みんなの議会

新得町議会 平成24年第3回定例会 2012年9月14日

トムラウシ温泉東大雪荘今後の経営計画とPR拡充を

2012年9月14日、新得町議会の一般質問で、若原敏勝議員が「トムラウシ温泉東大雪荘今後の経営計画とPR拡充を」について質問し、町長 浜田正利が答弁しました。

質問者
若原敏勝 議員
答弁者
町長 浜田正利

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 若原敏勝

1.トムラウシ温泉東大雪荘 今後の経営計画とPR拡充をそれでは最後の質問をさせていただきます。トムラウシ温泉東大雪荘の今後の経営計画とピーアール拡充をということで、一番最初に長野議員もされましたけれども、私のほうは方法論というよりも町長の考え方を伺いたく、3点について質問させていただきます。新得町の代表する観光資源の1つ、トムラウシ温泉東大雪荘の運営についてですが、今後観光資源の代表する一部として、町長の考え方を伺っていきたいと思います。株式会社新得観光振興公社が指定管理で町長も社長をされ経営され、今後の観光事業計画の1つとして、このトムラウシ温泉の位置付け等についても、町としての考え方を3つほど伺っていきたいと思っております。1点目は、第37期の事業計画、これは平成24年度の事業計画、新得観光振興公社の事業計画がされているわけですけれども、これらの進ちょく状況も、さきほど若干話されておりましたけれども、これらについて今の現状等含めてお答えを願いたいと。2つ目が、町が所有する建物、付属施設、構築物等、最近、内装は順次終わっているわけですけれども、今年になってからポンプと空調施設等の故障が起き、メンテナンスが今後必要じゃないかということで、その計画等についての考え方をお伺いしたいと思います。それから3点目ですけれども、部外に向けてのピーアール等は積極的にやられているとは思いますけれども、町民に愛される国民宿舎という意味でのピーアール等が果たして十二分に行われているのか。また、地場産品も活用はしていってくれていますが、何といいましても、トムラウシ温泉は東大雪山の大自然の中で自然と食と温泉を生かしたこのプランの創設等、そこら辺の考え方もありましたら伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

若原議員にお答えいたします。若原議員からもあったように、トムラウシ温泉は、町の重要な観光資源の1つとして重要な位置付けであるというふうに認識をしております。その上で、施設の運営につきましては、本年3月に新得観光振興公社と指定管理に関する協定を結んでいるところであります。ご質問の新得観光振興公社の事業計画についてでありますが、公社では第37期事業計画を基に、5月に経営改善計画の見直しを行っております。現状の状況につきましてはさきほど長野議員にお答えをしたとおり、8月末の状況においても、計画と比較しても宿泊者で300名の減という、金額においても580万円の減少ということでありまして、最大の入り込み時において計画と比較しても厳しいということでありまして、さきほどお話ししたとおり秋以降、あらためて努力をしていかなければならないかなというふうに今考えているところであります。3点目のピーアール、食材の関係と先に一緒にお話を進ちょく状況の中で答弁をさせていただきますけれども、ご承知のとおり道東自動車道の全面開通ということを受けまして、道央圏からの観光客の取り込みやインターネットによる販売の強化等を行っており、集客範囲の拡大というものは少しずつですけれども、図られてきているのではないかというふうに考えております。食事では、新たなメニューとして地元食材を使用した、「トムラ蒸し鍋」や「ジャージー牛のステーキ」などを提供してきているところであります。また、現在、団体旅行に代わり個人向けの旅行が主流になるなど、観光旅行指向の変化や多様化するニーズに対応した宿泊プランの見直しを行っているところですが、さきほどお話ししたとおり、なかなか厳しいという状況であります。次に、建物等に対するメンテナンスの考え方でありますけれども、施設の維持管理につきましては、平成5年に建物本体が建築されてから19年が経過しました。熱交換機など設備の老朽化による大規模な修繕が必要となってきております。建物、付属設備、構築物は町の所有する施設であることから、町で修繕計画を立てこの間も修繕をしてきている部分もありますが、来年度よりもあらためて実施していかなければというふうに考えているところであります。また、今後、振興公社が負担してきました土地の使用料および鉱泉料等の負担の見直しにつきましても、さきほどお話ししたとおり、施設管理の一環ということで、負担方法につきましても変えていく方向で検討しているところであります。いずれにしましても、たいへん厳しい経営状況であります。町の大切な施設として存続させるために、経営の安定化が図れるよう、必要な支援について今後も検討していきたいと考えております。以上であります。〔浜田正利町長 降壇〕

