300万円の事業であります。日本航空学園に協力してきたのは、校舎や宿泊施設は白老町駅前の一等地であり、まちの発展のためになる。また、滑走路も町民や多くの愛好家の活動拠点として活用できると大きな期待からでした。今回の校舎と宿泊施設売却は、町民も議会も寝耳に水です。報道により、この事実を知りました。行政は、誘致した重大事案について町民や議会に説明する責任があるのではないでしょうか。そこで、お伺いいたします。平成6年に交わされた白老滑空場設置に関する覚書の趣旨によると、航空学園が校舎などを売却した段階で無償譲渡の条件をどのようにご理解されているのでしょうか。改めてこの辺のところの無償譲渡のことに関して疑義が生じていると思いますけれども、これについて答弁をお願いいたします。
答弁 経済振興課長 冨川英孝(経済振興課長は2021年3月まで)
基本的には平成6年の覚書に基づいて、条件が満たされた場合には無償譲渡を行うというような覚書になってございます。このことにつきましては、答弁にもございますとおり24年度、あるいは債務保証の終わる28年度に協議を行って、無償譲渡という部分にはなかなかまだならないとなったところでございます。こういった中で、29年度をもって学校自体は一旦エアラインコースが千歳市に転出されて、その後の協議は現在まで継続的に行っているというところで、ここら辺の覚書に関しては今後また改めて協議を進めてまいりたいと思っているところでございます。
再質問 11番 西田祐子
ただいま協議中ということでありますけれども、航空学園の設置に関する覚書の中は、これは当然町のほうでもよく御存じのはずと思います。そこの中で、先ほど町長の答弁で6月の末に北海道栄高校で状況確認を行ったと、また7月中旬には梅沢学長が来庁され、説明を受けていると答弁がありました。それであれば、申し訳ないのですけれども、かなりの年月がたっておりますので、この間どのような協議がされたのか、改めてお伺いいたしますけれども、それ以降何も協議していないと理解してよろしいのでしょうか。その辺をもうちょっと詳しくお願いいたします。
答弁 経済振興課長 冨川英孝(経済振興課長は2021年3月まで)
6月末に理事者の皆さんが北海道栄高校で栄高校が取得する案件についての説明、意見交換といいますか、そういった部分を行っていただいております。それに先駆けて、副町長以下私どもで千歳市の航空学園のほうに伺っております。また、7月13日になりますけれども、梅沢学長以下学校関係者が見えまして、町長とお話をさせていただく機会をいただいて、今北海道栄高校とそういうような状況にあるというお話をいただいていたということになってございます。この後の状況を継続して我々もお話をしていかなければいけないということで、8月4日に改めて千歳市の航空学園のほうへ伺って、今後については引き続きまた協議をさせていただきたいというお話をさせていただいた。そこで現在まで協議中という状況になっております。
再質問 11番 西田祐子
8月4日に協議したということであれば、もう1か月以上たっていますよね。その辺は、もう少し時間を取らずに協議してくべきではないでしょうか。北海道栄高校の件は、どうのこうのということ私は一切思っておりません。ただ、これは日本航空学園とそちらの学校のほうの協議で売買するということに、それは民間同士の話ですから、それは全く議会とは関係ないと思っております。ただ、もしそちらの学校のほうで使われるのであれば、白老町がきちんと日本航空学園のほうと話をして、きちんとした条件整理をしておかなければ、相手に迷惑がかかるのではないかなと思うので、私はその辺をもっと早くやるべきだなと思います。その辺について、いつまでにそのようなことをきちんとやるのか、もう一度お伺いいたします。
答弁 副町長 竹田敏雄(副町長は2023年9月まで)
日本航空学園との協議の関係ですけれども、8月4日に行って、これから協議をお願いしますという部分も含めてお話を一度させてもらっています。それで、相手方もあるので、いつまでということはなかなか言えない部分もありますけれども、こちらのほうとしても連絡を取りながら、頻繁にというわけではないですけれども、必要に応じて向こうに行って協議を進めていきたいと思っています。
再質問 11番 西田祐子
話が進みませんので、次の質問に行かせていただきます。まず、滑空場と校舎などのインフラ整備に白老町では約9億3,300万円の投資をしていますが、当然起債を借りていると思います。その起債額、金利の総額、また借りてきた起債の残高があるなら残高、起債の支払い期間、いつからいつまで幾らずつお支払いしていたのかお伺いいたします。
答弁 経済振興課長 冨川英孝(経済振興課長は2021年3月まで)
