みんなの議会

下川町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月16日

(1)コロナ感染症対策及びワクチン接種について/(2)GIGAスクール構想について

2021年3月16日、下川町議会の一般質問で、斉藤好信議員が「コロナ感染症対策及びワクチン接種について」「GIGAスクール構想について」について質問し、町長 谷一之、副町長 武田浩喜、保健福祉課長 市田尚之、町立病院事務長 堀北忠克、あけぼの園長 齋藤英夫、教育長 松野尾道雄が答弁しました。

質問者
斉藤好信 議員
答弁者
町長 谷一之、副町長 武田浩喜、保健福祉課長 市田尚之、町立病院事務長 堀北忠克、あけぼの園長 齋藤英夫、教育長 松野尾道雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次の件名ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の件名の表記です。

質問 1番 斉藤好信

それでは、質問させていただきます。御存知のように北海道は、さきの 7 日にコロナ感染症緊急事態宣言を解除したところであります。しかし、いまだに感染者の減少率は鈍化の状況であります。私が昨年 12 月の定例会の一般質問で課題提示した、在宅介護をされている家族が感染された場合、また、ひとり親世帯の場合、残された介護の必要な高齢者又は子供の保護とその対応について伺ったところであります。その後、内部で具体的な対応、方針が明確になったのかを伺いたいと思います。次に、ワクチン接種について、報道によると 4 月 19 日までに名寄市に…多分…ファイザーのワクチンではないかと思いますが、先行配布される予定であるという報道がされました。優先順位では、医療従事者、次に 65 歳以上の高齢者でありますが、まだワクチンの本数等が具体的に示されていない中でありますが、町として先行して行う医療従事者とともに、高齢者との接触度が高い介護職に関わる人たちも先行して接種を受けられることが望ましいと考えますが、町長の考えを伺います。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

斉藤議員の「コロナ感染症対策及びワクチン接種について」の御質問にお答えしたいと思います。はじめに、在宅介護をされている家族などが新型コロナウイルス感染症に感染した場合の在宅高齢者や子供に対する具体的な対応方針についてでありますが、新型コロナウイルス感染症対策本部におきまして、本年 2 月に「下川町感染症対策マニュアル」に対応策を盛り込む改訂を行ったところでございます。この対応策について具体的に申し上げますと、在宅されることとなる方への支援として、初めに相談対応として、生活されていく上での困難な事などの状況を把握します。生活の支援や介護が必要とされた場合は、介護認定を受けている方であればケアマネージャーが、それ以外の方は保健師が、家族・親族等で対応していただくことを基本であることをお伝えし、対応可能な家族・親族等がいれば、対応が可能な期間・時間帯などを把握し、その方の生活支援をしていただきます。次に、家族・親族等による対応が可能とならない期間・時間帯や、対応する家族・親族等がいない場合は、ケアマネージャーや地区担当保健師、サービス事業所にて対応を行います。最終的には、夜間帯や休日などにおいて、生活支援や介護の必要性がある場合は、対策本部に保健師、看護師、介護職員からなる支援チームを設置し、状況に応じてチームで対応することとします。このように、まずは支援の対象となる方の状況をしっかりと把握した上で、第一義的には家族・親族等による生活支援を行っていただきますが、それが困難な場合は、町の災害時対応として、対策本部による支援を行うものであります。いずれにいたしましても、保健所の指導の下に対応を行ってまいりたいと考えております。次に、医療従事者とともに、介護職員も先行してコロナワクチンの接種をすることが望ましいとのことについてでありますが、御承知のとおり、当面確保できるコロナワクチンの量が限定的であり、その供給も順次行われる見通しでありますが、接種の第一順位である医療従事者等の範囲については、国から、病院、診療所、薬局、訪問看護ステーションに従事し、新型コロナウイルス感染症の患者や疑い患者に頻繁に接する業務を行う職員、自治体等の新型コロナウイルス感染症対策業務で、新型コロナウイルス感染症の患者や疑い患者に頻繁に接する業務を行う職員、新型コロナウイルス感染症患者や疑い患者を搬送する救急隊員等、海上保安庁職員、自衛隊職員と示されているところであります。また、高齢者等が入所・居住する社会福祉施設等の職員については、基本的には基礎疾患を有する者と同じ第三順位に位置づけられております。なお、市町村及び施設等の体制が整う場合など、一定の要件を満たす場合は、第二順位にすることが可能とされておりますが、町といたしましては、国の方針に沿いつつも、制度上可能な範囲で対応してまいりたいと考えております。以上申し上げまして、答弁とさせていただきます。以上です。

