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新得町議会 平成22年第2回定例会 2010年6月17日

マイマイガの駆除対策の取り組み実施を

2010年6月17日、新得町議会の一般質問で、若原敏勝議員が「マイマイガの駆除対策の取り組み実施を」について質問し、町長 浜田正利が答弁しました。

質問者
若原敏勝 議員
答弁者
町長 浜田正利

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 若原敏勝

それでは最後の質問者として、2項目について質問させていただきます。1.マイマイガの駆除対策の取り組み実施をまず1項目めですけれども、一昨年来より十勝北部、東北部で大発生いたしましたマイマイガの駆除対策の取り組みの実施について。今年も5月、6月からマイマイガが発生しております。昨年よりも町民の方も数多く見受けられるという話があるる出ております。今年につきましても昨年残された卵塊がたいへん多く、今年も大量発生する可能性が非常に大ではないかなというふうに考えております。今も街の街灯など、卵時期はもう既に過ぎまして、今、幼虫の段階になってきており、あちこちで見られておりますし、つい先日も、今までは畑のそばとか、そういうところにほとんど見受けられなかったんですけれども、その近くの樹林ですとか、そういうところにも今年は見受けられるようになったと。これらは、もしかして大量に羽化する可能性が非常に高いのではないかなと。そこで、昨年の反省を踏まえまして、町としても駆除に取り組む必要性も非常にあるのではないかな。それで、町としての、この駆除対策の実施に向けての検討をぜひお願いしたいし、町長としての考え方もお伺いしておきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

若原議員のご質問にお答えをいたします。2008年から十勝で社会問題になっておりますマイマイガの発生は、55年ぶりというふうにいわれております。北海道では、おおむね11年周期で大発生しているともいわれているところであります。マイマイガの大量発生を防ぐには、壁などに産み付けられた卵の固まりの除去が一番ということでありまして、本町でも昨年の12月と今年の5月にお知らせ広報で、駆除の協力をお願いしてきたところであります。併せまして、公共施設につきましては、それぞれの担当課が点検・駆除を実施してきました。本年5月中旬以降、気温の上昇に合わせまして、取り除くことができなかった卵から一斉にふ化した幼虫がはい出してきております。その対策としまして、町民の皆さまに防除用の噴霧器と薬剤を準備いたしまして、貸し出しを実施してきているところであります。現在のマイマイガの状況は、建物から捕食のために樹木等に移動しまして活動をしております。町としては、生態・防除の報告書を参考にしたり、林業試験場道東支場の指導を受け、樹木の薬剤等を用意し対応しております。この後は、脱皮を繰り返し7月中旬ごろにさなぎとなり、8月に成虫となって街灯や白壁に集まって卵を産み付けて死んでいきます。今後の対応ですが、そういった状況を見ながら行政としての対応につきましても検討してまいりたいというふうに考えております。以上であります。〔浜田正利町長 降壇〕

質問 若原敏勝

今、町長のほうから行政としての考え、これを検討していくというお話でございました。過去のマイマイガの北海道における発生状況を見ますと、西暦50年(1950年)から約60年間の間に大きな発生が5回ほどされて、その周期といいますか、確かに10年に1回なんですけども、だいたい3年から5年の期間の中で大発生して、また何年間収まっている。なぜ収まったかということは林業試験場にも伺いましたけども、確かに幼虫の段階でウイルスにかかって死滅して、さなぎにならないで収まった。それが今までの経過ということなんですが。今年、北海道といいますか、十勝にとっても3年目ですから、まだ発生する確率というのは特にあるのかな。新得におきましては、新得は恐らく昨年ぐらいから、みんなマイマイガという形で気にするようになりましたので、北部よりは若干1年ぐらい遅い発生状況なのかなと。そういったことから考えると、今年、大発生する確立が非常に高いというふうに素人ながら考えているわけです。それで、去年の状況をいろいろ聞いてみますと、高齢の方とか体の不自由な方、低いところばかりの駆除は多少自分でも頑張ってやっておられたんですけれども、高い場所ですとか、ちょっと体が安定できない場所に行くと駆除ができなかったりとか、そういうのが結構ある昨年の場合もあった。今年の春先も卵塊を取り除きたいけれども、はしごに登っていかなかったら取れなかっただとか、いろんなそういう状況もあったようです。それで、ぜひ行政としてお願いしたいのは、公共施設、公道、そして体の不自由な方とか高齢者のかたがた、ひとり暮らしのかたがたがおられますので、なんとか隣の人はやれても、その方の家がやれないという状況も昨年の反省結果にありました。できれば、専任の職の方を臨時的にでもお願いできればというふうに思うわけです。たぶん、これが大発生しますと、7月の下旬ごろから8月にかけてガが飛び回るといいますか、そういう状況になってしまいますので、少しでも駆除対策を具体的に取り組める方向性で考えていただきたいということで、また、年金受給者の方もなかなか農薬を買いに行けないとか、なかなかそこまで費用的にまわらないんだという方も一部おられたようです。その辺も併せて、町として検討願いたいと思います。よろしくお願いします。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

お答えをいたします。さきほどもお話ししたとおり、卵の段階で除去するというのが一番効果的というふうにいわれておりまして、本年もその時期に合わせてて広報等で町民のかたがたに協力をお願いするというのが基本であります。しかし、現実にはなかなかご自身で除去できないというのも私自身も理解をしている部分もありまして、なんとか町内会を含めて地域のかたがたの協力も第2弾としてお願いをしていかなければならないかなというふうに考えております。併せてですね、町内にあります団体の方にも、今こういう場合についてはお願いをしたいということで相談を始めておりまして、それらのかたがたとも、また協議をしていかなければならないかなというふうに思っています。最終的に、今、行政でというお話がありましたけれども、われわれ行政としてどこまでできるのかも現実にあるんですけれども、この広い地域全体をですね、行政というのは私は現実無理でないかなというふうに思っておりまして、その辺どこまで一緒になってできるかを含めてですね、われわれ自身としても、あらためてまた考えていければなというふうに思っております。以上であります。

質問 若原敏勝

もちろん行政のみが対策をするというのではなくて、これは町民と一体となった取り組みをやはりつくりあげていかなければならないというふうに考え、私もそう思っております。そういった意味で、今までマイマイガの生態系とか、われわれ自身もそんなにほとんど知らなかったわけですけれども、町民の皆さんも、そういう生態系のことですとか、そういうのをまだ知らない方がほとんどでありますので、そういう部分を広報紙等でももうちょっと詳しく掲載してあげて、こういう駆除方法ですとか、こういうやり方をやっていただくとか、行政のできることはこういうことだということをもうちょっと明記していただければなというふうに考えます。以上です。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

お答えをいたします。行政でできるのは広報等でのお願いが、さきほども言った第1点でありますので、それに併せてですね、マイマイガの状況を少しでもピーアールできるものがあれば、住民周知ということで進めていきたいなというふうに思っております。併せてですね、何かほかの方法がないのかもですね、研究機関といいましょうか、林業試験場でしょうか、そういったところも含めながらお話を伺っていきたいなというふうに思っております。以上であります。

質問 若原敏勝

それでは、よろしくお願いいたします。

出典:新得町議会 平成22年第2回定例会 2010年6月17日 議事録 PDF(60ページ) 間違いを知らせる