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新十津川町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月8日

旧大和小学校の跡地利用について

2015年9月8日、新十津川町議会の一般質問で、鈴井康裕議員が「旧大和小学校の跡地利用について」質問し、町長 熊田義信が答弁しました。

質問者
鈴井康裕 議員
答弁者
町長 熊田義信

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 3番 鈴井康裕

それでは議長のお許しをいただきましたので、町長に一般質問をさせていただきます。私は、大和地区での長年の懸案であります、旧大和小学校の跡地利用について、現在の状況を踏まえて、今後の対応についての町の方針を伺うものであります。大和小学校は、平成21年3月に閉校して以来、体育館を除いてその大部分が利用されておりません。耐震改修工事の仮校舎としての利用、または、ビニールハウス暖房装置の研究施設としての使用など計画はありましたが、いずれも本格的な跡地利用には結びついておりません。平成25年3月の定例議会においては、平澤議員より同様の一般質問がなされ、当時の植田町長より、企業誘致活動においてプロジェクトチームを作って進めていくこと、また、ホームページの活用により、利用者の募集に努めることが約束されたと記憶しております。ホームページの写真については、平成24年10月当時の写真が今でも掲載されているところでありますが、現在の状況、外壁や内部状況とも、かなり違っている状況にあると思います。このような形での跡地利用の募集を続けている姿勢にも、疑問を感じている次第です。他の小学校においては、花月小学校は、花月サポートセンター、吉野小学校は、かぜのびと素晴らしい施設の再利用が実現しており、地域活性化の核となっております。大和小学校についても、他の地区と同様な取組みをしていただきたい、そういう願いを地元の人も持っております。そこで、閉校以来6年以上も経過した校舎を再利用するには、かなりの補修工事が必要かと思いますが、それでもその補修費用をかけても、あくまでも再利用を目指してこのような企業募集を続けていくのか、それとも、現校舎の活用をあきらめ、取り壊すことも考慮に入れているのか、町長の考えをお聞かせいただきたいと思います。以上です。

答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)

それでは、3番議員さんの質問にお答えをさせていただきます。今ほど質問の趣旨に、平成25年第1回定例会における当時の平澤議員の質問の内容について触れられおりました。その後における状況について、お答えをさせていただきたいというふうに思います。当時、平成25年の一般質問を受けて、その方針を定めるということにしてございました。その方針について検討の結果、当時においては、現状のままの状態で、更に利活用者を募る。さらに、広くPRを進めるということにしたところでございます。ちなみに、今ほど質問の内容にも触れられておりましたけれども、平成25年においては、町のホームページへの募集への掲示がありました。その他に、文部科学省が活用方法や利用者を募集している廃校施設等の情報を集めたホームページ「未来につなごうみんなの廃校プロジェクト」というものがございまして、そこに大和小学校の情報を掲載するなどして、利活用を希望する事業者を募ってまいってきたところでございます。そのようなことから、同年、平成25年ですね、文部科学省のホームページを閲覧した事業者から、ソーラー発電を行いたいという照会が2件ありましたけれども、北海道電力において、電力の受け入れは不可という回答があり、実現には至りませんでした。また、昨年は、日本に働きに来る外国人の語学研修施設としての利用にとの打診もございましたが、照会があったのみで、具体的な打ち合わせまでには進んでいない状況にあります。次に、校舎の状況について報告をさせていただきますが、私自身も前職、鈴井議員もそうでありましたけれども、教育委員、私は教育長という立場でありましたので、7、8年前までは何回となく大和小学校に伺いさせていただき、子供達が一生懸命勉学に励む姿や、大和の伝統文化を引き継いでいる獅子神楽に取り組んでいる姿、さらには、地域の方々とカルタなどを行う世代間交流をする、それぞれ、地域の拠点として本当に素晴らしい大和小学校であったというふうに思ってございます。その後、大和小学校が今ほど言ったとおり、21年の3月に閉校してからは、町では必要最低限の維持管理は行っているものの、利用しなくなって6年の歳月が経過しておりますので、やはり校舎の老朽化は進んでいる状況でございます。加えて、外壁の汚れも目立ってきており、屋上の防水シートもかなり劣化が進んでいるものと思われますし、給排水設備や消防設備などを再度利用できる状態にするには、相当の費用がかかるものと考えられます。また、昭和56年の建築基準法改正の耐震基準による耐震診断を行っておりませんので、安全安心な利用のためには、当該診断を行う必要があり、建物の改修と合わせると、状況によっては相当額の費用を必要とする現状であるというふうに考えております。町では、今後どのようにするのかということでありますけども、現在のところ引き続き、ホームページ等により利活用者の募集を進めてまいる予定でありますけども、いつまでもということにはならないので、やはり2年から3年間の期間を経て、今後も利活用希望者が現れない場合、その場合は、残念ではありますけども解体も視野に入れての検討は止むを得ないと考えているところであります。ただ、解体を進めざるを得ない場合にあっては、今まで大和地域の本当に拠点の施設でありましたので、大和地域の皆さんのご意見を十分に伺った上で、執り進めてまいりたいというふうに考えているところであります。現在のところは、まずもって、さらに利活用者がいるかどうか募集をしながら、2、3年の状況を見て、その後、校舎の解体も視野に入れて検討をしていきたいということを申し上げ、3番議員さんの質問に対する答弁とさせていただきます。

