白老町議会 令和元年定例会12月会議 2019年12月13日
ウポポイ周辺の環境整備と充実
2019年12月13日、白老町議会の一般質問で、長谷川かおり議員が「ウポポイ周辺の環境整備と充実」について質問し、町長 戸田安彦、農林水産課長 冨川英孝、経済振興課長 藤澤文一が答弁しました。
- 質問者
- 長谷川かおり 議員
- 答弁者
- 町長 戸田安彦、農林水産課長 冨川英孝、経済振興課長 藤澤文一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 長谷川かおり
12番、公明党、長谷川かおりです。通告に従い、一般質問をいたします。1項目め、ウポポイ開設に向けて周辺の環境整備及び環境の充実について。(1)、ポロト湖畔での体験型カヌー、自転車貸付事業を実施しているが、利用状況と課題をどのように捉えているか。(2)、外国人観光客に対する多言語化対応はどのように実施し、準備を進めているのか。(3)、ポロト湖畔インフォメーションセンターの身障者トイレまでのアプローチ整備をどのように考えているのか。(4)、電気自動車充電スポットの設置は考えているのか。以上4点についてお伺いいたします。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
ウポポイ周辺の環境整備と充実についてのご質問であります。1項目めのポロト湖畔での体験事業の利用状況と課題についてであります。令和元年度の体験型事業については、カヌーが6隻、延べ98人、また自転車は5台、延べ95人にご利用いただいております。近年では外国人観光客等の利用も増加していることから、窓口対応や設備等の充実を図るとともに、より一層安全、安心にご利用いただけるよう体制整備を図ることが課題と認識しております。2項目めの外国人観光客への多言語化対応状況についてであります。インフォメーションセンターについては、一般社団法人白老観光協会を指定管理者として窓口業務等を行っていただいているところであります。しかしながら、現在まで翻訳機等の設置はしていないことから、今後早期に外国語翻訳機器等の導入について検討してまいりたいと考えております。3項目めのインフォメーションセンターの身障者トイレのアプローチ整備の考え方についてであります。当該トイレにつきましては、インターロッキング部分の沈下を生じ、支障を来している状況にあることから、今後早急に改善を図ってまいりたいと考えております。4項目めの電気自動車の充電スポットの設置の考えについてであります。近年の電気自動車の普及に伴い、各所で充電スポットが散見され、町内においても虎杖浜地区に2カ所設置されている状況にあります。現状においては電気自動車の本格的な普及までには至っていないことから、当面は町として設置する考えはありませんが、今後の普及状況の推移等を注視してまいりたいと考えております。
質問 12番 長谷川かおり
長谷川です。令和元年度の外国人利用者数です。ポロト湖畔のカヌーが6隻で、延べ98人、自転車は5台、延べ95人ご利用いただいておりますということですが、これについて外国人利用者は何人ぐらい利用されているか把握されていますか。その際に、サイクリングロード内に案内板を立ててコース内であるということを周知しているのかお伺いいたします。
答弁 農林水産課長 冨川英孝(農林水産課長は2020年3月まで)
ポロト湖のインフォメーションセンターの関係でございますけれども、インフォメーションセンター自体での外国人の数字の集計というのは行ってございません。ビジターセンター、キャンプ場の入り口のところですね、そこにおいては外国人の集計をしておりますので、その人数は平成30年度で159人となってございます。また、サイクリングロードの関係につきましては、現在のところ特に外国語表記でサイクリングロードというようなことはしていないとなってございます。
質問 12番 長谷川かおり
12番、長谷川です。ポロト湖畔に来る方は、体験を希望されている方です。戸惑うことがないように、わかりやすい案内板の設置などをお願いいたします。それでは、カヌー、自転車の体験型の周知についてお伺いいたします。国立公園に入場している観光客の方や北側、駅のインフォメーションセンターへ立ち寄った観光客の方には体験型カヌー、サイクリングの周知方法をどのようにするのかお伺いいたします。
答弁 経済振興課長 藤澤文一(経済振興課長は2020年3月まで)
