白老町議会 平成31年定例会3月会議 2019年3月12日
財政健全化プランの方向と第6次総合計画の方向性について
2019年3月12日、白老町議会の一般質問で、大渕紀夫議員が「財政健全化プランの方向と第6次総合計画の方向性について」質問し、町長 戸田安彦、財政課長 大黒克已、副町長 古俣博之が答弁しました。
- 質問者
- 大渕紀夫 議員
- 答弁者
- 町長 戸田安彦、財政課長 大黒克已、副町長 古俣博之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 大渕紀夫
8番、日本共産党、大渕紀夫です。私は、町長に2点、質問をいたします。1点目に、町財政について伺います。1、平成30年度の財政状況について。2、平成31年度の財政執行方針について。3、財政収支の見通しについて。4、財政の各指標の見通しについて。5、民族共生象徴空間の関連事業と起債の現状、見通しについて。6、過疎債の活用と有効性について。7、町税、ふるさと納税及び交付税の分析と見通しについて。8、財政健全化プランの方向と第6次総合計画の方向性について伺います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
町財政についてのご質問であります。1項目めの平成30年度の財政状況についてと3項目めの財政収支の見通しについては関連がありますので、一括してお答えいたします。30年度の財政状況については、町税において約8,000万円、特別交付税において約2,000万円、さらにふるさと納税の一般財源分として約1億円前後の留保額を見込める状況となっていることからこれらを勘案し、本年度の決算収支についてはおおむね2億円から2億5,000万円程度の黒字額が見込めるものと考えております。2項目めの平成31年度の財政執行方針についてであります。31年度の予算編成に当たっては、2020年の民族共生象徴空間開設に向けた総仕上げとして象徴空間周辺整備関連事業に注力するとともに、象徴空間周辺整備への投資が町民サービスの低下につながることのないよう長年の課題である町営住宅の建てかえや公共施設の老朽化対策、子育て支援施策等を計上するなど象徴空間周辺整備による活力創出とともに、町民生活の維持、向上や町の将来にも視点を向けた編成を行っております。4項目めの財政の各指標の見通しについてであります。30年度の決算数値が確定していないため、30年度の予算現計額や決算見込み額等により試算した数値でありますが、実質公債費比率につきましては財政健全化プランでお示ししている14.7%程度、将来負担比率につきましては70%程度、実質赤字比率、連結実質赤字比率については発生しないものと推計しております。5項目めの民族共生象徴空間の関連事業と起債の現状、見通しについてであります。民族共生象徴空間整備促進、活性化に関する調査特別委員会でお示ししているとおり、周辺整備事業における起債の借り入れ見込み額は2020年度までを期間として約6億2,000万円となっております。6項目めの過疎債の活用と有効性についてであります。過疎債につきましては、26年度に過疎地域自立促進特別措置法に基づく過疎地域としての指定を受けて以降、 29年度までに6億900万円を発行しており、30年度の見込みでは2億5,590万円、31年度は繰越分も含めて8億4,220万円の発行を予定しております。また、過疎債につきましては充当率は100%であり、元利償還額の70%が基準財政需要額に算入されるなど、財源的に非常に有利な起債であることから、今後も可能な限り過疎債による起債発行を進めてまいりたいと考えております。7項目めの町税ふるさと納税及び交付税の分析と見通しについてであります。町税につきましては、法人町民税が近年の景気回復基調により約1,400万円の増加となるほか、固定資産税についても家屋の新増築分や償却資産の伸長により約5,300万円の増加となるなど、町税全体で前年比約6,200万円の増を見込んでおります。ふるさと納税につきましては、31年度においても30年度と同程度の寄付額を見込んでおりますが、より一層のご寄付をいただけるよう担当窓口の一元化などにより体制を強化し、さらなる増収に向けた取り組みを進めてまいります。地方交付税につきましては、地方財政計画では全体で前年比1.1%の増となっておりますが、普通交付税は公債費の減や、寒冷補正の見直しなどによる基準財政需要額の減が見込まれることから前年比1億6,000万円減の32億円を計上しており、今後も減少傾向は続くものと考えております。一方、特別交付税は過去3カ年に国、道などが町内で実施した災害復旧事業費が算定の基礎となる連年災分の増を考慮し、前年比1億3,200万円増の4億6,000万円を計上しておりますが、連年災分については32年度までの該当となる見込みであることから、特別の事情がない限り以降は平年ベースに戻るものと考えております。8項目めの財政健全化プランの方向と第6次総合計画の方向性についてであります。31年度は、財政健全化プランの3年に1度の定時見直しの時期であるとともに、総合計画改定の時期でもあることから、住民生活の充実や将来に向けた投資など、総合計画で描くまちづくりが実現できるよう財政規律とのバランスを的確に見きわめながら、より安定的な行財政運営に向け健全化プランの方向性を定めていきたいと考えております。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。30年度の決算見通しですけれども、今回補正で財調に1億円と公共施設等整備基金に1億4,000万円積んだわけですが、今歳入の部分では大きなところ大分お話しございました答弁でありましたが、それ以外の大きな財政変化は考えられるかどうかということと決算剰余金の見通しです。不用額を含めた決算剰余金の見通しはどういう状況かについて伺いたいと思います。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
お答えいたします。30年度の決算見込みという中で今後の財政変化ということでございますけれども、まず歳入面につきましては今町長がご答弁させていただいたとおりでございますが、歳出につきましては今現在のところ大きな支出を伴うものというのは想定してございません。それによりまして、決算剰余金ということでございますけれども、歳出分につきましては今後何が起こるかわからないというところはございますけれども、平年ベースであれば約1億円程度の歳出部分での剰余金が発生するということでございますので、それも加味しますとおおむね3億円から3億5,000万円というところがかたい数字であると押さえてございます。