滑空場といいますか、航空学園の関係で整備に当たって起債の金額につきましては、平成9年から平成24年度まで2億4,700万円ということになってございます。現在まで残高につきましては3,300万円ということで、金利につきましては平成11年と平成17年債が2.0%、平成24年債は0.6%というようなことで、0.6%から2.0%、その間の中での金利ということになってございます。また、償還期間といいますか、最終償還については24年度債が15年償還となりますので、令和9年度まで償還があるというようなことになってございます。
再質問 11番 西田祐子
平成11年から金利を払っていると、金利の今まで払った総額をお伺いいたします。そして、これから先に払うであろう予想される金利をお伺いいたします。そして、平成24年から令和9年度まで、返済があると答弁をいただきましたので、毎年幾らずつ返済しているのかお伺いいたします。
答弁 経済振興課長 冨川英孝(経済振興課長は2021年3月まで)
申し訳ございません、金利の総額については、今資料として持ち合わせておりませんので、後ほど確認してご答弁させていただきたいと思います。それで、これからの金利と返済に関しては、今後の支払い額については令和2年が、元利合わせてですけれども、742万9,256円、それから令和3年が615万8,152円、令和4年が517万7,952円、令和5年が456万1,998円、令和6年が428万4,374円、令和7年が342万6,788円、令和8年が253万6,306円、令和9年が150万948円となってございます。
再質問 11番 西田祐子
金利につきましては後ほどということですので、お願いします。でも、これは聞き取りのときに金利の総額を聞きたいと話をしていたので、きちんと答弁していただければと思いました。それと、令和9年度まで今金額をずっと聞きましたけれども、金利を含めてです。これで最後でよろしいのでしょうか、そこだけお伺いいたします。これで支払いは全部終わると理解してよろしいのですね。
答弁 経済振興課長 冨川英孝(経済振興課長は2021年3月まで)
24年度債が最終となりますので、それの償還期限であります令和9年で最終となります。
再質問 11番 西田祐子
そうしましたら、この支払いがまだこれから先もあるということは、当然覚書と全然違ってくるのではないかなと思うのです。向こうのほうがもう学校を撤退してしまって、そして滑空場は使いたいと。でも、白老町としては借金だけが残っていると、起債だけが残っていると、そういう状態になりますよね。そうなってきますと、この使用料にオンしてこの部分を払っていくのか、それとも全額白老町でこのまま払っていくのか、その辺のお考えをお伺いしたいと思います。
答弁 経済振興課長 冨川英孝(経済振興課長は2021年3月まで)
先ほど来副町長からもご答弁させていただきましたとおり、今後協議を重ねていくということでございますので、その辺については今後の協議かなと思っておりますが、基本的には滑空場線の道路整備に係る起債償還となってございますので、町としては町道の整備事業として町で払っていくということがまずは基本になるのかなと考えてございます。
再質問 11番 西田祐子
今年3月にも滑空場の隣接用地を601万5,000円で購入しております。滑空場の取付け道路の一部が借用地で、そこを使用していましたが、持ち主から売却を通告され、やむを得ず議会運営委員会に諮り、借用地を購入した経緯があります。買わなければ日本航空へ学園などが滑空場を使用できなくなるので、それでは困るでしょうと判断したものです。ですから、町道ですとおっしゃっていますけれども、これはあくまでも滑空場に行くための道路です。ほかのところに行くための道路というわけではないと思うのです。そうしてくると、きちんとした考え方の整理をぜひさせていただきたいなと思います。あくまでも町道だから白老町が負担するという考え方でいいのかどうなのか、その辺私は、本来であれば当然そこに行くまでの道路ですから、なければ行かれないわけですから、飛んでいくわけにいかないわけです。そういうことをきちんと整理して判断していただきたいなというのが1つです。それと、航空学園がこれから先も使用する。今後の協議であるというのであれば、本来契約が切れた段階で再契約されるべきと思いますけれども、それがなされていない。なされなかった理由が相手の方もありますからという、先ほどからの答弁で今後の協議にしますと言いますけれども、早くきちんと考えなければ、今言っている債務負担行為の支払いのことも含めてどうされるのかなと非常に私は疑問に感じるのですけれども、その辺をもう一度きちんと説明をお願いします。
答弁 副町長 竹田敏雄(副町長は2023年9月まで)
