新ひだか町議会 令和7年第7回定例会 2025年12月11日
議事録に件名の記載なし
2025年12月11日、新ひだか町議会の一般質問で、蚊野芳春議員が質問し、町長 大野克之、まちづくり推進課長 森勝利、総務部長 上田賢朗が答弁しました。
- 質問者
- 蚊野芳春 議員
- 答弁者
- 町長 大野克之、まちづくり推進課長 森勝利、総務部長 上田賢朗
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 蚊野芳春
それでは、通告に従いまして、壇上より質問させていただきます。中心商店街がシャッター街となっている現在の問題におきまして、全国的な傾向ではありますが、人口減少及び政府の中心的な政策に従っていくと、どうしても地方の減少から町外の集中がなされ、いずれ2060年代には1万4,000人の人口に減少していくのではないかという予測が立てられております。今年に入りまして既に2万人を切り、今後6,000人が減少していくという近未来が見えてきているようですが、あくまで中央の政策に従っていくとどうしましてもの地方固有の事情を鑑みることが少なくなっているように思われます。そこで、地方がどんどん衰退していく方向性が見えてきている中で、果たして新ひだか町にはそのような多くの人を魅了するような魅力がないのでしょうか。一昨年には、日高山脈襟裳十勝国立公園が制定され、大きく盛り上がりました。我々の住んでいる日高が国立公園に制定されるという二度と今後ない、経験することがないことだと思われます。新ひだか町及び新冠町の奥にはダムがありまして、黒部第4ダムと同じアーチ型のダムが2番目に大きいという非常に大きなダムがあるというのも一つの資源なのかなと思われますが、日高山脈側からアクセスする道道関係が天災によって寸断されまして、現在三石及びこちら側も一部へアクセスできましたが、今では浦河側から入るしかないような状態になっていると聞いております。自然の大きな資源を見るならば、莫大な資源が眠っているのが日高の魅力だと思われます。地元の方にインタビューしますと何もないよという、自然イコール何もないというイメージですけれども、逆に見ればこれが非常に大きな魅力でもあるというところは、皆様もお気づきなことだと思います。自然を素材に多くの観光客が訪れ、地元の経済貢献に有効に活用しているのはヨーロッパを参考にしますと……
質問 4番 蚊野芳春
すみません。前提で申し訳ないです。というところでヨーロッパのモデルがあるかと思われます。したがいまして、今差し迫ったシャッター街をなくすにはどうしたらいいのかというところで質問させていただきたいと思いますが、少子高齢化とともに中心街の衰退が進んでいると。現在中心地のシャッター街なり、かなり再整備が進んでいないと。中心部の活性化に向けて中心地の固定資産税を下げる等々の具体的な策はいかがでしょうか。それと、建物を壊した空き地として駐車場として提供されれば、固定資産税を一定期間減免する等々の積極的な政策があると活性化が進むのではないかと考えておりますが、いかがでしょうか。2番目に参りまして、夢がない人には目標がない、目標のない人には計画がない、計画のない人には努力がない、努力しない人には成功はないと。つまり夢がない人には成功がないと言われておりますけれども、大野町長になられて2期8年目が今終わろうとしております。町長がここで、大きな質問の2番目になりますが、2期やられたこととやり残したこと、それから来年3選目に向けての抱負がありましたら、どうか教えていただきたいと思います。以上、壇上からの質問とさせていただきます。
答弁 町長 大野克之