質問 8番 大渕紀夫
8番大渕です。その結果、財政指標の変化は結果としては30年度の財政指標については出ていますけれども、将来対比率70%というのはかなりの前倒しになると思いますが、この点でいえば全道的にはどのようなことになるか。実質公債費比率でいえば、14.7ということであればまだ、29年度はたしか全道ワースト5位ぐらいだと思うのです。ですから、全く安心できる状況ではないと捉えるのですけれども、そこら辺の見通しと実質公債費比率の全道平均7%台ぐらいだったと思うのですけれども、これになるとするには町の起債残高の総額でいえばどれぐらいの起債残高になったときに7%ぐらいになるのですか。この点おおむねで結構です。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
30年度の財政収支見通しについてはお答えしたとおりでございますけれども、まず実質公債費比率につきましては約14.7%ということで、これが仮に29年度の全道状況に当てはめて順位を想定いたしますと、これにつきましては8番目ということになります。ですから、27年のときがワースト2位、それから28年度決算3位、29年度では5番目で、この数値で今回30年度を見込みますと8位ですね。それから、将来負担比率につきましては今回70%程度ということで押さえてございますが、この全道の順番につきまして同様の考えで見込みますと約44番目ぐらいのところになる見込みでございます。それで、まず全道平均でございますけれども、29年度決算になりますけれども、実質公債費比率につきましては7.3、将来負担比率につきましては52.8ということで将来負担比率につきましては現状の状況の中で特に大きな負担もなく推移すれば、この数値につきましては今後二、三年程度でクリアできるのではないかと想定してございますが、実質公債費比率につきましては、まず今回バイオの関係で3億円の繰上償還させていただきましたけれども、この繰上償還分というのは今年度、30年度の、いわゆる比率の算定には影響がなく、この繰上償還に伴う実質の公債費が出てくる、効果が出てくる31年度の決算からということにまずはなるということと、実質公債費比率の算定につきましてあくまでも3カ年平均をとるということでございますので、本町におきまして過去からやはり数値が高い部分から下げていっているという部分で、単年度を大きく下げたとしても前年度、前々年度のやっぱり数値が影響して大きく下がらないという状況がございます。そういうことから、なかなか思うようには減ってはいかないという状況でございます。全道平均の7.3に近づくという部分については、大変申しわけございません。では、どのぐらいの公債費になればというような逆算の計算は申しわけございません、してございませんが、この辺につきましてはかなり短期的な部分でこの平均になるという見通しにはちょっとまだまだ難しいかなという認識でございます。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。今バイオマス施設の起債の繰上償還3億円の関係お話しございました。それで理解はしましたけれども、プラスの影響を、この3億円を償還、多分今年度中に償還すると思うのだけれども、そのことによってどの程度の効果が、31年度から実質公債費比率に反映するということなのだけれども、その結果どのような変化になっていくと押さえていますか。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
今回3億円の繰上償還をさせていただいていますけれども、これは残り5年分の償還を前倒ししたという状況でございまして、実績に元金で約6,000万円が軽減になると、今後5年間の部分で軽減になるというメリットがございます。その部分で今回31年度決算におきましては5,000万円減った中での実質公債費比率の算定ということになりますので、率的には何%という部分はちょっと計算してございませんが、もちろん繰上償還したことによる影響というのは5,000万円大きく影響が出てくるものと思っておりますが、先ほども申しましたとおりあくまでも3カ年平均ということなので、思ったほどは減らないかもしれないという状況でございます。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。何でこんなことを聞いているかというと、公債費の償還のピークは、このプランの中で平成27年の18億900万円がピークだったのですよね。もちろん表出ていますから、すぐ見たらわかるのですけれども、それが31年度は13億3,480万円になっているのです。ということは前年度より8,100万円、プランより8,500万円の減なのです。ピーク時より4億6,100万円の減になっているのです。財政的には、この財源が町の健全化に極めて私は大きく寄与している。これは真水でこれだけということと言っていい金額ですから、ですからそこら辺はどういう、その公債費をあらわす効果、町財政には大きいと思うのだけれども、そこらをどう捉えているか、私の今の捉え方でいいのかどうかということが1つと、もう一つはやっぱりこの中で私は職員の給料をもとに戻すべきだという主張をずっとしてきたのです。それはなぜかというと、ここで減った分というのはずっと減るのです。ふえることないですよね。1年度だけではないですから、ずっと同じですから。そういうことで私は職員の給料はもとに戻すべきだという主張をしてきたのですけれども、ここら辺はどのような見解ですか。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
