みんなの議会

白老町議会 令和元年定例会12月会議 2019年12月12日

本町の交流拠点施設のあり方

2019年12月12日、白老町議会の一般質問で、貮又聖規議員が「本町の交流拠点施設のあり方」について質問し、町長 戸田安彦、アイヌ総合政策課長 三宮賢豊、企画課長 工藤智寿、教育長 安藤尚志、生涯学習課参事 武永真、経済振興課長 藤澤文一、副町長 竹田敏雄が答弁しました。

質問者
貮又聖規 議員
答弁者
町長 戸田安彦、アイヌ総合政策課長 三宮賢豊、企画課長 工藤智寿、教育長 安藤尚志、生涯学習課参事 武永真、経済振興課長 藤澤文一、副町長 竹田敏雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 貮又聖規

次に、2項目め、本町の交流拠点施設のあり方についてであります。(1)、旧社台小学校の2020年度以降における運用の考えについてお伺いいたします。①、公益財団法人アイヌ民族文化財団が使用する期間は来年3月までとなっており、その後も継続的な利用を求めるとしていたが、その状況とまちの考えは。②、施設の全部または一部を地域に開放することで住民に貢献するコミュニティ活性化への転換を行う可能性は。また、旧社台小学校の将来のあり方について社台地区の住民と対話を重ねていく必要があると考えますが、まちの見解は。(2)、仙台藩白老元陣屋資料館の今後のあり方についてお伺いいたします。①、平成4年度及び平成28、29、30年度の入館者実績は。②、本年11月末までの入館者数の累計実績及び今年度末の入館者見込みは。③、本年9月に開催された企画展、木彫り熊展について実施主体とまちとしての位置づけ。また、来場者実績を踏まえたまちの評価と分析は。④、令和2年度の入館者の目標数と入館収入額の目標額は。⑤、令和2年度における集客策(イベントや企画展等)は。⑥、内閣官房及び文化庁で策定する文化経済戦略にもあるように、民族共生象徴空間の関連施設として位置づけられている陣屋資料館や陣屋跡について、稼ぐ文化への展開としての施策が重要であると考えるが、まちの考えは。(3)、虎杖浜アヨロ周辺エリアの整備についてお伺いいたします。①、本年3月に虎杖浜竹浦観光連合会により、アヨロ鼻灯台周辺利用計画が策定され、まちに提出されましたが、その後のアヨロ周辺エリアの整備の進捗状況は。②、アヨロ鼻灯台の文化的価値に対するまちの認識と灯台を存続とした意気込みは。③、今後多くの集客が期待される中で、転落防止柵や階段修繕などアヨロ鼻灯台の受け入れ環境整備が急務であると考えるが、まちの考えは。④、アイヌ政策推進交付金において、本町のアイヌ施策推進計画にアヨロ周辺整備に係る関連事業が盛り込まれているのか。盛り込まれていないのであればその理由は。以上についてお伺いいたします。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

