みんなの議会

白老町議会 平成27年定例会6月会議 2015年6月24日

白老町まち・ひと・しごと創生

2015年6月24日、白老町議会の一般質問で、小西秀延議員が「白老町まち・ひと・しごと創生」について質問し、町長 戸田安彦、企画課長 高橋裕明、経済振興課長 本間力が答弁しました。

質問者
小西秀延 議員
答弁者
町長 戸田安彦、企画課長 高橋裕明、経済振興課長 本間力

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 小西秀延

それでは、2番目の質問に移ら せていただきたいと思います。2番目は、白老町まち・ひと・しごと創生(地方創生)についてでございます。(1)といた しまして、白老町創生総合戦略の内容についてでございます。①として、白老町は創生総合戦略は 10月までに策定するとしております。ですが、他市町村、苫小牧を例に挙げれば 苫小牧は12月までに策定するとしております。また各市策定時期が、かなり異なっているようにとらえております。国は 地方版総合戦略の早期かつ有効な策定実施には手厚く支援をするとしておりますが、その手厚いという部分、策定時期の違いでどう変わってくるのか、その辺のご説明を願え ればと思います。②といたしまして、国の総合戦略を見ても、その国の事業に対する目標数値はわかります。地方へ 分配される予算規模や、交付金の内容がどうもいまいち見えてまいりません。どのよう な規模とどういう交付金になるのか、お伺いをしたいと思います。③ 、人口ビジョン・総合戦略について伺います。国は地方版総合戦略策定のための手引の中で、こちらですね、インターネットから私もこの総合戦略を勉強するために 、そのどういうふうに策定されるだろうということで、手引を勉強させていただきました。本当にこの手引きを見させてもらうと 、その使われている内容や語句、大変に町も勉強されて策定されているなという関心を したところでございますが、あえてまたそこから私の意見もご指摘等も入れて質問させていただきたいと思いますが、その手引きの中で、国・道の内容を考え地方版の策定を促しております。それで、人口の目標設定の根拠、数値の設定は国の目標と整合性はとれているのかどうかお伺いしたいと思います。またもう1点、国との出生率、これも他の議員から出ておりましたが、出生率の差異についてこれは問題にならないのかお伺いしたいと思います。④といたしまして、白老町創生総合戦略で主な施策に北海道新幹線開通に伴う事業、これは国が行っている大きなプロジェクトでございます。なおかつ、広域的にしらおいも関係してくる事業で ございます。このことや、オリンピック・パラリンピック、これも白老の象徴空間がそれまでに間 に合わせるという国のビッグプロジェクトでございます。なおかつオリンピックだけではなくパラリンピックも付き人 の方たちも一緒に見に来ていただける、参加していただける、そのような多くの人が動く事業になっております。そういったものが主な事業に掲載されて いないという形になってございます。これらは国の重要施策であり 、また、さきにも言いましたが、地方版総合戦略策定のための手引の中で推奨している広域的事業になるので掲載の必要があるのではないかと考えておりますが、その点の見解をお伺いしたいと思います。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

白老町まち・ひと・しごと創生についてのご質問であります。1項目めの「白老町創生総合戦略の内容 」についてであります。1点目の「他市町村の戦略策定時期の違い」につきましては、国は自治体に対して 平成27年度中の策定を求めておりますが、 27年10月末までに策定する場合、既存の基礎交付分に上乗せ交付として1,000万円を目安に交付をして早期に戦略を推進することとしております。さらに 先駆性の高い事業に対して 3,000万円から5,000万円を交付するとしている ことから、大きな理由といたしましては、上乗せ交付金の申請のため 各市町村の策定時期に違いが生じております。2点目の「国の地方創生予算規模と交付金の内容」につきましては、自治体が自主性・主体性を最大限に発揮して地方創生に取り組み、地域の実情に応じたきめ細かな施策を可能にする観点から、地方財政計画の歳出に「まち・ひと・しごと創生事業費」1兆円を計上しております。28年度以降につきましては、総合戦略の期間である5年間は継続して少なくとも1兆円程度の額を維持するよう安定的な確保に努めるとしております。今年度の地方創生先行型交付金につきましては、総額1,700億円で基礎交付分1,400億円と上乗せ交付分300億円となっており、来年度以降の新型交付金の内容につきましては7 月以降に示される予定となっております。3点目の「人口ビジョンと総合戦略」につきましては、今後、町の人口目標の設定は進められますが、概要でお示しした推計は出生率を想定したものであり、詳細の検討はこれから行う予定であります。各自治体が示 す人口目標は独自に推計することとなっておりますが、今後、国や道の推計も考慮してまいりたいと考えております。また、国との出生率目標の差異につきましては、各自治体における状況に違いがあることから、国からはその違いについての問題は示されておりません。4点目の「新幹線やオリンピック・パラリンピックに対応する事業の必要性」につきましては、国や道の主要事業であることから 整合を図っていくとともに、町にとっても、その効果を反映することで影響が大きい事業であると捉えており、総合戦略に、観光戦略による広域連携や雇用の拡大、オリンピック・パラリンピックにかかわる文化戦略の推進など 取り組み項目として検討してまいりたいと考えております。