公債費の減につきましては、大渕議員がおっしゃられた状況の中で毎年減少しているという状況でございます。もちろん近年借り入れもちょっと大きくはなってございますけれども、借り入れ以上に償還が大きいということで残高も減っておりますし、公債費も順調に減少しているという状況でございます。この部分がほぼほぼ、特定財源は一部ございますけれども、ほぼほぼ一般財源で今までこれを償還してきたというような状況がありました。これが公債費が大きく減少することによってその部分が逆に一般財源が浮いてくるということで、これが今後の財政運営においても非常に大きな効果であると認識してございますし、今後もやはりこの公債費をどのように減少させていくかというところが課題になるかなとは考えてございます。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。この起債の問題というのは私は町の財政、起債と基金というのはもう町の財政を語るときにこれを抜きにして語ることができないし、ここの分析がどうされるかということで町のその財政の基盤や、将来方向というのはこの2つで決まっていくと思うのです。ですから、最も重要な部分で、私はやっぱり起債は全道平均の7%がいいとは思っていないのです。8%の場合もあるし、9%の場合もあるのです、これは。ですけれども、町がやっぱり財政規模に合わせて、財政状況に合わせて、仕事の状況に合わせてそこをどこで見きわめるかという、その議論がきちんとされて財政方針を立てないと私は本当大変なことになると思うから、この種の質問をするのです。ですから、町としては今はもう10%ぐらいまでは下げるということを主体に考えるというのは理解できますが、将来的にはやっぱり町民の要望とのバランス、大きな事業とのバランスの中でこれは考えなくてはいけない中身だと思うのです。そういうことが私は政策にとってベースになる財政の部分、これは起債とやっぱり基金なのです。ここは、きちんと分析した上で総合計画やプランやそういうものをつくるべきだと思うのですけれども、そこら辺の見解どうですか。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
実は私も個人的にはそのような考えを持っていまして、今回の将来負担比率の算定方法という中には、もちろん起債の残高が非常に大きなウエートを占めますけれども、その中にはプラス要因として今後充当可能基金という、いわゆる基金がどれぐらい持っているかというものも計算に含まれているということでございまして、仮に残高が非常に多くなったとしても、基金がそれなりにあればそこは差し引きされるというような計算になってございます。ですから、将来負担比率というのが非常に今平均に大分近づいてきておりますけれども、そこが一つの目安かなとは思っておりますし町民要望、今後やはり公共施設の長寿命化であったり、サービス水準の向上であったりというような中にありまして、やはり全くその事業をやらないでお金をためるというようなことは、決してやってはいけないことだと思っていまして、そのバランスをどうしていくのかというようなところもやはりここは行政もその辺は見きわめながら、その多いときには逆に補填できる財源をきちんと確保しながら財政運営を進めていくというのがやはりベストな状況であるという認識でございます。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
大変申しわけございません。一応行政の考えということでよろしいと思います。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。蛇足ですけれども、これはこんなこと全然なかったのですけれども、先ほど言いました8番目、実質公債費比率西興部村なのです。ワースト8番目です。ところが、ここの基金は断トツなのです。べらぼうなのです。これこの間の研修会の資料なのですけれども、486.4%の基金比率、要するに約5年分、5年収入がなくても運営できるだけの基金持っているのです、西興部村は。ですから、8番目の財政、いや、うちはちょっと基金が少な過ぎるのだけれども、そういう意味でいえば単純にその公債費比率が高いからだめだということではないといったらおかしいけれども、それはその自治体はどう運営するかというその政策的な視点がどうかということなのです。ですから、私はそういう単純な、例えばこの西興部村抜いたって全然、白老町が抜いたから、抜かないからといったって関係ない話でしょう。そういうことをきちんとやっぱり行政側は財政的につかまえた上での政策形成が必要だという意味で言わせてもらったのですけれども、何か見解ありますか。なかったらいいです。
答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)
今までのその議論の中でどのように予算編成をしていくかというあたりの押さえ方、そこのところは十分私どもも今財政健全化プランの中で一定限の押さえを持ちながら運営予算編成をしております。そういう中でご指摘があったような公債費の取り方だとか、それからその基金の持ち方だとかという、そのあたりのところは十分押さえながらどうして予算の組み立てをするべきなのか。だから、特に今うちの町にとっては象徴空間の大きな事業を抱えておりますから、それと町民生活のそのバランスをどう保っていかなければならないか、そこに言っていることは選択と集中で今は行かなければならないと、そういう押さえはしっかりと内部の中ではやっているつもりで予算編成は組んでいっております。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。お話しありました平成30年度の一般財源の基金の取り崩しは、記憶が正しければ財調1億円、調査管理基金1億円の2億円でなかったかなと、当初予算ですよ、思っているのです。31年度は、財調から2億7,000万円一般財源へ投入して予算の組み立てをしているということなのです。当然剰余金を積み立てたりしたものだから結構なのですけれども、基金を取り崩さないで当年度予算を組み立てるというようにしていかなければ、私は今の財政状況が好転するとは思えないのです。ことしも今のままでいくと先日 2億4,000万円積んだのだけれども、今のお話では3億5,000万円ぐらいの剰余金が出るのではないか、これは決定ではないですけれども。多分私は3億5,000万円から4億円ぐらい出るのではないかと思うのです。そうすると、半分積み立てれば1億5,000万円ぐらいから2億円ぐらいはまた財調に積めるという状況ができるのですよね。去年も同じような質問をしているのだけれども、剰余金があって積んだのだけれども、その基金を取り崩さないで当年度の収入だけで予算が組めるというようなことが、これからやっぱり私はそこをやっていかないと、出るか出ないかわからない話ですから、これ。なぜかというと交付税やふるさと納税というのは、言えばもう水物ですから、ですから、そういうことを財政的に私は極めて重要な部分として考えなければいけないと思うのだけれども、そこら辺どうですか。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
