みんなの議会

新得町議会 平成25年第2回定例会 2013年6月18日

トムラウシ温泉運営の抜本的改革を

2013年6月18日、新得町議会の一般質問で、長野章議員が「トムラウシ温泉運営の抜本的改革を」について質問し、町長 浜田正利が答弁しました。

質問者
長野章 議員
答弁者
町長 浜田正利

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 長野章

それでは、6月定例議会一般質問をさせていただきたいと思います。私は、1項目について町長の考えをお伺いしてまいりたいというふうに思っております。トムラウシ温泉運営の抜本的改革をということで、質問をさせていただきたいと思います。昨年の9月にも、私は一般質問をさせていただきました。重複する部分もあるかというふうに思いますけれども、よろしくお願いをしたいと思います。1.トムラウシ温泉運営の抜本的改革をトムラウシ温泉東大雪荘の運営は、現在、株式会社新得観光振興公社が指定管理者の指定を受けて運営を行っているわけですけれども、平成16年度ごろから売上が前年度を下回る状況が続いています。平成23年3月には、経営改善計画が策定され、改善するための努力が行われてきているというふうに思っておりますけれども、今日まで2回の見直しを行い、経営の改善を図るため、相当な努力がなされたと推測されますが、残念ながら、大幅な売上増にはなっていない状況であるというふうに思います。このような状況を打開するためにも、運営にかかる指定管理者の変更を視野に入れた、株式会社新得観光振興公社の役職員の交代ですとか、抜本的な改革が必要と考えますので、このままでいきますと、本町の宝でありますトムラウシ温泉を存続することが、非常に難しい状況になるのではないかというふうに考えておりますので、町長の考えをお伺いしたいと思います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

長野議員のご質問にお答えをいたします。国民宿舎トムラウシ温泉東大雪荘を管理・運営しております、株式会社新得観光振興公社の経営状況については、議員のご指摘のとおり、平成16年度から連続して売上額が前年度を下回る状況となっており、平成19年度決算からは、6期連続の経常損失となっております。平成23年3月には、経営改善計画を策定し、経営の改善を図るべく努力をしてきているところでありますが、平成23年度決算では、900万円を超える経常損失となり、計画の見直しを行ってまいりました。平成24年度決算では、宿泊客数が前年度より518名の増、比率で103.7パーセントの1万4,626名となり、経費の節減もあって、赤字額を縮小してきております。経営改善計画も今年で3年目となり、経営の健全化に向けて、経営改善にさらなる努力をしていきたいというふうに考えております。国民宿舎トムラウシ温泉東大雪荘を存続させる前提で、いろんな選択肢というものがあろうかなというふうに思っておりまして、つきるところは経営の主体者が誰であるかが、一番大事なことであるというふうに考えております。選択肢の1つとして、現状のまま町長が公社の社長を続けること、もしくは公社の取締役を変更して、民間のかたにお願いをすること等々あろうかなというふうに思っておりまして、昨年9月の議会において長野議員に、一般質問で答弁をさせていただきましたが、新たな指定管理者も1つの選択肢として考えております。現在でありますが、民間企業のかたと相談をしながら、東大雪荘の経営改善に関しての議論を進めようとしております。内容等を精査しながら、今後の対応というものについても、考えていかなければならないかなというふうに思っております。いずれにしましても、公社でも民間でもどちらを選択しても、黒字化というものが最終的な目的になろうかなというふうに思っておりますけれども、存続を前提にいろんな意味で、慎重な判断が必要かというふうに思っておりまして、今後も議論を重ねながら、しかるべき時期に判断をしていかなければならないというふうに考えております。以上であります。〔浜田正利町長 降壇〕

質問 長野章

いろいろご答弁をいただきました。昨年の9月よりは、一歩進んだのかなという気はするわけですけれども。私はさきほども申し上げましたとおり、昨年の9月に「トムラウシ温泉の存続が危ない」ということで、一般質問をさせていただきました。しかし、残念ながら経営は、なかなか改善されない状況かなというふうに思います。改善計画の見直しが行われているわけですけれども、一般管理費の削減の中で、社員の給料の削減が行われているようですが、トムラウシ温泉の地域性から、やはりあまり人件費を削減することが、本当にいいのかということを考えていかないとならないというふうに思います。そこで、ベテランの従業員の退職者などが出ているというふうにも聞いておりますし、そうすると利用者へのサービスの低下が、私は懸念されるのではないかなというふうに思います。一定程度、経費はかかる施設なのかなというふうな気はしますけれども、その中で売上を上げていくということは、たいへん厳しいものがあるというふうに思うわけですけれども。しかし、サービスを落としてまでというのは、余計、利用者が減ってしまうのではないかなというのが懸念されますので、なかなかいい手だてがないのかもしれませんけれども、コスト削減には私は限界があるのかなという気はしております。その中で、どうやったら経営を安定していけるかというふうになると、さきほどもお話ししましたけれども、指定管理者を変えてみるというのが、私は1つの方法ではないかなというふうに思っております。さきほど、町長からもお話しがありましたけれども、振興公社の役員を変更して民間の人にやっていただくというのも、また1つの方法でしょうし、まるっきり指定管理者を、例えばホテルを経営しているようなところに指定管理をお願いするというのも、1つの方法かなというふうに思います。私は、施設そのものは絶対町のものですから、施設をどこかへ売ってしまうというのは、反対したいなというふうに思います。新得町の財産でありますから、経営等その運営については、やはり本当に専門家といいますか、宿泊、ホテルをやっているようなところにお願いをするのが、今後のトムラウシ温泉を存続させるためのやはり1つの方法ではないかなというふうに思います。純然たる民間会社とお話しをして、経営を任せていけないのかということも、ぜひ努力をしていただきたいなというふうに思いますし、一定程度の支援として、施設の管理にかかわる経費というのは、ある程度町が負担をしていかないとならないのかなというような状況は、みえてくるかというふうに思いますけれども。しかし、運営も含めてきちっとやっていただけるかたを探していかなければ、なかなか存続が難しいというふうに思いますので、この辺、再度、今そういう考えもあるということをお聞きしたわけですけれども、もうちょっと突っ込んで考えがあれば、お聞かせを願いたいと思います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