再質問 3番 鈴井康裕

はい、それでは再質問をさせていただきます。ただ今、町長から引き続きホームページによって募集、利活用してくれる企業の募集を続けていくと。2、3年後、利活用がなければ、希望者がなければ、解体も視野に入れていくというご回答を得たところでございます。私が、取り壊しの事を言及したのは、先ほど既存施設を再利用するとなると、町長の答弁にもありましたように、建築物の耐震化、耐震診断をしなければならないと。そのための様々な手続き、費用がかかるのではないかという心配からでありました。もしそうであれば、思い切って校舎を取り壊し、更地にした上で企業誘致をかけた方が良いのではないかと、そうも考えてみたわけでございます。既存の施設に再利用にこだわるあまり時期を逸して、利用価値がだんだん低くなる建物を維持していくというのは、非常に困難なことだと思っております。そういう事のないよう現在の方針を今一度見直し、検討をしていくべきだと思っております。大和地区の活性化のためには、核となる施設が是非とも必要であると、私は思っていますが、今後、町はどのように考えているのか、先ほど解体の時、地域住民の意見を聴いてくださるという話もございましたが、やはり私は、大和地区には、それなりの施設を誘致していただきたいという希望です。そういう計画を作ってくれるのか、まだ、そこまで検討していないのか、是非とも伺いたいのですが、よろしく答弁のほどをお願いいたします。

答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)

はい、それでは再質問にお答えをさせていただきたいというふうに思います。今ほど更地にして、利活用を考える方が良いのではないかという質問の内容もあったというふうに思いますけれども、現在のところ、あの大和小学校の建物、確かに、経年で老朽傾向にありますけれども、あれだけの施設でありますから、あの施設を活かして再利用を考えてくれる、そういう事業者がいた場合には、壊してやるよりは今の施設を活かしてやることが得策であるというふうに考えているので、校舎は2、3年後まで待ってみたいということであります。校舎を壊してから、校舎があれば良かったという事のないように、壊すことはいつでも壊せることにはなるのではないかなというふうに考えております。また、町では企業振興促進制度も、今、鈴井議員の質問の中にホームページもご覧になっているというふうにありましたから、その後段にも、そういう制度もついておりますから、もし仮に、校舎を利用して使う方がいれば、その制度を使って町の支援制度もありますから、その制度を活かした中で校舎の再利用ができます。ただ、事業者がどのような形で出てくるかということが、まだ、見えない状況になっておりますから、それで2、3年は今の状況で判断をさせていただきたいというように考えているところでございます。それで、その後の話になるかもしれませんけれども、その前段として、大和地域として、どのように考えているのかという大きな視点での質問だというふうに理解をしてございます。新十津川の街並みという部分では、やはり今までいくつかの大きな地域、そして、集落があり、今は4つの集落、いわゆる大和、花月、徳富、そして中央と、大きく分けて4つの拠点集落の経年を経て、今の新十津川のまちが継承されていると。その4つの大きな集落の中に今ほど質問にあったとおり、大和だけ何も学校跡地に無いという質問ではないかなというふうに思っており、私自身も大和の地域の再生のために、やはりあの地域の大きな土地、そして財産を活かして、次の核たる施設が活かされるよう全力を持って、私自身も事業者に当りたいというふうに考えておりますし、このホームページから引用して、全国の中から大和小学校を利用する、そういう人がいれば、また、いろいろ交渉しながら、大和地域に新たな施設の有効利用、そして地域のつながりを深められるような施設を構築をしていきたいというふうに考えております。解体した後に、何も無いという状況は極力作らない。やはり大和地域、その地域を先ほど4番議員の質問のコミュニティの活性化と同じように、地域のよりどころという部分では、何らかのそういう行政区会館の他に違った施設をうまく誘引できるように、全力で頑張っていきたいということを申し上げ、答弁とさせていただきます。

再質問 3番 鈴井康裕

はい、それでは、今、町長から良い答えをいただきまして、そのように今後、施設を極力活かしていく方法を模索しながら、新たな施設ということも考えにあるということでしたので、そのようなことで進めていただきたいと思います。ホームページも、是非、更新して現在の状況をしっかりとPRできるようなものを作っていただきたいと思います。私の希望となりましたけれども、これで私の質問を終わらせていただきたいと思います。町長の答弁は求めませんので、これで終らせていただきたいと思います。どうも有難うございました。

出典:新十津川町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月8日 議事録 PDF(40ページ) 間違いを知らせる