新ひだか町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月12日
(1)公立小学校の学級編制を35人に引き下げる公立義務教育諸学校の学級編制等について/(2)小学校高学年の教科担任制の本格的導入への取組の考え方について
2021年3月12日、新ひだか町議会の一般質問で、城地民義議員が「公立小学校の学級編制を35人に引き下げる公立義務教育諸学校の学級編制等について」「小学校高学年の教科担任制の本格的導入への取組の考え方について」について質問し、管理課長 田口寛、管理課主幹 太田康紀、管理課参事 池ヶ谷北斗、教育長 髙野卓也が答弁しました。
- 質問者
- 城地民義 議員
- 答弁者
- 管理課長 田口寛、管理課主幹 太田康紀、管理課参事 池ヶ谷北斗、教育長 髙野卓也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 16番 城地民義
おはようございます。2点について質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。1点目でございますが、「公立小学校の学級編制を35人に引き下げる公立義務教育諸学校の学級編制等について」御質問したいと思います。公立小学校の学級編制を35人に引き下げる「公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律」の一部が今年度2月に改正されたところでございますが、少人数によるきめ細やかな指導体制を計画的に整備し、安全・安心な教育環境と情報通信技術、いわゆるICTなどの活用による新たな学びを実現するため、義務標準法を改正しております。これにつきましては、公立小学校の学級編制の標準を令和3年から5年間をかけて1クラス当たり35人に引き下げるということでございまして、令和3年度には小学2年生を35人といたしまして、その後、学年ごとに順次引下げをし、令和7年度に全学年、小学6年生までを35人とするものとなっております。なお、現行では小学1年生のみ35人で、小学2年生から小学6年生は40人となっているところでございますが、いわゆる改正による学級編制基準を踏まえますと、北海道内では少子化や過疎化によりまして、既に35人学級以下になっている学級も少なくないと考えるところでございます。次の4点についてお伺いしたいと思います。1点目でございますが、本町の各小学校の学年ごとの児童数・学級数と今回の改正に伴います対象校の現状等についてお伺いをいたします。2点目でございますが、改正35人学級化に必要な教職員定数は、文部科学省におかれましては現在、政策的に配置をしてきた加配定数からの振替にて確保するということにしておりますが、きめ細やかな指導体制にはならないと考えるところでございますが、教職員定数増の考え方と今後の推移についてお伺いをしたいと思います。3点目でございます。改正趣旨では、誰一人取り残すことなく、全ての子どもたちの可能性を引き出す教育へ転換し、つまずきの解消と意欲を高める学び、習熟度に応じた学び、社会性・人間性を養う学びが必要であるとしておりますが、本町の教育行政執行方針の学校教育の充実に関する見解についてもお伺いをしたいと思います。4点目でございます。関連といたしまして、北海道教育委員会が実施いたしております。小学校第1学年と第2学年の少人数学級実践研究事業に基づき、1学級35人の児童生徒による学級編制の学校の見通しについてお伺いをしたいと思います。次、大きな2点目でございますが、「小学校高学年の教科担任制の本格的導入への取組の考え方について」お伺いをしたいと思います。文部科学省では、小学5年生、小学6年生から教科ごとに専門教員が教える教科担任制が令和4年度から本格的に導入することとしておりまして、中央教育審議会が文部科学省へ答申しておるということでございますが、この教科担任制は3教科となっておりまして、学習につまずく児童が多い算数、令和2年度から教科となった英語、それから実験や観察に取り組む理科、この3教科を挙げているところでございます。小学校は、教員1人が全ての教科を受け持つ学級担任制に比べて、教員が得意分野を担当するいわゆる教科担任制で授業の質が高まることを期待しているところでございます。また、教科担任制の中学校との円滑なる接続を見通し、小学5~6年生から始めるとしているところでございますが、この教科担任制の導入は、教員の定数や質の高い教員養成、研修など、今後の義務教育の課題であるというふうに考えますが、以下の5点について、導入に伴う学力向上などの現状の課題を踏まえた考え方についてお伺いしたいと思います。その1点目が専門性の向上について、2点目、新教育課程において授業時数の増加について、3点目、児童の心のケアについて、4点目、小中学校の連携の強化について、最後の5点目ですが、教科担任の教員数について、この5点についてお伺いいたします。以上、よろしく御答弁のほどお願いいたします。
