白老町議会 平成28年定例会9月会議 2016年9月8日
畜産振興の現状と課題及び今後の対応策
2016年9月8日、白老町議会の一般質問で、吉谷一孝議員が「畜産振興の現状と課題及び今後の対応策」について質問し、町長 戸田安彦、農林水産課長 本間力が答弁しました。
- 質問者
- 吉谷一孝 議員
- 答弁者
- 町長 戸田安彦、農林水産課長 本間力
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 吉谷一孝
それでは、2項目めの質問に移ります。畜産振興の現状と課題及び今後の対応策について伺います。現在の畜産農家戸数の推移と今後の見通しについて伺います。2つ目、白老牛の出荷頭数と町内消費量について伺います。3つ目、白老牛銘柄推進協議会の役割と今後の取り組みについて伺います。4つ目、現状の課題点は何か伺います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
畜産振興の現状と課題及び今後の対応策についてのご質問であります。1項目めの現在の畜産農家戸数の推移と今後の見通しについてであります。平成28年2月現在畜産農家戸数は33戸であり、過去10年で14戸減少しております。高齢化の傾向及び後継者不足である状況から、離農者がふえる可能性があると捉えており、担い手に関する取り組みを強化しなければならないと考えております。2項目めの白老牛の出荷頭数と町内消費量についてであります。27年度の出荷頭数は1,276頭であり、枝肉総重量については575トンとなっており、町内消費量は白老牛のれん会5店舗の全体ですと69トンとなっております。3項目めの白老牛銘柄推進協議会の役割と今後の取り組みについてであります。本協議会は、白老牛の生産から流通に至る関係者で21年8月に設立された組織で、白老牛銘柄の定着化を目指すため、消費者に安全、安心なブランド牛の生産、肉用牛経営の安定化及び販売の普及促進を図ることを目的としております。今後の取り組みにつきましては、和牛市場の動向等を組織内で共有し、効果的な対策を講じることが重要であり、引き続き関係者と協議及び連携を強化し、ブランド牛の生産基盤の整備や販売促進等に取り組む考えであります。4項目めの現在の課題点についてであります。肉牛市場がここ数年価格が上昇し、本年4月以降の胆振管内の家畜市場では、白老町平均で80万円台の価格となっており、過去最高を推移している状況であります。繁殖を手がける農業者にとっては、過去の厳しい時代を乗り越え、高い価格となったことは喜ばしい限りではありますが、素牛価格が高い推移が続けば、リスクの高い和牛肥育を手がける農家が減少してしまう懸念や加工販売及び提供飲食店の業態では枝肉の仕入れ原価にも影響することも予想されます。今後の町内消費も見据え、安定した白老牛の生産及び出荷体制の整備などが重要な課題と捉えております。
質問 3番 吉谷一孝
3番、吉谷です。農家戸数の減少、ここ10年間で14戸も減っていると。この数字は、かなり厳しい数字かなと。先日の質問の中で、農家をふやすための活動といいますか、取り組みを行っていることは理解できています。農協や大学、専門機関と連携をとってというような形で行っているのは先日の答弁で理解したものでありますが、この成果についてどのように捉えているか。逆に言うと、現状まだ取り組みを始めてなかなか結果として出てきていないのかなというふうな認識は持っていますが、今後この取り組みを進めるに当たってどのように目標設定しているのか、その辺について伺います。
答弁 農林水産課長 本間力(農林水産課長は2018年3月まで)
酪農学園大学との連携の部分でございますけれども、ことしもう既に3年目ということで今始めている状況でございます。この成果という意味では、まだ3年というところで、酪農学園としての研修の受け入れとして、若干ですが、そういった生徒さんが生産現場に入られることのヘルパー的な捉えとしては役割として成果が出ていることは言えるかなと思うのですが、きのうもお話ししましたが、まだまだ大きな捉えでやはり若い方々が農業分野に興味を持っていただいて、実際仕事として入られていく。北海道レベルということがちょっと大げさかもしれないのですが、そういった意義の中で取り組んでいるということで、これからの産学官連携という意味合いの中でいろいろインターンシップの取り組みが今後発展できることであったり、または教育の流れの中で何かもっともっと地元の中で取り組むことなり、いろんな可能性があり、学園のほうとはそういった包括的な捉えで今後も連携していきたいということも想定しております。今の段階では、そのような成果のレベルなのですが、引き続きもっともっと成果を出すように取り組んでいきたいと考えております。