30年度の当初予算におきましては、財政調整基金1億円と町債管理預金1億円を取り崩した予算編成ということで、非常に厳しい予算であったと認識してございます。31年度につきましては、約2億7,700万円を財調から取り崩すということにしてございますが、いわゆるこの2億7,700万円というのは内訳としては約7,700万円ぐらいは象徴空間に絡む土地の売り払い分が一部7,700万円と入っておりまして、実質的な一般財源というのは2億円になります。この2億7,000万円の行き先といいますか、これはあくまでも象徴空間の売り払い収入の不足分に充てるというようなことで31年度は組んでございますので、それ以外の経常的な支出に伴う不足というようなところでは、基金は取り崩していないという状況でございます。ただ、大渕議員がおっしゃられたように、ではその部分の財源はどのように手当したかというと、今年度につきましてはふるさと納税と、それから特別交付税がこれまでは決算剰余金で出していたものを先に当初から見込んで組んでいるという状況で、これにつきましても非常に不安定な状況であるというような認識はしてございますので、この辺も今後はやはり経常的な、ある程度税とか想定できる見込みの中で経常的な収支が賄えるような予算編成にしなければならないし、そのような取り組みというか、認識も含めてやっていかなくてはならないという考え方でおります。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。今の説明でよくわかりました。今後やはり想定できる入ったもので予算を組んでいくという押さえでいいですね。次に、先ほども少し言いましたけれども、議員研修会の中で貯金を見る財政指標として基金額比率という考えが示されたのです。財政当局としては将来負担比率の反対側の見方なのですよね、これは。そういうことは、この基金額比率ということをこれから使っていけないだろうかと、行法の中で。その評価はどうされるか。同時にもし出していれば、ここ何年間かの基金額比率の変化はどうなっているかわかれば答弁願いたいと思います。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
基金額比率につきましては、これまでも一部の財政を研究しております先生方の中の論文であったり、そういう中では少し出てきている比率でございます。ただ、総務省がこの比率を使って全道、全国的なものを示しているようなことはない状況でございますので、いろいろ財政状況の判断する一つの指標として使われているのは間違いございません。本町におきましても、今回このような全道的な部分の今井先生の資料に基づいてこのような状況がありましたので、それに基づいて本町もちょっと出してみました。この表議員の皆さんもごらんになっているかと思うのですけれども、この全道のグラフに載っている本町の位置につきましては、基金額比率につきましては29年度決算で50.8%というような状況で、ちょっと数えてみましたら全道的にはワースト29番というような状況でございました。ちなみに、28年度につきましては40.3%、27年度におきましては32.5%ということで高くなるほど基金があるというような状況になりますので、順調に基金も積まさっているという本町の状況は見受けられると思います。ただ、分析した結果29年度ワーストの部分で市が結構多いのです。29市町村の中の16が市。そのほかも本町と同じぐらいの、いわゆる1万5,000人以上の町がワーストの中には多いというような状況が見受けられますので、やはりこの辺もサービス水準であったり、そういった中においてなかなか基金が積められない状況というようなところがあるのかなとは分析してございます。
質問 8番 大渕紀夫
この資料を見てもやっぱり本当に上位は全部そういう小さな町村だということはわかりました。これは、やっぱりこれから全道的にこういうものが出せるということになれば、非常に目安としては私はいいのではないかと。これは、起債の部分と基金の部分がよく町民に見えるというようなことが、先ほど言った西興部村なんか480ですから。うちが今50.8で480ですよ。レベルが全然もう、話にもならないようなレベルなのですよね。ですから、そういうことがいいとか悪いとかではなくて、指標としてみてそこから何を我々が政策的に学ぶかというあたりが大切な部分だと思いますので、そのような認識で行きたいと思います。次に入ります。もう一つふるさと納税の役割なのですよね。これは、私たちも昨年視察で都城市を視察させていただきましたけれども、これもやっぱり各市町村のふるさと納税に対する考え方、泉佐野市みたいなところもありますけれども、しかし白老町は私はここの取り組みについていえば非常に正常な取り組みをこれまでもしてきたのではないかと、改善をしてきたと捉えています。極めて大きいのだけれども、実際に30年度の、若干下がったと聞いたのだけれども、指定寄付と一般寄付の状況、経費を差し引いて使える金額おおむねで結構です。どれぐらいになっているか、まずこれだけお尋ねしたいと思います。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
