みんなの議会

白老町議会 平成30年定例会3月会議 2018年3月8日

財政策の将来見通しについて

2018年3月8日、白老町議会の一般質問で、大渕紀夫議員が「財政策の将来見通しについて」質問し、町長 戸田安彦、財政課長 大黒克已、経済振興課港湾室長 藤澤文一、副町長 岩城達己、象徴空間整備統括監 笠巻周一郎、経済振興課長 森玉樹、象徴空間周辺整備推進課長 舛田紀和、企画課長 高尾利弘、病院改築準備担当参事 伊藤信幸、副町長 古俣博之、病院事務長 野宮淳史が答弁しました。

質問者
大渕紀夫 議員
答弁者
町長 戸田安彦、財政課長 大黒克已、経済振興課港湾室長 藤澤文一、副町長 岩城達己、象徴空間整備統括監 笠巻周一郎、経済振興課長 森玉樹、象徴空間周辺整備推進課長 舛田紀和、企画課長 高尾利弘、病院改築準備担当参事 伊藤信幸、副町長 古俣博之、病院事務長 野宮淳史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 大渕紀夫

8番、日本共産党、大渕紀夫です。私は、町長に1点、財政について質問をいたします。(1)、平成29年度の決算見込みについて。(2)、平成30年度予算の方向について。①、特に財政健全化プランとの整合性はどうなっているか伺います。(3)、財政策の将来見通しについて伺います。①、港湾建設を含めた政策転換について。ア、今までの港湾建設の総括はどのようにしているか。イ、費用対効果の認識と町民負担の捉え方はどうか。ウ、努力だけでなく、実績からの現実的な見通しはどうか。②、象徴空間事業に係る財政負担の方向について。ア、事業効果の分析を具体的にどのようにしているか。イ、他の政策との整合性のとり方は。ウ、各施設の起債の負担、ランニングコスト、ライフサイクルコスト等の見通しは。③、町立病院の将来的財政負担の考え方について。ア、病院建設と新病院の方向性で将来的財政負担の変化はあるか。イ、将来シミュレーションで示している建物に対する負担、患者数及び町民1人当たりの負担についてその根拠と財政規律の位置づけ。最後に、(4)、町長の財政に対する政治姿勢とその裏づけとなる政策立案の考え方についてお尋ねをいたします。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

町財政についての質問であります。1項目めの平成29年度決算見込みについてであります。29年度の決算見込みについては、現在まで町税において約6,000万円、特別交付税において約8,000万円、さらにふるさと納税の一般財源分として約1億円前後の留保額を見込める状況となっております。また、地方消費税交付金についても約2,000万円の増収が見込まれることから、これらを勘案し、本年度の決算収支についてはおおむね2億5,000万円から3億円程度の黒字額が見込めるものと考えております。2項目めの平成30年度予算の方向についての財政健全化プランとの整合性についてでありますが、30年度予算の方向については、町民生活の向上に重点を置いた予算配分の継続とともに、民族共生象徴空間の開設を控える中で象徴空間周辺整備事業のためのハード事業や受け入れ環境整備等のソフト事業を多彩に盛り込み、選択と集中により展開していく積極型の予算編成となっております。財政健全化プランとの整合性については、あくまでプランの決算見込み額と30年度予算額の対比でありますが、歳入では町税は約800万円の増、地方交付税は5,600万円の減、国、道支出金は約2億1,700万円の増、町債は約1億2,000万円の減となっております。一方、歳出では人件費は約3,900万円の増、扶助費は約300万円の増、公債費は約6,500万円の減、繰出金は約5,100万円の減、投資的経費は約2億1,800万円の増となっており、歳入歳出合計はそれぞれ約5億円上回っている状況になっております。3項目めの財政政策の将来見通しについてであります。1点目の港湾建設を含めた政策転換の今までの港湾建設の総括についてでありますが、白老港の建設は地元漁業者の長年の念願がかない、昭和57年から着工したものであり、平成2年の漁港区一部供用開始以来本町の水産業を支える拠点となっております。また、7年に供用開始となった商港区においても関東圏及び東北震災復興向けの骨材移出を中心に紙製品の原材料や食用油の移入、クルーズ客船の寄港など幅広い分野において経済振興に寄与しており、道央圏の物流拠点として定着しております。さらには、防災上の観点からも国や北海道の災害復旧工事や人工リーフ、離岸堤工事にも活用されているほか、元気まちしらおい港まつりや朝市などのイベント会場としても定着し、親水空間として町民からも親しまれております。今後も港湾内の静穏度向上に向け島防波堤、西防波堤の33年度完成を目指し、国に対して要望してまいります。次に、費用対効果と町民負担の捉え方についてでありますが、28年度の北海道開発局事業審議委員会の事業評価によりますと、陸上輸送コストの削減や白老港を核とした地域経済の活性化など一定の費用対効果があると評価されているところであります。また、町民負担を推しはかる目安として、29年度町民意識調査結果で申し上げますと、港湾施設整備や利用促進に対する回答では現在の満足度が48.8%、今後の重要度は68.6%となっておりますので、さらなる満足度等の向上に向け、今後においても投資額に見合った経済効果が実感できるよう利用促進に向けて努力してまいります。次に、実績からの現実的な見通しについてでありますが、取り扱い貨物量で申し上げますと、道内地方港湾では28年まで10年連続第1位となっているほか、道内全港湾35港と比較しても第8位となっております。しかし、近年においては年間100万トンを超えているものの、港湾の施設規模や投資効果を勘案するとさらなる利用が求められることから、現在新たな取り扱い貨物の開拓に向けて複数の企業と交渉を進めているほか、苫小牧港との連携による港湾利用の検討、さらには民族共生象徴空間の開設に向けてクルーズ客船の誘致活動を進めているところであります。2点目の象徴空間事業にかかる財政負担の方向についての事業効果の分析についてでありますが、民族共生象徴空間はアイヌ民族の尊厳等の復興を目的とした国家プロジェクトであるとともに、本町の地方創生に向けた絶好の機会と捉えております。象徴空間整備にあわせて本町の魅力をさらに高めることにより町民の皆さんが本町の持つ独自性や優位性を再認識し、町民誰もがふるさと白老に誇りを持つことにつながるものと考えております。次に、他の政策との整合性のとり方についてでありますが、2年後に迫る象徴空間の開設に伴う受け入れ環境の整備を最優先課題と位置づけ、限られた財源の中で選択と集中により事業を推進していく考えにあります。次に、各施設の起債の負担、ランニングコスト等の見通しについてでありますが、象徴空間整備にかかわる各施設のランニングコスト等は現在試算中であり、お示しすることはできませんが、将来的な財政負担を軽減するよう事業精査やさらなる財源確保に取り組んでまいる考えにあります。3点目の町立病院の将来的財政負担の考え方についてでありますが、昨年11月までにお示しした町立病院の方向性に向けての収支見通しにおいては、28年5月に策定した町立病院改築基本構想に基づき43床程度の保有を基本とする病院を整備した場合における50年度までの収益的収支に係る一般会計繰出金は2億9,000万円程度で推移するものと推計したところであります。また、改築に係る施設整備事業費は24億円程度と仮定した上で、起債償還に対する一般会計繰出金は9,900万円程度をピークに7,000万円程度で推移するものと推計し、全体では40年度の4億円程度をピークに以後3億6,000万円程度で推移するものと推計したところであります。一方で、入院機能を伴わず、外来機能に特化した無床診療所として想定した場合、収益的収支に相当する計上繰出金は1億円程度で推移し、改築に係る施設整備事業費は15億円程度と仮定した上で、起債償還に対する事業繰出金では7,000万円程度をピークに5,000万円程度で推移し、全体では40年度の1億7,000万円程度をピークに以後1億5,000万円程度で推移するものと推計したところであります。なお、収支見通しにおいて基礎数値となる患者見込み数につきましては、町立病院の患者層が高齢者を占める実態を踏まえ、将来の高齢人工の減少は鈍化傾向であることや社会情勢として外来診療の需給が今後も高まることなど考慮し、一定数値を想定したものでありますが、患者見込み数に対する収益と医業費用に応じ、町の将来的財政負担及び町民1人当たり負担額は変動するものであります。現段階におきましては、先般議会の調査特別委員会から出されましたご意見を真摯に受けとめ、その内容を十分精査し、改築基本方針において提供体制等の具体化を図ることにより収支計画をお示しすべきと考えるものであります。4項目めの財政に対する政治姿勢と政策立案の考え方についてであります。私が町長に就任以来町の財政は非常に厳しい状況が続き、各年度の予算編成も困難とするものでありましたが、町民、議会の皆様のご理解のもと町民サービスの低下を最小限に抑えつつ、強固な財政基盤の確立を念頭に財政健全化に全力で取り組んでまいりました。この結果、23年度末に162億円であった一般会計の地方債残高は28年度末には118億円まで減少し、また最大21.6%まで上昇した実質公債費比率は28年度末には健全化指標を下回る17.1%までの引き下げを実現しました。さらに、政策立案過程においては、経営会議、経営調整会議を設け、庁内の意思決定過程をルール化するとともに、町民との協働によるまちづくりを基本として将来負担への配慮と今必要な投資の均衡を図りながら選択と集中による政策形成に取り組んできたところであります。

