下川町議会 令和3年9月会議 2021年9月10日
(1)町道除排雪等委託費の考え方について/(2)木質バイオマス事業の今後の動向について
2021年9月10日、下川町議会の一般質問で、小原仁興議員が「町道除排雪等委託費の考え方について」「木質バイオマス事業の今後の動向について」について質問し、町長 谷一之、建設水道課長 平野好宏、副町長 武田浩喜、農林課長 古屋宏彦が答弁しました。
- 質問者
- 小原仁興 議員
- 答弁者
- 町長 谷一之、建設水道課長 平野好宏、副町長 武田浩喜、農林課長 古屋宏彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次の件名ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の件名の表記です。
質問 7番 小原仁興
今年の夏は連日 30℃を超え、下川町でも観測史上、最高気温の37.3℃を記録するなど、近年の異常気象を象徴するような驚異的な温度が連日続きました。これらを受け、行政は、暑さ避難所を開設し、7 月 29 日から 30 日にかけて、バスターミナルの 2 階を使い、主に高齢者を対象に熱中症に対して命を守る対策をしたことは、記憶の限りでは初の試みであったと思います。防災、減災の考え方に立って行動に移してくれたことは、血の通った試みとして高く評価するところであります。最近でも、令和 3 年度下川町敬老会の開催や、ちっちゃな縁日などが見送られるなど、昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響を色濃く受けており、これらの交流等の事業が断たれてしまうことについては、何とかならないものかと日頃より心を痛めているところでありまして、一日も早い普段どおりの生活に戻ってほしいところであります。本日は、町道除排雪等委託費の考え方についてと、木質バイオマス事業の今後の動向について伺うことで、理解を深めてまいりたいと思っております。令和 3 年第 1 回下川町議会定例会の令和 2 年度下川町一般会計補正予算(第 11 号)の審議において、町道除排雪等委託費として 3,000 万円が計上され、本年の除雪費として、当初予算から合算すると委託費予算額で 9,000 万円となり、過去最高額の予算計上となりました。今後の除雪費の考え方も含めて整理する必要があるため、以下の事項について伺います。一つ目は、令和 2 年度町道除排雪等委託費の仮決算は幾らだったのか。また、本年の予算編成として町道除排雪等委託費は幾らを計上したのか伺います。次に、2 月末までには既に 2,500 万円が過剰に補正予算額より先食いした状態で「委託作業完了済み」となっており、行政は法令上違法性はないとの見解を示しております。事実上、議会が追認することは、除雪委託費に関して審議することもできない「聖域」であるといえるのではないのか、見解を伺います。最後に、出来高精算であるため、これだけの費用がかかった旨の説明でしたが、事前に議会の判断・関与は全く入らないものと考えます。今回の先行した超過支出分の「委託作業完了済み」とされる作業を許諾し、執行された責任は誰にあるのか伺います。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
小原議員の「町道除排雪等委託費の考え方について」の御質問にお答えしたいと思います。1 点目の、令和 2 年度町道除排雪等委託料の決算額と本年度の町道除排雪等委託料の計上額についてでありますが、令和 2 年度町道除排雪等委託料の支出総額は 9,466 万 9,960円であり、本年度の当初予算としては 6,000 万円を計上しているところであります。2 点目の、除排雪委託料の取り扱いにつきまして、町道除排雪事業は、降雪や風、気温などの気象状況により除排雪の状況が変わり、必要な委託料も変動することから、既定の予算に不足が生じた場合は、補正予算として提案し、御議決いただいて執行をしているところであります。3 点目につきまして、町道除排雪事業は、天候に左右され、事業量の予測は困難であることから、単価契約を結んでおり、当該契約に基づく支出負担行為は、下川町財務規則第51 条関係別表第 2 に基づき、請求があった時としていることから、議会の議決を得ていない予算執行をしている訳ではなく、御理解いただきたいと思います。また、事業執行の実務は担当課が担っておりますが、事業執行の最終責任は町長である私にあると考えております。以上申し上げまして、答弁といたしますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。以上です。