答弁 管理課長 田口寛(管理課長は2023年12月まで)
おはようございます。それでは、1点目の「本町の各小学校の学年ごとの児童数・学級数と改正に伴う対象校の現状等について」と、4点目の「北海道教育委員会が実施する小学校第1学年と第2学年の少人数学級実践研究事業に基づき1学級35人の児童生徒数による学級編制の学校の見通しについて」は関連がありますので、一括して御答弁いたします。令和3年2月2日に開催された閣議におきまして、「公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案」が審議され、公立小学校の学級編制の標準を現行の40人から35人に段階的に引き下げる改正案を決定し、国会に提案されたところであり、法律案では令和3年度から令和7年度までの5年間をかけて、小学校第2学年から段階的に学級編制の標準を引き下げることとしております。また、現在、国の基準では小学1年生のみが35人学級の対象となっておりますが、北海道においては少人数学級実践研究事業として、加配活用により小学1年生に加えて小学2年生についても35人学級編制となっております。この少人数学級実践研究事業については、令和2年度に一部対象が拡大され、小学3年生で基準学級数が1学級で、かつ児童数が35人を超える場合については2学級編制とすることとなっており、本町では静内小学校において当該事業の適用を受け、2学級編制としております。当該事業は、令和3年度以降も継続することとなっており、静内小学校の新4年生においても引き続き2学級編制となる見込みであります。一方、先日の北海道議会における北海道教育委員会の教育長答弁によりますと、少人数学級実践研究事業をさらに拡大し、令和3年度以降、小学3年生から順次、令和6年度までに全ての学年において35人学級とする方針が明らかにされたところであり、北海道においては国の計画よりも1年前倒しする形で35人学級が導入されることとなる予定です。なお、静内小学校以外の町内小学校5校については、児童数の状況から令和3年度以降35人学級が導入されたといたしましても対象となる学校はありませんので、御理解願います。続きまして、2点目の「改正35人学級化に必要な教職員定数は、文部科学省は現在政策的に配置してきた加配定数からの振替にて確保するとしており、きめ細やかな指導体制にはならないと考えるが、教職員定数増の考え方と推移について」御答弁いたします。教職員定数の標準は、「公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律」に規定されており、原則として学級数、児童生徒数など学校規模に応じて算定されております。このほか同法第7条第2項において、それぞれの学校における授業での指導方法の工夫改善など、児童生徒の心身の発達に配慮し、個に応じた教育を実施するため必要と認める学校には教職員定数の標準に加えて教職員の配置数を加えることができることとなっており、一般的に「加配定数」と呼ばれております。このたびの35人学級化により教職員定数は増加するものと考えられ、加配定数からの振替となるかどうかは現時点では不透明ですが、教員の働き方改革の上でも、よりきめ細やかな指導を求めるためにも学校に教員配置数が増えるような適切な教員数の配置が望まれるところであります。少人数化は、きめ細やかな指導体制が可能になるなど期待が大きい反面、教員の成り手不足の中、優秀な教員をどのように確保するかなど多くの課題があり、国や道の対応について注視していく必要があると考えております。町教育委員会といたしましては、都道府県教育委員会が権限を有する県費負担教職員制度の基本的事項を踏まえつつ、国や道の動きを的確に捉え、本町の学校教育における諸課題に適切に対応してまいりたいと考えております。