質問 1番 斉藤好信

非常にですね…具体的な対応方針が明確になったことは、町民にとって大きな安心感が生まれるんじゃないかというふうに思います。よって万が一の時は、関係者、それから今答弁にあった支援チームの方にご尽力をいただきたいというふうにお願いします。それで、今の答弁の中で、私…去年のコロナ関係が起きた時に…ちょっと一般質問で伺いましたけども、隔離される場所…これが宿泊施設等も対象になっておりますが、その時にですね例えば五味温泉、それから結いの森などがありましたけども、今回もですね…支援チームが…ということがありましたけど、住居ですね…例えば介護を受けてる方はそのまま自宅で支援チームによる介護を受けながら、家族が帰ってくるまでは保護っていうか…介護する。それから、先ほど言った子育て世代のですね…ひとり親の方の子供の場合は、その家でするか…それとも新たな施設でするか。その時に、居住される場なんですけども、先ほど言った 2 か所のほかに、例えば本当に隔離された場というふうにした場合、ヨックルというのは…一軒一軒別々になってるんで、あそこも対象にしてはどうかというふうに私は思うんですが、この点いかがですか。

答弁 副町長 武田浩喜(副町長は2023年3月まで)

隔離する宿泊所ということなんですけども、基本的には感染された方の場合については、保健所が定めるホテル等が決まっておりますので、そこでないと対応できないということなんですね。それで、町内で介護を受けてる方について、基本的には先ほど申し上げたとおり…今お住まいになっているところで家族の方々を含めて対応していただくというのを基本にしながら、それで対応できない場合については支援チームが対応するということ。これは…その方については感染者ではなくて、あくまでも疑いのある方…濃厚接触者あるいは疑いのある方で陰性になった方ということになると思いますけども、そういった方については、基本的には今お住まいの住宅で対応してまいりたいというふうに考えてます。その場面場面で、どうしても住宅では対応できないという方が…いるかどうかちょっと分かりませんけども、そういった場合については、どこかの場所を確保して対応しなきゃならないというふうには考えておりまして、具体的には今仰ったような…ヨックルなんかも対象となる施設には考えられると思いますけども、現在のところはそこまで想定はできておりませんので、原則的には今お住まいの所で…支援チームが必要になれば…その支援チームが対応していくということで考えております。

質問 1番 斉藤好信

ちょっとですね…言い方が悪かったかもしれませんけど、答弁にあった最後の部分です…感染された方ではなくて、残された家族ですよね…当然陰性で…ただ濃厚接触者になるかもしれませんけども…そういう対応なんですけども、今答弁にありましたので、そのへんを検討していただくことが非常に大事だと思うんですね。これは前回も言いましたけども、他の所では実際に起きている事例がたくさんありますから。それでその時になって非常に…感染された家族が病院に行かなきゃならないんだけども置いていけない、そういう切羽詰まった場面が随所にですね…事例としてあります。それでですね、本当に…起きなければ…これはもうこれ以上良い事はない。ただし、万が一起きてから考えていては、先ほど言ったとおり…全部後手後手に回ってしまうんで、対人間ですから、そこはですね是非、現場の実情に則した対応を取っていただきたいと思いますけども、このへんはですね…先ほど答弁があったとおり…可能ではないかと思うんですが、どうでしょうか。

答弁 副町長 武田浩喜(副町長は2023年3月まで)

まずはその御家族、それから本人の状況も含めてですけども、きちんとした状況把握をして、その対策を取っていくということになりますので、そういった意味では必要な支援というのは行ってまいりたいというふうに考えております。

質問 1番 斉藤義信

先ほども言いました、今回の…本当にこの対応策は非常に私としても…本当に安心しております。この感染対策の支援チームが…起動されないことが一番望ましいんですが、万が一の時は速やかにこの支援チームが対応に当たっていただけるように、ここはお願いしたいと思います。それから、次のワクチンですけども、先日、政府与党関係なんですけども全国の自治体の意向調査を行いました。その中で各自治体がどういう不安とか…思っているかということで、それでなんとですね…91.4%の自治体が情報不足であるという結果が出てます。これは報道でもよくありますが…それで、このワクチンが、いつ、どれだけの量が確保され、そして各自治体にいつ届くのかというのがですね…非常に不明確なんですね。それによって、町のワクチン接種体制ということのスケジュールが後々になっていくと思うんですね。それで、一つ聞きたいんですけど、ワクチンの接種は各自治体に委ねられておりますけども、どこまでの範囲で任されているか。許されてる…許容範囲とか、権限ですよね、ここまでは自治体に委ねますよ…任せますよというのは、そこをまず聞かせていただきたいと思います。

