みんなの議会

白老町議会 平成30年定例会12月会議 2018年12月13日

町営住宅の現状と今後のあり方

2018年12月13日、白老町議会の一般質問で、森哲也議員が「町営住宅の現状と今後のあり方」について質問し、町長 戸田安彦、建設課長 小関雄司が答弁しました。

質問者
森哲也 議員
答弁者
町長 戸田安彦、建設課長 小関雄司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 森哲也

次の町営住宅の現状と今後のあり方についてに入ります。町営住宅の現状と今後のあり方について。(1)、町営住宅の住環境、周辺環境における課題点をどのように捉えているかをお伺いします。(2)、政策空き家がある団地における空き家率はどのようになっているかをお伺いします。(3)、白老町公営住宅等長寿命化計画について。計画が見直しされたが、前計画の総括をどのようにされているかをお伺いします。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

町営住宅の現状と今後のあり方についてのご質問であります。1項目めの町営住宅の住環境、周辺環境における課題点についてであります。町営住宅の課題につきましては、13団地155棟の管理戸数のうち49%が耐用年限を経過している状況にあります。このため、外壁、給水設備、屋根など計画的に改修工事を行うとともに、建てかえも含め町営住宅の長寿命化を図っていかなければならないものと考えております。また、町営住宅に占める高齢者世帯の割合は48%となり、各町内会にお願いしている団地周辺の草刈り作業も円滑に実施できない町内会も出てきているなど今後の周辺環境の整備のあり方、手法について検討する考えであります。2項目めの政策空き家がある団地の空き家率についてであります。政策空き家につきましては、西団地、緑ケ丘団地、旭ケ丘団地の3団地について老朽化が著しいことから、新たな入居を停止して、政策空き家としております。直近の空き戸数は3団地合わせて103戸、空き家率は43%となっております。3項目めの公営住宅等長寿命化計画についての前計画の総括をどのようにされているかについてであります。前計画では、公営住宅等のストックの状態の把握や耐久性の向上を図るための改修工事、予防保全的な維持管理によるライフサイクルコストの縮減を図ることなどを基本方針として取り組んでまいりましたが、財源の確保が厳しい環境にあるなど計画どおりに進めることができなかったと捉えております。

質問 7番 森哲也

7番、森です。それでは、町営住宅についての質問に入ってまいります。まず初めに、私は町営住宅については何度か一般質問をしてまいりましたが、今年度から公営住宅等長寿命化計画、住生活基本計画が新しく見直しされ、スタートしましたので、町営住宅の今後のあり方について少し具体的に質問していこうと思います。そして、まず初めに町の考える課題点については答弁を聞き、理解をいたしました。私は、この町営住宅の抱える課題点というのは本当以前から何度か質問させてもらっておりましたが、ハード面の改善も重要であると捉えております。そして、具体的には、2年前にも一度一般質問して訴えたことがあるのですが、町営住宅の共有スペース部分における手すりなどの設置、これは私は本当に必要だと考えております。そして、いまだに団地にお住まいの方などからもこういう声も聞かれております。そして、今回新しく計画が出ましたので、現在町としては町営住宅における共有スペースにおける手すりの設置などについて考えがあればお伺いします。

答弁 建設課長 小関雄司(建設課長は2019年3月まで)

手すりの部分でございます。現状としては、全ての問題のあるような共有部分に設置、一律つけるというのはなかなか予算上も難しいものですから、今後住宅そのものの管理というか、町内会の会長とどういうところを優先的につければ、必要なのかということを調整しながら、今後計画的な中で順次つけていくような、そういうことで考えております。

質問 7番 森哲也

7番、森です。今後町内会とも話し合って順次つけていくということは理解できましたので、高齢化に向けて必要なことだと思いますので、本当にきめ細かく声を聞いていただければなと思います。ほかにも周辺環境においてですが、現在空き家率が43%ということでありますが、このように空き家率がどんどんふえていくことによって人の目が届かなくなった場所に本当に不法投棄などされている現状があります。そして、生活されている方からも防犯を気にされている声もよく聞こえるのですが、まず初めに確認をしたいのが用途廃止になった団地というのは町内にもございますが、こういった場所の管理体制はどのようになっているかをお伺いします。

答弁 建設課長 小関雄司(建設課長は2019年3月まで)