議員御質問の3点目の「改正趣旨では、誰一人取り残すことなく全ての子どもたちの可能性を引き出す教育へと転換し、つまずきの解消と意欲を高める学び、習熟度に応じた学び、社会性・人間性を養う学びが必要であるとしているが、教育行政執行方針の学校教育の充実に関する見解について」御答弁申し上げます。2月2日に閣議決定された義務標準法改正案については、遡ること1月26日に示された中央教育審議会の答申に関連した国の施策の一つであると捉えております。この答申では、「「令和の日本型学校教育」の構築を目指して」というメインテーマと「全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現」というサブテーマを示し、急激に変化する時代の中で育むべき資質・能力とこれまでの日本型学校教育の成果と課題、そして2020年代を通じて実現すべき「令和の日本型学校教育」の姿を示し、必要な改革をちゅうちょなく進めることで従来の日本型学校教育を発展させ、「令和の日本型学校教育」を実現するよう求めております。また、答申では、「令和の日本型学校教育」の構築に向けた今後の方向性について、全ての子どもたちの可能性を引き出す個別最適な学びと協働的な学びの実現のための改革の方向性についても示しております。小学校の学級編制を35人に引き下げるとした義務標準法の改正は、その趣旨として誰一人取り残すことなく、全ての子どもたちの可能性を引き出す教育への転換などが示されておりますが、まさに中央教育審議会の答申を受けた施策であることが明らかであります。そこで、御質問の義務標準法改正案の趣旨と教育委員会がお示ししました令和3年度の教育行政執行方針における学校教育の充実と関係についての見解でありますが、教育行政執行方針の学校教育の充実は新学習指導要領の趣旨を踏まえ、子どもたちが未来の社会を生きていく上で必要な資質・能力、具体的には1つ「生きて働く知識・技能」、2つ「未知の状況にも対応できる思考力、判断力、表現力等」、3つ「学びを人生や社会に生かそうとする学びに向かう力や人間性等」を着実に身につけ、高めていくために必要な重点施策を述べているものでありますことから、中央教育審議会の答申とも重なるものであり、結果として義務標準法改正案の趣旨とも一致するものであると認識しております。教育委員会といたしましては、今後におきましても新学習指導要領はもとより、中央教育審議会答申の実現すべき「令和の日本型学校教育」の趣旨を踏まえつつ、各学校において個別最適な学びや協働的な学びが実現され、質の高い教育活動が行われるよう、教育のデジタル化の推進など教育環境の整備充実や教職員研修の充実など様々な施策を講じてまいりますので、御理解願います。次に、大きな項目の2点目、「小学校高学年の教科担任制の本格的導入への取組の考え方について」ですが、城地議員からの御質問の中にもありましたとおり、令和3年1月26日の中央教育審議会答申の中に小学校の教科担任制についてが盛り込まれたところでありまして、令和4年度導入を目指し、具体的な内容については国の検討会議において今後決定されますことから、現段階では不確定な要素を含んだことへの答弁となりますことをあらかじめ御了承くださいますようお願いします。そこで、御質問の1点目「専門性の向上について」、2点目「新教育課程において授業時数の増加について」、3点目「児童の心のケアについて」までは関連性がありますので、一括して御答弁申し上げます。小学校において教科指導の専門性を持った教師による教科担任制が導入されることにより、授業の質の向上や児童一人一人の学習内容の理解度・定着度の向上など、学びが一層深まることが期待されます。さらに、令和2年度から小学校において全面実施されている新学習指導要領では、小学3年生以上の授業時数がトータルで35時間増加しておりますが、教科担任制を導入することによって教師の持ちこま数の軽減や授業準備の効率化によって学級担任の負担軽減につながることとなり、教師にゆとりができることで児童の心のケアなど児童に寄り添った指導につながるものと考えます。一方、課題といたしましては、当該教科の専科指導の専門性を担保する方策や専門性を有する人材をいかに確保するかという方策について検討する必要があります。続きまして、御質問の4点目「小中学校の連携の強化について」ですが、教科担任制を小学校高学年で採用すれば中学校の指導スタイルと同様となることから、中学校進学時にも早く学校に慣れることができるという効果が期待され、「中1ギャップ」と呼ばれる問題の解消に対して大変効果的であると考えられます。