みんなの議会

新十津川町議会 平成27年第1回定例会 2015年3月10日

退任にあたっての町長の心境と町政について

2015年3月10日、新十津川町議会の一般質問で、青田良一議員が「退任にあたっての町長の心境と町政について」質問し、町長 植田満が答弁しました。

質問者
青田良一 議員
答弁者
町長 植田満

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 3番 青田良一

それでは、植田町長に一般質問をさせていただきたいと思います。町長におかれましては、最後の答弁ということになろうかなと思いますけれども、是非、今の心境を語っていただければなというような観点から質問をさせていただきたいなと思っております。さて、みなさんご存じのように、12月の議会で残念ながら引退をされるということで、この議会において表明をされました。同僚議員である笹木議員が、2期8年の植田町長の功績についてはるる説明をして、留任を促すようなことでの努めをしていただきましたけれども、決意は固く、残念ながら退任されるという方向の中で、現在進んでいるということでございます。植田さんにおかれましては、半世紀に亘りまして町政に関わってきたということで、私も、後輩の立場で心から敬意と感謝を申し上げたいし、お労いを申し上げたいなというふうに思います。ちょっと、古い話で申し訳ございませんけれども、私が入った当時の植田さん、本当に先輩からは良く仕事ができ、気が付く後輩だということで、非常に大事にされ、私たち後輩から見ると、行政経験、それほど違わなかったんですけれども、知識が非常に厚くて、常に頼りがいのある先輩でございました。そういったこともございまして、若いうちから主要なポストを歴任されまして、ご存じのように、今、町長という形の中でこの4月にご勇退をされるということでございます。本当に重ね重ねでございますけれども、そのご労苦に対して、私は心から敬意を表したいなというふうに思うところでございます。さて、先般、水道議会、それから消防議会で植田さんにお会いする機会がございました。その中で、非常に表情が穏やかになっておりました。私たちが、職員時代に接していた頃の植田さんの顔になってきたのかなというふうな印象を持たせていただきました。このような変化を見たのは、実は、山口さんが3期目の町長を終えられる寸前に、たまたまお食事をする機会がございまして、雑談をしていたのですけれども、その時に見た顔が、そういうような表情でございました。簡単に申し上げますと、非常に重責が取れて、元の自分に戻れるんだというふうな表情でございました。まさに、植田さんも、そういうような表情に変わってきて、やっぱり首長さんというお仕事、そのものが大変な重責だったんだなというふうなことが、表情からも見てとれたのかなと、私は思いました。すみません、風邪薬飲みまして、ちょっと舌の回りが悪くなりましたけれども、お聞きぐるしい点はちょっとお許しをいただきたいと思います。そこで、今般、一般質問という形でお聞きすることなのですけれども、ちょうど山口さんの頃は、本町のインフラ整備といいますか、これからまだまだそういったことでの成長過程の時期の首長さんでした。植田さんは、どちらかというとインフラ整備も終わりまして、財政的に非常に厳しい時代に首長さんとして登場されまして、職員も減っていく、そして、様々な形で地方交付税を含む財源が乏しくなった時期に首長さんとして登場したわけでございます。そんな中、繰り返しますけれども、同僚議員の笹木さんが申し上げましたように、様々な実績を上げながら、今日を迎えたんですけれども、私は、思うのですけれども、そういう実績も十分評価したいと思いますけれども、やはり2期8年、そして副町長の時代から含めまして、12年の理事者生活の中で、自分の思い描いた町政、その中で、やっぱりやり残したようなことがあったのではないかなというふうに思うわけでございます。行政は計画的ということになりますので、さまざまな計画がありますから、私は、それに則った中で行政を進めていると言われれば、それまでなんですけれども、やはりいろんな諸事情で、これをやりたかったというような部分があるのではないかなと思いまして、それはそれで決して非難するわけではございませんし、次の町政に向けてのひとつの課題だなと、私は思うわけでございます。従いまして、今般、勇退されるにあたりまして、そういう事項がありましたら、議会の諸氏にも、あるいは、傍聴されている町民の方々にも、こういった部分について、残念ながらやり残したんだよというふうな部分をお伝えいただいて、それが、次期議会の課題でもありましょうし、それから町の課題でもあるのではないかなというふうに思うわけでございます。併せまして、是非、50年余に亘りまして、本町で生活していた感想という言い方おかしいですけれども、そういうことを踏まえた中で、町民の方々へ、その想いをメッセージとして、この場で語っていただければ幸いかなということで、一般質問の形で、是非、植田町長の、今、言ったような考え方についてお聞きをしたいなと思います。よろしくお願いします。