質問 7番 小原仁興
今回の答弁で、本来だったら町長が我々議会に対して予算の提案をされる。議会がそれを審議して、良いか悪いか意見を付けたり、可否も含めて、我々の意思を示しながら返していくということだったのですが、超過分については、今回の答弁で町長が、最終的には責任を負っているものだと…つまり行政側で提案して、行政側で判断を下し、行政側で執行したということを言ってるものだと私は理解しております。そこでです、町長、どのようにこの決算額を踏まえ、受け止めておられるのか伺います。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
除雪費、排雪費というのは、自然が相手の問題でございまして、なかなか想定できない自然現象がたくさんあるわけであります。御承知のとおり、9,000 万円を超えるというのは、本当に過去にないぐらいの決算となったわけでございますけれども、他の近隣町村でみましても、下川町以上に除排雪の執行費が非常に高くてですね、そういう意味では、昨年度の除雪・排雪費用というのは、非常に費用がかかったものと認識しているところでございます。ちなみに、名寄市、美深町におきましては、相当な除排雪費を投じたということでお聞きしてございますので、そういう意味では、本町におきましても一定程度、例年よりは嵩んだのではないかと感じているところでございます。以上です。
質問 7番 小原仁興
仕方がない…やの発言でございました。決算額、今回 9,000 万円を超える…議会の議決としては 9,000 万円までしか認めておりませんでした。決算額を見て、困った事が起きたとか、弱ったなとか、町の財政預かっている以上、何らかの感情の動きがあったものかと思って今回質問しました。昨年の 12 月の答弁で…2,000 万円の補正予算がございました。当時、町長はこのように答弁しております。「3 年の実績を基にやっておりますので、一定程度そのへんが目標値になっております。補正として 3 か年の中でその実績に見合うところを充当しておりまして、今回計上させていただいたものでございます。」と町長は答弁されております。そうだとするなら、行政の腹づもりとしては、当初予算の 4,000 万円と合算し、6,000 万円が通常年の除雪費だったと示されたわけなのでございます。それが今年の 3 月、更に 3,000 万円の補正が付いて、その枠に収まらず更に追加の措置がされているというわけでございます。何で予算の枠内に収められなかったのかとか、次年度の予算編成に影響が出てしまうとか、少なくとも副町長あたりは頭を抱えたのだと推察するところでございます。これらの一連の処理を受け、質問をします。作業委託先から日報等の根拠を示しさえすれば、行政は際限なく支払うことになるのでしょうか。回答を求めます。
答弁 建設水道課長 平野好宏(建設水道課長は2023年6月まで)
お答えいたします。降雪量によりまして作業状況が変わります。市街地であれば 10 ㎝、郊外であれば 15 ㎝を基準に、これを超えた場合、除雪に出動するということになっております。降雪にもよりますし、風により吹きだまり等ができた時も、この基準によって出動しているということでございます。
質問 7番 小原仁興
若干、話がすかされたような印象を受ける答弁でした。ちょっと話を続けたいと思います。例えば道道の除排雪…ございます。これに関しては、予算額を実は消化してしまったら、その時点でトラックも除雪作業も引き上げてしまうんです。本年は…そうですね…印象としては道道と国道の丁字路超えたあたりから向こう側が止まってしまったような印象でございました。本町に境目が付いたように雪山が残ってしまうんですね。それで「どうしたの」と聞けば、「予算を使い切ったから」と。それを見れば極めて緻密な経済感覚は土建業者もあるのでございます。9,000 万円の補正予算内で収める、行政としてこれ以上は出ないんだよ、おかわりはないんだと、そう言えばコントロールはできたんだと私は思います。議会として補正予算で審議したのは、本年の 3 月 10 日でございました。補正予算額…合計金額が 9,000 万円であるのに、決算額が 9,000 万円を超えている。どのような手法を使い、この金額となっているのか。関連して、どの時点で 9,000 万円の補正予算の額からはみ出たのか。これ…とても議会としては重要な情報でございます。日付けと金額はセットで動いてると思います。何月何日に 9,000 万円を超えた処理をされたのか、お答えください。