用途廃止した部分は、先般取り壊しした萩野団地が用途廃止して取り壊したという部分でございます。それ以外の用途廃止は、今のところはまなす団地は入居していないのですけれども、全戸あいているのですけれども、まだ用途廃止はしておりません。今後取り壊すときに用途廃止して取り壊すと、そういうようなことで考えておりますので、現在では用途廃止している団地というのは町ではございません。

質問 7番 森哲也

7番、森です。済みません。私のちょっと質問の仕方が悪かったのですが、はまなす団地においては用途廃止でなくて、全員住んでいないという状態ということでありますが、私がこういう誰も住んでいなくなった場所を本当に確認しにいくと、現在団地の敷地内と思われる場所に大変大量の木片が積み上げられている状況が見受けられます。そして、この場所は本当に越波の影響など受けやすく、団地の近くにまで岩が打ち上げられたことなどもありますが、そのような場所に本当に大量の木片が置かれている状況に危険性は感じておるのですが、まず町としてはこの場所の現状を認識しているのかどうかを確認でお伺いします。

答弁 建設課長 小関雄司(建設課長は2019年3月まで)

はまなす団地の海側のところの部分だと思うのですけれども、そちらの団地のすぐ横に、浜側のほうなのですけれども、木片がある程度山積みになっているといった部分は我々としても確認しております。確認して、原因者をある程度今探しているのですが、結局原因者がなかなかわからないというような部分でございますので、今後その部分は本来は原因者が片づけていただくような形になるかと思うのですけれども、そのあたりがわからないということになると、基本的にはうちのほうで産廃というような扱いで片づけるような形にはなるかと思いますけれども、具体的に、もう冬場になりますので、今すぐ産廃、片づけというか、できないので、基本的には来年、春先にうちがどう処理するのが適当かということはちょっと検討して、今後の対策を練っていきたいと考えております。

質問 7番 森哲也

7番、森です。春先に片づけるということでありますが、今の答弁からまずあの場所は公営住宅の敷地内だということでありますが、あそこの場所で道路に流れてくる危険性もあるので、早急な対応とも思うのですが、私はこの質問で何が言いたかったといいますと、人の目が行き届かなくなってしまうとこういうことがやっぱり起こってしまうので、現在白老町においても使われなくなった公共施設などもありますので、本当にこういう管理体制は今後しっかりしていかなければならないと思っております。それなので、本当にまず町営住宅のところもしっかり現状把握などをしていただければなと思います。それで、今後もこの政策空き家になっているところの空き家率が43%という現状ですので、本当にこういったところも今後何かこういうものがどんどん置かれていく可能性も高いので、お伺いしたいのですが、現在政策空き家になっている場所で1棟全てが空き家になっている棟数というのは把握していたらお伺いいたします。

答弁 建設課長 小関雄司(建設課長は2019年3月まで)

全ての棟が政策空き家となっている部分でございます。まず、西団地は全て1棟そのものが政策空き家、1棟です。1棟だけあります。緑ケ丘団地が5棟ございます。旭ケ丘団地が今のところはゼロでございます。合計で6棟ほど、政策空き家全ての1棟丸々あいているというのがこの6棟でございます。

質問 7番 森哲也

7番、森です。空き家になっている棟数は理解をしました。それで、ここの場所で今後、もう今政策空き家にしているので、どんどん空き棟数はふえていくということは考えられるのですが、防犯体制なども今後危惧していかなければならないなと思っておりまして、そしてまたそれだけでなくて、本当に空き家に囲まれると見守り対策においてもちょっと死角になるのかなと思っておるので、お伺いしたいのですが、だんだんふえてきている現状ですと1棟と、解体することは個別にできないものなのか、そういうことが防犯対策にもなると思ったのですが、町の見解をお伺いします。

答弁 建設課長 小関雄司(建設課長は2019年3月まで)

我々としてもそのあたり自由に片づけて集約したいのですけれども、現状としては非常に飛び飛びで全体的にわたって住んでいるような状況なので、それを1戸の棟だけ取り壊すというのは効率的にもちょっと悪いというふうな部分で……〔「1戸だけなら壊せないと言えばいいんだっての」と呼ぶ者あり〕

答弁 建設課長 小関雄司(建設課長は2019年3月まで)