質問 3番 吉谷一孝
3番、吉谷です。これ取り組みとしてはするべきことでありますし、推進するべきことだというふうに思います。ただ、やはり10年間で14戸の農家が離農しているという現実を踏まえれば、これなかなか容易なことではないというふうに私は認識します。やめているときが今の枝肉の価格高騰する前の状況で多分離農された方が多いのかなというふうな認識は持っていますが、やはり今まで肉用牛の位置づけというところを言えば、昭和29年から始まり、このくだりは皆さん十分承知しているかというふうに思いますので、それ以上のことは言いませんけれども、白老に和牛が入ってきて60年たっているのです。60年の長い歳月をかけてようやく今成果といいますか、日の目を見るような状況が来たというふうに私も認識しています。何代にもわたって本当に苦労を重ねてきたのかなというふうに思いますし、そういったことで畜産に関して尽力されてきた方々が報われるような方法を考えていくために、今回私もそんな専門ではないので、詳しいところまではわかりませんけれども、私の思う範囲でいろんな意味でこういったことに取り組むのはどうだろうかというような提言をしていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。私の祖父も実は酪農をやっておりまして、私も小さいときよく祖父の家に泊まったり、一緒に住んでいたこともあるのですけれども、その間本当にふんの処理であったりとか、子牛にミルクを飲ませたりとか、餌をやったりとかした経験もありますし、そういった中で畜産、酪農の方というのはなかなか日の目を見ない時代が長かったというふうに私は認識していますので、そういった意味では少しでもそういった方々に協力できればなというふうなことを考えています。一番の問題、なぜ離農しなければいけなかったのかというようなところは、やはり経営的なところだというふうに私は捉えるのです。だから、その経営、先ほどの質問にもありますけれども、できれば自分の家を継ぎたい、地元に残りたい、ここで働きたいというような志向は多分強いはずなのです。そういった祖父だとか、親の苦労を見てくれば、やりたいというような思いは強いと思うのですけれども、そこがかなわなかった理由というのは端的に経済的なことなのかどうなのか、その辺について押さえているかどうか、ちょっとお伺いします。
答弁 農林水産課長 本間力(農林水産課長は2018年3月まで)
先ほど町長ご答弁申し上げました14戸という部分の数字につきましては、非常に大きい数字だというふうに受けとめております。若干この数字の中には、農家さんのほうで個人名義と、それから牧場名義ということで経営を効率化図る上で2つを1つに合体したという、統合したという経緯もございますので、数字的には全ての一つの減少戸数としては反映できないのですが、いずれにしてもやはり厳しい事態。昭和29年の話しいたしましたが、和牛、当時は馬のほうが市場価値が高かった時代から始めておりますし、やはり幾年も厳しい時代があっての捉えということでの離農であったり、または今現在高齢化も進んでおりますし、また後継者がいる場合は若い息子さんたちが継いで世代交代がもう既に始まっている現状でございます。今の現状を踏まえて、個人農家さんを守るという言い方がちょっと適切かどうかあれなのですけれども、やはり歴代続いてきた白老牛をこれからも継続し、また向上していく上で我々、特に農協さんも含めて取り組むべきということで私どもも考えております。
質問 3番 吉谷一孝
3番、吉谷です。このことは、本当に真剣に取り組まなければいけない部分でありますし、努力していかなければいけない部分だと思います。2項目めのところで、出荷頭数と町内消費量について伺っております。現在は、量的なものからすると何とか間に合うというか、消費できるような状況にはあるのかなというふうに考えますが、今後国立のアイヌ民族博物館が開館するに当たりまして、交流人口がふえてまいります。その時点で現在の状況で町内消費される量が確保できるのかどうか、そこについてお伺いいたします。
答弁 農林水産課長 本間力(農林水産課長は2018年3月まで)
