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白老町議会 令和2年定例会6月会議 2020年6月16日

日本航空専門学校白老校

2020年6月16日、白老町議会の一般質問で、西田祐子議員が「日本航空専門学校白老校」について質問し、町長 戸田安彦、副町長 竹田敏雄、経済振興課長 冨川英孝が答弁しました。

質問者
西田祐子 議員
答弁者
町長 戸田安彦、副町長 竹田敏雄、経済振興課長 冨川英孝

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 西田祐子

5番、きずな、西田祐子でございます。私は、このたび3点について質問させていただきます。まず、1点目、日本航空専門学校白老校についてお伺いいたします。平成6年10月31日、学校法人日本航空学園より示された白老スカイパーク基本プランに基づき、白老滑空場設置に関する覚書を白老町と日本航空学園で締結しております。学科の設置を前提し、白老町が滑走路などの整備を行い、またその後学校を設置することによって町が整備する滑空場を無償譲渡するという契約になっておりましたが、契約から26年たっても本来の目的である学科、学校の設置に至っておりません。さらに、滑空場用地の取得とか整備に関しまして、総額約9億8,300万円の投資を行っております。多額を投資した滑空場ですけれども、2018年4月から学校のほうが、白老校のほうが千歳市のほうに移行してしまったという状況が続いており、今年度も休校になるようなので、質問をさせていただきます。(1)、学校運営と校舎、宿泊棟、滑空場と格納倉庫などの利用状況について伺います。(2)、白老校舎、宿泊施設、滑空場などの課税状況を伺います(3)、将来の設備の利用についてどのような検討が行われてきたのか伺います。(4)、滑空場周辺の土地購入後の取扱いはどのようになっているかお伺いいたします。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

日本航空専門学校白老校についてのご質問であります。1項目めの学校運営と校舎等の利用状況についてであります。白老キャンパスや滑空場は、例年5月下旬から6月にかけて行われるフライト実習と、それに伴う講義等の施設として使用されている状況にあります。また、隣接する宿泊棟は主に町内事業所に従事する外国人実習生の宿舎として活用されている状況にあります。2項目めの町内の学校施設等の課税状況についてであります。白老キャンパスは、現在も教育用の施設として定期的に講義等で使用されていることから、固定資産税を非課税としております。一方、宿泊棟については既に賃貸物件となっているため、本年度から課税客体として賦課しているところであります。3項目めの将来の施設利用に係る検討状況についてであります。白老キャンパスについては、将来の施設利用に関して航空学園側との継続的な協議を行ってきたところであります。基本的には学園側の意向等の確認を行うものでありますが、特に校舎棟については今後の利活用が及ぼす影響等を鑑み、引き続き有効活用等について協議、要請を行ってまいりたいと考えております。4項目めの滑空場周辺の土地購入後の取扱いについてであります。滑空場の隣接地については、本年4月に所有権の移転登記を行い、併せて学校法人日本航空学園に対しては滑空場の緑地帯用地として、また国立大学法人室蘭工業大学に対しては燃焼実験施設へのアクセス道路用地としてそれぞれ賃貸借契約を締結したところであります。

再質問 5番 西田祐子

西田祐子でございます。それでは、再質問させていただきます。昨年3月会議におきまして、同じ会派の前田議員がやはり日本航空専門学校のことについて質問しております。そのとき町長は管理者である日本航空専門学校と施設の利活用について協議を行い、意向を尊重しながら地域の活性化につながる活用となるよう調整役を務めてきたい。また、象徴空間を見据えながらまちづくりの一環として私も真剣に考えていきたいと答弁しておられます。当時の副町長もこれから先5年、10年は町としても困るので、学校側として最悪売却まで考えているのかどうか、そこまで踏み込んで協議させていただいていると答弁されています。あれから1年以上たちましたけれども、いつ、どなたと、何度、どのような協議をされてきたのかお伺いいたします。

答弁 副町長 竹田敏雄(副町長は2023年9月まで)

学校側との協議の関係でございます。引き継ぎの中では、キャンパスが千歳市のほうに移って限られた時間しか使われていないとか、今後の校舎の活用についてはまだ未確定ですよ。また、学校側が校舎を学校施設として使うことが一番ベストだけれども、そういった部分でないこともあり得るといったような内容での引き継ぎは受けておりまして、そういった内容に基づいて協議は行っているのですけれども、いつまで、それから結果はという部分につきましてはまだはっきりしていないという状況でございます。

再質問 5番 西田祐子

今の副町長の答弁でいきましたら、そういうような協議をしたという引き継ぎを受けたというだけで、引き継ぎを受けた後1年以上たっていますけれども、改めて町側と日本航空学園のほうと協議は行っていないということなのでしょうか、今まで。それともされてきたのでしょうか。それをお伺いしているのですけれども。

答弁 経済振興課長 冨川英孝(経済振興課長は2021年3月まで)