質問 10番 小西秀延

質問を続行させていただきます。ただいま回答いただきまして、総合 戦 略 の 策 定 時 期 の ずれ に つ い て 上 乗 せ 交付金 の 申 請 と い う こ とで 1,000万 円 を目安に交付されて、またさらに先駆性が高ければ 3,000万円から5,000万円ということで、策定時期のずれの意味がよく理解できました。早期の策定の努力に大いにこれは私は評価をさせていただきたいと思います。他の自治体がなかなかこの 10月までというのは策定が難し いということで断念している自治体があるにもかかわらず、白老町は取り組んでいるというその努力に本当に 敬意を表したいと思います。ぜひ、 27年度の上乗せ交付金の最大限の獲得にご尽力をいただければというふうに思います。また、②ですが 国の地方創生の予算規模、交付金の内容についても、ご回答いただいた内容でおおよそ の理解ができました。ぜひ、28年度に向けても新規の獲得に向けて、これも本当にご尽力を重ねてお願いをしたいなというふうに思っております 。三つ目の人口目標そして出生率についてでございます。これも昨日議論があったところですが、人口ビジョン・総合戦略については、平成 27年度の上乗せ交付金、平成28年度の新型交付金を得るために、現状の分析、調査そして可能性が重要と考えております。きのうの同僚議員との議論で 、人口の目標設定や出生率の目標はシミュレーションとして掲載した というような回答がございました。現状の人口を維持する目標にというような答弁もありましたが、それで間違いな いかどうかまず確認をさせていただきたいと思います。

答弁 企画課長 高橋裕明(企画課長は2016年3月まで)

人口ビジョンにおける目標でござ いますが、さきに提出しておりました資料につきましては、今、お話があったようにその時 点における出生率を中心にしたシミュレーションということでお示ししております。最終的にはまだこれから検討を進めるわけですけども国が示しているような 人口を維持する出生率2.07というものの検討を進めてまいりたいと思っております。

質問 10番 小西秀延

私もそのような目標を立てていくべきかなというふうに考えてございました。ぜひ、やはり国が目標立てて そこに向かっていくということで、今回この交付金を支給するというような趣旨に立っていると、私は認識をしておりますので、やはり国に近い数値目標を設定するのが採択といっ たらちょっと語弊があるのかもしれませんが、厚い支援を受けるためには、それなりの目標設定そして出生 率を設定していくのがベ ストだと思います。それらを考えたときに、白老町では 低い低いと言われてますが、どの程度までの出生率を想定できるか。今現時点でお考えがあれば国 に近くというようなお話もありましたが、現在低いことを考えればそこまで本当に持っていけるのか、お考えがあればお伺いをしておきたいと思います。

答弁 企画課長 高橋裕明(企画課長は2016年3月まで)

これからの目標設定になろうかと思いますけども、現在白老町は国に約0.2ポイント低い状態でございますので、それを解消していかなければならないと いうことになります。これから、 20年、30年後の話にはなりますけども、その間にいかに生産者人口といいますか、子供を産む世代の方たちに白老に住んでいただいて、そして生み育て やすい環境をつくっていくかにかかってくるわけでございます。ですから、そういう対策も含めながら何とか国が示しているような、 2.07に向かって取り組みを進めてまいりたいというふうに考えております

