白老町議会 令和元年定例会12月会議 2019年12月13日
財政健全化プランの最終見込みと次期計画について
2019年12月13日、白老町議会の一般質問で、大渕紀夫議員が「財政健全化プランの最終見込みと次期計画について」質問し、町長 戸田安彦、財政課長 大黒克已、税務課長 大塩英男、経済振興課長 藤澤文一、副町長 古俣博之、病院事務長 村上弘光が答弁しました。
- 質問者
- 大渕紀夫 議員
- 答弁者
- 町長 戸田安彦、財政課長 大黒克已、税務課長 大塩英男、経済振興課長 藤澤文一、副町長 古俣博之、病院事務長 村上弘光
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 大渕紀夫
8番、日本共産党の大渕紀夫です。私は、町長に2点質問をいたします。まず1点目、町財政について伺います。同僚議員の質問に同趣旨の質問がありましたが、その答弁も含めてお伺いをしたいと思います。(1)、令和元年度決算見込みと令和2年度の予算編成方針について。(2)、財政健全化プランの最終見込みと次期計画についてお伺いをいたします。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
町財政についての質問であります。1項目めの令和元年度決算見込みと令和2年度の予算編成方針についてであります。決算見込みにつきましては、歳入は町税が固定資産税を中心に予算額を7,000万円程度上回る見込みとなっているほか、普通交付税においても予算額を約6,500万円上回る結果となっており、ふるさと納税についても前年同月とほぼ同額の2億236万3,000円の寄付をいただくなど、堅調に推移しております。一方歳出につきましては、年度当初には想定していなかった病院会計に対する追加繰出金5,000万円を本定例会の補正予算として計上しております。このような状況から、今後自然災害による災害復旧費の発生や除雪経費の大幅な増加など突発的な支出増がなければ黒字決算となる見込みであります。予算編成方針につきましては、財政健全化へ向けた取り組みを一層進めるとともに、多額の財政負担を伴う公共施設等の老朽化対策や町民生活に密接した事業の充実など取り組むべき課題が山積していることから、投資と財政規模のバランスを保ちながら財政運営を行っていくこととし、予算編成に当たっては決算及び執行実績に基づき、減額補正や不用額が発生している予算科目についての根本的、徹底的な見直しを実施し、予算編成を行う考えであります。2項目めの財政健全化プランの最終見込みと次期計画についてであります。健全化プランの最終見込みにつきましては、現段階では実質公債費比率、将来負担比率ともにおおむね目標値どおりに推移していることから、計画期間内の目標として掲げている4項目につきましては達成可能なものと捉えております。次期計画につきましては、現時点において明確な方向性は決定しておりませんが、まちづくりの最上位計画である総合計画を補完する計画であるとの考えのもと、財政の健全化や弾力化を図り、行政改革の対策を織り込みながら収支均衡を保った財政運営を行うとともに、総合計画を推進するための政策的財源を確保するための計画にしていきたいと考えております。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。昨日同僚議員の答弁によりますと、元年度の途中でひょっとしたら基金の積み立てが1億円ぐらい考えられるのではないかということと、決算剰余金は約3億円程度見込めるのではないかというような答弁に受けとめたのですけれども、それでよろしいかどうかということと、病院は今回5,000万円ですけれども、その後の議論の中で4,000万円ぐらいはまだ不足しそうだというようなお話がございました。結果として9,000万円ということになるのかどうか、その辺はどのように押さえていますか。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
きのうも答弁させていただきましたが、令和元年度の3月補正になると思うのですけれども、例年不用額が約1億円出ておりますので、その程度は平年ベースでも恐らく捻出できるのではないかというようなことで、それを基金に積み立てが可能であるという認識を持ってございます。それから、決算剰余金につきましても、ふるさと納税だったり特別交付税の一部を当初から見積もっているという関係から、昨年度並みの決算剰余金まではいかないまでも、3億円程度は残るのではないかなというような見込みで考えてございます。それから、病院会計への繰出金でございますが、今年度12月に5,000万円の補正ということで今上程させていただいておりますけれども、今後の経営状況によってはさらなる追加繰り出しという部分も病院会計のほうから情報が来てございますので、その辺は不良債務を出さないという町の考え方もありますので、3月補正において追加繰り出しという計上も想定しているところでございます。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。実質収支でいうと、今の予定では病院に繰り出したとしても黒になりますか、そこがまず1点と、それから今までの議論の中で過疎債の財政効果というのが非常に高いと話しされてきたのですけれども、実質的に具体的にどういうようになるのか、この点。ことしの予算でいえばどういう効果があるのかというあたり、その点はどう押さえていますか。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