現状としてはそういうところ、固まったところでありませんので、すぐ壊すということはちょっとできないかなということで考えております。

質問 7番 森哲也

7番、森です。どんどん高齢化なども進んでいくと死角もどんどんふえていくと思いますので、現状で難しいということもあるのですが、どんどん進めていかないと、最後1つだけ残る可能性等もあると思うのですが、私はすぐ壊せないのなら、本当に土地の利活用というのはやっていくべきだと思っております。そして、具体的にお話をしますと、本当に一例になるのですが、緑ヶ丘団地の西側のところに駐車場用地というのがあります。そして、この場所をちょっと私が先月に確認したときは、実際駐車場としては使われておらず、あいている土地になっておりました。そして、やっぱりそこも人がいないところなので、不法投棄もされている現状も見受けられました。なのですが、そして近隣に住まいの方とかにもちょっと話を聞いて回ったら、以前は何か畑としても使われていたときはあったという話は聞こえてきました。ですので、本当にそういった今は使われていない駐車場用地なのですけれども、そこでまた畑として使えるようにしたりすることで防犯対策としてだけではなくて、共有のスペースができますので、景観対策としても本当に活用していけるのかなとは思うのですが、町の考えをお伺いします。

答弁 建設課長 小関雄司(建設課長は2019年3月まで)

緑ケ丘団地の駐車スペースの部分なのですけれども、ここについて我々として24区画を設けて、駐車場としてとめるようにお願いしております。そこについては、いわゆる車庫証明がどうしても、公住に住んでいる方の車を所有する方のための車庫証明をとらなければいけないという部分がありましたので、そういった部分でそこを駐車場として車庫証明を取得しそこで車を所有すると、そういうようなことで今回この区画を設けているようなことになっております。以前は畑として使用してたということなので、今の駐車場そのもののところをまた畑にということはちょっとなかなか難しいかなと思いますので、そういった部分では今政策空き家であいているところの団地の裏庭等も畑として活用できないか検討して、今後入居者個々のそういう畑としての利用を望んでいるのかどうか、そのあたりのお考えを聞きながら、そのあたりの土地の利活用もちょっと考えていきたいなと考えております。

質問 7番 森哲也

7番、森です。住まわれている方の意見を聞きながら利活用を考えていきたいということなので、本当にきめ細かく聞いていただければなと思います。次に、最後の計画についてに入ります。そして、こちらが町が管理している町営住宅というのは1,007戸のうち491戸が耐用年数を超過している現状であります。それで、計画を、本当に前計画は31年度に終える計画だったと思いますが、今回計画を30年度で見直し、新たな計画が始まりました。そして、その計画が2027年までと長期であります。そして、この間も人口減少というのは予測されております。そして、計画の中身を見ますと、今後の町営住宅の目標管理戸数というのは911戸になっております。現在の戸数から約100減少するということでありますが、まずその内訳はどのように考えているのかをお伺いします。

答弁 建設課長 小関雄司(建設課長は2019年3月まで)

基本としましては、今1,007戸あるうちの911戸まで落としたいという部分は基本的には先ほど1答目で申し上げました3つの団地が既に耐用年数が過ぎているということがありまして、そちらの団地から今後建てかえも含めた中で移動していただいて、順次減らしていくといった部分を考えております。

質問 7番 森哲也

7番、森です。今度3団地についての建てかえを進めていく考えだということでありますが、私がことしの3月に代表質問させていただいたときに、そのときに町営住宅の今後の考え方として管理戸数を伺ったときは764戸まで減らしていくとのその時点の考えという答弁がありました。そして、やはり白老町の現状としても人口減少などしておりますのと、同規模自治体などで比較すると今の1,007という管理戸数は多いのかなと思っておりましたので、本当に764戸まで町も管理戸数を減らしていくという考えに至ったのかなとは思ったのですが、今回計画が出てみたら911戸になっていたので、当初3月の時点では764戸だったのが計画ができた時点で911戸になった経緯をお伺いします。

答弁 建設課長 小関雄司(建設課長は2019年3月まで)