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。先日の補正予算の議論の中で基金への実質積立額が3億1,000万円、起債発行額は7億8,200万円との答弁があったのですけれども、これでいいですかということの確認と、見込みでは2億5,000万円から3億円ぐらい。これ今の話では不用額入っていませんから、不用額を入れるとかなり、3億円超すのではないかなと予想ができるのですけれども、起債を含めて今年度の予算はいいかどうか。それから、国保への繰り出しの問題、それから除雪は今回の補正予算で計上していますから、これでオーケーかもしれませんけれども、そのほか歳出要因があるかどうか。ここは、厳密にお聞きします。

答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)

29年度の決算見込みの中で、まず最初に確認ということで、積み立てにつきましては約3億1,000万円、それから起債の借り入れ見込みとしましては7億8,700万円ということで押さえてございます。それと、決算剰余金でございますが、ただいま町長のほうからご答弁申し上げましたとおり、約2億5,000万円から3億円ということでございますが、この中で歳出のほうの不用額は入れてございませんので、それを加味すると3億円はかたい、それ以上になるものと予想しているところでございます。それから、今後の補正見込みという中におきまして、まず国保会計の赤字の繰り出しということにつきましては、先般議会運営委員会の中でもちょっとお話しさせていただきましたが、予定しているということでお話ししておりましたが、その後の状況を加味して、町民課のほうである程度精査した中におきましては、一般会計からの追加の繰り出し予定はないという、いわゆる黒字で29年度は決算できるという今段階での見通しであるということでございます。それから、除雪経費につきましては、今回の8号補正におきまして約1,600万円増額補正してございますけれども、3月1日、2日の大雪によりましてかなりその経費はかかっておりまして、実際現在不足というようなところでありますので、さらなる追加の補正が必要ということで、おおむね今後約2,000万円を予定しているところでございます。その他歳出要因というところでは、30年度の当初予算で今回計上しておりました白老中学校の管理棟の大規模改修事業でございますが、国の交付金が前倒しで補正予算でついたということで、これを29年度に前倒しして、今回追加で補正をさせていただきたいというふうに考えてございます。しかし、この財源内訳につきましては、国の交付金と、それから起債で、一般財源は100万円程度でございますので、大きな影響はないものというふうに考えてございます。

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。財政健全化プランと財政規律の視点で考えますと、もし今回取り下げられたのだけれども、観光研修センターの補正で上げた場合、7億8,722万円の起債プラス1億8,500万円ということになるわけですよね。9億7,000万円ぐらい、約10億円に近い起債になるわけですけれども、積立金と剰余金が一定額出るのは明らかなのだけれども、財政ルールを守り、プランに沿った形で財政運営を進めるとしたら、このプランと、それから財政の剰余金含めた使い方、ここの規律の部分はどういうふうに今後考えていくつもりですか。

答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)

財政健全化プランの中におきましては、まず身の丈に合った財政運営ということで、歳入に見合った歳出に心がけるというのが大前提になってございます。そういった中におきまして、事業費の一般財源ベースについては2億円以内、起債につきましては臨時財政対策債も含めて7億5,000万円以内ということにしてございます。しかし、年度内においてそれを超えるような場合があったとするならば、起債の部分について超えるような部分があったとするならばそれについてはでこぼこが生じますので、それはいわゆるならした形の中で何とかやっぱり7億5,000万円以内におさめるような目標を持って、毎年度の予算編成をしなければならないという考えでございます。

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。30年度予算案を見ても一目瞭然なのだけれども、起債の償還は、町長の答弁では、金利入れると1億円ですよね、約1億円。減少しているのです。起債が減ることによって、それが町にとって大きな財源になっているということは明らかだと思うのです。私ずっとこれ言ってきたのですけれども、起債の残高、総額を減らす、今28年度118億円、今年度残念ながら100億円まだ切っていないですよね。切りつつある状況まで来ました。これ物すごく起債減らした。このことが今の財政の好転した、好転と言えるかどうかな、正常に戻りつつある部分の最大の要因は僕はここにあるのでないかなというふうに見ているのです。それで、そういうことからいうと、健全化プランで財政規律の必要性、ここは僕はどうしても守っていかなければだめな部分だろうと思っています。それからすると、30年度予算での町債管理基金の活用、これはやっぱり私はどう考えても繰上償還に使う、もちろん使えるということは法的にも使えるということ含めてよく理解しています。理解した上なのだけれども、積んだほうがいいと言ったことはあるかもしれません。けれども、それでも僕はやっぱりこれは起債償還に充てるべきだと。きょう出された資料見ても確かに政府資金で、もう高金利のものは政府資金しかないのかもしれません。けれども、まだ2%前後の縁故債があるわけです。ですから、私はやっぱりこれは町債管理基金は繰上償還に使うと、このことは崩してもらいたくないのですけれども、見解をお願いします。

答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)

私どもといたしましてもこの町債管理基金を活用して繰上償還を行い、町債残高を減らす、それで後年度の公債費を減らしていくというのが今後の財政運営にとって必要なことについては十分認識しているところでございます。今回30年度の予算編成に際しましても当初から財源不足が見込まれ、最終的にも約3億円程度の財源不足があり、そこを何とか基金で補ってきてございます。その一つとして今回町債管理基金を1億円繰上償還でない公債費の償還に使わせていただいたということにつきましては、やはり本来であれば繰上償還に活用して、残高を減らすというほうがよかったのも十分認識しているのですけれども、ただどうしてもやはり財源不足補わなければならないという中の緊急避難的に今回1億円を取り崩せざるを得なかったというのが実態でございます。今後におきましてもこの部分については、公債費につきましては今後も毎年減っていく見込みであるということで、そこを早くに落としたいというところの前倒しという意味で今回1億円を取り崩させていただいておりますが、今後においてもこれを公債費に充てるという、継続して充てていくという考えは毛頭持ってございませんので、今回は緊急避難的な対応ということでご理解をいただきたいと思っております。

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。そこはよくわかるのです。わからないわけではないのです。ただ、そうなると逆に言うと今度町債管理基金積まれないとなるのです。みんな財調に積んでしまう、町債管理基金がないから、繰上償還しないよとなってしまうでしょう。30年度の歳出が膨らんだためにこうなるのです。はっきりしているのです。ですから、この後出てくるから、その中で本当は聞こうと思っていたのだけれども、実際には土地を売った金でもし象徴空間をやることができれば、取り崩さないでこれ繰上償還に使えるのです。要するに30年度の歳出が膨らむから、こうなるわけです。だから、何を言いたいかといったら、財政規律を守るという意味、ここのところを抜かしたら、例えば町民に負担がかかっている、職員に負担、給料を戻せない、こういうものに対してもういいのではないかとなってしまいます。本当に財政規律が必要だってどういうことか、そこの知恵を絞らなければ僕は、金かけてやるのならできるのです。ここのところは財政規律という側面から見たら、逃げではなくて、本当にこれからも剰余金が出たらやっぱりきちんと町債管理基金に積んで、町債を減らしていく、借金を減らすと、そういう立場は続けなければならないと僕は思うのだ。そこのところもう一度。