おはようございます。ただいま蚊野議員から御質問のありました2点目、来期の抱負というような点でございますけれども、私から御答弁申し上げたいと思います。この2期目を振り返りますと、1期目以上に情勢の変化が激しく、例えば新型コロナウイルス感染症への対応ですとか、あるいは赤潮による漁業被害、さらには自然災害の対応というものがあります。また、エネルギー価格をはじめとした物価高対策、それなど予期せぬことが数多く発生したのかなと思ってございます。その場面、場面におきまして、関係する方々と対話を通じて実情の把握に努めて、今できること、町の将来につなげることを念頭に各種施策を進めてきたつもりでございます。2期目は8つの基本政策を柱として、特に人づくりを軸として施策の推進を図ってまいりました。子育て支援の充実、あるいは産業振興、関係人口の拡大、地域公共交通の確保など様々な取組に手をつけてきたと思ってございます。やり残したことは何かという御質問でございますけれども、現時点で完了と言える取組というのはないのではないのかなと思います。これは、むしろいつの時点においても改善と前進を重ねていくことが必要でありますので、数多くの課題が現在も未来にわたっても存在していると認識してございます。人口減少ですとか少子高齢化、あるいは地域産業を支える担い手不足、公共施設のインフラの老朽化など、短期間で解決できるものではないわけでございまして、中長期的な視点で着実に取組を積み重ねていくということが重要であると考えてございます。3選目に向けての抱負ということでございますが、現時点では出るか出ないか、出馬するかしないかということを熟慮中でございますので、そういうことで御理解をいただきたいと思います。以上、私からの答弁とさせていただきます。
答弁 まちづくり推進課長 森勝利
蚊野議員御質問の1点目、「中心部活性化について」御答弁申し上げます。中心市街地における空き地や空き店舗の状況につきましては、過去の定例議会においても取り上げられており、重要な課題の一つであるものと認識してございますが、現状において利用されていない空き地が駐車場として利活用されることにより中心市街地の活性化に少なからず寄与するという考え方は理解するものの、積極的な対策としてはなじまないものと考えてございます。町といたしましては、空き店舗等の増加及び後継者不足による商工業の衰退を防ぐため、令和6年度から創業・事業承継支援金制度を創設し、商工会と連携しながら町内で新たに事業を営もうとする方や中小企業事業者さんの事業承継を支援しておりますので、それらの施策を継続することにより新たな空き地や空き店舗の増加抑制に努めてまいりたいと考えてございますので、御理解賜りたいと存じます。
質問 4番 蚊野芳春
御答弁ありがとうございます。具体的に空き家及び約20万円ぐらいのという話がほかの議員の質問で出ていましたですけれども、もう少しより積み増していただいた具体策というのをお考えになるということはございませんでしょうか。
答弁 まちづくり推進課長 森勝利
壇上の答弁とちょっと重複いたしますけれども、空き地が駐車場ということで活用されていくということになれば、少なからず経済効果というものに波及するということについては理解するところではございますけれども、町として都市計画をしいてまちづくりを進めている中で、例えば御幸通りのところでいいますと、商業地あるいは近隣商業地というようなところで商業系の施設を誘致、誘導しようという計画を持ってまちづくりを進めておりますので、可能であればそういった施設が誘導されて、人の流れができていくということが町としてはなじむ政策ではないかと考えているところでございますので、御理解いただきたいと考えております。
質問 4番 蚊野芳春
今モータリゼーションになってきて、中心部に住まずに郊外に住みながら車で走っているという状況ではあると思うのですけれども、なるべくやはり二酸化炭素を出さないという感覚でいくと、昭和30年代、昭和40年代の中心部に住んで、ほとんど歩いて生活できていたというのが、それを言うと時代遅れだと言われるのですけれども、なるべくコンパクトにつくるという意味ではそういうまちづくりを根本的に広げるのではなくて、生活圏をコンパクトにしていくという流れがあってもいいのかなとは私個人で思っていたのですけれども、全体の流れ、まちづくりのイメージとしてはそういう方向は探ってはおられないという感じなのでしょうか。
答弁 まちづくり推進課長 森勝利
コンパクトシティーという部分につきましては、以前のこの場においても質疑を行わさせていただいておりますけれども、新ひだか町に関しましては、特にこの静内地区の市街地の部分に関しましてはコンパクトシティーの考え方の中の集約状況にほぼ合致するような状況でいろいろな施設が集約されて、生活の利便性が高い町となっているものと理解してございますので、今以上にコンパクトシティー化を進めるというような考え方は持っていない状況でございます。