質問 若原敏勝

さきほど、一番最初に長野議員に答えられた部分、若干重なる部分もありますし、回答いただきたいのですが。まず、私の考え方というか、方法論ではなくて、考え方で2回目の質問をさせていただきたいのですが、町長が社長に就任されております。議員協議会で代表者が代わったほうがいいんじゃなかろうかというような、そういう発言も町長もされたこともありました。私はこの指定管理者制度の会社の運営の中で、常駐する最大の責任者は、いる、いないという部分はそれは通常の部分では分かるんですけれども、指定管理の中ではきちんと運営がなされていければ問題はないことであって、決してこれは民間でもないですし、運営方法は民間です。そういった中で、町のかかわりとして、町が直営できない部分を指定管理でやっているということでございますので、町長の考え方がある程度その会社に伝わっていけば運営方法の改善とか、そういうものに結び付いていくんじゃないのかなと。ただ、どうしても、前に持っていましたレイク・インの売却とありましたけれども、トムラウシ温泉もそうなるんじゃないかという不安感が、やはりそこには出てくる。基本的な経営の中で町外客の観光客の誘致、これは当然やっていかないとならないんですけれども、町民の施設でもありますので、町民のかたにももっと十二分に理解されて利用される施設づくりの企画もやはり必要じゃないかと。一般山岳思考の観光客だけをターゲットにしても現状としてはなかなか難しさは残ると。3点目の町民へのピーアールというのは、町民のかたにももっとこの温泉の中身を理解していってもらうことも必要になってきているんじゃないかというふうに考えました。それでこの、町民のピーアール活動をということで出したわけでございます。それで、指定管理で今現在行われておりますけれども、長野議員的には指定管理を替えていってはというニュアンスの話もありましたけれども、私は基本的に新得町がやっている、運営しているという考え方を、もうちょっと重点を置くべきではないのかなと。その上で、今のこの観光事業、観光低迷が起きているわけですけれども、回復する年月に関しては1年やそこらではちょっと難しい。3年から5年スパンで見ていかないと、昔の状況に果たして戻っていけるかどうかという部分はあります。ただ、まだ可能性としてこれだけの秘境・秘湯のトムラウシ温泉ですので、まだまだ全国の中でもどちらかと言えば珍しいタイプの温泉という評価は受けているわけですから、これらの経営する考え方をいま一度見直しも必要じゃないのかなと、そんな考え方を私は持っているんですけれども、町長としては、この国民宿舎トムラウシ温泉を今後維持していくための考え方をいま一度お伺いしたいと思います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

お答えいたします。まず、前提条件ということで答弁させていただきます。トムラウシ温泉の施設等については、これまでと同じように町が保有をしていくというのが、私はおおかたの町民のかたがたの願いだというふうに思っております。その上で、トムラウシの経営というものをぜひ考えていただきたいというのが基本かなと、私自身も考えております。あとは、さきほど言ったように方法論だと思っておりまして、決して若原議員が言われるように直接というのは、私は否定をするわけではないですけれども、しかし、現実に指定管理者の中で経営をお願いしているときに、今の受けている公社がふさわしいのか、ふさわしくないかというのは、必ず私は議論になるというふうに認識をしておりますので、その辺も含めてどういう経営の在り方、存続を前提にした経営の在り方が望ましいのかということで、選択肢は私はいろいろあるんじゃないかということで答弁をさせていただきたいなと思っています。また、町民ということへのピーアール、私もそのとおりだというふうに思っております。これはこれで当然努力していかなければならないかなというふうに思っております。若原議員の質問に的確に答えているかどうかちょっと不安な部分もありますけれども、現状ではそういうふうに思っております。

質問 若原敏勝

今、町長の考え方、聞かせていただいたわけですけれども、いずれにしても、この観光事業が災害等の影響等、原因はありましたけれども、必ずそれはどこかで回復する時期は来ると思います。確かにそれは来年やそこらということにはならないかもしれないですけれども、やはりこの新得町にとっての代表の観光である、やはり温泉の維持については町なりのきちんとした考え方を持っていただきたい。当面はいろいろな形で施設整備だとか、ある意味ではまた支援等も必要が出てくるかもしれない。そのことでいちいち存続するかしないかの論議にいくんじゃなくて、やはり考え方をきちんとまとめて、どこまで支援できるかという部分もまた今後議論していきたいなと思っております。そんなことで、簡単にこのことが、支援含めて全部やれるとか、そういう答えは出てこないのかもしれないけれども、そこら辺もう一度町長の考え方を伺って、最後の質問にしたいと思っております。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

お答えいたします。いずれにしても施設の管理というものは、間違いなく近い将来のうちに出てくるというふうに思っております。これはこれで当然整理していかなければならないというふうに考えておりますので、そのことを常に、経営の在り方と議論を一緒にしないでという、そういう意味だというふうにとりまして、私どももそれはそれとして十分意見として尊重させていただいた中で、これからの経営の在り方含めてまた議論をお願いをしたいというふうに思っております。以上であります。〔若原敏勝議員 降壇〕

出典:新得町議会 平成24年第3回定例会 2012年9月14日 議事録 PDF(58ページ) 間違いを知らせる