答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)

今回の象徴空間の整備に関しまして、さきの特別委員会におきまして売払収入だけでは賄えないという見解を申し述べてございますが、30年度におきましては実は売払収入内におさまった中でやれておりますので、もしそれ以上に出るとするならば、これは31年度の予算が逆に厳しくなるという状況でございます。確かに財政規律を守るということにつきましては十分我々、特に財政担当としてもその辺はシビアに予算編成も進めてきているところでございます。そういった中におきましては、町が今政策として打ち出している象徴空間整備、これに財源をどれだけかけるべきなのかというところも、お金をかき集めてでもやるのか、それともその以内でやるのかという部分は我々財政担当だけでは、やっぱり町全体で協議して決めているところでございまして、そういった中におきましてはいろいろ私もお話を聞いている中では国であったりJRであったりという、いろいろ協議する中において本町の持ち出しを最低限にすべくいろいろ努力をそれぞれ担当でした上で今の今回の予算の計上になっているというところで、その辺については全く言うがままにお金を、町費を出しているということではなく、やはり今将来的な財源の見通しも含めた中で今回30年度の予算につきましては編成したというところでございます。

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。わかるのです。わからなくて言っているわけではないのだけれども、私が言いたいのはここで財政規律を崩せばもとに戻ってしまう、これは僕は一番危険なことだと思っているのです。ですから、確かに30年はそうです。だけれども、今の計画でいったら間違いなく2億円ぐらいは、象徴空間では2億円ぐらい足りないのだから。土地の売り払いだけ、あの土地の売り払いだって、後で言おうと思っていたのだけれども、社台の分だって、社台の学校の貸し付けの分が入っているのだ。四千何百万円入っているのですから。努力していないなんて僕は全然思っていません。けれども、本当にそこで知恵が絞れないのかということなのです。現時点の試算があればで結構です。なかったらいいですけれども、単年度収支の見通しと、それから実質公債比率と将来負担比率どれぐらいまで下がるかというのは見通しはできますか。数違ったら違ってても全然構いませんけれども、例えばプランとの関係でいうとそれ以下、相当、将来負担比率でいえば100切るとか、そういう見通しは、今の段階で言えることがあったら言ってください。

答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)

まず、単年度収支につきましては、まだちょっと決算見込みの額が正確な数字押さえておりませんので、正確に幾らというような数字はお答えできませんけれども、28年度の決算剰余金が約5億円ございました。29年度につきましては、そこまではいかないというふうに押さえてございますので、単年度収支は下がるものというふうには押さえております。それから、実質公債費比率、それから将来負担比率、これにつきましては今回の30年度予算をもってしても、特にこの数値に大きく影響するものはございませんので、プランどおり見通している数値になるものというふうに予想してございますので、実質公債費比率につきましてはやはり15%台、将来負担比率については恐らく100を切るぐらいの数値になるものと想定しているところではあります。

質問 8番 大渕紀夫

わかりました。では、次行きます。港湾建設について伺いたいと思います。答弁ではちょっとニュアンスが変わったかなというふうに思った部分もあったのですけれども、私たちは一貫して政策転換を求めてまいりました。第3商港区の建設について白老町の財政危機、インフラ整備や産業振興、病院建設、職員の皆さんの給料削除、こういうことに私はここは大きく影響があったと。平成27年度だけでも5億9,233万円町費から出ているのです。26年は6億5,006万円です。町費から港に払っているお金です。25年度6億6,442万円、毎年港湾建設のために町費としてこれだけ払っているのです。もしこれがなければどうなるかということです。ゼロということはあり得ません。漁港区もありますから。第1商港区もありますから。百も承知です。平成18年からの10年間で町費として支払った総額は69億7,089万円です。これ町の資料を足したものです。ですから、一番多かったのは平成18年、財政危機に陥った年、このとき幾ら町費から払っているか。日本で何番目に悪いと言われたときです。7億6,419万円払っているのです、町費から港に。本当にこれだけの財政があれば、あれもできない、これもできないではなくて、あれもできた、これもできたとなるのです。ですから、ここの部分で、確かに費用対効果でいえば、資料もいただきました。安全の問題も含めていろんなことがあるというのわかります。ただ、町民や我々が見るときの費用対効果というのは何かといったら、町民の皆様のインフラ整備等がおくれた、病院がなかなかできない、これここに原因あるのではないかと言うのは当たり前です。そういう財政危機の原因として、町はそういうふうに考えていますか。

答弁 経済振興課港湾室長 藤澤文一

港湾に関してのご質問であります。ただいま大渕議員からお話あったとおり、これまでも港湾建設に対しましては多額の予算を投入してきてございます。平成29年度末の見込みで申し上げましても起債残高が港湾に関しましてもまだ約30億円残っているといったような状況でございます。その中で、今お話あったとおり、では町民理解として本当にこの港湾が必要かどうかといったようなところで申し上げますと、今の港湾自体が、先ほど町民意識調査のちょっと指標を扱わせていただきましたけれども、実感として求められるのは港に多くの船が入って、そこに出入りする事業者が潤って、さらにそこに働く労働者の生活が、生活水準が上がっていくといったようなときに初めて港ができてよかったのだろうなというような感じ方もしておりますので、やはり私どもとしてはそこも目指していきたいというところも考えてございます。それから、今の現状の港湾整備を続けるのか、休止するのかといったところで申し上げますと、繰り返しになるかもしれませんが、今の港湾整備につきましては一応北海道の開発局の事業審議委員会の中では平成33年の完成を目指しておりまして、ではどこの工事がまだ残っているかといいますと、西防波堤の延伸と島防波堤の延伸が残っているというところでございます。それでは、あと幾らかかるのかといったところでございますが、実は3年ごとの再評価といいますか、事業の見直しの中で平成25年の見直しの段階から平成28年の段階、この3年間の中で相対の事業費としては14億円ほど工事費としては圧縮されていると。では、まちの持ち出しは14億円であり、まちの持ち出しは15%になりますので、約2億1,000万円が縮減されるというようなところで考え合わせますと、ちょっと見方としていいかどうかわかりませんが、その部分に対しては他の事業に振り向けられているのかなといったような言い方もできるかなというふうには考えております。よろしくお願いいたします。

答弁 副町長 岩城達己(副町長は2019年3月まで)

今担当室長のほうからご答弁した部分は大枠でございますが、私町の理事者として、今議員が質問している港湾建設の財政悪化の要因ではないかという視点でございますけれども、これまで事業化してきた中ではやっぱりさまざまな事業展開をしてございます。個々に申し上げるとたくさんの事業化になっているとは思うのですけれども、結果として今ご指摘あった部分は確かに町費は投入しています。交付税だとかいろいろありますけれども、町費としての投入額は一定限あったという部分はそこは真摯に受けとめたいと思います。大事なことは、つくってきた港です。いかにこれを利活用できるか、それが私どもに求められている最終責任、そこがしっかり使われていく港にしていかなければならないと、そこを重く考えてございまして、何とかその辺の事業化につなげていきたいという考えでございます。

