白老町議会 平成27年定例会9月会議 2015年9月8日
港湾の当初計画と現状の整合性、今後の見通しと責任
2015年9月8日、白老町議会の一般質問で、松田謙吾議員が「港湾の当初計画と現状の整合性、今後の見通しと責任」について質問し、町長 戸田安彦、経済振興課港湾室長 赤城雅也、副町長 岩城達己が答弁しました。
- 質問者
- 松田謙吾 議員
- 答弁者
- 町長 戸田安彦、経済振興課港湾室長 赤城雅也、副町長 岩城達己
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 松田謙吾
5番、松田です。港湾についての質問を行います。1.港湾の当初計画と現状の整合性、今後の見通しと責任について。戸田町政、23 年 12 月から4年間、16 回の定例会のうち、14 回私は質問に立ちました。第3商港区の質問は8回目になります。まちの浮上を唱え、巨額の投資のつけが財政危機を招き、2度目の健全化計画の中、模索のような財政運営を続けております。そこで(1)第3商港区建設の大きな目的と現状との整合性について。(2)大型客船、大型貨物船の物流と物量の整合性はということについて。(3)港湾全ての投資額と第3商港区投資額、経済効果、地元利用企業の実態、雇用効果はということの質問。(4)25 年、26 年度の、決算していないから見込みなのですが、港湾船舶岸壁係留施設使用料収支と 27 年度の見込みについて。(5)25 年、26 年度の上屋、土地造成含めた元利償還と 27 年度の見込みについて。(6)前町長は「港をつくった大原則は地元企業等の物流コストの削減、雇用の拡大、財源を生む基盤づくり、まちの生き残りにとって港の建設は不可欠であり、夢であり願望であり、私の政策32である。」、こう語っております。戸田町長は「前町長の夢や願望でつくられた第3商港区を引き継ぐ」と言明してきたが、この港についてどのような展開をしてきたのか、お伺いいたします。(7)戸田町長の4年間のポートセールスの目に見える成果についてお聞きしたいと思います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
「港湾の当初計画と現状の整合性、今後の見通しと責任」についてのご質問であります。1項目めの「第3商港区建設の大きな目的と現状との整合性」についてであります。基本構想においては、地域産業における物流需要の増大や輸送形態の変化に対応するとともに、物流拠点として地域の発展を支える役割を持ち、木材チップ、紙製品、石炭等の取り扱いを設定しておりましたが現在まで利用に至っておりません。今後の経済状況や利用企業の経営計画にもよりますが、利用に向けた協議、要請を継続していく考えであります。2項目めの「大型客船、大型貨物船の物流と物量の整合性」についてであります。大型客船については船会社への営業を続けておりますが、入港には至っていない状況であります。またこれまで第3商港区を利用した大型船舶はRORO船、コンテナ船や砂貨物船の 5,000 トン以上が利用しており、平成 26 年は利用船舶が 79 隻、うち大型船舶 15 隻、ことし8月末までは利用船舶が 75 隻、うち大型船舶 14 隻となっておりますが物流、物量とも構想に見合った利用には至っていない状況であります。3項目めの「港湾整備投資額と第3商港区の投資額、経済効果や利用状況等」についてであります。26 年までの事業費は約 784 億円で、うち第3商港区の事業費は約 141 億円であります。建設時における町内への経済効果は一定の成果があると捉えておりますが、利用についての経済効果や利用状況等については現状では構想に見合った利用に至っておりませんので積極的なポートセールスを行い、費用対効果が上がる努力が必要と考えております。4項目めの「25 年度、26 年度の係留施設使用料収支と 27 年度の見込み」についてであります。係留施設使用料収入と港湾施設維持管理費支出の収支は、25 年度収入約 990 万円、支出約 700万円で 290 万円の収益、26 年度収入約 1,210 万円、支出約 840 万円で 370 万円の収益がありました。27 年度の見込みは収入は前年度並みと想定しており、支出を抑制し約 500 万円程度の収益があるものと見込まれます。