本町の交流拠点施設のあり方についてのご質問であります。1項目めの旧社台小学校の2020年以降における運用の考え方についてであります。1点目の公益財団法人アイヌ民族文化財団の使用期間終了後の継続的な利用を求めていくことについてでありますが、旧社台小学校は現在公益財団法人アイヌ民族文化財団による民族共生象徴空間「ウポポイ」開設に向けた準備拠点として、博物館の展示物等の資料の収蔵、体験交流ホールや工房などで実施される体験プログラムの制作や実演を行う職員のレベルアップを図るためのトレーニング活動の場として活用されているところです。来年度以降については、収蔵庫は継続して使用したい旨の意向を聞いているところですが、町としていたしましては現状のままウポポイのバックアップ施設等として継続して活用いただくよう国へ強く要望しているところです。2点目の施設を地域に開放し、コミュニティ活性化へ転換を行う可能性及び旧社台小学校の将来のあり方についてでありますが、今後の利活用方法について現在の使用者であるアイヌ民族文化財団の来年4月以降の使用方法やこれまでの議会での議論を踏まえ、地域のニーズを把握し、スポーツやレクリエーションにおける活用なども視野に入れながら幅広くさまざまな方策を検討していきたいと考えております。2項目めの仙台藩白老元陣屋資料館の今後のあり方についてであります。1点目の平成4年度及び28、29、30年度の入館者の実績についてでありますが、4年度は7,898人、28年度7,213人、29年度5,057人、30年度5,413人となっております。2点目の本年11月末までの入館者数の累計実績及び今年度末の入館者見込みについてでありますが、入館者は6,962人で前年比2,788人の増であります。また、今年度末の入館者については、昨年同様に推移すれば8,200人程度を見込んでおります。3点目の本年9月に開催された企画展、木彫り熊展について、実施主体と町としての位置づけと来場者実績を踏まえた町の評価と分析についてでありますが、「白老の木彫り熊とその考察展」は、ウイマム文化芸術実行委員会と共催し、当時の様子を再現しながら白老町にゆかりのある職人たちの作品を140点展示しました。15日間で1,182人の来場者がありました。資料館にとりましても、民間団体との協働による開催は多くの知見を得るとともに活動の幅が広がり、多くの集客につながったことから、次年度におきましても同団体との連携について計画してまいりたいと考えております。4点目の令和2年度の入館者と入館収入の目標数、額と5点目の令和2年度における集客策については関連がありますので、一括してお答えいたします。2年度の入館者目標数は今年度の実績を踏まえ8,300人を想定し、入館料収入額も100万円以上を見込んでおります。主な集客策といたしましては、ウポポイ開設に時期を合わせて第10回刀剣展「北海道現代刀工4人展」を、夏には「カムイ・ユーカラ木版画展」を、秋には「木彫り熊展」などの展示会を開催する計画であります。また、「こどもの日企画」や「陣屋の日」など従来行っている陣屋跡積極活用プログラムにつきましても、各種団体と実行委員会組織を持ちながら趣向を凝らした体験事業を実施し、町民に親しまれる博物館施設としての活動を大きく展開してまいります。6点目のウポポイの関連施設と位置づけられている陣屋資料館や陣屋跡における稼ぐ文化への町の考え方についてでありますが、現在作成中の保存活用計画に基づいて、陣屋資料館や陣屋跡の文化財を歴史的な価値だけではなく魅力ある観光資源としても位置づけ、交流人口の増加につなげてまいりたいと考えております。3項目めの虎杖浜アヨロ周辺エリアの整備についてであります。1点目のアヨロ鼻灯台等周辺利用計画策定後のアヨロ周辺エリアの整備状況についてでありますが、利用計画では自然景観を生かした眺望の場やアヨロ海岸、遺跡を結びつけた散策ルートなどの整備やアヨロ鼻灯台を含む周辺を観光拠点として活用することなどが盛り込まれておりますが、財源確保の課題など整備が進んでいない状況であります。今後においては、虎杖浜竹浦観光連合会や4月に設立されたアヨロ鼻灯台周辺保存会の協力をえながら周辺整備について検討してまいりたいと考えております。2点目のアヨロ鼻灯台の文化的価値に対する町の認識と灯台を存続するとした意気込みについてでありますが、アヨロ鼻灯台については昭和51年の開設以来、約40年間にわたり漁業者の安全を守り、白老町の漁業振興に大きく寄与するなど、虎杖浜を象徴する施設であり、周辺の虎杖浜第1遺跡やアヨロ遺跡などの埋蔵文化財包蔵地が数多く点在しており、貴重な文化財の宝庫として捉えております。また、全国的に見て灯台廃止が進む中、存続した事例は数少なく、今後も観光拠点としての利活用を図りながら文化財保護に努めてまいりたいと考えております。3点目の転落防止柵や階段修繕などの環境整備についてでありますが、環境整備についてはアヨロ鼻灯台周辺保存会を中心に周辺清掃や草刈りなどが行われております。今後については、来春オープンする民族共生象徴空間ウポポイと連携し、虎杖浜地域への回遊性や集客力向上につなげるための一つの拠点として実現に向けて努めていく考えであります。4点目のアイヌ施策推進地域計画におけるアヨロ周辺整備については、地域計画においてアヨロ周辺の整備は明記していませんが、本町におけるさまざまな課題の一つとして各観光スポットを周遊していただくための環境、体制整備を掲げております。アヨロ周辺については、アイヌ語地名やアイヌ民族に関係する遺跡が多くあり、魅力ある観光資源となる可能性を秘めていることから、今後5年間の計画期間の中で必要に応じて検討いたします。

