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新得町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月18日

駅前再整備事業について

2018年12月18日、新得町議会の一般質問で、湯浅真希議員が「駅前再整備事業について」質問し、町長 浜田正利が答弁しました。

質問者
湯浅真希 議員
答弁者
町長 浜田正利

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 湯浅真希

それでは、次に移りたいと思います。駅前再整備事業についてお伺いしてまいります。2.駅前再整備事業について駅周辺の活用方法や、現在の一方通行の在り方などの問題が提起されたのをきっかけに、駅前再整備が検討され始め8年が経過しました。平成25年に基本構想の策定に向け庁舎内での検討会議、コンサルなどによる駅前広場再整備基本構想策定会議が開かれております。平成27年には法政大学の学生に構想の提案を受けておりますが、基本計画には至っておりません。平成28年5月に商工会内部に、地域おこし協力隊の制度を活用し「まちづくり事業部」が新設されました。「駅前周辺の再整備活性化事業」が進められ、平成29年には全町民を対象としたアンケートなども実施し、町民との意見交換も行われております。そして、その集約の結果が本年5月に提示されました。そこで、以下2点についてお伺いいたします。1点目に、新たに地域戦略室内に駅前再整備の担当が置かれました。その役割と今後の再整備の進め方について。2点目に、「まちづくり事業部」の今後の方向性、位置付けについてお伺いいたします。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

湯浅真希議員のご質問にお答えいたします。駅前再整備の考え方につきましては、これまでも他の議員からのご質問にお答えしておりますが、基本的には町の顔としての駅前の現状を踏まえ、まちなかのにぎわいを再生し、駅前およびその周辺に人が集い、商店街などへの活力の波及を目指そうとするものであります。具体的なご質問に答える前に、あらためてこれまでの経過について申し上げます。現在の駅前広場は、昭和62年に都市計画事業により、広場、駐車場、植樹帯、歩道が整備されてきたところであります。また、駅周辺の商店街は、昭和50年からの街路事業により、道路の拡幅や歩道整備、商店街や一般住宅の移転新築などによりまして、現在の商店街が形成されております。駅前再整備につきましては、平成25年度から基本構想の策定に向け、行政内部や商工会をはじめとする関係機関等に参画いただいた、駅前広場再整備基本構想策定会議により検討を開始し、平成27年度には法政大学デザイン工学研究科の大学院生による構想の提案を受けたところであります。また、平成28年度からは、商工会において「まちづくり事業部」を新設して検討を進め、駅前再整備に対する地権者、町民および商工会会員の意見交換が数回開催されてきたところであります。昨年度は、経済産業省の自立促進調査事業補助金を活用して、駅周辺に必要な機能やサービスなどの町民ニーズ調査や消費動向、通行量調査、地権者の意向調査などを実施し、本年5月に報告があった次第であります。今後の取り進めですが、町の駅前広場再整備構想と商工会から「新得駅前周辺整備活性化事業」の提案を受けたことから、地域戦略室に専任の補佐を新たに配置してきているところであります。具体的な取り進めについてでありますが、まずは課題の洗い出しを早急に行い、駅前再整備構想のたたき台を作成し、駅前のにぎわいの創出に向け、ひとつひとつの課題をクリアして、実現可能な整備に結びつけたいと考えております。新年度においては、再整備に向けた検討を進めるため、駅前南側と駅前北側の町有地およびJR用地を含め、約1万4,000平米(平方メートル)の範囲内での基本構想案を作成し、駅前にどのようなコンセプトで、どういった機能を持たせるか、検討していきたいと考えております。なお、基本構想の作成を進めるにあたっては、商工会をはじめとした関係機関に参画していただきまして、十分協議をしながら進めてまいります。2点目のまちづくり事業部の今後の方向性についてでありますが、さきほども述べたとおり、商工会において平成28年5月に、駅前周辺再編整備に伴う計画の構想策定や、地域資源活用による経済・産業振興に向けた新たな取り組みを推進していくため、「まちづくり事業部」を新設したところであります。この間の取り組みにつきましては、駅前再整備に対する調査など、さきほど述べたとおりであります。このほかに、平成30年度からは駅前を中心ににぎやかさを創出するため、事業者との連携のもと、「ソフトクリームラリー」や「土曜市場」、開線90年・廃線50年記念として「北海道拓殖鉄道2018展」などを開催し、まちなかにぎわいづくりの一環として推進してきております。「まちづくり事業部」の今後の方向性につきましては、われわれ行政側としては特に、駅前周辺再編整備調査で蓄積された情報の有効活用を含め、課題整理での窓口の一翼を担っていただきたいと思っております。にぎわいのあるまちづくりを創出するために、継続的な事業が行われるよう、まちづくり事業部への期待や役割は大きいと感じており、商工会としての基本的な考え方のもと連携を深め、ともにまちの活性化を進めてまいりたいというふうに考えております。以上であります。[浜田正利町長 降壇]