5項目めの「25 年度、26 年度の港湾機能施設整備事業の元利償還額と 27 年度の見込み」についてであります。25 年度の元利償還額は約 5,432 万円、26 年度は約 5,516 万円、27 年度予算は約 5,619 万円で、33上屋建設費及びふ頭用地造成地の起債残高は約2億 7,200 万円となっており、32 年度で返済完了の予定であります。6項目めの「第3商港区を引き継ぐといってきたがどのように展開してきたか」についてであります。第3商港区は経済の活性化や地域の発展に寄与し、地元企業の存続のためにも必要であり、今後利用されるよう各方面の各企業に要請を行うとともに、安全で利用しやすい港を目指し整備を進めております。7項目めの「約4年間のポートセールスの成果と結果」についてであります。昨年のRORO船の入港や、東北方面への砂の移出、防衛省の利用等は企業や関係者の方々のおかげではありますが、ポートセールスの成果があったものと捉えております。また港湾利用に向けた問い合わせもあり、今後の利用に期待をしておりますが新規企業等の利用や定期航路が開設されるようなポートセールスが必要と考えております。
再質問 5番 松田謙吾
再質問をいたしますが、私はいつも思うのですが、まちが大事業をしたときは必ず検証をする。そしてまた町民に報告をする。それは誰が、いつ、何を、どうして、どうなり、どうなっているのだと。私はいつも質問をするのはこういうことを聞いているのです。いつもこういうことです。特に大きな事業の検証は責任を明らかにして、行政運営が常に責任を明らかにするのが行政運営の私は原則だと、こう思っております。そういうことで戸田町長は4年間、町長を勤めてまいりました。その経験を生かしてわかりやすく説明を求めたいと思うし、特に私は戸田町長にご質問をいたします。一つ目が第3商港区は当初は大昭和製紙の要望に基づき進められてきたのです。厳しい財政をにらみ、一部受益者負担にする。財政が厳しいからプライベート岸壁を検討していました。そして進めたのですが 15 年4月1日、大昭和製紙と日本製紙が合併をし、この段階で日本製紙とは一切協議していなかった。私も議長をやっていましたからそのとおりなのです。まちの財政事情や町民の意見もあり、町民に犠牲があってまで必要はない。これは元町長の見野町長のこれは港に対する考え方です。そう述べております。そして 16 年の予算要求を見送った経緯があります。しかし前町長、この飴谷町長なのです。16 年3月の執行方針でさらなる地域経済活性化のため、第3商港区の調査に着手すると港づくりを言明いたしました。16 年6月 10 日、第1回の白老港湾促進特別委員会において、白老工場長室蘭開発建設部も同行して、日本製紙本社に出向いて白老工場の今後について伺い、第3商港区が完成した暁にはぜひ活用してください、これが日本製紙の第1回目のお願いなのです、要請なのです。これは特別委員会でお話した言葉です。私の想定では計画段階の1社のみではなく、数社の予定が想定され、地元企業や新たな進出企業の利用目的として建設すると、ここで宣言したわけです。受益者負担は考えない。特別委員会で報告されております。このような建設意志を踏まえ、17 年8月、18 年8月、19 年7月、三度にわたっ34てこの町政だより「元気」において、このように主な説明です。年間貨物量は 220 万トンから 351万トンに変更にすると。1万 8,000 トンの貨物船、5万 4,000 トン級の大型チップ船、紙製品の大量輸出できるRORO船の運航もできる。第3商港区の整備や地元大手企業、日本製紙がありますからチップや石炭が室蘭や苫小牧で荷揚げせざるを得なかった。物流コスト削減が大きく早期着工が望まれるのだと、このように町民にこの第3商港区の財政効果やさまざまな効果を含めて町民に知らせたわけです。25 年 11 月2日、供用開始されました。それから2年が経過した。しかしながらチップ、石炭、RORO船、紙製品の輸出の状況は見られないが、これは今どのようになっているのですか。
答弁 経済振興課港湾室長 赤城雅也(経済振興課港湾室長は2017年3月まで)
今現在は日本製紙のほうへ要請をしております。そういう状況です。
再質問 5番 松田謙吾