答弁 建設水道課長 平野好宏(建設水道課長は2023年6月まで)
まず、3 月の補正段階でございますけども、3 月の補正を上げるためには 2 月初旬に補正額を決める必要がございます。過去 3 年間の 2 月、3 月の除排雪費用が 2,900 万円であったことから、補正額を 3,000 万円としたところであります。9,000 万円を超えた時期につきましては…すいません…そこまで調べておりませんでしたが、除雪の最終日につきましては、3 月 24 日に除雪をしております。9,000 万円を超えた段階の日付けについては、今…調べておりませんので、手元に資料ございません。
答弁 副町長 武田浩喜(副町長は2023年3月まで)
最終的に 3 月分の請求が来て、支払いを起こしているのは 3 月31 日だと思いますので、その時点で支出負担行為を起こしているというところでございますので、その時点で 9,000 万円を超えているというふうに認識をしております。
質問 7番 小原仁興
これ…はっきりしてないとまずいんじゃないですか。本当は 3 月…月内であったら、臨時議会を起こして補正予算をしていく、これが本来なんだと思うんです。それで、この 9,000 万円超えた…先ほどから 9,000 万円しか議会としては認めていないのに、決算金額でいってったら 9,400 某万円使ってしまったということでございます。これはどういう方法で、こういう予算額に上乗せをする手法ができたのか、そこの部分を説明してください。
答弁 副町長 武田浩喜(副町長は2023年3月まで)
道路橋梁費の中の除雪の経費につきましては、委託料で計上してございます。委託料の中には、除雪経費だけではなくて、ほかの経費も含まれておりますので、それらの執行残等を含めて、全体で 9,500 万円弱の除雪経費を支出してるということになってございます。
質問 7番 小原仁興
町民の方…ちょっと分かんないかもしれないんで、私の方からもちょっと説明したいと思います。これ…行政上は全然問題ない事でございます。町長権限によって、節内で金額を移動する。小学校でいうなら…学校祭で金額使い過ぎたから、卒業式の分の金額をちょっとそこの部分に振り向けよう…そういうような発想でございます。この手法が良いかどうか…ここらへんは後に決算認定特別委員会がございますので、そこに話は譲りたいと思っております。予算額 6,000 万円は、昨年の 12 月 24 日に補正予算審議において、町道除排雪事業費として 4,000 万円を計上した時に、例年かかる金額であるということで説明を受けておりました。今回の一般質問において、当初予算は 6,000 万円…昨年の 12 月 24 日に、私は、これ当初予算に振り向ける…何で 12 月に 2,000 万円の補正予算が付いたのかという説明をした時に、その時にもちょっと答弁が食い違いましたけど、私は手元にお金がないと大変ですよね、今回の 2,000 万円の補助は理解しますよということで、その時には議決をしたのでございます。そこで、今回 6,000 万円…当初予算で付きました。それはその当時の私の意見が加味されて 6,000 万円になったのでしょうか、答弁を求めます。
答弁 副町長 武田浩喜(副町長は2023年3月まで)
仰られるとおりですね、予算については、当初見込みを立てまして、必要な予算を計上するということが…原則的には求められると思いますので、平年かかる最低ラインの 6,000 万円ということで当初予算計上させていただきました。
質問 7番 小原仁興
では本年 12 月の定例会議において、例年かかる金額は大体これぐらいである…去年のような追加補正っていうのは、今のところ考えてはおられない、そういう解釈でよろしいでしょうか。
答弁 副町長 武田浩喜(副町長は2023年3月まで)
雪の降り方というのは…平年の平均ですと 6,000 万円ぐらいということですけども、多い年もあれば少ない年もあるということですので、今から補正が必要かどうかということについては判断できないと考えております。
質問 7番 小原仁興