また、小中の連携に関しては、校種をまたいだ教員の乗り入れ授業の実施が考えられますが、教員が乗り入れをするということにつきましては、研究指定事業として平成30年度から静内中学校が指定を受けている「中1ギャップ未然防止事業」の取組として、今年度は山手小学校と静内小学校へ乗り入れ授業を実施しているほか、今年度から三石小学校と三石中学校及び静内高校において「小・中・高等学校英語教育支援事業」を行っており、その取組の一つとして中学の英語教師が小学校に出向き、学期に1回程度乗り入れ授業を行うなど、小学校と中学校の連携を行っているところです。児童にとっても、受け入れる側の学校にとっても円滑な接続という面で大変効果的であると報告を受けていることから、今後、本研究指定事業の成果を取りまとめ、小中の連携強化推進のために活用してまいりたいと考えております。御質問の5点目「教科担任の教員数について」ですが、このことについては国や教員の任命権者である都道府県教育委員会が現状の課題を整理して、次年度において協議決定していくこととなります。現在専科指導の対象教科として、外国語・理科・算数の3教科を挙げておりますが、35人学級化に伴い必要となる教員の確保とともに、社会人などの多様な人材の活用や教員免許更新制の在り方、小中両方の教員免許状を取りやすくする方策などの検討課題が挙げられ、今後、随時検討結果が公表されるものと考えております。町教育委員会といたしましては、早期に教科担任制の実現を期待するところでありますが、詳細については現時点でお答えできる状況にはありませんが、今後の国や道の動きを注視しながら施策の推進に努めてまいりますので、御理解願います。
質問 16番 城地民義
ありがとうございました。それで、何点か御質問していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。御答弁にありましたが、1点目の本町の各小中学校の学年ごとの児童・学級数の関連では、御答弁ありましたから分かりましたけれども、静内小学校が35人学級の枠の中で進められているということでございますが、本町6校小学校あると思いますけれども、その6校の小学校の学年ごとではなくていいのですが、クラスの一番多い児童生徒数、これ各学校6校のそれぞれ分かればポイントを押さえて人数教えていただければ幸いなのですが。
答弁 管理課長 田口寛(管理課長は2023年12月まで)
まず、昨年5月1日現在の学年ごとの各学校の数字でよろしいでしょうか。〔16番 城地民義君「クラスで1番多い児童生徒数」と言う声あり〕
答弁 管理課主幹 太田康紀(管理課主幹は2022年12月まで)
昨年現在ですと、高静小学校の第3学年が72人で2学級という編制になっておりますので、1学級当たり36人というのが1学級当たりの人数で一番多い学級になってございます。
答弁 管理課長 田口寛(管理課長は2023年12月まで)
静内小学校につきましては、第3学年が37人で一番多い、ここ2クラスありまして、割り算するとちょっと少なくなるとは思うのですけれども、学年の最高の人数でいきますと静内小学校は37人、これが第3学年です。それと、東静内小学校ではこれも第3学年で10人、山手小学校も第3学年ということで24人、桜丘小学校につきましては第1学年が9人、三石小学校につきましてはこれも第3学年で33人、いずれも特別支援の生徒数は除きまして、児童数でいくと今の言った状況になります。
質問 16番 城地民義
分かりました。それで、再確認したいのは、これは特別支援学級の生徒は入っていないということでいいのですか。――分かりました。それで、今お聞きしましたけれども、35人学級は既に北海道教育委員会では前倒しでやっているということなのですが、静内小学校が37人だから2人オーバーして、2で割ればそれなりになるのですが、高静小は72人になっております。それで、単純に割ると36人だから、3クラスになっていくということにならないのか。そういうカウントにはならないのか、ちょっとその辺のところ。
答弁 管理課主幹 太田康紀(管理課主幹は2022年12月まで)
申し訳ありません。高静小学校については、人数の一番多い学年は4学年で96人、3学級でございます。第3学年は72人で2学級で分けて36人となっているのですけれども、北海道のこの少人数学級編制の研究事業が1学年につき1学級のところで35人を超える場合にはということでの条件がついているものですから、高静小学校は令和2年度36人なのですけれども、その対象にはならなかったということでございます。