質問 湯浅真希

ありがとうございます。これまで、駅前周辺再整備活性化事業の中で、整備の範囲など複数の案を検討されて、結果として提出されたものを引き継いで、新年度は駅前の町有地とJR用地を含めた範囲内で基本構想を策定したいということでした。場所、範囲がおおよそ決定されたのは、私はひとつ前進したなというような印象を受けております。今後、ぜひお願いしたいのは、町民のためのまちづくりということをお願いしたいです。法政大学の提案もたいへん良いアイデアたくさんあったかと思います。しかし、残念ながら基本計画に進まなかったのはなぜなのか、ここもきちっと目を向けていくべきだと思うんです。新得町は観光の町でもありますから、この恵まれた自然環境や立地を生かして、観光面は今後もバックアップをしていく必要があると思います。ただ一方で、商業や観光業というのは、いわゆる水物といいますか、いい時もあれば、ちょっとしたことがきっかけで悪くなってしまう、停滞してしまうということも考えられます。商業施設や宿泊温泉施設、あったらいいなというふうに私も思うんですけれども、町民のための駅前というのはどういうものなのかということを慎重にご検討いただきたいと思います。今後、いろいろなかたがたのご意見を伺いながら検討に入られると思いますが、私はぜひ公共マネジメントなども含めて考えるいい機会ではないかと思っております。今すぐに建て替えが必要ではないんですけれども、現在の公民館は築46年、図書館は築40年たっています。いずれは検討しなければならない時が来るかと思います。例えばもう自治体によってはまちづくりの中心に図書館を置いて、人口が減っていく中で地域の人のコミュニティの場としても役割を持たせている、そういう自治体が今増えてきています。もちろん議論必要だと考えますけれども、今後の駅前というのはただお金を出して何かを造るだけではなくて、公共としてしっかりとまちの顔を守っていく、そういった必要性が出てくると思いますが、現時点での町長の駅前に対するコンセプトを、お考えがあればお聞かせ願いたいと思います。そして、まちづくり事業部ですけれども、行政とも連携を深めて今後も事業を進めていただきたいと思います。今後も商店街のシャッターが降りる数というのは増え続けることが予想されます。私自身、商店街の中に住んでおりますけれども、店舗が減っていくというのはさみしいですし、本当に残念に思っています。ただ、にぎわいづくりといってもたいへん難しい問題です。予算権限あるのは行政なんですけれども、行政だけが考えればいいということではありませんし、事業部だけが考えていればいいということでもないのかなというふうに思います。小さいながらもにぎわいがあって、良いまちづくりというものにつなげていくには、ここはもう町民ひとりひとりにご協力いただかなくてはできないことなのではないかなというふうに思います。例えばサポーター制度とか、そういったものを取り込んで、若いかたも気軽にまちづくりに継続して参加できるようなものがあると面白いのではないかなというふうに思います。いずれにしても、これをやれば解決するという簡単なことではありませんから、各機関と連携を深めて、協議していただきたいと思います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

お答えいたします。まず、まちづくりは町民のため、これはもう当たり前のことであります。ただ、その当たり前の中に直接影響のあるかた、それから間接的に影響のあるかた、現状、やはりいろいろ出てくるかなというふうに思っております。この駅前だけに限らず、ほかの施策もそうですけれども、やはり直接、間接というのはどうしても出てきます。しかし、総体としてやはり町民の利益にかなうものでなくてはならないというのは、これもやはり現実でありますので、その辺の視点というのはお話しあるとおり、われわれもあらためて心して対応していきたいなというふうに思っております。それから、コンセプトという話があったので、あえてお話ししますけれども、これからまたいろんなかたとまず相談していくことになるんですが、基本はやはりにぎわいであります。このにぎわいをどう具体的につくっていくのか、今、必要な施設の絞り出しを進めておりまして、まだまだ具体的にお話しをできるような状況にはありませんけれども、将来の公共施設についても、どこまで考えられるかにもよるんですけれども、場合によってはやはり駅前に移転せざるを得ないものも、私は出てくるかなという、そんな認識を持っていますけれども。いずれにしても、これもまだ具体的にお話しできるような状況にはありませんけれども、少しでも目的に沿うような、そういうものになるよう努力をしていくし、そこには町民の皆さんの合意形成というのも当然必要であります。その合意形成の中にはやはりいろんなかたと相談していかなくてはならないというのも、これもやはり現実でありますので、議員からのお話しあることは十分頭に入れまして、対応していきたいというふうに思っております。それから、まちづくり事業部の話、今、ありましたけれども、われわれも必要だというふうに思っておりますし、議員のほうも必要性は十分認識をいただいているという、そういう思いがありますので、これからも両方でまちづくりにつきまして取り組んでいきたいなというふうに思っております。答弁漏れがあればまた、指摘していただければなと思います。以上であります。

質問 湯浅真希

ありがとうございます。にぎわいを創出するというのは本当に一長一短ではできない、皆さんにご協力いただきながらのこととなると思います。町民が手伝えることというのは少ないかもしれませんけれども、ひとりひとりが集まれば、大きな力になるにぎわいに小さくてもなるというふうに私も思いますので、ぜひ、各機関で連携しながら進めていただきたいと思います。ある企業は、「もう商業施設を造るだけで地域がいきいきする時代ではない、買い物だけならネットでもいい」というふうに言い切っています。たいへんシビアですけれども、民間はもうそういう見方をしながら動いています。今の駅前が整備されたのが昭和62年ですから、もう30年以上たちます。これから私たちが考える駅前再整備というのは、30年後も新得の顔であり続けることというのが望まれるのではないかなというふうに私は考えます。社人研が出している将来人口推計では、2040年、22年後には新得町の人口は4,046人、さらに5年後、2045年には3,667人と予想されているそうです。これから3,000人台に向かって人口が減り続けていくそういう町に、駅前はどういうものが望まれるのか、公共としてぜひしっかりご検討いただきたい、そのことをお願いして終わらせていただきます。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

湯浅議員からのご意見、肝に銘じて事業に取り組んでいきたいなと思っています。以上であります。[湯浅真希議員 降壇]

出典:新得町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月18日 議事録 PDF(53ページ) 間違いを知らせる