再質問 4番 貮又聖規

4番、貮又でございます。旧社台小学校の運用の考えについて再質問させていただきます。2020年度以降の利活用は、まだ不確定な部分があるというところを確認させていただきました。122年の歴史、この幕を閉じた社台小学校でありますが、やはり白老町の宝であり、多くの人々の心のふるさとであります。社台地区には、社台地区町内会連合会と社台まきば会が連携し、社台小学校閉校における地域力の向上と子供たちの健やかな健全育成を図るために、地域行事に大人も子供も多く参加し、地域活性化が図られているところでございます。今旧社台小の利活用についてまだ結果が出ていないというところでいきますと、町民の皆さんはとても不安でならないのかなと考えております。その不安を払拭するためにも活用策について一刻も早く活用についての考えを出していただきたいと考えますが、いつまでにその結論を出すのか、見解をお聞かせください。

答弁 アイヌ総合政策課長 三宮賢豊(アイヌ総合政策課長は2020年3月まで)

まず、社台小学校の活用についての今後の活用の方法についていつまでという部分ですが、まず1点目でお答えしたとおり、実際に今確定しているものはございません。ただ、情報として収蔵庫の部分は継続して使いますという部分は言っていただいております。実際今後どのように使うかという部分につきましては、まずは我々としましてはあくまでも財団が継続して使っていただきたいというところを強く国のほうに要望していたところです。それがかなわなかった場合には、お金をかけて整備しましたところですし、ただあけておくということにもならないかと思いますので、その際には、今まで議論の場としては、アイヌの人たちの研修の場とか、そういうので使ってもいいのではないかとかというご意見もいただいておりますし、地域の方も基本的には社台生活館なんかも使っていただいていろいろやっていただいているところですが、学校のほうを使いたいということであれば、そういうことも含めて、いろいろな国の状況がわかった時点でそれは次の方策を検討していきたいと考えております。

再質問 4番 貮又聖規

4番、貮又でございます。アイヌ民族文化財団の思い、それからアイヌの方々の思い、これはわかります。ただ、もう一つ、社台の町民の方々の思い、これもとても私は大事だと考えます。ぜひそのことも踏まえて検討していただきたいと思います。所見をお願いいたします。

答弁 企画課長 工藤智寿

こちらは、アイヌ民族文化財団に使用していただく前には学校の跡地の活用ということで企画のほうで担当しておりましたので、その部分については私のほうから答弁させていただければと思いますが、今三宮課長が答弁したとおり、まずはアイヌ民族文化財団に使っていただくということで、これは整備をしているという関係もございますので、こちらについては以前から強く要望しておるところでございますので、こちらをまず進めていきたいという考えに変わりはございません。ただ、議員からご指摘があったとおり、さまざまな方たち、当然地元社台の方たちの思いということも十分聞き入れた中で、今後の方向性がある程度見えてきた段階では耳を傾けて計画していかなければならないのかなとは捉えてございます。

再質問 4番 貮又聖規

4番、貮又でございます。わかりました。どうぞよろしくお願いいたします。2項目めの仙台藩白老元陣屋資料館の今後のあり方についてであります。1点目の入館者実績と2点目の今年度末の入館者見込みについてお示しいただきました。私は1点目で平成4年度の入館者数と言ったのですが、これは何の意図があったかというと、アイヌ民族博物館が一番入場者がピークだった年、実はこれは平成4年ではなくて平成3年でございました。申しわけございません。平成3年は、アイヌ民族博物館は87万1,000人あったのです。それで、仙台陣屋資料館は、平成3年、4年度はで8,000人ですとか7,000人、この推移だったのです。ですから、私がここで検証したかったのは、いかにウポポイから仙台陣屋資料館のほうに誘導するかというところでのご質問でありました。3点目の企画展、木彫り熊展につきましても、ウイマム文化芸術プロジェクトの連携、これはとても画期的な取り組みであると私は評価しております。ただ、そのような中で、4点目の来年度に向けた入館者の目標数値8,300人、それから、入館料収入ですか、100万円、これは低いと私は感じました。仙台陣屋資料館のピーク、これを見ますと昭和60年、1985年が1万2,232人というのがピークでありましたから、まずはこれ以上の目標を設定すると。それから、この入館料は個人一般で300円であります。ウポポイからの動線で想定100万人のうち、1%でも各獲得できたら1万人なわけであります。1万人獲得できれば、大人であれば300万円の入館料の収入となるものであります。ぜひ私は、8,300人ということではなくて、これは3万人でも5万人でも、そういった目標値を示していきたいと考えますが、見解をお願いいたします。