質問 16番 城地民義
それで、静内小学校は分かったけれども、今、高静小学校が北海道の特例基準でそういうふうになっていると思うのですが、今回の文部科学省で言っている35人学級に照らし合わせれば、今言うように高静は九十何人ですから、35で割るとそれなりのクラスになると思うのですが、その部分は北海道の特例の部分に入っていないから、高静小学校は来年度から該当してくるという考え方でよろしいのか、その点。
答弁 管理課長 田口寛(管理課長は2023年12月まで)
高静小学校については、町内で一番多い学年ということで、一番対象になってくるのかなと思うのですが、実は35人で割っても40人で割っても変わらないという児童数の中に入ってしまっているものですから、結果的には35人学級化になったとしても、転出入の関係は今後ありますけれども、現状の人数の中では35で割っても40で割ってもその学級数については変わらないという状況になっています。
質問 16番 城地民義
その点、分かりました。これは、これからの児童数の増減あると思いますけれども、それはそれとして2点目御質問したいと思います。現在デジタル化でどこの教育委員会も含めて新たな教育を進めているのですが、文部科学省では令和2年度中に児童1人1台のデジタル端末を配備して、それが完了するという見通しですよと。それで、文部科学省については、さらに少人数学級と情報通信教育の活用によって、一層の一人一人のニーズに応じたきめ細やかな指導及び学びを可能にしていくのだと、こういうことなのですが、ハードの部分については今年度予算で当町もパーフェクトに完備されていくのかどうかと。それと、それに伴って幾らハード的なものが整備されても、子どもに指導するべき教師の指導力と言ったら変ですけれども、指導体制がしっかりしなければならないと思うのですが、その点も十分新年度に向けて対応されていると、予算も格付されているという認識でよろしいのか、その点についてお伺いいたします。
答弁 管理課主幹 太田康紀(管理課主幹は2022年12月まで)
御質問の今回のGIGAスクールに関する端末の整備でございますけれども、こちらにつきましてはもう12月中に全ての児童生徒1人1台端末の配備・整備が終わっておりまして、3学期から既に運用を開始してございます。そのための教職員に対する研修につきましても10月に1度、事前研修会を行いまして、12月から1月の冬休み期間中までの間にGIGAスクールサポーターで専門業者による研修会や町教育委員会職員からの各種研修会等を実施させていただいているということでございます。
質問 16番 城地民義
分かりました。それで、教員の一番大事な子どもたちに対する指導体制、今言うICT関連も含めて、タブレットとかオンラインもやっていますけれども、教師と子どもたちのそこのラインがしっかりしていないと、幾らハード的なものを進めても前に進まないと思うのです。教職員の指導力・指導体制、それはもうパーフェクトで来年度に向けていける体制になっているという認識でいいのかどうか、そこの確認をさせてください。
答弁 管理課主幹 太田康紀(管理課主幹は2022年12月まで)
この端末等に関する子どもへの指導に対しての教職員の研修というのも十分行ってございますので、こちらについても対応していけると考えてございます。
質問 16番 城地民義
分かりました。よろしくお願いいたします。それと、3点目の質問をさせていただきますけれども、この35人学級で文部科学省は今後該当になる学校については、もちろん基準に基づいて教員を配置して学級数増やしていくということになると思います。北海道――我々本町も含めて35人学級になっていない学校が数多くあると認識しており、今までは文部科学省で政策的に加配をしているというふうに認識していますけれども、今回の文部科学省の新たなその40人から35人になっていく段階の中で、教員数が少なくても増やしていかなければこの改正法案はできないと思うので、必ずや文部科学省は先生を増やしていくということになると思いますが、文部科学省の言い方を見ると現在の加配定数の先生が既存にいるので、そちらのほうにシフトするからというような考え方でいるようですけれども、それでは今までの加配定数で補われていた学校の子どもたちの学力向上のための分が不足していくと考えるのですが、その部分についての考え方で、もしそういうことが加配が必要なところの学級等について不足になった場合は、町教育委員会で予算的にも含めて、独自の補充体制で予算化をして、学力向上に結びつけていくという認識でいくのかどうなのか、その点についてもお伺いいたしたいと思います。