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。この議論は、ずっと同僚議員も含めてやってきたのです。10年間、それは成果があった部分もあるかもしれません。けれども、ポートセールスだって一体何だったのですか、ポートセールスって。本当にそう思いませんか。確かに去年客船1隻入ったかもしれない。そういうことで財政的な部分含めて満足できる中身なのかということ。もう一つ言えば、そのことをきちんとやっぱり総括しないとだめです。その上に立って物事やらないと、できているから仕方ないのだといってそのままどんどん、どんどん、そのことが同じことのように象徴空間でやられたら大変なことになるということなのです。財政危機というのは、我々がどれだけ苦労してくぐり抜けつつあるかという状況なのです。ですから、ここのところやっぱり僕は本当にポートセールスや第3商港区が必要だったのかという議論にならざるを得なくなるのです。費用対効果というのは、それ安全面だとかいろんなことあるけれども、先ほど担当室長も言ったように、最後に言った部分なのですが、町民見ているのはそういうこと見ているのです。ですから、ここの部分に対して町は一体どう考えているのだと。本当に財政的に、先ほど言った金額というのは町費として出しているのです。だって、町は病院になったら交付税を入れた金額で発言して、港のときだけ交付税抜いて発言するのか。そんなことにならないでしょう。これだけ町費として出していることは事実なのです。だから、そういう財政から見たときの視点って本当にそういうふうに見ているかどうかということなのです。

答弁 副町長 岩城達己(副町長は2019年3月まで)

決してそういう財政的な危機感を持っていないということは申し上げていないつもりです。常々、行政というのは生き物ですから、その年、その年で事業を投入しなければならない部分がございます。港建設についてもこれまで、今お話あったとおり、もう十数年来議論を重ねてきて事業化してきたという部分がございます。私ども一度たりともこれでいいのだということではなくて、その目的に沿って財政投入しなければならないと、そういう考えから、港湾建設というのは進めてきました。その結果として、今振り返るといろいろなご指摘事項があろうと思います。お話あったとおり、この総括もすべきだという部分はございますが、それぞれ専門機関の関係では評価委員会があったりとか、そういうのは一定限の評価をしていますが、常々今議員がおっしゃる町費の重みといいましょうか、そういう部分は我々も十分そこは重き置いて、常に次の仕事につなげるよう、そういう部分が一番責任として求められていることではないかなというふうに捉えております。

質問 8番 大渕紀夫

確かにここ何年間実質的にかかっている町費というのは減っているのです。極端に減っていると言っていいぐらい減っています。これは、前の起債の残高があるから、こうなっているのだけれども。29年までの起債の総額は当年度5億円から7億円ぐらいの間ですよね。臨時財政対策債が半分以上なのです。残った起債のトップは、確かに使わなかったけれども、去年もおととしも港なのです、5,700万円。トップなのです。道路の舗装ではないのです。政治姿勢ってここなのです、僕が言っているのは。いまだにトップなのだ。町民の皆さん、ことしはもちろん違う事業が、象徴空間出たから、そうならないかもしれないけれども、だけれどもことしも同じ5,700万円です、予算は。本当に政策でインフラ整備ができないというのは当たり前です、こんな予算だったら。職員の給料、皆さんの給料カット、町民への超過課税、船の入らない港に対するものだと言われても仕方ないでしょう。いまだにトップなのだ。政治姿勢の問題、政策転換をしてくれというのはそういうことを言っているのです。町長がかわったというのだったらいいのです。だけれども、去年もおととしも起債のトップは港なのだ。町民の生活のためのお金ではないのです。ここら辺本当にどう思っていますか。

答弁 副町長 岩城達己(副町長は2019年3月まで)

確かに今年度においても予算は5,700万円、結果は別として。これまでも起債のトップという部分では当然事業費の査定の中でその分は十分認識しております。その点でのご質問でありますが、これちょっとまたくどい話になりますけれども、町が今年度やるべく、あるいは昨年の予算編成もその年々にやる事業の何を優先して、何を事業化に持って財源を振り分けていくかと、そういう議論を踏まえた中で、今やるべき部分をやっぱり取捨選択した中で、港湾は継続性があって、さらに町としての負担金という納めなければならない部分もあって、この起債、事業額になってございます。この部分が抑えたことによって目標、33年度がまた変化するということのないように、目標としてはやっぱり33年度に何とか一定の成果を上げたいという部分に今集中しているところでございますので、もうあと数年、先が見えてきていますので、何とかこれを一旦目標まで終えたいという考えで予算配分しているという状況でございます。

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。私は、今回の一般質問は当然町長の執行方針にかかわる財政の将来見通しについて伺っているのです。港の問題でもそうなのです。一番大切なのは、町長の政治姿勢なのです。誰のための政治か、どこの立場に立っての町政かが問われているのです。政治家として最も大切なことの一つは、政策の根本をどこに置くかということなのです。将来を見通した政治的な政策、これには一貫性が必要なのです。ですから、港は最後までやると。それは、そういう政治姿勢でしょう。ただ、それは町民が納得する形、本当にポートセールスならポートセールスがちゃんと見える形、そういうものがないと政治家としてはだめなのではないですか。ほかのところいったら一貫性ないのだ。港だけ一貫性あるのだ。そういうことを言っているのです。そこの政治姿勢の問題なのです。どうですか。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

今港湾についてのご質問でお答えさせていただきますと、確かに就任してからずっと特には第3商港区の予算の獲得、予算づけに傾注してきました。ポートセールスのお話もありましたとおり、当初の第3商港区の供用の計画どおりにはいっていないのは事実でございます。ただ、これは何十年もかけて港湾を、港をつくってきた白老町でありますし、そのつくり始めた目的等々も私は賛同しておりますので、それは引き続き今後も続けていきたいというふうに思っております。これ何のためにというのは、やっぱり町民のため、まちのためでありますので、今第3商港区が計画どおりにいっていないから、すぐやめるとか、そういうのではなく、きちんと第3商港区が使われるように今はポートセールス等々も含めて努力している最中でございます。これは、継続的にやはりポートセールスに力を入れて、きちんと第3商港区が使われるようにすることが私の使命だというふうに思っております。

質問 8番 大渕紀夫

ここでの議論をもうちょっとやりたいところなのですけれども、次に移ります。港にもかかわりがあるのですけれども、象徴空間事業の財政負担の問題で、まず政治姿勢についてお尋ねをしたいと思います。代表質問でも一部ありました。今の一貫性の問題ありますよね。町長はやっぱり今まで賛同していたし、そこには一貫性があって、やるのだと。例えばまちづくり会社についてまず伺いたいと思います。当初は平成28年設立で計画し、事業が具体的に進まない中、設立を一旦中止し、新たに29年2月に民設民営による新規の設立を公に打ち出し、パターンツーを採用して、行政出資なしと。正式に出たものです。きのうも答弁ありました。今回の特別委員会に今度は議会に対して全く何の説明もないまま観光協会との統合、出資24%以下で公設民営を打ち出した。港ぐらいの一貫性でやってもらいたいのです。本当に将来の責任をどうやって町長はおとりになるおつもりですか、これだけ変わるということの理由をちゃんとしてください。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

まちづくり会社の位置づけなのですが、ころころ変わるという意味ではまちづくり会社を設立して、きちんと町内を周遊させる仕組みをつくるということで、あとは手法が今変わっているというふうに思っておりますので、この辺がころころ変わるという意味は大渕議員が言っていることと私が考えているのは合わないというふうに思っております。

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。確かに公設民営でやるというふうに言ったかどうかちょっと別にして、具体的に少なくても振興公社と合併してやるという話になっていたでしょう。そういう議論はしていたでしょう。それは、町の方針ではなかったのですか。違うのですか、あれは。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

今の段階でまちづくり会社の設立をことしの10月ということで、その中にはいろんな話もあります。その中の一つに振興公社をこれからどうする、まちづくり会社と合併すればいいかという協議は確かにしていました。ただ、今結果はまだそのような形になっていないということです。