答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)

実は今答弁しました来年度の目標人数とか目標収入額については、私も武永参事と相談をいたしまして、具体的に何をよりどころにこの数字を出していくかというところで大変悩みました。思いとしては、今貮又議員がご指摘いただきましたように、決して8,300人で満足するような、そういうような考えはございません。これは、もっとどんどん、どんどん1万、1万5,000とふやしていきたいとは思っておりますが、当面まず今年度の大きくふえた実績を押さえながら、ここは最低値として押さえようと。ここからあとどれぐらいふやしていけるか、これは来年度、教育委員会を含め資料館の努力、あるいは関係団体との協力、こういったことが実を結んでふえていくのだろうと思いますので、目標値としては中身としては本当はもっと高いのですけれども、とりあえずご答弁としてはこのような数字で答弁をさせていただいたということでご理解をお願いしたいと思います。

再質問 4番 貮又聖規

4番、貮又でございます。今私が感じるに、仙台陣屋資料館、まず入り口ドアが重たい。これからは、やはりバリアフリーです。障がい者の皆さんもきちんと受けいれる。これは、もちろん共生のまちづくり、これに通ずるものだと私は感じています。それから、これからウポポイが開設されると、冬季間、ここもお客さんは必ず来ます。であれば、陣屋資料館の駐車場は冬はなかなか除雪体制、これが整っていないと私は感じます。ですから、そういった部分で自助努力で収入を得て、そういったところの環境整備にぜひ充てていただく、そういうような取り組みを私は望むものであります。そこで、ウポポイが来年4月24日にオープンを迎えるに当たり、今後重要なことはウポポイと資料館をどうつなげるかであります。先ほど1項めでもいろいろ議論させていただきましたが、金がなくても知恵で何とか打破できる、こんなような方策があるのではないかと私は考えております。そこで、本資料館のエリアは象徴空間の関連区域でもあります。私からの提案でありますが、今後国が作成するウポポイを紹介するパンフレットの中に陣屋資料館、白老仙台藩陣屋跡、これを掲載させていただくことでさらなる相乗効果が図られると考えますが、いかがでしょうか。

答弁 生涯学習課参事 武永真

施設の老朽化、それとパンフレットへの掲載というようなお話でございました。老朽化につきましては、昭和59年の開館ですので、ことしで36年目になっております。やはり暗いですとか、いろんな声が入館者から出るようになっております。まず、うちとしましては、来年度は多分入館者がふえるだろうと、ただ待っていても入館者はふえないものと思っておりますので、ことし同様さまざまな展示会ですとか事業ですとか、そういう取り組みを積極的に行って、一人でも多くの方を受け入れ、そういう人たちが満足して帰っていただけるような、そういうような施策を打ちたいと思っておりますし、また資料館の友の会、受け入れのおもてなしの先頭に立つ方々ですけれども、現在6人ですが、その中で結構ふえているように感じております。そういう方々も導入した中でしっかりと受け入れていきたいと思っていて、その中で資料館は白老町の観光施設なのだという、文化財のただ保存だけではなくて観光施設なのだというようなところもまちの中で大いに共有した中で、その後資料館の改修ですとか、リニューアルですとか、そんなようなことを図ってまいりたいと思っております。また、後段のパンフレットへの掲載につきましては、既にウポポイの本体、アイヌ文化財団ですとか国立博物館のほうに一応依頼はしているところでございます。いずれにしましても、これからつくっていくというようなことですので、検討させていただきますというようなお言葉をいただいているところです。

答弁 経済振興課長 藤澤文一(経済振興課長は2020年3月まで)