答弁 管理課長 田口寛(管理課長は2023年12月まで)
国の考え方、法律案もまだ通っていない状況ではございますけれども、基本的に教職員の定数については、機械的に人数で計算される基礎定数と呼ばれるものと、城地議員おっしゃっていた政策的に行われる加配定数、これで構成をされていると思いますけれども、当町の状況でいくと加配定数の部分については令和3年度もほぼ通常どおり加配されたということで、ただ国のほうの予算も総枠あると思いますので、基礎定数のほうで35人学級化によって、当然、少子化によって下がる部分と35人化によって定数が上がる部分と相殺してどのようになっているのか全国的な状況分かりませんけれども、そこで不足する部分については加配定数との調整はあるのかもしれませんけれども、現状では当町においては加配定数のほうについては影響はなかったということでよろしいでしょうか。それで、新年度の独自に教員を配置するということについては、市町村で独自にやられているというところももちろんあるようですけれども、基本的には北海道単位でそこら辺は考えるべき、国単位で考えるべき、国が法律を決めて都道府県が考えるべきものと思っておりますので、当町としましては独自の教員のプラスアルファの部分については現時点では考えてございません。
質問 16番 城地民義
予算に関わることでございますので、十分検討して今後の推移を見ていただければいいかと思います。次に、大きな2点目のほうに移りたいと思います。いわゆる高学年、小学5年生、小学6年生の教科担任制でございますけれども、数学と理科と英語と。英語については既に進んでいるということなのですが、私が言うまでもなく主要3教科については、子どもたちも今後の将来も含めて、次のステップの中学校あるいは高等学校に行く段階で重要な教科にはなってくると思います。それでまず1つ目お聞きしたいのですが、この教科による小中連携の関係ですけれども、先ほど課長からるる詳しく説明ありましたけれども、先行してそれぞれの小学校と中学校の小中連携を進めていっているのだと。そして、さらには先ほどの説明では静内高等学校との連携もしながら、学力向上のためということなのですが、一般的には小中連携、私立高等学校では小中一貫教育でやっているので、いろんなこういった教科については調整できていいと思うのですが、なかなか小学校と中学校が分離する中では難しいと。過去においては、ここであったのかどうかは知らないけれども、小中併置校については同じ学校で小学生と中学生、それぞれの児童生徒が同じ学校で学ぶから、教科の区分は別にして先生方の交流がある程度幅広く、校長さんの権限、あるいは教育長さんの指導でやれたと思うのですが、そのケースはここの町ではないから難しいと思うのですが、小中連携をする段階で中学校の教員が先ほど説明あったように小学校に来てやっていただくということを今進めているということでございますけれども、他の教科、例えば3教科以外の音楽だとか体育だとか、そういう部門でやっている学校も結構あると思うのですが、それは別にして、例えば違う学習面でやっているということが何年か前にあったのかどうか、その点、なければないでいいのですが。
答弁 管理課参事 池ヶ谷北斗
先ほどの課長の壇上の答弁の中にもありましたけれども、静内中学校で「中1ギャップ問題未然防止事業」というのに取り組んでいるのですけれども、その中で今年度は山手小学校と静内小学校へ乗り入れ授業を行ったというように答弁をしましたけれども、これにつきまして今年度山手小学校のほうには音楽の授業で中学校の先生が小学校で授業をしております。
質問 16番 城地民義
それと、もう一点ちょっと確認したいのですが、答弁にありましたけれども、この小中高の連携、大変すばらしいことだと思うのですが、これも教育長の指導力のたまものだと思うのですが、静内高等学校との交流の内容的なものは3教科の中の一つに入っているのか、それとも違う部門での交流を模索していくのか、その点、簡単でいいので。
答弁 管理課参事 池ヶ谷北斗