まず、30年度のふるさと納税の状況でございますが、現在2月末というところでの集計数値になりますけれども、合計で約4億1,300万円でございます。前年比で約2,300万円の減という状況であります。指定寄付と一般寄付の割合でございますが、おおむねですけれども、一般寄付で79%、指定寄付で21%という状況でございまして、経費率につきましては今3割以内ということでやってございますが、そのほかに送料等もかかりますので、おおむねその辺の経費まだ年度途中でございますので、出しておりませんが、おおむね半分というようなところを考えれば約2億600万円ぐらいの実質的な収入というような状況で現段階では押さえているという状況であります。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。このふるさと納税で2億円白老町が使えるというのは、これは不安定要素とは先ほども言ったのだけれども、ただこれは今の財政にとってみれば物すごく大きなウエートなのですよね。予算の使い方も細かなところにずっと満遍なく使っているということでいえば非常に効果があると思われます。これはぜひ現状維持でも結構ですし、ふえればもちろんこしたことないのだけれども、うちは50%ぐらい見られるというのは非常に大きな私は強みだと思うのです。ほかのところを調べると、そうでないところたくさんあるのです。例えば70億円もあっても実際に町に使っているというのは本当少ないのです。ですから、うちは実質的に使えるということでいえば非常にいい制度だなと思っています。それで、31年度からふるさと納税の強化方針のもとである意味一元化するというような内容の説明がございましたが、その内容と期待している成果をどのように考えているか伺います。
答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)
31年度から窓口の一本化をする方向で今いろいろと進めているのですけれども、今まで財政課と、それから経済振興課のほうでかかわりを持ってやってくる中でさまざまな対応をしていくときにやっぱり窓口は1本のほうがいいだろうということがまず大きな意味でとっております。もう一つはやはりこのふるさと納税は、大渕議員からもご指摘というかお話しあったように、非常に大きな財政的な、うちの町にとっては財政的なやっぱり大きな意味のものでございますので、今後チャンネル1本でやっているものをチャンネルをふやすことだとか、それから寄付のしやすい環境づくりを改めて、寄付してくださる方がもっと今返しているその特産品といいますか、返礼品のその数だとか内容だとか、そういったところを今まではどちらかというと特産品に限っての部分でやってきたのをもう少しまちづくりという観点に広げた形でその寄付のあり方について考えたほうがもっとより寄付者がふえるのではないかということも含めて窓口の一本化を図りながら庁舎全体の中で知恵を絞りながら進めてまいりたいと考えております。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。要するに特産品以外という意味なのですけれども、それは例えば飛生アートコミュニティで何かあそこを直すために独自で札幌で財源募ったとかというのは報道されましたけれども、そういうものに対しての寄付もふるさと納税の中のメニューの一つとして、そういうような考え方で広げたらどうかというような意味ですか。
答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)
来年から象徴空間の開設もあります。これは、全国的にいえば非常に大きなことでございますので、その象徴空間にかかわるような返礼の部分も含めながら、それから大渕議員のほうからおっしゃったようなさまざまなイベント的なことも本町独自の形で行っている部分もあるかと思うのです。そういうことも含めてどういう、その寄付者がニーズというか、必要感を持ちながら参加できる方法をしっかりと考えていきたいなと思っております。ですから、何回も言うように今まではどちらかというとある牛肉だとかタラコだとかカニだとか、そういうところの目線だけではなくて、もっと広い意味でのその納税範囲を広げた形でやっていきたいと。そのためには、窓口のもう少し広がりも必要だということで考えております。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。そこは理解できました。ぜひ広げた形で、多くの国民の皆さんがやっぱり白老町をいろいろな意味で、象徴空間以外のものでもやっぱり宣伝を含めて大きな役割を果たすことが、これ載ったらやっぱりすごいと思うのです、きっと。何か一つでも載ったら。ですから、そこはやっぱり多くの町民や議会の意見も聞きながらそれは広げていただきたいと思います。次に、象徴空間の町としての関連予算。31年度がピークを迎えて、起債も10億円弱借りるということになります。ここで大切なのは、7億5,000万円の枠を超えるという状況になるのです。プランが最終年度、32年度の起債の発行額を私の計算でいえば6億円ぐらいに抑えればプランの中で7年間の平均は7億5,000万円に抑えることができると。この考え方これでいいかどうか。また、私は32年度はどうしてもやっぱりここで抑えると、財政規律を守るということはここができるかどうかだと私は思っています。ですから、ここは計算含めて6億円で抑えることができれば平均で7億円という押さえでいいかどうか、この点。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
プランの平成26年度からの計画の中で32年度までを見通した場合にあくまでも30年度の決算見込みと、それから31年度部分については当初予算の数値を使わせていただいた中で計算をいたしますと、32年度の最終的な借り入れの決算額が臨時財政対策債も含めて一応計算上は6億500万円以内におさめることができれば平均で7億5,000万円を下回るというような状況になる考えでございます。
質問 8番 大渕紀夫
8番です。大渕です。私は象徴空間というこれだけの大事業をやりながら、財政健全化プランの投資的経費の中で起債発行制限額7億5,000万円を守れたとしたら、私は財政当局を含め非常に高い評価をすべきだと思っています。財政規律を守る意味は、そこにあったと私は考えているのです。臨時財政対策債が減っている分、これ間違いなく4億円で見てやっていますから。だけれども、その減った分だけはそこで使える投資的経費がふえますから、そういうことでそこは十分あるのだけれども、私はあと1年なのだけれども、絶対に32年はこの6億円を学ぶべきだと、これは白老町の本当に財政の根幹の部分ですから、ここはやっぱり理事者の32年度のこの部分のプランを守るかどうかというこの部分、守らないとは言えないかもしれないけれども、どう考えているか。
答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)