今現状の中でいきますと、牛の枝としての1体と言っていいのでしょうか、そういう部分に関しては企業畜産が主力になってはおりますが、市場としては1,200頭ほど流れているところで、牛自体はいるのですけれども、やはり夏場の需要とかいいますとばら肉が出るだとか、冬場はすき焼き、しゃぶしゃぶ等でもも、ロースとかいうことで、部位が通年の中でどうしても量が多く出るという傾向がございますので、そういった意味でいけばバランスが非常に、肉の全体を消費するという意味ではやはり業態の中で時期には足りなくなっている傾向がございます。一貫でやられているレストランの方も外から購入されるケースも実際にあったと聞いております。そういう意味では、よく2020年まで、我々としては安定供給という意味で、今から当然肥育をかけて肉を用意していかなければいけないという意味合いで関係者とも話をするのですが、今の段階でやはり100万人想定とはいえ、飲食店がどういう流れになるかということで、絶対量がどのくらいかというのをなかなか決めかねている現状であります。ただ、ある程度の牛の数であったり、枝肉重量というものを一定の目標を立てて、今後そういった部分で足りないというような現象のないように取り組まなければいけないかなというところで今現状考えております。
質問 3番 吉谷一孝
状況わかりました。時期によって必要な部位のばらつきがあって、需要と供給のバランスがうまくとれていない現状。現状としてもなかなかそこが難しいということが認識できました。となれば、交流人口がふえればその事柄というのはもっともっと多く起こり得る状況なのかなというようなことであります。それを想定すれば、次の項目に入ってくると思うのですが、何に取り組むべきかということにつながってくると思うのです。そういった意味では、銘柄推進協議会の今後の役割という部分で本当に今行ってきていることの方向性でいいのかどうか、そこについては私はちょっと疑問に感じるところがありますが、その方向性について間違いはないのかどうなのか、認識教えてください。
答弁 農林水産課長 本間力(農林水産課長は2018年3月まで)
協議会の目的に関しましては、白老牛のPRを前提に、ここに先ほど町長述べましたとおりなのですけれども、方向性に関しましてはやはりブランド牛という部分はいろんな今国内の和牛市場を踏まえて高騰していることもありますし、和牛の登録件数というのはちょっとでこぼこ感はあるのですが、大手畜産農家が倒産したりとかということで、絶対量が今減っている状態もございます。そういった中で、いろいろ方向性という意味ではその状況を踏まえながら協議し、効果的なPRをやっていくということでいけば間違ってはいないというふうに捉えております。
質問 3番 吉谷一孝
言い方、間違いか、間違いでないかという聞き方はちょっと私が悪かったです。間違いではないです。やっていることは評価するべきことだし、いいと思うのですが、ただ私が思うことは現状を把握した中で季節によって出る部位があってバランスがとれていないというところが、やっぱり押さえるべきところはそこだと思うのです。それをどのようにバランスよく出していけるかというようなことを考えていく必要があるのではないのかなというのが私の認識なのです。そういうふうにすることによって必要部位だけこの時期にこの部位だけが出る、この時期にすき焼き用の肉が出るということでなく、年間を通してうまいぐあいにいろいろな部位が提供できて、食べていかれるような方法を考えるのが必要なのではないかなというふうに考えますが、その点についてどうですか。
答弁 農林水産課長 本間力(農林水産課長は2018年3月まで)
議員のご指摘どおり、理想と言ったらちょっと語弊ありますけれども、本当そういう帳合いがきちんとできればバランスよく肉が満遍なく消費できるということであります。これは、歴代、従前から一貫生産、レストランやられている方々踏まえて、やっぱりその課題、課題という部分は我々として押さえています。ただ、そこをトータルで調整していく機能というものは持つべきところなのですが、それは本当従前から取り組むことを考えておりますが、なかなかやはり食肉加工部門、それから生産体制であったり、そういった整備も皆さんと意見を合意形成を図るということがすごく大事だと思っておりますので、町内消費では足りない分は外に、首都圏なり、そういった札幌圏であったり、そういったところで違った部位をターゲットにPRして使っていただく。そんないろいろ多面的に牛1頭分の各部位、それが消費できればまた2頭、3頭というような形で取り組む形をつくればと。まずは、基盤という部分は非常に先ほどお話ししたとおり重要なことだと思いますので、それに近づける意味で我々としては協議会として取り組んでいるという状況でございます。
質問 3番 吉谷一孝