決算金額から見ても、今回…聖域か聖域でないか…これ答弁ずらされて、明確な答弁は得られてございませんけど、聖域化しているといわないまでも…しつつあるぐらいな表現までもっていっていいんじゃないのかなと、そういう印象を受けながら町長の答弁を伺いました。そこで、2 月末に議会の審議を得ないまま、2,500 万円分の委託作業完了済みとしたことについて、質問を移したいと考えております。これは、除雪という商品を 2 月末に 2,500 万円分ツケで購入し、未払いのまま 3,000 万円分…議会の議決を取り付けた後、請求書がきて支払うことで、行政側としては、支払い義務は請求のあった日であるので、支出負担行為の問題としては法に触れることは一切ないと、そういうような判断なんだと思っております。そこでです、議会は…その議決を経ないまま先行して…商品をツケ払いして、議会に追認を図る、そのことを良しとする感覚であるのかということでございます。予算はその言葉のとおり、あらかじめ執行するためのお金を準備しておいてから執行することが基本でございます。その基本から外れているという感覚はないのでしょうか、回答を求めます。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
最初の答弁の時にも言いましたように、財務規則の中でもうたってございますし、支出負担行為として…請求があって初めてそこで町がその数値を結審するところでございまして、これについては、町としては何ら問題なくこれまでも手続きを進めてきたということで考えております。また、議員が仰るように、これを一つ一つ…もし補正を組むということになりますと、日数が 2 日なり 3 日、若しくは 1 週間ということでかかって、除雪がかなわない可能性があります。そうすると、住民生活や経済活動、さらに心配されるのは救急車や消防車など緊急の際の自動車が動かせられないと、道路を通れないという…こういうことが起きてくるわけです。こういうことを生じさせないために、これは支出負担行為で請求があって初めてそこで支出していくという、そういう手続でございますので、そのへんは御理解を頂ければと思っております。以上です。
質問 7番 小原仁興
そうしないことは…当たり前なんですよ。私が問題と思っているのは、委託業者は…先ほど来言ってるように…経済感覚はしっかり持ってる、緻密な計算はできる。これ…行政側の担当課の方で逐一チェックしていけば、補正も含めて議会の方で審議できるんじゃないですか…そう言ってるんです。それを超えてしまってから、町の緊急車両が行かないだとかって…そういうような話じゃない。これで、先ほど来、担当課が言っていた 10 ㎝を、議会の意思として 11 ㎝ にしてでも、町の財政を守らないとまずいぞという意見があったら、これ…誰責任取るんですか。議決取っちゃった後は、もしかすると一部分は議会もその責任の一端を担ぐかもしれない。だけど、そうならないために、町民の不利益も込みで、我々が審議することによって、行政としての支出が担保されるから問題なんじゃないですかっていうふうなことを言わせてもらっております。今の話でいけばですよ、超過した費用については、今回、答弁では町長が最終的な責任がある…そう仰っていただきました。このようにツケ買いを起こす…売掛金、買掛金っていってもいいかもしれない…買掛金を起こして、後に議会に…これ買っちゃったから…で通すようなことがほかの担当課で起きても全然問題がないという解釈なのでしょうか、答弁を求めます。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
しっかり考えていただきたいと思うんですが、住民の生命と財産、健康に関わってくることであります。専決処分で行うという方法もありますけれども、これは財務規則の中で、請求があって初めてそこで支出ができるっていう…そういう支出負担行為でございます。そういう意味では、一つ一つ…この除雪に出動していただくために、事業者の方にも責任を持って出動していただいているわけでございまして、ただ、そこは町として…管理者としてですね、しっかりと協議をしながら進めているところでありまして、この支出については、何ら問題がないところであります。ただ、これは後で監査委員の方からも答弁があると思いますけども、適正な時期に補正を組んだらいいという…そういう指導も頂いてございますので、それについては…自然現象は想定できませんけれども、おおよその想定をしながらですね、そして補正を組む時期があれば早めに補正を組んでまいりたいと、このような考え方を持ってるんです。ただし、補正を幾ら組んでも、大雪、豪雪というのが起きてくる可能性があります。これは補正で…やはり間に合わない場合があるわけであります。こういう災害に近いような有事の際には、やはり当初から決めた財務規則の中で、請求があって初めてそこで支出をしていくという、そういう考え方を持っておりますので、是非御理解を頂ければと思っております。以上です。