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。当初の発表というのは、我々に、議会にそういう形でしていますか。私の認識はどういう認識かというと、少なくても町が出資をして、その議論あったでしょう、現実的に特別委員会の中で。そういうことがいろいろ議論される中で、どういうふうにするのですかという中で公設公営で出資もすると。公設公営という表現は振興公社が公設かどうかと、公のものかどうかということはあるかもしれませんけれども、少なくてもそういう中での話があって、それが一旦議会の中でいろいろあって、なくなったのではないですか。そして、新たに民設民営、出資ゼロ。その前に出資金をどうするのだという話あって、出資しないなんて町が言っていますか。言っていないでしょう。だから、私が言っているのはそういう形で進んできたものが民設民営になり、また今回公設民営になっているということ言っているのです。違いますか。

答弁 副町長 岩城達己(副町長は2019年3月まで)

答弁の中で言い方がちょっと適切でない部分はあったかもしれませんが、まずまちが、町側が考えた当初のまちづくり会社の考えです。それは、今お話あったとおり、振興公社なりの出資している部分も含めて将来的なことを考えると、そういったところの条件も加味した部分で担えるまちづくり会社というのはどうかという協議、検討はしました。そういう部分では、町の特別委員会だったかと思うのですが、町がやっぱりそこはかかわって、出資もありという部分で来ました。対議会の皆さんの考えは、それは負担が大きくて、第三セクターとしての負担が大きいから、それは非常に危険だし、白老町振興公社は別の目的でつくっているのに、それがイコールまちづくり会社というのはいかがかと、こういうご意見をいただいて、昨年の2月14日にその点は一旦原点に返った、白紙に戻して、民設民営で出資はしないということを特別委員会で申し上げたと。昨年の11月も特別委員会があって、町長のほうから町としてのバックアップが必要だという部分申し上げ、この1年間の中ではさまざまな議論がありました。町がかかわらないで民間だけでどうやってつくっていくのだとか、あるいは町からの支援もなしでどれだけの融資が銀行なり民間の方ができるのか、さまざまな議論経た中で、ことし2月14日の特別委員会の中で町がかかわりを持ち、また出資もしていくというところに立ち返ったと言ったらおかしいですけれども、そういう考えになったと。ご指摘のとおり、こっちに行ったり、あっちに行ったり、180度変わるというご指摘はそれはちゃんと受けたいと思います。ただ、まちづくり会社をつくるという目的はぶれないで進んでいるというふうに考えています。

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。要するに、別に港と対比するわけではないのだけれども、一貫性できちっとやるならやっぱりきちっとやらなければだめです。だから、これ一般質問で言っていいかどうかわからないけれども、何で民設民営で町出資ゼロだとばんと出してしまったの。僕それがわからないのだ。その意思って何だったの。それは、そうだったらそれを貫かなければだめでしょう。政治姿勢ってそういうこと言っているのだ。これから病院でもまた言うけれども、私言っているのはそういうことがないと、我々の受けとめ方としたらころころ変わると、町長に対して失礼かもしれないけれども、そういう認識になるでしょう。そこのところ言っているのだ。だから、港でそれだけ胸張って頑張るなら何でこれ頑張らないの。民設民営で町が出資しないならしないでいけばいいではないか、出しているのだから。議会にきちっと出しているのだもの。そういうことをころころ変わるというのだ、政治姿勢が。どうですか。

答弁 副町長 岩城達己(副町長は2019年3月まで)

確かに方向が、まちづくり会社をつくるという方向は向いているのですけれども、そこの手法の中の取り組みが今町長申し上げたところの違いが、ご指摘のとおりその考えが、つくり込みが右、左に変わっていっているという部分のご指摘は、それは甘んじて受けたいと思います。ただ、一貫した姿勢というのは本当に我々もなかなか、行政生き物なので、難しい点は非常にあるという部分でありますけれども、町長政治家ですので、そういう部分をしっかり我々がサポートしながら方向性は導いていきたいなと思います。

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。港の件でもこの象徴空間の事業でも同じなのですけれども、さっきも言いましたけれども、私はやっぱり象徴空間は、最初から土地代金の売却代金を投入するのはこれは当たり前だと。社台小学校の貸し付けも入っていますけれども、それも含めて、私は、それは何もやらないというわけにいかないわけですから、それは十分理解できます。それ以上の一般財源や大幅な起債の増は、やっぱりまちの財政危機を招くおそれがある。職員の給料も戻っていないと。そういう中で各課には何千円の節約を求めると。本当にそういう中で今2億9,560万円をかける自由通路、これが必要なのはわかります。本当にこれだけお金をかける必要があるのかどうか。それから、例えばJRに今3億4,580万円ですか、補助金出される。これは、JRですから、全国から来るわけですから、これある意味駅の改修というのはしようがない部分はあるかもしれません。それは必要な部分だってあるかもしれません。ただ、今のこの財政の状況の中で自由通路で本当に3億円のお金をかける必要があるのかどうか。エレベーター2基つけるというのは、エレベーターちょっと待ってもらうというわけにはいかないのかとか、いろんなことあると思うのです。本当にそういうことが精査されていかないと私はだめではないのかなというふうに思うのです。具体的なことは1点聞いておきますけれども、自由通路のエレベーター2基って、これ自由通路のほうにはエレベーター2基つけるのですね。つけるとしたら、これの予算って幾らぐらいですか、このエレベーター2基の。確かに車椅子の方々の利用状況のお話もございました。本当に車椅子の人がどれだけ利用しますか。あったら利用するというかもしれません。自転車は利用するかもしれない。だけれども、1万7,000人の人口のうち半分いないのですから、白老に。竹浦や萩野や北吉原に来て、自由通路を車椅子で利用する人なんてほとんどいないです。車で動いたほうが早いのだもの。そうしたら、字白老の人で車椅子本当に利用する人なんて何人いますか。ですから、ランニングコストが問題になるのです。本当にそういうものが必要だとしたら、物だけつくって、エレベーターつけなければいいのでないですか。私は、政策というのはそういうことではないのかな。地域文化・観光研修センター、1年前に議論がありました。たくさんの議論がありました。これは、初めから必要だということで言っていました。ただ、初めから4億1,000万円のもの建てなければだめなの。観光協会がそこに入って、まちづくり会社が入るなら、逆に言うとていのいいプレハブで1億円ぐらいでやったほうが、まちづくり会社がもうかったら大きくしましょうや、そういう考え方だってあるのでないの。そういう政策的な取捨選択というのはどのようにされているのか。今のこの行け行けムードで、どんどんつくるというふうにしか映らないのだ。そこら辺どうですか。

答弁 象徴空間整備統括監 笠巻周一郎

自由通路のエレベーターの関係のご質問ということでございます。まず、手前どもで総額8億6,000万円ということで自由通路は今試算をさせていただいているところでございますが、まずエレベーターにつきましては自由通路の南側、北側にそれぞれ1基ずつということで考えさせていただいています。まず、それでエレベーターの概算の金額といたしましては1基3,000万円ぐらいというふうに見込んでおりますので、エレベーターの部分でいいますと6,000万円ぐらいを想定しているところでございます。一方、今回社会資本整備総合交付金という国の事業を活用するということで、バリアフリーの重点事業ということで今回整備のほうはエントリーさせていただいております。仮にエレベーターを設置しないという形になりますと、この交付金が使えないということで、別なメニューになるおそれがあるということは道のほうにも確認をいたしました。そうしたときに別のメニューの社会資本整備総合交付金の非重点事業ということになりますと、若干国費の措置率が下がってくると。それで、起債の負担がちょっと大きくなってしまうおそれがあるということは道のほうから確認をさせていただいているところでございます。私たちバリアフリーでの整備ということで考えているのですけれども、この象徴空間と、それからこの周辺整備のエリア内においては国の中核整備ももちろんなのですが、道の駅前広場、それから道の道道整備の部分についても全てバリアフリーで整備を行っていただくということになっておりますので、手前どもの計画しております自由通路につきましてもバリアフリーで計画を推進させていただいて、町民の皆様の利便性、それからこれから多く白老に訪れるお客様をお迎えするといった意味でもそういった利用者の利便性、安全性を考えた中で計画は進めていきたいというふうに考えてございます。