そういった意味では、私は新たな商品開発、いろいろな部位を使いながらできるような仕組みを考えていくのもまた一つの方法かなと。これは、私単純に思いついたというか、これいいなと思っている料理がトルコ料理であるケバブです。ああいったものを利用する。なかなか北海道を見渡してもそういう料理を提供しているところが少ないところもありますし、部位としても逆に言うとそんなにいいところでなくてもいいような調理方法とかがあるので、そういうような商品開発の方法とか考えるのもどうなのかなというふうに考えています。それとあと、現状を考えますと、私は付加価値をつける必要があるのかなというふうに思うのです。今までいろんな取り組みをされて、いろんな努力をされてきているのも聞いていますし、理解しています。ただ、なかなか現状からいい方向に振れていないというのも事実だと思うのです。そういったことを考えると、今までにない取り組みをしていく。成果がなかなか得られない部分というのは、やはり同じことを毎年やってもだめなのです。それは、結果としてあらわれてこないと思うのです。継続することも大事ですけれども、一長一短簡単に方向転換したから結果がすぐ出るかといえば、また先ほど話ししましたけれども、60年の歴史をもってしてもなかなか変わらないものですから、それは難しいのは十分理解していますが、そういった方向性も持った中で付加価値をつけて、来ていただいた人に提供できる方法を開発していく。ヒントは、私テレビ大好きなので、テレビばかり見ているのですけれども、テレビ見ている中で行列のできる店があって、そこは特別ブランド牛出しているわけではないのですけれども、ハンバーガーはもう行列できて完売するまでその行列が途切れないそうなのです。そういったことであったりとか、そういうような新しい視点でやれるような方法、そこについて検討するような方法とかというのはこの中で考えられないのかどうか答弁願います。
答弁 農林水産課長 本間力(農林水産課長は2018年3月まで)
まず、商品開発、付加価値をつけることということで、これまで幾つか取り組んできております。議員ご指摘のとおり、やはり白老牛自体の攻めという意味では、いろんな取り組みをしていかなければいけないかなと思っております。そういう意味では、我々行政が主体ということではなく、やっぱり事業者さんが連携して、生産者が全てレストランはやられていますけれども、またパートナーとして飲食等を、また白老にそういう部分が理想的だと思いますけれども、昨年イタリアンがあって、そこに白老牛を使って、そのもも肉を非常においしく出しているというのも一つの商品開発の流れだと思います。こういった部分も町外の話をすればいろんなホテル関係であったり、我々アプローチかけたところでビュッフェコースのメニューで、おいしく外ももあたりをうまく使ったりとか、そういった商品開発に向けている部分あります。それが地元でそういうふうに採用できて、これからの交流人口の中に1つにぎわいになっていくのが理想だと思います。継続もいろんなPRをやらさせていただいております。白老牛の日も先日行いました。そういった継続もしながら、また反省点、課題点を改善しつつ、そういった継続もしていくこととやはりアプローチをかけたものがまたいろんな角度で波及していくこと、そういう部分を組み立てていきたいと思いますし、当時白老和牛バーガーを始めたときにはゴールデンウイークだったと思うのですけれども、相当数白老町内で行列ができたり、渋滞ができたりという現象も起きたのも事実です。それがまたこれからの中でそういった流れができることを私達としても願って取り組んでいきたいというふうに考えております。
質問 3番 吉谷一孝
そういった取り組みも検討していただければというふうに思います。最後の4項目めになりますが、課題点は先ほど答弁いただいたのですが、私の押さえている課題は部位のばらつきがあるからというところも1点ありますが、やっぱり絶対数が少ない。やっぱり白老牛として出荷できる頭数が少ない。これは企業畜産の方は一生懸命やられてどんどん、どんどん伸びておられるのですが、先ほど言ったように私は畜産農家の方々にも努力というか、光が当たってほしいなと。よくなってほしいなという観点から考えるのですが、肥育の頭数をふやす方法、これここに目を向けるのはどうなのかなというふうに思いまして、今現在は改良センターがあります。そことはまた別に、そこを別にとするのか、そこを変えてとするのか、そこはこれからいろいろな議論をするべきだと思うのですけれども、そこを肥育センターにする、もしくは肥育センターを建設するという考え方は持っていないかどうか。
答弁 農林水産課長 本間力(農林水産課長は2018年3月まで)
畜産農家さんに至っては、既に増頭を始めておりまして、いろんな角度といいますか、やはり北海道内の消費も上がってきておりますし、そういうような中では地元畜産農家さん、企業さんに関しましてはふやしている状況ございます。それから、白老牛改良センターのお話でございますが、今の段階でまず肥育をふやすという視点で重要だと捉えておりまして、改良センターの取り組みに関しては今後やはり一定の改善といいますか、取り組みの流れの形態は変えなければいけないのかなというふうには町としても考えております。ただ、昨年12月に農協本所の組合長含めて町長、それから議会でもご出席いただきました懇談会が開催されております。そういった流れから、私4月以降も今後センターの取り扱いについて今協議中でございます。まだこの段階でどういった方向だということはお示しできませんが、やはり町内消費向けの安定供給をする上での白老牛の確保だとか、そういう肥育をふやしていく、肥育を安定的に出していくというような捉えで、改良センターも含めた検討ということで今協議している状況でございますので、今後その辺まとまった段階で、また議会にもご協議させていただきたいと思っております。