質問 7番 小原仁興
答弁いただいてございません。私は、ほかの担当課でツケ買いしても、こういうことはまかり通るのかと聞いてございます。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
これは物品購入とは違いますので…あくまでも有事の際の事業でございますので、そのへんは区別をして考えていただければと思っています。また、この除雪というのは、普通交付税で一定程度充当されております。下川町では、除雪に充当される普通交付税というのは 1 億 5,000 万円前後が充当されているわけでありますけれども、この金額を当初から組んでいくということにはなかなかなりません。やはり 3 か年程度の実績を見ながら、そして平均値を取って、当初予算で組んで、最終的には補正を組みながら最終的な数値を合わせていくということになるわけでございます。そういうような仕組みでございますので、他の物品購入とは違う訳でございますので、御理解いただければと思います。以上です。
質問 7番 小原仁興
特別なんですね…はい。今回の町道除排雪委託費の件につきましては、行政としては、例年の除雪実績を勘案すれば、このままアンダーコントロールの効かない状態が…毎年予算編成が鳴門の渦のように…昨年より多め多めの予算付けが常態化することで、更なる予算編成を難しくし、町民は今の除雪サービスが当たり前になることで、一たび基準が厳しくなれば担当課へクレームがきてしまい、行政サービスが下がったと批判の対象になってしまいます。委託業者にしても、これが普通になってしまえば…かかった分は全部みてもらえる状態として、町の見積りとは背反するほど…そんな請求額が今回きてしまいました。残念ながら行政だけが一人負けをするような状況になってしまうのでございます。冬は今年もやってまいります。本年も対策を打たないまま同じやり方を繰り返すのでしょうか、回答を求めます。
答弁 副町長 武田浩喜(副町長は2023年3月まで)
除雪に関していけば…もう十分御理解いただいていると思いますけども…単価契約を結んだ上で、実績に基づいてお支払いをしているということでございます。除雪に入る…あるいはそういった基準もきちんと設けておりまして、それについては担当者と請け負っている業者さんとで十分打ち合わせをさせていただきながら、必要な部分について除雪をしていただいているという状況でございます。路線が非常に長い所もございますし、状況もですね…例えば今まで住んでいた人がいなくなったですとか、新しく住む方が増えたとか、そういった通行ですか…生活にかかる部分の状況が変わってきている場合もございますので、毎年、路線、あるいは除雪のあり方については、事業所さんと打ち合わせをしながら進めていくという体制を取っておりますので、今後につきましてもそういった体制を取りながら、より効果的、効率的に実施ができるようにしていきたいというふうに考えております。以上です。
質問 7番 小原仁興
私、朝…農場に行って新聞見るのが日課でございます。本日の朝も農場に行って新聞を見てまいりました。そんな中でですね、本日の北海道新聞でございます。予算超過…市民に迷惑と、コロナワクチン…札幌副市長が陳謝する事態になっております。これは札幌市の新型コロナウイルスワクチンの接種事業において、予算の通過をしないまま各業種と契約を結んでしまったと。予算付けがないままゴーサイン出してしまった。これ…たまたま巨額な金額ですから新聞に載ってございますけど、基本的には事前に予算を通すもの、事前に予算を通してその枠内でハンドリングしていく、これが基本なんだと私は思っております。そんな紹介をしながら、議題を次に進めてまいりたいと思います。木質バイオマス事業の今後の動向についてでございます。おうるの育苗施設のバイオマスボイラーは、現在、熱交換循環液が火釜に流れ込むなど不具合が発生し、使用に適さない状況であります。今後のバイオマス事業の動向も含めて、町長の考えを伺ってまいります。1 点目は、今後、不具合の発生も含めて、バイオマスボイラー施設をどのような考えをもって対応に当たるのか伺います。次に、SDGsアワード受賞の評価の一端に、木質資材を積極的に利活用する姿勢が評価されたものと感じております。今後、それらのバイオマスボイラー等のシステムの経年劣化により支障が生じてきたときには、どのような方針で当たるのか伺います。