今後3月にもさらなる病院会計の追加繰り出しをしたとしても決算剰余金は3億円程度は見込めるという算段をしてございますので、黒字決算ということになることについては間違いないと判断してございます。今後大きな支出がなければいけると見込んでございます。それから、過疎債の関係でございますが、正式名称は過疎対策事業債と言われるものでございまして、これにつきましては過疎地域自立促進特別措置法という法律に基づきまして過疎としての地域指定をされた段階において、これらの過疎地域自立促進市町村計画というのを策定して、今後その計画の事業を行いながら、住民福祉の向上ですとか雇用の拡大、地域格差の是正というようなところに寄与していくというようなことで、その事業に対して過疎対策事業債というものを国の予算の範囲内で借りることができるとなってございます。それで、この過疎債の優遇措置というところでございますが、実質過疎債を借りて、その元利償還金に対して70%を普通交付税の基準財政需要額に算入されるということでございますので、全て70%交付税として入ってくるわけではございませんが、一応その一部が交付金として戻ってくるので、非常に有利な起債ということでございまして、今年度、令和元年度におきましても現在でありますけれども、過疎対策事業債につきましては現年度分で5億1,830万円を借り入れ見込みいうことになってございます。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。今の話はよくわかりました。それで、具体的にことし借りると、5億1,800万円。そして基準財政需要額の中にこれが算入されるとなると、町として交付税にはね返る部分というか、有利な部分、具体的にはその金額はどうなりますか。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
実際は、先ほど申しましたとおり過疎債を借りた起債に対する元利償還金に対して70%ということになりますので、令和元年度の大過疎対策事業に係る償還金が約5,600万円、今年度ございます。それに対してその70%である約3,900万円、これが基準財政収入額に算入されるということになりますので、交付金としては基準財政収入額がありますので約6割程度ということになりますけれども、その部分が実質国から交付税として入ってくるというようなことになります。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。言っていることはわかります。それで、交付税には色がつかないわけだ。だから、実際に入ってきているかどうかということは、どこかで確認することはできますか。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
普通交付税の算定に当たりまして、それぞれ実際償還金が幾らで、それに対して70%で、需要額はこのぐらいだというようなものをきちんと計算しながら交付税の需要額を算定します。収入額についても同様でございますので、その差し引きが普通交付税として算入されておりますので、この元利償還金分の需要額分がきちんと交付税として反映されているということはそれに基づいて確認できるものでございます。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。そこまできちんと確認できるということは、過疎債を使うということは非常に有利だということ、そういう認識でいいわけですね。わかりました。それで、町財政の基本は基金に幾ら積み上げられるか、起債を減らしてどれだけ起債を少なくできるか。そのことと、それだけやっていれば幾らでも簡単にできるのだけれども、町民要求をどれだけこの中で実現するか。何もしなければ、基金をふやし、起債を減らすことはできるわけですよね。これは、いつも課長が答弁されている中身です。そのバランスをどこでとるかと。財政健全化プランが来年で終わるという状況の中で、白老町の現在の財政状況で見ると、今のバランスの問題でいうとどの時点、要するに財政健全化という認識の問題なのだけれども、そこはバランスでどこら辺の位置にあると、これはなかなか難しいと思うのだけれども、言いたいのは経営健全化を脱却したのか、脱却していないのかというあたりを含めてどういう認識で町はいますか。それが次の計画に非常に大きな影響を与えるのです。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
