ニセコ町議会 令和6年第6回定例会 2024年9月13日
防災専門官退任後の町防災体制について
2024年9月13日、ニセコ町議会の一般質問で、篠原正男議員が「防災専門官退任後の町防災体制について」質問し、町長 片山健也、副町長 山本契太が答弁しました。
- 質問者
- 篠原正男 議員
- 答弁者
- 町長 片山健也、副町長 山本契太
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 9番 篠原正男
最初に、防災専門官退任後の町防災体制について、まずお伺いをしたいと思います。本年 8 月をもって、長年勤められた防災専門官が退任するということを聞き及びました。自衛隊を退任された後、統率力や指揮・命令、そして何よりも危機管理に明るい方を任命したものと感じておりました。特に自然災害はもとより、原子力防災における事前訓練に尽力されたものと考えております。さらに、各種防災計画はもとより、地域防災に集中的に取組み、中央地区や福井地区などにおいて組織化と防災訓練等を通じて相互扶助・相互支援に基づいた地域防災に努めたものだと考えております。そこで、(1)これまでの防災行政に関し、町長の所見を伺いたいと思います。(2)防災専門官退任後の町防災体制について、どのように考えておられるか伺います。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
ただいまの篠原議員の御質問にお答えいたします。一つ目の御質問ですが、日本ではここ数年大きな災害が発生し、特に地震災害は地域に多大な被害を生じさせ、東日本大震災では地震災害に加え、放射能汚染という痛ましい災害も発生しました。ニセコ町においては幸いにも大きな災害が発生せず、現在に至っているという状況でございますが、いつ何どきニセコ町において災害が発生する危険というのは常に存在しているものというふうに考えているところでございます。平成 31 年(2019 年)4 月から新たに防災専門官及び防災係を配置して以来、災害対策基本法第 42条に基づいたニセコ町地域防災計画の随時の見直し、防災業務体制機能の向上、防災対策備品の整備をはじめ、Jアラートへの対応、自主防災組織への取組、それから原子力防災の対応など国の防災力強化に伴い、様々な防災体制の整備や評価にこれまで取り組んできており、町の防災力強化は着実に図られてきたものであると考えておりまして、これまでの町民皆様あるいは議員皆様の御協力に厚く感謝を申し上げる次第でございます。21二つ目の御質問につきましては、前防災専門家におきましては 8 月末で退職されたため、現在は防災係長がその任に当たり、総務課長が管理業務を担当しているという状況でございます。今後、新たな防災専門担当官を任用するため、既に関係機関との調整を進めているというところでございます。引き続き防災専門官を配置し、ニセコ町の防災体制の整備を推進していきたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いをいたします。
議員の質問 9番 篠原正男
一問一答ですので、まず(1)についてお伺いしたいと思います。町長の所見では、これまで町の防災体制が強化されてきたということの評価だと考えております。その中で、さらに強化しなくちゃいけない点はどこにあるのかというあたりは、どのようにお考えでしょうか。それと、先ほど同僚議員の質問の中の答弁にありました新たな地域防災の組織というものに関して、さらに詳しく内容について伺いたいと思います。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
防災強化しなければならない点はまだまだ多々ありまして、一つはやっぱり災害があったとき、最終的に地域の皆さんが協力し合ってやる体制という面では、地区ごとの防災組織というものを全部の地区に設ける必要があるんではないかと。それから現在も地区ごとに、例えば大きな災害があって道路が分断されたとき、地区ごとの地区センターが防災拠点となりますが、そこに現在全ての備品が置かれているかというと全くそういう面では不足している状態であります。どうやって常時維持管理して、人においては更新するという作業の体制は、これからの大きな課題となっております。また、ニセコ町は散在散居でありますので、高齢の皆さんが点在してお住まいになられている地区の体制強化につきましては、さらに福祉面でのそれぞれの計画強化は今後必要になってくると主な点では思っているところであります。これからの防災につきましては、それぞれ地域の皆さんの合意形成が大事でありまして、地域の皆さんへのお願いをして、そこでもちろんキーパーソンになる方がおられれば、ぜひ地区で防災体制の強化という面では地区の人をまとめての、それぞれ地区ごとの防災ミニ計画といいますか、そういう相互扶助の仕組みを今後つくってまいりたいと考えておりますので、御支援のほどよろしくお願いを申し上げます。
議員の質問 9番 篠原正男