最後に、バイオマスボイラー施設の稼働により、現在、化石燃料に換算した消費金額相当分が町民サービスとして還元されております。皆さん…見たことあるかどうか分かりませんけど…このような紙でハピネスの中で掲示されております。この中では、学校給食費20%オフ、不妊治療自己負担を半減させる、0 歳・1 歳半・3 歳に絵本をプレゼントする、これはバイオマスボイラーによって得られた果実が町民に還元される。これもまた血の通った事業なんじゃないのかなと思いながら受け止めてございました。しかし、今後、バイオマスボイラーの稼働率が下がってしまうとか、故障が増えてしまうとか、そのようなことが続くことになれば、町民サービスへの還元事業の前提自体が崩れてしまいます。設備の更新、延命、面的拡大、新システムの構築など、今後に向けた考えを伺います。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
先ほど札幌市の事が…情報提供でありましたけど、コロナ予算のこの関係と除雪と…これ支出の手続が全然違いますので、これはしっかり御理解いただければと思います。それでは、木質バイオマス事業の今後の動向について、答弁を述べさせていただきます。育苗施設は、フルーツトマト等の生産による農業経営の安定、農業の振興を目的とした施設でありますが、その熱源として木質バイオマスボイラーを導入いたしました。当ボイラーは、これまでも施設の運営に支障が生じないよう、その都度、維持管理をしてまいりましたが、本年 4 月、ボイラー本体が故障し、製造されたメーカー等が既に廃業しているため、他のメーカー代理店に依頼したところ、完全に復旧することは困難であることが示されました。稼働実績は、平成 20 年度から令和 2 年度までの 12 年間で、木質原料は累計 2,986t使用し、二酸化炭素は 1,759 二酸化炭素t削減となっております。また、木質バイオマスボイラーは、熱需要の変動に応じた出力調整や、低出力での運転が難しく、消火や点火に時間を要することから、一定の出力以上で長時間運転しつつ、負荷変動への対応は、灯油ボイラー等の活用が望ましいとされていますが、育苗施設は他の施設に比べ気密性や断熱性などの保温効果が劣るため、負荷変動が大きくなります。以上のことから、地域資源の有効利用や環境負荷の低減に一定の成果が得られましたが、育苗施設は農業振興を一義的な目的とした施設ですので、施設を利用される農業者の皆様に御心配、御迷惑をお掛けしないために、復旧は見送る方針といたしました。1 点目の「今後、不具合の発生も含めて、バイオマスボイラーをどのような考えをもって対応に当たるのか」、2 点目の「バイオマスボイラーのシステムが経年劣化により支障が生じたときは、どのような方針で対応するのか」につきましては、木質バイオマスボイラーは、初期投資が高額となるため、長期間運転しなければ経済効果が発生しないことから、不具合や故障が発生した場合は、メーカーや代理店等に復旧していただき、可能な限り長期間稼働させるとともに、経済性のみならず、施設の設置目的への影響等、総合的に検証し、木質バイオマス活用による削減額を積立てている基金を財源の一部とし、計画的に更新してまいりたいと考えております。3 点目の「設備の更新、延命、面的拡大、新システムの構築など、今後に向けた考え」について、まず、既存の木質バイオマスボイラーの延命や更新については、先ほど申し述べたとおりでありますが、今後に向けた考えについては、下川町再生可能エネルギー導入促進ロードマップに基づき、まず主要エリアでの熱需要に対し「面的拡大」を展開し、次に既存の施設で発生する「排熱の活用」、その次に主要エリア以外での熱需要に対し「小規模分散型」を展開する方針でございます。以上申し上げまして、答弁とさせていただきます。
質問 7番 小原仁興