いわゆる財政の健全化という、その言葉の意味合いをどこに求めるかというところが大きな問題かなとは思っております。過去のように特別会計の赤字を大きく抱えていて、それを返済しなければならないというようなことに対して、それを健全化と言うのか。あるいは今はスムーズな、財政運営は厳しいなりにも黒字決算を出しているという状況です。ただ、道内の他の市町村と比較しますと、まだまだ健全化指標についてはワーストのほうにあるというところを脱却するために健全化をやらなければならないかというところでは、この健全化という同じ言葉でも大きな違いがあると思います。過去の平成19年以来の非常に大きな赤字を抱えていたときは、もちろん健全化という言葉を使いますけれども、財政の再建というようなところが大きく叫ばれるところかなとは思っておりますけれども、現在も全道と比較の中ではまだまだ財政状況が上向いてはいますけれども、非常に楽に運営しているわけでは決してございませんので、まだまだこの健全化という部分は推し進めなければならないという考えは今後も持ち続けなければならないとは考えております。まだ道半ばというようなことで私も認識してございます。しかしながら、大渕議員もおっしゃったように、それを追求すると町民の要望に応えられない、さまざまな課題を解決できないでそのまま推移するということになりますので、そこはやはり健全化を推し進めながらも、そのバランスの一定のレベルをもう一段上げて投資していかなければならないということになると思います。それは、ではいつの時点かと申しますと、財政健全化プランを28年度に改定を行っております。その段階である程度これまでの状況を踏まえて一歩、若干方向転換しているところでございますけれども、令和3年度からスタートする新たな計画はそれをさらに上乗せした上で、問題解決のために財源をどう充てていくのかというところを重点に置きながら計画づくりを進めてまいりたいとは考えております。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。私は、言葉遊びをしているつもりは全然ないのです。それはどういうことかというと、もちろん今までの一般質問の中でも町民要求がたくさん出ているわけです。議会も出ているわけです。いろんな形で多方面にわたって出ているわけです。インフラ整備だけではなくて、福祉だけはなくて、たくさん出ています。ですから、そういうものはもちろん実現していかなくてはいけないのだけれども、同じことをやってしまったらもう終わります。ですから、ここの見きわめが非常に大切なのと、次のプランをつくるときにこの歯どめきちんとしているかどうかということが私は最大の問題だと考えているのです。後で聞きますけれども、その辺の押さえ。今の答弁は、その辺私の言った押さえと同じだという認識でいいですね。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
実際のところ、現在の財政健全化プランでは一般財源ベースで2億円、投資的経費です。それから、起債枠、臨時財政対策債を含めて7億5,000万円いうような枠の中で起債残高も減ってきていますし、公債費も減ってきています。しかしながら、毎年ですけれども予算編成のときにまだまだやりたい事業をどうしても先送りしなければならない状況なのです、毎年。まだまだ町民の要望には応えられていない状況、これを少しでもここを上乗せして脱却しなければならないという考えは持っておりますけれども、ただそれが上限なしに幾らでもやっていいということになりませんので、そこは一定の歯どめというものが必要だと思っておりますので、そこは議員と同様の考えという認識でございます。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。そこのところはわかりました。令和2年度の予算編成について伺います。財政健全化プランの最終を迎える年度の予算の中心となる歳入歳出の骨格方針、これは何と考えていますか。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
まずは、歳入につきましてもできる限り、臨時的な収入もございますので、そこはなかなかこうだというような数字で出せるものではございませんけれども、何とか今年度、令和元年並みの収入、財源を確保したいということ。それと、支出につきましては、町長の所信表明にもございますとおり、やはり町民に身近な事業を展開するというようなところと、それから公共施設の老朽化対策も含めて、今年度までの象徴空間にかかわる事業が一段落いたしますので、その部分の財源を逆にそちらのほうに振り向けていくという考えのもとに予算編成を今後もしていく所存でございます。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。少し前後しました。今年度中に起債の繰上償還をする考え方はないかどうかということが1点と、財政健全化プランの方向でいくと起債の発行枠を守る。これは来年度予算ですけれども、発行枠を守る。これは、財政健全化プランの平均でいうと7億2,000万円、後の方針を変えた時点で7億5,000万円ということで起債の発行枠がなっていますけれども、本年度の9億9,500万円かな、今年度の起債発行額の見通しがどうなっているか。昨年から繰り越している分の起債だとか、これはまだわからないかもしれないけれども、来年度への繰り越す予定の額だとか、実質発行額がどれぐらいになるのかということで、それがどれぐらいなのかということと同時に、それを考えた上で来年は7億円、パーセント平均で結構ですから、7年間の平均でいいですから、7億5,000万円を守る起債発行額で来年度予算は起債を組むのかどうか、この点伺います。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