前回の議会終わった後ということになりますけれども、昨年度なのですけれども、7月に日本航空学園、千歳市のほうのキャンパスでこちらの学長でいらっしゃいます梅沢学長と那須学長補佐、それから事務局の担当の方と、当方といたしましては当時の岡村副町長、それから担当の主幹というような形で協議させていただいております。また、10月にもこちらは事務レベルでの打合わせということになりますけれども、那須学長補佐、それからうちの担当主幹のほうで協議をさせていただいているような状況 になってございます。

再質問 5番 西田祐子

そうしましたら、7月と10月に2回協議を行われているということなのですけれども、それではちょっとお伺いいたしますが、その協議した内容がどのような形にしていったらいいのかという方向性とか、そういうものに対してはどこまで話が詰まっているのでしょうか。また、その協議の議事録とかは当然取っておられると思うのですけれども、町長にはその議事録、検討した会議の内容を報告していると思うのですけれども、町長はこれについてどのようにお考えでしょうか、お伺いします。

答弁 経済振興課長 冨川英孝(経済振興課長は2021年3月まで)

基本的な協議の状況につきましては、今後のキャンパスの活用、利活用の状況というような形でお話をさせていただいております。現在の利用状況、それからキャンパスの今後の方向性というようなことを主な議題として協議させていただいているかなと考えております。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

今経済振興課長が話をしたとおりでございまして、校舎の利活用については、本来であれば専門学校でありますので、学業を優先して利活用を考えていったと思います。ただ、現実的にはなかなか難しいという報告も受けていますので、私の考えとしてはあまり使われていない施設であれば、ほかの利用もあるのではないかなと考えておりました。

再質問 5番 西田祐子

私はこれについてはやっぱり期日をきちんと決めて、いつまでに結論を出すかということがすごく大事なのではないかなと思います。ですから、これについてはいつ頃までに結論を出すのか、時期。前回も前田議員が同じことを聞いているのですけれども、そのときはまだ分からないということだったのですが、実際に2018年4月からもう千歳のほうに校舎がいっていて、こちらのほうにはたまには使っているような状況で、なかなか校舎としての利用が難しいということであれば、もう2年以上の間空き家になっているというわけではないですけれども、あまり人が出入りしない状況の中で、ではどうなのかということになってきますので、町としてやっぱり期限を決めていつ頃までに日本航空学園と結論を出したいのだというお話をぜひしていただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 副町長 竹田敏雄(副町長は2023年9月まで)

学校側との協議の関係でございますけれども、まずいつまでに結論を出すというのは今の段階ではちょっとお話できないところもあります。私は、副町長になってから直接学校側の方とまだお会いしておりません。まだコロナの関係で移動もちょっとできなかった部分もあるのですけれども、だんだん徐々に動きが取れますので、ここの部分につきましては早急に私が行ってお話をしてきますので、その中で今後どうしていくかということはお話はさせてもらいたいと思いますが、ここの時点でいつまでということはちょっと言えないという状況でございます。

再質問 5番 西田祐子

西田です。それでは、ちょっと別な観点からまた質問をします。これは平成14年9月の議会でのほかの複数の議員の質問なのですけれども、この航空学園の拡充について聞いています。日本航空学園に占有されることではなくて、白老町の陸海空の空の重要拠点として町営滑空場として位置づけで多くの町民、一般の方々が利用できる道を確保することが必要なのではないかと。また、別の議員は空に関心を持つ方々や白老町宇宙少年団だと宇宙に理解を深める活動に対して、当時理事者とか議会、住民の方々がもろ手を挙げて歓迎したと、その活動拠点が航空学園の場所であると、ここがなくなっては困ると、地域住民や少年たちの夢をかなえてくれるような行政の施策が求められていると。滑空場の活動拠点として大きなものを具体的に、早急につくっていくべきではないかという意見に対して、当時の町長はこのように述べています。反省すべき点は滑走路自らも少し使うようなことをしないとつくった意味がなくなる。町民の皆さんが集い、参加していただき、特に子供たちには大空に絵を描けるようなことをしなければならない。日本航空学園にもスタッフの方がいます。一度きちんとお話をさせていただきながら、早い時期に組織体制を充実し、実現に向けて努力をしていきたいと、こう述べています。つまり滑空場に対しても航空学園と白老町が協力し合って、そしてこのまちづくり、空の玄関としてのPRをしていきたいと。そして、それが町の活性化につながるのだという話で終わっているのですよね、このときの答弁が。では、それから18年たって何をやってきたのかといったら、特にそこのところも何にもなっていない。そして、校舎も今使われていない状況。本当にこれ残念なことだと私は思います。当時も同じことを言っているのです。白老町の町の活性化のためにぜひ航空学園に援助してほしいということで、5,000万円の寄付をして2億5,000万円の債務負担保証ですか、されているわけなのです。それは、白老町の町の活性化のためだと、そしてこういう滑空場も使うのだ、そういう夢のある話の中で今こうやって来ているのに使われていない状況というのは非常に残念だと思います。私はこれがまだできてこなかった理由、なぜそういう体制が取れなかったのか、その辺もうあんまり古いことなので、覚えていないといえばそうかもしれないけれども、実際に航空学園とこういうような話合いを持ってこられてきたのかどうなのか、そういうこともちょっと反省していただきたいなと思いながら、いま一度そこのところはどう捉えられているのかお答え願いたいと思います。