赤城経済振興課港湾室長の答弁は簡単でちょっと息つく暇がないのです。もうちょっと詳しく長く話をしてください。私は町民が先ほど言った3回町政だよりを読みました。大変喜んで読んだと思います。私もこのときも議員ではありませんから、この第3商港区ができたらこういうことになるのだと、このように私も見ておりました。まちを信じて、町政だよりによってまちを信じて今まで 10 年も待ったのです。17 年から今日まで 12 年ですね。供用開始まで 10 年。町民の気持ち町長わかりますか。私は大きな期待をし、そしてまちがこの飴谷前町長の言うようなまちになったらいいと、こんな思いで待ったはずなのです。町民に納得する言葉に責任を持って、この今私の質問した経過を戸田町長からお話してください。
答弁 副町長 岩城達己(副町長は2019年3月まで)
これまでの経過ということですので私も松田議員がこれまで港湾に関していろいろ質問されていた会議録も一通り目を通しました。同じようなやりとりで町側も答弁しているという部分がございます。確かに第3商港区当時建設着工から広報等で町民の皆さんにこういう港の利活用も図っていくということを議会で議論しながら町民の皆さんにもお知らせしてしてきたという経過がございます。そういう部分で計画、荷物量と現実との差というのは大きくあって、ただいまご指摘あったような数値になっているというのは現状であります。それで質問の趣旨にある、そういう期待を持った町民に対してどう考えるかという部分がございますが、それについてはもうこれからも現在もそうなのですけれども、やはり期待を裏切らないよう、せっかくつくった目標があった港湾ですから、昨年は確かにRORO船も、コンテナ船も入りました。しかしその数をふやしてやはり計画目標量に達成しなければならないと。そういうことが私どもに課せられた責任でもありますので、その点をしっかり今後対応していきたいというふうに思います。
再質問 5番 松田謙吾
今岩城副町長の答弁でRORO船も入ったし、大きな船も、これは米軍のヘリコプターを搭載した船だと思います。私は当初計画の1万 5,000 トン級の貨物船、5万4,000 トン級のチップ船、これは私は先にいった1隻ずつ2回入った。それ以外、大きな船は入っていませんね。私は目的の船が入ったかと聞いたのです。目的の船はRORO船、確かにいつか1回入った記憶があります。それと大きなヘリコプターを積んだ米軍の船が入ったのですが、このたった2回しか入っていませんね。たった2回しか入らないで、あとは前にも言っているのは魚釣り場になっている。町民の魚釣りは大変喜んでいる。町民ばかりではなく道民ですね。札幌の方々が多いから喜んでいる。こういうことを私はきちんとしなさいと言っているのです。これは今、私には町民が納得する言葉には聞こえません。私も納得しません。もう一度、戸田町長のほうから答えてください。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
町民が納得するというのは当初計画のとおりいったときに初めて納得してもらえるというふうに思っておりますし、現状はこの約4年間の間、何回も松田議員とも議論をさせていただきましたが、現状は当初計画のとおりいっていないというのは正直に申し上げていますし、港湾を利用する企業とも協議もさせていただいて要請もしている段階で、ただ結果が出ていないので、今現在はこういう形で動いているというのは正直なところです。
再質問 5番 松田謙吾
私はこの1問目の質問を総括してみると、目標に至っていないという言葉が三つも四つもありますね。達していない、至っていないと。まさにこの第3商港区の当初計画はみんな至っていないのです。至っていない、やっていない、できない、入っていない、みんなこうですね。私は行政がやる仕事というのはこうなっています、ああなっています、こうなりましたというのが行政の言葉なのです。たくさんの町民の税金を使ってつくる大事業はやはりこれでは答えにならないのです。こうやりました、こうなりました、こうしたいと思う、こういう言葉がここに羅列されるのが私は行政が責任を負った言葉なのです。私はこの納得しないというのは、こういう答弁しかできないような今の行政運営、行政状況、これが私は町民も納得できないだろうし、私も納得できないと、こう言っているのです。