ただいまの答弁の中にありました、地域での防災、地域が大事だという御指摘であろうかというふうに受け止めました。まさに私もそのとおりだと考えておりますし、これまでも防災に関わる一般質問においても、地域防災の必要性について訴えたところでもありますし、また、その難しさについても訴えたところでもあります。さらにですね、これからその必要性を進めていく上で、より具体的に町民にとって、また、地域にとって何が必要で、今何をしなくちゃいけないかという議論を、私は今起こすべき時期にあるんだろうというふうに考えてます。先ほど来の答弁の中で出てきている点については、課題や問題点について今こう考える、これが必要だというところまでの指向が止まっていると。ですから、一歩進めるこ22とがこれから何よりも大事だというふうに考えております。今現在、総務課長が防災のトップとなって、これから進めていこうという体制であろうとお伺いをいたしましたが、まさにその点をどのように一歩進めるかというのが、議会での議論だし、また地域での議論だと。この点が一番大事になっていくだろうと考えますが、その点についていかがでしょうか。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
今篠原議員さんがおっしゃったことはまさにそのとおりだと思っておりますので、今現在の防災官 1 人欠員状態ではなかなか現地に入ってという時間的な余裕等含めてありませんので、これまで派遣いただいたところを含めて、そのほかにも今国の仕組みがいろいろありまして、現在協議をして調整をさせていただいているところであります。できるだけ早期に防災担当の専門官が置けるような配慮をして、今篠原議員から御指摘あったところについても、できるだけ地区にも入って話合いを進めながら、一つでも多くの地区が防災体制強化に向かっていただけるよう努力をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 9番 篠原正男
それでは(2)の質問に入らせていただきますが、退任された防災専門家の後について、先ほど(1)でお答えをいただいたんですが、体制としては総務課長がトップとなって係長を配置し、そのまま進めていくということと、またもう 1 点、新たな防災専門官を任用しようという動きを今現在行われているということでございます。やはり危惧されるのは、いわゆる専門の職員がおられた中で進められていることを、いわゆる業務を兼任されて進めていくというのは、相当やっぱり難しいことだろうと思いますし、特にこの防災専門官というのは御承知のとおり、いわゆる単に経験があるからということではなくて、一定程度の資格、任命要件が整っているということでございますので、その辺についてどのように考えておられるのか、また、今後任命されるまでの間、人事のことですから先は大変見えにくいところもあるだろうし、分かりづらい点もあろうと思いますが、その辺もし具体的にどのように動かれているのかということが分かる範囲で、教えていただける範囲で結構でございますのでお知らせいただければと思います。
答弁 副町長 山本契太
私のほうからその関係についてはお話をさせていただきたいと思います。現状において、前防災官が一生懸命いろいろやってくれたということについては町の防災の部分の考え方が相当進んだなと捉えてございます。今後どうなるかは別にしてですね、今までの形としては防災官に担当係がついていたという形でございますが、現状では防災官に担当係長がまた改めてついてということなので、その辺のところの引継ぎをきっちりとさせていただいた上で、しばらくの間は今の総務課長が頭となって、引き継いだ係長がその辺を実施していくということで行います。ただ、そこも先ほど町長から申し上げましたように、例えばもともとおやめになられた防災官が所属していた組織も含めてですね、お話をさせてもらっているところでもあるものですから、そういうところを中心としながら次の人選を今進めているということでございます。そこに必ずしも固執す23るということではなくて、幅広く検討はしてまいりたいと思いますが、まずはそういうところで協議を進めさせていただこうというところでございます。以上です。
議員の質問 9番 篠原正男
私が調べたところでは、ニセコ町防災専門官取扱規則なるものが制定されておりまして、そこには任用するのは地域防災マネジャー証明書というものがなければ任命できないというような規定もされております。ですから、なかなかすぐ次の方を見つけるのは難しいのかなと思いますけども、そこの目当てといいますかね、手立てというのは、私は大変大事なことだろうというふうに思います。というのは、やっぱり切れ目のない行政、特に防災に関わっては切れ目のない行政を継続していかなくちゃいけないと。なおかつ一日一日積み重ねていかないと、防災行政を目的とするところはなかなか達成できないというように考えているからであります。ですから、何回もくどいようで申し訳ありませんけども、そこの見通しというものをもう少し具体的に御説明いただきたいなと思います。
答弁 副町長 山本契太
今交渉してるといいますか、お話をさせていただいているのは自衛隊とお話をさせていただいてるということなので、できるだけ早く、そこの人選も含めて進めてまいりたいと、まずは第一に考えているということでございます。