質問 4番 蚊野芳春
ありがとうございます。固定資産税のほうを考慮していただけないかというのは、町のほうとしての税制の中でちょっと優遇できる手法が、例えば3年間、1年間というような限定つきでやられることによって一つの活性化にもなるのかなと思ったのですが、そういう手法は基本的にお考えではないという感じだったということでよろしいでしょうか。
答弁 総務部長 上田賢朗
市街地中心部を税制面で考慮しまして、活性化するというふうな考え、極端な話、町なかをがらっと政策的に変えるですとか、今の町並みを変えるとなりますと大規模な事業になりますので、そういった部分ではそういった考え方があるかもしれませんけれども、現段階においてそういった考えございませんので、税制面での優遇というふうなものは考えてございません。また、駐車場にすることでのというお話でしたけれども、市街地に無料の駐車場も何か所かございまして、有料の駐車場もございます。その中でさらに有料の駐車場となりますと、今の状況で駐車場が足りないというふうな現状でもございませんので、そういったものが数多くできたことで空き地がどんどん増えていくというふうなことも考えられますので、そういったものはどうかなというふうな考えでもございます。
質問 4番 蚊野芳春
今大体お考え分かりましたのですけれども、今なかなか、御幸通りなんかシャッター街というのは今店が開くというような状態ではないので、民間に任せて活性化をということなのですが、できましたらより何か強力な推進策をお考えいただければなと思うのですけれども、その辺に関しましては、同じ質問でちょっとしつこくて申し訳ないのですが、最後にもう一度お願いしたいと思います。
答弁 まちづくり推進課長 森勝利
町といたしましては、壇上と同じ答弁になってしまうのですけれども、現状進めてございます創業・事業承継支援金制度、こちらをフルに活用いただいて、商工会とも連携しながら新たな創業であったり、事業承継を支援してまいりたいと考えてございますので、御理解いただきたいと存じます。
質問 4番 蚊野芳春
ありがとうございました。それでは、2番目のほうに行かせていただきたいと思いますけれども、今新ひだか町として自然の、第1次産業がやっぱり中心だと思うのですけれども、農業、牛、豚、鳥、卵、野菜、果物、魚、こういう関係のものを生かしていったときに、新ひだか町により人が来るような政策として町長としてこういうのをもっと推進してみたらいいなというような何かお考えがあれば、お願いしたいと思います。
答弁 町長 大野克之
私が答えるような質問かどうか別にいたしまして、町のにぎわいを出すために関係人口を増やしていくということ、これは重要なことでございます。そういう中で、今おっしゃられた特に1次産業のところですけれども、私どもの町の1次産業の構造を見ますと、農業に関しましては例えば全道一ですとか全道でも高位の水準にある作物があります。しかしながら、それを維持していくだけで今の状態は大変な状態になっておりまして、それを拡大していく策というのを何とか模索しなければならないのでないのかなと。それをすることによって関係する方々に私どもの産物のよさを知ってもらい、それが逆に向こうから私どもの町の理解につながるのかなと。これ農業の部分での一例ですけれども、水産についてもまさに同じことだと思います。いずれにしても、この町をどうしていくかということに関してお話をするとすれば、やっぱり基幹産業であるところをしっかりと守っていくということだと思います。この基幹産業を守っていく手法、その手法について皆様方、立場、立場の中でいろんな考え方があろうかと思いますが、僕の考え方としてはそこについて強力に町あるいは行政がリーダーシップを取って、例えば会社をつくったり、第三セクターをつくってどんとやっていこうかということは私は考えていない。やっぱりそこは本当に当事者である方々がこういう政策、こういう施策を打ってもらって、その上で我々やっていこうという、そこのところがないとこれは長続きしないだろうと思いますし、そうやっていただくのがこの社会における自然な形なのかなと思っているところでございます。