みんなの議会

新得町議会 平成23年第1回定例会 2011年3月11日

町内商工業者に対する経営改善、生産体制拡充に対して町独自の助成制度を

2011年3月11日、新得町議会の一般質問で、貴戸愛三議員が「町内商工業者に対する経営改善、生産体制拡充に対して町独自の助成制度を」について質問し、町長 浜田正利が答弁しました。

質問者
貴戸愛三 議員
答弁者
町長 浜田正利

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 貴戸愛三

2項目めに移らせていただきます。2.町内商工業者に対する経営改善、生産体制拡充に対して町独自の助成制度を新得町の基幹産業である農林業を背景に、町内にはいくつかの関連生産業者のかたがたがおられます。そういったかたがたが、経営改善、経営の効率化、生産拡充のための設備投資を行う場合、国・道の補助、助成対象となるのがたいへん難しいのが現状であります。大原則として、民間は自主自立であるというのは理解するところでありますが、厳しい経済情勢の中での設備投資は大きなリスクを伴いますが、それをしなければ生き残りができないとすれば、町内の産業保護、育成、雇用確保を目的に町独自の支援体制が必要ではないかと考えます。町の考えをお伺いしたいと思います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

お答えいたします。町内商工業者の皆さんに対する助成制度でありますが、本町の経済環境は人口の減少、最近では高速道路の無料化による通過車両の減少、また昨年の高温多雨による農作物被害などなど、いろんな意味でたいへん厳しい状況にあるという認識をしております。しかし、そういう中にあっても町内の商工業者のかたがたには、ご努力をいただいておりますことにあらためて感謝を申し上げたいというふうに思っております。ご質問の、新たな設備投資に対する町の支援でありますが、最初に国や道の制度というものをお話しいたしますが、貴戸議員からご質問がありますように、株式会社に対する支援制度というのは極めて条件の厳しい中で制度としてはありますけれども、なかなか現状は使えないと、新得のようなところでは使えないという認識を持っております。しかし、町内においても新たな設備投資を模索されている方もいるというふうに聞いておりまして、なんとか地域のそういう産業を守っていくという立場で、現状で既存の地域振興事業補助制度を一部手直しして、行政としては株式会社にも支援をしていきたいということで今、最終の調整をしているところであります。改正内容は、従来は雇用増というものが補助制度の中では対象となってきておりましたが、今回の改正後は現状の雇用人数以上のものということで若干雇用要件を改善していきたいというふうに思っております。また、補助金は現行の設備投資額20パーセント以内の枠を10パーセント引き上げまして30パーセント以内と改め、新たに特例加算として地場の農林水産物を活用した農商工連携による加工品の生産と設備投資にかかる主たる施工者が町内の場合は、それぞれ5パーセントずつ加算して、現状では最大40パーセントの補助ということで進めていきたいと考えています。また、併せて国などの補助事業を活用できる場合があろうかなというふうに思っておりますので、そのときは補助金等の総額は現行70パーセントを超える場合は70パーセントとしておりましたが、今回からは農商工連携による場合は5パーセント加算して75パーセントということで対応していきたいというふうに思っております。これらが少しでも民間事業者のかたがたの活動の支援になり、結果として町内の経済環境に貢献できるものというふうに考えております。なんとかこういう制度を活用をしていただければというふうに思っております。以上であります。〔浜田正利町長 降壇〕