答弁 保健福祉課長 市田尚之(保健福祉課長は2023年3月まで)

質問にお答えいたします。ワクチン接種につきましては、やはり基本的なものにつきましては国の指示というふうになってございます。都道府県の協力によって、市町村において予防接種を実施するとなっているということでございますが、ワクチン接種の順位等…裁量についてでございますが、これはやっぱり一応国の示す…一定の要件を満たす場合により…それは可能ということでございますので、自治体自体が全て権限を許されてやるものではなく、それぞれ接種順位とか、場所などについても細かくですね…国の方から指示がございます。それは私ども…自治体職員におきましては、昨年から…リモート会議によりまして、新型コロナウイルスワクチンの接種体制確保についてということで、自治体説明会…これを厚生労働省から受けてですね、それに沿って実施する予定でございます。以上です。

質問 1番 斉藤好信

今の答弁は…制度上可能な範囲ということで…それはよく分かります。それでですね、先ほど述べたように、情報不足…政府の担当大臣の答弁もですね…これは物があっての話ですから、当然、若干変更が重なるってことあるんですけど、前回ですね…資料として提示された中で…これも若干スライドしていくんじゃないかと思うんですけども、まず、前回提示されたのは 4 月の第 1 週からってことで…やっていくっていうふうにありますけども、これでいくとですね…担当課の方の方が詳しいと思いますけども…はっきりはできないのはよく分かってますから…例えばさっき言った 4 月 19 日に先行で道内 22 の市町の中で配布されるとなってます。下川はまだワクチンの受け入れ態勢というのは…多分物とかまだ揃ってないと思うんですけども、そのへんも含めてですね、まずこの受け入れ態勢が整っているか、それによってワクチン接種がどのようにスライドしていくかという点をですね、まず伺いたいと思います。

答弁 保健福祉課長 市田尚之(保健福祉課長は2023年3月まで)

お答えいたします。今議員が仰ったように、まだ不明確なところがたくさんございます。今現在の予定といたしましては、医療従事者の接種については 3 月 22 日の週または 3 月 29 日の週というような情報がございます。それに伴いまして、高齢者…65 歳以上の方につきましては 4 月 26 日の週というようなことで、今現在、国の方からの指示といいますか…がございます。受け入れ態勢については、前回もお答えしたとおり、会場的にはハピネスで集団検診として、接種につきましては病院の医師、それから看護師にお願いする態勢は整っておりますので、今後、先ほど言った…4 月 26 日の週の予定に向けて、今、接種券の発行の準備を進めているところでございます。以上です。

質問 1番 斉藤好信

備品はまだ揃ってないかどうか、ちょっと答えてください。それからですね、接種会場として病院、それからハピネス…ハピネスでやる場合は、当然お医者さんが一人行かれるというような感じだと思うんですけども、その場合に一般の診療の方は支障がないスケジュールだというふうに思いますけども…そこと、ハピネスを接種会場にした場合、御存知のとおり…高齢者団体とかいろんな団体が使われてますけども、それはもう混同されても今までどおりやっていくということでよろしいですか。

答弁 町立病院事務長 堀北忠克(町立病院事務長は2022年3月まで)