質問 3番 吉谷一孝
そこの部分で十分検討していただきたいというふうに思います。そこで、もう一点私が思っているところは、環境衛生センターのところに極東牧場ですか、あそこのところに牛舎があるのですが、あそこかなり今あいている状況が見受けられるのです。そこに牛を預けて、建設に費用がかかってなかなかそこにはゴーサイン出せないということであれば、そこを活用して、そこで肥育の牛をふやすというような考え方、もっと言えばそこに預けるということは1頭当たり1日幾らとかという金額かかりますね。そこに対して行政として何らかの形で補助を出して、何年間かそういう形でやるとかいうような考え方は持てないのかどうなのか、ちょっとそのあたりについて。
答弁 農林水産課長 本間力(農林水産課長は2018年3月まで)
済みません。ちょっと手元に資料を持ってきていなかったものですから、細かい数字は申し上げられませんが、ご指摘のとおり今3カ所公共牧場を所有させていただいておりますが、ご承知だと思うのですけれども、一昨年の災害で今2カ所が休止状態になっております。今農家さんのほうでも放牧に向けて検討、動いているのですが、実際ここ数年は減っておりまして、放牧に関して若干なのですが、極東牧場に集約できないかという相談であったり、また今休止しているところを使いたいというような話もちょっとありまして、まだまだ費用がかかる部分もございますので、費用対効果きちっと図りながら農家さんと管理費等々の例えば値上げだとか、またそういった部分も含めて町が持ち出しどこまでできるかどうか、そういった意味合いでも中長期的に見ながら、早い時期に、できれば今年度に方向性は出したいというふうには担当としては考えているのですが、なかなかまだ現実的に協議が全て調っていない状況でございますので、今後も早い段階で検討していきたいと考えております。
質問 3番 吉谷一孝
その辺の検討よろしくお願いします。牛を育てる中で、育成する時期、この時期が牛にとって重要だというふうにも言われています。まず、繁殖して子牛のとき、このときは物すごく手間がかかるのですが、もうリスクもやはり高いので、これ専門性を要するので、なかなか簡単には、素人が扱えるような状況ではないのですが、健康に育てる時期、育成の時期というのは肥育に対して物すごくここも重要な時期ではあるのですが、それほど専門的な状況ではなく、健康管理をきちっとして、たくさん食べられる胃をつくって肥育に向けてという時期なのですけれども、こういう時期を利用して農家さんの手間を軽減させる方法というのもまた1つ方法として考えられるのではないかというふうに思うのですが、その辺についてはどうでしょうか。
答弁 農林水産課長 本間力(農林水産課長は2018年3月まで)
そのとおりでありまして、やはり初期段階、流産等もあってリスクは多いところなのですが、今現状では素牛が高いところで、そこの期間、肥育期間が当然8カ月あたりからの出荷しまして、その後20カ月前後の中で肥育すると。餌代も含めて費用がかかるという意味の中もございます。まさしく先ほどのセンターの話もそうですけれども、一つ一つの個々の農家さんがやることをみんなで一丸でやるということであったりだとか、いろんな角度でそういった肥育に向ける方法を町であったり、農協さんであったり、いろいろと連携して考えていきたいという部分ですので、先ほどの肥育をふやすためのということでの促し的な部分をもっともっと議論を高めて、全体で取り組む姿勢を前に進めていたいというふうに思っています。
質問 3番 吉谷一孝
これ今まで私がいろいろなところから、素人ですから本当にそれが的を射ているのかどうかはちょっと別にしまして、こういった観点で進めることも必要なのかなというふうに思っていますが、最終的にというか、今までなかなかこういったことが進んでこなかった理由というのを私なりに考えてみたのです。これは、農家さんの向いている方向が各農家さん一致していないというのも現実だと思うのです。必ずしも同じ方向、要は繁殖でいくのか、素牛でいくのか、肥育でいくのか、またバランスよくやっていくのか、それは各農家さんが経営者として判断をしてやっていく中で、なかなか方向性というのも一方向だけに決められなかったというのも現実進まなかった理由の一つかなというふうに思います。