先ほど、質問とはちょっと違うかもしれませんけれども、町なかのシャッター街のお話もありました。それについても先ほど担当課長から、あるいは部長からもお話ありましたけれども、それについてはまさに同じことだと思います。我々やっているのは空き家ですとか空き店舗のところの改修のところの助成、あるいは創業を始めようとする人たちに対する後押し、創業する人たちについては商工会がやはり経営面でもサポートして、セミナーなどを開いて、いろんな経営指導をしながらやっている。それは、行政が主体となってやるのではなくて、そういうサポートあって、みんなでそういうものを支援していこうという形がむしろ重要なのだろうと思っているところでございます。固定資産税の問題につきましては、たしか企業立地の関係でその要件に当てはまるものについては何年間の固定資産税を免除ですとか、そのような特別な措置は講じている、用意しているところでありますけれども、通常のところで駐車場にしたから固定資産税どうのこうのということは、総務部長が答弁したとおり、現時点では考えてございません。
質問 4番 蚊野芳春
どうもありがとうございました。何か行き詰まったような新ひだか町自体が、人口がどうしても減っていくという中で積極的な部分が難しいということと地元の現状維持されている部分をサポートしていくという部分がある中で、何か一つ核になるようなものを町長がぶち上げていただけると、みんな元気がちょっと出てくるのではないかなという部分があるのですが、何かもう一度、1つだけ教えていただければ……
質問 4番 蚊野芳春
何と違う。
質問 4番 蚊野芳春
やり残したことは、毎年出てくるものに対して対処していかれると。3期目に関しては今思案中なので、お答えできないというお話でしたのですが、現状町として、あと問題として抱えていて、これを改善されるといいなというようなお話がもしあれば、お願いいたします。
答弁 町長 大野克之
先ほどもやり残したことということのお話がありまして、その中でやり残したことというよりはやるべきことというのは日々あるわけで、これは来年であろうが、再来年であろうが、10年後であろうが、誰が町長になってもやるべきことというのはずっと続いていくのです。だから、自分自身としてやり残したことは何かって、こう言われると、自分が町長になったときに公約として皆さんにお約束をしたことの中で、いつだかの議会でもお話しさせていただきましたけれども、産科の誘致についてはこれやり残しておりますと。これは明言してございます。でも、それ以外のものについては、完成形かどうかは別にして、それに向かっていくようなことというのは全て手を打ってきている。だから、完成形になっていないから、おまえやっていないのでないのかって、何なのだという御意見はいただくのは全然結構なのですけれども、自分の今できる範囲、やれることの範囲の中で手を打ってきていると理解してほしいなと思いますし、それからちょっとこれ答えたらまた議長に怒られるかもしれませんけれども、何かぶち上げるというお話がありましたけれども、ぶち上げるというのはすごく私嫌いなタイプでありまして、責任のないことを言うということは非常に嫌なタイプな人間でございますので、自分はずっと行政をやってきた中で、本当に夢みたいなことをぶち上げれ、町民に夢を与えることをぶち上げれ、それが私に求められているとすれば、それはきっと自分の性格からいってそこまではやっぱり言わない性格だし、それは無責任だと思いますので、自分の頭の中で総力を挙げてやればこれはできるなというところは、それはお話はしますけれども、何か知らないけれども、ぶち上げれって言われるのはちょっと勘弁していただきたいなと思っているところでございます。
質問 4番 蚊野芳春
ありがとうございます。どうも失礼しました。あと、今毎年毎年2億円、3億円ずつ積み上げていく中で、これから私たちが小学校時代の頃に大体できた公共施設というのが全部老朽化してきていると感じたのですけれども、そういうものに向けて今毎年毎年お金をためながら準備しているのだよというようなイメージを勝手に私が思っていたのですが、そんな感じでよろしいでしょうか。
質問 4番 蚊野芳春
分かりました。失礼しました。それでは、全部質問終わりましたので、どうもありがとうございました。