ただいま体験型のカヌー、それからサイクリングといったような、現在のアウトドア人気に押されてアクティビティーが人気を博しているというところは押さえておりますし、外国人観光客のニーズも今後ふえていくだろうという予測をしております。そういった中で、今観光協会としてはホームページ等も言語化対応を行っているような状況でございますし、実際に来春から観光インフォメーションセンターが駅北に拠点を移すということになろうかと思いますけれども、多言語対応ができる、観光案内のできる職員の採用とあわせて、翻訳する機械等の導入もあわせて行おうとしているという状況でございます。それから、サイクリングロードにつきましては、自転車を貸し出すときにいってみるとロードマップ的なものをお配りして対応したいと考えております。
質問 12番 長谷川かおり
12番、長谷川です。その点は理解いたしました。次に、外国人観光客の多言語化対応についてということですが、町長の答弁では導入について検討してまいりたいという考えでおりますということですけれども、具体的に4月の開設に向けて、そういうところは準備されているのでしょうか。
答弁 経済振興課長 藤澤文一(経済振興課長は2020年3月まで)
外国語対応の施策でございますけれども、昨年から地方創生推進交付金という国の交付金を使って外国人観光客の受け入れ体制を整備しているところでございます。したがいまして、翻訳機の導入、こういったものは導入する意向であるということと、もう一つは台数等に限りもあるということと、先ほどお話しした外国語対応できる職員の人数にもやはり限りがございますので、指さしボードですとか、併用しながら対応していきたいと考えております。
質問 12番 長谷川かおり
12番、長谷川です。現場で働かれている方から聞いた話によりますと、外国人観光客とのやりとりの中でカヌー経験者であることがわかると安心して貸し出ししているそうですけれども、インドの方が来られたときには言葉が全く通じなくて、ジェスチャーでのやりとりでカヌーの経験があると判断し、貸し出したことがあったそうです。その様子をうかがっていると、操作がままならず、事故の危険性があると判断し、体験を中止したという話を伺いました。命にかかわる重大なことです。多言語対応のタブレットの導入が進められているということですけれども、指示板ということもありましたが、その中には液晶画面の文字が小さく見えてうまく伝わらない方もいらっしゃると思います。ラミネート加工した多言語化対応の説明表示板を用意するなど、現場が混乱しないように検討していただきたいです。この点についてはどのようにお考えですか。
答弁 農林水産課長 冨川英孝(農林水産課長は2020年3月まで)
ウポポイ開設に伴いまして、インバウンドの皆様が増加することが想定できるというような中でのご質問かと思います。まずもって、窓口の対応については観光協会のほうに指定管理ということでさせていただいておりますけれども、そういった管理の中では利用者要望の把握と実現、あるいは利用者トラブルの未然防止策と対処法といったものを管理の中で文言として記載して取り扱っておりますので、そういった現場の状況についてはつぶさに情報交換しながら対応できるように努めてまいりたいなと考えております。また多言語化の関係につきましても、できる限り、機械をもし導入できたとしても故障とか、そういったこともありますでしょうから、できるだけ多様な方法をもって多言語化対応に努めてまいりたいと考えております。
質問 12番 長谷川かおり
12番、長谷川です。よく理解できました。それでは、3項目めのインフォメーションセンターの身障者トイレのアプローチの件なのですけれども、これも現場で働いている方から伺った話ですが、在宅酸素利用の方がボンベを引きながら家族に付き添われていといれに向かっているところを職員が見かけ、足が思うように上がらず、れんがで足をとられそうになっていたため、家族が両脇を抱えるようにしてトイレに向かうお手伝いをされたそうです。私もその場の現状を確認してきました。インターロッキングのほかにも、通路とトイレに向かう段差解消のために手づくりのスロープも設置されていますけれども、地盤沈下のためか3センチほどスロープが下がっており、ここでも段差ができています。車椅子が後方に傾いている状態で、さらに段差を乗り越えるのは当事者、介護者にとっても負担を強いることになります。ウポポイに一番近い観光スポットでもあり、利用者頻度が高いトイレでもあります。また白老町に観光に来よう、そう思っていただくためにも来春に向けての早急な対応が必要と思われます。こちらのほうでも早急に改善を図ってまいりたいと考えているというお答えではありますけれども、4月に向けて、しっかりと地盤を固めての工事ということを検討していただきたいのですが、どのように町のほうでは。さらに、具体的に時期などがわかりましたらお知らせください。