向きが一定方向でないがために、仕組み、手助けするために行政としてどうするかということと、では農協としてはどうするかということとお互いに行政も農協も考え方違いますから、ただそこで一定の方向性が見出せなかった現実があると思うのです。これ行政でやってもらうべきことなのではないかとか、これ農協さんでやってもらう話ではないのかということのギャップがあったのではないかなというふうに思うのです。そこの部分をもうここにきて目標が見えてきて、やるべきことがおおよそわかってきて、もうあとは実行するだけになってきたら、どこがやるのかとかいうことを今この段階で言っている場合ではないと思うのです。私はそういうふうに思うのです。だから、ここで行政でやるのだ、政治判断でやるのだというところもやっぱりどこかで見せなかったら、いつまでもこの状況変わりません。牛の価格だっていつまでも今のままいいとは限らないです。逆に言うと、私の聞いた話では少しずつだけれども、値段も下がる傾向が見えてきたという判断をしている経営者の方もいます。だから、そういった中では早くにその判断をして方向性を出して、何に取り組むかという政治判断をするべきだと思いますが、町長その辺についてどう思いますか。
答弁 農林水産課長 本間力(農林水産課長は2018年3月まで)
今前に進んでいないというようなお話でございましたが、私どもとしては21年8月に銘柄推進協議会、一定の町内農家さん含めた、企業畜産さんも含めた中で協議会を設立して、目標持って前に進んでいるつもりではいます。ただ、その中でもいろんな角度での課題は多くございます。先ほどもちょっと言いましたが、やはり子牛の登録数が減ったことによって、市場が高いということなのですが、これが今ほかの大手畜産農家、企業さんがやはり独自で肥育もやられている傾向もありますから、そういう意味では市場も落ちるというところはあります。そういった中で先を見た取り組みというのは、農家さんがこうだとか、農協さんがこうだ、それらの議論の中でまちとして、白老町としてやはり方向性を出すべきだと思います。残念ながら、まだまだいろんな意見の食い違いもございますし、もっともっと議論を深めなければいけないという部分の場面はございます。ただ、私も4月に来たばかりですけれども、それをもっともっと強化していきたいというふうに考えております。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
るる吉谷議員おっしゃったとおりで、その課題あるのも行政として認識しているところであります。目標を持っていくということの誤解があったらあれなのですが、基本的にはやっぱり白老町としては白老牛を肥育牛をつくってきちんとPRをしていきたいし、販路も拡大していきたいというふうに考えて、そこはビジョンとしては持っているのですが、ここに今素牛の高騰とかがあって、素牛の畜産農家と白老牛の肥育農家というのを今はちょっと分けて考えなければならないのかなというふうに思っておりますので、リスクをしょって素牛を白老牛に全て変えてくれと単純に言えると白老牛多くなるとは思うのですが、やっぱり安定経営を考えると行政としては強くそこは行けないので、今高値でありますから、さっき議員おっしゃっていたとおりこれが安くなったときにそこから対応してきたらおそいのだよということ等を農協も一緒に考えて、課題解決に向けて進んでいる状況でありますので、その辺はちょっとすぐこういうふうに行くというわけにはいかないというのはご理解をいただきたいと思います。白老町としての目標としては、やっぱり白老牛を一頭でも多くたくさん出すというところが大きな目標でございます。
質問 3番 吉谷一孝
理解いたしました。今までもうどうするという判断はこれから協議するのは十分理解できますし、議論を重ねていかなければいけないというのも十分理解しているのですが、ただ状況、時期がこの今の現状ですから、早くにその方向性を見出して手をつけていかないと、きょう言ってあしたできるものではないです。牛は3年サイクルといいますから、きょう仮に手をつけても3年後ですよね、成果としてあらわれるのは。ということを考えると、一日でも早く方向性を見出して、どういった形でこれから進んでいくのかということを示していっていただきたいというふうに思います。以上で終わります。
答弁 農林水産課長 本間力(農林水産課長は2018年3月まで)
吉谷議員のおっしゃるとおりでございます。やはり2020年という以降もそうですけれども、まずは2020年に出荷をふやす上での用意をするという意味では来年からというのが本当ですので、今からその体制というのは今年度という分ではきちっと方向性を出さなければいけないというふうに思っていますので、できるだけ早い時期に取り組みをお示しできるように我々としても検討してまいりたいと考えております。