本当に厳しい状況の中で、町民の皆様方にもさまざまなご負担をいただきながら何とかプランの進捗状況は少しずつ改善を図ってこられております。そういう中で7億5,000万円のその規律というところあたりは、やはり今年度3年たってプランの見直しの時期ではあります。そういう中でも十分考えなくてはならない部分はありますけれども、プランが続行している32年までの間については、そこのところはやはり取り決めの中での押さえ方は十分しっかりと捉えた形では進めてまいりたいと考えてはおりますけれども、なかなかそこだけでその事業的な部分でのおさまりがつくかどうかというのは現実的なその町の状況を考えていかなければ難しい部分が例えば出てくるかもしれないし、そのときは議会にもきちんとお話ししますけれども、基本的にはプランの規律というのはしっかりと押さえていきたいと考えております。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。私はそれは不測の事態が起こる、例えば災害が起こったとかありますから何でもかんでもとは言いません。ただ、象徴空間やるということはわかっている中でのプランですから、私はそういう本当に町民が認めるような中身のもの以外のものでいえば、私はこのプランを守れないとしたらまた戻るのです。ですから、言うのです。例えば財政規模の観点からいったら、投資的経費に対する一般財源と町債発行額は2億円と3億5,000万円として、これは29年3月に改訂版で書いています、きちんと。起債は臨時財政対策債4億円と事業費3億5,000万円です。だけれども、臨時財政対策債はどんどん、どんどん減って今もう2億5,000万円ですから、1億5,000万円は投資的経費に回っているのです。現実的には、7億5,000万円といっても。だから、それだけそこで使えている金額は多いのです。蛇足ですけれども、そう見たときにプランの7億5,000万円は、29年度に7億5,000万円という枠にしたと思うのです。その前の26年からできているプランの起債の平均額は幾らかというと7億2,000万円なのです、平均すると。プランの予定の起債発行額。これだと32年は4億円ぐらいしか発行できないのです。だから、私は本来原則でいえばこの4億円ぐらい、要するに7億2,000万円、このプランで皆様方が、町がきちんと納得して出したプランの数字ですから、我々出したものではないです。本来からいったら、その7億2,000万円は守らなくてはいけないのです。そうすると4億円なのです。これは、やっぱり臨時財政対策債が32年2億円になったとしても2億円しかないわけですから、そういう点でいえば厳しいかもしれない。だけれども、私はやっぱり7億5,000万円にかじを切ったとしたら、ここは不測の事態がない限り、要するに想定外のことがない限りは守るべきと強く主張したいのですけれども、そこの理事者の答弁をもう一度お願いします。
答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)
先ほどと同じご答弁になるかと思いますけれども、プランで取り決めているその規律という部分については、しっかりそれは肝に銘じて守っていかなくてはならないことだとは押さえております。ただしという部分は、今想定外という部分はあるかということも想定しながら、それにプラスその想定外以外の部分が町民生活の中でやっぱり必要という部分は議会のほうにもお諮りをしながら十分、先ほど言った経常的な部分での入ってくるその収入との見合いの中でご相談をさせていただきたいと思います。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。これは、多分並行的な議論になると思いますのですが、平成29年度末の一般会計における起債と基金の残高推移、これ各会計決算の概要の一番最後のページに出ているグラフなのですけれども、起債のピークは8年前の平成22年172億円だったのです。それが平成29年は60億円減です。60億円減の112億円です。基金は最低は平成20年の3億7,000万円ですけれども、わずか6年前の平成24年基金総額3億7,400万円しかなかったのです。それが平成29年度は、14億6,000万円増の18億3,400万円になっているのです。これだけ見て安心なんかできません。先ほどの議論がありますから。しかし、この状況をどう分析して、このまま行くというのではなくて、今後プランを継続するとしたら、これをどう生かすか。町民要求はこれからもうこれ以上我慢できない部分、今の答弁もそうだと思うのですけれども、そういうものがありますからそこは認めざるを得ないのです。これもこれ以上はもう無理ですから、やっぱり町民の皆さんが町が金ないからできないのだろうなと、もう町民に言わすべき時期ではないです。ですから、そういうことは考慮するのだけれども、この今回の6年間、また10年間の経緯を見たときにこの財政を町民と議会と特に町行政が一体となってここまで町の財政を少なくても正常化に近い状況にまで来たということに対する評価と今後のプランをつくるときにこれをどう生かすかというあたりの考え方をお聞きしたいのです。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
平成19年度の財政危機から10年余り経過して現在基金は増加し、起債残高につきましても大分減少しているという状況が今大渕議員のご質問の中にもございました。ちなみに、一般会計ではこの今31年度末の見込みというのも予算書に載っていますけれども、102億4,600万円ということで、これは本町における平成5年度末の数値105億円というような数字と近い、そのぐらいまで戻ってきたと。平成時代はそこからずっと右肩上がりに伸びてきましたけれども、そのぐらいまで逆に落ちていると。基金につきましては実はまだまだ、先ほど申しました3億7,400万円という平成20年年末でそこまで落ち込んだ部分が29年度末で18億3,400万円と盛り返してございますが、逆に本町での近年における一番基金残高が多かった年は平成5年の33億円というときがありました。ということから分析しますと、基金につきましては先ほどの基金高比率もございますとおり、やはりまだまだ他の市町村に比較しても低い状況にあるというところで、ここにつきましては基金をやはり着実に積んでいかなくてはならない。今後もやっぱり苦しいながらも積んでいかなくてはならないという状況は変わらないと。