斉藤議員の質問にお答えいたします。備品関係です。まず、冷凍庫…マイナス 75℃のタイプが、明後日…18 日に町立病院に届きます。そのための工事…専用ブレーカーを付けて、万が一電気が落ちないようにということで対応したいと思います。その後、日程は決まってませんが、ファイザー社製以外のワクチンについてはマイナス 20℃タイプですので、これがまた後日来ることになってます。結局、市町村には 2 台の冷凍庫がくるような形になっています。それから、ファイザー社製については、希釈をしなきゃならないということで…薄めなければならないので…希釈する溶液、それからその関係する道具ですね、それも発注しております。それから、接種等に使うグローブだとか、マスクだとか、血圧計だとか、後、アナフィラキシーを起こした場合…やっぱりショックが起きますので、そういった場合の薬剤ですね、そういったものを発注しております。それと、細かな消耗品関係も全て今発注をかけて準備をしております。それから、先生の関係ですね。一応先生 3 人いらっしゃいますので、3 人の先生で午前は 10 時から午後は 2 時からということで接種会場に行って問診を行うという形になっております。それから、当然、体調を崩す方もいらっしゃるので、やはり 30 分間は待機していただくということで、その間、医師がそこにいるということで対応したいと考えております。それから、接種会場につきましては、今考えてるのは、ハピネスに入って右側の部屋とロビーを使ってやろうと考えています。団体関係はそこを利用しませんので、ぶつからないような形で…。また、水曜日午後からは、乳児検診などがございますので、そこについては水曜日の午後からのワクチン接種はお休みという方向で今います。

質問 1番 斉藤好信

今の…備品ですね、これは当然万全な態勢だと思うんですけども、今心配されてるのは、当然ですね…電気入れてやるんですけども、万が一停電になった場合は補助電源の…ここはもう完全に…そこも含めて対策は取っているということでよろしいですか。それと、今ですね…医者とかありましたけども、下川の町立病院っていうのは…今でもですね…看護師さんとか、補助さんとか、そんなに余裕があってやってるわけじゃないので、出ていかれると…いろいろあるんじゃないかと思うんです。それでですね、ほかの町でもいろんなことをやってるんですけども、例えばОBの方ですよね…看護師の資格を持ってる方で…そういう方も例えば注射を打つというんじゃなくて、受付とか…その場でやらなくちゃならない医療従事者の仕事を手伝うとか、そういうことも考えられると思うんですけども、そのへんはいかがでしょうか。

答弁 町立病院事務長 堀北忠克(町立病院事務長は2022年3月まで)

スタッフについては、医師一人、注射を打つための看護師は二人配置するようになってます。一人は今言ったように…ОBの方をお願いしていこうかなというふうに思ってます。一人は職員というふうに考えてます。後、受付とか問診とか、そういった注射を打つ行為以外のものについては臨時職員を雇っていただいて対応するようになっております。電源は無停電装置が外にありますので、停電になったらすぐ無停電装置が作動しますので…停電には対応しております。

質問 1番 斉藤好信

ありがとうございます。それからですね、ちょっと確認ですけども、質問でもしましたけども、僕はですね…先ほどもあったんですけど、医療従事者…国の方針としてはそうなんですけども、今北海道もなかなか感染率が鈍化してるっていうのは…要するに増え方が小さくならないっていうのは…やっぱりクラスターなんですよ。やっぱり医療機関とか福祉施設関係で出てしまう…それはいろいろあるかもしれませんけども、やはりですね職員の方は仕事をされて帰る…要するに外部等の中に入ってしまって…また来る、そこからの感染が多いということなんですね。そういう意味も含めてですね、医療従事者、それから介護職員というのは、非常にそういう意味では危機感を持ってるし、毎日緊張感と…一つ大きな支えというのは、やっぱり使命感持ってやってると思うんです。それで、担当ですから聞いていらっしゃるかもしれませんけども、現場ではやはり定期的に…例えば一週間でも二週間でも 1 回ずつPCR 検査を受けて、自分が感染していないってことを確認したい、そして仕事に当たりたいっていう…こういう現場の声っていうのがあるんですね。PCRというのは…知ってますから…詳しい事はいいですから、抗原検査とかですね、働く人が安心して利用者さん、患者さんに接触っていうか…できるような形というのは考えていらっしゃいませんか。

答弁 町立病院事務長 堀北忠克(町立病院事務長は2022年3月まで)

医療現場におきましては、職員の皆さんには、自宅出る前に体温チェック、それから来てから体温チェックをしていただいております。それで少しでも風邪症状等がありましたら、その時は休んでいただいて体調を確認するということで、それでなおかつ体調が優れないってことであれば、医師の判断で行政検査という形になっております。ですので、少しでも体調が悪かったりした場合は、極力出勤をしていただかないような形を取っております。それでどうしても熱が下がらない、風邪症状が続くということであれば検査をしていただくということで対応しております。また、PCR検査はうちの病院ではできない…抗原検査になりますので、抗原検査の方で検査して、そこで万が一プラスに出た場合は、名寄にPCR検査をお願いするような形になります。