質問 貴戸愛三

今の答弁でですね、地域振興事業補助金が20パーセントから30パーセントに上がる。特例として5パーセントずつです。農林水産に関しては農商工連携で5パーセント、それから町内企業の施工者は5パーセント。計40パーセント、最大助成対象となりますよという、正直言ってもう十分かなと、正直思っていますけど、もう一声という声があったものですから。いいですよ、非常に。これ以上求めるのはたぶんいやらしいかなと思っているんですけど。ただですね、町長、一番最初に来るのは農商工連携とかですね、町内業者・企業が施工した場合ということよりは、長年町内で営業活動をしてきた企業、ある程度の雇用を確保してきた企業に関しては、何パーセントの加算をしますよというほうが通りがいいのかなという気がしています。というのは、恐らくそういう企業があるのかどうか別なんですけれども、新得町内で例えば10年、15年という長きにわたって、そういった活動をしてきた会社が、今の厳しい経済情勢に勝つためにはどうしても経費を削減しなくてはいけない、効率化しなくてはいけないといったところで町に助成を求めた場合、しかもある程度の雇用をずっと守ってきたといった企業に対して、例えば5パーセントの加算をしましょうと言ったほうが、ある意味、町民に理解しやすいのかなという気がしています。そうしますと、例えばなんですけれども、工場の中のラインを更新しますといったときに、これは町内企業はまずできないということになると、さきほどの話にいきますと、それが農業生産に係るものであれば35パーセントということになります。ということになりますと、ちょっと40パーセントに届かないのかな。でも、もしそういう企業がですね、新得町で10年、15年、20年というところを、例えば10人以上の雇用があった。それが基準を満たしているのであれば、5パーセントの特例加算をしますよというようなことができないのかどうか。それをやりますと最終的には45パーセントという数字になってしまう可能性もあるんですけれども、町長の頭の中には45パーセントという数字があるのかないのかだけ、ちょっとお聞かせいただければありがたいなと思います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

あるのかないのかだけのお答えということですので、はっきり言うとなかなか判断できないというのが正直なところでありまして、ちょっと話が戻るかもしれませんけれども、補助制度というのは制度があるから活用すると。こういうのも確かにあるかもしれませんけれども、企業として初期投資にこういう厳しい経済環境の中で、この部分を行政として支援してもらえれば、今後の企業活動として極めて有利だと。その結果が私は10パーセントなのか20パーセントなのか、貴戸議員の言う頭に入っているかという45パーセントになるのか。その辺が私は一番大切かなというふうに思っておりまして、制度というのは町民の皆さんに説明をして納得していただいた上で進めるというものでありまして、今提案のあったルールが、そのほうがより現状よりも理解を得られるというのであれば、これはこれで真摯(しんし)に対応をしていかなければならないかなというふうに思っておりますので、担当課のほうも方向性はほぼ決まっているというふうに思っていますけれども、その結果、今年が間に合うかどうかも含めてですね、さらに検討させていただきたいなというふうに思っています。それから、ちょっと付け加えさせていただきますけれども、北海道のほうには現状の制度の中で、なかなかそういう株式会社に対する制度というものがゼロではないですけれども難しいということでありまして、特に北海道のほうには特に過疎地域における株式会社には自治体が支援をする額と同じような額でも、それを下回ったとしても、なんとか新たな制度の創設ということでお願いできないかということで、この間それぞれのかたがたにお願いをしてきておりまして、なかなか北海道自身も株式会社というものについては、この間の流れの中で難しい部分もあり、そういう認識もいただいておりますけれども、ぜひ少しでも前に進むようにあらためてお願いをしたいということでお話をさせていただいているということで、あえて付け加えさせていただきます。以上であります。

質問 貴戸愛三

正直、何の不満もない。ただ、もう一声という声がちょっとあったものですから、とりあえずやってみたということで。要するにですね、今回、新得町が地域振興の20パーセントには、簡単に言えばすべての条件をクリアすれば倍になりますというのは町内でいろんなそういう生産活動をやっている株式会社の皆さんにとってはものすごい大きなプラスになっていると思います。それで、要は、そこで例えばラインを更新するとか、新たな増築をやるということが最終的にはその企業を守ると。しかも、自分で投資しなくてはいけない部分を減らすことで経営基盤をそれほど弱めることなくやっていけると。それはイコール、新得町の産業を守り、雇用を守るということにつながっていくと思いますので、ぜひともですね、今、町長が言われた、その当初答弁にあった40パーセント、それにさらなるプラスアルファを担当課と検討した上でよろしく進めていってほしいと思います。以上でございます。〔貴戸愛三議員 降壇〕

出典:新得町議会 平成23年第1回定例会 2011年3月11日 議事録 PDF(72ページ) 間違いを知らせる