起債残高については、これまでどおり順調に推移すればどんどん下がっていきますので、逆に大きな借り入れがあったときにはそれを補填する何らかの対策ですとかというようなところをきちんとあめとむちではないですけれども、そういうような対策をとりながら大きな財政状況の悪化を招くことのないような措置を絶えず講じていくというような必要があると思いますし、そのような状況で財政状況をよりよいものに今後していく必要があるという考えではおります。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。財政健全化プランは今後も続けると。健全化プランという名前かどうかわからないけれども、そういう計画を持つと、今までの答弁はそうだったような気がするのだけれども、それはそういうことでいいのかどうかということが1つ。そうだとしたならば、これから景気がよくなったとしても町税の減少は避けられない状況が多分来ると思います。同時に交付税、ふるさと納税、先ほど言ったように不透明さがあります。そういう中で病院、それから公共施設のスクラップ・アンド・ビルドと老朽化したインフラの整備、こういう中でこの人口減少と少子高齢化が進むと考えられます。これは、直視しなくてはいけない部分だろう。そうすると、まず次のプランの中で基本的に標準財政規模の何%ぐらいが起債の残高として見るべきか、目標とすべきかというか。それから、基金の積み立てを今はふやさなくてはいけないというお話ございましたが、どの程度まで積むべきか。1番目の問題に関係ありますけれども、実質公債費比率は何%、これ例えば次の計画が7年か5年かわからない中ですけれども、そういう計画の中でどこを目指すか。私はもう現段階でそういうことをきちんとやらないといけないと思っているのですけれども、そういうことでの考え方はございますか。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
今後の白老町の財政状況を考察しますと、やはり収入につきましては人口減少とともに町税の減少というものはなかなか避けて通れないかなとは思っておりますが、ここをいかに、もちろん町民税は人口減少とともに落ちていきますけれども、その他の税でどこまでその部分を補填できるか、あるいはそれ以上に伸ばしていくかというのが今後の課題であると思ってございます。そういった中におきまして、やはり今後支出の部分では病院も含め公共施設、インフラの整備等はこれは待ったなしの状況であるという認識がありますので、ここについてはやはりそこにお金をかけながら、先ほど私が申しましたとおり基金も積みながらというような部分で非常に相反するようなことを言っているわけでございますけれども、そこはバランスよく一気に財政状況が豊かになるとかというようなことは今後も私は望めないとは思っておりますけれども、もう今後危なくて白老町どうなるかわからないというような状況は絶対つくらないというような中において先手、先手でその辺を見きわめて対応をしていくというような必要があると思っております。それで、まずは基金残高がその標準財政規模について何%かというようなものについては、将来負担比率もどうするかというところもありますが、ここはなるべく平均に近づけたいなというのは、そこは基金要素も含んでいるからということなのです。もう一つ公債費を現在利息も含めて130億円ですけれども、予算約100億円とした場合には13%というか、ここを何とか10%以内におさめることができないかなという目標を立ててございます。それと、基金につきましても財政調整基金やっぱり10億円、それから町債管理基金、ここも先ほど私申しているとおりやはり公債費が多くなったり、あるいは起債の借り入れが多くなったりした場合の調整面というのはやっぱりここしかないと思っているので、町債管理基金はやはり今ほとんどない状況で、使っていない状況でございます。これもやっぱり10億円ぐらいあるべきだとは思っています。ただ、そこまで本当に今の財政状況で積めるかというのは少し厳しいところはあるかもしれないけれども、こういう目標を持って今後も進めていかなくてはならないと思っております。健全化プランの今後の継続性というところでございますが、平成19年に策定した今のプランの前の新財政改革プログラムというものはもう財政危機を脱するための、いわゆる赤字を解消するための計画でありました。ですから、サービスも全部サービス水準を落として、あるいは負担を強いてというような計画でございましたが、このように赤字は今本町ございません。多いのはやはり起債残高と、それから基金が少ないという状況で、とりあえず一時の危機からは脱している状況であると。今後もまださらによくしなくてはならないという部分では、その削減ありきの計画ではございませんが、将来的な見通しを持った財政計画で1つの目標を立てながらどのようなことを目指していくのかというような方針を示すための計画というのは必要であると考えてございますので、これは今の健全化プランが終了する32年以降の年度、何年になるかまだわかりませんけれども、継続して財政計画は立てていかなくてはならないという認識を持っております。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。もう二点ほどお尋ねしたいのですけれども、となると33年度から名前は別にして新たな財政健全化プランをつくるとなる。同時に次期の第6次総合計画の裏づけ、これで最も大切なものはこの財政健全化プランだと思うのです。第6次の総合計画をやる場合もその裏づけになるもの、ここがきちんとしていないとだめだと思うのです。基本的には、財政規律をきちんと守りながら今言われたようなその金額は決まったものでも何でもないですから、ただそういう目標をきちんと持ちながら、起債の減少と基金の増額をきちんと持ちながら財政規律を守る、これがベースだと思うのです。来年は間違いなく一般会計の起債残高が100億円を切るでしょう。初期の目的であった財政調整基金が標準財政規模の10%ということでこのプランの最初は出発したわけですから、ここはクリアする状況にある。しかし、一方実質公債費比率で見ると先ほどから議論あったように30年度、14.7になったとしてもまだ全道ワースト10番目の中に入っているのですよ。まして将来負担比率を見ても平均まで行っていないとしたら、危機を出しているという状況ではないだろうという判断をいたします。本当に交付税やふるさと納税も不安定要素がある。しかし、そういう中でこの5年間ぐらいは大きなその剰余金を出して、それが白老町の財政を好転させたと。好転というのは、すごくよくなったという意味の好転ではなくて。