ウポポイからの回遊性を高めるという意味で私のほうから補足させていただきたいと思います。現在ウポポイ来場者目標100万人というところを目指している中で、仙台藩元陣屋資料館というのは歴史を学んだり、一つのまちの大きな観光施設であると捉えております。今駅北にできます観光インフォメーションセンターの情報発信機能をフル活用させて、何とかウポポイから仙台陣屋のほうに送客するといったようなことも考えております。具体的に申し上げますと、レンタサイクルの周辺マップの中にウポポイから陣屋に行くようなコースを紹介するですとか、そういったことも行っていきたいと思いますし、もう一つは、ウポポイ自体はアイヌ文化を学ぶ施設であり、仙台藩元陣屋資料館についてはアイヌ文化と陣屋を築いたときの和人との融合というところでいうと、そういった歴史を学べますといったようなところもご紹介、PRしていきながら回遊性を高めていきたいなと考えております。

再質問 4番 貮又聖規

4番、貮又でございます。理解できました。6点目の稼ぐ文化への展開についてでございます。こちらは、今国が2020年オリンピックを迎えるに当たって世界の方々をおもてなしをする、文化財施設は観光とうまく連携しながら稼ぐ施設づくりをしなければならないというところ、こちらのほうに方向が向いております。そのような中で、今現在DMOを目指す観光協会との連携、これが必要だと私は考えております。例えばウポポイと陣屋資料館の共通チケットの販売等は可能性があると考えますが、これは今現在でどうのこうのという回答はなかなか難しいとは思うのですが、その所見をお伺いいたします。

答弁 アイヌ総合政策課長 三宮賢豊(アイヌ総合政策課長は2020年3月まで)

陣屋との共通チケットの販売の可能性なのですが、我々の知っている限り、ウポポイ側といいますか、アイヌ民族文化財団から発表されているのは、まだ料金体系としましては一般的な料金体系だけでございまして、その他の割引料金であるだとか、学校の体験料金などははっきりはまだ決まっておりません。チケットの形態、その辺についてはまだはっきりわかっていませんので、もし機会があればそういうことも提案していきたいなと考えております。

再質問 4番 貮又聖規

4番、貮又でございます。ぜひ実現に向けて進んでいっていただきたいと思います。それでは、3項目めの虎杖浜アヨロ周辺エリアの整備についてでございます。まず、確認をしたいのですが、来年は虎杖浜の温泉エリアにて全国温泉サミットが開催予定であるということをお聞きしておりますが、こちらは事実でございますでしょうか。

答弁 経済振興課長 藤澤文一(経済振興課長は2020年3月まで)

全国温泉サミットに関してのご質問でございます。今貮又議員からお話がありましたとおり、来年の8月に当町で全国の温泉サミットが開催される予定となっております。

再質問 4番 貮又聖規

4番、貮又でございます。8月に温泉サミットが開催されると、その中で規模的には何名ぐらいの方々が来られるのか、そちらはわかりますか。全国温泉サミットですので、かなりのお客様が来るのかなと私は思うのです。そこで、3点目の転落防止柵など環境整備に関連しますが、私は温泉サミットまでに整備すべきと考えますが、所見についてお伺いいたします。

答弁 経済振興課長 藤澤文一(経済振興課長は2020年3月まで)

ただいまのご質問でございます。まず、どれぐらいの規模感かというところで申し上げますと、開催地が持ち回りでということになっておりまして、ことしは、来年は白老町が開催地ということで今回町長を含めてサミットのほうに参加させていただきました。その規模感でいいますと、大体100名ぐらいの参加になるのかなと考えておりますので、一つの宿で対応するのは少し難しいのかなとは思っておりますが、想定しているのは虎杖浜地区の複数の宿泊施設で開催を予定したいというところで進んでおります。お話があったアヨロ鼻灯台の部分につきましては、これはやはり我々としても一つの大きな観光施設と捉えております。あの灯台から眺める太平洋の眺望というのは非常に美しいものだと思っております。ただ、最初の町長のご答弁にもあったとおり、昨年度策定した利用計画につきましては規模的には少し大きなものになっておりますので、この財源をどうするかということと計画自体もどういった財源を使うかも含めて、事業自体をもうちょっと圧縮しないとならないのかなとは考えております。当面は、お話あったとおりまず整備は行いたいというのは気持ちとしてはあるのですけれども、やはり先行しないとならないのは安全対策いうことから鑑みますと、転落防止策というのは講じていきたいなと考えております。