答弁 町長 植田満(町長は2015年3月まで)

まず、青田議員のご質問に対するお答えの前に、今ほど身に余るお言葉をいただきましたことについて、まずもって、感謝とお礼を申し上げたいというふうに思っております。ありがとうございました。そこで、答弁とさせていただきます。今ほどお話ございましたように、4月の30日をもって、私の任期は満了となりまして、町長という職を退任いたします。2期8年間の在任中は、議員の皆様をはじめ町民の皆様の格別なご理解とご協力を賜り、町政に携わることができたことを、心より感謝とお礼を申し上げたいというふうに思っております。今ほどお話ございましたように、いつの時代においても、行政は常に課題を抱えてございます。これは、昨年の12月の10日にも同じようなことを申し上げさせていただいたところでございます。今、地方自治体を取り巻く社会環境は、地方分権と地域主権の進展、少子高齢化、人口減少の進行、安全安心指向の高まり、高度情報化など、時代とともに変化して、行政は、これまで以上に対応が求められるようになっております。行政報告でも申し上げさせていただきましたのですけれども、とりわけ人口の減少は、地域経済や町づくりの将来設計に大きな影響を及ぼすものでありまして、重点的に取り組むべき喫緊の課題であるというふうに考えております。そういった中で、各自治体においては、人口の現状と将来の姿を示す、先ほどの樋坂議員の質問でもお答えさせていただたきましたのですけれども、地方戦略総合ビジョンの策定といったようなことになりますけれども、人口減少を克服し将来にわたって活力ある地域社会を実現するために、今ほど申し上げましたような、戦略ビジョンの策定をすることといたしております。この内容につきましては、我が町にふさわしい総合的な戦略が策定され、町民とともに、未来に輝くまちづくりが進められることを確信いたしているところでございます。今日は、議会初日でございますから、私の最終的な議会でのごあいさつは、最終日にさせていただきたいと思っておりますけれども、まず、1期目の時には、「ほほえみ・気くばり・やる気・やさしさに満ちたまちづくり」、2期目においては、「歴史に感謝未来へはばたく」をスローガンに「創造」と「挑戦」を掲げ町政に取り組んでまいったところでございます。この間、掲げた公約や行政課題の解決が100パーセント達成できたというふうには、私自身考えておりませんが、本町においては、町民の皆様のご理解の下で、行財政改革に取り組み、健全財政の維持が図られておりまして、また、本町独自のまちづくり基本条例、住民の皆さんの手によって、まちづくり基本条例が策定されたといったようなこともございます。町民と行政が共に取り組む、こういった住民自治の基礎が出来上がったというふうにも考えてございまして、本当にこういった面では、住民の皆さんに対しましてもあつく感謝とお礼を申し上げたいというふうにも思っているところでございます。そういった中で、結びになりますけれども、先人が残してくれた恵まれた自然環境の下、歴史に学び、町民同士が支え助け合い、健康で安心安全な町づくりは、将来にわたって延々と引き継がれていくものというふうに考えております。従いまして、こういった考え方の下に、これからも町政が進められていくものというふうに考えておりますので、どうかひとつ、私は、今期でもって終えますけれども、次期、新しい町長さんの下で、しっかりと町政運営が進められていくものというふうに確信をいたしておりますので、以上のことを申し上げさせていただきながら、答弁とさせていただきたいと存じます。

出典:新十津川町議会 平成27年第1回定例会 2015年3月10日 議事録 PDF(31ページ) 間違いを知らせる