ここの部分はこれまでにして、また別な質問をいたしますが、ではどうしてこうなったのだと。先ほど1番最初に誰がどうしてと言ったことに私はどうしてこうなったのだという部分を今質問しますが、地域振興の基本的な考え方はまず経済だと、経済の活性化があってその財源を生む、まちの生き残りにとってこの港の建設は不可欠なものなのだ。白老の大きな経済の基本はまず第3商港区の建設から可能性が生み出せるという、私の夢であり、私の願望であり、それが私の政策だ。私の判断で港をつくった。これが私は飴谷前町長のつくった港の大義名分だと、こう思っているのです。そして 16 年6月 10 日の特別委員会では、白老工場36の長田さん、室蘭開発建設部のいろいろな面でコストの削減、完成した場合の活用について日本製紙本社の役員の中村専務さんに活用の考え方を伺ったと。完成の暁には活用したいと言ったと。要するに日本製紙が使うからと裏づけを取っていないのです。裏づけをとってつくった港ではなく、まちが港をつくるから日本製紙が使うものとしてつくった港なのです。想定でつくった港なのです。この委員会にまたこうも述べております。最悪の場合も想定しなければならない。私は最悪になる想定は考えられないと述べておるのです。私はこの最悪になるような想定は考えられないと述べておりますが、最悪の想定になったわけなのです。日本製紙の要請や裏づけがないし、最悪の想定が現実となりました。戸田町長はどのように思い、現状を町民に説明し、町民が納得する丁寧な説明を私はきちんとすべきだと、再度この説明を求めたいと思います。
答弁 副町長 岩城達己(副町長は2019年3月まで)
先ほどの答弁で戸田町長も申し上げたところでございますが、ただいまの質問の中では第3商港区を着工していくという大義というのはやはり地域振興、地域経済のためという部分でスタートしたということは事実です。ただその中にこれまでも議会の議論の中で、では民間会社とのそういう契約行為があったかなかったかという部分では不存在の部分もありますけれども、ただいまご質問の最悪の想定というのは現段階では計画の量が入っていないのです。あるからにはそこの差があるというのは想定外というか、最悪の想定というのはおっしゃるとおりかと思います。ただ、まだまだ港も活用して動かしていかなければならない。できているものをどうやって船を入れて活用していくかということが先ほども私が答弁したとおり、それが我々の責任であり仕事でありますから、その部分はしっかりこれからも継続して対応していきたいというふうに考えます。
再質問 5番 松田謙吾
もう一度質問いたしますが、第3商港区物流の核として日本製紙の木材品、チップ 144 万 3,000 トン、石炭 15 万トン、紙パルプ 43 万 1,000 トン、計 202 万 4,000 トンを計画してつくるといった。入港最大貨物船1万 8,000 トン、チップ専用船5万 4,000 トンの利用、また旅客施設利用3万人、その他を含めて 351 万トンの港として完成をいたしました。日本製紙と協議の継続という答弁を繰り返ししている。きょうもまだ協議をしている。要請をしている。もう 12 年間この話をしています。日本製紙のチップ、石炭、紙製品を主に 202 万トンの取り扱う貨物のために建設した大事業、まず利用するものと、つくるものの協議から始まるものではありませんか。私は 12 年にもなって完成をしていまだに協議している。どんな協議をしているのですか。私は要請という言葉だけ使うのならまだ納得できるのですが、いまだに協議をしている。何の協議をするのですか。日本製紙は使わないと言っているのだから。これは協議になるのですか。一方的に。あの大企業の白老工場長が使わないと言っている。これ以上、何があるのですか。ですから私は前回の議会でも、議会も行政もまちをあげて改めてそれではお願いに行ったらどうだと、私はこ37ういう質問をしています。こういうことをしましたか、どうですか。
答弁 経済振興課港湾室長 赤城雅也(経済振興課港湾室長は2017年3月まで)
現実には行政は行っておりません。ただそれはやはり今、企業とのタイミングというのですか、そういう時期を見計らって要請活動を行っていかなければならないと考えておりますので、その時期がきたら皆さんの協力のもと要請活動を行ってきたいと思っております。