これから迎えることなので、このことについては、これぐらいの答弁が精一杯なんじゃないのかな…正直私の印象としてはそんなふうに受け止めました。直近の事で申しますと、おうるの育苗施設の火釜の所に交換液が流れているということは、私、農協職員にちょっと聞いてみましたら、承知しているかどうか…ちょっと微妙なところが実はございました。まあ…もちろんそうだと思います。故障を発症したのが…どうも春に入ってから…そんな説明…実は担当課から受けておりました。おうるの育苗施設は、生産組合が実は管理主体となってございます。トマト一株当たりの単価を設定し徴収することで利用料を捻出する…そういうシステムになってございます。本年も年が明ければ順次準備がなされ、3 棟の育苗施設が稼働するものと思ってございます。問題となるのは化石燃料に振り替わることで、農家の賦課負担が増大してしまうのではないのかといった懸念でございます。逆に一株当たりの単価が変わらない…去年と同じだよということになってしまえば、それは生産組合の徴収見積もりがどんどんどんどん厳しい方に振れていく、そんなことになるんじゃないのかなというふうなことが容易に想像がつくところでございます。そのことから、速やかに前提が変わる…そのことを主体組織へ伝える必要があるんじゃないのかなと…実は感じてございます。そこで、担当課として、そのことはもう既に通告しているのか、今後のスケジュールも含めて答弁願いたいと思います。
答弁 農林課長 古屋宏彦
ただいま御質問いただいた件につきましてですが、まず、生産組合にこの諸事情を伝えているかというところです。代表者の方には、このような状態になっていることをまずお伝えしております。今後、フルーツトマトの収穫などが一段落するであろう 9 月の下旬から 10 月にかけて、役員会議を行うというふうに聞いております。そのところにおきましては、今までの熱供給の仕方が変わるというところがありまして…その部分について再度こちらでまず説明をしたいと考えております。後、農家負担が上がるんではないかというようなところの御質問もあったと思いますが、今、おうるのハウスにつきましては、ひと月、1 棟当たり 33 万円を頂いております。この金額については、条例で定めている金額ですので、これが上がったり下がったりすることは当然ございません。ですので、1 棟当たりに何株程度入れるかというのも…いろいろこの利用組合の方々の手法のところにもありますけれども、基本的に費用負担というのが極端に上がり下がりすることはないかというふうに考えております。以上です。
質問 7番 小原仁興
いってみれば…利用料…家賃自体は変わらないよということを説明していただいたんだと思います。私が先ほど来…心配してるのは、化石燃料を利用者が利用する…これ自体はまともに生産者の方にその費用が被ってくるんじゃないのかな、だからそういう意味では一株当たりの利用金額の賦課徴収をしていった場合に、早めに知らないことには生産組合が被るか、生産者が被るか、どっちかになるんじゃないですか…そういうような質問をしておりました。再質問です。
答弁 農林課長 古屋宏彦
今の話につきましては、燃料費については、町が負担をしております。当然今までの木質燃料についても町が負担をしております。ひと月当たり 1 棟33 万円を頂いてることについては、過去にその利用分も含めた算出をしての金額というふうになってます。ですので、今御質問にありました木質燃料から化石燃料に変わった時に生産者が支払う部分…一株当たり云々という数字の事が上下するということはないと思います。後、今ですね、利用者の方々が来年育苗するためのセル苗という…小さな苗を購入することになりますが、その取りまとめを今JAが行っているところです。聞いたところによりますと、10 月頭くらいに取りまとまるんではないかというふうに聞いております。そのところで、全体の育苗する株数ですね…こちらの方がどういうふうになるかというのありますけれども、少なくなれば…割り算していくとどうしても若干上がっていく可能性は…農家の負担としてはあり得ます。ただ、そのあたりについては、おそらく例年並みではないかという感触は今のところ得ているところですが、10 月頭当たりには…そのあたりはおおむね数字が出てまいります。そのあたりも各生産者の方々が参考になる負担数字になるかと思っております。以上です。
質問 7番 小原仁興
明確に回答いただきました。今後、関係組織と折衝しながら、そこらへん…交通整理というか…していくということも、今…回答で頂きました。生産組織…どのような回答をもって行政と当たるのか、ちょっとここらへんは読み切ることもできませんけど、実は議会の方からも…これの扱いについては意見が上がっているものと思っております。そういう意味では、そう遠くないうちに一定の回答、方向性、そういうのが示されてくるのではないかと、実は期待しております。いずれにしても、この先、また新たな方向性を見られながら示されていくものと思います。どこかでそのようなタイミングが出てきた時には、いずれ機会があれば、この話を俎上に上げながら話をまた深めてまいりたいと思っております。本日はこれで質問を閉じたいと思います。