答弁 副町長 岩城達己(副町長は2019年3月まで)

2点目の駅北の研修センターの話です。特別委員会でその必要性を訴え、事業費も4億1,060万円ということでお示ししました。その中でご意見を各議員の皆さんからいただいて、特に維持管理費を含めて、規模も含めて、そこは再考すべきというご意見の中で、私どもそこを持ち帰って、再度町長含めた全体会議の中で、ここは確かに交付金という有利な財源はありましたが、そこを押し通して議会の皆さんに理解いただくのは困難という、原点にもう一度立ち返って、今お話あったような規模、それから目的をもう一度精査した上で議会のほうに整理できましたらお示ししていきたいなというふうに思います。それと、自由通路、統括監からありましたが、私昨日の代表質問でも車椅子のことではお話ししましたが、きょう午前中にもお話があったとおり、やっぱり子育てしているお母さん方がベビーカーを押していくのも階段は上がれないという状況もありまして、お子さんが1人、2人とふえてくると余計そうなのですが、そういう部分でのエレベーターの必要性というのも認識しております。

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。この議論はもうちょっとしたいと思っているのですけれども、少なくてもやはりそういうものが予算に上がる前に特別委員会なら特別委員会でもうちょっと詳しくきちっと報告がないと、それもう予算上がってしまっているのです。ここの部分は、4億1,000万円は別ですけれども。やっぱりそうでないとこういう形になってしまうわけ。では、本当にそういうことが必要だったら、私だってわかっていることだったら質問しないのです。そこだけは理解しておいていただいた上で、何点かだけちょっとお尋ねしたいと思います。1つ、まちづくり会社ですけれども、町が出資することは当然道義的には債務負担を負うというふうになると思うのですけれども、保証です。保証になると思うのですけれども、その考え方はどうですか。それから、まちづくり会社では自治体が出資しているところで援助しないで成功しているところってほとんどないように私は記憶しています。客単価なんかもそうなのです。1,300円の客単価、こんなことまで言いたくないのだけれども、本当に大丈夫なのかと。潰れたという話ばかりです、新聞に出るのは。だから、本当にそこら辺はきちっと精査してやっていただきたいと。自由通路と言われるもの、これJRと白老町のすみ分け、やっぱりわかっていれば建設コストの内容、ランニングコスト、ランニングコストわからないと言っていたけれども、エレベーターついたら僕はランニングコストって結構なものだと思うのです。それから、これ大切なのですが、字白老以外の社台、萩野、北吉原、竹浦、虎杖浜、ここの地域振興策を象徴空間にかかわってどうやるか。このことがないと象徴空間は字白老のだけのものになってしまうのです。ここの象徴空間にかかわっての振興策が見えるように私はすべきだと思うのです。こういうこの4つの点だけ、簡単でいいです。答弁を願いたいと思います。

答弁 経済振興課長 森玉樹(経済振興課長は2018年9月まで)

私のほうからまちづくり会社の関係でお答えさせていただきます。まちづくり会社に町として出資したとした場合の債務保証の考え方なのですけれども、原則としましては行わないという考え方を持っておりますけれども、やはり特別な事情、理由によって支援する場合というのも考えられる場合があると思います。ただ、そのときにはその内容ですとか理由、必要性、あとその債務の返済の見通しですとか、そういった部分を明らかにした上で検討しなければいけないというふうには考えております。それと、もう一点、客単価のお話の中でいわゆる出資計画、大丈夫なのかといった部分ですけれども、2月14日の特別委員会でご説明させていただいた物販の売り上げの部分につきましては、違う他の自治体の同規模の物販スペースの事例を参考に今回つくらせていただきました。その部分においても今後、先ほど岩城副町長おっしゃったように、きちんとさらに精査して組み立てたいというふうには考えております。

答弁 象徴空間周辺整備推進課長 舛田紀和

私のほうからは自由通路のランニングコストについてお答えさせていただきます。初めに、1答目の答弁でありましたとおり、数字についてはまだ現在、大変申しわけありません、試算中でございます。ただ、自由通路をつくるに当たって想定されますランニングコストの項目立てとしましては、まず電気料が発生してくることと、あとはエレベーターの保守点検、それに警備費、そういった部分が加算されます。それに伴いまして、階段をおりる出入り口の部分というのが昇降棟といいまして建築物の建物扱い等にもございますので、火災保険料、そういった保険料の部分ですとか、あとは清掃費、そういった部分の積み上げが今回の自由通路を整備することによってのランニングコストとして今項目として計画をしております。〔「地域振興策だけちょっと聞いて」と呼ぶ者あり〕

答弁 企画課長 高尾利弘(企画課長は2019年3月まで)

地域振興策ですけれども、今回予算で提案させている部分で申し上げますと、今回虎杖浜のほうでアヨロ鼻灯台周辺整備の予算について活性化交付金の中でつくっております。地区的にいうとそちらのほうが今回の予算に入っていますし、あと社台地区では2年間は国のほうで社台小学校を使うような形になりますけれども、今後はその後も使っていけるような形ということの中で、これは要請活動なのですけれども、進めているという状況であります。

答弁 企画課長 高尾利弘(企画課長は2019年3月まで)

申しわけございません。先ほど財源のところ、アヨロ鼻灯台の周辺の整備のところで財源推進交付金と言ってしまったのですけれども、中身的にはふるさと納税を使っての取り組みということになります。それと、財源推進交付金の中では飛生祭の部分で芸術家とのコラボということでアイヌ文化を合わせた形で、場所的にはどこで開催されるかわからないですけれども、一応飛生祭の中で多分過去もやっているようなアイヌ文化も取り入れた芸術、文化への振興というような形で考えていきたいというふうに思っています。◎一般質問の続行

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。病院の問題に移ります。全国の外来医療需要と入院医療需要予測というのがありまして、この方向性で見れば将来の見通しの中では入院が減って、外来がふえるというような書き方しているのです。ただ、これ経済産業省の将来の地域に係る医療における保険者と企業のあり方に関する研究報告書、これ2015年の3月なのです。町の資料は2014年なのですけれども、ここで団塊の世代全てが後期高齢者となる2025年にかけて外来、入院医療需要の双方が増加していき、その中でも入院に関する医療需要の伸びが大きくなるものと考えられます。2025年以降は高齢化が引き続き進行する中で入院医療需要はさらに増加することが予想され、外来医療需要は若年層の人口減少が進行すること及び団塊の世代が80歳以上になることにより減少に転ずるというふうに僕の持っているものでは書いているのです。ところが、町のほうの資料を見ると、入院が減って、外来がふえるというような方向性の中で3ページから4ページにかけて厚生労働省の患者調査の中で書いているのです。僕は、こういうものに出すときにはやっぱりきちっと精査して書かないと、何かこれ見たら国が入院減るよと言っているように聞こえるのだ。やっぱりそういう書き方というのは僕まずいのではないのかな。僕が今言ったのは2015年の経済産業省で言っていることですから、やっぱりそこら辺は、そういうことは調べていないのですか。

答弁 病院改築準備担当参事 伊藤信幸

ただいまの議員のご質問でございます。確かに国のほうで2015年に経済産業省のほうでそのような医療推計を出されているようでございます。ちょっとお話しさせていただきますと、その推計の捉え方でございますけれども、ある特定の日の患者の、受診をされた患者様の年齢の傾向を捉えている、まず基本としてございます。それをもとに将来の人口が、これ国立社会保障人口問題研究所のほうで人口推計が出ておりますので、それとかけ合わせをした推計値であるということで捉えております。あくまでもそういう1点を見たときの将来人口の予測をかけ合わせたものでございますので、その後何も医療の体制だとか、そういうものが変化がないという場合の、現状延長型のシミュレーションであるというようなものであると捉えてございます。今回町立病院の方向性、昨年11月にお示しをしたものにつきましては、一定限医療を取り巻く社会の環境だとかを踏まえた中で政策判断をお示しさせていただいたものであります。そういう観点を見ましたときにこれからの医療動向見ますと今以上にやはり外来機能が充実するのではないかというような捉えでおります。そういうようなことで一定限、国の統計の話になりますとそれはあくまでも地域医療構想という各都道府県でつくっていく中の一つの基礎資料としてつくられたものであるのかなというふうに捉えております。そのようなことで、今回の政策判断の方向性とはあくまでも考え方が大きくかけ離れているものではないのかなというふうに捉えております。