質問 1番 斉藤好信

そうじゃなくて、定期的に…抗原検査でもいいですけども、従事者が安心できるように…そういうことは考えていないかっていうことを今お聞きした。

答弁 町立病院事務長 堀北忠克(町立病院事務長は2022年3月まで)

その件については、院内でも検討をしました。現在のところ、町内での感染がほとんどないっていうこともありますし、定期的に検査する必要がないということで、現時点ではやっておりませんが、感染が増えてきた場合…町内、名寄含めて…増えてきた場合は、そういったこともやらざるを得ないかもしれないというのは院内では検討してるところでございます。

質問 1番 斉藤好信

それでですね、施設関係の方に聞きますけども、施設の方では当然…利用者さんというのは高齢の方ですし、医療従事者と同じぐらいですね…やはり緊張感そして使命感を持って毎日お仕事されてると思うんです。先ほど言った声というのは、医療従事者だけでなくて、介護従事者の方もそういう声がありますけども、そこはいかがですか。

答弁 あけぼの園長 齋藤英夫(あけぼの園長は2022年6月まで)

あけぼの園につきましての対応なんですけれども、基本的には先ほど事務長が話された対応と同じ対応を取っておりまして、特別…施設でPCR検査、抗原検査ですね…そういったものは行っておりません。毎朝、体温チェック等々行っていただいているんですけども、異常があった際につきましては病院に行っていただきまして、そこで病院の先生に判断していただいて、PCR検査が必要だということであればそこで検査をしていただくということ、そういった対応を取らさせていただいております。個別にPCR検査を施設で実施するということは、今のところは考えてございません。

質問 1番 斉藤好信

町として…やっぱり町長ね、PCRというのは…分かってます…順序があるってことは知ってますけども、そういう抗原検査でもいいですけども、何度も言ってるとおり…やっぱり介護従事者とか医療従事者が、安心して利用者さん、患者さんに向き合っていけるようにですね、ここは検討の余地はございませんか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

一定程度は現場に委ねましてですね、現場の状況を報告いただいて、そして判断をしている段階でございますので、現在のところはそういう意思はございません。

質問 1番 斉藤好信

それじゃあですね…医療従事者と介護従事者と同じぐらい…もっと言っちゃうと…接触度が高いなと思うのは、ヘルパーさんですよね。各家庭に 1 時間、若しくは 2 時間ですね、家庭の生活の支援などを行ってるわけですけども、この方々も非常に緊張感持ってやってると思いますけども、この方々も含めて今のお話でよろしいですか。

答弁 保健福祉課長 市田尚之(保健福祉課長は2023年3月まで)

先ほど町長が答えたとおりでございます。やまびこ学園、あけぼの園等と同じ扱いでございます。以上です。

質問 1番 斉藤好信

それでは、次の質問に移りたいと思います。GIGAスクール構想についてということで、教育行政執行方針において、GIGAスクール構想事業に基づくICT環境の充実を求めるとの方針を示されました。学習環境についても児童生徒に一人一台のタブレット配置が整っています。まず、国が進めるデジタル教科書導入に向けての対応を視野に入れての今回の事業の推進なのかを、まず一つ伺います。それから、情報教育として、小学校からパソコン操作方法の授業を進めている事例もありますが、マナーや留意点などについて扱う内容は全て現場に任されているのが現状です。情報教育とともに情報倫理教育についてのカリキュラムなどの検討について、町としての考えを伺います。

答弁 教育長 松野尾道雄(教育長は2021年6月まで)