再質問 5番 松田謙吾
先ほどから私も言っているのですが、ずっとそれしか言わないのです。私はこの 16 年の執行方針、これから始まって 12 年になる。そして日本製紙は使わないと言っているのに何を協議しているかと。私は協議というのは相手がなければできないのです。今協議しに行っても玄関払いではないですか。本当にしているのかどうか。1番近い協議はいつしましたか。
答弁 経済振興課港湾室長 赤城雅也(経済振興課港湾室長は2017年3月まで)
先月部長とはお会いして要請をしております。
再質問 5番 松田謙吾
部長は何て言いましたか。
答弁 経済振興課港湾室長 赤城雅也(経済振興課港湾室長は2017年3月まで)
やはり今はその時期ではない。経営も厳しいし、紙も売れる状況ではない。今後経済の活性化や経営方針が変わった段階では考えていきたいということです。
再質問 5番 松田謙吾
この港をつくらないといった濱沖工場長はそんなこと言っていないです。室蘭、苫小牧があるから使う考えはないと言っているのです。この今の経済状況や何かで使わないのではないのです。私は濱沖工場長の言っているのは、この室蘭に立派なヤードがある。苫小牧にも石炭ヤードがある。白老にやるとヤードをつくるのに 50 億円かかる。白老に迷惑かけられない。日本製紙がつくるのには 50 億円はこれは出さなくても今ある施設を利用したほうが得策だと。こういう考えで私は使う考えはないと、私は言っていると思います。ですからそこで協議どうのこうのといっても、「私はこれはやっているの離婚協議ぐらいだと思います。」こんなことを言っては悪いけれども。それはそれとして、港の利用を踏まえて私は今後のこの第3商港区の利用、第3商港区の方向性をこれを今どういう考えでいるのか、まずこの点について聞いておきたいと思います。
答弁 副町長 岩城達己(副町長は2019年3月まで)
第3商港区の今後の利用という部分のご質問です。当然、計画に盛ら38れたことを着実に進める動きはしていかなければなりません。協議という部分ではなくて要請という、そういう大事な部分でのやりとりをしていかなければならないというふうに思っていますし、企業がなぜそういうふうな状況にならないか、課題を整理しきちんと押さえて、港の使い方ですからいろいろあります。今苫小牧、お隣の港で今1番問題になっているのはコンテナ船ですね。コンテナ船のガントリークレーンが故障したことによって、今物流に影響が出るという部分が問題提起されています。一方では、またフェリーの使い方に対してもいろいろ課題が出てきているという部分がありますので、港をいかに使ってもらえるかという部分ではいろんな施策を考えて行動していかなければならないかというふうに捉えていますので、そういう部分を情報を的確に押さえた対応をしていきたいというふうに考えます。
再質問 5番 松田謙吾
26 年度までに港湾整備総事業、先ほど 784 億円、このように話されました。そして係留使用料はこれは 26 年ですから、1,214 万 1,290 円のはずです。これは前に私調べてあります。維持管理費が 842 万 4,898 円、これが 26 年度の係留使用料です。この利益は係留使用料の収支、この収益は 371 万 5,392 円、この港、あれだけの 784 億円投資して、ここから上がる係留使用料はたったの1年間 371 万円足らずです。100 万トン砂を出した、何を出したといいながらこれだけなのです。そして 26 年度の起債償還6億 3,735 万 6,245 円、約 370 万円収入を上げて、6億 3,700 万円、これだけ償還しているのです。こんな状況が白老のまちが浮上するはずがないのです。よっぽどこの当初目的の工業団地がいっぱいになったら、この港というのは金をもうけるためではない、経済のために使っている。こういう答弁もありましたけれども、そうであればこれだけしかない今港をつくっているのです。そして第3商港区 141 億円、港は金を生むところではない、経済を生むところだといってきたが、今後第3商港区の当初上げた理念。理念というのは抜本的な考え方と、現状の整合性、この考え方をお聞きしたいと思います。