まず、今年度の借り入れの見込みというところ、繰り越しも含めた起債、町債の収入部分というところでお答えいたします。現段階で押さえておる数字でございますので、これは決算上は変わりますが、前年度からの繰越金が1億5,060万円万ございまして、これを含めて今年度の見込み、予算では今年度の予算は9億9,540万円でございますけれども、繰り越しを含めて9億4,793万7,000円という数字で今押さえているところでございます。もちろん今回12月補正でも上程しています下水道会計の絡みで約1億1,000万円を次年度に繰り越すという部分は除いていますけれども、これを含めて9億4,793万7,000円でございます。それで、財政健全化プランで申しているとおり、7億円、それから7億5,000万円と変えてございますけれども、そこは弾力的に全体トータルとしてその範囲内で推し進めたいということで、基本的には令和2年度の予算においてもこれは遵守するということで予算組みをしたいと考えております。その上で、では幾ら予算組みができるかという部分につきましては、現在これまでの借り入れも含めてならしていきますと、臨時財政対策債を含めて約6億5,000万円という押さえをしてございます。この中で何とか令和2年度の予算編成をしていきたいと目標として考えております。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。今の課長の話を聞いて安心しました。私は、財政健全化プランを成就させるというのは、7億5,000万円の枠を7年トータルでいいですからどうしても守らなくてはいけない。それで、ことしの分を聞いたのです。ほとんど変わらないのですね、9億5,000万円。来年に1億円繰り越すから、もちろん来年の部分はあるのだけれども、それにしても6億5,000万円で抑えるということで、それがパーセント平均で7億5,000万円になるということは、私は財政健全化プランでいえばそれが成就する最大のものだと思うのです。そこを出てしまったら、またもとに戻ってしまうのです。ですから、そこのところはどうしても来年度予算では守っていただきたいと思っています。小さいことですけれども、次年度に1億1,000万円、下水道の分を繰り越すでしょう、それはどういうことになるのですか。それはどちらに含まれるってことになるのですか。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
失礼しました。説明不足でございましたけれども、6億5,000万円というのは繰越金を含まずです。含まないで6億5,000万円というような今算段をしてございます。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。わかりました。それで、来年度の歳出の部分なのだけれども、象徴空間の部分で残っているのは跨線橋の撤去、これが残っていると聞いていました。それから、出そうなのは、これは象徴空間の関連ではないけれども、少なくとも給食センターの撤去あたりはもう考えなければどうにもならぬだろうと私自身は思っているのだけれども、これ以外に町や町の財政に少しでもかかわるような国や道の整備が考えられますか、象徴空間に関して。なぜ聞くかというと、ここまできて、もう来年度終わるという財政健全化プランの中で象徴空間にきちんと区切りをつけるということでいえば、これ以外の歳出の部分はもう考えられませんか。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
実際に建設事業といいますか、整備の部分、今回撤去になりますけれども、跨線橋の撤去という部分で工事請負費の部分についてはこれのみと現在は押さえております。今後の国や道のという……〔「道の事業の中で町が歳出をしなければだめなようなものが出てこないかということ」と呼ぶ者あり〕
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
それは、今のところないと押さえております。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。来年度の当初予算編成時の臨時財政対策債の発行は発行できる最大の幅で考えていらっしゃるかどうか。金額がわかるかどうかわからないけれども、当初は4億円とずっと言っていましたよね。現実的には2億5,000万円ぐらいになっているのだけれども、当初予算から最大の幅で見るのかどうかということが1点。それから、基金の取り崩しですが、先ほども答弁がありましたけれども、財政調整基金を取り崩して組むというようなことはないですよね。特定目的基金を崩すということはあり得ると思うのです。だけれども、財政調整基金を取り崩して当初予算を組むということは現段階としては考えているかどうか。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