斉藤議員の「GIGAスクール構想について」の御質問にお答えいたします。文部科学省では、令和 3 年度政府予算案におきまして、「学習者用デジタル教科書普及促進事業」として、「学びの保障・充実のための学習者用デジタル教科書実証事業」を計上しております。本事業は、学校及び家庭において使用いただき、教育効果を検証するとともに、提供に当たっての課題等を抽出し、課題の解決策を実証的に明らかにすることを目的としているものでございまして、本町におきましても、小中学校と相談の上、参加を希望しており、全国的に調整後、決定する運びとなっております。実証事業における端末につきましては、令和 2 年度に整備したタブレットの活用を視野に入れております。また、パソコンの操作方法につきましては、一人一台のタブレットを整備したことから、授業における指導も必須となってまいります。情報教育の目標といたしましては、情報活用の実践力、情報の科学的な理解のほか、社会生活の中で情報や情報技術が果たしている役割や及ぼしている影響を理解し、情報モラルの必要性や情報に対する責任について考え、望ましい情報社会の創造に参画しようとする態度が重要と考えます。新学習指導要領「総則」の解説には、児童生徒の発達の段階に応じて情報活用能力を身に付けさせるために、どのような学習活動を行うことが必要であるかが示されており、小学校、中学校との接続についても明確に示されています。小学校段階におきましては、慣れ親しませることから始め、低学年の段階からコンピュータなどの情報手段を身近な道具の一つとして、操作を体験したり、楽しさを味わわせたりすることにより、親しみを持ち、抵抗感なく使うことができるようにする。そして、発達の段階に応じて「キーボードなどによる文字の入力」、「電子ファイルの保存・整理」、「インターネットの閲覧」や「電子メールの送受信」などの基本的な操作の習得に取り組み、小学校段階で確実に身に付けさせることが必要であります。こうした「コンピュータの基本的な操作」や「情報モラル」、「情報手段を適切に活用できるようにするための学習活動」を通して身に付けた知識・技能といった小学校段階の基礎の上に、中学校段階では、発達の段階に応じた「情報モラルを身に付ける」とともに、「情報手段を適切かつ主体的、積極的に活用できるようにするための学習活動」を行い、各教科において情報手段を活用した学習活動を行うことが重要であると考え、小学校と中学校における指導の連携を推進してまいります。以上申し上げまして、答弁といたしますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。

質問 1番 斉藤好信

今答弁にありましたとおりですね、文科省で進めているプログラムなんですけども、今議論されてるのはデジタル化なんですけども、そこに教科書も盛り込むという…一つの目標ですよね。それでですね、このデジタル化についてですね、今の教科書の問題ですけども、文科省の有識者会議というのがございまして、この中でいろんな意見があるんですけども、一つですね…懸念されているものがあります。例えば喜名さんという…この方は全国の連合小学校校長会の会長をされておりますけれども、この方はですね、授業の活性化や学校事務の効率化…こういうものが期待されますよと。ただし、全面デジタル化には違和感があると。それから、テレビなどで有名な尾木さんという教育評論家がおりますけども、この方もですね…もう少し十分な検証を行う必要があるという話もされています。そこで、私が今言うものが…全てじゃないですけども、こういう意見があるということで聞いていただきたいと思うんですけども、例えば川島さんという東北大学の教授がですね、これは 2008 年度ですから…もう 13 年にわたってですね…仙台の小中学校でいろんな調査を行ってきたんですね。その中で学力や脳に及ぼす影響について…ずっと調査してきたんですけども、それを一つ参考で意見を出されてますけども、例えば平日に 1 時間以上使う子供の学力というのは極端に低かったと。利用時間が長いと脳の発達が阻害され、認知機能が落ちるということも調査で分かったと。それで何が言いたいかというとですね、動画や音声で受動的に情報を得るよりも、本…つまり紙媒体での情報の方が、処理する能力というのは…脳の能力というか領域というのは発達するんだっていうことで指摘されてますね。それで、今タブレットも含めてですね、スマホが普及されていますけども、スマホを持つことはいいんですけども、いろんな情報を…情報処理能力についてですね、やっぱり力を入れていくべきじゃないかと思うんですね。それで質問したいんですけども、先ほど私が質問したとおり、操作とかいろんな面の…タブレットも一人一台持ってると。それから先ほど同僚議員の答弁の中でありましたけども、家庭へ持ち帰るということも可能だっていうふうに…先ほど答弁しましたけども、もちろんこれは学習の中で使用していくことが基本ですけども、その中で…操作方法とかそういうのはちょっと置いといてですね、私が指摘したいのは、情報処理する時の…対応というんですか…やはりこの情報処理が、みんな個々違うんですよ。だからそこに…先ほど答弁あったとおり、例えばモラルとか…いろんなことが教育の中に入っていくと思うんですけども、そのへんも含めて、これは担当する方に全て任せていくという…そういう方針でいいんでしょうか。

答弁 教育長 松野尾道雄(教育長は2021年6月まで)