質問 10番 小西秀延

それはぜひ国の目標に近い2.07に向かうように、計画の策定をよろしくお願いしたいと思います。それでは少し細かくなっていきますが、ここから④の事業内容について触れさせていただきたいと思 います。白老の総合戦略で青年畜産農家 支援事業や、観光振興が掲載されておりますが、ほかに、道と連携した白老牛の海外販路拡大や観光振興でいえば、現在行われている広域観光の拡大を強調したほうが政策的に国に理解されやすいのではないかというふうに私は考えております。また、新規の事業として、道の駅を基盤とした防災拠点、町民の憩いの場、地域産業物産市、そして観光客の流れなど 、海外でも今この道の駅について紹介されつつあるという現状にあります。仙台陣屋の整備や観光客が町内を周遊できる環境づくりが私は白老の特徴として取り上げられるのではないかと思いますが、その辺あたりのお考えはいかがでしょうか。

答弁 経済振興課長 本間力(経済振興課長は2016年3月まで)

しらおい牛を含めて海外戦略、それから広域観光、それと道の駅の部分で何点かジャンルの 部分でのお話がございましたが、まず道の駅に関しましては、以前から観光協会のほうで主体的に取り組みをして 検討いただいているところでありまして、最近でいきますと、先日観光協会の総会が開催された中で冒頭町長の挨拶の中でも、協 会のほうには道の駅の検討ということも述べていただいている状況でございます。我々セクションといたしましては、この道の駅という捉えもそうなんですが、小西議員もおっしゃったとおり 周遊性を高める上での一つの拠点づくりとしては、ファーマーズマーケットであったり、富良野あたりが成功事例として今取り上げられていますが そういったマルシェ機能、そういった拠点という部分が結果道の駅というような取り組みに発展すれば 理想的だと思ってますし、当然、道の駅の必要性は今現在も考えておりますし、いずれにしましても町内の 拠点づくりでいきますと、やはり虎杖浜・竹浦地区 、社台地区それからこの白老地区というような 、その周遊性の部分ももう少しそれぞれ周遊性を高めるネットワーク化という上での拠点づくりの 必要は感じておりますので、その辺は この2020年を迎える中で取り組みを早めに整備できるような検討していきたいと考えております。広域観光の面に関しましては、 オリンピック・パラリンピックの流れでいきますと、特に西胆振広域観光圏協議会の中で既に取 り組んでございます。特に北海道の中でも、これからインバウンドが 300万人を目標として掲げている以上は、先駆 してプロモーション活動や招聘事業も取り組んでいる状況でございます。その中で、一つには、今博物館の中でもここ3年ぐらいでかなりの伸び率を占めているのがタイのほうでございます。タイの中でいきますと博物館でいけば 昨年度で2万5,000人を超えた状況で、23年では7,000くらいの数字で2万2,000人から2万5,000人ということで非常に高く伸びてきている状況でございます。そういう中でやはりそういった富裕層、それから空港アクセスも含めて西胆振広域圏の中で白老町の今後の基盤も含めてなんですが、徐々に発展していく流れで広域観光にも力を入れていきたいと思ってますし、その一つのイベントで昨年の 9月に実施した「うまいっしょ北海道」で白老牛を今回初めて輸出することができました。背景としましては、これは道の国際経済室のほうの協力を得た中で、白老牛の販売戦略会議の中で輸出勉強会という一つのくくりと西 い ぶ り 広 域 観 光 圏 の 協 議 会 の も と も と あ る プ ロ モ ー シ ョ ン が 一 体 と し て や ら れ た 事 業 と して、迎える準備としてこういった実績をつくったことは非常に大きな成果があったと思いますし、また間接的にバイヤーさんのほうの動きにもつながったところもありまして、特に日本国内の動き中で沖縄県が海外への輸出へのハブ化を県を挙げて取り組んでいるという状況がございます。そこのバイヤーさんの流れとして送り込む手段がもう一つ可能性が出てきているということで、今現地の中でも白老町 の中にそういった視察等もこのたび行うこともありまして、今後はそういった可能性もどんどん膨らんでくるかなという期待もありますし、また、タイのほうから白老町においしい肉を食べて、 アイヌ民族博物館を見ていただくという流れは徐々に高まるかということで期待していきます 。ちょっと長くなりましたけれど以上です。