まず、1点目の臨時財政対策債の見積もりでございますけれども、これにつきましては臨時財政対策債は普通交付税とのセットの考え方で積み上げいたしますので、この辺については普通交付税とも関連しながら確実なところで最大の収入を見込むというようなところでは考えております。それから、基金の取り崩しでございますけれども、基本的に財政調整基金を一般の資金不足的な部分に充てるために取り崩すという考えは持っておりませんが、先ほど申しましたとおり、課題解決のための施設の改修等に非常に金額がかかるということと待ったなしの状態も来ているという中にあって、今回象徴空間絡みで1つ、跨線橋の撤去事業がありますけれども、象徴空間周辺整備事業の一般財源は土地売り払いを積み立てた財政調整基金を取り崩して充てるという、これまでもやってきたというところではありますが、実際土地の売り払い分は全部使っていない状況でございますけれども、この部分の取り壊しの撤去にかかわる一般財源分というところは、財政調整基金の取り崩しという部分は財政調整基金を充てなければならないという状況になる可能性があるかなとは現段階では考えております。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。やっぱりそうならざるをえないということですね。先ほど答弁いただけなかったのだけれども、繰上償還、これは考えているかどうか。それから、交付税との絡みでの臨時財政対策債の部分で、ことしより大幅にふえる。あれは最大幅がことしは2億5,000万円ぐらい、大体それぐらいの範囲だという押さえで、細かな金額はいいです。それぐらいの押さえでいいのかどうか、そこら辺。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
大変失礼しました。繰り上げ償還につきましては、政府資金については補償金が免除されませんので、これについては考えておりませんし、銀行縁故資金につきましても現在のところこれの繰り上げ償還も考えていない状況でございます。それから、臨時財政対策債の見積額でございますけれども、今年度は2億5,000万円の予算に対しまして約2億2,700万円でございました。まだ国の地方財政対策が出ておりませんので、正式には今後臨時財政対策債がどのような状況になるかというのは見えてございませんけれども、総務省の概算要求の中では逆にここは増加するという方向になっておりますので、2億2,700万円よりはやはりふえる状況になろうかなと思っておりますので、2億5,000万円前後の数字になろうかなとは押さえてございます。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。わかりました。なぜ聞くかというと、6億5,000万円から2億5,000万円だったら、4億使えるということになりますよね。ですから、そこのところがわかった上で、どうにもならなくて跨線橋の撤去は財政調整基金を取り崩すという、そういう構図なのかどうかというあたりがきちんと知りたかったものだから、それで聞いているのです。だから、4億円の起債発行をできれば相当な仕事が、相当かどうかわかりませんけれども、象徴空間を外せば結構できるかなと思うのですから、そこのところは私の今押さえでいいですか。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
今年度の象徴空間整備にかかわる自由通路ですとか、その辺は国の交付金と過疎債と、それ以外に一般財源をかなり持ち出しておりますが、その部分については財政調整基金を取り崩して対応しております。しかし、来年度の予算については、跨線橋の撤去でございますけれども、それに対しても五、六千万円の一般財源が必要になります。ここについて2億円の一般財源枠の中で5,000万円、6,000万円がここでとられると本当に残り少なくて、課題解決は到底できないというような状況がありますので、その辺もちろん取り崩さないでできれば非常によろしいのですけれども、2億円の枠であったり、そういうところを考えますと財政調整基金を取り崩さざるを得ない状況になる想定はしているところであります。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。そこはわかりました。来年度以降の財政を考えたときに、当然町税、交付税、ふるさと納税等の基本部分と起債でいうと発行枠、過疎債の活用、具体的にもう少し言うとアイヌ政策交付金の徹底活用や今全国各地で行われている法定外普通税、観光関係の法定外普通税、こういうことしか今はもう考えられないのですよね、歳入をふやすという部分では。それで、町税は人口減少の中で必ず減っていきます。きのうも議論がありました。そういうことでいうと、きのうは金額はちょっと言わなかったような気がしたのだけれども、例えば太陽光発電、これでどれぐらい固定資産税でカバーできるという予測できますか。これでカバーできる部分があるかどうか。そして、きょうの報道によりますと、太陽光のパネルを再度使えるような工場を北海道につくるというのがきょうの新聞に何か出たいたのです。今までは20年間なら20年間で税金がほとんど5%だか何%しかなくなるということなのだけれども、そういうことになったときにこれはどんなことになっていくのですか。そこはまだわかりませんか。