答弁 経済振興課長 冨川英孝(経済振興課長は2021年3月まで)

平成14年のときのお話ということでございまして、航空学園のほうは諸般の事情で現在はフライト学習のときにというようなことになっておりますけれども、一方で室蘭工業大学との連携というような形で航空宇宙機システム研究センターということで、白老エンジン実験場というような形でお使いいただいております。こういった中では、平成19年度から実験場を開設していただいて、その中では子供たちにも年1回ラジコン飛行機操縦体験、ペットボトルロケット体験、そういった当初の想定されていた航空学園が直接、あるいは町と連携してということではないかもしれませんけれども、室蘭工業大学のほうともこういった中で活用いただいているというようなことでございます。報告の中でも室蘭工業大学のほうからは、アメリカ航空宇宙学会の年報でも大きく取り上げられて、白老町の名を世界に知らしめたというような一言も頂戴しておりますので、現在の利活用の状況が十分な状況ではあるとは認識しておりませんが、こういった利活用の状況もあるということでご理解いただければと思います。

再質問 5番 西田祐子

すみません、せっかく課長が答弁してくださったのですけれども、私は全く理解できません。なぜかというと、北海道グライダーポートマップ・体験ガイドマップというのがあるのです。こういう地図、もちろん御存じだと思います。ここの中で白老町の隣は札幌市航空協会といって札幌市なのです、真駒内なのです。近隣には何もないのです。だから、非常に白老町というのは有効な場所なのです。だからこそ当時白老町の行政も議会も町民も航空学園と一緒になってやるのだとすごく期待していたと思うのです。それが今この状態です。やっぱりそこには行政の働きかけが私は弱かったのではないかなと思います。確かに室蘭工業大学のやつは私もたまには新聞なんかでも見たりすることありますけれども、でもでは多くの町民の人たちがあそこに行っていろんなことをするといったら、実際には日本航空学園が今ほとんど使っていらっしゃるのだから、そこは行政がきちんと日本航空学園とかと協力し合ってこなかったことが一つの原因なのではないかなと私は感じています。そして、またこの白老町の校舎のほうです。象徴空間整備で東町から白老駅前までの景観が一変しました。きれいに整備されました。このことが起爆剤となって今後駅前を中心に市街地が再生されることを私は期待しております。白老町のまちづくりを考え、駅前の1等地をどのように開発していくのか。日本航空専門学校白老校と今後の活用について結論をきちんと出していただきたい。ウポポイと大町、東町商店街の再開発、地域発展にもこれは航空学園の力が不可欠なのです。私はそう思います。先ほど町長は、実現が難しいのだったらほかの利用もある。そうかもしれない。今まで結論がなかなか出てこなかった。でも、そこはもう一回今竹田副町長がおっしゃっていましたけれども、早急に話合いするというのであれば、今までこうやって一生懸命お互いに協力し合ってやってこなかった結果がここに来ているのだから、行政ももう一回、計画の練り直しというのですか、やっぱりそういうところもうちょっと考えて協力し合っていかなかったら、このままずるずると結論を引き延ばしてしまって、白老町の街の活性化につながっていかないと思います。また、そして9億8,300万円です。約10億円近いお金です。これ白老町民の大切な財産です。財産をこれ宝の持ち腐れにしているというのですか、航空学園のほうだって白老町がただ貸してくれるからいいというわけではないと思うのです。お互いにウィン・ウィンの形で、町長いつも言っていますよね、お互いにそういう形になるのがベストだ。だったら、どうしてそういう形に持っていかないのか、私はすごく不思議です。最後に、これは結論を引き延ばすことなく期日を明確にしていただきたい。そう思いますので、この質問をさせていただきます。

答弁 副町長 竹田敏雄(副町長は2023年9月まで)

まず、校舎の関係でございますけれども、駅前のところにあるという部分で今ほとんど使われていないという部分もありますので、そういったことについては、まずは私が行ってお話をさせていただきたいということが1点です。学校にとりましても、それから町にとりましても最もよい方法の中でいろいろ協議をさせてもらいたいと思います。先ほども繰り返して言いましたけれども、いつまでに解決をしますよというのは、まずは先に自分が会ってお話をした中でいついつということは協議していきたいと思いますので、この場でいつまでに結論が出ますということはちょっと言えないということでございます。

再質問 5番 西田祐子

最後と言いましたけれども、それでは次回の議会の質問のときにそのあたりをもう一度詰めさせていただきたいと思います。

出典:白老町議会 令和2年定例会6月会議 2020年6月16日 議事録 PDF(28ページ) 間違いを知らせる