再質問 4番 貮又聖規

4番、貮又でございます。1点目の今回ご答弁いただいた中では、財源確保の課題など整備が進んでない状況であると。私は、財源確保は難しい状況を捉まえて、アイヌ政策推進交付金の活用を提言しているものでございます。また、3点目の転落防止柵などの環境整備では実現に向けて努めていく考えでありますという答弁。それから、4点目の最後のほうには、今後5年間の計画期間の中で必要に応じて検討いたしますという答弁でございました。この答弁を、私の解釈でありますが、整備しないというようなことを言っているようなものであると私は感じているところでございます。そこで、4点目の必要に応じて検討というところがありますが、これは虎杖浜の皆さん、保存会や観光連合会の皆様、これは必要というか、大事なものであり、これから振興策をしたいのだという計画が出ているので、これは私は必要に値するものだと考えております。いかがでしょう、見解をお願いいたします。

答弁 アイヌ総合政策課長 三宮賢豊(アイヌ総合政策課長は2020年3月まで)

アイヌ政策交付金を活用しての整備であるとか、計画に盛り込んでいるかどうかという部分でございますけれども、基本的に政策推進交付金につきましてはアイヌ施策地域計画に盛り込んである事業が交付金の対象になるということでございますという状況の中で、現在の地域計画においてはアヨロの周辺整備ということは明記してはおりません、1答目で答えているとおり。というのは、基本的にアイヌ政策の推進交付金なものですから、アヨロ鼻灯台の整備ということではちょっと交付金の趣旨とずれてくるというようなことを私は感じております。そういう中で、ただ地域のほうでいろいろな活動があるというような情報も聞いておりましたので、計画としてはアヨロ鼻とは直接書いていませんけれども、各観光スポットを周遊いただくための環境整備、環境体制整備というような表現もしまして、後には活用できるような方法も探れるようにはしておいたというつもりでございます。

再質問 4番 貮又聖規

4番、貮又でございます。ちょっと答弁さかのぼりますが、2点目の答弁の中では、アヨロ鼻灯台のみならずというような表現でございます。虎杖浜地区は、アイヌのいろいろな伝説等がございます。ですから、私は、申しわけございません、辛口になるかもしれませんけれども、これは総合行政をもって、アイヌ総合政策課の切り口はわかりますけれども、観光の切り口もある、文化財の切り口もある。その中においてトータル的に総合的に考えなければならないと思うのです。ですから、私はアイヌ政策推進交付金にこれはまさしくはまるものだと考えておりますので、これはぜひ実現に向けて検討していただきたいなと思います。所見をお願いいたします。

答弁 経済振興課長 藤澤文一(経済振興課長は2020年3月まで)

ただいまのご質問でございます。私どもも、今お話があったとおり後ろ向きということではなくて、ここのエリアとしては観光資源として整備をしていきたいという思いは思っております。ただ、少し遠回し的なご答弁もあったかもしれませんけれども、先ほどお話ししたとおり、もう少しその計画自体を圧縮するですとか、練り込みがもう少し必要なのかなと考えております。当然ながらエリア全体はほとんどが民有地でございます。そういったところでいきますと、所有者との協議も必要でしょうし、あるいは虎杖浜竹浦観光連合会、あるいはこのたびできた保存会も含めて、どこまで整備をするかといったところをまず1つ目標として持ちたいなと。そういった上で、アイヌ政策推進交付金がはまるかどうかというところもあわせ持って、もう少し時間をいただきたいなというところでございます。

答弁 副町長 竹田敏雄(副町長は2023年9月まで)

今課長のほうからお話しさせてもらったとおりなのですけれども、決して、答弁書に書いてはありますけれども、必要に応じてと。では、必要がないのかという意味ではございませんので、非常に重要なところと我々は考えていますので、ただもう少し時間をいただいて整理したいものもあるということなので、時間をいただいた中で整理をさせてもらって進めていきたいと考えています。