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。何だか今の答弁よくわからなかったのだけれども、私の言いたいのはいろんな見方があって、実際に我々の感覚でいえば団塊の世代がピークに達するまで、そして達して、それが横ばいでいく間は入院が減るなんて考えられない、一般論的にいえば。高齢化になってくるのだから。だから、本当にそういうものに基づいた形でのものをつくらないと、何かこういうふうにしてしまうと誘導するというふうになってしまうのではないのかなというふうに思うから、聞いたのです。そこはよくわからないから、答弁いいですけれども、私言っているのはやっぱり一方の見方で物事判断して書いたらだめだよと。これこれから質問していきますけれども、僕はやっぱりそこら辺が問題だと思うのです。これでいえば、いつも言っている将来推計の患者の数、今は125人いっていないのがどうして1万人になったとき130人になるのか。だから、1つはベッドをなくした場合の試算で患者数が130人になっている根拠は前回の特別委員会で私聞きましたけれども、本当に入院が減って外来がふえるという、この根拠は何なのかと、ここもう一回ちょっと聞いておきたいのです。

答弁 病院改築準備担当参事 伊藤信幸

このシミュレーションのとり方、12月の定例会の中でも大渕議員からご質問があったところでございます。今まで125人の患者目標というところでいたところを130人ということで今回お出しをしたというところでございます。入院機能がないのに患者がふえるのかというようなお声を実際いただくのは、確かにそれも事実聞いてございます。ただ、実際現在の病院の診療体制におきましても、12月にもお話を若干させていただいておりますが、当然皮膚科、整形外科もやってございます。そういう中では現状においても外来患者数の獲得に一つ貢献しているところではないのかなというふうに押さえております。過去におきましては、病院の診療体制の中では出張医に来ていただきまして、脳神経外科ですとか、あとは糖尿外来だとかというところを組ませていただいたところでもございます。その当時そういったような外来、出張医の先生のあくまでも入院につながらない、外来のみの患者さんというところでは週1回来ていただいた際に患者数が30人程度平均的にも来ていただいていたというような実績もございます。単純に週1回、これ病院の診療をやっている月曜から金曜日、単純に5日で割っていくと1日平均6人にカウントされていくと、そんなようなこともございます。やはり今回の政策判断の中でまずは外来機能を充実していくに当たっていろんな先生方のご協力をいただいた上でそういう目標を持ってやっていけるのではないかというような考えのもと今125人で持っていたものを130人まで、まずしっかり目標を持っていこうというようなことでおつくりしたところでございます。ただ、実際のところ、診療体制、今までお話ししているとおり、具体的なところはこれからしっかり基本計画、基本構想の改定の中でお示しをしなければならないところであるというところは今までご説明したとおりでございます。

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。町民1人当たりの負担なのですけれども、平成28年度が1万5,384円、平成50年度1万3,609円、これ町民1人当たりの負担なのです。これ14ページに書かれています。経営効率化を図ることでまちからの繰出金を最小限度にとどめることにより町財政の安定化に寄与していくことが重要と判断し、無床化すべきとなっているのです。人口が1万7,488人から1万748に減るのです。高齢化率が50%を超していく中で、これだけ見たら財政的な視点からベッドをなくすとしか思えないのだけれども、この文書の中身からいくと。そこはどうですか。

答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)

ここにわざわざアンダーライン引いてというふうなことで押さえているかと思うのですけれども、決して財政的なことのみで病院の機能の形態の縮小というふうなことではありません。これまでもご説明を申し上げてきましたように、やはり本町が抱えている医療環境がどういう環境であり、今後どういう環境になっていくのかというあたりを見たときに、そこの時点で考えていったときに今、この14ページにもあるように入院がレセプトの件数等も含めましてやはりなかなか町立病院というか、そういうところの動きは本当に数的には少なく、そしてまた実際に生活圏から見れば東西に医療を求めていくという、そういう環境にもあるということも1つ大きなところで押さえなければならないと思っています。それから、もう一つは今後の医師初めスタッフの確保がなかなか難しいというところがやっぱり1つあります。それから、もう一つは国、道も含めての地域医療のつくり方がやっぱり大きく変わってきている、そのところに対して、ではうちのまちの状況等も踏まえながらどうしていくべきかと、そういうところを踏まえながら、確かに財政的な問題も1つありますけれども、さまざまな観点から苫小牧保健センターの知見もいただきながら今回の1つの判断をさせていただいたところです。

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。それでは、伺いますけれども、道内に町村が144あります。病院事業行っている町村というのは57なのです。繰出金の一番多いところどこですか。金額幾らかわかりますか。白老町は57自治体中何番目かわかりますか。方向性の中心になっている町民1人当たりの負担額、27年1万5,452円、この負担額としては病院のあるまち57町村中何番目だというふうに認識していますか。

答弁 病院事務長 野宮淳史(病院事務長は2019年3月まで)

大変申しわけございませんけれども、今の何番目かという、そこまで、調べていないというのが現状ではございます。申しわけございません。

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。全道144の市町村のうち病院会計を持っているのは57町村です。白老町の繰り出し2億7,552万9,000円は、方向性の1ページにあるように町民1人当たりにすると1万5,452円なのです。全道57のうちで55番目です。55番目。町民1人当たりの出している金額は57のうち最後から3番目なのです。1回目の基本構想どおりに病院を建てて運営すると、平成50年には町民1人当たりの負担額3万3,448円で、さっき副町長言われたように、財政的に非常に大変だからということではないけれどもと言ったけれども、財政的な問題含めて書いていますよね。27年度の全道の状況でいっても3万3,000円だったら多い順から47番目だ。46番目の南幌町、3万5,000円。50年の話ではなく今の話です。47番目のむかわ町、今も3万1,000円出しているのです、町民1人当たり。本当に理事者この現実を知って政策つくっているのですか。知っているとしたら大変です。知らないとしたらもっと大変です。町立病院は、町民1人当たり出しているお金というのは57のうちの下から3番目なのだ。白老町立病院の運営というのは、確かに繰り出しはしているけれども、北海道の中では極めて優秀な病院です。そういう認識があってやっていますか。

答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)

今議員のほうからあったデータについては、先ほど事務長からもありましたように、手元にしっかりと押さえてはいません。ただ、そこの捉え方は1つ、確かに私どもが今回政策判断というふうなことで出したときのこの町民1人当たりの捉え方が今のお話のデータ、議員の出してくれたデータとのその差の部分については非常に今私も実際にこういう捉え方というか、現実があるということは十分認識を改めて持ちたいというふうに思います。

質問 8番 大渕紀夫

8番大渕です。白老町の繰出金の額は2億7,000万円。繰り出しの額でいうと全道57のうちの34番目なのです。トップは中標津町で15億9,873万円です。2位が人口1万7,513人の八雲町で13億7,692万円なのだ。3位は枝幸町で、8億9,082万円なのだ。4位が人口は1万9,019人で帯広の隣の芽室町、8億3,493万円なのです。白老町2億7,000万円だ。本当にこのことで見たら、白老町の病院って全道の中で極めて繰り出しが少ない。これ市入れたらもっとすごくなりますから。これ27年、1万5,427円というのは、町民1人当たりに換算したら57町村中55番目。トップの利尻町、18万7,000円です、町民1人当たり。2位の中頓別町、15万2,000円、八雲町、15番目で7万9,000円、芽室町でも40番目で4万4,000円なのだ。町民1人当たりだ。これ見たら、いかにもベッド43床の病院をつくったら平成50年には町民1人当たり3万3,000円になって、大変なようなこと書いていますけれども、現在、今の段階でも芽室町は、八雲町は3倍以上の病院に対して町民負担しているのです。まさに町民の命と暮らしを守る自治体がこういうふうに金を出しているのだ。金を出していない下から3番目だ。本当にそれで無床診療所なんかになりますか。どうですか。