3月会議で管理戸数を1,007戸から764戸までと、約24%減らすということで答弁しているということだと思います。基本的に今の計画の中でも公営住宅の居住の世帯は727世帯ぐらいになるだろうということを想定しておりまして、この推計をもとに当初760戸、約24%ぐらい減らしても大丈夫だろうといった部分の考えで答弁したものでございますけれども、今回計画の中では社会的影響を考慮してということで911戸としたのですけれども、それについては基本単身者世帯の増加ですとか、特に高齢者の単身の方々の急増があるといった部分で、基本的に単身で入居したいという方のそういう要望だとかがある程度やっぱり多いといった部分も考慮して、今回は急激に700戸まで減らすということにはちょっとできないということで、ある程度911戸という数字の中で吸収していきたいと。ただ、10年の中では先ほどの答えの764戸ぐらいまで団地を減らしても十分要望には応えていけるかなといった部分では考えているのですけれども、基本的にそこまで減らすにしてもちょっと用途廃止もすぐできる状況でないし、取り壊すにしてもすぐできるような状況でないので、そういう建物の状況を考慮して、今回は911戸といったことを目標とさせていただいたということでございます。

質問 7番 森哲也

7番、森です。今後の単身者等の増加などを見込んで911戸になったという経緯は理解はできたのですが、今後本当に、この計画を見ると、先ほどの答弁にもありましたが、3団地を老朽化していることで住みかえを進めていくということでありましたが、その計画の中には新しい末広団地の計画というのもありました。ですので、ちょっと確認したかったのが911戸の中にその末広団地を想定した戸数というのは含まれているものなのかどうかがちょっと1点、計画を見た中で確認したかったのですが。

答弁 建設課長 小関雄司(建設課長は2019年3月まで)

末広団地の新しい団地の部分の戸数が入っているかどうかということですか。〔「そうです」と呼ぶ者あり〕

答弁 建設課長 小関雄司(建設課長は2019年3月まで)

それもある程度今現状と相対しながら911戸にしていくということでございまして、今現状の3団地を徐々に減らしていくのと同時に建てかえも含めていくような形になりますので、相対の関係の中で911戸という数字で持っているということでございます。

質問 7番 森哲也

住みかえを進めながらの数値ということでありますが、そしたらその後計画というのは10年、2027年までありますけれども、この3団地の住みかえというのは10年、2027年までに終わらせるという現時点の考えでいいのか、その計画における考え方をちょっと具体的にお伺いしたかったのですが。

答弁 建設課長 小関雄司(建設課長は2019年3月まで)

新しい団地の建てかえという部分は、同じ年度の中で全て建てかえるということにはできないので、今のところ2年ごと、それぞれ1棟ずつ建てていくというようなことを考えていまして、最終的に10年ぐらいの中で末広の団地のほうを建設していきたいというような、そういう考えでおります。

質問 7番 森哲也

10年かけて住みかえを進めていくという町の考えはわかったのですが、ということは集合住宅等でなく、今の1軒1軒、平家の4軒、何軒かわからないのですけれども、平家で想定しているということだとは思うのですが、今後やっぱり住みかえを進めていく上で、本当に現在どの団地に住まわれている、新しい住宅に移ったり、美園とかいろんな団地に移るにもちょっと家賃格差というのは出てくると思うのです。そこで、やっぱり話を伺う限り、本当に今の家賃しか払えないので、ここで暮らしているという話なども聞こえてきています。そして、住みかえを進めていくにはそういったところの家賃格差などの対策もしていかないと進んでいかないのかなと私は思っておりまして、町としては本当に今後のそういう家賃の格差が出てくると思うのですが、そういったものなど、補助などできないものなのか。そうしていかないと私はずっと建てかえは進まないと思っておりまして、今回の住みかえは進まないと思っていまして、質問させていただいたのですが、町としての今後住みかえを進めていく上での考えをお伺いしまして、私の最後の質問とさせていただきます。

答弁 建設課長 小関雄司(建設課長は2019年3月まで)

確かに新しい団地を建てると当然家賃のほうは上がるかと思います。各3団地の方々にアンケートをとった中でも家賃が上がるとなかなか新しいところに行けないというような状況もありますので、そういった部分は減免処置というのも当然考えなければいけないだろうということは事務方としては今考えておりますので、その家賃がどのぐらいになるか、減免がどのぐらいできるかということもあるのですけれども、それは今後の中で詰めていく部分、それとどうしても団地に全て今の3団地の方が入れるという状況でもありませんので、それ入れない方、もしくは家賃が上がるとどうしても無理だといった部分の方がおられましたら、今の美園団地だとか、そういった部分の団地のほうに誘導して、そちらのほうでもある程度減免処置が対応できないかどうか、そのあたりもちょっと今後検討していく部分があるのかなとは考えております。

出典:白老町議会 平成30年定例会12月会議 2018年12月13日 議事録 PDF(63ページ) 間違いを知らせる