再質問 4番 貮又聖規

4番、貮又です。こちらの2点目で灯台を存続するとした意気込みも確認させていただきました。こちらは、当初から灯台のみならず、この周辺エリアというところでずっと進んできたものでございます。その意気込みがあれば、この答弁の必要に応じてというのは私からしてみると少し薄っぺらい感じがしたものですから、先ほどの質問になりました。それで、最後の質問をいたします。ウポポイが開設される中で、行政面積が横に長い本町は各地域ごとにその関心の温度差があります。ウポポイが開設される白老エリアよりも竹浦、虎杖浜エリアにお住まいの住民の皆さんの関心度がやはり低いということが明白であります。本日いただいたご答弁は、アヨロ鼻灯台保存会の皆さんや虎杖浜竹浦観光連合会、それから関係者の皆様にとっては、私はどうも納得できるものではないのかなと考えております。そこで、町長は所信表明にて5つの輪を基本とした政策展開を行うとしております。その5つのうちの4つ目には、地域資源で活力を生み出し、循環させる輪、5つ目には対話を通してみんなが参加できる輪とありました。私は、住民の方と本当の意味での対話、これをしながら磨き上げる観光地、まちづくりがやはり大事なわけであると考えております。ある本州の離島ですが、猫島と言われるような島があります。猫がたくさん生息する島でありますが、そこは住民の皆さんは猫を神様として扱うわけです。いじめることはないです。そうすると、猫をいたわる気持ち、その気持ちにお客様、来訪者がたくさん来るわけです。要はお金で整備するというものではなくて、その心にお客様、来訪者は感動するわけでありますから、私は逆行するかもしれませんが、政策推進交付金を使ってお金、お金ということもありますが、皆さんの白老町民の心、これをきちんと表現することが大事と考えております。その中でこの5つの輪、これはとても大事だと私は思っております。ですから、5つの輪をもって旧社台小学校の活用、それから虎杖浜アヨロ周辺エリアの整備、これをどのようによい方向に向けていくのか、最後にこのことを伺って私の一般質問を終わりたいと思います。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

私の公約の輪のお話が出ましたので、私から答弁をさせていただきます。まず、旧社台小学校の跡地の件なのですが、私が社台地域の方々と対話をしたときには、廃校が決まって、できれば道の駅のようなものとか、活用を社台の人たちでやりたいというお話がございました。どういうことができるのかというお話もしていましたし、実際にお金がかかって現実的にどこまでできるかわからないというお話もあって、その中で社台の方々の思いというのは、このまま何も使わないで廃校になるのだけはやめてくれというのが一番の強い願いだったわけでございます。今は国の力を借りて旧社台小学校を使っていただいておりますので、最低限そこは要望を出して引き続き使ってもらうようにまずは努力をしたいと思っております。それと、竹浦、虎杖浜地域のウポポイに関する関心度のお話もありました。確かに向こうのほうに行くと、ウポポイは私たちには関係ないというお言葉もありました。ただ、ここ数年前から、ウポポイの4月の開設に向けて現実的に日に日に迫ってくると関心度も少しずつ上がっているなとは感じております。まだまだPRしなければならないのは重々わかっていますが、特に浜フェス等々ではウポポイの宣伝もしていただいたり、虎杖浜の方々もウポポイの経済効果を期待している部分も出てきております。その中で地域資源を考えますと、アヨロ鼻灯台やあの地域のアヨロ遺跡、アイヌ地名の遺跡もありますので、ここは白老町の西側の観光資源としては非常に大切なものであり、魅力的なものでありますので、この辺の整備はさせていただきたい。ただ、整備をするのにも計画を持ってきちんと段取りよくやっていかなければならないのと、虎杖浜竹浦観光連合会の方々ともこの件でお話しすると、自分たちで今何ができるのだというところも連合会の中でも話し合われておりますので、その辺は連携をとりながら、計画を立てて次のステップに進みたいと思っておりますので、決して後ろ向きではなく、虎杖浜にもきちんとウポポイから周遊させる仕組みづくりを私たちも責任を持って取り組んでいきたいと思いますので、ご理解をお願いいたします。

答弁 経済振興課長 藤澤文一(経済振興課長は2020年3月まで)

先ほど源泉かけ流し全国温泉サミット、私は8月と申しましたが、7月の16から18日ということで訂正させていただきます。申しわけございません。

出典:白老町議会 令和元年定例会12月会議 2019年12月12日 議事録 PDF(65ページ) 間違いを知らせる