7年間で実質公債費比率を8%下げることになるのです、これを達成したら。これは、もうすごいことと私は思います。町民も本当に我慢をした。職員の皆さんも本当に我慢をした。そのことが今の状況です。今金額的なもの、目標がございましたが、次期プランではやっぱりこの2つの健全化比率と基金比率をどこで位置づけるか。政策的にここは5年なり7年なりのスパンの中でどこを最終のそのゴールとして、ここでやっぱり財政的には先ほど課長の答弁にあったように平成初期の平常な状況に戻ったと言えるような状況をつくらなくてはいけない。これは人口が減ろうと何が減ろうとやっぱりこれは私も同じ考えです。やらなくてはだめです。そこをここの2つの比率と基金の比率というのは、やっぱり目標の中で今からきちんと議論をしてつくり上げていくと。できれば町民合意も、議会の合意はもちろんですけれども、町民合意もかち取りながら、ここはやっぱり白老町の将来展望としてこうあるべきだというようなものが私は今議論しておく必要があると思うのですけれども、どうですか。
答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)
前段に課長のほうからるる具体的な部分のお話はあったので、私のほうからは今実際的にというか、今後の本町における見通しをどう持ちながらこの財政面での押さえをしていくべきなのかというあたりでご答弁を申し上げたいと思いますけれども、今もお話しあったように第6次の総合計画づくりが具体的に始まるというところは、これはやっぱり今までの第5次の中でやってきたことのしっかりとした反省に立ちながら、その後どうつくっていくのか。町の状況も人口減とか少子高齢化とか、そういうことが一定限ありますけれども、それと同時に象徴空間の部分でどういうふうに、それにかかわる部分での経済的な活性化も含めて押さえながら、ではそこの押さえをしながら今ご指摘があった3つの比率の部分、基金比率の部分も含めてしっかりとそこはしていかなければ、やっぱり状況としてはそんなにもろ手を挙げて喜ぶような状況はきっとないのだろうなとは思っています。ただ、この町の永続的な部分での今後の進路をどうしていかなければならないという中では、もっと今までのプランの状況よりは厳しさを持ったつくり方をしていかなければならないのではないかという考えは持っております。そういうことを押さえながら独自のその総合計画との総合性を捉えて、その後の32年の後のプランづくりに反映させていきたいと思っています。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。1点目の最後の質問をちょっとしたいと思うのです。具体的なことで提案をしながらお尋ねをしたほうが財政問題わかりやすいと思うので、聞きたいのですけれども、私は総合計画もそうですけれども、次期プランの最大の問題はプランでいえば財政健全化と病院の建設だと私は認識しています。政策立案も大いに関係ありますけれども、前回も質問しましたが、第一に病院建設の起債発行は現在の年間7億5,000万円、この枠内で考えることができないか。私は臨時財政対策債が2億5,000万円、多分臨時財政対策債は減っていくのではないかと思うのです。先ほどちょっと聞き忘れましたけれども。そうなると投資的経費はふえるわけです。同じ額でも。もし起債発行額の枠の中で考えるとしたら、私は今の状況でいえば枠を実情に合わせて若干この枠を例えば7億5,000万円を8億円とか8億5,000万円にする。なぜかというと、今1億3,000万円返していますから、12億円から13億円返していますから。ですから、そういうことでいえばそういうことも考える。病院建設も要するに枠外でやらないでただはめるという意味なのです。私はこのことをやらないと、財政はやっぱりわからないところで膨らむのです。ですから、私はそういうことができないか。もう一つは政策的な見地も含めてですけれども、それとともに新築ではない他の方策で建設費を抑制する方法、これを政策的に確立できないか。象徴空間というあの大事業も起債発行額の中で何とかやり遂げつつあるのですよ。今。町民要望の非常に強いこの病院建設のために本当に町民合意もかち取りながら、それは集中と選択、これは病院を建設し、運営するとしたら私は町民負担はこれよりふえますよ、病院に関しては。そういうことも町民にきちんとわかってもらいながら、これを財政健全化と並行的に進めるような政策が今私は必要ではないかということを考えているのですけれども、最後の締めにしてはちょっと締まらない質問ですけれども、そのことを質問して1答目の質問を終わりたいと思います。
答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)
今後の本町における財政的な押さえをどうするべきなのか、ある意味具体的な部分も上げながらお話をいただきました。確かに今議員のほうからあったように、1つ大きなことはやはり今後も財政の健全化は図っていかなくてはならないし、財政規律もしっかり形つくった中で執行していかなくてはならない、編成していかなくてはならない、そういうところはあります。それともう一つ具体的な部分で出てきました病院のその改築に関する件でございます。このことにつきましては、ここである意味どうするかというところまではなかなかまだしっかりと正直なところ押さえていない部分があるので、言えないところですけれども、確かに起債の取り方の中で今ご提案いただきましたその枠の問題も含めて、それは十分考えていける一つの方法かとは受けとめました。ただ、この改築を含めての方法につきましては、改築というか新築の部分のみならず、他の方法が本当にその財政的なことも踏まえたときにどういう方法があるのか、そこのところも含めて十分検討を図っていかなければならないと考えております。いずれにせよこれからの状況は、先ほども申し上げましたようになかなかその入ってくるもの自体でシビアに考えていけばいくほど厳しい財政状況というのはあるかと思っています。ただ、そこに町民生活、町民の皆さんが望む、そういうその部分をいかに入れて、政策的に入れながら町としてのまちづくりを進めていくかというところはしっかり受けとめて今後考えてまいりたいと思っております。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。2点目の質問に入りたいと思います。