答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)

今議員のほうから出されたことは本当に、何度もお話しするように、データとしてはしっかりと押さえていなかったことは大変申しわけありませんし、そのことは今しっかりと認識をしまして、今後の病院の関係について生かしたいと思っております。ただ、これまでの議論の中で政策判断をしていく中では、先ほども申し上げましたけれども、確かにうちが今2億7,000万円の繰り出しをしています。だけれども、その中で本当の真水部分というのは約半分ぐらいの金しかないということも十分押さえながら財政的な部分については捉えながら今回の政策判断もしております。ただ、総合的に考えたときに、先ほども最初に言ったように、財政のみならず今のうちの病院、地域医療環境の状況を考えたときにどういうふうなつくり方が形態としていいのか、機能としていいのか、そういうことは総合的に判断をさせていただきながら政策判断をさせていただいております。

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。くどいようですけれども、その政策判断を変えてほしいのです。まちが町立病院に繰り出している金額は何度ももう言いません。だけれども、全道の町村の中では極めて少ない額、町民1人当たりにすると下から3番目。極めて健全で、財政的に優秀な病院なのです。〔「そうだ」と呼ぶ者あり〕

質問 8番 大渕紀夫

わかりますか。猪原院長、小沼、出野、田辺各医師、福澤総婦長、野宮事務長を中心に病院のコメディカルの人たち含めてスタッフ、パートさんまでどれだけ力を合わせて再建計画に取り組んできたか。なぜ僕がここで大きな声出すかといったら、わかりますか。本当にそういう全道の状況がわかった中でやっているのならいいです。ここの病院は、どれだけの努力をしてやってきたかということなのです。町が言うように、繰出金を最小限度にとどめることにより町の財政の安定化に寄与していく、そうではないのです。現在全道の公立病院の中で最も繰り出し額が少ない優秀な経営をしている病院なのです。繰り出しをしているということは、私だって全部いいとは思いません。ゼロのほうがいいのです。だけれども、北海道で市町村入れたってゼロというのはたった1つしかないのです。そういう認識がない中で、管理者はその理解をしない中で、現在看護婦さん危機的な状況ですよね。現在そうでしょう。病院で働いている人たちの悲鳴をどういうふうに理事者や管理者は聞いているのですか。あの悲鳴を聞いて、責任ある立場の理事者がそれでもこれ進めるの。こんなに優秀な病院スタッフが頑張っているのに、そこの話も聞かないで進めるのですか、苫小牧保健センターに話を聞いて。違うでしょう。本来であれば、管理者は今町民の命を守るために力を注ぐのは病院の現状をもっときちんと認識して、看護師さん、お医者さんを集める努力を管理者がすべきです。はっきり言えば、そこをやらないで、丸投げしようとして、一部の話だけ聞いて、現実的には現場の話聞かないで判断するということでしょう、看護師さんは何て言っていると思いますか。2回言った。議会で答弁するために来ているのではないのと言っているのです。言ったという話を聞いたということで。そういうことで本当にいい病院がつくれるわけがないです。そういう繰出金が全道の中で3番目に低い、そこを本当に評価して、その上で物事って、政策ってつくり上げるものではないのですか。機械的です、全く。見解を伺います。

答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)

今いろんなところからのご指摘をいただきましたけれども、これまでうちの町立病院がこういう老朽化をどうするかという問題について議論が始まってから財政的な問題もそこに病院とのかかわりも含め、含めないところでもありながら、どうしてだったらこういう状況が生み出されてきたのか、そのことを再度やっぱり考えた中での一つの結論の出し方といいますか、政策的な判断をさせていただいたところなのです。確かに今議員がおっしゃるように内部の意見、それからさまざまな声をいかに吸い取って、では病院づくりを理事者としてやってきたかというところは、やはりまだまだ足りないところは実際にはあるというふうなことは思いますけれども、私たち、町長も含めてですけれども、病院に行く回数は確かに限られた中でありますけれども、院長と、それから看護師長を含めてそこのところはお話をしているところもそれは事実としてあります。それは、一人一人の看護師さんからの声を拾い集めて、それを束ねて、どういう病院づくりをしていくべきかというところは確かに足りない部分は認識は反省も含めて捉えたいと思っております。そういうことで、この間特別委員会の中で出されたいろんな私たちが考えていた以上に理解の不足が、理解がさせられないというのは根拠の問題、それから今言ったようなデータの捉え方も含めましていろんな部分でやっぱり精査をしなければならない問題だというふうなことで先日の特別委員会で出されたご意見についてはしっかりと受けとめながら精査を図って、皆さんにご理解していただけるような出し方をしなければならないというところは今十分考えております。そういう中でしっかりと進めていきたいと思います。

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。わかりました。それで、私が今言ったのは27年のデータです。これをきちんと精査してもらって、この精査が正しければ、町立病院に対する評価を再認識できる部分があればきちっと再認識して、そこを出発点にして評価するところはきちっと評価をする。病院にもちゃんと評価の中身を伝える、そういうことをきちっとやっていただけますか。

答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)

今出されたことにつきましては、私どももこういうデータを初めて議員のほうからお聞きしたことですから、それはしっかり精査をしたいと思っております。そして、その評価に当たっては病院のほうにもうちの町立病院はこういうふうな実態になっているということはもちろん何らかの方法でお知らせするようにしたいと思います。ただ、それがイコール、どういうことでその後のつくり方に、今度はその一つの評価を、全てそれをもって次の病院のつくり方に反映させるかということにつきましては、今議会から出されたことも含めて考えていかなければならないことだと思っております。

質問 8番 大渕紀夫

それで結構です。ぜひ評価をきちっとして、正式に正しい評価を病院の幹部、スタッフに伝えていただきたいと思います。最後に、私が町長の政治姿勢、財政と政策の面からお尋ねしたことは、何度も言っていますように、政策を簡単に変えたり、政治姿勢、一貫性、これは病院の方向、まちづくり会社の方向、これは文書で正式に出してしまうとそれは変わったということになるのです、本人がそうでなくても。ですから、1年もたたないで変更したり、議会や町民に対して何の説明もなく考え方が変わっていくのではなくて、本当に町民に与える影響を考えて、病院、まちづくり会社含めた象徴空間、もちろん変えられないと言われる港含めてですけれども、やっぱり政策のつくり込みをきちっとしていくことなのです。僕は、そういうことをきちっとしないとやっぱり間違うだろうというふうに思うのです。まちづくり会社でいえば変えないのなら変えないで、やめるなんて言わなければいいのです。何で言ってしまうのかということなのです。ですから、本当に一貫して町民のためにやっているということであれば、きちっとした形の中での政策づくりを上から下まできちっとやっていただきたいというのが私の本当の町長に対する意見なのです。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

象徴空間、病院の件、港湾も含めて白老町に大きな課題がたくさんございます。その中で私のやっぱり決定事項として議会、そして町民の皆様にお示しをしながら進んでいかなければならない中で、紆余曲折しないでちゃんとスピード感を持っていくというのは本当に私もそのとおりだというふうに思っております。今大渕議員ご指摘のとおり、私も情報収集をきちんとしながら将来のまち、そして町民のためにその方向性をきちんとした判断の中で進めていきたいと常々思ってはいるのですが、さらに真摯に進めていきたいというふうに思います。

出典:白老町議会 平成30年定例会3月会議 2018年3月8日 議事録 PDF(27ページ) 間違いを知らせる