答弁 税務課長 大塩英男(税務課長は2020年12月まで)
太陽光発電施設の固定資産税の関係でお答えさせていただきます。今年度31年度の決算見込みの数字ではありますが、太陽光パネルに限って申しますと1億2,400万円の固定資産税額になっております。今後というようなお話をいただいたのですけれども、きのうの町長からの行政報告でありましたとおり、旧竹浦カーランドランドの跡地に大規模な太陽光パネルが設置されるというようなことで、今計画上私たちが見込んでいるのは令和4年度の固定資産税の課税になろうかなと考えております。それで、実質的に固定資産税額となると、まだ試算しているところではないのですけれども、ある程度の税収の増額にはなってこようかなと捉えております。
答弁 経済振興課長 藤澤文一(経済振興課長は2020年3月まで)
太陽光パネルのリサイクルの件でございます。きょうの新聞等に掲載されておりましたが、南幌町のほうで太陽光パネルの再生施設を計画しているということでございます。これについては太陽光パネルをいろんなパーツに分けてリサイクルしていくというようなものが趣旨でございますので、太陽光パネル自体を同じ用途で再利用するということではないと受けとめております。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。わかりました。令和4年では時間がまだ大分ありますね。来年度以降の財政計画の関係で聞きます。財政健全化プランと言うかどうかわかりませんから、先ほど議論になりましたけれども、健全化という言葉、概念、これを考え方の中に、先ほどの答弁では私は入れるというような認識になったのですけれども、それでいいですか。それで、実質公債費比率、それから将来負担比率、こういうものの目標設定をこの中できちんと考えてやられるかどうか。それから、現在は起債の発行枠が7億5,000万円なのだけれども、発行枠の考え方、これは残りますか、どういう考え方か。そういう点で財政規律の基本的な考え方まで、ここの部分が問われるとなると思うのですけれども、この財政規律の基本的な考え方と次期の財政計画、この基本の考え方をお聞かせください。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
実際のこの計画の作業につきましては、来年度からの作業ということになろうかと思いますので、まだ方向性とかは決まっているわけではございません。あくまでも、今担当の考え方ということで答弁させていただければ、まず健全化ということについては健全化を緩めるつもりはございませんので、あくまでも健全化という概念は考えを盛り込みながら計画をつくるということは考えております。ただ、健全化イコール削減とかということではないので、削減計画ではありません。それで、実質公債費比率、それから将来負担比率の目標値という部分についてもこれまではこれを下げるというのが目標だったのです。ただ、今後その事業を展開していく上で、推計になりますけれども、収支見通しを立てる中では下がらないかもしれない。そこを議会議員の皆さんと議論するところだと思うのですけれども、先ほど申しましたとおり、下げることはしなければ下がりますから、そういうことにならないので、どこまでやって、その数字をどの辺でよしとするのかというところが今後の計画の議論するところかなと思っておりますので、あくまでも目標値と言ったらどうしても言葉としては下げるとなってしまいますけれども、そこはなかなか厳しいかなと思っております。しかし、この辺の実質公債費比率、今後5年後にはこのような形になりますという見込みはきちんと計画の中で示したいと考えております。それから、7億5,000万円の枠という部分は、先ほど私が申しましたとおり、これの枠では対応できないというところがあります。まして、病院改築だったりというような大型事業も控える中では、これをもっと上げなければならないというところがあります。しかし、これが枠をとってしまうと幾らでも発行できるわけです。ということで、逆に借り入れのほうが公債費より多くなって、どんどん、どんどんまた起債残高が膨れるというような状況にもなりかねないので、その辺の全体の計画期間における全体枠というのはやはり設定しなければならないとは考えております。ただ、年度ごとの今言った年間幾らという部分は、やはりどうしても今後でこぼこが出てくると考えておりますので、そこをどうするかというのは今後の検討になろうかなと考えております。もちろん計画に当たって財政規律をきちんと守ることで、事業財源をどのように配分していくかということが計画の基本的な考え方になろうかと思っております。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。もう一回だけ議論したいのですけれども、政策的には当然基本構想、基本計画がベースになって、4年間の実施計画ローリングで政策実現を図っていくとなるわけでしょう。その裏づけの財政計画の形をどのように考えていくか。お金の使うほうと、健全財政という言葉が正しいかどうかは別にして、財政規律を守るということ、そして健全化を発展させていくという部分とのある意味せめぎ合いにはなりますよね。