これから支払っていく部分に関することも含めてですけれども、まずあの道路に関しましては確かに飛行場に行くための道路という部分ではございます。あそこの滑空場を造るという段階で、全部の金額が約9億円近くということなのですけれども、そこの部分につきましては当時一つの約束の中で、投資というのですか、そういう形の中で投資をさせてもらったという部分もございます。それから、覚書の関係、再契約の関係ですけれども、今後学園側と協議をしていく中で、今結んでいる覚書も含めた中で、それはまた条件等も変わってきているので、それは変えていかないと駄目だなと思っております。それから、覚書イコール契約書というのですか、そういう形の中で、覚書になるか契約書になるかはあれですけれども、そういう形で整理はしていきたいと思っています。
再質問 11番 西田祐子
私がこの覚書の約束をきちんと早くしなければいけないのではないかと言うのは、例えば今日本航空学園が滑空場を使用したいということなのですけれども、校舎はなくなりました。条件も随分、今副町長おっしゃったように変わってまいりました。そういう中で、白老滑空場の管理体制をどのようにされるのか。今まで答弁でもありました。滑空場に関しては航空学園のほうで今までやってまいりました。冬になったら除雪、夏は草刈り、その辺の整備もやってきたのですけれども、当然条件が変わってきているわけですから、使用料のことも考えながら管理体制というものを、白老町で管理するのか、誰が責任を取るのかということです。日本航空学園が責任を取るのか。もし何かあったときのことを考えると、一体どちらのほうがきちんとした責任を持つのかと。この管理体制が非常に重要になってくると思います。また、それは覚書との整合性に基づいてきちんとした形で判断しなければいけないと思うのですけれども、その辺をお伺いいたします。
答弁 副町長 竹田敏雄(副町長は2023年9月まで)
滑空場の管理の関係ですけれども、覚書では当初の整備の関係で町がすること、それから学園側がすること、これが終わった段階で管理はお願いしたいといった内容の覚書になります。なので、ここの部分については今の段階でもまだ効力を発していると考えています。それで、これから先の部分については、学校側と協議しながら、そこも含めて、また使用料だとか、いろんな部分がありますので、建屋の部分もありますし、そういった部分を含めた中で相手側との話になってくると考えています。
再質問 11番 西田祐子
副町長は使用料とおっしゃいましたけれども、私もまさにそこの部分が大きな問題になってくるのではないかなと思います。というのは、滑空場ができてから結構な年月もたっていますので、エプロンとか、そういうところの整備なんかもきちんとしなければならないし、年々行われている草刈りとか除雪とか、それとかそこに行くまでの道路とか橋とか、やはりそういうものも全部含めて維持管理費というのは結構な金額になるのではないかなと思うのです。これでこのまま維持管理費用をかけていっていいのか、どうなのかというのも大きな問題になってくると思います。白老町としてこの維持管理費の考え方、また年間どの程度維持管理費が必要になってくるか、そういうことを計算されていますでしょうか。もししているのであれば、お伺いいたします。
答弁 経済振興課長 冨川英孝(経済振興課長は2021年3月まで)
基本的に航空学園側からの資料ということになりますけれども、基本的には単年度でいいますと光熱水費で92万円、セキュリティーはセコムですとか、そういった部分で56万円、維持管理費として28万円。それから、これは向こう10年間で舗装補修を行った場合ということで、おおむね2,160万円くらいは必要であろうというようなことになってございます。
再質問 11番 西田祐子
白老町は財政が厳しいという中で、誘致企業として白老町はぜひ頑張っていただきたい、そういう思いでこれまでお金をかけてきたわけですよね。ですけれども、これがあまり使用する可能性がないのにそれだけのお金をかけていっていいのかどうなのかというのも大きな課題ではないかなと思うのです。私は、活用していただきたいなと思います。例えばグライダースポットマップによれば、北海道に12の滑空場がありますけれども、通年で利用できるのは鹿部町と愛別町と白老町の3か所です。白老滑空場というのは、そこの中で支笏洞爺国立公園のちょうどど真ん中ですから、本当に風光明媚なところで、白老町の滑空場を利用して空の散歩をするなら最高の場所だと思いますから、私はそういう意味ではぜひ民間の方々にも観光滑空場として使っていただきたいなという思いはあります。でも、今ここの段階できちんとそういうようなことを考えられないのであれば、あまり使われないのであれば、そこに税金を投入していいのかどうなのかという課題があると思います。その辺のお考えが、申し訳ないのですけれども、答弁の中から見えてこないものですから、ですから覚書はきちんとしているのですか、これについて話合いを早くしたほうがいいのではないですか、きちんとするものはしたほうがいいのではないですかということを申し上げているわけなのですけれども、もう一度そこについてのお考えをお伺いいたします。