お答えいたします。選択肢の問題というものは、いろいろあろうかなというふうに思っておりまして、すべての選択肢を否定するなにものでもないですから、それはそれで、どれが一番ふさわしいかというのを、これからも内部でも議論も当然していかなくてはならないですし、議会とも議論も重ねていかなくてはならないかなというふうに思っております。その上で、いろんな意味で前提条件って私はあるかなというふうに思っています。やはり今、働いているかた、私は一生懸命やっていただいているというふうに思っておりまして、支配人先頭に苦労されながら、数字的には前の年よりもいい物を残してきたかなというふうに思っております。私の立場でやはりそういったかたがたの雇用の場もきちんと守っていかなければならない。これもやはりひとつ大きいかなというふうに思っています。また、ちょっと話が飛びますけれども、経費の削減という話がありましたけれども、人件費については、相当苦労されているということで、きっとこれ以上はないかなというふうに思っていますけれども。しかし、反面、かかる経費、光熱費を含めて結構あるので、その辺をどんな知恵の中で削減ができていくのか。例えば、電気の問題、燃料の問題、そういった面も違う方法で手がつけれるかどうか、そういったことも現実に今、議論を進めておりますので、その辺も考えながらトータルの中でどうするのか、判断をしていかなくてはならないかなというふうに今、思っております。いずれにしても、新得町の皆さんの財産という意味では、共通の思いだというふうに思っておりますので、そういった思いの中でどう残していくのかというのをこれからまた、議論を深めていきたいなというふうに思っています。以上であります。

質問 長野章

これから、いろんなことを考え、想定されながらということですけれども。私も昨年の9月から質問させていただいて、ちょっと見させていただいたというか、いろんなお話しを聞きながら、現場では相当苦労しているというふうに思うんですよね。一番削りやすいのは、私は人件費だというふうに思うんですよね。だから、そういった中では相当、人件費にも手をついているというような状況で、さきほども言いましたとおり、本当にそれで利用者へのサービスが低下しないのかというのは、ひとつ考えられるかなというふうに思います。経営者の変更というようなことがあるわけですけれども、私は町が100パーセント株主の会社ですから、そういったところでやはりこの経営は、無理があるのではないかなというふうに思っていますので、これは私の意見ですから「そうではない」というかたもおられるし、「町長がきっちり責任を持って、この会社を運営をするんだ」というかたもいるというふうに思うんですよね。しかし、私はこの社長が町長というのは、かなり今は難しいんじゃないかなというふうに思うんですよね。なぜかというと、なかなか現場との話し合いでも、すんなりいっているのだろうというふうに思うんですけれども、そういったその距離感ですか。そういうようなこともあって、町長がというか、社長がリーダーシップを執って運営をしていくには、なかなか難しい状況があるのではないかなということから、私は観光振興公社をそのまま存続するにしてもやはり役員は、役員交代すれば当然経費も今、町長ですからたぶん会社から報酬、たぶんというか報酬はありませんから、そういう面では会社としては、負担が大きくなるのかもしれませんけれども。しかし、民間の人にやってもらうとか、そういったノウハウがある人に常駐をしていただいて、今の支配人と社長とでは、私は違うというふうに思っているんですよね。ですから、今の支配人が一生懸命やってくれているというのは十分、百も承知のお話しなんですけれども、経営者が現地にいて、きちっと運営をしていくというのが、ひとつ必要でないかなというふうに思いますので。この間、社長がこの会社の運営のリーダーシップを執って、問題解決にあたってきたのかどうかというのは、なかなかみえてこない部分があるのではないかなと。現場は頑張っているけれども、会社の上層部ではそういうふうになっているのかどうか、分かりませんけれども、たぶん担当課あたりは、必死になって現場との話し合いをしながら、運営をしているのかなというふうに思うわけですけれども。そこのトップがどうなのかなというのが残念ながら、その辺がみえてこないかなと思いますので、検討をされるということですから、ぜひ検討をしていただいて、また、いずれの機会にお話しをしていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。以上で終わりたいと思います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

何回もお話しをするとおり、選択肢ってどれも否定しているわけではございませんので、その選択肢の中のどうするかと。あと、やはりきちんと論点というものを整理していただいた上で、長野議員の懸念がどういう懸念なのか私は分かりませんけれども、社長が変われば今よりも良くなると。具体的にどういうふうになったら、「だから、社長が交代したほうがいいぞ」というのは、きちんと説明をしていただかないと議論を進める上でも、これから困るかなというそんな気がしますので、ぜひその辺の課題も議員は議員として、やはり整理をしていただいた上で、当然われわれもいかに残すかというのは、われわれの目的でありますから。その辺もあらためてお願いをしたいなというふうに思っています。以上であります。[長野章議員 降壇]

出典:新得町議会 平成25年第2回定例会 2013年6月18日 議事録 PDF(32ページ) 間違いを知らせる