質問 10番 小西秀延

大変詳しくご説明をいただきましてありがとうございます。私の言わんとするところは、それだけのいい事業を白老町本当に行ってきております。それをぜひこの白老町まち・ひと・しごと創生 総合戦略、いま概要版で見せてもらってますが、これからつくり込みを行う上でそれらのものをきちんと広域で行っているんだと 、道と連携もして行ってい る ん だ と い う こ と を き ち ん と 私 は こ の 中 で う た っ て い く べ き だ と い う ふ う に 考 え て お り ます。先ほどもご説明した国の策定の手引の中ではただの産業振興にとどまらず、広域 、複合、特色を大変重要視した内容となってお ります。それをこのビジョンの中できちんとうたうと、それがやる気のある自治体かそうでないか、それ のしんしゃくする材料になるんではないかというふうに私はとらえていますが、その辺、町側の捉え方はどのような形でしょうか。

答弁 企画課長 高橋裕明(企画課長は2016年3月まで)

ただいま小西議員のおっしゃったとおりです。今回の総合戦略をつくっていくに当たりまして、今手引き のお話がございましたけども、町長の答弁では7月ごろに新型交付金の詳細が出るだろうということでしたが、現在の得ている情報では 新型交付金の優先項目といたしましても、先駆性のある事業 、それからこれまでやってきた既存事業の隘路を発見して解決するような事業、それから広域的な横展開できるような事業を優先すると いう情報を得ておりまして、やはりその広域的な展開ですとか、現在白老町では、新幹線でいえば日胆戦略会議という広域的なものも ありますし、苫小牧との先日の定住自立圏構想というのもございます。観光面では、観光圏の連携がございます。そういうものをきちっと戦略 に盛り込みながら、交付金との関係もありますので、盛り込んでまいりたいというふうに考えております。

質問 10番 小西秀延

冒頭に言いましたが白老町が大きくこれから まちが変わる要因の一つが、この地方創生かなというふうに認識しております。今ちょっと具体例で3点ほど 挙げさせていただきましたが、そのほかにもこれから議会ともきちんと行政も話し合うべきという国の指針もでております。われわれ会派も まだこれ以上にもっと意見をざっくばらんに町側と議論をしながら、本当にいい総合戦略になるように 協力をしていきたいというふうに考えております。この地方創生には画一的な自治体への交付ではなく、やる気のある自治体へ交付すると、そのような基準があるというふうに伺っております。そのやる気のある自治体だという気概を町長からお聞きをして、私の質問の最後にしたいと思います。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

この総合戦略は、国の人口減少や経済対策等々含めて、日本の国がどういうふうに変わっていくのかというところで、国と都道府県と各市町村が一緒の目的に向かっていくのがこの総合戦略だと思っております。その中に、今、小西議員が言われたとおり、やる気のあるところに交付するというお話なんですが、やる気のあるところとやる気のないところをどういう判断をするんだというところが、国のほうは求めているところでありますので、先般戦略会議でもお話をさせていただいたんですが今まで従来の計画づ くりは、ある意味画一的なまちづくりで金太郎あめのような計画だったと思うのですが、もう金太郎あめの計画は許されないと。各市町村の区別をきちっとつくっていかなければならないということで、そこに白老町の総合戦略としては、 2020年の象徴空間もありますので、こちらの共生のまちづくりを中心に、白老町としては総合戦略をつくっていきたいというふうに考えておりますし、この共生のまちづくりというのはいろいろな分野で使われると思っております 。教育、高齢者、子供たち、福祉、経済、文化全てに通じると思っておりますので、この総合戦略策定するに当たり有識者会議もあわせて先ほど議会ともというお話がありましたので、議会の議論も大切だと思うのですが、この場だけではなくて議員さん一人一人のまた 知識などがあると思いますので担当課とも、これは縦割り行政ではなくて横のつながりが非常に大切だと思いますので、その辺もこちらにご指導いただければと切にお願いを申し上げたいというふうに思います。また 2020年はちょうど東京オリンピック ・パラリンピックの年でもありますので、先般オリンピック・パラリンピックを活用した地域活性化推進首長連合というのが立ち上がりまして、 私も出席を東京のほうでしてきたの ですが、これからこのオリンピック ・パラリンピックが来ることによっての、スポーツだけでなくて文化や経済も通した活性化の推進ということで情報を集めながら、ほかの町にはない白老町らしい戦略をつくっていきたいと考えております。

出典:白老町議会 平成27年定例会6月会議 2015年6月24日 議事録 PDF(21ページ) 間違いを知らせる