デジタル教科書につきましては、確かに実証事業がありまして取り組みますけれども、実態としてはデジタル教科書と紙ベースのものと両方を使うような形になろうかなというふうに思っております。御指摘がありましたように、ICTと過剰な接触による弊害というものは確かに懸念されます。例えば脳であるとか、眼であるとか、体に対してであるとか、科学的に影響を及ぼす可能性はあります。このへんについては、教育行政執行方針にも触れさせていただきましたが、過剰、不適切なデジタルメディアとの接触については、やはり家庭における使用倫理といいますか、約束事としてきちっと規定する必要があるというふうに思います。参考までにですけれども、下川中学校の生徒会でございますけれども、SNSの 7 か条というものを作成しております。これはまさに懸念されている部分に対しての防止策ということであります。一応…9 時 30 分以降はデジタルメディアとの接触を控えるとか…そういったこと、それからアクセスについては十分注意を払うというようなこと…こういうものなんですけれども…すいません…夜 9 時半以降はSNSを使用しない、それから勉強中や寝るときは自分の手の届かないところに置く、あるいは自分や他人の個人情報を載せない、相手が傷つくことを書き込まない、ネットの情報を信用しすぎない、怪しいサイトを開かない、トラブルにあったら一人で抱え込まず保護者や先生に相談する、これは 3 年前の 2 月ですね…2019 年の 2 月に策定をしたものであります。大変素晴らしいものを中学校生徒会独自に作ってると思います。これはですね、この発端になったのは、私の記憶では…コミュニティスクールで、今、小中学生の課題としてSNSと…デジタルメディア全般ですけれども過剰な接触があると、これは全国学力学習状況調査の中でも全国的に見ても下川の子供は接触時間が多いというデータがありまして、脳、視力、身体に与える影響について旭川医大の先生に…見識のある先生に来ていただきまして、子供たち、それから親と別々にですね、講演会をやったり、もう一方では、実際にSNSで怪しげなサイトにアクセスをして…事件性のあることに巻き込まれたりというようなこともありましたので、そういった講習会なども展開をしているところであります。それから、このSNSの使用に関しては、現在、下川町学校ICT教育推進協議会…これは小学校、中学校、それから教育委員会、それぞれ 2、3 名のスタッフが出まして、教育推進協議会を設置しております。また、その下部組織として研究推進委員会…これは実際にどういうものを使うか、どういうことに留意していこうかという具体的な検討を行うんですけれども、そういう 2 段階の組織を設置しておりまして、ICT環境の充実を図ろうとしているところでございます。それから、ICT推進アドバイザーの設置、それからICT支援員、専門的な知見を持った者を新年度…配置を予定しております。具体的には、アドバイザーというのは全体的な活用に関しての専門的なアドバイス、それからICT支援員に関しては、具体的に学校現場で…操作的な部分です。教職員もICTの活用技術については様々でありますし、それから教育に活用するということになると、またいろんな工夫も必要になります。そういったことで、専門スタッフの…常勤、非常勤はありますけれども、配置を予定して予算計上させていただいているところでございます。それからですね、一人一台タブレットになることによる小中学校それぞれのタブレット指導内容についての現段階のまとめでございますが、例えば小学校においては、コアルール…本当に基本的な事です。端末は学びのために使うということ…ほかには使わないということです。それから、学びの道具として大切に丁寧に使う…ごく基本的な事でありますけども、小学生に分かりやすく…こういったコアルールを決めていきたいと。それから、学習規律としては、先生の指示を聞いてから使いますということ。それから、タブレットは自分のものだけを使いますということ。それから、勝手に設定をいじりませんということです…初期設定を変えないでくださいということです。それから、仕舞い終わった後には収納して充電をする…簡単にいうと収納棚みたいなものですね…そういうものがありますので、そこに仕舞ってくださいと。すみません…答弁がちょっとずれたかもしれません。よろしくお願いします

質問 1番 斉藤好信

分かりました。要するに、そういう倫理面を含めて講習会などをやってるということで、そこには当然ですね…現場を担当される方もそこに入って、そして講習会やるということでいいんですね。

答弁 教育長 松野尾道雄(教育長は2021年6月まで)

今申し上げた、ICT教育推進協議会…ここでいろんな課題となっていること、そして研究推進委員会で具体的な構想を練ります。それで教職員ですとか、子供たちに伝えたいことを明確にして、そして踏み出すということです。