答弁 経済振興課長 冨川英孝(経済振興課長は2021年3月まで)
今申し上げました施設の管理経費につきましては、草刈りも含めて航空学園側のほうでこれまでも支出していただいているというような状況になってございます。先ほど副町長からもお話がありましたとおり、今後協議はするということで、ただ覚書の効力については依然としてまだ切れているわけではないというような捉えでございますので、航空学園とお話しさせていただいた中で、我々も使用料のことをご相談を今後させていただかなければならないと思いますというようなお話もさせていただきました。ただ、その中では、これまでにかかっている管理経費、正直人件費とかは先ほどの部分は言っておりませんけれども、そういった部分、あるいは専門性とかも含めて、町がそこを管理していくことがいいのかというところも含めて今後協議させていただきたいなと思っております。
再質問 11番 西田祐子
町が管理してくということになったら、莫大な経費がかかるだろうなと私は思っております。そこの中で専門性も必要になってくるし、また専門の職員も必要になってくるわけですよね。そういうところも踏まえると、これは非常に大きな問題かなと思っております。日本航空学園を誘致し始めて、白老校舎の整備と滑空場の新設などに約9億8,300万円の町費を投入して、同学園が地元で永続的に発展していただくために私たち議会も町民もみんな支援してきました。日本航空学園が撤退されて校舎が撤退されたのは非常に残念で、まちの教育振興やまちの発展に大きな影響を与えるものではないかなと思っております。学生という若い世代の方々の姿がこのまちから消えることは寂しいものであります。このことを教訓にしまして、一つ一つの企業との絆を深め、白老町に定着し、企業が発展できる産業基盤の充実が必要だと思います。今回は本当に航空学園の方々と企業と白老町が密接につながっていたのか、絆を深めていたのか、そこはどうだったのでしょうか。非常に残念であります。私の最後の質問でありますけれども、このような産業基盤の充実について、また誘致したほかの企業に対しても白老町としてどのような姿勢であるべきなのかも含めて、航空学園の質問はこれで最後といたします。町長の答弁をお願いいたします。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
まず、日本航空学園につきましては、当初の覚書のとおりいっていない部分、滑空場については本当に覚書のとおりいっていないものですから、町費、税金を使って施設を整備したことに対しては費用対効果はどうだったかというのはきちんと評価しなければならないなと思っております。それとあわせて、一つの企業というか、白老町に誘致して、来てくれた企業、航空学園も含めてなのですけれども、立地企業の協議会等々も含めてなのですけれども、それは北海道内、道外含めてあらゆるときに私とか職員が顔を出して、連携とか情報共有をさせていただいております。まだまだ足りないところはあるかもしれませんが、企業が白老町にきちんと生き残ってもらえる、雇用を生んでもらえるという努力はずっと続けていっておりますし、まだこれからも続けていきたいと思っております。航空学園については、駅前の校舎からそれぞれの学科、コースがなくなって千歳市のほうに行ってしまいまして、若い生徒たちをまちで見かけなくなったのは大変残念でありますし、私もそのように思っております。駅前の校舎については民民の売買なので、栄高校がキャンパスとしてまた利用していただく、その裏にある宿舎は学生寮として使っていただけるというのは大変喜ばしいことだなと思っておりますが、当初の航空学園が滑空場近くにキャンパスをつくって、そこで根づいた学校経営をするということの覚書でありましたので、そのとおりいっていないのは大変残念なのですが、これからも、せっかく滑空場を造ってありますので、航空学園も含めて、先ほど西田議員がおっしゃっていた滑空場を利用した民間のいろんな団体がありますので、その辺も活用できるように努力をしていきたいと考えております。
再質問 11番 西田祐子
日本航空学園については、これで質問を終わります。私は、白老のまちで、今町長がおっしゃったように高校が2つあって、おまけに専門学校まであって、こんな小さなまちでこんなに若い子たちが集うまちというのは数少ないのではないかなと思って非常に誇りに思っていましたので、とても残念です。