答弁 経済振興課港湾室長 赤城雅也(経済振興課港湾室長は2017年3月まで)
理念としても基本構想の、戸田町長もご答弁しておりますが、地域産業における物流の増大ということをもって計画しております。ただ今時期、やはり震災もありますし、紙の売れ具合というのもありますし、全体的な経済状況もございますので、その辺はちょっと今は見合ってないというところでございます。
再質問 5番 松田謙吾
時間なのでこれで最後にします。この港をつくった大義は、白老のまちの生き残りに港の建設は不可欠だと。経済活性化があって財源を生む。基本的な基盤づくりが第3商港区なのだと。そういう可能性を生み出せる。そして私の判断でつくったと言明しています。さらに 23 年6月 21 日の私の質問の答弁で、第3商港区がなかったら日本製紙の工場はなかった。39更地になっていた。工場がなくなったとき誰がどんな責任を持つのだと、飴谷前町長は私にこのように言ったのです。しかし第3商港区を使う考えはないと言って港を使っていないのですが、工場もある、更地にもなっていない。私は今戸田町長にこれをどうだと言ってもしようがないのですが、私はこういう港づくりを戸田町長は継続したのです。継続したのです。これは地元企業に向けた行政判断の誤りなのです。行政判断の誤りで港をつくった。使うものとしてつくったのですね。ですから私は先に裏づけをとっているのかと言ったのは、ここなのです。先ほど言った 370 万円余りしかない係留使用料、6億 4,000 万円出して借金を払っている。そして今の港がこのような状況だと。更地にもなっていない。この状況の責任はどのように考えているか。私はこの責任は重いと思います。この責任をどう考えているのか、伺っておきたいと思います。
答弁 副町長 岩城達己(副町長は2019年3月まで)
このたびのご質問の中のやりとりで戸田町長もその責任という部分でもお答え申し上げていますけれども、やはり今松田議員がご質問した中のとおりに当時の町長は会社とのやりとりの中で、港があるがゆえに工場は残したという部分で港も当然使っていきますという、そういう協議の中で建設をスタートしてきた。現実問題、今ご質問の趣旨は港は使っていないのに工場もしっかり残っていると、そこの食い違いもあるという部分でのご指摘やご質問かというふうに思います。それはやはりまず港のことは別としても民間会社がきちんと地元の工場が動いているということは大変ありがたいことで、それはまずは一つとしては工場が残っていて本当にほっとしている、安心しているというのはあります。一方で大事なのはやはりそこを港があるがゆえにもっと輸送コストが削減されたりとか、新たな荷物の展開をしていったりとか、できることをきちんと使うように動かしていかなければならないというふうに考えます。責任は重いのは確かにわかります。そのことを受けて私どもはそのことを果たしていかなければならない。責任を果たしていかなければならないということが最も大事なことというふうに捉えていますので、もう少し先も見据えていただいて何とか汗を流して活用されるようにやっていきたいというふうに考えます。
再質問 5番 松田謙吾
一つだけ言っておきますが、戸田町長はことしの執行方針でジャックウェルチの教訓というお話をされましたね。4年先を見据えてやれば、その仕事も進むのだと。あれは議会と町民に話したと。私が質問したらこう言いました。このジャックウェルチの教訓を飴谷前町長を呼んでお話を聞かしてやってください。こういう教訓を、戸田町長のいう教訓が私は我々に向けて話したのであれば飴谷前町長も町民ですから。しかも過去こういう失政を犯している。私はいっぱいお話したいことがあるのですがまとめて話をしているからこの程度なのですが、ジャックウェルチの話は町民に向けたわけですから、飴谷前町長に話をしてあげなさい。議会というから私はそうかと。3、4年先を見据えて、私は少なくとも3、4年先を見据えて、家庭もどうやって3、4年先を生きていくのだと。人生も3、4年先老後をどう生きるかと。それぐらいのことは私はい40つも考えています。だけども戸田町長があれだけ町民に言った言葉は重いものがあると思います。だったら飴谷前町長にきちんとお話してください。それだけ私は戸田町長にお願いをしてこの港の部分は終わります。