質問 1番 斉藤好信

ということは、現場に任せきりにはしないということですね。それでですね、この教育方針でもありますけども、先ほども答弁ありましたとおり、学校、それから家庭の中で倫理に関してはやっていきますよと…長丁場使っちゃいけないよ…いろんなことは。ただ、なかなかですね…家庭での使いすぎにブレーキかけたり…つまり家庭で管理するというのは…父兄の声なんですけど…難しい…これが現実なんです。部屋に閉じこもってやっちゃうから。だからなおさらに…やっぱり現場の中で…つまり学校ですね…そこで担当する現場の方が、情報処理ということに関してと、それから情報倫理に関して、非常に大事だというふうに思うんですね。それから、先ほどありましたけど…これは仮定の話ですけども…去年起こったことですから…学校が休校になったりした時に、例えばタブレットを用いてリモート学習などをした場合ですね、これは情報環境が整ってるところと整ってないところがありますよね。つまり…これ一つの情報差別なんですよ。そういう子はどうするかっていうと、例えば前に答弁あったとおり、公民館で…Wi-Fiがあるからそこでやりますとか、そうするとやっぱり一部の子がそうなっちゃう。これはどこもそうですけども…情報環境の整備には、やはりある程度の支援をしないとどうしても差別化になってしまうっていうふうに思うんですけども、ここはどうでしょうか。

答弁 教育長 松野尾道雄(教育長は2021年6月まで)

家庭への持ち帰りについてでございます。今お話いただいたとおり、通信環境に差があります。また、保護者に対して 1 回目のアンケート調査をした時に、そういった懸念も出ております。当面はタブレットの自宅への持ち帰りはしない方向です。どうやって使うのかということですけれども、まず学校で使うということ、それからどうしても…例えば長期的な臨時休業等が発生した場合には、前段、別の議員の質問にもありましたけども…いろんな方法を使って学びの保障をしていくということになっています。ですから、そのへんを留意しながら、どのようにタブレット持ち帰り、校外持ち出しを展開していくかということをまず考えていきたいと思います。それから、家庭における通信環境…これはまだどのように整備するかは未定です。これは家庭様々な状況がありまして、なかなかこれを町で全部整備するというのは非常に多大な経費がかかるというのは明確ですので、そのへんはまだはっきり申し上げられません。御心配があったように、自宅に持って帰ってしまってからということが当面はタブレットはありませんので、自分で持っているスマホなどでの利用に関しての心配は当面あります。それは保護者に対しての…先ほどお話した 7 か条の徹底…こういったものを家庭教育としてお願いしていくと。ここまで学校で見届けるというのはなかなか確認は難しいですので、家庭教育に委ねる部分が当然あるというふうに思っております。以上です。

質問 1番 斉藤好信

分かりました。先ほどは家庭に持ち帰るっていう…同僚議員に答弁されてましたけども、今の…いいです…答弁で。まさにですね、この情報処理…いろんな情報がどんどん流れてくる。確かに現代っていうのは情報社会なんですよ。しかしですね、正しい情報が全ての人に届くとは限らない。だから個々の情報処理、その中には倫理も含まれますけども、そういうことをやはり子供のうち、生徒のうちからですね、きちっとそういう教育も大事じゃないかと思うんですね。私もいろいろ勉強したんですけど…やはりですね、この情報処理というのは、頭が賢いとかですね…良いとかじゃなくて、やはりそれの中枢というのは心だっていうんですね。心を育てる、それによって正とか邪とか、善悪とか…どこが良い、どこが悪いっていう…そういう価値観を育むことが大事だなと思うんですね。そのへんを含めて…ちょっと私の意見も入りましたけども…私の質問を終わりますけども、教育長何かありましたら、最後に承って私の質問を終わりたいと思います。

答弁 教育長 松野尾道雄(教育長は2021年6月まで)

今お話いただいたのは、まさしく情報モラルの事ではないかなというふうに思います。ポイントとしては、肖像権を守るということ、それから個人情報のセキュリティをしっかりする、それから人権侵害、こういったことがないように…今難しい言葉で言いましたけれども、斉藤議員が仰ったように、やはり責任を持った活用ですね、これができるような教育というの段階的にしていくということが大切ですし、小中学校連携をした中で、教育を深化させていくということが大事だというふうに考えております。以上です。

出典:下川町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月16日 議事録 PDF(56ページ) 間違いを知らせる