答弁 農林水産課長 冨川英孝(農林水産課長は2020年3月まで)
ご指摘いただきましたインターロッキングの関係につきましては、不陸といいますか、段々になっているような状況について確認させていただいております。また、トイレ入り口につきましても暫定的なスロープの設置というような状況についても確認しているところでございます。そういった中でありまして、今後において早急にというようなご答弁をさせていただきましたけれども、インターロッキングですと車椅子ですとか、そういう方については段差とか、どうしても支障になってくるということが考えられますので、今後については、今検討している内容としては全面コンクリートブロック舗装でバリアフリーに配慮した内容で整備できるよう検討を進めているところでございます。時期につきましては、今予算編成のさなかにございますので、可能でありましたら新年度になろうかと思いますけれども、少なくともそういった財源的な部分も含めてできるだけ早期に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただければと思います。
質問 12番 長谷川かおり
その点は理解することができました。それでは、4項目めの電気自動車充電スポットの件なのですけれども、虎杖浜地区に2カ所設置されているという状況でありますが、マイカーでの来訪者の中には電気自動車を利用されている方もいらっしゃると思います。まだまだ普及率のほうはなかなか進んでいないということも承知しております。しかしながら、私も調べましたけれども、白老町は、虎杖浜のほうに2カ所ありまして、そのほか苫小牧市は糸井までなく、虎杖浜地区から糸井地区の充電スポットがあるところまでは45キロほど離れているのです。その中で、白老町内の観光地を回遊されることを期待するには、やはり町なかに電気自動車の充電スポットを設置し、30分から1時間ほど充電している間に町なかを散策したり、くつろぐことができる場の提供が必要と思われます。その中で、今は今後の状況を注視していきたいということではありますけれども、例えば設置するとしたら、費用とか設置条件など、わかる範囲でいいので、教えていただきたいのですが。
答弁 経済振興課長 藤澤文一(経済振興課長は2020年3月まで)
電気自動車についての質問でございます。まず初めに、電気自動車全体の今の現状のお話をさせていただきたいと思いますが、2017年度の新車販売実績で申しますと、全国で2万4,000台、全体のシェアとしては0.55%という実態となっております。これはEVというハイブリットを除いた電気自動車ということでご理解いただければと思います。そういった中で、国土交通省においてもCO2の削減という観点からもこの導入を促進する動きをとっておりますが、2030年度の普及目標としては全体のシェアとしては20%から30%を目指しているといったような状況でございます。それから、充電スポットの状況を申し上げますと、全国で約3万件ございます。北海道の状況で申し上げますと、北海道全体では747カ所でございます。それと、胆振管内の状況としては苫小牧市が最も多い状況でございまして26カ所、それから室蘭市が13カ所、伊達市が9カ所、登別市が6カ所という状況になっております。登別市については、公用車に一部電気自動車が導入されているということもございまして、庁舎敷地内に設置されている事例もあるということでございます。導入に係る経費でございますが、設置場所等によって大きく状況が変わりますけれども、導入当初のイニシアルコストとしてはおおむね330万円から、ちょっと幅ありますが、1,650万円ほどの費用がかかるといったようなところと、それに係るランニングコスト、これについては年間おおむね100万円ぐらいになろうかなと捉えてございます。
質問 12番 長谷川かおり
12番、長谷川です。その点は理解いたしました。これからの2030年に向けて20%から30%のシェアを国でも目標としているというところですので、この動きを見ながらまた質問をさせていただきます。