ですから、私が目標と言ったのはどういう意味かというと、実質公債費比率というのは今も全道でまだワースト10位以内ですよね。これは全道平均も10%割っているわけです。そういう中で、確かに課長が言われたように事業はやらなくてはいけないのだから、そこは分化していくのは当たり前だと思うのだけれども、借りる金額のほうが返す金額より多くなってくというのは今の段階14.7%、ことし幾らになるか。13.8%ぐらいになるかどうかわかりませんけれども、そういう実質公債費比率の中ではまだ私は無理ではないかなという考えなのです。ですから、そのせめぎ合いはあるのだけれども、だから計画はきちんと、4年か7年か8年かわからないけれども、その枠をつくると同時に年数の枠の中で財政計画をつくらないとだめではないのかなと思うのですよ。だから、そこはそういう形でやらないと、結果として最後は同じ状況になっては何の意味もないわけですか、そこのところを膨らませていくということは理解できますから、そこら辺の考え方はどうですか。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
起債制限であったり、あるいは一般財源の枠であったりという部分は、これを上限なく膨らませるという考えは私は持っておりませんし、あくまでも全体の計画期間の大枠の中で今後大幅に起債残高がふえるというようなことがないようにまずは財政計画を立てなければならないと思っておりますし、総合計画の実施計画をつくるに当たっても、その辺は内部のせめぎ合いにはなると思いますけれども、そこはないものはできませんし、逆に過去の反省を踏まえますと全てやり遂げるということも非常に厳しいとは思いますので、そこはお互い協議しながら、妥協点と言ったら言葉は語弊がありますけれども、お互い意見の合うところで押さえながら実施計画も財政の枠の中でつくっていかなければならないとは考えております。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。1問目の最後にします。次期財政計画を考えるときに現状の到達点をどのように押さえるか、私はこれが一番大切だと思います。これをきちんと押さえて、分析して次期計画をつくるということだと私は思っています。健全化は達成されたという視点で見るか。実質公債費比率は全道平均の10%を下回るところまで考えるのか。これだけでも随分違います。同時に、今後起こるであろう人口減に伴う歳入減、職員給与の正常化、それからインフラの整備のおくれ、公共施設の老朽化対応、病院の新築などを考えたときに、財政規律の確立と、もう一つは選択と集中による政策決定の質の向上が私は強く求められると思うのです。そこの総括的な見解を伺って1問目の質問を終わりたいと思います。
答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)
今るる議員のほうからご質問を含めて議論をさせていただきました。私も4年間を過ごさせてもらい、そして今来年度の予算編成の中で改めて本町の財政状況、そしてやらなければならない課題、その辺のところの問題というのはまだまだ簡単なものではないなということは実感しております。そこで、来年度で今ある健全化プランの終期ということでの押さえは持ちながらも、今後どういう財政運営を図っていかなければならないかということは、人口減だとか、公共施設のこれからの問題だとか、病院の問題だとか、さまざまな大型部分がある中で、今議論してきた中での枠決めというか、それはやはりしっかりとやっていかなければならないと思っています。これまでうちのまちが本当に財政問題で四苦八苦しながらきた状況を考えたときには、前に戻さないということ、まずそこのところを大事に本当にしっかりと持ちながらやっていかなければならないことだと思っております。そこの中でどういうような、議員のほうからあった到達点ということで見るのかどうかということは、今言ったように全て健全化がなされたという認識は持っておりません。これからもやはり健全化は進めていかなければならないし、その中であってもさまざまな事業に対する投資はなくてはならない。同時に、だけれども財政規律を図っていく、そういうバランスをいかに柔軟に図っていくかということが今後の本町の財政運営の核というか、根本的な課題だなと捉えております。そういう意味合いで来年度、次の総合計画との絡みも持ちながら具体的にまたここで議論をさせていただきたいと思います。
答弁 病院事務長 村上弘光(病院事務長は2024年3月まで)
議事の中途で申しわけございません。昨日の前田議員との一般質問の中で一般会計からの繰出金、今回5,000万円追加補正させていただいております。その原因につきましては一応資金不足解消分ということを申し上げまして、その中で平成28年度の病院会計の資金、私は1億3,000万円ぐらいと申しましたが、正しくは13億円です。誤った答弁をいたしましたので答弁の訂正をさせていただきます。申しわけありませんでした。◎一般質問の続行
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。