静内高等学校との交流の部分につきましては、「小・中・高等学校英語教育支援事業」というような指定事業の一環で行われております。これにつきましては、北海道のほうから小学校、中学校、それから高等学校、それぞれの段階において英語で身につけさせるべき能力、これをまとめたもの「Hokkaido CAN―DO リスト」というものがあるのですけれども、これに基づいてそれぞれの段階において身につけさせるべき英語力を身につけさせるというような事業を行っております。
質問 16番 城地民義
私はすばらしいことだと思いますし、今後もより一層、難しいと思いますけれども、小中高の連携を図って、こういった事業を積極的にやっていただければと思います。それに加えて、今、小中高等学校――静内高校の連携で三石小中学校との連携をやっているけれども、私は違う面でもすばらしいと思うのは、進学する意味でも地元の高校に対する先生方の交流があれば必ずや地元の高校へという意欲が高まるというのは、これ実際ほかでもやっていますので、このことは私はすばらしいことだし、今後とも高等学校との連携を図っていければ、学力はもちろんですけれども、違った意味でもいいのではないかなと思いますので、この点についても御検討を進めていただければいいと思います。最後にしたいと思いますけれども、今回質問いたしました35人学級、それから教科担任制の問題、非常に学校教育も変わってきたと思うのですが、このように時代の変化に合わせた小中教育の在り方にありまして、公立小学校1学年35人学級の改正だとか、あるいは小学校5~6年生の高学年での教科の担任制の導入などについて教育制度が大きく変わる状況の中にありまして、教育長の所見というのですか、教育に対する今後に向けてのこういったことに対する所見があればお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 髙野卓也(教育長は2021年3月まで)
私の見解ということで御質問でございますので、お答えをさせていただきます。35人学級の導入、それから小学校高学年の教科担任制、こういった制度改革というのは新学習指導要領、小学校は令和2年度、そして中学校はこの4月から全面実施となる新学習指導要領の趣旨や狙いをよりよい形で学校現場において実現をするというところに目的があると認識しています。この2つの新しい制度もそうなのですが、御質問の中で触れられておりましたGIGAスクール構想に基づく教育のデジタル化、これもまさにそういった狙いがあるわけでございます。新学習指導要領の目指すところは、執行方針の中でも申し上げましたけれども、未来社会を生きていく上で子どもたちにとって必要な資質・能力をしっかりと身につけさせて、高めさせるというところにあります。いろいろと国の施策も踏まえながら、町教育委員会においてもこれまで随時取り組んでまいりました。この35人学級、それから教科担任制についても北海道の研究指定事業等々があるものですから、それを有効に活用しながらこれまでも取り組んでまいりました。この研究の成果を制度化されたときにしっかりとした形で生かしていけるように進めていきたいなと考えてございます。ただ、こういった35人学級ですとか教科担任制ですとか、あるいは教育のデジタル化ですとか、こういうものが進められたからといって子どもたちが見違えるように力をつけていくのか、あるいは学校課題が解消されていくのかといったら、そうとは言えないのだと思っています。そのためには何でこれをやるのか、何でこういう施策をするのかというその背景にある目的・狙い、そういったものを学校現場におられる先生方皆さんがしっかりと理解をした上で、そして、自分がなすべきことは何なのかということを考えながら、研さんを深めて取組を進めていく。教育のデジタル化のよさ、あるいは35人学級のよさ、教科担任制のよさ、そのよさをしっかりと生かしていくのだという、そういう意識を持って、そういう姿勢で子どもたちに向かっていく。そういう教師のたゆまぬ営みがこの制度化によって大きな成果を生み出すのだと私は認識しています。そういった意味で、本町の先生方が校長先生を中心に一丸となって、子どもたちのためにしっかりと資質・能力を高めるためにこの制度を有効活用して、取組を進めていきたいなと願っているところでございます。以上でございます。
質問 16番 城地民義
御丁寧な御答弁ありがとうございました。これで終わらせていただきます。どうもありがとうございました。